JP2000097550A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
に、部品点数削減に伴うコストの低減を図ることができ
る冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 扉3は、鋼板を折曲することにより構成
された外板5を備え、この外板5の内側に断熱材を発泡
充填して成るものであって、外板5には把手となる凹部
8を一体に折曲形成した。
Description
めの扉を備えた冷蔵庫に関するものである。
例えば図3に示す如く鋼板製の外箱101と硬質樹脂製
の図示しない内箱間に発泡ポリウレタンなどの図示しな
い発泡断熱材を現場発泡方式にて充填した断熱箱体10
2から構成されており、この断熱箱体102内を区画す
ることによって、−20℃などの凍結温度に冷却される
冷凍室や、+5℃などの冷蔵温度に維持される冷蔵室、
そして、野菜などの乾燥を嫌う食品を保存するための野
菜室などを形成している。
を有する回動式の扉104により開閉自在に閉塞され
る。この把手103は、扉104の非枢支側の前面に取
り付けられた樹脂製のハンドル部材であり、図示しない
ビスなどの固定具により固定されているものであった。
来の構造では把手103が扉104とは別部品であった
ために部品点数が多くなり、コストが高騰する問題を生
じていた。また、把手103は、ビス等の固定具によっ
て扉104に固定しなければならないため、組立行程に
おいてビス止め作業が必要となり、組立作業も煩雑化す
る問題もあった。
4に固定するため、使用頻度が多くなるにつれて、ビス
が緩み、把手103が扉104から脱落してしまう問題
もあった。
るために成されたものであり、扉の組立作業性を改善す
ることができると共に、部品点数削減に伴うコストの低
減を図ることができる冷蔵庫を提供するものである。
は、鋼板を折曲することにより構成された外板を備え、
この外板の内側に断熱材を発泡充填して成る扉を備えた
ものであって、扉の外板には把手となる凹部を一体に折
曲形成したことを特徴とするものである。
ことにより構成された外板を備え、この外板の内側に断
熱材を発泡充填して成る扉を備えた冷蔵庫において、扉
の外板に把手となる凹部を一体に折曲形成したので、把
手用の格別な部材を扉に取り付ける必要が無くなり、部
品点数の削減と組立作業性の著しい改善を図ることが可
能となる。
されるため、断熱材が内側に密着した強固な把手が構成
され、開閉時に加わる応力に対する強度も向上する。ま
た、外板の色、図柄などが把手となる凹部にも付される
ことになるので、連続感が増し、意匠的外観の向上も図
れるものである。
ることにより前面と側面が構成された外板と、この外板
の上下縁に取り付けられた樹脂製のキャップとを備え、
これらにより囲繞された空間内に断熱材を発泡充填して
成る扉を備えたものであって、鋼板の側面には把手とな
る凹部を一体に折曲形成すると共に、キャップは当該外
板の折曲形状に合致した形状に成型されていることを特
徴とするものである。
ことにより前面と側面が構成された外板と、この外板の
上下縁に取り付けられた樹脂製のキャップとを備え、こ
れらにより囲繞された空間内に断熱材を発泡充填して成
る扉を備えた冷蔵庫において、外板の側面には把手とな
る凹部を一体に折曲形成すると共に、キャップを当該外
板の折曲形状に合致した形状に成型しているので、上記
に加えて外板の折曲加工が容易となり、部品点数の削減
と合わせて、全体として著しい生産性の改善を図ること
が可能となるものである。
形態を詳述する。図1は本発明を適用した冷蔵庫Rの斜
視図である。本発明の冷蔵庫Rは、前方に開口する鋼板
製の外箱1と、硬質樹脂製の図示しない内箱との間に発
泡ポリウレタン断熱材を現場発泡方式により充填して成
る断熱箱体2により構成されており、この断熱箱体2の
庫内は、図示しない区画部材によって上下に区画されて
いる。
(−20℃程)に冷却される冷凍室が形成されていると
共に、係る区画部材の下方は冷蔵温度(+5℃程)に冷
却される冷蔵室が形成されている。これら冷凍室及び冷
蔵室は、周知の冷凍サイクルを構成する図示しない冷却
装置により所定温度に冷却される。
は、回動式の扉3、4によりそれぞれ開閉自在に閉塞さ
れている。
3、4の構造を説明する。ここでは、扉3について説明
するが、扉4についても寸法の相違のみで基本構造は同
様であるものとする。図2は本発明の扉3の分解斜視図
を示している。図2において、5は鋼板製の外板であ
り、前面6と、この前面6の枢支側(本実施例において
は右側)端部を後方に所定曲率で屈曲した側面7と、側
面7の後端部から更に内方に直角に屈曲することにより
形成された後面24と、前面6の非枢支側(本実施例に
おいては左側)端部に形成された把手となる凹部8と、
この凹部8の後端部から更に内方に直角に屈曲すること
により形成された後面26などから構成されている。
比較的大きい曲率で折り返した凸部9と、この凸部9の
端部を大きい曲率で更に左方に折り返すことにより形成
された湾曲部10と、この湾曲部10の左端を所定曲率
で後方に屈曲した側面11とから構成されており、この
側面11が前記後面26に連続している。
出しており、これによって、左方から湾曲部10内に手
指を挿入し易くしている。
樹脂を射出成形することにより形成されている。この上
キャップ12は、凹部8を含む前述の如き外板5の上縁
形状に合致した形状に成形され、その周縁には下方に向
けて側面12Aが形成され、この側面が12Aが外板5
の上縁に被さる寸法とされている。
施例においては右側)端部は、前記側面7に対応するよ
うに形成されていると共に、図示しない枢支部材を取り
付けるための孔13が形成されている。
実施例においては左側)端部は、前記凹部8に対応する
ように、凹部14が形成されており、この凹部14は、
凸部15と、湾曲部16と、側面17により構成されて
いる。そして、これら凸部15、湾曲部16、側面17
は、前述の外板5の凹部8を構成する凸部9、湾曲部1
0、側面11にそれぞれ合致するものである。
キャップ12と同様に硬質合成樹脂を射出成型すること
により形成されていると共に、上キャップ12と同寸法
の対称形状に形成されている。
に向けて側面18Aが形成されている。また、下キャッ
プ18の枢支側(本実施例においては右側)端部は、前
記側面7に対応するように形成されていると共に、図示
しない枢支部材を取り付けるための孔19が形成されて
いる。
実施例においては左側)端部は、前記凹部8に対応する
ように、凹部20が形成されており、この凹部20は、
凸部21と、湾曲部22と、側面23により構成されて
いる。これら凸部21、湾曲部22、側面23は、前述
の外板5の凹部8を構成する凸部9、湾曲部10、側面
11にそれぞれ合致するものである。
を説明する。先ず、外板5の下方から外板5の下端に下
キャップ18を挿入して取り付ける。係る際において、
下キャップ18は、その凹部20の凸部21と、湾曲部
22と、側面23が、それぞれ外板5の凹部8の凸部9
と、湾曲部10と、側面11の下端に被さる。そして、
その側面18Aは外板5の前面6、側面7、後面24、
26及び凹部8の外面に重合する。
プ12を挿入して取り付ける。係る際において、上キャ
ップ12は、その凹部14の凸部15と、湾曲部16
と、側面17が、それぞれ外板5の凹部8の凸部9と、
湾曲部10と、側面11に被さると共に、上キャップ1
2の側面12Aは外板5の前面6と、側面7と、後面2
4、26及び凹部8の外面に重合する。
の後面24、26間に渡って取り付け、係る外板5と内
板及び上下キャップ12、18間に図示しない発泡ポリ
ウレタン断熱材を現場発泡方式で充填して接着固化させ
る。
12に形成された孔13及び下キャップ18に形成され
た孔19に挿入して、冷蔵庫Rの冷凍室の前面開口に取
り付ける。このとき、扉3の後面周囲には図示しないガ
スケットが取り付けられて冷凍室の前面開口に密着し、
開口を閉塞する。
形成された凹部8の湾曲部10内に手指を挿入し、凸部
9の後面に掛けて前方に引く。これにより、図示しない
枢支部材を中心に扉3が回動し、扉3は開放される。
しての凹部8が一体に成形されているため、扉と把手が
別部品で構成されている扉と比して、格別な部品を必要
としない。また、組立作業を行う場合においても作業工
程は著しく削減され、作業性は向上される。
形成されるため、断熱材が内側に密着した強固な把手が
構成され、開閉時に加わる応力に対する強度も向上す
る。また、外板5の色、図柄などは把手となる凹部8に
も付されることになるので、連続感が増し、意匠的外観
の向上も図れる。
るので、清掃も容易であり、常に衛生的に維持できる効
果もある。そして、外板5の上下に取り付ける上下キャ
ップ12及び18を、外板5の折曲形状に合致した形状
に成型しているので、平板状の外板5を曲げ加工するの
みで、キャップを含めた把手形状を構成でき、部品点数
の削減と合わせて、全体として著しい生産性の改善を図
ることができる。
ば、鋼板を折曲することにより構成された外板を備え、
この外板の内側に断熱材を発泡充填して成る扉を備えた
冷蔵庫において、扉の外板に把手となる凹部を一体に折
曲形成したので、把手用の格別な部材を扉に取り付ける
必要が無くなり、部品点数の削減と組立作業性の著しい
改善を図ることが可能となる。
されるため、断熱材が内側に密着した強固な把手が構成
され、開閉時に加わる応力に対する強度も向上する。ま
た、外板の色、図柄などが把手となる凹部にも付される
ことになるので、連続感が増し、意匠的外観の向上も図
れるものである。
ことにより前面と側面が構成された外板と、この外板の
上下縁に取り付けられた樹脂製のキャップとを備え、こ
れらにより囲繞された空間内に断熱材を発泡充填して成
る扉を備えた冷蔵庫において、扉の外板の側面には把手
となる凹部を一体に折曲形成すると共に、キャップを当
該外板の折曲形状に合致した形状に成型しているので、
上記に加えて外板の折曲加工が容易となり、部品点数の
削減と合わせて、全体として著しい生産性の改善を図る
ことが可能となるものである。
Claims (2)
- 【請求項1】 鋼板を折曲することにより構成された外
板を備え、この外板の内側に断熱材を発泡充填して成る
扉を備えた冷蔵庫において、 前記扉の外板には把手となる凹部を一体に折曲形成した
ことを特徴とする冷蔵庫。 - 【請求項2】 鋼板を折曲することにより前面と側面が
構成された外板と、この外板の上下縁に取り付けられた
樹脂製のキャップとを備え、これらにより囲繞された空
間内に断熱材を発泡充填して成る扉を備えた冷蔵庫にお
いて、 前記扉の外板の側面には把手となる凹部を一体に折曲形
成すると共に、前記キャップは当該外板の折曲形状に合
致した形状に成型されていることを特徴とする冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10265380A JP2000097550A (ja) | 1998-09-18 | 1998-09-18 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10265380A JP2000097550A (ja) | 1998-09-18 | 1998-09-18 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000097550A true JP2000097550A (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=17416387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10265380A Pending JP2000097550A (ja) | 1998-09-18 | 1998-09-18 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000097550A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-09-18 JP JP10265380A patent/JP2000097550A/ja active Pending
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