JPH10311956A - ファインダー - Google Patents

ファインダー

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JPH10311956A
JPH10311956A JP9123907A JP12390797A JPH10311956A JP H10311956 A JPH10311956 A JP H10311956A JP 9123907 A JP9123907 A JP 9123907A JP 12390797 A JP12390797 A JP 12390797A JP H10311956 A JPH10311956 A JP H10311956A
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JP
Japan
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lens
finder
diffraction
aspherical
group
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Withdrawn
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JP9123907A
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English (en)
Inventor
Yasushi Ogata
小方康司
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラ等のファインダーにおいて、色収差の
改善をなし、大きさや部品点数を変えずに見え具合の一
層良いファインダー。 【解決手段】 フィルムあるいは撮像素子によって像を
記録する機能を有する装置に設けられた、像として記録
される領域を事前に確認することの可能な実像式ファイ
ンダーであって、このファインダーは回折面r3 、r8
を用いることによって色収差補正を行う。回折面のパワ
ーφDOE は|φDOE |<0.015の条件を満たす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回折現象に基づく
レンズ作用を持った回折面を有する光学系に関するもの
であり、特に、銀塩カメラやデジタルカメラあるいはビ
デオカメラ等のカメラに用いられるファインダーに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】カメラのファインダーは、逆ガリレオ式
ファインダーと実像式ファインダーに大別される。前者
は、被写体側より順に、負レンズと正レンズにて構成さ
れており、正立正像の虚像を形成できる。いわゆるガリ
レオ式望遠鏡を逆にした構成となっているため、この名
がある。このタイプのメリットとしては、部品点数が少
なくてすむため低コストであること、また、光学系の構
成長が短くてすむためカメラを薄型化できること等があ
る。しかし、このままでは撮影範囲がハッキリしないの
で、通常は視野枠や測距枠をファインダー視野内に表示
するために、ハーフミラーを光学系内に配置している。
このように構成されたファインダーは、アルバダ式と呼
ばれる。ところが、視野枠や測距枠を表示するためのハ
ーフミラーによってファインダー視野の見え具合が悪く
なっており、例えばハーフミラーの分光反射特性によっ
て視野が色付く問題や、ハーフミラーの反射光で視野が
フレアっぽくなってしまう問題を有している。
【0003】一方、実像式ファインダーは、正パワーの
対物系と正パワーの接眼系とからなり、対物系で形成さ
れた像を接眼系で拡大観察するようにできている。しか
し、全系で見ると、像の左右上下が反転しているため、
これを正しく正立正像に戻す必要があり、そのための第
1の方法は、プリズムやミラー等の組み合わせにて像反
転系を構成すること、そして、第2の方法は、対物系と
接眼系の間にリレー系を配置し、対物系の像を2次中間
像として再度結像して、これを接眼系にて拡大観察する
方法である。何れにしても部品点数が増えるため、コス
トがアップしてしまう。しかし、アルバダ式ファインダ
ーのようなハーフミラーを必要としないため、ファイン
ダー視野の見え具合が良好で、大変クリアーなファイン
ダーが得られる。また、全長が長いためカメラの薄型化
には不利だが、レンズの径を小さくできるため、カメラ
の幅と高さを小さくすることにメリットがある。このメ
リットは、ズームファインダーになるとより顕著にな
り、小型化の効果は大きい。なお、最近のレンズシャッ
ターカメラにおいては、多くの機種が実像式ファインダ
ーを採用するようになっている。
【0004】実像式ファインダーの先行例として、特開
平3−289611号のものがある。これは単焦点カメ
ラに用いるものであり、対物レンズ及び接眼レンズ共に
1枚のレンズにて構成されている。また、像反転系とし
てはポロプリズムが使用されている。この先行例では、
光学系は必要最小限の部品点数にて構成しているので、
低コストと小型化を実現しているが、単レンズでは色収
差の補正ができないため、特に倍率色収差により視野周
辺での色滲みや視野枠の色滲みが問題になる。このよう
な色滲みの問題を解決してファインダー視野の見え具合
を一段と向上させた例として、特開平6−342183
号のものがある。しかし、この先行例では、対物レンズ
を3枚構成とし、さらに接眼レンズもダブレットで構成
しており、大変なコストアップにならざるを得ない。
【0005】また、ズームファインダーで実像式の先行
例として、特開平4−53914号や特開平5−530
54号のものがある。前者の対物レンズは、被写体側よ
り順に、固定の負レンズ、可動の正レンズ、可動の正レ
ンズからなり、像反転系としては、1回反射のポロプリ
スムと3回反射のポロプリズムの組み合わせで構成され
ている。接眼レンズは1枚の正レンズにて構成されてお
り、全ての部品はプラスチックでできている。一方、後
者の対物レンズは、被写体側より順に、可動の負レン
ズ、可動の正レンズ、固定の負レンズからなり、像反転
系としては、2回反射のダハミラーと2回反射のペンタ
プリズムの組み合わせであり、接眼レンズは1枚の正レ
ンズにて構成されており、やはり全ての部品はプラスチ
ックでできている。
【0006】これらのズームファインダーにおける対物
レンズでは、正レンズと負レンズの材料はアクリル樹脂
やポリカーボネイト樹脂等のアッべ数の異なる材料を組
み合わせることが可能なので、ある程度の色収差補正が
できている。しかし、ワイド端からテレ端までのズーム
全域での補正は困難であるし、接眼レンズの色収差補正
は当然不可能である。一方、生産における材料管理にお
いては、複数の材料を使用することは管理が面倒であ
り、望ましいことではない。
【0007】また、一般に、プラスチックは温度変化や
湿度変化によって材料の屈折率あるいは形状寸法も変化
してしまう。このような変化の仕方は材料によって異な
ることが知られており、複数の材料を組み合わせるとい
うことは、温度や湿度が変わったときに飽和するまでの
経時変化を制御することが困難であるという問題を生じ
る。このような問題を防ぐために全ての部品を同一材料
で構成することが考えられるが、当然のように対物レン
ズの色収差までも全く補正できなくなるため、不可能で
あった。
【0008】後記する本発明では、回折面を適切に用い
ることによって、色滲みのない良好なファインダー視野
を得られ、温度や湿度変化に対しても安定したファイン
ダーを実現しようとするものである。
【0009】次に、回折面のレンズ作用について説明す
る。従来のレンズが媒質の界面における屈折現象に基づ
いているのに対し、光の回折現象に従って作用するもの
が回折面のレンズ作用である。一般的に、図1に示すよ
うな回折格子へ光が入射したとき、回折現象にて射出さ
れる光線は以下の関係式を満たす。
【0010】 sinθ−sinθ’=mλ/d ・・・(a) ただし、θは入射角、θ’は射出角、λは光の波長、d
は回折格子のピッチ、mは回折次数である。したがっ
て、(a)式に沿ってリング状の回折格子のピッチを設
定しておくと、入射光を一点に集めることができる。つ
まり、回折面にレンズ作用を持たせることが可能とな
る。このとき、j番目の格子のリング半径をrj 、回折
面の焦点距離をfとすると、一次近似において、以下の
式を満たす。
【0011】 rj 2 =2jλf ・・・(b) 一方、回折格子の構成法としては、明暗のリングにて構
成する振幅変調型、屈折率あるいは寸法を変えて光路長
を変化させる位相変調型等が知られている。振幅変調型
では複数の回折光が発生するため、回折効率(入射光の
光量と一次回折光の光量の比)は最大でも6%程度であ
る。位相変調型においても最大で34%である。しか
し、図2に示すように断面形状を鋸歯状で構成しておけ
ば、回折効率を理論上100%まで向上することができ
る。実際にはロスがあるが、それでも95%以上の回折
効率を得ることができる。このような回折格子をキノフ
ォームと称しており、鋸歯の深さhは次式で与えられ
る。
【0012】 h=mλ/(n−1) ・・・(c) ただし、nは基材の屈折率である。(c)式からも分か
るように、100%の回折効率は只一つの波長において
のみ実現される。図3は、設計波長を550nmとした
ときの波長と回折効率の関係を示している。波長が設計
値から離れるにつれて、回折効率は大きく低下して行
く。回折効率が低下した場合、残りの光は不要な次光の
光として存在するため、白色光で使用される光学系では
この不要次数光によるフレアの問題に注意する必要があ
る。
【0013】次に、回折面の設計法について説明する。
回折面の設計法としてはいくつかの方法が知られている
が、本発明ではウルトラ・ハイ・インデックス法を用い
ており、この方法では、回折面が厚み0で屈折率が非常
に大きな屈折面と等価であることが知られている。この
とき、任意の波長における屈折率n(λ)は以下の式に
て与えられる。
【0014】 n(λ)=1+{n(λ0 )−1}λ/λ0 ・・・(d) ただし、λは任意の波長、λ0 は基準波長、n(λ0
はそのときの屈折率である。
【0015】回折面をレンズとして用いるとき、重要な
特徴が2つある。第1の特徴は、既に述べたように、非
球面作用であり、回折格子のピッチを適切に設定してお
くと、光を一点に集めることができる。第2の特徴は、
分散が非常に大きいことであり、(d)式からいわゆる
アッべ数を求めると、−3.45という値になる。符号
が−だから通常のガラスとは逆の分散であり、しかも数
10倍の色収差が発生する。また、部分分散比が小さ
く、異常分散性が強いことも分かる。
【0016】このような回折面を自然光の下で使用する
光学系に適用した例として、"Hybriddiffractive-refra
ctive lenses and achromats"Appl.Opt.27.2960-2971が
知られている。この例では、近軸理論に基づき、ガラス
単レンズと回折面との組み合わせによる軸上色収差の補
正の計算結果が示されている。具体的には、凸平形状の
レンズにおいて、平面側を回折面で構成してアクロマー
ト化を実現し、このとき残存する2次スペクトルについ
ても結果が示されている。さらに、ダブレットとの組み
合わせによるアポクロマート化の結果も示されている。
【0017】また、USP5,543,966において
は、シングレットへ回折面を適用してアクロマート化し
た例が示されている。この例はいわゆるフィルムカメラ
への応用であり、被写体側へ凸な正メニスカスレンズと
絞りから構成される撮像光学系において、レンズの像側
面に回折面を配置して色収差補正を実現し、高性能化を
図ったものである。
【0018】また、"Difffractive optics at Eastman
Kodak Company"SPIE,Vol.2689,pp.228-254では様々な光
学系への適用例が示されている。特に、カメラ用撮影ズ
ームレンズや逆ガリレオ式ファインダーへの応用例が示
されているが、設計データがないため、その詳細は分か
らない。
【0019】また、本出願人は特開平6−324262
号において、一眼レフカメラに用いられる望遠レンズへ
適用した例を示している。この公報においては、従来あ
る望遠レンズの被写体側に平板状の回折素子を配置し、
色収差の改善を行っている。回折素子の基材を平板にし
て、その平面上に回折面を形成することは製造において
は有利となる。しかし、部品が増えることになってしま
い、好ましいことではない。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術のこ
のような問題点に鑑みてなされたものであり、その第1
の目的は、カメラ等のファインダーにおいて、色収差の
改善をなし、大きさや部品点数を変えずに見え具合の一
層良いファインダーを実現することである。
【0021】本発明の第2の目的は、カメラ等のファイ
ンダーにおいて、共通材料の多用もしくは同一材料に限
ることによって温度や湿度変化に伴うファインダーの特
性変化を改善することである。また、同時に生産管理を
容易にすることである。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のファインダーは、フィルムあるいは撮像素子によっ
て像を記録する機能を有する装置に設けられた、像とし
て記録される領域を事前に確認することの可能なファイ
ンダーにおいて、該ファインダーは回折面を用いること
によって色収差補正を行うことを特徴とするものであ
る。
【0023】この場合、そのファインダーは実像式ファ
インダーであることが望ましい。
【0024】以下、本発明によるファインダーの作用に
ついて説明する。本発明の第1の目的を実現するための
構成は、実像式のファインダーにおいて、少なくとも1
面の回折面を有することである。色収差を補正する手段
としては、アッべ数の異なる材料を組み合わせことが必
要だが、従来の方法では凸レンズと凹レンズを組み合わ
せるため、レンズ部品を増やすことになり、光学系の大
型化あるいはコストアップを招いてしまっていた。さら
に、ガラスを用いた場合は重量アップも招き、また、部
品が増えると同時に反射面も増えるため、レンズの表面
反射も問題となっていた。コストアップや重量アップの
ような問題を最小限に止めるために、一つの方法として
プラスチック材料を用い、例えばアクリル樹脂とポリカ
ーボネイト樹脂の組み合わせにて色収差を補正すること
も考えられる。しかし、両者の接合においては、物理特
性のかなり異なる材料の組み合わせであるため、接合後
の環境変化に伴う歪み等が問題になる。何れにしても従
来の方法では、組み合わせられる正レンズと負レンズの
パワーが強くなることはやむを得なかった。
【0025】一方、回折面を用いれば、これは既存のレ
ンズの表面に形成できるから、部品を増やす必要がな
い。また、回折面のアッべ数は−3.45と負の値を持
つから、組み合わせレンズのパワーは共に正パワーであ
り、パワーを強くする必要がない。このように回折面を
用いれば、部品点数を増やすことなく、さらに上述した
問題を気にすることなく、色収差の補正が可能となる。
【0026】回折面においては、各リングのピッチを制
御することで、その面のパワーを任意に決定できる。光
軸上のみでなく、任意の半径の位置でパワーを変えられ
るということは、非球面作用を持たせることと同じであ
る。一般に、ダブレットの色消し条件は以下のようにな
る。第1レンズの焦点距離をf1 、アッべ数をν1
し、第2レンズの焦点距離をf2 、アッべ数をν2 とす
れば、薄肉密着系の合成焦点距離fを求める式及び近軸
色収差を補正する式は以下のようになる。
【0027】 1/f=1/f1 +1/f2 ・・・(e) 1/(f1 ・ν1 )+1/(f2 ・ν2 )=0 ・・・(f) 両式より、各レンズの焦点距離は以下のようになる。
【0028】 f1 =(1−ν2 /ν1 )・f ・・・(g) f2 =(1−ν1 /ν2 )・f ・・・(h) 例えば、アクリル樹脂の基材に回折面を形成したとき、
各成分が持つパワーの割合は、アクリル樹脂の基材が9
4.4%、回折面は5.6%となり、回折面のパワーが
大変弱くなることが分かる。しかし、近軸軸上色収差に
ついてはこのような結果になるが、周辺性能まで考慮す
るとさらに複雑な状況であることが分かった。
【0029】例えば、特開平3−289611号の実施
例3において、対物レンズは単玉であり、その射出瞳側
が非球面である。この非球面は、最大有効径の位置にお
いて約700μm程度の非球面量を有しており、非球面
によるパワー変化は光軸上と最大有効径での比率を示す
と0.12もの変化を持っている。また、非球面成分の
みのパワーは、光軸上で0、最大有効径で−0.065
程度の非常に強いパワーである。ただし、ここでのパワ
ーとは、任意の径における非球面の近似曲率半径と近軸
曲率半径及び厚みを0として屈折率から決まる数値であ
り、下記式で求める。
【0030】 φ=(n−1)(1/rp −1/ra ) ・・・(i) ただし、φはパワー、rp は近軸曲率半径、ra は近似
曲率半径、nは屈折率である。
【0031】前記したパワー変化はd線収差を補正する
ために必要であるから、もしこの非球面を回折面に置き
換えて、回折面の非球面作用にしてd線収差を補正する
と、回折面のパワー変化は前記した非球面のパワー変化
とおおよそ一致することが分かった。そして、基材の屈
折面のパワーと回折面のパワーの総和が前記非球面を含
めた面のパワーと一致する。したがって、回折面は光軸
付近で正パワーを持ち、径が大きくなるにつれてパワー
を弱めながら最大有効径では負パワーとなるような変化
を持ってしまうことが分かった。すなわち、回折面は一
部の領域を除いて、比較的強いパワーを有することにな
り、そこで発生する色収差が非常に大きくなるため、バ
ランスの良い良好な収差補正が不可能となる。
【0032】このような理由により、ファインダーに用
いられる回折面のパワーは以下の条件式を満たすことが
望ましい。 |φDOE |<0.015 ・・・ ただし、φDOE は回折面のパワーであり、(i)式にて
計算される。また、計算波長はd線とする。
【0033】ファインダーレンズの場合は、g線におけ
る比視感度が低いので、d、C、F線の収差補正です
む。したがって、色収差の2次スペクトルの影響が小さ
いので、式の上限の0.015まで設計が可能であ
る。例として、特開平3−289611号の実施例1の
対物レンズでは、非球面量が60μm程であり、パワー
の最大値も−0.005程度の非球面である。あるい
は、接眼レンズに用いられる非球面もこの程度のパワー
であるので、この非球面を回折面に置き換えても、回折
面の非球面作用にて良好な収差補正が可能である。言い
方を換えると、前記したように、非球面量の大きな面は
回折面での置換ができないということである。
【0034】このように、非球面量が大きいと、その面
のパワー変化も大きくなってしまい、回折面への置換が
困難になる。この問題を解決する第1の方法は、基材の
表面を非球面となし、その上に回折面を形成することで
ある。このように構成すれば、基材の非球面にてd線の
収差補正が可能となり、回折面は色収差補正に十分なだ
けの弱いパワーを配分することができる。その結果、良
好な収差補正が可能となる。
【0035】また、第2の方法は、非球面と回折面を分
離することである。多くの光学系において、非球面を適
切に配置する位置は決まってくる。このとき、非球面で
ない面を回折面とすれば、d線収差と色収差を別々に補
正でき、その結果、良好な収差補正か可能となる。特
に、一部品の片面を非球面とし、他方の面を回折面とす
ると、一つの部品に新しい技術を集約できるし、さら
に、1枚のレンズでより多くの収差を補正する効果も得
られる。また、回折面を用いるのに適した場所近くに適
用することができる。このような構成にすると、非球面
のパワー変化は大きいが回折面は弱いパワーで実現でき
る。
【0036】このとき、回折面は接眼系に用いるのがよ
い。このとき、接眼系とは、中間像面より観察者側の光
学系を示す。単焦点ファインダーやズームファインダー
を問わず、一般的に接眼レンズは単玉で構成されている
ことが多く、接眼系の色収差は全く補正されていない。
したがって、接眼系に回折面を用いると、色収差補正の
効果が大きい。一方、対物系がズーム系の場合は、複数
のレンズを必要とするため、それらの材料の選択にてあ
る程度の色収差補正が可能となる。また、対物系が単焦
点の場合であるが、この場合は対物レンズが単玉で構成
されるケースが多いため、対物系の色収差は全く補正さ
れていない。しかし、単焦点のときもズーム系のときも
同様であるが、カメラのファインダーの倍率は0.4〜
0.5倍から始まって、ズーム系のテレ端でやっと1倍
を越える程度である。すなわち、ファインダー全系の色
収差を考えたとき、対物系の寄与は小さく、接眼系の寄
与が大きいといえる。したがって、回折面は接眼系に用
いて色収差を補正することが望ましく、効果も得られや
すい。
【0037】また、接眼系に用いる回折面は、以下の条
件式を満たすことが望ましい。 1≦dL /ExP<1.5 ・・・ ただし、dL は接眼系の回折面から射出瞳までの空気換
算長、ExPは最終面から射出瞳までの距離である。
【0038】式は回折面を適切に配置するための条件
式であり、その上限の1.5を越えると、回折面が中間
像付近に接近しすぎるため、色収差補正の効果が低下し
てしまう。一方、式の下限の1を越えることはない。
【0039】また、接眼系に用いる回折面は、以下の条
件式を満たすことが望ましい。 −0.001<φDOE <0.005 ・・・ ただし、φDOE は回折面のパワーであり、(i)式にて
計算される。また、計算波長はd線とする。
【0040】式は接眼系に用いられる回折面のパワー
を適切に設定する条件式である。この回折面は接眼系の
軸上色収差を補正するため、軸上では弱い正パワーを有
している。そして、径が増えるにつれて回折面のパワー
も変化して行く。このとき、式の上限の0.005を
越えて回折面のパワーが強くなると、回折面で発生する
色収差を補正できなくなる。一方、式の下限の−0.
001を越えて負パワーになると、回折面のパワー変化
が大きくなってしまい、やはり回折面で発生する色収差
を補正できなくなる。
【0041】ファインダーの場合は、その倍率の関係か
ら接眼系で発生する色収差の寄与が大きいが、対物系の
色収差もある程度は寄与している訳であるから、ファイ
ンダーの見え具合を一層良くするには対物系にも回折面
を用いることが望ましい。この場合、対物系とは中間像
面より被写体側を指す。すなわち、2面以上の回折面を
用い、対物系と接眼系のそれぞれに回折面を配置すれ
ば、ファインダー視野と視野枠共に良好な色収差補正が
可能であり、見え具合の良いファインダーが実現でき
る。このとき、対物系に用いる回折面は、以下の条件式
を満たすことが望ましい。
【0042】 −1<d0 /EnP<4 ・・・ ただし、d0 は第1面から回折面までの空気換算長、E
nPは第1面から入射瞳までの距離(ズーム系の場合
は、広角端とする。)である。距離は光の進む方向を正
として測る。
【0043】式は回折面を適切に配置するための条件
式であり、その上限の4を越えると、回折面が中間像付
近に接近しすぎるため、色収差補正の効果が低下してし
まう。一方、式の下限の−1を越えると、入射瞳がレ
ンズよりも被写体側にある場合であり、これは対物系が
単焦点の場合に対応している。このときも、式の下限
を越えると、回折面が中間像付近に接近しすぎるため、
色収差補正の効果が低下してしまい好ましくない。
【0044】また、回折面は像反転系を構成するプリズ
ムの入射面あるいは射出面に構成することがよい。これ
らの面を平面で構成しておけば、回折面を形成するに当
たって製造が容易になる。特に対物系の場合はプリズム
の入射面とすることが望ましく、また、接眼系の場合は
プリズムの射出面が望ましい。逆の使い方をすると、何
れの場合も回折面が一次結像面に近接することになり、
色収差補正の効果が得られない。
【0045】本発明の第2の目的を実現するための構成
は、実像式のファインダーにおいて全ての部品が同一の
材料で構成されており、回折面にて色収差補正がされて
いることである。また、その材料はプラスチックが望ま
しい。一般に、異なった材料の組み合わせにてファイン
ダーを構成する例は多いが、例えばアクリル樹脂とポリ
カーボネイト樹脂を比べた場合、温度に対する線膨張係
数は各々8.0×10-5、7.0×10-5程度の差があ
り、一方、湿度に対する吸水率は各々0.30、0.2
0とかなり異なっている。また、屈折率の変化量を示す
と、例えば温度が0℃〜50℃の変化に伴う屈折率の変
化量は、アクリル樹脂が−7×10-3、ポリカーボネイ
ト樹脂が−6×10-3である。一方、湿度が絶乾状態か
ら60%飽和の変化に伴う屈折率の変化量は、アクリル
樹脂が1.6×10-3、ポリカーボネイト樹脂が0.4
×10-3と全く異なっている。このように、プラスチッ
クといえども材料によって特性は全く異なっているた
め、アクリル樹脂製レンズとポリカーボネイト樹脂製レ
ンズの変化の様子は別物であり、これらで構成される光
学系全体の振る舞いも複雑になってしまう。特に像面位
置の変動や収差の劣化が問題とされる。
【0046】このような問題を回避するために、全ての
部品を同一の材料で構成することがよい。ただし、この
ままでは色収差補正ができないから、少なくとも1面の
回折面を配置する。このとき、低コストを実現するため
に、全ての材料はプラスチックであることが望ましい。
特に、アクリル系のプラスチック材料で構成すれば、成
形時に生じる複屈折等の心配がないので好ましい。ま
た、湿度変化の影響をほとんどなくすために、アモルフ
ァスポリオレフィン系のプラスチック材料のような低吸
湿材料を用いることが好ましい。
【0047】また、本発明の第2の目的及び高性能化を
実現するために、実像式ファインダーは回折面を有し、
以下の条件式を満たすことが望ましい。
【0048】 νd >50 ・・・ ただし、νd はファインダー光学系を構成する全ての部
品のd線におけるアッべ数である。
【0049】屈折面と回折面の組み合わせにて色収差を
補正する訳だが、このとき屈折面のアッべ数によって回
折面のパワーが決まることは既に述べた。(g)式及び
(h)式を用いて、例えばポリカーボネイト樹脂と回折
面を組み合わせた場合の各レンズのパワーを計算する
と、ポリカーボネイト樹脂の基材が89.8%、回折面
は10.2%となり、回折面のパワーがかなり強くなっ
てしまう。その結果、回折面で発生する色収差の2次ス
ペクトルが大きくなってしまい、特にズーム対物系にお
いて最も被写体側のレンズに回折面を用いた場合は、こ
の2次スペクトルを補正できず、実用的な色収差補正は
できない。したがって、式の条件を満たす方が回折面
の色収差補正の効果を有効に生かすことができ、好まし
い。特に、パワーを有するレンズ部品において、式を
満たすことが望ましい。とりわけ、対物系がズームレン
ズである場合は、対物系を構成するレンズは式を満た
すことが望ましい。反対に、正立正像系を構成するプリ
ズムであって、両端面が平面であるような場合にはパワ
ーを持たないから、式を満たさなくともよい。
【0050】また、式を満たしておれば、部品はガラ
スで構成してもかまわないが、低コスト化のためにこれ
らの部品はプラスチックが望ましい。さらに具体的に
は、アクリル系のプラスチック材料あるいはアモルファ
スポリオレフィン系のプラスチック材料等を組み合わせ
るか、あるいは1種類の材料のみで構成することが望ま
しい。
【0051】
【発明の実施の形態】以下、本発明の回折面用いたファ
インダーの実施例1〜16について説明する。本発明に
よる光学系の回折面は、ウルトラ・ハイ・インデックス
法を用いて設計しており、具体的には、回折面は厚みが
0で波長がd線のときの屈折率が1001の屈折型レン
ズとして表現されている。d線以外の波長における屈折
率は(d)式にて計算されいる。したがって、後記する
数値データにおいても、以下に示すような通常の非球面
式にて記載する。すなわち、光軸方向をZ軸、光軸と垂
直な方向をY軸とすると、非球面は以下の式にて表せら
れる。
【0052】 Z=CY2 /[1+√{1−(1+K)C2 2 }] +A4 4 +A6 6 +A8 8 +A1010+・・・(j) ただし、Cは面頂における曲率(=1/r、rは曲率半
径)、Kは円錐係数、A4 、A6 、A8 、A10はそれぞ
れ4次、6次、8次、10次の非球面係数である。
【0053】また、回折面と厚みが0で接する面は基材
の表面である。そして、実際の製造においては、回折面
の非球面形状と基材表面の形状との差及び屈折率から位
相変化を求め、この位相変化を回折格子のピッチに換算
して基材表面上に回折面を形成する。したがって、以下
の各実施例において、最終的にレンズとして作用をする
のは基材の面である。また、回折面と示したウルトラ・
ハイ・インデックス屈折型レンズによる非球面は実際は
存在しない。しかし、各実施例に対応するレンズ断面図
中には、数値データ中に回折面として記載された面番も
基材の面に表記してある。
【0054】回折面の具体的な形状としては、例えば図
25に断面を示すようなものがある。図の(a)は、透
明部21と不透明部22が交互に配列され、不透明部2
2の厚みはほぼ0であるが、振幅変調型と呼ばれる回折
面である。図の(b)は、屈折率の異なる高屈折率部2
3と低屈折率部24を交互に配列して、屈折率差による
位相差にて回折作用を持たせたものである。図の(c)
は、矩形状の凹凸を交互に配列して厚みの差による位相
差にて回折作用を持たせたものである。これは2レベル
のバイナリー素子でもある。図の(d)は、表面を鋸歯
形状にしたものであり、キノフォームと呼ばれ、連続的
な厚みの差による位相差にて回折作用を持たせたもので
ある(図2)。図の(e)と(f)は、キノフォームを
4レベル及び8レベルで近似したバイナリー素子である
(図3)。このように回折面の形状にはいくつかの形式
があるが、本発明では、回折効率を高くして光量を有効
に利用したいため、図25(d)のキノフォームや図2
5(e)や図25(f)等の4レベル以上のバイナリー
素子を用いることが望ましい。
【0055】図4〜図19にそれぞれ実施例1〜16の
光軸を含む断面図を示す。以下、これらの実施例を説明
する。実施例1から実施例4までは、単焦点カメラに対
応した実像式のファインダーである。対物レンズ、接眼
レンズ共に1枚のプラスチックレンズにて構成されてい
る。像の正立正像系としては、1回反射のポロプリズム
(第1プリズムP1)と3回反射のポロプリズム(第2
プリズムP2)にて構成しており、第1プリズムP1の
射出面近傍に対物系の中間像を形成している。プリズム
も全てプラスチックを用いており、射出成形にて製造さ
れる。何れの実施例も、倍率0.45×で画角57°程
度の仕様である。これらの実施例の場合、対物レンズは
単レンズであるから、バックフォーカスを長くできな
い。したがって、第1プリズムP1は1回反射が限界で
ある。
【0056】図4に実施例1の断面図を示す。実施例1
は、全ての部品をアクリル系のプラスチック材料にて設
計している。対物レンズは両凸レンズでその射出面は非
球面であり、その上に回折面を形成している。このよう
にして、回折面に強いパワーが付くことを防いでいる。
接眼レンズは両凸レンズでその入射面は球面であり、そ
の上に回折面を形成している。
【0057】図5に実施例2の断面図を示す。実施例2
は、全ての部品をアモルファスポリオレフィン系のプラ
スチック材料にて設計している。この材料は非常に低吸
湿であるため、使用環境の湿度変化の影響をほとんど受
けなくてすみ、安定した性能を実現できる。対物レンズ
は両凸レンズでその入射面は球面であり、その上に回折
面を形成してあり、射出面は非球面である。接眼レンズ
は両凸レンズでその入射面は非球面であり、射出面は球
面であり、その上に回折面を形成している。対物レンズ
と接眼レンズ共に、回折面と非球面を相対する面に分け
ることによって回折面に強いパワーが付くことを防いで
いる。
【0058】図6に実施例3の断面図を示す。実施例3
は、レンズをアクリル系のプラスチック材料にて設計
し、プリズムP1、P2をアモルファスポリオレフィン
系のプラスチック材料にて設計している。一般的に湿度
の影響は、部品の体積が大きい程問題になりやすい。あ
るいは、部品の形状が非対称な程問題を起こしやすい。
レンズとプリズムを比べた場合、圧倒的にプリズムの方
が大きいから、湿度による影響が問題となりやすいので
ある。そこで、プリズムP1、P2に低吸湿な材料を用
いた。また、レンズをアクリル系のプラスチック材料に
している理由は、この方が低コストであることによる。
回折面と非球面の配置は、実施例2と同じである。ただ
し、回折面の形状が非球面項を持たないため、回折面の
パワーは軸上から最大径まで一定である。
【0059】図7に実施例4の断面図を示す。実施例4
は、全ての部品をアクリル系のプラスチック材料にて設
計している。回折面は第1プリズムP1の入射面及び第
2プリズムP2の射出面に形成している。対物レンズは
両凸レンズでその射出面は非球面である。接眼レンズは
両凸レンズでその入射面は非球面である。d線収差の補
正は、対物レンズと接眼レンズの非球面にて実現してい
る。このようにして、回折面に強いパワーが付くことを
防いでいる。本実施例の場合、回折面を形成したプリズ
ムP1、P2の面は平面であるので、回折面の設計や物
の評価が容易になる。
【0060】本発明の回折面は全てプラスチック部品に
設けてあるが、これらの部品は従来の射出成形法にて容
易に製造できる。また、実施例にはないが、部品をガラ
スにて設計することは容易である。ガラスであれば、屈
折率を高くして収差の発生を抑えることも可能だし、湿
度・温度の影響をほぼ無視することが可能なのでメリッ
トはある。しかし、回折面をガラス表面に形成すること
は未だ十分な技術確立がなされておらず、コストアップ
が著しい。したがって、本発明のようにプラスチック材
料を利用して回折面との組み合わせを工夫することが好
ましいといえる。
【0061】実施例5から実施例8までは、対物系が負
・正・負の3群G1〜G3にて構成されたズームファイ
ンダーである。ワイド端からテレ端への変倍において、
第2群G2が被写体側へ移動することで変倍作用をな
し、第1群G1が往復移動をすることで像面を一定に保
っている。すなわち、ワイド端とテレ端の間で第2群G
2の倍率が−1となるとき、光学系の全長を短くでき
る。また、正立正像系として、2回反射のダハミラーあ
るいはダハプリズムP1と2回反射のペンタプリズムP
2を組み合わせて構成している。プリズムは厚いので、
湿度の影響を受けやすい。そのため、低吸湿なアモルフ
ァスポリオレフィン系のプラスチック材料にて設計され
ている。また、第3群G3は変倍において固定されてい
る。ペンタプリズムP2の入射面近傍に対物系の中間像
が配置されている。何れの実施例も、変倍比が2.5程
度であり、画角が52〜20°程度の仕様を有してい
る。
【0062】図8に実施例5の断面図を示す。図中、
(a)はワイド端、(b)は標準状態、(c)望遠端で
の各群G1〜G3の位置を示す(以下、同じ。)。実施
例5の対物系は、ポリカーボネイト系のプラスチック材
料とアモルファスポリオレフィン系のプラスチック材料
を組み合わせているので、色収差がかなり補正されてい
る。この方法は従来から行われている構成である。した
がって、本実施例では、対物系に回折面を用いていな
い。対物系の第1群G1は両凹単レンズ、第2群G2は
両凸単レンズ、第3群G3は被写体側に凹面を向けた負
単メニスカスレンズからなり、第2レンズG2と第3レ
ンズG3は両面共に非球面であり、d線収差を良好に補
正している。しかし、接眼系は入射面が非球面の両凸単
レンズであるから、色収差補正のために、ペンタプリズ
ムP2の射出面に回折面を形成している。また、対物系
に含まれる正立正像系はダハミラーである。
【0063】図9に実施例6の断面図を示す。実施例6
は、実施例5のダハミラーをダハプリズムP1にて構成
した例である。対物系の材料や非球面位置も同じであ
る。しかし、実施例5では中間焦点距離からテレ側にか
けて倍率色収差の発生が大きいので、これを補正するた
めにダハプリズムP1の入射面を回折面とした。両凸単
レンズの接眼レンズは入射面を非球面とし、射出面を回
折面として、色収差補正を行っている。接眼レンズの回
折面は、実施例3と同様に非球面項を持たないので、パ
ワーは一定である。
【0064】図10に実施例7の断面図を示す。実施例
7は、実施例6において、固定の第3群G3とダハプリ
ズムP1を一体化して厚い凹平負単レンズとした例であ
る。すなわち、第3群G3が負パワーを有するプリズム
として設計されている。非球面は第2群G2の両面と第
3群G3とダハプリズムP1を一体化したダハプリズム
の入射面であり、第1群G1の射出面を回折面とした。
接眼系は球面からなる両凸単レンズの接眼レンズで、そ
の射出面を回折面とした。
【0065】図11に実施例8の断面図を示す。実施例
8は、実施例5の構成と似ており、3群構成のズーム対
物レンズと、ダハミラー及びペンタプリズムP2からな
る正立正像系、そして、単レンズからなる接眼レンズで
構成されていおり、対物レンズの第1群G1は両凹単レ
ンズ、第2群G2は両凸単レンズ、第3群G3は被写体
側に凹面を向けた負単メニスカスレンズからなり、第2
レンズG2と第3レンズG3は両面共に非球面であり、
接眼レンズは入射面が非球面の両凸レンズからなる。非
球面も実施例5と同じ面である。ただし、全ての部品を
低吸湿なアモルファスポリオレフィン系のプラスチック
材料にて設計した。このような構成によって、第1には
温度・湿度に対し安定したファインダーを得ること、第
2に回折面を用いて色収差を補正することになる。使用
する材料のアッべ数によって回折面のパワーが決まるこ
とになるが、この説明は(g)式と(h)式のところで
述べた。もし、対物系をアッべ数の小さい材料、例えば
ポリカーボネイトで設計すると、回折面のパワーは全系
の10%程度になってしまい、残存色収差が大きくなる
ため好ましくない。したがって、材料は式の条件式を
満たすことが望ましい。このとき、良好な色収差補正が
実現できる。また、必要に応じて、アクリル系のプラス
チック材料とアモルファスポリオレフィン系のプラスチ
ック材料を組み合わせてもよい。また、回折面の位置
は、第2群G2もしくは第3群G3が好ましく、もしも
第1群G1に用いると、ワイド側とテレ側にて軸外主光
線の光線高が大きく異なってしまい、倍率色収差の補正
が困難になる。さらに、変倍中固定の第3群G3では、
ワイド側とテレ側で発生する色収差がほぼ同じなので、
第2群G2に比べると色収差補正が不利になる。したが
って、変倍と共に移動する第2群G2に回折面を用いる
ことが望ましい。本実施例では、第2群G2の入射面を
非球面とし、その上に回折面を形成している。また、接
眼系では、ペンタプリズムP2の射出面を回折面として
いる。
【0066】実施例9から実施例12までは、対物系が
負・正・正の3群にて構成されたズームファインダーで
ある。ワイド端からテレ端への変倍において、第2群G
2と第3群G3が被写体側へ移動することによって変倍
作用と像面位置の補正作用を担っている。また、正立正
像系としては、2回反射のダハプリズムP1と2回反射
のペンタプリズムP2を組み合わせて構成している。プ
リズムは厚いので、湿度の影響を受けやすい。そのた
め、低吸湿なアモルファスポリオレフィン系のプラスチ
ック材料にて設計されている。また、第1群G1は変倍
において固定されているが、実施例12のようにこれを
移動させてもよい。対物系の中間像はペンタプリズムP
2の入射面近傍に配置している。何れの実施例も、変倍
比が3程度であり、画角が68〜24°程度の仕様を有
している。
【0067】図12に実施例9の断面図を示す。実施例
9の対物系は、ポリカーボネイト系のプラスチック材料
とアクリル系のプラスチック材料を組み合わせているの
で、色収差がかなり補正されている。この方法は従来か
ら行われている構成であり、負レンズのアッべ数を小さ
く、正レンズのアッべ数を大きくすればよい。対物系の
第1群G1は両凹単レンズ、第2群G2は被写体側に凸
面を向けた正単メニスカスレンズ、第3群G3は両凸単
レンズからなり、接眼レンズは両凸単レンズである。d
線収差を補正するために、第1群G1の入射面、第2群
G2の入射面、そして第3群G3の両面を非球面として
いる。回折面はダハプリズムP1の入射面とペンタプリ
ズムP2の射出面に形成している。
【0068】図13に実施例10の断面図を示す。実施
例10は、全ての材料をアッべ数が50以上のもので設
計している。湿度変化の影響を受けやすいプリズムは、
低吸湿なアモルファスポリオレフィン系のプラスチック
材料で構成し、レンズはアクリル系のプラスチック材料
にて構成した。このようにすると、アモルファスポリオ
レフィン系のプラスチック材料のみの場合よりはコスト
ダウンを図れる。本実施例において、対物系の第1群G
1は両凹単レンズ、第2群G2は被写体側に凸面を向け
た正単メニスカスレンズ、第3群G3は両凸単レンズか
らなり、接眼レンズは両凸単レンズである。第1群G1
の入射面、第2群G2の入射面、そして第3群G3の両
面を非球面としている。第2群G2の射出面に回折面を
形成している。本実施例のズームタイプにおいても、対
物系の回折面は第2群G2や第3群G3あるいはダハプ
リズムP1入射面に用いるのがよく、特に変倍において
移動する第2群G2もしくは第3群G3を回折面とする
ことが望ましい。第2群G2は入射面が非球面、射出面
が回折面であり、回折面に強いパワーが付くことを防い
でいる。また、接眼系は接眼レンズの入射面を回折面と
している。
【0069】図14に実施例11の断面図を示す。実施
例11は、対物系のレンズを全てポリカーボネイト系の
プラスチック材料にて構成した。実施例8の説明で述べ
た通り、回折面で色収差補正したときの2次スペクトル
を大きく発生させないため、部品はアッべ数が50以上
のものがよい。しかし、回折面を第3群G3付近に用い
れば、ポリカーボネイト系のプラスチック材料でも実用
限界レベルの設計が可能である。本実施例も、プリズム
P1、P2は低吸湿材料で構成している。本実施例にお
いて、対物系の第1群G1は両凹単レンズ、第2群G2
は被写体側に凸面を向けた正単メニスカスレンズ、第3
群G3は両凸単レンズからなり、接眼レンズは両凸単レ
ンズである。第1群G1の入射面、第2群G2の入射
面、そして第3群G3の両面を非球面としている。第3
群G3の射出面に回折面を形成している。また、接眼レ
ンズの射出面を回折面としている。
【0070】図15に実施例12の断面図を示す。実施
例12は、実施例10において、第1群G1を可動した
設計である。ズーム系の機構上は、可動群が少ない程好
ましいが、収差補正の自由度として第1群G1を移動さ
せることは好ましい。本実施例において、対物系の第1
群G1は両凹単レンズ、第2群G2は被写体側に凸面を
向けた正単メニスカスレンズ、第3群G3は両凸単レン
ズからなり、接眼レンズは両凸単レンズである。第1群
G1の入射面、第2群G2の入射面、そして第3群G3
の両面を非球面としている。また、接眼レンズの入射面
は非球面である。本実施例の回折面は、ダハプリズムP
1の入射面と接眼レンズの入射面に形成している。接眼
レンズの回折面は非球面の基材の上に形成することで、
回折面のパワーを弱くなしている。
【0071】図16に実施例13の断面図を示す。実施
例13は、対物系が負・正の2群G1、G2にて構成さ
れ、正立正像系は2回反射のダハプリズムP1と2回反
射のペンタプリズムP2にて構成されている。ワイド端
からテレ端への変倍において、第2群G2が被写体側へ
移動することによって変倍し、第1群G1は像面を補正
するために被写体側へ凹な移動軌跡を描く。本実施例で
は、対物系の前と接眼系の後に平行平面板からなる保護
用の透明部材が配置されており、それらのレンズ系側の
面に回折面を形成している。これらの部材はカメラにお
いて外装の一部となるものである。そのため、これらの
部材の表面にユーザーが直接触れる可能性があるから、
回折面はカメラ内部の面に形成することが望ましい。本
実施例において、対物系の第1群G1は両凹単レンズ、
第2群G2は両凸単レンズからなり、接眼レンズは両凸
単レンズである。第1群G1と第2群G2の両面を非球
面としている。また、接眼レンズの入射面は非球面であ
る。
【0072】図17に実施例14の断面図を示す。実施
例14は、対物系が負・正・正の3群G1〜G3にて構
成され、ワイド端からテレ端への変倍において、第2群
G2と第3群G3が被写体側へ移動することによって、
変倍作用と像面位置の補正作用を担っている。このと
き、第1群G1は移動しない。また、正立正像系として
は、2回反射のポロプリズムP1と2回反射のポロプリ
ズムP2を組み合わせて構成している。ダハプリズムと
比べるとプリズムを折り曲げるための光路長が長いの
で、後記する数値データにおいてもプリズムのdが大き
い。この実施例において、対物系の第1群G1は両凹単
レンズ、第2群G2は被写体側に凸面を向けた正単メニ
スカスレンズ、第3群G3は両凸単レンズからなり、接
眼レンズは両凸単レンズである。第1群G1の射出面、
第2群G2と第3群G3の入射面を非球面としている。
また、接眼レンズの入射面は非球面である。回折面は第
1プリズムP1の入射面と第2プリズムP2の射出面に
形成されている。
【0073】図18に実施例15の断面図を示す。実施
例15は、対物系が負・正・負の3群G1〜G3にて構
成され、ワイド端からテレ端への変倍において、全ての
群が移動する。第2群G2は単調に被写体側へ移動する
が、第1群G1と第3群G3は往復運動をする。また、
正立正像系は3回反射のポロプリズムP1と1回反射の
ポロプリズムP2にて構成している。特に、対物系のプ
リズムP1を3回反射とすると、その光路長が大きくな
るが、第1群G1の負パワーを強くすることによって実
現している。しかし、強いパワーを持たせるために、第
1群G1はレンズ2枚にて構成した。このようにプリズ
ムを構成した理由は、対物系の入射位置と接眼系の射出
位置を離してカメラ内部でのレイアウトの自由度を確保
することにある。この実施例において、対物系の第1群
G1は被写体側に凸面と向けた負メニスカスレンズと被
写体側に凹面と向けた負メニスカスレンズからなり、第
2群G2は両凸単レンズ、第3群G3は両凹単レンズか
らなり、接眼レンズは両凸単レンズである。第1群G1
の両レンズの射出面、第2群G2の両面、第3群G3の
入射面は非球面である。また、接眼レンズの射出面は非
球面である。回折面は、第2群G2の入射面と接眼レン
ズの入射面に形成されており、また、対物系を全てのレ
ンズをアクリル系のプラスチック材料にて構成し、回折
面にて色収差を補正している。
【0074】図19に実施例16の断面図を示す。実施
例16は、一眼レフカメラに用いられるファインダー光
学系に回折面を適用した例である。後記の数値データ及
び断面図において、撮影レンズは省略してある。したが
って、r1 が中間像面であり、いわゆる焦点板に対応す
る。撮影レンズによって焦点板上に結像された像を以降
のプリズムP1やレンズにて観察する訳である。本実施
例のプリズムP1はペンタダハプリズムであり、ガラス
にて構成される。接眼レンズは凸平形状であり、その平
面側に回折面が形成されている。本実施例は、135F
フォーマットにて設計しているが、視野率95%であ
り、撮影レンズとして50mmを用いたときに、倍率は
0.85×である。
【0075】以上の各実施例において、対物系の前後に
固定あるいは可動のレンズ群を追加することは本発明の
範疇にに含まれる。以下に、上記実施例1〜16の数値
データを示す。各データ中、βは倍率、2ωは画角、f
o は対物系の焦点距離、fe は接眼系の焦点距離、
1 、r2 …は各レンズ面の曲率半径、d1 、d2 …は
各レンズ面間の間隔、nd1、nd2…は各レンズのd線の
屈折率、νd1、νd2…はd線のアッベ数であり、また、
非球面形状は前記(j)式にて表される。また、EPは
アイポイントを表す。
【0076】 実施例1 β =0.45 2ω=57.1° fo =8.772 fe =19.518 r1 = 11.41270 d1 = 5.000 nd1 =1.49241 νd1 =57.66 r2 = -5.94946 (非球面)d2 = 0 nd2 =1001 νd2 =-3.45 r3 = -5.94946 (回折面)d3 = 0.979 r4 = ∞ d4 = 9.800 nd3 =1.49241 νd3 =57.66 r5 = ∞ d5 = 1.000 r6 = 25.00000 d6 =26.000 nd4 =1.49241 νd4 =57.66 r7 = ∞ d7 = 0.599 r8 = 18.83195 (回折面)d8 = 0 nd5 =1001 νd5 =-3.45 r9 = 18.83336 d9 = 2.500 nd6 =1.49241 νd6 =57.66 r10= -23.56570 d10=15.000 r11= (EP) 非球面係数 第2面 K =-0.8286 A4 = 9.1664 ×10-4 A6 =-2.3616 ×10-5 A8 = 1.3223 ×10-6 A10=-2.3421 ×10-8 第3面 K =-0.8305 A4 = 9.1521 ×10-4 A6 =-2.3600 ×10-5 A8 = 1.3213 ×10-6 A10=-2.3405 ×10-8 第8面 K = 0 A4 =-7.2161 ×10-8 A6 = 3.5295 ×10-9 A8 =-1.3079 ×10-10 A10= 1.6493 ×10-12
【0077】 実施例2 β =0.45 2ω=56.1° fo =8.809 fe =19.520 r1 = 12.94466 (回折面)d1 = 0 nd1 =1001 νd1 =-3.45 r2 = 12.94600 d2 = 5.000 nd2 =1.52542 νd2 =55.78 r3 = -6.80230 (非球面)d3 = 1.009 r4 = ∞ d4 = 9.800 nd3 =1.52542 νd3 =55.78 r5 = ∞ d5 = 1.000 r6 = 25.00000 d6 =26.000 nd4 =1.52542 νd4 =55.78 r7 = ∞ d7 = 0.994 r8 = 18.01920 (非球面)d8 = 2.500 nd5 =1.52542 νd5 =55.78 r9 = -24.48025 d9 = 0 nd6 =1001 νd6 =-3.45 r10= -24.48008 (回折面)d10=15.000 r11= (EP) 非球面係数 第1面 K = 0 A4 =-3.2716 ×10-7 A6 = 2.5981 ×10-8 A8 =-4.4417 ×10-10 A10=-1.4735 ×10-11 第3面 K =-0.4578 A4 = 6.4252 ×10-4 A6 =-4.3136 ×10-5 A8 = 3.8793 ×10-6 A10=-9.1395 ×10-8 第8面 K = 0 A4 =-3.8816 ×10-4 A6 = 1.6784 ×10-5 A8 =-3.9110 ×10-7 A10= 3.1700 ×10-9 第10面 K = 0 A4 =-1.5179 ×10-7 A6 = 7.8273 ×10-9 A8 =-1.7952 ×10-10 A10= 1.3643 ×10-12
【0078】 実施例3 β =0.45 2ω=56.1° fo =8.809 fe =19.520 r1 = 10.00988 (回折面)d1 = 0 nd1 =1001 νd1 =-3.45 r2 = 10.01047 d2 = 5.000 nd2 =1.49241 νd2 =57.66 r3 = -6.87100 (非球面)d3 = 0.862 r4 = ∞ d4 = 9.800 nd3 =1.52542 νd3 =55.78 r5 = ∞ d5 = 1.000 r6 = 25.0000 d6 =26.000 nd4 =1.52542 νd4 =55.78 r7 = ∞ d7 = 0.951 r8 = 16.93220 (非球面)d8 = 2.500 nd5 =1.49241 νd5 =57.66 r9 = -26.81610 d9 = 0 nd6 =1001 νd6 =-3.45 r10= -26.81369 (回折面)d10=15.000 r11= (EP) 非球面係数 第3面 K =-0.2223 A4 = 1.2902 ×10-3 A6 =-3.6583 ×10-5 A8 = 2.0350 ×10-6 A10=-3.5020 ×10-8 第8面 K = 0 A4 =-1.0858 ×10-4 A6 = 3.4220 ×10-6 A8 =-1.2734 ×10-7 A10= 1.6493 ×10-9
【0079】 実施例4 β =0.45 2ω=56.6° fo =8.810 fe =19.520 r1 = 10.19380 d1 = 5.000 nd1 =1.49241 νd1 =57.66 r2 = -6.79440 (非球面)d2 = 0.878 r3 = 1.6648×105 (回折面)d3 = 0 nd2 =1001 νd2 =-3.45 r4 = ∞ d4 = 9.800 nd3 =1.49241 νd3 =57.66 r5 = ∞ d5 = 1.000 r6 = 25.00000 d6 =26.000 nd4 =1.49241 νd4 =57.66 r7 = ∞ d7 = 0 nd5 =1001 νd5 =-3.45 r8 =-3.9900×105 (回折面)d8 = 0.700 r9 = 16.58160 (非球面)d9 = 2.500 nd6 =1.49241 νd6 =57.66 r10= -26.1218 d10=15.000 r11= (EP) 非球面係数 第2面 K =-0.5406 A4 = 1.2468 ×10-3 A6 =-4.4146 ×10-5 A8 = 1.8827 ×10-6 A10=-2.7937 ×10-8 第3面 K = 0 A4 = 1.2881 ×10-7 A6 =-3.7741 ×10-9 A8 =-1.0499 ×10-10 A10= 4.9521 ×10-12 第8面 K = 0 A4 =-4.1552 ×10-8 A6 = 7.3330 ×10-10 A8 = 6.1075 ×10-11 A10=-1.6669 ×10-12 第9面 K = 0 A4 =-1.9004 ×10-4 A6 = 5.5653 ×10-6 A8 =-4.2690 ×10-8 A10=-1.0714 ×10-9
【0080】 実施例5 β =0.40 〜0.61 〜0.96 2ω=51.5° 〜32.1° 〜20.1° fo =8.450 〜12.909 〜20.239 fe =21.050 r1 = -13.30520 d1 = 1.000 nd1 =1.58423 νd1 =30.49 r2 = 12.51240 d2 =(可変) r3 = 8.79310 (非球面)d3 = 5.700 nd2 =1.52542 νd2 =55.78 r4 = -7.55870 (非球面)d4 =(可変) r5 = -22.40460 (非球面)d5 = 1.500 nd3 =1.58423 νd3 =30.49 r6 = -55.66520 (非球面)d6 =13.000 r7 = 9.00000 d7 =29.500 nd4 =1.52542 νd4 =55.78 r8 = ∞ d8 = 0 nd5 =1001 νd5 =-3.45 r9 =-4.6494×105 (回折面)d9 = 1.588 r10= 13.04720 (非球面)d10= 2.100 nd6 =1.49241 νd6 =57.66 r11= -63.89250 d11=16.500 r12= (EP) 非球面係数 第3面 K = 0 A4 =-5.9998 ×10-4 A6 =-1.5209 ×10-5 A8 =-1.1007 ×10-6 A10= 3.4363 ×10-8 第4面 K = 0 A4 = 2.8091 ×10-4 A6 =-2.5383 ×10-5 A8 = 6.2655 ×10-7 A10=-5.1199 ×10-9 第5面 K = 0 A4 =-9.6504 ×10-4 A6 = 2.0315 ×10-4 A8 =-6.9338 ×10-5 A10= 4.5275 ×10-6 第6面 K = 0 A4 =-1.0601 ×10-3 A6 = 3.4800 ×10-4 A8 =-9.3445 ×10-5 A10= 6.0824 ×10-6 第9面 K = 0 A4 =-1.3272 ×10-8 A6 = 7.1135 ×10-10 A8 = 3.5380 ×10-13 A10= 4.6442 ×10-13 第10面 K =-0.3289 A4 =-1.6473 ×10-4 A6 = 9.2791 ×10-6 A8 =-3.9960 ×10-7 A10= 7.7998 ×10-9
【0081】 実施例6 β =0.40 〜0.59 〜0.86 2ω=51.5° 〜33.0° 〜21.7° fo =8.450 〜12.391 〜18.049 fe =21.050 r1 = -14.93480 d1 = 1.000 nd1 =1.58423 νd1 =30.49 r2 = 12.57520 d2 =(可変) r3 = 6.61340 (非球面)d3 = 4.300 nd2 =1.52542 νd2 =55.78 r4 = -8.7851 (非球面)d4 =(可変) r5 = -12.56140 (非球面)d5 = 1.500 nd3 =1.58423 νd3 =30.49 r6 = -59.60850 (非球面)d6 = 0.500 r7 = 1.0292×105 (回折面)d7 = 0 nd4 =1001 νd4 =-3.45 r8 = ∞ d8 =12.000 nd5 =1.52542 νd5 =55.78 r9 = ∞ d9 = 1.000 r10= 9.00000 d10=29.500 nd6 =1.52542 νd6 =55.78 r11= ∞ d11= 1.441 r12= 13.23930 (非球面)d12= 2.100 nd7 =1.49241 νd7 =57.66 r13= -59.50307 d13= 0 nd8 =1001 νd8 =-3.45 r14= -59.49564 (回折面)d14=16.500 r15= (EP) 非球面係数 第3面 K = 0 A6 = 5.0629 ×10-5 A8 =-6.7809 ×10-6 A10= 2.4881 ×10-7 第4面 K = 0 A4 =-1.0324 ×10-4 A6 = 1.6353 ×10-4 A8 =-2.3395 ×10-5 A10= 1.1093 ×10-6 第5面 K = 0 A4 =-2.5039 ×10-3 A6 = 4.4266 ×10-4 A8 =-5.9931 ×10-5 A10= 3.8514 ×10-6 第6面 K = 0 A4 =-1.3346 ×10-3 A6 = 1.5130 ×10-4 A8 = 1.0426 ×10-5 A10=-4.7459 ×10-6 第7面 K = 0 A4 = 4.8579 ×10-7 A6 =-1.7604 ×10-7 A8 = 4.0060 ×10-8 A10=-4.4484 ×10-9 第12面 K =-0.8052 A4 =-1.2252 ×10-4 A6 = 7.9140 ×10-6 A8 =-3.7239 ×10-7 A10= 6.2243 ×10-9
【0082】 実施例7 β =0.40 〜0.61 〜0.96 2ω=51.5° 〜32.0° 〜20.1° fo =8.449 〜12.927 〜20.226 fe =21.030 r1 = -9.60790 d1 = 1.000 nd1 =1.58423 νd1 =30.49 r2 = 13.07190 d2 = 0 nd2 =1001 νd2 =-3.45 r3 = 13.07157 (回折面)d3 =(可変) r4 = 5.32240 (非球面)d4 = 4.300 nd3 =1.52542 νd3 =55.78 r5 = -10.49400 (非球面)d5 =(可変) r6 = -22.08620 (非球面)d6 =13.500 nd4 =1.52542 νd4 =55.78 r7 = ∞ d7 = 1.0 r8 = 9.00000 d8 =29.500 nd5 =1.52542 νd5 =55.78 r9 = ∞ d9 = 1.396 r10= 13.213 d10= 2.100 nd6 =1.49241 νd6 =57.66 r11= -60.19953 d11= 0 nd7 =1001 νd7 =-3.45 r12= -60.19078 (回折面)d12=16.500 r13= (EP) 非球面係数 第3面 K = 0 A4 =-5.7901 ×10-7 A6 = 1.0852 ×10-7 A8 =-1.2449 ×10-8 A10= 5.0076 ×10-10 第4面 K = 0 A4 =-1.0825 ×10-3 A6 = 1.1847 ×10-4 A8 =-9.3793 ×10-6 A10= 3.5387 ×10-7 第5面 K = 0 A4 = 1.0817 ×10-3 A6 = 1.2791 ×10-4 A8 =-1.3304 ×10-5 A10= 9.5474 ×10-7 第6面 K = 0 A4 = 2.4338 ×10-4 A6 =-1.2258 ×10-4 A8 = 2.1123 ×10-5 A10=-1.3969 ×10-6 第12面 K = 0 A4 = 7.9580 ×10-8 A6 =-2.4987 ×10-9 A8 = 1.0102 ×10-10 A10=-1.6857 ×10-12
【0083】 実施例8 β =0.40 〜0.61 〜0.96 2ω=51.5° 〜32.0° 〜20.1° fo =8.459 〜12.925 〜20.272 fe =21.050 r1 = -12.49240 d1 = 1.000 nd1 =1.52542 νd1 =55.78 r2 = 10.87230 d2 =(可変) r3 = 8.79295 (回折面)d3 = 0 nd2 =1001 νd2 =-3.45 r4 = 8.79323 (非球面)d4 = 5.000 nd3 =1.52542 νd3 =55.78 r5 = -7.83560 (非球面)d5 =(可変) r6 = -13.03770 (非球面)d6 = 1.500 nd4 =1.54542 νd4 =55.78 r7 = -23.00820 (非球面)d7 =13.000 r8 = 9.00000 d8 =29.500 nd5 =1.52542 νd5 =55.78 r9 = ∞ d9 = 0 nd6 =1001 νd6 =-3.45 r10=-5.5962×105 (回折面)d10= 1.659 r11= 12.68970 (非球面)d11= 2.100 nd7 =1.52542 νd7 =55.78 r12= -117.58530 d12=16.500 r13= (EP) 非球面係数 第3面 K = 0 A4 =-5.9998 ×10-4 A6 =-1.5209 ×10-5 A8 =-1.1007 ×10-6 A10= 3.4363 ×10-8 第4面 K = 0 A4 =-5.9998 ×10-4 A6 =-1.5209 ×10-5 A8 =-1.1007 ×10-6 A10= 3.4363 ×10-8 第5面 K = 0 A4 = 2.2081 ×10-4 A6 =-2.7368 ×10-5 A8 = 6.1020 ×10-7 A10=-3.3549 ×10-9 第6面 K = 0 A4 = 4.8954 ×10-4 A6 = 2.0595 ×10-4 A8 =-1.2705 ×10-4 A10= 8.6593 ×10-6 第7面 K = 0 A4 = 7.0972 ×10-4 A6 = 1.0435 ×10-4 A8 =-7.6524 ×10-5 A10= 3.8510 ×10-6 第10面 K = 0 A4 =-3.1415 ×10-8 A6 = 8.7891 ×10-10 A8 =-5.6018 ×10-12 A10=-2.9108 ×10-13 第12面 K =-0.6004 A4 =-1.7386 ×10-4 A6 = 9.1163 ×10-6 A8 =-3.3745 ×10-7 A10= 4.4999 ×10-9
【0084】 実施例9 β =0.30 〜0.51 〜0.85 2ω=67.5° 〜40.3° 〜23.4° fo =6.340 〜10.701 〜17.810 fe =21.050 r1 = -15.32900 (非球面)d1 = 1.000 nd1 =1.58423 νd1 =30.49 r2 = 10.02640 d2 =(可変) r3 = 4.58450 (非球面)d3 = 2.000 nd2 =1.49241 νd2 =57.66 r4 = 6.34520 d4 =(可変) r5 = 12.07850 (非球面)d5 = 2.000 nd3 =1.49241 νd3 =57.66 r6 = -8.93530 (非球面)d6 =(可変) r7 = 1.4936×105 (回折面)d7 = 0 nd4 =1001 νd4 =-3.45 r8 = ∞ d8 =14.500 nd5 =1.52542 νd5 =55.78 r9 = ∞ d9 = 1.000 r10= 9.00000 d10=29.500 nd6 =1.52542 νd6 =55.78 r11= ∞ d11= 0 nd7 =1001 νd7 =-3.45 r12=-9.5446×105 (回折面)d12= 1.538 r13= 12.57060 (非球面)d13= 2.100 nd8 =1.49241 νd8 =57.66 r14= -65.29040 d14=16.500 r15= (EP) 非球面係数 第1面 K = 0 A4 = 7.9386 ×10-4 A6 =-3.8801 ×10-5 A8 = 1.6772 ×10-6 A10=-2.9163 ×10-8 第3面 K = 0 A4 =-1.1111 ×10-3 A6 =-1.0446 ×10-4 A8 = 9.6377 ×10-6 A10=-5.2529 ×10-7 第5面 K = 0 A4 =-1.7800 ×10-3 A6 = 2.1873 ×10-4 A8 =-3.0843 ×10-5 A10= 1.4378 ×10-6 第6面 K = 0 A4 =-7.6601 ×10-4 A6 = 1.2057 ×10-4 A8 =-1.8847 ×10-5 A10= 8.7333 ×10-7 第7面 K = 0 A4 = 2.9172 ×10-7 A6 =-1.5193 ×10-7 A8 = 2.4099 ×10-8 A10=-8.3253 ×10-10 第12面 K = 0 A4 =-1.9891 ×10-8 A6 =-2.3491 ×10-9 A8 = 2.5729 ×10-10 A10=-5.7178 ×10-12 第13面 K =-1.0857 A4 =-1.5084 ×10-4 A6 = 5.7857 ×10-6 A8 =-3.4443 ×10-8 A10=-1.4378 ×10-9
【0085】 実施例10 β =0.30 〜0.51 〜0.85 2ω=67.6° 〜40.2° 〜23.5° fo =6.347 〜10.749 〜17.858 fe =21.048 r1 = -11.57830 (非球面)d1 = 1.000 nd1 =1.49241 νd1 =57.66 r2 = 7.92160 d2 =(可変) r3 = 4.64660 (非球面)d3 = 2.500 nd2 =1.49241 νd2 =57.66 r4 = 6.56104 d4 = 0 nd3 =1001 νd3 =-3.45 r5 = 6.56115 (回折面)d5 =(可変) r6 = 11.34550 (非球面)d6 = 2.000 nd4 =1.49241 νd4 =57.66 r7 = -8.75250 (非球面)d7 =(可変) r8 = ∞ d8 =14.500 nd5 =1.52542 νd5 =55.78 r9 = ∞ d9 = 1.000 r10= 9.00000 d10=29.500 nd6 =1.52542 νd6 =55.78 r11= ∞ d11= 1.493 r12= 13.53836 (回折面)d12= 0 nd7 =1001 νd7 =-3.45 r13= 13.53897 d13= 2.100 nd8 =1.49241 νd8 =57.66 r14= -61.58390 d14=16.500 r15= (EP) 非球面係数 第1面 K = 0 A4 = 9.8398 ×10-4 A6 =-3.3347 ×10-5 A8 = 1.3591 ×10-6 A10=-2.4584 ×10-8 第3面 K = 0 A4 =-8.6705 ×10-4 A6 =-1.5211 ×10-4 A8 = 1.1786 ×10-5 A10=-6.0830 ×10-7 第5面 K = 0 A4 = 1.8507 ×10-7 A6 =-5.4251 ×10-8 A8 = 3.8258 ×10-9 A10=-1.7880 ×10-10 第6面 K = 0 A4 =-1.7239 ×10-3 A6 = 2.4762 ×10-4 A10= 1.9083 ×10-6 第7面 K = 0 A4 =-8.3739 ×10-4 A6 = 2.1675 ×10-4 A8 =-3.1493 ×10-5 A10= 1.7415 ×10-6 第12面 K = 0 A4 =-8.4528 ×10-8 A6 = 4.0692 ×10-9 A8 =-1.9725 ×10-10 A10= 3.2705 ×10-12
【0086】 実施例11 β =0.30 〜0.51 〜0.85 2ω=67.5° 〜40.3° 〜23.4° fo =6.341 〜10.702 〜17.812 fe =21.050 r1 = -14.80540 (非球面)d1 = 1.000 nd1 =1.58423 νd1 =30.49 r2 = 9.20430 d2 =(可変) r3 = 4.22090 (非球面)d3 = 2.000 nd2 =1.58423 νd2 =30.49 r4 = 5.09750 d4 =(可変) r5 = 15.45700 (非球面)d5 = 2.400 nd3 =1.58423 νd3 =30.49 r6 = -10.05320 (非球面)d6 = 0 nd4 =1001 νd4 =-3.45 r7 = -10.05247 (回折面)d7 =(可変) r8 = ∞ d8 =14.500 nd5 =1.52542 νd5 =55.78 r9 = ∞ d9 = 1.000 r10= 9.00000 d10=29.500 nd6 =1.52542 νd6 =55.78 r11= ∞ d11= 1.492 r12= 12.62030 (非球面)d12= 2.100 nd7 =1.49241 νd7 =57.66 r13= -70.61978 d13= 0 nd8 =1001 νd8 =-3.45 r14= -70.61202 (回折面)d14=16.500 r15= (EP) 非球面係数 第1面 K = 0 A4 = 7.9481 ×10-4 A6 =-3.9305 ×10-5 A8 = 1.9597 ×10-6 A10=-3.8998 ×10-8 第3面 K = 0 A4 =-1.0264 ×10-3 A6 =-1.4082 ×10-4 A8 = 1.3057 ×10-5 A10=-8.1547 ×10−7 K = 0 A4 =-1.7560 ×10-3 A6 = 2.8753 ×10-4 A8 =-3.6698 ×10-5 A10= 1.8764 ×10-6 第6面 K = 0 A4 =-7.8272 ×10-4 A6 = 1.5269 ×10-4 A8 =-2.1291 ×10-5 A10= 1.1114 ×10-6 第7面 K = 0 A4 =-7.8275 ×10-4 A6 = 1.5270 ×10-4 A8 =-2.1292 ×10-5 A10= 1.1114 ×10-6 第12面 K = 0.1024 A4 =-1.9050 ×10-4 A6 = 9.2495 ×10-6 A8 =-4.4265 ×10-7 A10= 7.3571 ×10-9
【0087】 実施例12 β =0.30 〜0.51 〜0.85 2ω=67.6° 〜40.0° 〜23.4° fo =6.340 〜10.698 〜17.809 fe =21.053 r1 = -12.46150 (非球面)d1 = 1.000 nd1 =1.49241 νd1 =57.66 r2 = 8.13150 d2 =(可変) r3 = 4.59710 (非球面)d3 = 1.900 nd2 =1.49241 νd2 =57.66 r4 = 6.77270 (非球面)d4 =(可変) r5 = 12.96650 (非球面)d5 = 2.200 nd3 =1.49241 νd3 =57.66 r6 = -8.61350 (非球面)d6 =(可変) r7 = 1.7327×105 (回折面)d7 = 0 nd4 =1001 νd4 =-3.45 r8 = ∞ d8 =14.500 nd5 =1.52542 νd5 =55.78 r9 = ∞ d9 = 1.000 r10= 9.00000 d10=29.500 nd6 =1.52542 νd6 =55.78 r11= ∞ d11= 1.501 r12= 13.22311 (回折面)d12= 0 nd7 =1001 νd7 =-3.45 r13= 13.22359 (非球面)d13= 2.100 nd8 =1.49241 νd8 =57.66 r14= -63.61580 d14=16.500 r15= (EP) 非球面係数 第1面 K = 0 A4 = 9.6551 ×10-4 A6 =-3.5916 ×10-5 A8 = 1.3526 ×10-6 A10=-2.2010 ×10-8 第3面 K = 0 A4 =-7.3967 ×10-4 A6 =-1.2540 ×10-4 A8 = 9.7042 ×10-6 A10=-6.1606 ×10-7 第4面 K = 0 A4 = 5.1890 ×10-4 A6 =-3.7433 ×10-5 A8 =-4.0965 ×10-6 A10= 1.3661 ×10-7 第5面 K = 0 A4 =-1.7615 ×10-3 A6 = 2.0409 ×10-4 A8 =-3.5770 ×10-5 A10= 1.8949 ×10-6 第6面 K = 0 A4 =-7.7485 ×10-4 A6 = 1.1995 ×10-4 A8 =-2.1343 ×10-5 A10= 1.1528 ×10-6 第7面 K = 0 A4 = 1.5152 ×10-7 A6 =-6.6710 ×10-8 A8 = 3.7638 ×10-9 A10= 9.0695 ×10-10 第12面 K = 0 A4 =-1.6591 ×10-4 A6 = 8.1362 ×10-6 A8 =-3.7268 ×10-7 A10= 6.0282 ×10-9 第13面 K = 0 A4 =-1.6590 ×10-4 A6 = 8.1362 ×10-6 A8 =-3.7268 ×10-7 A10= 6.0283 ×10-9
【0088】 実施例13 β =0.40 〜0.61 〜0.96 2ω=51.4° 〜32.0° 〜20.2° fo =8.450 〜12.931 〜20.240 fe =21.030 r1 = ∞ d1 = 1.000 nd1 =1.49241 νd1 =57.66 r2 = ∞ d2 = 0 nd2 =1001 νd2 =-3.45 r3 = 4.1084×105 (回折面)d3 =(可変) r4 = -12.69110 (非球面)d4 = 1.000 nd3 =1.58423 νd3 =30.49 r5 = 15.87180 (非球面)d5 =(可変) r6 = 5.38310 (非球面)d6 = 4.000 nd4 =1.49241 νd4 =57.66 r7 = -15.79240 (非球面)d7 =(可変) r8 = ∞ d8 =13.500 nd5 =1.52542 νd5 =55.78 r9 = ∞ d9 = 1.000 r10= 9.00000 d10=29.500 nd6 =1.52542 νd6 =55.78 r11= ∞ d11= 1.458 r12= 11.87400 (非球面)d12= 2.1 nd7 =1.49241 νd7 =57.66 r13= -123.65910 d13= 1.300 r14= 4.2332×105 (回折面)d14= 0 nd8 =1001 νd8 =-3.45 r15= ∞ d15= 1.000 nd9 =1.49241 νd9 =57.66 r16= ∞ d16=14.500 r17= (EP) 非球面係数 第3面 K = 0 A4 =-3.5587 ×10-8 A6 = 8.5399 ×10-9 A8 =-6.1037 ×10-10 A10= 1.3092 ×10-11 第4面 K = 0 A4 = 1.2092 ×10-4 A6 =-4.2636 ×10-5 A8 = 8.2273 ×10-7 A10= 0 第5面 K = 0 A4 =-4.5216 ×10-4 A6 = 2.5864 ×10-5 A8 =-3.3063 ×10-6 A10= 0 第6面 K = 0 A4 =-8.0087 ×10-4 A6 = 1.2800 ×10-4 A8 =-6.1078 ×10-6 A10= 1.3027 ×10-7 第7面 K = 0 A4 = 1.1116 ×10-3 A6 = 1.4472 ×10-4 A8 =-4.2510 ×10-6 A10= 3.7084 ×10-7 第12面 K = 0 A4 =-3.0349 ×10-4 A6 = 2.5147 ×10-5 A8 =-1.2633 ×10-6 A10= 2.1512 ×10-8 第14面 K = 0 A4 = 7.8890 ×10-8 A6 =-1.4923 ×10-8 A8 = 9.5098 ×10-10 A10=-1.9887 ×10-11
【0089】 実施例14 β =0.42 〜0.57 〜0.77 2ω=52.8° 〜38.5° 〜28.0° fo =8.839 〜11.928 〜16.158 fe =21.030 r1 = -24.76090 d1 = 1.000 nd1 =1.58423 νd1 =30.49 r2 = 6.09380 (非球面)d2 =(可変) r3 = 4.82560 (非球面)d3 = 1.900 nd2 =1.49241 νd2 =57.66 r4 = 7.43150 d4 =(可変) r5 = 8.98740 (非球面)d5 = 2.500 nd3 =1.49241 νd3 =57.66 r6 = -8.26100 d6 =(可変) r7 = -19.81899 (回折面)d7 = 0 nd4 =1001 νd4 =-3.45 r8 = -19.81621 d8 =18.400 nd5 =1.49241 νd5 =57.66 r9 = ∞ d9 = 1.000 r10= 10.5000 d10=29.000 nd6 =1.49241 νd6 =57.66 r11= ∞ d11= 0 nd7 =1001 νd7 =-3.45 r12=-6.4702×105 (回折面)d12= 1.575 r13= 11.08200 (非球面)d13= 3.000 nd8 =1.49241 νd8 =57.66 r14= -300.61250 d14=16.500 r15= (EP) 非球面係数 第2面 K = 0 A4 =-1.0093 ×10-3 A6 = 5.4671 ×10-5 A8 =-4.6917 ×10-6 A10= 0 第3面 K = 0 A4 =-1.2826 ×10-3 A6 =-2.9200 ×10-5 A8 = 1.4520 ×10-7 A10= 0 第5面 K = 0 A4 =-8.0649 ×10-4 A6 = 1.4837 ×10-5 A8 =-1.1791 ×10-6 A10= 0 第7面 K = 0 A4 =-1.5914 ×10-7 A6 =-9.9599 ×10-9 A8 = 6.9051 ×10-10 A10= 0 第12面 K = 0 A4 = 3.5721 ×10-8 A6 =-3.3329 ×10-9 A8 = 6.5173 ×10-11 A10= 0 第13面 K = 0 A4 =-9.8830 ×10-5 A6 =-3.7671 ×10-6 A8 = 7.1005 ×10-8 A10= 0 。
【0090】 実施例15 β =0.40 〜0.75 〜1.23 2ω=55.5° 〜29.8° 〜18.0° fo =8.424 〜15.697 〜25.821 fe =21.018 r1 = 10.90810 d1 = 1.000 nd1 =1.49241 νd1 =57.66 r2 = 4.05790 (非球面)d2 = 3.000 r3 = -14.37570 d3 = 1.000 nd2 =1.49241 νd2 =57.66 r4 = -95.9998 (非球面)d4 =(可変) r5 = 15.80615 (回折面)d5 = 0 nd3 =1001 νd3 =-3.45 r6 = 15.80717 (非球面)d6 = 4.500 nd4 =1.49241 νd4 =57.66 r7 = -6.42660 (非球面)d7 =(可変) r8 = -27.30330 (非球面)d8 = 1.000 nd5 =1.49241 νd5 =57.66 r9 = 16.89450 d9 =(可変) r10= 27.00000 d10=28.000 nd6 =1.52542 νd6 =55.78 r11= ∞ d11= 1.000 r12= 19.00000 d12=26.500 nd7 =1.52542 νd7 =55.78 r13= ∞ d13= 2.636 r14= 20.01688 (回折面)d14= 0 nd8 =1001 νd8 =-3.45 r15= 20.01748 d15= 2.800 nd9 =1.49241 νd9 =57.66 r16= -22.21250 (非球面)d16=16.000 r17= (EP) 非球面係数 第2面 K = 0 A4 = 3.7522 ×10-4 A6 =-8.0234 ×10-5 A8 = 7.4815 ×10-6 A10= 0 第4面 K = 0 A6 =-1.9148 ×10-5 A8 =-6.5957 ×10-7 A10= 0 第5面 K = 0 A4 =-7.4870 ×10-4 A6 =-3.2911 ×10-5 A8 = 4.6612 ×10-7 A10= 3.7025 ×10-9 第6面 K = 0 A4 =-7.4867 ×10-4 A6 =-3.2917 ×10-5 A8 = 4.6658 ×10-7 A10= 3.6926 ×10-9 第7面 K = 0 A4 = 1.6126 ×10-4 A6 =-6.3290 ×10-6 A8 =-1.1978 ×10-7 A10= 1.4247 ×10-9 第8面 K = 0 A4 =-9.0794 ×10-5 A6 = 1.1236 ×10-5 A8 =-7.0090 ×10-7 A10= 2.6212 ×10-8 第14面 K = 0 A4 =-4.2386 ×10-8 A6 = 5.9521 ×10-9 A8 =-3.0916 ×10-10 A10= 5.4589 ×10-12 第16面 K = 0 A4 = 3.2167 ×10-6 A6 = 1.0230 ×10-5 A8 =-5.7694 ×10-7 A10= 1.0823 ×10-8
【0091】 実施例16 β =0.85(撮影レンズの焦点距離が50mmのとき) 視野率=95% fe =58.840 r1 = ∞ d1 = 1.2 r2 = 140.00000 d2 =80.000 nd1 =1.51633 νd1 =64.14 r3 = ∞ d3 = 4.146 r4 = 31.93960 (非球面)d4 = 3.000 nd2 =1.49241 νd2 =57.66 r5 = ∞ d5 = 0 nd3 =1001 νd3 =-3.45 r6 =-6.7351×105 (回折面)d6 =16.500 r7 = (EP) 非球面係数 第4面 K =-22.7894 A4 = 5.0552 ×10-5 A6 =-5.7422 ×10-8 A8 = 0 A10= 0 第6面 K = 0 A4 =-9.8206 ×10-9 A6 = 1.8803 ×10-10 A8 =-8.4169 ×10-13 A10= 0 。
【0092】以上の実施例1の視度0.5m-1における
収差図を図20に示す。図中、(a)は全系の球面収差
SA、非点収差AS、歪曲収差DT、倍率色収差CC
を、(b)は接眼系の同様の収差を示す。実施例5の視
度0.5m-1における収差図を図21、図22に示す。
図中、(a)はワイド端での全系の同様の収差を、
(b)は標準状態での全系の同様の収差を、(c)望遠
端での全系の同様の収差を、(d)は接眼系の同様の収
差を示す。図23、図24に実施例9の視度0.5m-1
における同様の収差図を示す。なお、これらに収差図に
おいて、“FIY”は像高を表す。
【0093】次に、実施例1〜16の条件式との値
を次の表−1に示す。また、各実施例の回折面のパワー
変化の様子を表−2に示す。これは条件式あるいは
に該当しており、軸上から最大半径まで10分割してパ
ワーを示している。
【0094】
【0095】
【0096】以上の説明から明らかなようい、本発明の
ファインダーは例えば次のように構成することができ
る。 〔1〕 フィルムあるいは撮像素子によって像を記録す
る機能を有する装置に設けられた、像として記録される
領域を事前に確認することの可能なファインダーにおい
て、該ファインダーは回折面を用いることによって色収
差補正を行うことを特徴とするファインダー。
【0097】〔2〕 上記〔1〕において、該ファイン
ダーは実像式ファインダーであることを特徴とするファ
インダー。
【0098】〔3〕 上記〔2〕において、前記回折面
は以下の条件式を満足することを特徴とするファインダ
ー。 |φDOE |<0.015 ・・・ ただし、φDOE は回折面のパワーである。
【0099】〔4〕 上記〔2〕において、回折面の基
材表面は非球面形状であることを特徴とするファインダ
ー。
【0100】〔5〕 上記〔2〕において、回折面の基
材表面は球面形状であり、他方の面は非球面形状である
ことを特徴とするファインダー。
【0101】〔6〕 上記〔2〕において、回折面は接
眼系に用いられることを特徴とするファインダー。
【0102】〔7〕 上記〔6〕において、以下の条件
式を満足することを特徴とするファインダー。 1≦dL /ExP<1.5 ・・・ ただし、dL は回折面から射出瞳までの空気換算長、E
xPは最終面から射出瞳までの距離である。
【0103】〔8〕 上記〔6〕において、以下の条件
式を満足することを特徴とするファインダー。 −0.001<φDOE <0.005 ・・・ ただし、φDOE は回折面のパワーである。
【0104】
〔9〕 上記〔2〕において、回折面は対
物系に用いられることを特徴とするファインダー。
【0105】〔10〕 上記
〔9〕において、以下の条
件式を満足することを特徴とするファインダー。 −1<d0 /EnP<4 ・・・ ただし、d0 は第1面から回折面までの空気換算長、E
nPは第1面から入射瞳までの距離である。
【0106】〔11〕 上記〔2〕において、回折面は
プリズムの入射面あるいは射出面に形成されることを特
徴とするファインダー。
【0107】〔12〕 上記〔11〕において、対物系
のプリズムの入射面が回折面であることを特徴とするフ
ァインダー。
【0108】〔13〕 上記〔11〕において、接眼系
のプリズムの射出面が回折面であることを特徴とするフ
ァインダー。
【0109】〔14〕 上記〔2〕において、全系で2
面以上の回折面を有することを特徴とするファインダ
ー。
【0110】〔15〕 上記〔14〕において、対物系
及び接眼系に各々1面以上の回折面を有することを特徴
とするファインダー。
【0111】〔16〕 上記〔2〕において、対物系の
光学部材は全て同じ材料からなり、回折面を有すること
を特徴とするファインダー。
【0112】〔17〕 上記〔16〕において、材料は
プラスチックであることを特徴とするファインダー。
【0113】〔18〕 上記〔17〕において、材料は
全てアクリル系のプラスチックであることを特徴とする
ファインダー。
【0114】〔19〕 上記〔17〕において、材料は
全てアモルファスポリオレフィン系のプラスチックであ
ることを特徴とするファインダー。
【0115】〔20〕 上記〔2〕において、対物系は
回折面を有し、以下の条件式を満足することを特徴とす
るファインダー。 νd >50 ・・・ ただし、νd は対物系を構成する全ての部品のアッべ数
である。
【0116】〔21〕 上記〔2〕において、部品は全
てプラスチック材料にて構成されることを特徴とするフ
ァインダー。
【0117】〔22〕 上記〔21〕において、部品は
全てアクリル系あるいはアモルファスポリオレフィン系
のプラスチック材料にて構成されることを特徴とするフ
ァインダー。
【0118】〔23〕 上記〔21〕において、部品は
全てアクリル系及びアモルファスポリオレフィン系のプ
ラスチック材料にて構成されることを特徴とするファイ
ンダー。
【0119】〔24〕 上記〔21〕において、レンズ
はアクリル系のプラスチック材料、そして、プリズムは
アモルファスポリオレフィン系のプラスチック材料にて
構成されることを特徴とするファインダー。
【0120】〔25〕 上記〔2〕において、回折面を
有し、低吸湿なプラスチック材料にて構成されることを
特徴とするファインダー。
【0121】〔26〕 上記〔2〕において、対物系は
単焦点であることを特徴とするファインダー。
【0122】〔27〕 上記〔2〕において、対物系は
ズーム系であることを特徴とするファインダー。
【0123】〔28〕 上記〔27〕において、対物系
は負レンズ群と正レンズ群の2群を有することを特徴と
するファインダー。
【0124】〔29〕 上記〔27〕において、回折面
は第2群に形成されることを特徴とするファインダー。
【0125】〔30〕 上記〔27〕において、対物系
は負レンズ群と正レンズ群と正レンズ群の3群を有する
ことを特徴とするファインダー。
【0126】〔31〕 上記〔27〕において、回折面
は第2群あるいは第3群に形成されることを特徴とする
ファインダー。
【0127】〔32〕 上記〔27〕において、対物系
は負レンズ群と正レンズ群と負レンズ群の3群を有する
ことを特徴とするファインダー。
【0128】〔33〕 上記〔32〕において、回折面
は第2群あるいは第3群は形成されることを特徴とする
ファインダー。
【0129】〔34〕 上記〔27〕において、回折面
は可動群に形成されることを特徴とするファインダー。
【0130】〔35〕 上記〔26〕において、回折面
はプリズムの入射面に形成されることを特徴とするファ
インダー。
【0131】〔36〕 上記〔2〕において、ファイン
ダーは一眼レフカメラ用のファインダーであることを特
徴とするファインダー。
【0132】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のファインダーは、回折面を適用することで色収差を良
好に補正し、その結果、全画面で見え具合の良いファイ
ンダーを達成できる。また、全ての部品を同じ材料で構
成し、温度や湿度変化に伴うファインダーの特性変化を
改善できる。さらに、生産管理が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】回折格子の回折作用を説明するための図であ
る。
【図2】キノフォームの断面形状を示す図である。
【図3】設計波長を550nmとしたときの波長と回折
効率の関係を示す図である。
【図4】実施例1のファインダーの光軸を含む断面図で
ある。
【図5】実施例2のファインダーの光軸を含む断面図で
ある。
【図6】実施例3のファインダーの光軸を含む断面図で
ある。
【図7】実施例4のファインダーの光軸を含む断面図で
ある。
【図8】実施例5のファインダーの光軸を含む断面図で
ある。
【図9】実施例6のファインダーの光軸を含む断面図で
ある。
【図10】実施例7のファインダーの光軸を含む断面図
である。
【図11】実施例8のファインダーの光軸を含む断面図
である。
【図12】実施例9のファインダーの光軸を含む断面図
である。
【図13】実施例10のファインダーの光軸を含む断面
図である。
【図14】実施例11のファインダーの光軸を含む断面
図である。
【図15】実施例12のファインダーの光軸を含む断面
図である。
【図16】実施例13のファインダーの光軸を含む断面
図である。
【図17】実施例14のファインダーの光軸を含む断面
図である。
【図18】実施例15のファインダーの光軸を含む断面
図である。
【図19】実施例16のファインダーの光軸を含む断面
図である。
【図20】実施例1の収差図である。
【図21】実施例5の収差図の一部である。
【図22】実施例5の収差図の残りである。
【図23】実施例9の収差図の一部である。
【図24】実施例9の収差図の残りである。
【図25】本発明において用いる回折面の具体的な形状
を例示する断面図である。
【符号の説明】
EP…アイポイント P1、P2…プリズム G1…第1群 G2…第2群 G3…第3群 21…透明部 22…不透明部 23…高屈折率部 24…低屈折率部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムあるいは撮像素子によって像を
    記録する機能を有する装置に設けられた、像として記録
    される領域を事前に確認することの可能なファインダー
    において、該ファインダーは回折面を用いることによっ
    て色収差補正を行うことを特徴とするファインダー。
  2. 【請求項2】 請求項1において、該ファインダーは実
    像式ファインダーであり、前記回折面は以下の条件式を
    満足することを特徴とするファインダー。 |φDOE |<0.015 ・・・ ただし、φDOE は回折面のパワーである。
  3. 【請求項3】 請求項1において、該ファインダーは実
    像式ファインダーであり、前記回折面は接眼系に用いら
    れ、以下の条件式を満足することを特徴とするファイン
    ダー。 1≦dL /ExP<1.5 ・・・ ただし、dL は回折面から射出瞳までの空気換算長、E
    xPは最終面から射出瞳までの距離である。
  4. 【請求項4】 請求項1において、該ファインダーは実
    像式ファインダーであり、対物系は回折面を有し、以下
    の条件式を満足することを特徴とするファインダー。 νd >50 ・・・ ただし、νd は対物系を構成する全ての部品のアッべ数
    である。
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