JP3888027B2 - 空気清浄器 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内空気中に含まれている粉塵を捕集したり、臭気を脱臭したりして空気を清浄化する空気清浄器の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の家庭の室内で発生する粉塵や臭気を捕集したり脱臭したりするための空気清浄器において、本体ケースの一面に本体吸込口、他面に本体吐出口をそれぞれ設け、本体ケース内面から突出した壁面により形成される1乃至複数の渦巻き形状の風洞を設け、各風洞は風洞吸込口と風洞吐出口とを有し、空気を送るための送風部が、駆動用モータと各風洞内に同一軸上に設置される1乃至複数の多翼ファン(所謂シロッコファンと称されるファン)とを有すると共に、多翼ファンのファン吸込口を風洞吸込口に近接配置し、風洞吸込口と本体吸込口との間に送風部により吸込まれた空気を浄化するフィルターを備えているものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような家庭の室内で発生する粉塵や臭気を捕集したり脱臭したりするための空気清浄器において、送風部によって吸込まれる空気は、風洞と本体吸込口との間にある空気浄化用フィルターを通って、本体吐出口から吐き出されるが、その時に、風洞厚み幅と風洞吐出口の流路幅との関係や多翼ファンの位置により風洞吐出口付近で空気の流れが乱れる乱流が発生したり、複数の多翼ファンが同一軸上に設置されているものにあっては、ファンとファンとの間の空気の流れが混流したりして、性能低下や騒音増加になるという問題がある。
【0004】
本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであって、風洞厚み幅と風洞吐出口の流路幅の関係や多翼ファンの位置を最適化することで乱流を低減し、また複数の多翼ファンを同一軸上に設置した構造でありながら、ファンとファンとが互いに影響し合う混流を低減し、性能低下や騒音増加を防止することができる空気清浄器を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明の請求項1の空気清浄器は、本体ケース2の一面に本体吸込口10、他面に本体吐出口12を夫々設け、本体ケース2内面から突出した壁面11により形成される1乃至複数の渦巻き形状の風洞9を設け、風洞9は風洞吸込口13と風洞吐出口14とを有し、空気を送るための送風部が駆動用モータ15と、各風洞9内に同一軸受上に設置される風洞厚み幅Wとファンの外径Dが0.55<D/W<0.70の関係にある1乃至複数の多翼ファン8とを有していると共に、多翼ファン8のファン吸込口が風洞吸込口13に近接し、風洞吸込口13と本体吸込口10との間に送風部に吸込まれる空気を浄化するフィルターを備えた空気清浄器において、風洞厚み幅Wと風洞出口流路幅Aが0.15<A/W<0.27の関係になるように風洞形状を形成したことを特徴とする。上記のように構成することにより、本体吐出口12から流出する空気の流れが直線的になり、風洞9の巻き始め舌部20を巻き込むことで発生する本体吐出口12付近の乱流を減少させ、空気清浄器1から発生する騒音値を低減させることができる。
【0006】
また本発明の請求項2の空気清浄器は、請求項1において、風洞9内に設置される多翼ファン8の中心が、風洞厚み幅Wにおいては多翼ファン8と風洞壁面の距離が狭い側aと広い側bとで0.70<a/b<0.78の位置となり、風洞縦幅Vにおいては多翼ファン8と風洞壁面の距離が狭い側cと広い側dとで0.70<c/d<0.80の位置になるように配置したことを特徴とする。上記のように構成することにより、多翼ファン8から吐出された空気が風洞9の巻き始め舌部20から再び風洞9内に循環することなく、スムーズに本体吐出口12から吐出されるので、ロスの低減と騒音低減とが図られる。
【0007】
また本発明の請求項3の空気清浄器は、請求項1において、風洞9の巻き始め舌部20から風洞吐出口14までの壁面と巻き始め舌部20の先端から風洞吐出口14まで垂直に延ばした直線の角度eが、多翼ファン8の中心から風洞吐出口14方向に垂直に延ばした直線と多翼ファン8の中心から巻き始め舌部20の円弧始点まで延ばした直線との角度fに対して0.30<e/f<0.85の関係になるように構成したことを特徴とする。上記のように構成することにより、巻き始め舌部20より後流での流れの剥離や本体吐出口12付近の乱流を減少させ、本体から発生する騒音を低減させることができる。
【0008】
また本発明の請求項4の空気清浄器は、請求項1において、同一軸上に2個以上の多翼ファン8が設置されている時に、対向しているファン吸込口側の風洞吸込口13間の幅Bと多翼ファン8のファン幅LがB/L>0.65の関係になるように構成したことを特徴とする。多翼ファン8と多翼ファン8との間の空気の混流が減少し、騒音が低減される。
【0009】
また本発明の請求項5の空気清浄器は、請求項1において、同一軸上に2個以上の多翼ファン8が設置されている時に、少なくとも対向しているファン吸込口側の風洞吸込口13に、ベルマウス構造の空気導入部材24を配設したことを特徴とする。上記のように構成することにより多翼ファン8のファン吸込口への空気の流れがスムーズとなり、ロスの低減と騒音の低減とが図られる。
【0010】
【発明の実施の形態】
空気清浄器1は、図1〜図3に示すように、前面が開口した箱状の本体ケース2が表ケース3と裏ケース4とで構成されている。本体ケース2の前面及び下面には本体吸込口10が夫々設けられ、本体ケース2の上面には本体吐出口12が設けられている。本体ケースの前面の本体吸込み口10の上方の前面開口部は前カバー7により閉じられている。
【0011】
本体ケース2内には、図2に示すように表ケース3と裏ケース4から突出した壁面11により形成される渦巻き形状の風洞9が2つ設けられている。各風洞9はそれぞれ風洞吸込口13と風洞吐出口14とを有している。本例では図3に示すように風洞吐出口14は本体吐出口12と同一となっている。本体ケース2内に空気を送るための送風部は、駆動用モータ15と、各風洞9内に同一軸上に設置される2個の多翼ファン8とからなる。この多翼ファン8は所謂シロッコファンと称されるものである。多翼ファン8のファン吸込口は風洞吸込口13に近接して配置されている。
【0012】
本体ケース2内における本体吸込口10と風洞吸込口13との間にはプレフィルタ5と、電気的に粉塵を捕集する放電極ブロックと機械的に粉塵を捕集する集塵フィルタが収納されているプラズマブロック6があり、図3の矢印に示すように本体吸込口10から流入した室内空気はプレフィルタ5、プラズマブロックを順に通過して除塵、脱臭され、送風部を通過して浄化された空気が本体吐出口12から流出するようになっている。
【0013】
同一軸に設置される2つの多翼ファン8は、駆動用モータ15の回転軸16にカップリング17を介して連結された1つの軸18に対して並べて固着されており、これらの2つの多翼ファン8を囲むように渦巻き形状の風洞9が夫々形成されており、風洞厚み幅Wと多翼ファン8の外径Dとは図4に示すように0.55<D/W<0.70の関係になっている。なお、上記軸18の先端部はベアリング19を介して本体ケース2に回転自在に支持されている。
【0014】
上記のような風洞厚み幅Wと多翼ファン8の外径Dの関係において、風洞厚み幅Wと、風洞9の巻き始め舌部20の先端と風洞の巻き終わりから風洞吐出口14に向かう壁面21との距離である風洞出口流路幅Aとは図4に示すように0.15<A/W<0.27の関係になるように構成されている。この関係にすることにより本体吐出口12から流出する空気の流れが直線的になり、巻き始め舌部20を巻き込むことで発生する本体吐出口12付近の乱流を減少させ、空気清浄器1から発生する騒音値を低減させることができる。
【0015】
ここで、図5は本発明の風洞厚み幅Wと風洞出口流路幅Aの関係による性能の違いを示したものである。ここでは、風洞厚み幅Wが170.0mmに対して、外径100.0mm、内径87.0mmの多翼ファン8における風洞出口流路幅Aを変えた時のデータを示しており、横軸が風洞厚み幅Wと風洞出口流路幅Aとの比で、縦軸が騒音値になっている。このグラフから本発明の0.15<A/W<0.27の間ならば騒音値が最も低いことが判る。
【0016】
また図6に示すように風洞9内に設置される多翼ファン8の中心22が、風洞厚み幅Wにおいてはファンと風洞壁面との距離が狭い側aと広い側bとで0.70<a/b<0.78の関係となり、風洞縦幅Vにおいてはファンと風洞壁面の距離が狭い側cと広い側dとで0.70<c/d<0.80の関係となる位置に配置されていることが望ましい。このような位置関係になるように多翼ファン8の中心22を配置することにより、ファンから吐出された空気が風洞9の巻き始め舌部20から再び風洞9に循環することなく、スムーズに本体吐出口12から吐出されるので、ロスの低減と騒音低減とが図られる。
【0017】
ここで、図7は風洞9内に設置される多翼ファン8の中心位置による性能の違いを示したものである。ここでは、風洞厚み幅Wが170.0mmに対して、外径100.0mm、内径87.0mmの多翼ファン8の中心位置を変えたときのデータを示しており、横軸がファンの中心と風洞壁面とのそれぞれの比で、縦軸が騒音値になっている。このグラフから、本発明のように0.70<a/b<0.78、0.70<c/d<0.80の間ならば、騒音値が低いことが判る。
【0018】
また図8に示すように風洞9の巻き始め舌部20から風洞吐出口14まで壁面23と巻き始め舌部20の先端から本体吐出口12まで延ばした直線の角度eが、多翼ファン8の中心22から本体吐出口12に延ばした直線と多翼ファン8の中心22から巻き始め舌部20の円弧始点まで延ばした直線との角度fに対して、0.30<e/f<0.85の関係になるようにしてあることが望ましい。このように構成すると、巻き始め舌部20の後流での流れの剥離や本体吐出口12付近の乱流を減少させ、本体から発生する騒音を低減させることができる。
【0019】
ここで、図9は角度eと角度fの関係による性能の違いを示したものである。ここでは、風洞厚み幅Wが170.0mmに対して、外径100.0mm、内径87.0mmの多翼ファン8におけるデータを示しており、横軸はe/f、縦軸は騒音値になっている。このグラフから本発明のように0.30<e/f<0.85の間ならば騒音値が低いことが判る。
【0020】
また上記実施の形態の例のように複数の多翼ファン8が同一軸上に設置されているものにあっては、ファンとファンとの間の空気の流れが混流したりして騒音増加の要因となっている。そこで、同一軸上に複数の多翼ファン8が設置されている時には、図10に示すように対向しているファン吸込口側の風洞吸込口幅Bとファン幅LがB/L>0.65の関係になるように構成されることが望ましい。このようにB/L>0.65の関係にすることで、ファンとフアンとの間の空気の混流が減少し、騒音が低減される。
【0021】
ここで、図11に風洞吸込口幅Bとファン幅Lの関係のグラフを示し、横軸はB/L、縦軸は騒音値である。B/Lは0.65付近に変曲点があり、B/Lが0.65以下ならば急激に騒音値が上がっていることが判る。
【0022】
また上記の実施の形態の例のように同一軸上に2個以上の多翼ファン8が設置されている時に、少なくとも対向してファン吸込口側の風洞吸込口13に図12に示すようなベルマウス構造の空気導入部材24を図13に示すように配設することが望ましい。このようにベルマウス構造の空気導入部材24を配設することによって、ファン吸込口への空気の流れがスムーズとなり、流れのロスの低減と騒音の低減とが図られる。
【0023】
ここで、図14はベルマウス構造の空気導入部材24の有無による性能を比較したものである。ここでは、外径100.0mm、内径87.0mmの多翼ファン8に対し、外径81.0mm、内径77.0mmの空気導入部材24を風洞吸込口13に設置したときとしなかったときのデータを示しており、横軸が風量、縦軸が騒音値になっている。このグラフからベルマウス構造の空気導入部材24を設置することで、同一風量で約1〜2dB騒音値が下がっていることが判る。
【0024】
【発明の効果】
上述のように本発明の請求項1の発明は、本体ケースの一面に本体吸込口、他面に本体吐出口を夫々設け、本体ケース内面から突出した壁面により形成される1乃至複数の渦巻き形状の風洞を設け、風洞は風洞吸込口と風洞吐出口とを有し、空気を送るための送風部が駆動用モータと、各風洞内に同一軸受上に設置される風洞厚み幅Wとファンが外径Dが0.55<D/W<0.70の関係にある1乃至複数の多翼ファンとを有していると共に、多翼ファンのファン吸込口が風洞吸込口に近接し、風洞吸込口と本体吸込口との間に送風部に吸込まれる空気を浄化するフィルターを備えた空気清浄器において、風洞厚み幅Wと風洞出口流路幅Aが0.15<A/W<0.27の関係になるように風洞形状を形成したので、本体吐出口から流出する空気の流れが直線的になり、風洞の巻き始め舌部を巻き込むことで発生する本体吐出口付近の乱流を減少させ、空気清浄器から発生する騒音値を低減させることができるものである。
【0025】
また本発明の請求項2の発明は、請求項1記載の効果に加えて、風洞内に設置される多翼ファンの中心が、風洞厚み幅Wおいては多翼ファンと風洞壁面の距離が狭い側aと広い側bとで0.70<a/b<0.78の位置となり、風洞縦幅Vにおいては多翼ファン8と風洞壁面の距離が狭い側cと広い側dとで0.70<c/d<0.80の位置になるように配置したので、多翼ファンから吐出された空気が風洞の巻き始め舌部から再び風洞内に循環することなく、スムーズに本体吐出口から吐出されるものであって、ロスの低減と騒音低減とが図られるものである。
【0026】
また本発明の請求項3の発明は、請求項1記載の効果に加えて、風洞の巻き始め舌部から風洞吐出口までの壁面と巻き始め舌部の先端から風洞吐出口まで垂直に延ばした直線の角度eが、多翼ファンの中心から風洞吐出口方向に垂直に延ばした直線と多翼ファンの中心から巻き始め舌部の円弧始点まで延ばした直線との角度fに対して0.30<e/f<0.85の関係になるように構成したので、巻き始め舌部より後流での流れの剥離や本体吐出口付近の乱流を減少させ、本体から発生する騒音を低減させることができるものである。
【0027】
また本発明の請求項4の発明は、請求項1記載の効果に加えて、同一軸上に2個以上の多翼ファンが設置されている時に、対向しているファン吸込口側の風洞吸込口間の幅Bと多翼ファンのファン幅LがB/L>0.65の関係になるように構成したので、多翼ファンと多翼ファンとの間の空気の混流が減少し、騒音が低減されるものである。
【0028】
また本発明の請求項5の発明は、請求項1記載の効果に加えて、同一軸上に2個以上の多翼ファンが設置されている時に、少なくとも対向しているファン吸込口側の風洞吸込口に、ベルマウス構造の空気導入部材を配設したので、多翼ファンのファン吸込口への空気の流れがスムーズとなり、ロスの低減と騒音の低減とが図られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気清浄器の実施の形態の一例の分解斜視図である。
【図2】同上の2個の多翼ファンを同一軸上に設置した状態の説明図である。
【図3】同上の空気清浄器の空気の流れを説明する断面図である。
【図4】同上の風洞部を説明する断面図である。
【図5】同上のA/Wの比と騒音の関係を示すグラフである。
【図6】同上の風洞部を説明する断面図である。
【図7】同上のa/b、c/dの比と騒音の関係を示すグラフである。
【図8】同上の風洞部を説明する断面図である。
【図9】同上のe/f比と騒音の関係を示すグラフである。
【図10】同上のファン幅と吸込幅の関係を示す説明図である。
【図11】同上のB/L比と騒音の関係を示すグラフである。
【図12】(a)(b)は同上の空気導入部材の正面図及び側面図である。
【図13】同上の空気導入部材の取り付け状態を説明する断面図である。
【図14】同上の空気導入部材を取り付けた場合と取り付けない場合の風量と騒音の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 空気清浄器
2 本体ケース
8 多翼ファン
9 風洞
10 本体吸込口
12 本体吐出口
13 風洞吸込口
14 風洞吐出口
15 駆動用モータ
20 巻き始め舌部
24 空気導入部材

Claims (5)

  1. 本体ケースの一面に本体吸込口、他面に本体吐出口を夫々設け、本体ケース内面から突出した壁面により形成される1乃至複数の渦巻き形状の風洞を設け、風洞は風洞吸込口と風洞吐出口とを有し、空気を送るための送風部が駆動用モータと、各風洞内に同一軸受上に設置される風洞厚み幅Wとファンの外径Dが0.55<D/W<0.70の関係にある1乃至複数の多翼ファンとを有していると共に、多翼ファンのファン吸込口が風洞吸込口に近接し、風洞吸込口と本体吸込口との間に送風部に吸込まれる空気を浄化するフィルターを備えた空気清浄器において、風洞厚み幅Wと風洞出口流路幅Aが0.15<A/W<0.27の関係になるように風洞形状を形成したことを特徴とする空気清浄器。
  2. 風洞内に設置される多翼ファンの中心が、風洞厚み幅Wにおいては多翼ファンと風洞壁面の距離が狭い側aと広い側bとで0.70<a/b<0.78の位置となり、風洞縦幅Vにおいては多翼ファンと風洞壁面の距離が狭い側cと広い側dとで0.70<c/d<0.80の位置になるように配置したことを特徴とする請求項1記載の空気清浄器。
  3. 風洞の巻き始め舌部から風洞吐出口までの壁面と巻き始め舌部の先端から風洞吐出口まで垂直に延ばした直線の角度eが、多翼ファンの中心から風洞吐出口方向に垂直に延ばした直線と多翼ファンの中心から巻き始め舌部の円弧始点まで延ばした直線との角度fに対して0.30<e/f<0.85の関係になるように構成したことを特徴とする請求項1記載の空気清浄器。
  4. 同一軸上に2個以上の多翼ファンが設置されている時に、対向しているファン吸込口側の風洞吸込口間の幅Bと多翼ファンのファン幅LがB/L>0.65の関係になるように構成したことを特徴とする請求項1記載の空気清浄器。
  5. 同一軸上に2個以上の多翼ファンが設置されている時に、少なくとも対向しているファン吸込口側の風洞吸込口に、ベルマウス構造の空気導入部材を配設したことを特徴とする請求項1記載の空気清浄器。
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