JPH10310414A - 新規リン酸鉄、並びにその製法 - Google Patents

新規リン酸鉄、並びにその製法

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JPH10310414A
JPH10310414A JP9114586A JP11458697A JPH10310414A JP H10310414 A JPH10310414 A JP H10310414A JP 9114586 A JP9114586 A JP 9114586A JP 11458697 A JP11458697 A JP 11458697A JP H10310414 A JPH10310414 A JP H10310414A
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JP
Japan
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iron phosphate
gas
molecular oxygen
acid
novel
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JP9114586A
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English (en)
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Mamoru So
衛 相
Kyoji Odan
恭二 大段
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Ube Corp
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Ube Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、触媒などとして利用されているリ
ン酸鉄の機能を増大させるためにその結晶構造が改質さ
れたリン酸鉄、即ち、大きな結晶格子(結晶粒径)を形
成することができるリン酸鉄を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 本発明の課題は、X線回折スペクトルに
て、2θ=12.18°、2θ=24.48°、2θ=
32.42°の主要回折線をもつ新規リン酸鉄、並びに
その製法により達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸化脱水素反応、
例えば、ヒドロカルボン酸又は第二級カルボン酸の酸化
脱水素反応において、触媒として有用な新規リン酸鉄に
関する。
【0002】
【従来の技術】リン酸鉄としては、トリデマイト(Tr
idymite)型のリン酸鉄(オルトリン酸鉄;Fe
PO4 )、石英(Quartz)型のリン酸鉄(オルト
リン酸鉄;FePO4 )、鉄が部分還元されたリン酸鉄
〔Fe3 (P2 7 2 〕、鉄が二価に還元されたリン
酸鉄(ピロリン酸鉄;Fe2 2 7 )が一般的に知ら
れている。これら以外のリン酸鉄、例えば、アモルファ
ス(Amorphous)型のリン酸鉄(オルトリン酸
鉄;FePO4 )なども報告されているが構造的に確定
しているものではない。特に、カオリン型のリン酸鉄で
インターカレートしたものは知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらリン酸鉄は触媒
などとして利用されているが、リン酸鉄の機能を増大さ
せるためには結晶構造の改質が望まれている。一般にリ
ン酸鉄の結晶格子(面間隔)は2〜3Åの大きさであ
り、このために更に大きい結晶が必要とされる。即ち、
本発明は、大きな結晶格子を形成することができるリン
酸鉄を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、X線回
折スペクトルにて、2θ=12.18°、2θ=24.
48°、2θ=32.42°の主要回折線をもつ新規リ
ン酸鉄、並びにその製法によって達成される。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の新規リン酸鉄は、X線回
折スペクトルにて、2θ=12.18°、2θ=24.
48°、2θ=32.42°の主要回折線をもつ新規な
リン酸鉄で、通常のリン酸鉄がインターカレートした構
造を示すカオリン型(カオリン構造)のリン酸鉄であ
る。本発明の新規リン酸鉄はX線回折スペクトルにより
同定することができ、その主要回折線とは、最強ピーク
を100とした場合に約50以上の強度をもつピークを
言う。なお、本発明のリン酸鉄が有するこれらの主要回
折線に対応する面間隔は、それぞれ、d=7.27Å
(2θ=12.18°)、d=3.63Å(2θ=2
4.48°)、d=2.75Å(2θ=32.42°)
である。
【0006】前記の新規リン酸鉄は、リン酸鉄(FeP
4 )を、(1)水、(2)分子状酸素(O2 )、及び
(3)有機酸又はグリコールを含むガスと接触させるこ
とによって製造される。
【0007】このとき、リン酸鉄(FePO4 )は特に
制限されるものではないが、例えば、トリデマイト(T
ridymite)型、石英(Quartz)型、アモ
ルファス(Amorphous)型のリン酸鉄(FeP
4 )が好適に使用される。なお、これらのリン酸鉄は
公知の方法により容易に調製することができる。
【0008】分子状酸素(O2 )としては、例えば、純
酸素ガス、不活性ガス(窒素ガス等)で希釈された酸素
ガス(O2 濃度:10〜30容量%)、空気が使用され
るが、中でも不活性ガス(窒素ガス等)で希釈された酸
素ガスや空気が好適に使用される。有機酸としては、例
えば、乳酸、グリコール酸、イソ酪酸、ピルビン酸、ギ
酸等の炭素数1〜5、好ましくは炭素数1〜4の脂肪族
モノカルボン酸が使用されるが、中でもグリコール酸、
乳酸が好適に使用される。また、グリコールとしては、
プロピレングリコール、ブタンジオール等の炭素数2〜
5、好ましくは炭素数3〜4のアルカンジオールが使用
されるが、中でもプロピレングリコールが好適に使用さ
れる。
【0009】有機酸やグリコールは、その供給と水の供
給を同時に行うことができるため、水溶液で使用される
ことが好ましい。水溶液中の有機酸又はグリコールの濃
度は、例えば、5〜70重量%とすることができる。水
は、有機酸又はグリコールの水溶液を加熱・蒸発させる
ことによって含有させることもでき、必要量の水を蒸発
させて不活性ガス(窒素ガス等)に同伴させて含有させ
ることもできる。
【0010】リン酸鉄(FePO4 )と前記ガスとの接
触は、150〜300℃、特に180〜280℃の温度
で行われることが好ましい。 (1)水、(2)分子状酸素、(3)有機酸又はグリコ
ールを含むガスは、有機酸又はグリコール1モルに対し
て、1〜1000倍モル、特に10〜800倍モルの
水、及び0.1〜5倍モル、特に0.15〜3倍モルの
分子状酸素を含有していることが好ましい。そして、該
ガスは、必要に応じて、不活性ガス(窒素ガス等)を希
釈剤として含有していてもよい。なお、該ガス中の分子
状酸素の濃度は0.1〜10容量%、特に0.3〜5容
量%であることが好ましい。
【0011】前記ガスの流量や接触時間は、ガス組成、
リン酸鉄(FePO4 )の量及び種類、接触温度などの
条件により異なるが、例えば、ガス流量がリン酸鉄(F
ePO4 )1g当たり10〜2000ml/minであ
って、接触時間が10時間以上(例えば、10〜50時
間)であることが好ましい。
【0012】本発明の新規リン酸鉄は、酸化脱水素反
応、例えば、ヒドロカルボン酸(乳酸、グリコール酸
等)又は第二級カルボン酸(イソ酪酸等)の酸化脱水素
反応によるケトカルボン酸や不飽和カルボン酸の製造に
おいて、触媒として使用することができる。例えば、乳
酸の酸化脱水素反応は、本発明の新規なカオリン型リン
酸鉄を充填した反応器に、乳酸と分子状酸素(O2 )を
供給して気相で行われる。このとき、分子状酸素は乳酸
1モルに対して0.3〜20モル、特に0.4〜5モル
供給されることが好ましく、反応温度は100〜300
℃、特に130〜280℃であることが好ましい。反応
圧力は、常圧、加圧、あるいは減圧のいずれでもよい
が、一般には常圧が適当である。また、接触時間は、
0.1〜20秒、特に0.2〜10秒程度であることが
好ましい。なお、本発明の反応は気相に限られるもので
はなく、例えば、液相懸濁系やトリクル方式でも行うこ
とができる。
【0013】なお、前記の酸化脱水素反応で使用される
分子状酸素は、分子状酸素含有ガスとして反応系に供給
される。分子状酸素含有ガスとしては、酸素ガス、不活
性ガス(窒素ガス等)で希釈されたガス、空気などが使
用されるが、中でも不活性ガス(窒素ガス等)で希釈さ
れたガス(O2 濃度:10〜30容量%)及び空気が好
適に使用される。
【0014】また、前記の酸化脱水素反応では、乳酸又
は分子状酸素と共に、水を反応器に供給して酸化脱水素
反応を行っても差し支えない。水は、目的物の選択率及
び収率を向上させる傾向があるため、乳酸に対して多量
に供給することが好ましいが、余りに過剰になると経済
性を低下させることになるので、乳酸1モルに対して2
〜100モル、特に5〜80モル供給することが好まし
い。水は、例えば、乳酸水溶液を加熱・蒸発させること
によって供給することもでき、必要量の水を別途蒸発さ
せて不活性ガス(窒素ガス等)に同伴させて供給するこ
ともできる。生成したピルビン酸は、例えば、反応器か
ら導出される反応ガスを凝縮させた後、減圧蒸留、薄膜
蒸留などの一般的な方法により分離精製される。
【0015】
【実施例】次に、実施例及び比較例を挙げて本発明を具
体的に説明する。なお、以下の操作は特に記載しない限
り常圧下で行った。
【0016】実施例1 水500mlに硝酸第二鉄〔Fe(NO3 3 ・9H2
O〕122gを溶解し、この溶液にアンモニア水を加え
てpHを8.0に調整した。生じた沈殿を分離して85
重量%リン酸(H3 PO4 )41.5gを加えた後、そ
の溶液を100℃で1時間加熱し、次いで蒸発乾固し
た。得られた乾固物を、空気中、150℃で8時間乾燥
して、粉砕し、4〜8メッシュに整粒した後、空気中、
400℃で10時間焼成して焼成物49gを得た。得ら
れた焼成物は、X線回折スペクトル(図1)より、トリ
デマイト型のリン酸鉄(FePO4 )であった。
【0017】前記のリン酸鉄(FePO4 )3gを内径
18mmのステンレス製反応管に充填した後、230℃
に加熱してこれに乳酸:水:窒素(N2 ):酸素
(O2 )(モル比)=19:1000:500:10の
組成のガスを612ml/minで24時間流通した。
なお、乳酸と水は10重量%乳酸水溶液により供給し
た。得られたリン酸鉄は、X線回折スペクトル(図2)
より、2θ=12.18°(d=7.27Å)、2θ=
24.48°(d=3.63Å)、2θ=32.42°
(d=2.75Å)の主要回折線をもつ新規リン酸鉄
(カオリン型リン酸鉄)であった。
【0018】実施例2〜5 実施例1において、トリデマイト型のリン酸鉄(FeP
4 )を調製する際の焼成温度、得られたトリデマイト
型のリン酸鉄(FePO4 )を処理する際の混合ガス中
の有機酸に対する分子状酸素の割合(モル比)、有機酸
の種類、接触温度、及び接触時間を表1記載のように変
えたほかは、実施例1と同様の操作を行った。その結
果、得られたリン酸鉄は、X線回折スペクトルより、実
施例1と同様の新規リン酸鉄(カオリン型リン酸鉄)で
あった(表1、図3)。
【0019】実施例6 実施例1において、有機酸をグリコール(プロピレング
リコール)に代え、トリデマイト型のリン酸鉄(FeP
4 )を調製する際の焼成温度、得られたトリデマイト
型のリン酸鉄(FePO4 )を処理する際のガス中のグ
リコールに対する分子状酸素の割合(モル比)及び接触
温度を表1記載のように変えたほかは、実施例1と同様
の操作を行った。その結果、得られたリン酸鉄は、X線
回折スペクトルより、実施例1と同様の新規リン酸鉄
(カオリン型リン酸鉄)であった(表1)。
【0020】比較例1 実施例1において、得られたトリデマイト型のリン酸鉄
(FePO4 )を処理する際の混合ガス中の有機酸に対
する分子状酸素の割合(モル比)を表1記載のように変
えたほかは、実施例1と同様の操作を行った。その結
果、X線回折スペクトルより、得られたリン酸鉄はピロ
リン酸鉄(Fe2 2 7 )であった(表1、図4)。
【0021】比較例2 実施例1において、得られたトリデマイト型のリン酸鉄
(FePO4 )を処理する際の混合ガスに有機酸を含有
させなかったほかは、実施例1と同様の操作を行った。
その結果、X線回折スペクトルより、得られたリン酸鉄
は石英(Quartz)型のリン酸鉄(FePO4 )で
あった(表1、図5)。
【0022】
【表1】
【0023】参考例1 〔乳酸の酸化脱水素反応〕実施例1で得られた新規リン
酸鉄(カオリン型リン酸鉄)10mlを内径18mmの
ステンレス製反応管に充填した後、常圧下、この反応管
に、10重量%乳酸水溶液(19.2ml/min)と
空気(140ml/min)を流しながら、230℃で
8時間反応を行った。なお、乳酸:水:空気(モル比)
=21.3:961:35で、接触時間は1.6秒であ
った。反応ガスを凝縮させてガスクロマトグラフィーに
より分析したところ、乳酸の転化率が59(モル)%、
ピルビン酸の選択率が89(モル)%であった。
【0024】参考例2 〔乳酸の酸化脱水素反応〕参考例1において、比較例1
で得られたリン酸鉄(ピロリン酸鉄;Fe2 27
10mlを用いたほかは、参考例1と同様の操作を行っ
た。その結果、乳酸の転化率が49(モル)%、ピルビ
ン酸の選択率が81(モル)%であった。
【0025】参考例3 〔乳酸の酸化脱水素反応〕参考例1において、比較例2
で得られた石英(Quartz)型のリン酸鉄(FeP
4 )10mlを用いたほかは、参考例1と同様の操作
を行った。その結果、乳酸の転化率が55(モル)%、
ピルビン酸の選択率が86(モル)%であった。
【0026】
【発明の効果】本発明により、結晶構造の改質された、
即ち、大きな結晶格子を形成することができるリン酸鉄
を提供することができる。この結果、リン酸鉄の機能を
増大させることが可能になり、カルボン酸、例えば、乳
酸の酸化脱水素反応において、触媒活性の向上が見られ
るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で得られたトリデマイト型リン酸鉄の
X線回折スペクトルを示す。
【図2】実施例1で得られた新規リン酸鉄(カオリン型
リン酸鉄)のX線回折スペクトルを示す。
【図3】実施例4で得られた新規リン酸鉄(カオリン型
リン酸鉄)のX線回折スペクトルを示す。
【図4】比較例1で得られたピロリン酸鉄のX線回折ス
ペクトルを示す。
【図5】比較例2で得られた石英型リン酸鉄のX線回折
スペクトルを示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線回折スペクトルにて、2θ=12.
    18°、2θ=24.48°、2θ=32.42°の主
    要回折線をもつ新規リン酸鉄。
  2. 【請求項2】 リン酸鉄(FePO4 )を、水、分子状
    酸素、及び有機酸を含むガスと接触させることを特徴と
    する請求項1記載の新規リン酸鉄の製法。
  3. 【請求項3】 有機酸が、炭素数1〜5の脂肪族モノカ
    ルボン酸であることを特徴とする請求項2記載の新規リ
    ン酸鉄の製法。
  4. 【請求項4】 リン酸鉄(FePO4 )を、水、分子状
    酸素、及びグリコールを含むガスと接触させることを特
    徴とする請求項1記載の新規リン酸鉄の製法。
  5. 【請求項5】 グリコールが、炭素数2〜5のアルカン
    ジオールであることを特徴とする請求項4記載の新規リ
    ン酸鉄の製法。
  6. 【請求項6】 リン酸鉄(FePO4 )が、トリデマイ
    ト(Tridymite)型、石英(Quartz)
    型、又はアモルファス(Amorphous)型のリン
    酸鉄(FePO4 )であることを特徴とする請求項2又
    は4記載の新規リン酸鉄の製法。
JP9114586A 1997-05-02 1997-05-02 新規リン酸鉄、並びにその製法 Pending JPH10310414A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103172041A (zh) * 2011-12-20 2013-06-26 中国科学院物理研究所 一种制备纳米孔磷酸铁的方法、纳米孔磷酸铁及其应用

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103172041A (zh) * 2011-12-20 2013-06-26 中国科学院物理研究所 一种制备纳米孔磷酸铁的方法、纳米孔磷酸铁及其应用

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