JPH10311572A - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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Publication number
JPH10311572A
JPH10311572A JP9119285A JP11928597A JPH10311572A JP H10311572 A JPH10311572 A JP H10311572A JP 9119285 A JP9119285 A JP 9119285A JP 11928597 A JP11928597 A JP 11928597A JP H10311572 A JPH10311572 A JP H10311572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
main body
port
intake
outlet
Prior art date
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Pending
Application number
JP9119285A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyoshi Kurosaki
尚良 黒崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP9119285A priority Critical patent/JPH10311572A/ja
Publication of JPH10311572A publication Critical patent/JPH10311572A/ja
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体より離れた距離での喫煙時のたばこ煙の
捕集効率を高めた空気清浄機を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 フィルター4の前面に円形の吸気口1a
を備え、この吸気口1aの周囲に設けたオリフィス6c
の表面に噴出口6bを突設し、噴出方向を吸気口1aの
円周の接線方向とすることにより、吸気口1a周辺に旋
回流領域を形成し、たばこ煙の吸引性能を向上させるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内空気を浄化す
る空気清浄機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、喫煙時の煙対策として、フィルタ
ーを有する空気清浄機の必要性が高まっている。
【0003】従来、この種の空気清浄機は図4に示すよ
うな構造が一般的であった。図に示すように、本体ケー
ス100は送風装置101を支持しファンケーシングを
形成する前ケース102および後ケース103と、電装
部を内蔵する操作部104とを備えている。本体ケース
100の前面にフィルター105を覆うように前ケース
102前面に吸気グリル106取付け、本体ケース10
0内の送風装置101により吸気グリル106より吸気
された室内空気を吐出する吹出口107を本体ケース1
00上部に備えている。
【0004】上記構成において、本体ケース100の周
辺の空気を内部の送風装置101にて吸気グリル106
より吸引し、フィルター105にて集じんおよび脱臭を
行い、吹出口107より吐出して室内を清浄化するもの
であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空気
清浄機では、本体より離れた距離での喫煙時のたばこ煙
を吸い込むことが難しく、喫煙時のたばこ煙の迅速な捕
集ができないという課題があり、空気清浄機の吸引能力
を増して喫煙時のたばこ煙を効率良く捕集できることが
要求されている。
【0006】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、吸引能力を向上させた空気清浄機を提供
することを目的としている。
【0007】また本体吸気口近傍は開放空間となってお
り、喫煙時のたばこ煙は室内に自然拡散してしまい、喫
煙時のたばこ煙の迅速な捕集ができないという課題があ
り、本体の吸気口からたばこ煙を素早く捕集できること
が要求されている。
【0008】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、吸引性能を向上させるため吸引促進範囲
を生成しやすい空気清浄機を提供することを目的として
いる。
【0009】また喫煙時のたばこ煙の迅速な捕集のため
本体吸気口近傍に吸引範囲をつくりだしても連続的に安
定して吸引範囲を確保しなければ、捕集を連続的にでき
ないという課題があり、本体吸気口近傍の吸引範囲を連
続的に安定して生成することが要求されている。
【0010】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、本体吸気口近傍に安定した吸引促進範囲
を確保する空気清浄機を提供することを目的としてい
る。
【0011】また空気清浄機としては喫煙時のたばこ煙
の迅速な捕集性能だけではなく、部屋全体の空気の清浄
性能の両方が要求されている。
【0012】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、喫煙時の局所清浄運転と部屋全体の全体
清浄運転の両使用のできる空気清浄機を提供することを
目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の空気清浄機は上
記課題を解決するために、本体ケースの前面に設けた円
形の吸気口と、この吸気口の周囲に設けた吸気促進部
と、前記本体ケース内に設けた送風装置と、この送風装
置の吸気側に設けたフィルターと、前記本体ケースの表
面に設けた吹出口と、前記送風装置と前記吹出口を結ぶ
吹出流路と、この吹出流路から分岐して前記吸気促進部
に設けた噴出口に連通する分岐流路を有し、前記噴出口
の吹出方向を前記吸気口の接線方向とする構成としたも
のである。
【0014】そして本発明によれば、吸引性能を向上さ
せるため吸引促進範囲を生成する空気清浄機が得られ
る。
【0015】また、他の手段は吸気促進部において吸気
口の周囲に設けたオリフィス部と、このオリフィス部の
周囲に立設する環状壁部と、この環状壁部と前記吸気口
の間に設けた噴出口を有する構成としたものである。
【0016】そして本発明によれば、本体の吸気口近傍
に安定した吸引促進範囲を確保できる空気清浄機が得ら
れる。
【0017】また、他の手段は複数の噴出口を等間隔に
配設した構成としたものである。そして本発明によれ
ば、吸引性能を向上させるための旋回流領域を安定して
確保できる空気清浄機が得られる。
【0018】また、他の手段は本体ケースの吹出口の一
部を開閉する風量調節部を有し、この風量調節部の開閉
操作により、分岐流路へのリターン風量を調節して前記
吹出口の風量変化幅を大なる構成としたものである。
【0019】そして本発明によれば、喫煙時の局所運転
使用と、部屋全体の清浄運転使用の両使用ができる空気
清浄機が得られる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明は本体ケースの前面に設け
た円形の吸気口と、この吸気口の周囲に設けた吸気促進
部と、前記本体ケース内に設けた送風装置と、この送風
装置の吸気側に設けたフィルターと、前記本体ケースの
表面に設けた吹出口と、前記送風装置と前記吹出口を結
ぶ吹出流路と、この吹出流路から分岐して前記吸気促進
部に設けた噴出口に連通する分岐流路を有し、前記噴出
口の吹出方向を前記吸気口の接線方向とする構成とした
ものであり、本体よりの吐出空気の一部を戻して吸気口
の周囲に吹出すことにより旋回流が形成され、旋回流の
中心に位置する吸気口の吸引力を増大できるという作用
を有する。
【0021】また、吸気促進部は吸気口の周囲に設けた
オリフィス部と、このオリフィス部の周囲に立設する環
状壁部と、この環状壁部と前記吸気口の間に設けた噴出
口を有する構成としたものであり、環状壁部に吐出空気
の一部を戻して吹出すことにより、環状壁部に沿う流れ
が旋回流を容易に生成できるという作用を有する。
【0022】また、複数の噴出口を等間隔に配設した構
成としたものであり、等間隔に噴出口を設けることによ
り、旋回流を安定して生成できるという作用を有する。
【0023】また、本体ケースの吹出口の一部を開閉す
る風量調節部を有し、この風量調節部の開閉操作によ
り、分岐流路へのリターン風量を調節して前記吹出口の
風量変化幅を大なる構成としたものであり、風量調節板
を閉じて吹出口への風量を増やすことにより喫煙時の局
所清浄運転と、風量調節板を開いて吹出口へ戻る風量を
減らし総風量を増やすことにより、部屋全体の清浄運転
との使い分けができるという作用を有する。
【0024】
【実施例】
(実施例1)図1および図2に示すように、本体ケース
1内に送風装置2とファンケーシング3を内蔵し、この
送風装置2の前面にフィルター4を保持する固定部5を
設け、フィルター4の前面には室内空気を吸気する円形
の吸気口1aを備えている。吸気口1aの周囲にオリフ
ィス6cを設け、オリフィス6cの内部に通風路6aを
備え、オリフィス6cの表面には噴出口6bを突設して
いる。噴出口6bは吸気口1aの円周の接線方向を吹出
方向としている。本体ケース1の上部には集じんおよび
脱臭した空気を本体ケース1外に吐出する吹出口7を設
け、送風装置2の吐出側と吹出口7は吹出流路7aで連
通されている。吹出流路7aより分岐して前記固定部5
に筒状の接続流路5aを形成し、この接続流路5aはさ
らに通風路6aと連通している。また本体ケース1の前
面上部に送風装置2の通電制御を行うスイッチ部1bを
有している。
【0025】上記構成において、スイッチ部1b操作す
ると本体周辺の空気は本体ケース1内の送風装置2によ
り吸気口1aより吸引され、フィルター4を通過するこ
とにより集じんおよび脱臭され、吹出口7より本体ケー
ス1外へきれいな空気となって吐出される。この空気の
一部を固定部5の接続流路5aより通風路6aに戻し、
噴出口6bより吸気口1aの接線方向に吐出する。噴出
口6bより噴出された気流は吸気口1aの周囲を回る旋
回流を形成し、旋回流の中心の吸引力は増加することに
なる。
【0026】このように本発明の実施例の空気清浄機に
よれば、本体よりの吐出空気の一部を戻して円形の吸気
口の接線方向に吹出すことにより旋回流が形成され、吸
気口の吸引力が増してたばこの煙を効率良く吸引してフ
ィルタ−で浄化することができる。
【0027】(実施例2)図1に示すように、吸気口1
aの周辺には吸気促進部6を一体に設けている。吸気促
進部6は吸気口6へ室内空気をスムースに導くためのオ
リフィス部6cと、オリフィス部6cの外周に延設した
平面部6dと、平面部6dの周囲に立設する環状壁部6
eと、平面部6dに突設する噴出口6bを有している。
また噴出口6bの噴出方向は吸気口1bの接線方向に合
わせている。
【0028】上記構成において、噴出口6bより吹出さ
れた空気は平面部6dに沿って吹出し、環状壁部6eに
沿って流れることにより旋回流を容易に形成することが
できる。
【0029】このように本発明の実施例の空気清浄機に
よれば、噴出口6bの噴出流を平面部6dおよび環状壁
部6eに沿わせて即座に旋回流を生成し、たばこの吸引
能力を向上させることができる。
【0030】(実施例3)図1および図2に示すよう
に、吸気促進部6の平面部6dに吸気口1aを中心とし
て放射状に等間隔に設けた6個の噴出口6bを形成して
いる。また、噴出口6bの噴出方向は吸気口1bの接線
方向に合わせている。
【0031】上記構成において、噴出口6bは等間隔に
設けているため吹き出される空気流量はほぼ均等とな
り、環状壁部6eに沿って安定した旋回流を形成するこ
とができる。
【0032】このように本発明の実施例の空気清浄機に
よれば、等間隔に噴出口を設けることにより、吸気口周
りの旋回流を安定させて吸引力の向上効果を維持するこ
とができる。
【0033】(実施例4)図1,図3および図4に示す
ように吹出口7に複数個の開閉板8aと連結板8bより
なる風量調節部8を有している。
【0034】上記構成において、風量調整部8の開閉板
8aにて吹出口7の一部を閉じる場合は、吸気口6へ戻
す空気量が増加するため旋回流の流速も増加し吸引効果
が増加し、吹出口7を開く場合は、吸気口6へ戻す空気
量が減少する代わりに、本体外へ吐出する空気量が大幅
に増加し、全体の処理風量が増加する。
【0035】このように本発明の実施例の空気清浄機に
よれば、風量調節部8を開閉操作することにより、喫煙
時の局所清浄運転と、部屋全体の全体清浄運転とを使い
分けることができる。
【0036】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、本体ケース内の送風装置により吸気口より
吸引された空気は、フィルターを通過することにより集
じんおよび脱臭され、吹出口より本体外へきれいな空気
となって吐出されるが、この空気の一部を噴出口から円
形開口部の接線方向に噴出することにより吸気口の周囲
に旋回流を形成して吸引能力を向上させることができる
という効果のある空気清浄機を提供できる。
【0037】さらに、吸気口の接線方向に噴出口より吹
き出された空気は平面部から環状壁部の円筒面に沿って
旋回流を形成することにより、噴出口の吹き出し風を容
易に旋回流に変換して吸引能力の向上を素早く実現でき
るという効果のある空気清浄機を提供できる。
【0038】さらに、複数の噴出口が等間隔に設けられ
ているため噴出口より吹き出される風量はほぼ均等とな
り安定化した旋回流を確保することができ、吸気口の吸
引能力を安定して向上させることができるという効果の
ある空気清浄機を提供できる。
【0039】さらに、風量調節部の開閉板にて吹出口を
閉じる場合は、吸気口へ戻す空気量が増加するため旋回
流の流速も増加し吸引効果が増加し、吹出口を開く場合
は、吸気口へ戻す空気量が減少する代わりに、吹出口か
ら吐出する空気量が大幅に増加し、全体の処理風量を増
加することができ、風量調節部の操作により喫煙時の局
所清浄運転と、室内の全体清浄運転の使い分けができる
という効果のある空気清浄機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1〜4の空気清浄機の側断面図
【図2】同実施例1および実施例3の正面図
【図3】同実施例4の風向調節部を示す図
【図4】同風量特性図
【図5】従来の空気清浄機の斜視図
【符号の説明】
1 本体ケース 1a 吸気口 2 送風装置 4 フィルター 5a 分岐流路 6 吸気促進部 6a 通風路 6b 噴出口 6e 環状壁部 7 吹出口 7a 吹出流路 8 風量調節部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースの前面に設けた円形の吸気口
    と、この吸気口の周囲に設けた吸気促進部と、前記本体
    ケース内に設けた送風装置と、この送風装置の吸気側に
    設けたフィルターと、前記本体ケースの表面に設けた吹
    出口と、前記送風装置と前記吹出口を結ぶ吹出流路と、
    この吹出流路から分岐して前記吸気促進部に設けた噴出
    口に連通する分岐流路を有し、前記噴出口の吹出方向を
    前記吸気口の接線方向とした空気清浄機。
  2. 【請求項2】 吸気促進部は吸気口の周囲に設けたオリ
    フィス部と、このオリフィス部の周囲に立設する環状壁
    部と、この環状壁部と前記吸気口の間に設けた噴出口か
    らなる請求項1記載の空気清浄機。
  3. 【請求項3】 複数の噴出口を等間隔に配設してなる請
    求項1または請求項2記載の空気清浄機。
  4. 【請求項4】 本体ケースの吹出口の一部を開閉する風
    量調節部を有し、この風量調節部の開閉操作により、分
    岐流路へのリターン風量を調節して前記吹出口の風量変
    化幅を大なるものとした請求項1〜3記載の空気清浄
    機。
JP9119285A 1997-05-09 1997-05-09 空気清浄機 Pending JPH10311572A (ja)

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JP9119285A JPH10311572A (ja) 1997-05-09 1997-05-09 空気清浄機

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JP9119285A JPH10311572A (ja) 1997-05-09 1997-05-09 空気清浄機

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JPH10311572A true JPH10311572A (ja) 1998-11-24

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ID=14757618

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JP9119285A Pending JPH10311572A (ja) 1997-05-09 1997-05-09 空気清浄機

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JP (1) JPH10311572A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102264849B1 (ko) * 2020-12-07 2021-06-15 곽도영 Diy 공기청정기

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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