JP5178208B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は冷蔵庫に係り、特に手掛け部を改良した冷蔵庫に関する。
従来の冷蔵庫の扉は、扉の側面(側面の高さ方向)に、凹凸を有する金属押し出し成形品からなるハンドルを取付けている(例えば、特許文献1参照)。
また、製氷機等の電化製品では、ヘミング曲げと呼ばれる技術によって一枚の金属板パネルを折り曲げ加工し、パネルの前壁から一体にクランク形状に延出するハンドルを形成している。このハンドルは扉の幅方向にのみ設けられ、扉の低位置に配設されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−46837号公報(第4、5頁、図1) 特開2004−150148号公報(第4頁、図3)
近年、冷蔵庫は小型廉価機種が多く使用されているが、特許文献1、2の従来の冷蔵庫等では、扉を開ける際、ハンドルの位置が低いと背の高い者は屈まなければならず、ハンドルの位置が高いと背の低い者はハンドルまで手が届かず、扉の開放に手間がかかる場合があった。
また、近年、スッキリ感やスマートさのある斬新なデザインが流行しているが、特許文献1の従来の冷蔵庫のように、金属押し出し成形品のハンドルを取付けている場合は、ハンドルの質感に金属光沢がでるため、扉のほぼ全体を占める鋼鈑と質感が異なり、ハンドルの存在感が強調されて、スッキリ感が損なわれてしまうという問題があった。また、金属ハンドル自体が高価なものであり、小形廉価機種への適用は困難であった。
さらに、特許文献2の従来の電化製品に用いられるヘミング曲げ等の技術は、これを冷蔵庫の扉に使用する場合は特殊な技術が必要となり、製品製作寿命の短い冷蔵庫には十分な投資効果を見込むことができなかった。また、形状に自由度が少なく、ハンドル部は薄板のみで強度を持たせているため、冷蔵庫のような扉には、強度的な面や開閉のし易さという点から問題があった。
本発明は、上記のよう課題を解決するためになされたもので、背の高低にかかわらずどの位置からでも扉を開閉することができ、少ない部品数で容易に組み立てることができる安価で信頼性の高い冷蔵庫を提供することを目的とする。
また、スッキリ感やスマートさのある斬新なデザインで意匠性が高く、時世の流れに合い、購入者のニーズを満足させることができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明に係る冷蔵庫は、内部に発泡断熱材が充填され手掛け部が設けられて開閉する扉を備え、扉は、内板と外板とによって構成され、外板が、1枚の鋼板をほぼ横U字状に折り曲げてその対向辺の端部を接合して形成されて、手掛け部が形成された前外板と、後外板とに区画され、前外板の高さ方向及び幅方向に沿って形成された前面凸部と、後外板の高さ方向及び幅方向に沿って形成され、前面凸部の背後に位置する中央凹部と、中央凹部の背後に位置する背面凸部とを有し、手掛け部、扉の側面の高さ方向と天面の幅方向に設けられ、扉の側面の高さ方向の略全高と天面の幅方向の略全幅に沿って形成された前面凸部、中央凹部及び背面凸部によって構成される手掛け凹部を有する。
本発明に係る冷蔵庫は、扉は、内板と外板とによって構成され、外板が、1枚の鋼板をほぼ横U字状に折り曲げてその対向辺の端部を接合して形成されて、手掛け部が形成された前外板と、後外板とに区画され、前外板の高さ方向及び幅方向に沿って形成された前面凸部と、後外板の高さ方向及び幅方向に沿って形成され、前面凸部の背後に位置する中央凹部と、中央凹部の背後に位置する背面凸部とを有し、手掛け部は、扉の側面の高さ方向と天面の幅方向に設けられ、扉の側面の高さ方向の略全高と天面の幅方向の略全幅に沿って形成された前面凸部、中央凹部及び背面凸部によって構成される手掛け凹部を有するので、各人の背の高さに合った位置で、扉を容易に開閉することができる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の外観斜視図、図2は図1の正面図、図3は図1の上面図、図4は図2の冷凍室扉のX―X断面図、図5は図4の要部を拡大した断面図、図6は図5の要部を拡大した断面図、図7は図2の冷凍室扉のY−Y断面図、図8は図2の冷凍室扉の要部の下面図、及び図9は図1の扉回転軸付近を拡大した斜視図である。
図1〜図3に示すように、冷蔵庫は、冷蔵庫本体1(例えば、高さ100〜160cm程度の小型の冷蔵庫本体)と、冷蔵庫本体1の前面開口部に設けられた冷凍室扉3及び冷蔵室扉4とを備えている。冷蔵庫本体1は、鋼板製の外箱と樹脂製の内箱との間に設けられた空間部に発泡断熱材(図示せず)を充填した断熱箱体により構成されている。冷凍室扉3及び冷蔵室扉4は外板Cと内板Dとからなり、それぞれ冷蔵庫本体1の上下に取付けられ、扉回転軸部6aを備えるヒンジ部6等により回動自在に軸支されている。なお、ヒンジ部6等は、冷蔵庫の天板5のひさし部5aによって覆われている(図9参照)。
図4、図5に示すように、冷凍室扉3の外板Cは、1枚の薄い鋼板をほぼ横U字状に折り曲げて形成され、開放側に手を掛けて扉を開閉する手掛け凸部(前面凸部)7aを備えた扉前面の大部分を構成する前外板(図の右側にずれているので右外板ともいう)7と、手掛け凸部7aの背面に形成され、手を差し込むための差込み凹部(中央凹部)8aと、差し込み凹部8aの背面に位置する背面凸部8bとを備えた後外板(図の左側にずれているので左外板ともいう)8とに区画される。そして、前外板と後外板8とは開放側において接合(接合部3a(図6) )され、これらの手掛け凸部7a、差込み凹部8a及び背面凸部8bによって、開放側の側面(図1の左側側面)の全上下方向(以下、高さ方向という)に側面側手掛け部Aを構成している。
なお、側面側手掛け部Aにおいて、手掛け凸部7aは背面凸部8bより短く(例えば10〜60mm程度短く)形成されており、すなわち、手掛け凸部7aは背面凸部8bより扉の面方向の内側にずらして(例えば10〜60mm程度ずらして)形成されている。
冷蔵室扉4の外板Cも冷凍室扉3と同様に、前外板9と後外板10とによって、前後に区画されている。
図5、図6に示すように、冷凍室扉3の前外板7の手掛け凸部7aの背面(第1の面ともいう)7bと、後外板8の差込み凹部8aから延設して扉面方向にほぼL字状に折り曲げられた第3の面8cとは、面接触して接合部3aを構成している。また、前外板7の背面(第1の面)7bは延設されて内板D側にほぼL字状に折り曲げられて、第2の面7cを形成している。
前外板7と後外板8の接合部3aの近傍には、これらを接合するためにリテイナ−19(合成樹脂で押し出し成形)が取り付けられている。リテイナ−19は、ほぼ逆U字状をなす胴部(挟持部)19aと、胴部19aの一方の面の端部をほぼL字状に折り曲げた当て片(位置決め片)19bと、他方の面から傾斜して延設された押圧片(傾斜片)19cとによって構成されている。そして、前外板7の第2の面7cを胴部19aによって挟持し、当て片19bと押圧片19cとによって、前外板7の第1の面7bと後外板8の第3の面8cとを挟持している。
図1、図7に示すように、鋼板を接合部3aで接合して形成された冷凍室扉3の外板Cの上端には、前面側扉キャップ11と背面側扉キャップ12とからなる扉キャップが取り付けられ、天面側手掛け部Bを構成している。前面側扉キャップ11は手を掛けて扉を開閉する手掛け凸部(前面凸部)11aを備え、背面側扉キャップ12は手掛け凸部11aの背面に形成され、手を差し込むための差込み凹部(中央凹部)12aと、差し込み凹部12aの背面側に位置する背面凸部12b(ただし扉回転軸部6a近傍には切り欠き部12c(図9)が設けられている)とを備え、これらによって天面側手掛け部Bを前後に区画している。なお、天面側手掛け部Bにおいて、手掛け凸部11aは背面凸部12bより短く(例えば10〜60mm程度短く)形成されており、すなわち、手掛け凸部11aは背面凸部12bより扉の面方向の内側にずらして(例えば10〜60mm程度ずらして)形成されている。
そして、天面側手掛け部Bの幅方向端部(例えば図1の左端部)と側面側手掛け部Aの高さ方向の上端において、ほぼ直角に交叉して連通あるいは接続している。より詳しくは、天面側手掛け部Bの手掛け凸部11aは一端が側面側手掛け部Aの手掛け凸部7aに連通あるいは接続してしており、他端はヒンジ部6付近に至る。また、天面側手掛け部Bの差込み凹部12aと背面凸部12bは、それぞれ一端が側面側手掛け部Aの差込み凹部8a及び背面凸部8bに連通しており、他端はヒンジ部6付近にまで至る。こうして、冷凍室扉3の高さ方向から幅方向に至るまで、所望の位置で冷凍室扉3に手を掛けて開閉することができるようになっている。
図8に示すように、冷凍室扉3の外板Cの底面には、それぞれ、前外板7と一体的に構成される前側下扉キャップ15と、後外板8と一体的に構成される背面側下扉キャップ16とが取り付けられており、底面側の下扉キャップを構成している。なお、冷凍室扉3の背面側下扉キャップ16には、位置決め用のリブ16aが設けられ、扉開閉時に、冷凍室扉3と冷蔵室扉4の間に指を挟むことがないようにしてある。
そして、これらの前外板、後外板7、8(外板C)と、それぞれの扉キャップ11、12及び下扉キャップ15、16と、扉の背面に位置して庫内側となる内板Dとで囲まれた部分には、発泡断熱材14が充填されて、これらによって冷凍室扉3を構成している。発泡断熱材14は、前外板7の手掛け凸部7aの内部にも充填されており、これによって手掛け部の強度が増大する。
図3、図9に示すように、冷凍室扉3は、扉回転軸部6aを備えるヒンジ部6により冷蔵庫本体1に回動自在に軸支されている。天板5のひさし部5aには切欠き5bが設けられ、冷凍室扉3を全開したときに、前面側扉キャップ11の手掛け凸部11aのヒンジ側端面11bが接触するのを防いでいる。また、手掛け凸部11aのヒンジ側端面11bは、ヒンジ部6の支え板6bよりも下側に位置して、ヒンジ部6の支え板6bと接触しないようにしてある。
上記の説明では、扉キャップ構造を冷凍室扉3に設けた場合について示したが、冷蔵室扉4では、その上部に設けた前面側上扉キャップ17及び背面側上扉キャップ18は、冷凍室扉3の底面に設けた前面側下扉キャップ15と背面側扉下キャップ16を上下反転させた構造にして冷蔵室扉4の上面に取付けたものであり、それ以外は冷凍室扉3の場合と同一構造であるので、冷蔵室扉4にも適用することができる。
なお、上記の説明では、図1に示すように、冷蔵庫扉3の左側が開閉するようにしたが、右側が開閉するようにしてもよい。
次に、冷凍室扉3の組立て手順について説明する。
まず、鋼板の対向辺を構成する前外板7の背面(第1の面)7bと、後外板8の第3の面8cとを面接触させて前後方向の位置決めを行い、接合部3aを形成する。この状態で、第2の面7cにリテイナー19の逆U字状の胴部19aを嵌合して挟持し、さらに、接合部3aに位置する背面7bと第3の面8cとをリテイナー19の当て片19bと押圧片19cとによって挟持する。この場合、背面7bはリテイナー19の当て片19bに当接し、第3の面8cは押圧片19cに当接して背面7b側に押圧される。押圧片19cは弾性変形が容易な形状となっているので、各部品の寸法ばらつきにも柔軟に押圧力を発揮する。
上記のようにして組立てた前外板7と後外板8は上下方向に延設されており、上端には前面側扉キャップ11と背面側扉キャップ12とを嵌合し、下端には前面側下扉キャップ15と背面側下扉キャップ16を取付ける。次に、発泡治具(図示せず)により位置決め保持した状態で発泡断熱材14を外板C内側の空間部に充填し、一体に成形固着させる。最後に、内板Dを取付けて、冷凍室扉が完成する。
次に動作について説明する。
冷凍室扉3を開くときは、側面側手掛け部Aの差込み凹部8aに手を差込み、手掛け凸部7aに手を掛けて、手前に引くか、あるいは、天面側手掛け部Bの差込み凹部12aに手を差込み、手掛け凸部11aに手を掛けて、手前に引く。このとき、背の高い者は天面側手掛け部Bに手を差込み、背の低い者は側面側手掛け部Aに手を差込んで、冷凍室扉3を手前に引くことができる。
冷凍室扉3を閉じるときは、扉の前面側等を押して元の位置に戻す。
冷蔵室扉4では側面側からのみ開くことになるが、その開閉は冷凍室扉3の場合と同様である。
以上のように、本実施の形態1においては、冷凍室扉3には側面側手掛け部Aと天面側手掛け部Bとが設けられているので、背の低い者は側面側手掛け部Aを使用し、背の高い者は天面側手掛け部Bを使用することができ、自分の背の高さにあった位置で扉を開閉することができる。なお、前外板7の手掛け凸部7a、11aを後外板8の背面凸部8b、12bよりも短くした場合(例えば10〜60mm程度短くした場合)は、手掛け部に手が掛け易く、冷凍室扉3を容易に開閉することができる。
また、側面側、天面側のいずれにおいても手掛け部を前後で別の色にすることができ、さらに前外板7の手掛け凸部7a、11aを短くした場合は、手掛け部の前後の凸部を共に確認することができる。
また、扉の前後、上下等で色の組み合わせを自在に変えることができ、例えば扉全体を手掛け部の前後で色を変えたデザインにすることもでき、このようにすることによって意匠性が高くなる。
また、外板Cに高価な着色フィルムを貼付けずに各々の外板素材を異質としたり、外板表面装飾を異色、異質に配色したりすることによって、扉デザインに変化を持たせ、高い意匠性を付与することができる。
また、量産のばらつきで外板Cの接続部にスキが発生しても、スキは正面から見えず、そのため鋼鈑の折り曲げ成形に際して、前外板7と後外板8の接合部3aの外観不良が軽減され、意匠性が高く、不良率が低くなる。
また、側面側手掛け部Aは全高にわたり外板Cそのものによって形成されており、内部には発泡断熱材14が充填されているので、手掛け部の強度を充分に確保することができる。また、側面側手掛け部Aは熱伝導の良い金属製の外板によって外気温度を伝導するため、断熱厚みが薄くても露付きを防止することができ、信頼性が高い。さらに、部品数も少なくてよく、扉が大きくなっても組立てが容易で、安価である。
また、前外板7及び後外板8ともに、外板加工工程においては折曲加工が簡単なため、汎用のプレスブレーキ等によって加工を行うことができ、設備投資を最少限にすることができる。
また、ハンドルが不要のため安価であり、さらにどの高さにおいても手掛け部が設けられるため、扉を長くした場合でも組立てが容易で、すっきりとした一体感を得ることができ、スマートな斬新なデザインとなる。
実施の形態2.
図10は本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の冷凍室扉の要部を拡大した断面図、及び図11は図10の要部を拡大した断面図である。本実施の形態2では、図6に示した後外板8の第3の面8cを延設して内板D側にほぼL字状に折曲げ、第4の面8dとしたものである。
図10、図11に示すように、冷凍室扉3の前外板7の背面7b(第1 の面)と、後外板8の第3の面8cとは、面接触して第1の接合部30aを構成し、また、冷凍室扉3の前外板7の第2の面7cと、後外板8の第4の面8dとは、面接触して第2の接合部30bを構成している。こうして、前後方向(図11の紙面上下方向)のみではなく横方向(図11の紙面左右方向)においても、前外板7と後外板8との位置決めを行う。
前外板7と後外板8の第1、第2の接合部30a、30bには、これらを接合するためにリテイナ−19が取り付けられている。リテイナ−19は、断面逆U字状の胴部19aと、胴部19aの一方の面よりL字状に折り曲げられた当て片19bと、もう一方の面より傾斜して延設された押圧片19cとによって構成されている。そして、第2の面7cと第4の面8dとを胴部19aによって挟持し、当て片19bと押圧片19cとによって、第1の面7bと第3の面8cを挟持している。
その他の構成、作用、効果は、実施の形態1で示した場合と実質的に同一なので、説明を省略する。
以上のように、前外板7と後外板8が第1、第2の接触面30a、30bにおいてほぼL字状をなして面接触をしているため、組立て作業時の位置決めが容易である。
なお、本実施の形態2ではリテイナー19を用いずにテープによって固定することもでき、このようにすると、人手による加工時間が増加しても、製造原価の低減を図ることができる。
実施の形態1、2においては、側面側手掛け部Aは前外板7と後外板8によって、また天面側手掛け部Bは前面側扉キャップ11と背面側扉キャップ12によって、外板Cを前後に区画する場合について述べたが、それぞれの手掛け部を1部品によって構成し、複数色に分けて配色された外板によって前後を色分けするようにしてもよい。
また、小型(例えば、高さ100〜160mm程度)の2ドア式の冷蔵庫について述べたが、1ドア式の冷蔵庫であってもよく、また、中型、大型(例えば、高さ160cm以上)の冷蔵庫であってもよく、さらに3ドア以上の多扉の冷蔵庫であってもよい。
また、冷蔵室扉4は、上部に前面側上扉キャップ17及び背面側上扉キャップ18を取付けた場合を示したが、冷凍室扉3と同様に、上部に前面側扉キャップ11及び背面側扉キャップ12を装着して天面側手掛け部Bを形成してもよい。
本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の外観斜視図である。 図1の正面図である。 図1の上面図である。 図2の冷凍室扉のX―X断面図である。 図4の要部を拡大した断面図である。 図5の要部を拡大した断面図である。 図2の冷凍室扉のY−Y断面図である。 図2の冷凍室扉の要部の下面図である。 図1の扉回転軸付近を拡大した斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の要部を拡大した断面図である。 図10の要部を拡大した断面図である。
符号の説明
1 冷蔵庫本体、3 冷凍室扉、3a、30a、30b 接合部、4 冷蔵室扉、5 天板、5a ひさし部、5b 切欠き、6 ヒンジ部、6a 扉回転軸部、6b 支え板、7、9 前外板、7a、11a 手掛け凸部(前面凸部)、7b 背面(第1の面)、7c 第2の面、8、10 後外板、8a、12a 差込み凹部(中央凹部)、8b、12b 背面凸部、8c 第3の面、8d 第4の面、11 前面側扉キャップ、12 背面側扉キャップ 、12c 切欠き部、14 発泡断熱材、15 前面側下扉キャップ、16 背面側下扉キャップ、16a 位置決め用のリブ、19 リテイナー、19a 胴部(挟持部)、19b 当て片(位置決め片)、19c 押圧片(傾斜片)、A 側面側手掛け部、 B 天面側手掛け部、 C 外板、D 内板。

Claims (14)

  1. 内部に発泡断熱材が充填され手掛け部が設けられて開閉する扉を備え、
    前記扉は、
    内板と外板とによって構成され、
    前記外板が、1枚の鋼板をほぼ横U字状に折り曲げてその対向辺の端部を接合して形成されて、前記手掛け部が形成された前外板と、後外板とに区画され、
    前記前外板の高さ方向及び幅方向に沿って形成された前面凸部と、前記後外板の高さ方向及び幅方向に沿って形成され、前記前面凸部の背後に位置する中央凹部と、前記中央凹部の背後に位置する背面凸部とを有し、
    前記手掛け部
    前記扉の側面の高さ方向と天面の幅方向に設けられ、前記扉の側面の高さ方向の略全高と天面の幅方向の略全幅に沿って形成された前記前面凸部、前記中央凹部及び前記背面凸部によって構成される手掛け凹部を有する
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 天板を有し、前記扉が取り付けられる冷蔵庫本体と、
    前記扉の幅方向に取り付けられる前面側扉キャップ及び背面側扉キャップと、
    前記扉の幅方向の一方の端部側に設けられ、前記扉を開閉自在とするための扉回転軸部を有するヒンジ部と、
    前記冷蔵庫本体の前記天板に形成され、前記ヒンジ部を覆うように設けられるひさし部と、
    を備え、
    前記扉は、
    前記手掛け部を含むように、前記前外板及び前記後外板と前記内板との間に前記発泡断熱材が充填され、
    前記手掛け部は、
    前記扉の側面の高さ方向の略全高に沿って形成された側面側手掛け部と、
    前記扉の天面の幅方向の略全幅に沿って形成された天面側手掛け部とを有し、
    前記前面側扉キャップは、
    前記前外板の高さ方向に沿うように、前記ヒンジ部が設けられていない側から前記ヒンジ部付近にかけて、前記天面側手掛け部の前記前面凸部に設けられ、
    前記背面側扉キャップは、
    前記後外板の天面の幅方向に沿うように、前記天面側手掛け部の前記中央凹部及び前記背面凸部に設けられ、
    前記ひさし部は、
    前記冷蔵庫本体の前記天板の一方の端部側に形成され、
    前記扉を全開としたときに、前記前面側扉キャップの前記ヒンジ部側と、前記ひさし部とが接触しないように切欠きが形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記前外板の前記前面凸部を前記後外板の前記背面凸部より前記扉の面方向内側にずらした
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の冷蔵庫。
  4. 前記外板の側面の高さ方向のほぼ全高にわたり、及び天面の幅方向のほぼ全幅わたり、前記前外板の前記前面凸部を前記後外板の背面凸部より前記扉の面方向内側にずらした
    ことを特徴とする請求項3記載の冷蔵庫。
  5. 記前外板の前記前面凸部を前記後外板の前記背面凸部より面方向内側にずらして前記側面側手掛け部が形成され
    記前面扉キャップの前記前面凸部を前記背面扉キャップの前記背面凸部より面方向内側にずらして前記天面側手掛け部が形成された
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記側面側手掛け部と前記天面側手掛け部とを連通あるいは接続して前記手掛け部がほぼL字状に形成された
    ことを特徴とする請求項5記載の冷蔵庫。
  7. 前記外板の底面側に前面側下扉キャップ及び背面側下扉キャップが取り付けられた
    ことを特徴とする請求項5又は6記載の冷蔵庫。
  8. 前記鋼板の前記接合部近傍において前記側面側手掛け部が形成され、前記鋼板の天面側の開口部に前記前面側扉キャップが取り付けられて前記天面側手掛け部が構成された
    ことを特徴とする請求項〜7のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  9. 前記前外板に、前面凸部を形成する背面側の第1の面と、前記第1の面を延設し前記内板側に折り曲げて形成された第2の面とを設けるとともに、前記後外板に、中央凹部を形成する面を扉面方向に折り曲げて形成した第3の面を設け、前記第1の面の端部近傍と前記第3の面とを当接して接合した
    ことを特徴とする請求項のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  10. 前記後外板の第3の面を延設して前記内板側に折り曲げて第4の面をさらに形成し、前記前外板の前記第2の面と、前記後外板の前記第4の面とを当接して接合された
    ことを特徴とする請求項記載の冷蔵庫。
  11. 少なくとも前記前外板の第2の面を挟持する挟持部と、前記第1の面に当接して位置決めする位置決め片と、前記後外板の第3の面を押圧する傾斜片とを備えたリテイナーを有する
    ことを特徴とする請求項9又は10記載の冷蔵庫。
  12. 凍室扉の底面と蔵室扉の上面及び底面に取り付けられた背面側下扉キャップ及び背面側上扉キャップの少なくとも一方に位置決め用のリブを設けた
    ことを特徴とする請求項7〜11のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  13. 前記背面側扉キャップの前記背面凸部の前記扉回転軸部近傍に切欠き部が設けられ、
    前記ひさし部は、
    前記切欠き部を前記扉回転軸部とともに覆うように設けられている
    ことを特徴とする請求項5〜12のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  14. 前記前面側扉キャップに設けた前記前面凸部は、前記扉回転軸部の支え板の下側に位置する
    ことを特徴とする請求項13記載の冷蔵庫。
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