JPH0564684U - 冷蔵庫等の扉 - Google Patents

冷蔵庫等の扉

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Publication number
JPH0564684U
JPH0564684U JP288792U JP288792U JPH0564684U JP H0564684 U JPH0564684 U JP H0564684U JP 288792 U JP288792 U JP 288792U JP 288792 U JP288792 U JP 288792U JP H0564684 U JPH0564684 U JP H0564684U
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JP
Japan
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door
cover
recess
end cap
opening
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Pending
Application number
JP288792U
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English (en)
Inventor
義昭 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0564684U publication Critical patent/JPH0564684U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 左右の開き勝手を変更できる扉の手掛け部を
簡単な動作(作業)で右扉用から左扉用にあるいは左扉
用から右扉用に変更できる冷蔵庫等の扉を得る。 【構成】 冷蔵室扉3の上端に位置するエンドキャップ
25に左右に長い凹部26を設け、その凹部26の中に
凹部26に手掛け部24を形成する長さ短かく形成され
て左右の副方向にスライド可能なカバー27を嵌め、エ
ンドキャップ25の凹部26とカバー27により端にで
きる凹部を手掛け部24とし、カバー27を左右に摺動
させることで、扉3の開閉方向に対応して手掛け部24
の位置を凹部26の左または右に変更できる構成とし
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は冷蔵庫等の扉に係り、特にその扉の左右の開き勝手を変更し得る構 造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7ないし図11は例えば実開平1−169790号公報に示された従来の冷 蔵庫等の扉であり、図において、1は冷蔵庫本体、2は冷凍室扉、また、3は冷 蔵室扉で、各ヒンジ(蝶番)4,5,6によりそれぞれ開閉自在に閉鎖されてい る。図7に示すように、冷凍室扉2、冷蔵室扉3は折曲げ鋼板性の扉外板7のそ れぞれ上下端に各エンドキャップ8,9を配設し、内部に硬質ポリウレタンフォ ーム等の発泡性断熱材(図示せず)を注入発泡して構成されている。図8に示す ように、エンドキャップ9の左右には、一対の凹陥部10が形成されており、そ れぞれの凹陥部10には、手掛け部24を形成する第1のカバー11aと、凹陥 部10を隠閉するための第2のカバー12aとが着脱自在に嵌着されている。
【0003】 図9および図10に、それぞれ第1及び第2カバー11a,12aの取付状態 の要部拡大断面図を示す。13,14は、凹陥部10を形成するエンドキャップ 9の周囲壁のそれぞれ前後面に設けられた複数個の前部及び後部係止孔で、この 各係止孔に、第1及び第2のカバー11a,12aに設けられた前側の係止爪1 5と後側の係止爪16とがそれぞれ係止されるようにしてある。第1及び第2の カバー11a,12aは、前面フランジ部17と後面フランジ部18とを有して おり、それぞれエンドキャップ9に設けられた凹陥部10の前面段部19と後面 段部20上に載置されている。
【0004】 21は、後部係止爪16の先端に突設された突出部で、この突出部21が、後 部係止孔14の上端後部に係合している。22は、後部係止孔14の位置する上 部に、適宜幅寸法にて設けられた係止段部で、段部20から上記突出部21の高 さ寸法以上凹陥させている。23は、各第1及び第2カバー11a,12aの後 部フランジ面の各後部係止爪16の位置する部位の上面に設けた指等が押圧する ための各凹みである。
【0005】 つぎに、以上のような構成における動作について説明する。手掛け部24を形 成する第1のカバー11aも、凹陥部10を隠閉するための第2のカバー12a も共に、各係止爪15,16をエンドキャップ9の各係止孔13,14にそれぞ れ係合させている。第1または第2のカバー11a,12aを装着するには、そ れぞれ、上記凹み23部を上方から下向きに押圧すれば、各係止爪15,16下 側の下側傾斜面がエンドキャップ9の各部と当接したとき、カバーの可撓弾性に よりカバーが変形して容易に各爪部と各係止孔とが係合して、各カバー11a, 12aを装着することができる。手掛け部24を形成する第1のカバー11aに は、扉の開放時に手前に引く力が加わるが後部係止爪16に突設した突出部21 が後部係止孔14上端後壁14aに係止されるので、容易に外れることはなく、 小ねじ等により固着する必要がない。
【0006】 また、各カバー11a,12aを外す場合には、図11に、その時の状態の図 9相当図を示すように、各カバーの後部フランジ18上に設けた凹み23の部位 を下向きに押圧すれば、カバーの可撓弾性により、フランジ面が係止段部22ま で下がり、後部係止爪16の突出部21が係止孔上端14aより下がるので、カ バーを押圧しながら手前(図面の左方)に引けば突出部21の拘束が解除され取 外すことができる。なお、上記第1および第2のカバー11a,12aを相互に 各凹陥部10上に付け替えることにより、手掛け部24を左右逆にするとともに 、各ヒンジ4,5,6を左右に付け替えることにより、扉2,3の開き勝手を左 右逆にすることができるように構成されていた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
従来の冷蔵庫等の扉は以上のように構成されているので、扉の開き勝手を左右 逆にするためには、手掛け部の位置を変更するため第1のカバー及び第2のカバ ーを相互に各凹陥部上に付け替えることが必要で、手間がかかり作業が煩雑であ るなどの問題点があった。
【0008】 この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、扉の開き勝 手を左右逆にする時、簡単な作業で手掛け部の位置を変更できる冷蔵庫等の扉を 得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る冷蔵庫等の扉は、扉の開き勝手を左開きと右開きとに変えるこ とができるものにおいて、扉一端部のエンドキャップに左右に長く形成した凹部 と、左右長がこの凹部に手掛け部を形成する長さ短かく形成され、凹部に係合し て凹部を塞ぐとともに、凹部を左右に摺動自在のカバーとを設けたものである。
【0010】
【作用】
この考案における扉は、凹部とカバーにより手掛け部が形成され、カバーを左 右に摺動させることで、手掛け部の位置が凹部の左右に変わり、扉の開く方向に 対応して簡単な作業で手掛け部の位置を左右に変えることができる。
【0011】
【実施例】
実施例1 以下、この考案の一実施例を図について説明する。図1ないし図6において、 従来の図7ないし図11と同一符号は同一、又は相当部分を示す。図において1 は冷蔵庫本体、2は冷凍室扉、また3は冷蔵室扉で、各ヒンジ4,5,6により それぞれ開閉自在に閉鎖されている。冷蔵室扉3は折曲げ鋼板製の扉外板7の上 端にエンドキャップ25と下端にエンドキャップ8を配設し、内部に硬質ポリウ レタンフォーム等の発泡性断熱材(図示せず)を注入発泡して構成され、ヒンジ 4,5,6を左右付け替えることによって、冷凍室扉2とともに扉の開き勝手を 左開きと図1に示す右開きとに変えることができる。そして、図2に示すように 上端のエンドキャップ25には左右に長く扉3の略全幅に渡り形成した凹部26 が設けられ、その中には左右長がこの凹部26の一端に手掛け部24を形成する 長さ短かく形成したカバー27が嵌め込まれて係合し、このカバー27が凹部2 6を塞ぐとともに、凹部26内を左右摺動自在にスライドできる構造となってい る。
【0012】 図3はエンドキャップ25の凹部26にカバー27が嵌め込まれたところの断 面図であるが、エンドキャップ25は外郭の意匠面を形成するキャップ28と凹 部26の底面を形成する底板29とから構成されており、図に示す様に、キャッ プ28の部分的に突出したリブ28aが底板29に設けられた嵌合孔29aに嵌 合している。一方、カバー27は外側の意匠面を形成する上板30と凹部26に 嵌合する下板31とにより構成され、図に示す様に下板31の爪部31aが上板 30のフランジに設けられた穴部30aに嵌合している。又、下板31の側面フ ランジには下側が傾斜面を持った摺動用爪31bが配設され、上記キャップ28 のリブ28aの下面に当接している。
【0013】 図4はカバー27の要部斜視図で、32は下板31の下面にU字状に切欠かれ た係止片で両側に形成され、その先端には図5に示す様に下向きに突出した爪部 32aが配設され、かつ係止片32の略中央部下面には上記爪部32aより高さ が低い突出部32bが下向きに各々配設されている。他方、図2に示す様にエン ドキャップ25の凹部26の底面を形成する底板29には左右の要所に係止孔2 9bが設けられており、上記係止片32に設けられている爪部32aが嵌合して いる。又カバー27の外側の意匠面形成する上板30の上面には、下板31の突 出部32bより内側に位置する部分に凸部27aがそれぞれ設けられている。3 3は冷凍室扉2下端のエンドキャップで、開き勝手を変える際、左右どちらから でも開くことができるように、幅広く手を掛ける部分を凹設している。
【0014】 つぎに動作について説明する。キャップ28と底板29により形成されるエン ドキャップ25中央の凹部26に、上板30と下板31から構成されるカバー2 7を装着するには、カバー27を上方から押圧すれば下板31の側面フランジに 設けられた摺動用爪31bの下側傾斜面がエンドキャップ25の各部と当接した とき、下板31の可撓性により下板31が変形して押し込まれ、上記摺動用爪3 1bがキャップ28の部分的に突出したリブ28aの下面に係合して嵌着する。 そして、図5に示すように、カバー27は凹部26を右端より塞ぎ、左側の爪部 32aが係止孔29bのへりに当接し、左側に移動することなく凹部26に係止 され、凹部26の左側に冷蔵室扉3を右側に開く際の手掛け部24を形成する。
【0015】 つぎに冷蔵室扉3の開き勝手を左開きに変える場合は、図6に示すようにカバ ー27の上板30に設けられた凸部27aを矢印の方向に押せば、エンドキャッ プ25の底板29の係止孔29bに係止している下板31に設けられた係止片3 2の爪部32aが突出部32bを支点にして上方に上がることにより係止を解除 され、左方向にスライド可能となる。この時、カバー27および底板29の反対 側も同様な爪部32aと係止孔29bを有しており、左方向にスライドすること により凹部26の左側を塞ぐとともに右側の爪部32aと係止孔29bが係合し て凹部26の右側に手掛け部24を形成する。
【0016】 以上のように、この実施例によれば、カバー27を扉から取り外すことなく左 右に摺動させるだけで容易に手掛け部24の位置を変えることができ、取り外し による部品の紛失などの恐れもなくなる。また、カバー27の下面の左右にU字 状に切り欠かれ、かつ先端に凹部26下面に設けた係止孔29bに係止する爪部 32aを、また略中央部に爪部32aより高さが若干低い突出部32bを有する 係止片32を形成し、かつカバー27の上面に突出部32bよりそれぞれ中央よ りに位置する凸部27aを設けて構成したので、カバー27を凹部26にそれぞ れ手掛け部24を形成する位置で確実に固定できるとともに、凸部27aを押え る簡単な操作で固定を解除でき、操作性の良いものが得られる。
【0017】 なお、上記実施例では冷蔵室扉3のエンドキャップ25にのみ凹部26とカバ ー27を形成したものを示したが、冷凍室扉2のエンドキャップ8またはエンド キャップ33に同様に形成してもよく、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0018】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば扉の開き勝手を左開きと右開きとに変えるこ とができるものにおいて、扉一端部のエンドキャップに左右に長く形成した凹部 と、左右長がこの凹部に手掛け部を形成する長さ短かく形成され、凹部に係合し て凹部を塞ぐとともに、凹部を左右に摺動自在のカバーとを設けて構成したので 、扉の開き勝手を変える際、手掛け部の位置がカバーを左右に摺動させるだけで 容易に凹部の左右に変更でき、作業を簡単にできるものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す扉を備えた冷蔵庫の
斜視図である。
【図2】この考案の一実施例を示す図1の冷蔵室扉の要
部分解斜視図である。
【図3】図1の III−III 線の要部断面図である。
【図4】この考案の一実施例を示す冷蔵室扉のカバーの
一部を破断した要部斜視図である。
【図5】この考案の一実施例を示す冷蔵室扉のエンドキ
ャップの正面方向より見る要部断面図である。
【図6】この考案の一実施例を示す動作を説明する図5
の要部に相当する拡大断面図である。
【図7】従来の扉を備えた冷蔵庫の斜視図である。
【図8】図7の冷蔵室扉の要部分解斜視図である。
【図9】図7の冷蔵室扉の第1のカバー部の要部拡大断
面図である。
【図10】図7の冷蔵室扉の第2のカバー部の要部拡大
断面図である。
【図11】従来の第1のカバーの取り外しを説明する図
9に相当する断面図である。
【符号の説明】
3 扉 24 手掛け部 25 エンドキャップ 26 凹部 27 カバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折曲げ鋼板製等の扉外板と、この扉外板
    のそれぞれ上下端に配設したエンドキャップとにより囲
    まれる空間内に発泡性断熱材を充填して成り、ヒンジを
    付け替えることによって開き勝手を左開きと右開きとに
    変えることができる冷蔵庫等の扉において、上記一端部
    のエンドキャップに左右に長く形成した凹部と、左右長
    がこの凹部に手掛け部を形成する長さ短かく形成され、
    凹部に係合して凹部を塞ぐとともに、凹部を左右に摺動
    自在のカバーとを設けたことを特徴とする冷蔵庫等の
    扉。
JP288792U 1992-01-30 1992-01-30 冷蔵庫等の扉 Pending JPH0564684U (ja)

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JP288792U JPH0564684U (ja) 1992-01-30 1992-01-30 冷蔵庫等の扉

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JP288792U JPH0564684U (ja) 1992-01-30 1992-01-30 冷蔵庫等の扉

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JPH0564684U true JPH0564684U (ja) 1993-08-27

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ID=11541873

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JP288792U Pending JPH0564684U (ja) 1992-01-30 1992-01-30 冷蔵庫等の扉

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JP (1) JPH0564684U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012078009A (ja) * 2010-10-01 2012-04-19 Sharp Corp 冷蔵庫
EP3594593A1 (de) * 2018-07-12 2020-01-15 Liebherr-Hausgeräte Marica EOOD Kühl- und/oder gefriergerät

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