JPH10310004A - 車両の安全装置 - Google Patents

車両の安全装置

Info

Publication number
JPH10310004A
JPH10310004A JP9119208A JP11920897A JPH10310004A JP H10310004 A JPH10310004 A JP H10310004A JP 9119208 A JP9119208 A JP 9119208A JP 11920897 A JP11920897 A JP 11920897A JP H10310004 A JPH10310004 A JP H10310004A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
collision
return
power supply
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9119208A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Kume
昌宏 粂
Motonori Kido
元則 城戸
Hideaki Toyama
秀明 外山
Akio Matsumaru
彰男 松丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd, Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP9119208A priority Critical patent/JPH10310004A/ja
Publication of JPH10310004A publication Critical patent/JPH10310004A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両衝突時、安全動作として適切な電源遮断
を確実に行い、かつ、その後の迅速な保安処置の実行を
可能にする。 【解決手段】 車両の衝突を検出する衝突検知器66
と、衝突検知時にヒュージブルリンク20を破断してバ
ッテリーBTと車載電装品間との間を遮断する電源遮断
器CBとを備える。車載電装品を遮断電装品と非遮断電
装品とに分け、電源遮断器CBの作動で遮断電装品のみ
バッテリーBTから遮断されるように電源遮断器CBを
配する。さらに、電源遮断器CBとは別の経路に復帰ス
イッチ58を設け、電源遮断後に復帰スイッチ58を閉
じることにより遮断電装品への電力供給が復帰できるよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両に
設けられ、当該車両の衝突発生時に車載電装品への電力
供給を強制停止させる安全動作を自動的に行う装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用電気回路等において、
過負荷電流や短絡電流が生じた場合に回路を直ちに遮断
する手段として、ヒューズやヒュージブルリンクが慣用
されている。これらのヒューズやヒュージブルリンク
は、溶断可能な導体部を容器内に有し、この容器の外部
に接続用端子が導出された基本構造をなし、その多くは
電気接続箱等に接続して使用されている。
【0003】しかし、上記ヒューズやヒュージブルリン
クは、過電流の発生によりはじめて溶断し、回路を遮断
するものであるため、自由なタイミングで回路を強制遮
断するといったことができない。従って、車両衝突とい
った緊急時に過電流が流れなくても回路を安全上強制遮
断したい場合には、上記ヒューズやヒュージブルリンク
に代え、もしくはこれらに加えて、外部からの操作で回
路を強制遮断できるようにする必要がある。
【0004】従来、このような回路の強制遮断を可能に
する手段として、A)リレースイッチ、あるいは、B)
特公昭58−47809号公報に示されるような回路遮
断器が知られている。
【0005】B)の遮断器は、出力ヒューズと、火薬
と、この火薬を加熱するためのフィラメントとが単一の
封入ガラス内に封入され、上記フィラメントに接続され
た入力端子が上記封入ガラスを貫くようにしてこの封入
ガラス外に導出されたものであり、この封入ガラスの表
面には防爆皮膜が施されている。そして、上記入力端子
に一定以上の電流または電圧を加えてフィラメントを発
熱させ、その熱で火薬を爆発させることにより、この爆
発力を利用して上記破断部を強制破断させることができ
るようになっている。このような遮断器を電源と各車載
電装品との間に介在させれば、車両衝突等の事故発生
時、上記入力端子への入力電流もしくは入力電圧の制御
によって任意のタイミングで回路を遮断することが可能
になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】A)のリレースイッチ
を電源遮断手段として用いる場合には、当該スイッチを
流れる電流が非常に大きくなるため、かなり接点容量の
大きなスイッチを用いなければならない。また、振動に
起因してスイッチが誤作動するおそれがあり、信頼性に
も問題がある。
【0007】これに対し、B)のような強制破断式の回
路遮断器を利用すれば、確実に電源と各車載電装品とを
遮断できるが、当該遮断後は、回路の一部が完全に破断
された状態となるので、上記車載電装品を直ちに再作動
させることができない。従って、車両事故発生後の保安
処置、例えば、車両を走行させて事故現場から他の場所
に移したり、ランプ点灯等により周囲に自車両の存在を
放置したりする処置を迅速に行うことが困難となる。
【0008】また、電装品によっては、電流容量が小さ
く、非常時に電力供給を遮断しなくても安全上支障がな
いものがあり、このような電装品に対してまで一律に電
力供給を遮断して上記のような保安処置の実行を制限す
るのは不合理である。
【0009】本発明は、このような事情に鑑み、車両衝
突時、適切な電力供給停止動作を行い、かつ、その後の
迅速な保安処置の実行を可能にする車両の安全装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、車両の衝突を検出する衝突検
知手段と、この衝突検知手段による衝突検知時に電源と
車載電装品との間に介在する導体を強制的に切断して電
力供給を停止させる電源遮断手段とを備えた車両の安全
装置において、車載電装品を遮断電装品と非遮断電装品
とに分け、遮断電装品と上記電源との間にのみ上記導体
及び電源遮断手段を設けるとともに、外部からの操作を
受けることにより上記導体とは別の経路で上記電源から
上記遮断電装品への電力供給を復帰させる復帰手段を備
えたものである。
【0011】この装置によれば、車両衝突検知時に電源
遮断手段が作動し、電源下流側の導体を強制破断するこ
とにより、全車載電装品のうちの遮断電装品のみが電源
から遮断され、この遮断電装品に対する電力供給のみが
遮断される一方、非遮断電装品への電力供給は維持され
る。
【0012】従って、この非遮断電装品として、電流容
量が小さく、かつ、衝突後の保安処置に必要なもの(例
えばルームランプやドアロック解除装置)を設定し、そ
れ以外の電装品、すなわち、電流容量が大きいもの(例
えば車両駆動のための電装品)や保安処置を行うのに必
要のないもの(例えばエアコン)を遮断電装品として設
定することにより、この遮断電装品への電力供給は速や
かに遮断して火災発生等を確実に防止する一方、非遮断
電装品を用いて衝突後の保安処置も速やかに実行するこ
とができる。
【0013】しかも、運転者等が自ら安全状態を確認し
てその意志で復帰操作を行うことにより、上記電源遮断
手段とは別の経路で電源から上記遮断電装品への電力供
給を復帰させることができ、これにより遮断電装品の使
用も可能になる。また、運転者等が復帰操作をしなけれ
ば上記復帰手段は作動しないので、運転者が知らない間
に大電流容量の遮断電装品が通電されてバッテリーが上
がるといったおそれもない。
【0014】ここで、上記導体を強制的に切断するため
の具体的な手段は問わず、例えば火薬の爆発力で上記導
体を破断するようにしてもよいし、強制的に導体を短絡
させて溶断するようにしてもよい。
【0015】上記復帰手段としては、上記電源遮断手段
と並列に復帰スイッチを設け、外部からの操作によって
上記復帰スイッチが閉じるように構成したものが、好適
である。
【0016】この場合、上記復帰スイッチが運転者等の
手で直接開閉操作されるようにしても良いし、リレース
イッチで開閉されるようにしてもよい。また、外部から
の操作を受けることにより復帰指令信号を作成する復帰
指令手段と、この復帰指令信号作成時に上記復帰スイッ
チに制御信号を出力して当該スイッチを閉じる制御手段
とを備えるようにしてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
〜図5に基づいて説明する。
【0018】図1〜図3において、BTは車両に電源と
して搭載されたバッテリーであり、このバッテリーBT
の負端子がアースに接続され、正端子に車載電装品が接
続されている。車載電装品は、後述の衝突検知時に電源
遮断対象となる遮断電装品と、電源遮断対象とならない
非遮断電装品とに分けられている。非遮断電装品として
は、電流容量が小さく、かつ、衝突発生後の保安処置を
行うのに必要な電装品、例えばルームランプやドアロッ
ク解除装置が設定されており、遮断電装品には、その他
の電装品、すなわち、例えばエンジン駆動系電装品のよ
うに電流容量の大きいものや、エアコンのように衝突発
生後の保安処置に必要のないものが設定されている。そ
して、上記非遮断電装品は通常のヒュージブルリンク6
0及び図略のヒューズを介して上記バッテリーBTに接
続されているのに対し、遮断電装品は電源遮断器CB及
び図略のヒューズを介してバッテリーBTに接続されて
いる。
【0019】上記電源遮断器CBは、非常時に上記バッ
テリーBTと遮断電装品とを遮断するためのものであ
り、この実施の形態では、図4及び図5に示すようなハ
ウジング本体10と、ヒュージブルリンク(導体)20
と、筒部材30と、火薬シール部40とを備えている。
【0020】ハウジング本体10は、合成樹脂等の絶縁
材料からなり、中央に貫通孔12をもつ外筒部14と、
カバー部16とを有している。上記貫通孔12は、上下
双方に開口するものであり、そのうち上部開口を覆うよ
うに上記カバー部16が形成されており、このカバー部
16の内側には所定の導体収納空間が形成されている。
このハウジング本体10は、例えば上記外筒部14の中
央部分を成形するとともに、この外筒部14の外周部分
及びカバー部16を一体成形しておき、その後に両成形
物を接合する等の手段によって、製造が可能である。
【0021】ヒュージブルリンク20は、水平な破断部
22と、この破断部22の両端から下方に延びる一対の
下延部24と、両下延部24の両端から左右両外側に延
びる接続端子部26とを一体に有している。この破断部
22は小幅に形成され、低い爆発力でも破断できるよう
に考慮がなされている。また、ヒュージブルリンク20
自体は通常のヒュージブルリンクと同様に過電流の発生
時にも溶断される構成となっている。
【0022】上記破断部22は、上記導体収納空間内に
おいて上記貫通孔12の直上方の位置に配されている。
両下延部24は、上記導体収納空間からハウジング本体
10の外筒部14を下向きに貫いており、従って両接続
端子部26はハウジング本体10の外方(図例ではハウ
ジング本体10の下端から両側方)に導出されている。
また、破断部22と両下延部24との境界部分には蓄熱
体28が取付けられている。
【0023】筒部材30も合成樹脂等で成形され、底部
32から上方に内筒部34が延設された形状を有してお
り、上記底部32にはこれを上下に貫く一対の導線挿通
孔36が設けられている。この筒部材30は、上記貫通
孔12内に嵌入された状態でその内周面に接着等で固定
されることにより、上下両端部が外筒部14から上下に
突出し、かつ、内筒部34の上端開口が上記破断部22
の直下に位置した状態となっている。
【0024】火薬シール部40は、両端に導線42が接
続されたフィラメント44の周囲に火薬46を配し、こ
れらをシール部材48内に封入したものであり、両導線
42はシール部材48を貫いてこのシール部材48の下
方に導出されている。このシール部材48は、エポキシ
樹脂やゴム状樹脂が好適であり、上記フィラメント44
及び火薬46を内包した状態でこれらと一体に直接的も
しくは間接的にモールド成形されている。そして、この
火薬シール部40全体が上記筒部材32の内筒部30内
に装填されるとともに、シール部材48から導出された
両導線42が両導線挿通孔36を通じて筒部材30の下
方に導出されている。
【0025】上記両接続端子部26は、ボルト52等に
よって基盤50の上面に固定されており、一方の接続端
子部26に上記バッテリーBTが、他方の接続端子部2
6に後述の車載電装品群が、それぞれ接続されている。
また、筒部材30からその下方に導出された導線42
は、基盤50に設けられた挿通孔を通じて図略の制御部
に接続されている。
【0026】このような電源遮断器CBにおいて、導線
42に制御信号が入力され、この信号によってフィラメ
ント44が通電され、発熱することにより、火薬46の
温度が上昇する。そして、当該温度が一定値に達する
と、火薬46が爆発し、その爆発力により破断部22が
破断されるようになっている。
【0027】図1〜図3に示されるように、上記遮断電
装品とバッテリーBTとの間には、上記電源遮断器CB
と並列に復帰スイッチ58が配されている。この復帰ス
イッチ58は、図例ではコイル58aを内蔵する電磁リ
レースイッチからなり、コイル58aの通電時にその電
磁力で接点が閉じられるようになっている。当該コイル
58aの一端はバッテリーBT側に、他端は制御装置6
8に接続されている。
【0028】この制御装置68は、マイクロコンピュー
タ等からなり、当該制御装置68には復帰指令スイッチ
64及び衝突検知器66が接続されている。復帰指令ス
イッチ64は、車室内に設けられ、運転者等の操作を受
けることにより復帰指令信号を制御装置68に入力する
ものである。衝突検知器66は、車両の衝突の有無を検
知するものであり、加速度センサや車速センサ等が適用
可能である。そして、制御装置68は、上記衝突検知器
66から衝突検知信号が出力された場合に上記電源遮断
器CBの導線42に制御信号(遮断信号)を入力する制
御動作と、当該動作後に復帰指令スイッチ64から復帰
指令信号が入力された場合にのみ復帰スイッチ58のコ
イル58aをアースに接続する制御動作とを行うように
構成されている。
【0029】次に、この装置の作用を説明する。
【0030】1)正常運転時(図1):この正常運転時
では、バッテリーBTに対し、ヒュージブルリンク60
を介して非遮断電装品が接続されるとともに、電源遮断
器CBに組み込まれたヒュージブルリンク20を通じて
遮断電装品も接続された状態となっている。すなわち、
全ての車載電装品に対して電力供給が可能な状態となっ
ている。
【0031】2)車両衝突時(図2):車両衝突が発生
すると、これを衝突検知器66が検知し、衝突検知信号
を制御装置68に入力する。これを受けた制御装置68
は、電源遮断器CBの導線42に制御信号を入力し、火
薬を爆発させてヒュージブルリンク20の破断部22を
破断させる。これにより、バッテリーBTから遮断電装
品が一斉に遮断され、これらの遮断電装品は作動不能な
状態となる。しかしながら、電流容量が小さくて通電し
ていても安全上支障のない非遮断電装品はヒュージブル
リンク60を介して依然バッテリーBTに接続されてい
るので、この非遮断電装品を用いて衝突後の適当な保安
処置(例えばルームランプの点灯やドアロックの解除)
を行うことができる。
【0032】3)電力供給復帰(図3):さらに、上記
電源遮断後、運転者等が安全状態を確認して復帰指令ス
イッチ64を操作すると、この復帰指令スイッチ64か
ら制御装置68に復帰指令信号が入力され、これを受け
た制御装置68は復帰スイッチ58のコイル58aをア
ースに接続して当該コイル58aを通電する。これによ
り、それまで開いていた復帰スイッチ58の接点が閉
じ、この復帰スイッチ58を通じて遮断電装品への電力
供給が再開される。これにより、非遮断電装品だけでな
く、遮断電装品も使用可能となる。従って、この遮断電
装品を用いた保安処置、例えば、車を走行させて安全な
場所へ避難するといった処置も行うことが可能になる。
しかも、この電力供給復帰は、運転者等の意志により復
帰指令スイッチ64が操作された場合にのみ行われるの
で、運転者等が知らない間に大電流容量の電装品が駆動
され続けてバッテリーが上がる心配もない。
【0033】なお、本発明における電源遮断手段は上記
のような電源遮断器CBに限らず、導体を強制的に切断
することにより電源を遮断するものであればよい。例え
ば、特公昭58−47809号公報に示されるような回
路遮断器を用いてもよい。あるいは、第2の実施の形態
として図6に示すように、ヒュージブルリンク20の下
流側とアースとの間にリレースイッチ62を介在させ、
そのコイル62aの一端をヒュージブルリンク20側
に、他端を制御装置68に接続するとともに、衝突検知
時に上記コイル62aをアースに接続してリレースイッ
チ62を閉じるように制御装置68を構成し、このリレ
ースイッチ62の開→閉の切換によってヒュージブルリ
ンク20を強制的に短絡させて大電流を流し、この大電
流によってヒュージブルリンク20を意図的に溶断させ
るようにしたものでもよい。
【0034】また、図1等には、復帰スイッチ58が電
磁リレースイッチからなるものを示したが、これに代え
て他種のスイッチ、例えば運転者等による直接操作で開
閉されるスイッチや、制御装置68からの駆動信号によ
りオンオフされるスイッチ素子を用いてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明は、車載電装品を遮
断電装品と非遮断電装品とに分け、遮断電装品と電源と
の間にのみ電源遮断手段を設けたものであるので、車両
衝突検知時に遮断電装品を電源から遮断することによっ
て火災発生等を未然に防止できるとともに、非遮断電装
品を用いての迅速な保安処置の実行を確保できる効果が
ある。しかも、外部からの操作を受けることにより上記
導体とは別の経路で上記電源から上記遮断電装品への電
力供給を復帰させる復帰手段を備えているので、衝突
後、運転者の意志で遮断電装品を用いた保安処置も行う
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における正常運転時
の安全装置の状態を示す回路図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における車両衝突時
の安全装置の状態を示す回路図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における電力供給復
帰時の安全装置の状態を示す回路図である。
【図4】上記安全装置に設けられる電源遮断器の断面正
面図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態にかかる車両の安全
装置を示す全体回路図である。
【符号の説明】
BT バッテリー CB 電源遮断器 20 ヒュージブルリンク(導体) 62 リレースイッチ(電源遮断手段) 64 復帰指令スイッチ 66 衝突検知器 68 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 城戸 元則 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 外山 秀明 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 松丸 彰男 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の衝突を検出する衝突検知手段と、
    この衝突検知手段による衝突検知時に電源と車載電装品
    との間に介在する導体を強制的に切断して電力供給を停
    止させる電源遮断手段とを備えた車両の安全装置におい
    て、車載電装品を遮断電装品と非遮断電装品とに分け、
    遮断電装品と上記電源との間にのみ上記導体及び電源遮
    断手段を設けるとともに、外部からの操作を受けること
    により上記導体とは別の経路で上記電源から上記遮断電
    装品への電力供給を復帰させる復帰手段を備えたことを
    特徴とする車両の安全装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両の安全装置におい
    て、上記電源遮断手段と並列に復帰スイッチを設け、外
    部からの操作によって上記復帰スイッチが閉じるように
    構成したことを特徴とする車両の安全装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の車両の安全装置におい
    て、外部からの操作を受けることにより復帰指令信号を
    作成する復帰指令手段と、この復帰指令信号作成時に上
    記復帰スイッチに制御信号を出力して当該スイッチを閉
    じる制御手段とを備えたことを特徴とする車両の安全装
    置。
JP9119208A 1997-05-09 1997-05-09 車両の安全装置 Withdrawn JPH10310004A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9119208A JPH10310004A (ja) 1997-05-09 1997-05-09 車両の安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9119208A JPH10310004A (ja) 1997-05-09 1997-05-09 車両の安全装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10310004A true JPH10310004A (ja) 1998-11-24

Family

ID=14755619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9119208A Withdrawn JPH10310004A (ja) 1997-05-09 1997-05-09 車両の安全装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10310004A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6483420B1 (en) * 1999-08-03 2002-11-19 Yazaki Corporation Circuit breaker
EP1742280A1 (de) * 2005-06-27 2007-01-10 Delphi Technologies, Inc. Anschlusseinheit zum Verbinden von elektrischen Komponenten mit einer Kraftfahrzeugbatterie
JP2011025912A (ja) * 2009-06-29 2011-02-10 Toyoda Gosei Co Ltd 車両の電気回路遮断装置
CN103050939A (zh) * 2012-12-26 2013-04-17 青岛盛嘉信息科技有限公司 火灾断电保护电路
CN112133971A (zh) * 2020-08-31 2020-12-25 恒大新能源汽车投资控股集团有限公司 电池装置、电池装置的断电控制方法及装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6483420B1 (en) * 1999-08-03 2002-11-19 Yazaki Corporation Circuit breaker
EP1742280A1 (de) * 2005-06-27 2007-01-10 Delphi Technologies, Inc. Anschlusseinheit zum Verbinden von elektrischen Komponenten mit einer Kraftfahrzeugbatterie
KR100908466B1 (ko) 2005-06-27 2009-07-21 델피 테크놀로지스 인코포레이티드 전기 부품들을 자동차 배터리에 접속하기 위한 접속 유닛
US7659639B2 (en) 2005-06-27 2010-02-09 Delphi Technologies, Inc. Connection unit for the connection of electrical components to a motor vehicle battery
JP2011025912A (ja) * 2009-06-29 2011-02-10 Toyoda Gosei Co Ltd 車両の電気回路遮断装置
CN103050939A (zh) * 2012-12-26 2013-04-17 青岛盛嘉信息科技有限公司 火灾断电保护电路
CN112133971A (zh) * 2020-08-31 2020-12-25 恒大新能源汽车投资控股集团有限公司 电池装置、电池装置的断电控制方法及装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5818122A (en) Power supply circuit breaking apparatus for motor vehicle and power supply circuit breaking system for motor vehicle
EP0929090B1 (en) Circuit breaker
JP4242399B2 (ja) 特に高電流強さ用電気回路の分離装置
EP0863528B1 (en) Electric circuit breaker for vehicle
US10137783B2 (en) High-voltage vehicle network of a motor vehicle, quick-break switch and method of operating the high-voltage vehicle network
KR101891687B1 (ko) 배터리 모듈 분리 장치
JP4330274B2 (ja) 安全保護用断線装置を有するバッテリー搭載電源システム
US7875997B2 (en) Circuit interruption device
CN111386587B (zh) 电气保险元件以及电气保险元件的运行方法
JP2559830B2 (ja) 乗員抑止保護装置の作動方法および作動装置
JP2004007919A (ja) 高電圧バッテリ搭載車両のバッテリ回路遮断装置
JPH10310004A (ja) 車両の安全装置
JPH0872634A (ja) 自動車の電流分配システム
JPH10297393A (ja) 車両の安全装置
JP6992157B2 (ja) 直流電気回路遮断スイッチ組立体
JP2000156142A (ja) 回路遮断器
JPH10297394A (ja) 車両用電源供給装置
JP2021097038A (ja) 能動/受動ヒューズモジュール
JPH10324207A (ja) 車両の安全装置
US20230343532A1 (en) Pyrotechnic circuit breaker
JPH10241523A (ja) 電気回路遮断器
JPH11329190A (ja) 車両の異常報知装置
JPH11115648A (ja) 車両の安全装置
JPH11170932A (ja) 車両用バッテリー及び当該バッテリーを備えた車両の安全装置
JPH1066248A (ja) 車両用電源供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040803