JPH10311668A - 貯蔵庫の扉 - Google Patents
貯蔵庫の扉Info
- Publication number
- JPH10311668A JPH10311668A JP10074943A JP7494398A JPH10311668A JP H10311668 A JPH10311668 A JP H10311668A JP 10074943 A JP10074943 A JP 10074943A JP 7494398 A JP7494398 A JP 7494398A JP H10311668 A JPH10311668 A JP H10311668A
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- Japan
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- door
- handle
- recess
- wall
- concave portion
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- Pending
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Abstract
ハンドルが取り付けられ、そのハンドル後方に凹部が形
成されていても、扉外側面を衛生的に保ちやすくし、扉
の開閉が容易となるようにする。 【解決手段】 冷蔵庫における左右分割扉2の外側面辺
部にコ字状ハンドル6がねじ10により固定されると共
に、ハンドル6後方の扉2外側面に、ハンドル6の横幅
wよりも大きな横幅Wの凹部7が形成され、凹部7はハ
ンドル6を中心として隣接する他方の扉側の横幅W2よ
りも他方の扉より遠ざかる側の横幅W1が大きくなるよ
うに構成され、ねじ10がカバー13により覆われてい
る。
Description
冷却貯蔵庫等の貯蔵庫における扉、とくに、その開閉ハ
ンドル付近の構造及び成形方法に関する。
特開平3−217780号公報に例示されているよう
に、凹部を形成したハンドルベースを扉前面の切欠部に
嵌め込み、ハンドルベースの凹部を上下に跨ぐハンドル
部材を、ねじによりハンドルベースと共に扉前面へ固定
することにより、ハンドル部材が扉前面から前方へ突出
する大きさを少なくするように構成されているが、ハン
ドルベースが扉前面と別の部材で構成されていて、ハン
ドルベースの端縁と扉前面との間には必然的に段差や隙
間が生じるので、この部分に汚れがつきやすい上に掃除
もしにくく、従って、食品等を取り扱う冷蔵庫では不衛
生となりやすい問題があった。
れた冷蔵庫では、扉のハンドルがねじにより扉部材の外
側面に直接締結され、ハンドル後方の扉部材に凹状部が
形成されているが、ハンドルに対する凹状部の横幅は大
きさが全く不明であるばかりでなく、扉部材はその外側
面から凹状部内へ縦断面が直角に接続されていて、凹状
部には水平の比較的広い底部が構成されているため、こ
の底部に扉洗浄水や埃がたまりやすくなり、従って、ハ
ンドルを握って扉を開閉するときに手が汚されて、やは
り不衛生となる欠点がある。また、上記のように扉部材
がその外側面から凹状部内へ直角に曲げられているの
で、凹状部は比較的深く形成されてドアパック部材との
間隔が狭められ、このため、凹状部の背後には発泡ウレ
タン樹脂に代えて減圧断熱材を配置する必要があり、コ
ストアップを招くことは避けられなかった。
において、ハンドル後方の扉外側面に形成されたハンド
ル操作用凹部により扉の開閉が容易となるようにし、ま
た、ハンドル操作用の上記凹部を容易に形成しようとす
るものである。
たは、請求項2、または、請求項3にそれぞれ記載され
た本発明にかかる貯蔵庫の扉は、扉がステンレス鋼板製
外壁と、内壁と、上記外壁及び上記内壁間に配置された
断熱材とをそなえ、上記外壁辺部の平坦な外側面に略コ
字型ハンドルの両脚部が固定され、上記ハンドル後方の
上記外壁外側面に上記ハンドル操作用の凹部が直接形成
されて、上記凹部の幅が上記ハンドルの幅よりも大きく
なっており、または、上記構成において、上記平坦な外
側面から上記凹部の少なくとも下端部へは縦断面が鈍角
に接続され、または、上記構成において、上記ハンドル
は上下へ延びるように配置され、上記凹部は上記ハンド
ルよりも左右にそれぞれ幅が広く、かつ、上記ハンドル
を中心として上記外壁辺部側よりもそれと反対側に幅が
広く形成されている。
ンドルが、外壁辺部の平坦な外側面に固定されているた
め、このハンドルは貯蔵庫前面の辺部へ近接して配置さ
れることとなり、かつ、凹部の幅がハンドルの幅よりも
大きくなっていて、ハンドルが扱いやすくなると共に、
ハンドルが扉の枢支軸から遠ざかるため開閉が比較的軽
くなって扉の開閉操作が容易となるばかりでなく、ハン
ドル後方の外壁外側面にハンドル操作用の凹部が直接形
成されて、凹部が外側面と一体であるため、凹部の周辺
に段差や隙間もなくてよごれが付着しにくく、また、掃
除もしやすくなり、または、上記作用に加えて、外壁辺
部の平坦な外側面から凹部の少なくとも下端部へは縦断
面が鈍角に接続され、凹部の下端部が下方へ大きく傾斜
しているため、凹部内に入った洗浄水等は速やかに流出
してたまりにくいので、凹部内を常に清潔に保持させる
ことができ、または、上記作用に加えて、凹部はハンド
ルよりも左右にそれぞれ幅が広く、かつ、ハンドルを中
心として外壁辺部側よりもそれと反対側に幅が広く形成
されているので、特に外壁辺部側と反対側から凹部内へ
手を差し込んでハンドルを操作することが容易となっ
て、この面からもハンドルが扱いやすくなる。
る貯蔵庫の扉成形方法は、平面上に凹部が形成された型
に対して上記凹部に臨むようにステンレス鋼板を配置
し、上記型の平面にステンレス鋼板を押圧した状態で上
記凹部の反対側から上記ステンレス鋼板に液圧を作用さ
せて、上記凹部の内面に沿うように上記ステンレス鋼板
を変形させることにより、貯蔵庫における扉の外壁に上
記扉のハンドル操作用凹部を成形している。
使用し、その凹部の反対側からステンレス鋼板に液圧を
作用させてステンレス鋼板を変形させることにより、貯
蔵庫における扉のハンドル操作用凹部を成形しているの
で、形成された凹部でのステンレス鋼板部分には加圧力
が適度に分散して作用するため、凹部及びその周辺に歪
みは発生しにくくて凹部周辺の外面がきれいに保持さ
れ、従って、一部分に凹部が形成されたステンレス鋼板
をそのまま貯蔵庫における扉の外壁として使用すること
が可能となる。
形態例について、同等部分にはそれぞれ同一符号を付け
て説明する。図1において、冷蔵庫1の前面に、上下左
右にそれぞれ分割された扉2がそれぞれ上下の枢支軸2
´により回動自在に取り付けられ、各扉2は図2及び図
3に例示されているように、ステンレス鋼板製外壁3
と、樹脂製ドアパックからなる内壁4と、外壁3及び内
壁4間に充填された発泡断熱材5とから構成され、各扉
2の略コ字型ハンドル6は、図1に示されているように
冷蔵庫1前面における上下左右の中央寄りに、例えば図
1の上左方の扉2では、その扉2における外壁3の下右
方辺部で上下へ延びるように配置されていて、各ハンド
ル6が冷蔵庫1前面の中央付近に集められている。
に、ハンドル6は扉外壁3の外側面に形成された凹部7
を上下に跨ぐように配置され、両脚部にそれぞれ形成さ
れたリブ8が扉外壁3の平坦な外側面9に当てがわれ
て、ねじ10がリブ8のねじ孔11及び外側面9を貫通
して外壁3内面の補強板12へねじ込まれることによ
り、ハンドル6が扉外壁3に固定されており、補強板1
2は扉外壁3の底部内面にも裏当てされている。さら
に、リブ8と外側面9との間には、リブ8の外方を覆う
カバー13が取り付けられ、カバー13の内面はねじ1
0の頭部との間に隙間が形成されて、カバー13の先端
がハンドル6の外表面へ弾力的に当接している。
液圧バルジ成形法につき説明する。図4において、基台
20における中央空所21の上方を覆うように、コップ
状のゴム膜22が押さえ板23により基台20上ヘ取り
付けられていると共に、下型24内に収容されていて、
中央空所21及びゴム膜22の内部により液室25が形
成され、液室25は防錆剤等が入った水または油等の作
動液26で満たされている一方、上型27の下面には、
扉外壁3の外側面に形成された凹部7と同形状の凹所2
8がゴム膜22の上方に形成されている。
坦な素材30は、扉2の正面を形成する四角形の中央部
31と、中央部31の四辺に連続する短冊部32とから
なり、上記凹部7が形成されるべき中央部31の部分が
上型27の凹所28の下方へ正確に位置するように、素
材30が図4の如く下型24上に配置される。
4がプレスにより上下に重ね合わせて加圧され、素材3
0が凹所28の周囲平面で上型27及び下型24により
適宜の圧力で挟持されると、素材30の所定部分が上型
27の凹所28へ正確に臨むこととなる。
25内の作動液26に外部から高圧が供給されると、そ
の液圧がゴム膜22を介して素材30に作用する結果、
素材30は凹所28に沿うように塑性変形して凹部7が
正確に成形されるので、液室25内における作動液26
の圧力を除いて上型27及び下型24を上下に分離さ
せ、取り出された素材30の中央部31から四辺の各短
冊部32を直角に折り込むことにより、扉外壁3を製造
することができる。
坦な外側面9と凹部7の上下端部とは、それぞれ扉2の
外方に中心をおく半径Rが40mm以上、好ましくは5
0mm以上の弧面で縦断面が接続され、かつ、平坦な外
側面9から凹部7の上下端部へはそれぞれ縦断面が鈍角
となるように接続されている。
7は横幅Wがハンドル6の横幅wよりも大きく、かつ、
ハンドル6よりも左右にそれぞれ幅広く形成されて、ハ
ンドル6の操作を便利ならしめており、さらに、図2及
び図3に示されているように図1の上左方の扉2では、
ハンドル6より左方における凹部7の横幅W1が、ハン
ドル6より右方における凹部7の横幅W2よりも大きく
なるように形成され、図1の上右方の扉2では凹部7が
上記扉2と左右対称に形成されていると共に、図1の下
方左右の扉2では凹部7が上記上方左右の扉2とそれぞ
れ上下対称に形成され、従って、各凹部7はそれぞれハ
ンドル6を中心として、側方に隣接する他方の扉2側、
すなわち、冷蔵庫1の中央側よりも、その他方の扉2側
から離れた側、すなわち、冷蔵庫1の側面側へ幅広く形
成されていることとなる。
直接形成された凹部7は横幅Wがそれぞれハンドル6の
横幅wよりも大きく、かつ、ハンドル6よりも左右にそ
れぞれ幅広く形成されているが、ハンドル6から冷蔵庫
1中央側の凹部7の横幅W2が、ハンドル6から反対側
の凹部7の横幅W1よりも小さく、従って、各ハンドル
6を冷蔵庫1前面の中央付近へ簡単に集中させることが
できるので、扉2が多くなっても使用者による各ハンド
ル6の取扱いが容易になると共に、冷蔵庫1前面の美観
を向上させることができ、また、各ハンドル6が各扉2
の枢支軸2´から水平方向へ遠ざかるため各扉2の開閉
が比較的軽くなって、扉2の開閉操作が容易になる利点
がある。
より成形されていて、その成形時素材30には加圧力が
適度に分散して作用する結果、素材30が比較的変形し
にくいステンレス鋼板であっても、凹部7内はもちろん
のこと、凹部7の周辺にも割れや歪みは発生しにくく、
凹部7周辺の外面がきれいに保持されるので、凹部7の
周囲にしわ押さえのためのビードを設ける必要がなく、
従ってまた、成形後のトリミングが不要となって、素材
30から凹部7を成形後、素材30の外面をそのまま扉
外壁3の外面として使用することができ、扉外壁3の製
造を容易化することが可能となる。
辺に短冊部32が存在しているため、凹部7の成形時に
はこの短冊部32をも上型27及び下型24の押え代と
して利用することができるので、凹部7を中央部31の
隅部、すなわち、図5における素材30の隣接する短冊
部32間の切欠き部に近い扉外壁3の隅部へ容易に近づ
けて成形することが可能となって、各ハンドル6を冷蔵
庫1前面の中央付近へ簡単に集中させることができる利
点がある。
は歪みが少なくて、強度が比較的高いため、扉外壁3と
内壁4との間に断熱材を発泡させる場合、従来は凹部7
内にも発泡圧押え治具を裏当てして凹部7の変形を防止
する必要があったが、このような凹部7内の発泡圧押え
治具を不要とすることができて、扉外壁3側の発泡圧押
え治具としては凹部7以外の外面を裏当てする平面的な
ものですむので、各扉2の製造コストを容易に低減させ
ることができ、また、各扉2における凹部7の配置がそ
れぞれ異なっていても、扉外壁3側の発泡圧押え治具と
しては平面的なものを共通に使用できるため、この面か
らも各扉2の製造コストを低減させることができる。
素材30と作動液26とはゴム膜22により完全に仕切
られていて、両者が接触することは全くないため、凹部
7の成形後に素材30から作動液26を洗い流す必要が
なく、従って、設備を大幅に簡略化できると同時に、作
動液26の目減りがなくてその補給量は少なくてすみ、
かつ、作動液26が空気に触れることを容易に防止して
作動液26の劣化を少なくすることができるので、作動
液26のメンテナンス上非常に有利となる。
で、これが板状の場合と比較すると、凹部7の成形時に
ゴム膜22が極端な変形をしないため、ゴム膜22を使
用して凹部7の成形加工を繰り返してもゴム膜22に亀
裂等の破損が生じにくくて、ゴム膜22の寿命を格段に
延長させることができると同時に、凹部7の周辺に型押
えの歪みも発生しにくく、成形された扉2の商品性を容
易に高めることができる大きな長所がある。
しては左手で、右方の扉2に対しては右手でそれぞれハ
ンドル6を操作して開閉する傾向にあるが、その場合、
手の分厚い甲側がそれぞれハンドル6の冷蔵庫1側面
側、つまり、大きい横幅W1側から凹部7内へ挿入され
ることとなるので、凹部7をとくに大きくしなくても凹
部7内へ手を容易に差し込むことができて、この面から
も扉2の開閉操作が容易になるという特別な実用的効果
がえられる。
れていて、外壁3と凹部7との間には段差や隙間が全く
ないため、この部分によごれは付着しにくく、かつ、掃
除もしやすいので、凹部7の周辺を常に清潔に保つこと
ができる。
部とは、それぞれ扉2の外方に中心をおく半径Rが40
mm以上、好ましくは50mm以上の弧面で縦断面が接
続され、しかも、平坦な外側面9から凹部7の上下端部
へはそれぞれ縦断面が鈍角となるように接続されてい
て、凹部7の下端部が下方へ大きく傾斜しているため、
凹部7内に入った扉2の洗浄水は凹部7の下端部から速
やかに流出して凹部7内にたまることがなく、また、埃
等も凹部7の下端部内にたまりにくいので、凹部7内は
常時清潔であり、従って、凹部7に手を挿入してハンド
ル6を握り、扉2を開閉してもその手が汚されるような
ことはなく、冷蔵庫1を常に衛生的とすることができ
る。
面をクリア塗装した場合、その塗料が凹部7内に溜まる
こともないため、その外側面全体に対して均一で美麗な
塗装が可能となると同時に、扉外壁3及び内壁4間に発
泡断熱材5が充填される際、凹部7の背面で発泡断熱材
5が滞留することがなく、扉外壁3の内面全体に隅々ま
で発泡断熱材5を容易に充填させることができる利点が
ある。
部とは半径Rが40mm以上の弧面で縦断面が接続さ
れ、しかも、平坦な外側面9から凹部7の上下端部へは
それぞれ縦断面が鈍角となるように接続されていると共
に、凹部7も必然的に比較的浅く形成されることとなる
ので、凹部7の成形加工時に凹部7に歪みが生じにく
く、かつ、凹部7の背後に充填される発泡断熱材5の厚
みが十分に大きくなり、従って、扉2に凹部7が形成さ
れていても発泡断熱材5により確実に断熱作用を行わせ
ることができて、扉2を比較的低コストで製作すること
が可能となる。
とを半径Rが40mm以上の弧面で接続し、かつ、平坦
な外側面9から凹部7の上下端部へはそれぞれ縦断面が
鈍角となるように接続すれば、ハンドル6を操作するた
め凹部7に手を差し込みやすくすることと、凹部7を比
較的浅く形成できることとの兼ね合いが良好となるもの
である。
カバー13の内面とねじ10の頭部との間に隙間が形成
されて、カバー13の先端がハンドル6の外表面に当接
しているため、扉2の洗浄水はカバー13に遮られてね
じ10に直接ふりかかることはなく、仮に、上記洗浄水
がカバー13内に侵入するようなことがあっても、その
水はカバー13の内面を伝わって下方へ流れ、ねじ10
を濡らすことはないので、ねじ10が錆びてその周辺を
汚すようなことは確実に阻止することができる。しか
も、補強板12が扉外壁3の底部内面にも裏当てされて
いるため、扉2の組立て時にねじ10が補強板12へね
じ込まれても、扉外壁3の底部内面により補強板12が
傾くことは確実に制止され、従って、扉2の組立て作業
が非常に楽になるという利点がある。
8がねじ10により扉2に固定され、ねじ10がカバー
13により覆われているため、ハンドル6に物等が当た
ってもカバー13が外れてねじ10が露出することはな
く、従って、ハンドル6の取り付けがゆるんだり、扉2
の外観が損なわれるような事態も容易に防止することが
できる長所がある。
の変形例6´は、上記実施形態例の場合と同様に、貯蔵
庫における扉外壁3の外側面に形成された凹部7を上下
に跨ぐように配置されるものであり、ハンドル本体50
の上端部にはほぼ四角形の凹部51が形成されて、その
底部にねじ座52が設けられ、ねじ座52の通孔53を
通るねじ54が扉外壁3にねじ込まれて、上記上端部が
扉外壁3に取り付けられ、また、ハンドル本体50の下
端部にはほぼ円形の凹部55が形成されて、その底部に
ねじ座56が設けられ、ねじ座56の通孔57を通るね
じ58が扉外壁3にねじ込まれて、上記下端部が扉外壁
3に取り付けられるように構成されている。
四角形通孔60が凹部51の両内側面へ角溝61となっ
て延びて、それらの上端が段付部62を形成し、また、
この場合と同様に、ねじ座56に設けられた一対の略四
角形通孔63が凹部55の両内側面へ角溝64となって
延びて、それらの上端が段付部65を形成している。
の凹部51に正面側(図9の右方)から弾力的に押し込
まれて、凹部51全体を正面側から上面側(図9の上
方)にかけて覆い、左右一対の脚部71の外側面がそれ
ぞれ凹部51の両内側面に沿っていて、キャップ70の
上記押し込み時における脚部71のたわみにより、各脚
部71の外側面に設けられた突起72が凹部51におけ
る左右内側面の段付部62とそれぞれ係合している。
体50の凹部55に正面側(図9の右方)から弾力的に
押し込まれて、凹部55全体を正面側から覆い、各脚部
74の外側面がそれぞれ凹部55の内周面に沿ってい
て、キャップ70の場合と同様に、キャップ73の上記
押し込み時における左右一対の脚部74のたわみによ
り、その両脚部74の外側面に設けられた突起75が凹
部55内側面の段付部65と係合している。
形態例の場合と同等の作用効果を奏することができる
外、ハンドル本体50を扉外壁3に取り付ける上下ねじ
54、58がそれぞれキャップ70、73により目隠し
され、かつ、各キャップ70、73がそれぞれハンドル
本体50の表面から突出することなくハンドル本体50
内に埋め込まれ、ハンドル6´全体として滑らかな外形
をしているので、ハンドル6´自体の外観は非常にスマ
ートで美しくなり、従って、前面全体がほぼ平面的で特
に飾りのない冷蔵庫1の前面中央付近にこれらのハンド
ル6´が集中的に配置されると、冷蔵庫1としてのデザ
インを格段に向上させることができるので、冷蔵庫1の
商品的価値を容易に高めることができる。
体50内に埋め込まれて、それらの外面が冷蔵庫1の正
面側に向いているので、押し込み方向の正面側から何ら
かの力が作用しても各キャップ70、73の外れること
がないのは勿論のこと、他の方向から力が作用しても各
キャップ70、73は外れにくくい長所がある。
された4個の扉をそなえた冷蔵庫に関するものである
が、扉を左右もしくは上下の2個のみとしても、また、
冷凍庫、冷却貯蔵庫等の貯蔵庫にもそれぞれ同様に本発
明を適用することができて、それぞれ同様な作用効果を
奏することができるのはいうまでもなく、さらに、テー
ブル型貯蔵庫のように、扉のハンドルが横向きに設けら
れている場合にも、本発明を適用することにより上記実
施形態例と同様な作用効果を奏することができるもので
ある。
請求項3にそれぞれ記載された本発明にかかる貯蔵庫の
扉では、略コ字型ハンドルが外壁辺部の平坦な外側面に
固定されて、貯蔵庫前面の辺部へ近接して配置され、か
つ、凹部の幅がハンドルの幅よりも大きくなっているの
で、ハンドルが扱いやすくなると共に、ハンドルが扉の
枢支軸から遠ざかるため開閉が比較的軽くなって、扉の
開閉操作が容易となるばかりでなく、ハンドル後方の外
壁外側面にハンドル操作用の凹部が直接形成されて、凹
部が外側面と一体であるため、凹部の周辺に段差や隙間
もなくてよごれが付着しにくく、また、掃除もしやすく
なり、従って、貯蔵庫の前面を容易に清潔に保って衛生
的にできる大きな特色があり、または、上記効果に加え
て、外壁辺部の平坦な外側面から凹部の少なくとも下端
部へは縦断面が鈍角に接続され、凹部の下端部が下方へ
大きく傾斜しているため、凹部内に入った洗浄水等は速
やかに流出してたまりにくいので、凹部内を常に清潔に
保持させることができ、上記効果に加えて、凹部の横幅
がハンドルを中心として外壁辺部側よりもそれと反対側
に幅が広くなっていて、特に外壁辺部側と反対側から凹
部内へ手を差し込んでハンドルを操作することが容易と
なって、実用的価値が高い。
る貯蔵庫の扉成形方法によれば、形成された扉ハンドル
操作用凹部でのステンレス鋼板部分には加圧力が適度に
分散して作用することにより、形成された凹部及びその
周辺に歪みは発生しにくくて、凹部の強度が比較的高い
ため、扉構造内で断熱材を発泡させる際、凹部内に発泡
圧押え治具を裏当てする必要がなくなると共に、一部分
に凹部が形成されたステンレス鋼板をそのまま貯蔵庫に
おける扉の外壁として使用することが可能となるので、
扉外壁の製造コストを容易に低減させることができる優
れた長所がある。
図。
図。
Claims (4)
- 【請求項1】 扉がステンレス鋼板製外壁と、内壁と、
上記外壁及び上記内壁間に配置された断熱材とをそな
え、上記外壁辺部の平坦な外側面に略コ字型ハンドルの
両脚部が固定され、上記ハンドル後方の上記外壁外側面
に上記ハンドル操作用の凹部が直接形成されて、上記凹
部の幅が上記ハンドルの幅よりも大きい貯蔵庫の扉構
造。 - 【請求項2】 請求項1において、上記平坦な外側面か
ら上記凹部の少なくとも下端部へは縦断面が鈍角に接続
された貯蔵庫の扉。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2において、上記
ハンドルは上下へ延びるように配置され、上記凹部は上
記ハンドルよりも左右にそれぞれ幅が広く、かつ、上記
ハンドルを中心として上記外壁辺部側よりもそれと反対
側に幅が広く形成された貯蔵庫の扉構造。 - 【請求項4】 平面上に凹部が形成された型に対して上
記凹部に臨むようにステンレス鋼板を配置し、上記型の
平面にステンレス鋼板を押圧した状態で上記凹部の反対
側から上記ステンレス鋼板に液圧を作用させて、上記凹
部の内面に沿うように上記ステンレス鋼板を変形させる
ことにより、貯蔵庫における扉の外壁に上記扉のハンド
ル操作用凹部を成形する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10074943A JPH10311668A (ja) | 1997-03-10 | 1998-03-09 | 貯蔵庫の扉 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7260997 | 1997-03-10 | ||
JP9-72609 | 1997-03-10 | ||
JP10074943A JPH10311668A (ja) | 1997-03-10 | 1998-03-09 | 貯蔵庫の扉 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09442799A Division JP3327863B2 (ja) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | 貯蔵庫用扉の成形方法及び装置 |
JP2005293091A Division JP2006071279A (ja) | 1997-03-10 | 2005-10-06 | 貯蔵庫扉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10311668A true JPH10311668A (ja) | 1998-11-24 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10074943A Pending JPH10311668A (ja) | 1997-03-10 | 1998-03-09 | 貯蔵庫の扉 |
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Country | Link |
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