JPH10297393A - 車両の安全装置 - Google Patents

車両の安全装置

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JPH10297393A
JPH10297393A JP9109630A JP10963097A JPH10297393A JP H10297393 A JPH10297393 A JP H10297393A JP 9109630 A JP9109630 A JP 9109630A JP 10963097 A JP10963097 A JP 10963097A JP H10297393 A JPH10297393 A JP H10297393A
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vehicle
power supply
return
switch
electrical component
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Application number
JP9109630A
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English (en)
Inventor
Akio Matsumaru
彰男 松丸
Motonori Kido
元則 城戸
Yoriyuki Miyazaki
順之 宮▲崎▼
Hideaki Toyama
秀明 外山
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両衝突時、各車載電装品から電源を確実に
遮断し、かつ、その後の迅速な保安処置の実行を可能に
する。 【解決手段】 車両の衝突を検出する衝突検知器66
と、衝突検知時に導体20を破断してバッテリーCBと
各車載電装品とを遮断する電源遮断器CBとを備える。
この電源遮断器CBとは別の経路に復帰スイッチ58を
設け、電源遮断後に復帰スイッチ58を閉じることによ
り車載電装品への電力供給が復帰できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等に設けら
れる車両の安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用電気回路等において、
過負荷電流や短絡電流が生じた場合に回路を直ちに遮断
する手段として、ヒューズやヒュージブルリンクが慣用
されている。これらのヒューズやヒュージブルリンク
は、溶断可能な導体部を容器内に有し、この容器の外部
に接続用端子が導出された基本構造をなし、その多くは
電気接続箱等に接続して使用されている。
【0003】しかし、上記ヒューズやヒュージブルリン
クは、過電流の発生によりはじめて溶断し、回路を遮断
するものであるため、自由なタイミングで回路を強制遮
断するといったことができない。従って、車両衝突とい
った緊急時に過電流が流れなくても回路を安全上強制遮
断したい場合には、上記ヒューズやヒュージブルリンク
に代え、もしくはこれらに加えて、外部からの操作で回
路を強制遮断できるようにする必要がある。
【0004】従来、このような回路の強制遮断を可能に
する手段として、A)リレースイッチ、あるいは、B)
特公昭58−47809号公報に示されるような回路遮
断器が知られている。
【0005】B)の遮断器は、出力ヒューズと、火薬
と、この火薬を加熱するためのフィラメントとが単一の
封入ガラス内に封入され、上記フィラメントに接続され
た入力端子が上記封入ガラスを貫くようにしてこの封入
ガラス外に導出されたものであり、この封入ガラスの表
面には防爆皮膜が施されている。そして、上記入力端子
に一定以上の電流または電圧を加えてフィラメントを発
熱させ、その熱で火薬を爆発させることにより、この爆
発力を利用して上記破断部を強制破断させることができ
るようになっている。このような遮断器を電源と各車載
電装品との間に介在させれば、車両衝突等の事故発生
時、上記入力端子への入力電流もしくは入力電圧の制御
によって任意のタイミングで回路を遮断することが可能
になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】A)のリレースイッチ
を電源遮断手段として用いる場合には、当該スイッチを
流れる電流が非常に大きくなるため、かなり接点容量の
大きなスイッチを用いなければならない。また、振動に
起因してスイッチが誤作動するおそれがあり、信頼性に
も問題がある。
【0007】これに対し、B)のような強制破断式の回
路遮断器を利用すれば、確実に電源と各車載電装品とを
遮断できるが、当該遮断後は、回路の一部が完全に破断
された状態となるので、上記車載電装品を直ちに再作動
させることができない。従って、車両事故発生後の保安
処置、例えば、車両を走行させて事故現場から他の場所
に移したり、ランプ点灯等により周囲に自車両の存在を
放置したりする処置を迅速に行うことがきわめて困難と
なる。
【0008】なお、このような不都合を解消する手段と
して、車両衝突時、全電装品への電力供給を遮断するの
ではなく、上記保安処置に必要のない電装品(例えばエ
アコンディショナーやシガーライター)への電力供給の
みを遮断し、保安処置に必要な電装品(例えばランプ系
や駆動系の電装品)への電力供給は継続しておくように
することも考えられるが、この場合には、運転者等が知
らない間に特定の電装品が駆動され続け、バッテリーが
上がってしまうおそれがある。また、実際には保安処置
が必要でない場合にも特定の電装品への不必要な電力供
給が続行されてしまうという不合理もある。
【0009】本発明は、このような事情に鑑み、車両衝
突時、各車載電装品から電源を確実に遮断し、かつ、そ
の後の迅速な保安処置の実行を可能にする車両の安全装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、車両の衝突を検出する衝突検
知手段と、この衝突検知手段による衝突検知時に電源と
各車載電装品との間に介在する導体を破断して電力供給
を強制的に停止させる電源遮断手段とを備えた車両の安
全装置において、外部からの操作を受けることにより上
記導体とは別の経路で上記電源から特定の車載電装品へ
の電力供給を復帰させる復帰手段を備えたものである。
【0011】この装置によれば、車両衝突検知時に電源
遮断手段が作動し、電源−車載電装品間の導体を強制破
断することにより、当該車載電装品への電力供給が速や
かに遮断される。しかも、その後、運転者等が自らの意
志で復帰操作を行うことにより、上記電源遮断手段とは
別の経路で電源から特定の車載電装品への電力供給が復
帰し、この車載電装品を用いての保安処置が可能にな
る。
【0012】上記復帰手段としては、上記電源遮断手段
と並列に復帰スイッチを設け、外部からの操作によって
上記復帰スイッチが閉じるように構成したものが、好適
である。
【0013】この場合、上記復帰スイッチが運転者等の
手で直接開閉操作されるようにしても良いし、リレース
イッチで開閉されるようにしてもよい。また、外部から
の操作を受けることにより復帰指令信号を作成する復帰
指令手段と、この復帰指令信号作成時に上記復帰スイッ
チに制御信号を出力して当該スイッチを閉じる制御手段
とを備えるようにしてもよい。
【0014】このような制御手段を備える場合、上記復
帰指令手段として、復帰指令信号を作成する位置と復帰
指令を停止させる信号を作成する位置と中立位置とに切
換操作される復帰指令切換手段を備えるとともに、上記
電源遮断手段が作動してから所定時間が経過するまで上
記復帰指令切換手段の切換位置が中立位置に保たれてい
る場合には上記電源から特定の車載電装品への電力供給
を復帰させ、かつこの車載電装品を強制作動させるよう
に上記制御手段を構成すれば、衝突事故に起因して運転
者等が意識を失ったり、自力で復帰指令切換手段を操作
できない状況に陥ったりした場合でも、自動的に特定の
車載電装品を作動させて報知等の保安処置を施すことが
可能になる。
【0015】上記復帰手段が電力供給を復帰させる車載
電装品は、常に一定であってもよいが、外部からの操作
の内容によって電力供給を復帰させる車載電装品を変更
するように上記復帰手段を構成すれば、運転者等が衝突
後の状況に応じた最適な車載電装品を選択して復帰させ
ることが可能になる。
【0016】例えば、外部からの操作によって駆動系電
装品以外の電装品群への電力供給を復帰させる状態と駆
動系電装品を含む電装品群への電力供給を復帰させる状
態とに切換えられるように上記復帰手段を構成すれば、
衝突後に車両を移動させる必要がない場合には前者の状
態を選択することにより復帰電装品を最小限に抑えるこ
とができる一方、衝突後に車両を移動させる必要がある
場合には後者の状態を選択することにより車両を適当な
場所まで走行させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
〜図5に基づいて説明する。
【0018】図1〜図3において、BTは車両に電源と
して搭載されたバッテリーであり、このバッテリーBT
の一方の端子がアースに接続され、他端の端子に電源遮
断器10が接続されている。この電源遮断器10は、非
常時に上記バッテリーBTと後述の車載電装品とを遮断
するためのものであり、この実施の形態では、図4及び
図5に示すようなハウジング本体10と、導体20と、
筒部材30と、火薬シール部40とを備えている。
【0019】ハウジング本体10は、合成樹脂等の絶縁
材料からなり、中央に貫通孔12をもつ外筒部14と、
カバー部16とを有している。上記貫通孔12は、上下
双方に開口するものであり、そのうち上部開口を覆うよ
うに上記カバー部16が形成されており、このカバー部
16の内側には所定の導体収納空間が形成されている。
このハウジング本体10は、例えば上記外筒部14の中
央部分を成形するとともに、この外筒部14の外周部分
及びカバー部16を一体成形しておき、その後に両成形
物を接合する等の手段によって、製造が可能である。
【0020】導体20は、水平な破断部22と、この破
断部22の両端から下方に延びる一対の下延部24と、
両下延部24の両端から左右両外側に延びる接続端子部
26とを一体に有している。この破断部22は小幅に形
成され、低い爆発力でも破断できるように考慮がなされ
ている。また、この実施の形態では、導体20が一般の
ヒューズに用いられる材料と同等の材料で形成され、上
記破断部22は過電流の発生時にも溶断されるようにな
っている。この破断部22は、上記導体収納空間内にお
いて上記貫通孔12の直上方の位置に配されている。両
下延部24は、上記導体収納空間からハウジング本体1
0の外筒部14を下向きに貫いており、従って両接続端
子部26はハウジング本体10の外方(図例ではハウジ
ング本体10の下端から両側方)に導出されている。ま
た、破断部22と両下延部24との境界部分には蓄熱体
28が取付けられている。
【0021】筒部材30も合成樹脂等で成形され、底部
32から上方に内筒部34が延設された形状を有してお
り、上記底部32にはこれを上下に貫く一対の導線挿通
孔36が設けられている。この筒部材30は、上記貫通
孔12内に嵌入された状態でその内周面に接着等で固定
されることにより、上下両端部が外筒部14から上下に
突出し、かつ、内筒部34の上端開口が上記破断部22
の直下に位置した状態となっている。
【0022】火薬シール部40は、両端に導線42が接
続されたフィラメント44の周囲に火薬46を配し、こ
れらをシール部材48内に封入したものであり、両導線
42はシール部材48を貫いてこのシール部材48の下
方に導出されている。このシール部材48は、エポキシ
樹脂やゴム状樹脂が好適であり、上記フィラメント44
及び火薬46を内包した状態でこれらと一体に直接的も
しくは間接的にモールド成形されている。そして、この
火薬シール部40全体が上記筒部材32の内筒部30内
に装填されるとともに、シール部材48から導出された
両導線42が両導線挿通孔36を通じて筒部材30の下
方に導出されている。
【0023】上記両接続端子部26は、ボルト52等に
よって基盤50の上面に固定されており、一方の接続端
子部26に上記バッテリーBTが、他方の接続端子部2
6に後述の車載電装品群が、それぞれ接続されている。
また、筒部材30からその下方に導出された導線42
は、基盤50に設けられた挿通孔を通じて図略の制御部
に接続されている。
【0024】このような電源遮断器CBにおいて、導線
42に制御信号が入力され、この信号によってフィラメ
ント44が通電され、発熱することにより、火薬46の
温度が上昇する。そして、当該温度が一定値に達する
と、火薬46が爆発し、その爆発力により破断部22が
破断して、バッテリーBTと各車載電装品とが完全に遮
断されることとなる。
【0025】なお、本発明における電源遮断手段はこれ
に限らず、導体の破断により電源を遮断するものであれ
ばよい。例えば、特公昭58−47809号公報に示さ
れるような回路遮断器を用いてもよい。
【0026】図1〜図3に示されるように、上記車載電
装品のうち、車両衝突後に安全上復帰させる必要がない
電装品(以下、復帰不要電装品と称する。)はヒューズ
54を介してそのまま上記電源遮断器CBの接続端子部
26に接続されているのに対し、車両衝突後に安全上上
復帰させる必要がある電装品(以下、復帰要電装品と称
する。)は、ヒューズ54さらには共通のスイッチ56
を介して上記接続端子部26に接続されている。このス
イッチ56は、コイル56aを内蔵し、このコイル56
aの一端が電源遮断器CB側に、他端がアースに接続さ
れている。そして、上記電源遮断器CBからの電力供給
があった場合にのみコイル56aが通電され、その電磁
力でスイッチ56が開から閉へ切換えられるようになっ
ている。
【0027】ここで、上記復帰要電装品としては、車両
を走行させるための駆動系電装品(例えばエンジン制御
コンピュータ、イグナイタ、フューエルポンプ)、自車
両の存在を周囲に報知するための報知系電装品(例えば
ハザードランプ、ルームランプ)、メータ系電装品(例
えば警告灯)、ドアロック系電装品等が挙げられる。ま
た、復帰不要電装品としては、エアコンディショナー、
シガーライター等が挙げられる。
【0028】この装置の特徴として、上記電源遮断器C
B及びスイッチ56と並列に(すなわち電源遮断器CB
及びスイッチ56をバイパスしてバッテリーBTと復帰
用電装品とをつなぐ回路中に)復帰スイッチ58が設け
られている。この復帰スイッチ58は、前記スイッチ5
6と同様にコイル58aを内蔵し、このコイル58aの
通電によりスイッチ接点が閉じられるようになってい
る。このコイル58aの一端はバッテリーBT側に接続
され、他端はスイッチ60を介してアースに接続されて
いる。このスイッチ60は、運転者その他の搭乗者が操
作できるように車室内に設けられ、当該操作によって開
から閉に切換えられるようになっている。
【0029】また、この復帰スイッチ58の下流側に
は、ヒューズ62を介してオルタネータ64が接続され
ている。
【0030】さらに、この装置には、衝突検知器66及
び制御装置68が装備されている。衝突検出器66は、
上記電源遮断器CBとスイッチ56との間の回路部分に
接続され、当該部分から電力が供給された状態で車両の
衝突の有無を検知するものであり、加速度センサや車速
センサ等が適用可能である。制御装置68は、電子回路
により構成され、バッテリーBTに直接接続されてい
る。そして、上記衝突検知器66から衝突検知信号が出
力された場合に上記電源遮断器CBの導線42に制御信
号(遮断信号)を入力するように構成されている。
【0031】次に、この装置の作用を説明する。
【0032】1)正常運転時(図1):この正常運転時
では、バッテリーBTに電源遮断器CBの導体20及び
各ヒューズ54を介して復帰不要電装品が接続される。
また、電源遮断器CB下流側のスイッチ56が閉じてい
るため、復帰要電装品もバッテリーBTに接続される。
【0033】2)車両衝突時(図2):車両衝突が発生
すると、これを衝突検知器66が検知し、衝突検知信号
を制御装置68に入力する。これを受けた制御装置68
は、電源遮断器CBの導線42に制御信号を入力し、火
薬を爆発させて導体20の破断部22を破断させる。こ
れにより、バッテリーBTと全電装品とが一斉に遮断さ
れ、電装品は作動不能な状態となる。
【0034】3)電力供給復帰(図3):電源遮断後、
運転者等が常開スイッチであるスイッチ60を操作して
閉じると、このスイッチ60と直列に配されているコイ
ル58aが通電され、復帰スイッチ58が閉じられる。
これにより、車載電装品のうちの復帰要電装品のみに電
力再供給可能な状態となる。従って、これらの電装品を
用いて適当な安全処置、例えば車両走行による事故現場
からの避難や、ランプ類の点灯による周囲への報知、ド
アロックの解除等の処置を直ちに行うことができる。し
かも、上記電装品は運転者等の意志によってスイッチ6
0が操作された時にはじめて通電されるので、運転者等
が知らない間に電装品が駆動され続けてバッテリーが上
がる心配もない。
【0035】第2の実施の形態を図6〜図9に基づいて
説明する。この実施の形態では、前記復帰要電装品が駆
動系電装品とそれ以外の電装品(報知系、メータ系、ド
アロック系等;以下、非駆動系電装品と称する。)とに
分類され、それぞれ個別に復帰できるように構成されて
いる。
【0036】具体的に、上記復帰用電装品のうち、非駆
動系電装品は、前記第1の実施の形態と同様にスイッチ
56,58の双方にヒューズ54を介してそのまま接続
されているのに対し、駆動源電装品とスイッチ56,5
8との間には、上記ヒューズ54に加えてスイッチ72
が介在している。このスイッチ72は、スイッチ56,
58と同様にコイル72aを内蔵し、このコイル72a
の一端がスイッチ56,58側に接続される一方、他端
が制御装置68に接続されている。また、前記復帰スイ
ッチ58のコイル58aも制御装置68に接続されてお
り、この制御装置68によりコイル58a,72aの通
電制御が行われ、当該コイル58a,72aが通電され
ている状態でのみスイッチ58,72がそれぞれ閉じる
ようになっている。
【0037】なお、前記ヒューズ62及びオルタネータ
64はスイッチ72とヒューズ54との間の回路部分に
接続されている。
【0038】一方、車室内には、運転者等が復帰指令を
入力するための復帰指令スイッチ73,74が設けられ
ている。両復帰指令スイッチ73,74は並列に配さ
れ、それぞれのスイッチ端子の一方がバッテリーBT側
に、他方が制御装置68に接続されている。これら復帰
指令スイッチ73,74は常開スイッチであり、運転者
等により操作されることにより開から閉に切換えられ、
この閉状態で復帰指令信号を作成するように構成されて
いる。そして、制御装置68は、車両衝突検知信号や上
記復帰指令信号の有無に応じてコイル58a,72aの
通電制御を行うように構成されている。
【0039】次に、この制御装置68の行う具体的な制
御動作、及び、これに伴う装置全体の作用を説明する。
【0040】1)正常運転時(図6):車両衝突前の正
常運転時では、制御装置68は、コイル58aはアース
から遮断してこれを通電させず、コイル72aのみアー
スに接続してこれを通電させる。これにより、スイッチ
56,58,72のうちスイッチ56,72のみが閉じ
られる。従って、バッテリーBT→電源遮断器CBの導
体20→各ヒューズ54の経路で復帰不要電装品に電力
が供給されるのに加え、バッテリーBT→電源遮断器C
B→スイッチ56→ヒューズ54の経路で復帰用電装品
のうちの非駆動系電装品に電力が供給され、かつ、バッ
テリーBT→電源遮断器CB→スイッチ56→スイッチ
72→ヒューズ54の経路で駆動系電装品にも電力供給
がなされる。
【0041】2)車両衝突時(図7):車両衝突が発生
し、衝突検知器66から衝突検知信号が入力されると、
制御装置68は、前記第1の実施の形態と同様に電源遮
断器CBの導体20の破断部22を破断させ、この経路
での電力供給を遮断するとともに、コイル58aに加え
てコイル72aもアースから遮断し、非通電状態にす
る。これにより、全電装品がバッテリーBTから遮断さ
れ、作動不能の状態となる。
【0042】3)非駆動系電装品への電力供給復帰(図
8):電源遮断後、車両を移動させる処置は不要である
がそれ以外の保安処置が必要な場合(例えばドアロック
解除や周囲への報知が必要な場合)、運転者等は復帰指
令スイッチ73,74のうちの復帰指令スイッチ73の
みを操作すればよい。これを受けた制御装置68は、コ
イル58aのみをアースに接続し、復帰スイッチ58の
みを閉じる。これにより、復帰要電装品のうちの非駆動
系電装品のみに電力再供給可能な状態となる。従って、
これらの電装品を用いて上記の安全処置を直ちに実行す
ることができる。
【0043】4)駆動系電装品への電力供給復帰(図
9):上記保安処置でなく、もしくは上記保安処置に加
え、車両を移動させる保安処置が必要な場合には、運転
者等は復帰指令スイッチ73,74のうちの復帰指令ス
イッチ74のみ、もしくは両スイッチ73,74を操作
すればよい。これを受けた制御装置68は、コイル58
a,72aの双方をアースに接続し、スイッチ58,7
2を閉じる。これにより、前記非駆動系電装品に加えて
駆動系電装品も電源BTに接続され、すべての復帰用電
装品に電力再供給可能な状態となる。従って、上記駆動
系電装品を用いて車両を走行させ、安全な場所に移動さ
せることができる。
【0044】この実施の形態の装置のように、運転者等
が車両衝突発生後の状態に応じて復帰電装品を選択でき
るようにすれば、バッテリーBTに再接続される電装品
を必要最小限に抑えることが可能になる。
【0045】なお、この実施の形態では、復帰用電装品
を2種に分類しているが、3種以上に分類して復帰状態
を3通り以上に設定するようにしてもよい。
【0046】第3の実施の形態を図10〜図12に基づ
いて説明する。この実施の形態では、前記第2の実施の
形態で示した復帰指令スイッチ73,74に代え、復帰
指令切換スイッチ75,76がバッテリーBTと制御装
置68との間に相互並列に配されている。これらの復帰
指令切換スイッチ75,76は、運転者等の操作により
中立位置からオン位置もしくはオフ位置に切換えられる
ようになっており、オン位置に切換えられた状態で復帰
指令信号を、オフ位置に切換えられた状態で復帰停止信
号をそれぞれ作成するように構成されている。
【0047】一方、制御装置68は、電源遮断器CBで
の破断を行ってから所定時間が経過するまで両復帰指令
切換スイッチ75,76が中立位置に保たれている場合
(すなわち操作されなかった場合)には、復帰要電装品
のうちの特定の電装品(この実施の形態では報知系電装
品及びドアロック系電装品)を強制作動させるように構
成されている。
【0048】図11は、上記制御装置68によりルーム
ランプ78を強制作動させるための回路例を示したもの
である。
【0049】同図に示すように、ルームランプ78と、
図10にも示すヒューズ54及び復帰スイッチ58との
間には、スイッチ80が設けられている。このスイッチ
80は、コイル80aを内蔵し、このコイル80aが通
電された場合にのみ閉じるように構成されている。
【0050】上記コイル80aは、その一端がアースに
接続され、他端が電線81を介してヒューズ54側に接
続されており、この電線81の途中にルームランプスイ
ッチ82が配されている。このルームランプスイッチ8
2は、車室内の天井部分に設置され、運転者等の操作に
より開閉されるようになっている。従って、上記ヒュー
ズ54がバッテリーBTに接続されている状態では、上
記ルームランプスイッチ82が閉じることによりコイル
80aが通電され、スイッチ80が閉じてルームランプ
78が点灯する一方、ルームランプスイッチ82が開い
ている状態ではスイッチ80が開いてルームランプ78
が消灯するようになっている。
【0051】一方、制御装置68は、トランジスタ68
a及びタイマー68bを備えている。タイマー68b
は、衝突検知信号が入力されて電源を遮断した時点から
始動し、この始動時から所定時間が経過した時点で上記
トランジスタ68aのベースに駆動信号を入力するよう
に構成されている。このトランジスタ68aのコレクタ
はバッテリーBTに接続され、エミッタは上記電線81
の途中部分であってルームランプスイッチ82とコイル
80aとの間の部分に接続されている。
【0052】なお、図11において、83はトランジス
タ68aのエミッタ側からルームランプスイッチ82側
への電流の逆流を防止するダイオード、84はルームラ
ンプスイッチ82側から上記エミッタ側への逆流を防ぐ
ダイオードである。
【0053】次に、上記制御装置68の行う具体的な制
御動作と、これに伴う装置全体の作用とを、図12のフ
ローチャートを参照しながら説明する。
【0054】前記第2の実施の形態と同様、車両衝突が
検知された時点で(ステップS1でYES)、電源遮断
器CBに制御信号を出力し、導体20の破断部22を破
断して各電装品を電源から遮断する(ステップS2)。
例えば図11に示すルームランプ78の駆動回路では、
ヒューズ54とバッテリーBTとの間が遮断され、ルー
ムランプ78に電力が供給されなくなる。
【0055】さらに、この第3の実施の形態では、上記
電源遮断と同時にタイマー68bが始動し、経過時間を
計測する(ステップS3)。そして、その計測時間が所
定時間に達するまでに復帰指令切換スイッチ75もしく
は76が中立位置から他の位置に操作された場合には、
その操作内容に対応した復帰動作を行う。
【0056】具体的に、復帰指令切換スイッチ76がオ
ン位置に切換えられた場合には(ステップS4でO
N)、制御装置68はコイル58a,72aをそれぞれ
アースに接続して復帰スイッチ58,72を閉じ(ステ
ップS5,S6)、すべての復帰要電装品を電力再供給
可能な状態にする。復帰指令切換スイッチ75がオン位
置に切換えられた場合には(ステップS7でON)、制
御装置68はコイル58aのみをアースに接続して復帰
スイッチ58を閉じ、復帰用電装品のうちの非駆動系電
装品のみを電力再供給可能な状態にする。復帰指令切換
スイッチ75,76のいずれかがオフ位置に切換えられ
た場合には(ステップS4もしくはS5でOFF)、直
ちにタイマー68bを停止し(ステップS8)、復帰動
作を止める。
【0057】これに対し、上記所定時間の間に復帰指令
切換スイッチ75,76のいずれも操作されなかった場
合、すなわち中立位置が保持された場合には(ステップ
S9でYES)、衝突事故により運転者等が意識を失
い、もしくは自力で復帰指令切換スイッチ75,76の
操作ができない状況に陥ったと判定し、保安処置を行う
のに必要な特定の電装品を強制的に作動させる。
【0058】例えば、図11に示すルームランプ78に
ついては、図10の復帰スイッチ58のみを閉じるとと
もに(ステップS10)、タイマー68bからトランジ
スタ68aのベースに駆動信号を入力してトランジスタ
68aをオンに切換える動作を行う(ステップS1
1)。これにより、バッテリーBTからトランジスタ6
8aを通じてコイル80aに電流が流れ込み、ルームラ
ンプスイッチ82の開閉にかかわらずルームランプ78
が点灯して、衝突車の存在が周囲に報知されることとな
る。
【0059】なお、図1等には、復帰スイッチ58とし
てコイル58aの通電により閉じるものを示したが、こ
れに代えて他種のスイッチ、例えば運転者等による直接
操作で開閉されるスイッチや、制御装置68からの駆動
信号によりオンオフされるスイッチ素子を用いてもよ
い。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明は、車両の衝突検知
時に電源と各車載電装品との間に介在する導体を破断し
て電力供給を強制的に停止させる車両の安全装置におい
て、外部からの操作を受けることにより上記導体とは別
の経路で上記電源から特定の車載電装品への電力供給を
復帰させる復帰手段を備えたものであるので、車両衝突
時に各車載電装品への電力供給を確実かつ速やかに遮断
できるとともに、当該遮断後に特定の電装品を復帰させ
て適当な保安処置を実行することができる効果がある。
しかも、当該復帰は運転者等の操作を受けて行うように
しているので、運転者等の意志に反して特定の電装品が
駆動され続ける不都合は発生しない。
【0061】上記復帰手段として、上記電源遮断手段と
並列に復帰スイッチを設け、外部からの操作によって上
記復帰スイッチが閉じるように構成したものによれば、
簡単な構成で電力供給の復帰を実現できる効果がある。
【0062】この場合、外部からの操作を受けることに
より復帰指令信号を作成する復帰指令手段と、この復帰
指令信号作成時に上記復帰スイッチに制御信号を出力し
て当該スイッチを閉じる制御手段とを備え、上記復帰指
令手段として、復帰指令信号を作成する位置と復帰指令
を停止させる信号を作成する位置と中立位置とに切換操
作される復帰指令切換手段を備えるとともに、上記電源
遮断手段が作動してから所定時間が経過するまで上記復
帰指令切換手段の切換位置が中立位置に保たれている場
合には上記電源から特定の車載電装品への電力供給を復
帰させ、かつこの車載電装品を強制作動させるように上
記制御手段を構成すれば、衝突事故に起因して運転者等
が意識を失ったり、自力で復帰指令切換手段を操作でき
ない状況に陥ったりした場合でも、自動的に特定の車載
電装品を作動させて報知等の保安処置を施すことができ
る効果が得られる。
【0063】また、外部からの操作の内容によって電力
供給を復帰させる車載電装品を変更するように上記復帰
手段を構成すれば、運転者等が衝突後の状況に応じた最
適な車載電装品を選択して復帰させることが可能にな
り、復帰させる電装品を最小限に抑えることができる。
【0064】例えば、外部からの操作によって駆動系電
装品以外の電装品群への電力供給を復帰させる状態と駆
動系電装品を含む電装品群への電力供給を復帰させる状
態とに切換えられるように上記復帰手段を構成すれば、
衝突後に車両を移動させる必要がない場合には前者の状
態を選択することにより復帰電装品を最小限に抑えるこ
とができる一方、衝突後に車両を移動させる必要がある
場合には後者の状態を選択することにより車両を適当な
場所まで走行させることができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における正常運転時
の安全装置の状態を示す回路図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における車両衝突時
の安全装置の状態を示す回路図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における電力供給復
帰時の安全装置の状態を示す回路図である。
【図4】上記安全装置に設けられる電源遮断器の断面正
面図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態における正常運転時
の安全装置の状態を示す回路図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態における車両衝突時
の安全装置の状態を示す回路図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態における非駆動系電
装品への電力供給復帰時の安全装置の状態を示す回路図
である。
【図9】本発明の第2の実施の形態における非駆動系電
装品及び駆動系電装品への電力供給復帰時の安全装置の
状態を示す回路図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態にかかる車両の安
全装置を示す全体回路図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態においてルームラ
ンプを強制作動させるための回路例を示した図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態にかかる制御装置
の制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
BT バッテリー CB 電源遮断器 20 導体 22 破断部 58 復帰スイッチ 60 スイッチ 66 衝突検知器 68 制御装置 73,74 復帰指令スイッチ 75,76 復帰指令切換スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 城戸 元則 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 宮▲崎▼ 順之 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 外山 秀明 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の衝突を検出する衝突検知手段と、
    この衝突検知手段による衝突検知時に電源と各車載電装
    品との間に介在する導体を破断して電力供給を強制的に
    停止させる電源遮断手段とを備えた車両の安全装置にお
    いて、外部からの操作を受けることにより上記導体とは
    別の経路で上記電源から特定の車載電装品への電力供給
    を復帰させる復帰手段を備えたことを特徴とする車両の
    安全装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両の安全装置におい
    て、上記電源遮断手段と並列に復帰スイッチを設け、外
    部からの操作によって上記復帰スイッチが閉じるように
    構成したことを特徴とする車両の安全装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の車両の安全装置におい
    て、外部からの操作を受けることにより復帰指令信号を
    作成する復帰指令手段と、この復帰指令信号作成時に上
    記復帰スイッチに制御信号を出力して当該スイッチを閉
    じる制御手段とを備えたことを特徴とする車両の安全装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の車両の安全装置におい
    て、上記復帰指令手段として、復帰指令信号を作成する
    位置と復帰指令を停止させる信号を作成する位置と中立
    位置とに切換操作される復帰指令切換手段を備えるとと
    もに、上記電源遮断手段が作動してから所定時間が経過
    するまで上記復帰指令切換手段の切換位置が中立位置に
    保たれている場合には上記電源から特定の車載電装品へ
    の電力供給を復帰させ、かつこの車載電装品を強制作動
    させるように上記制御手段を構成したことを特徴とする
    車両の安全装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の車両の
    安全装置において、外部からの操作の内容によって電力
    供給を復帰させる車載電装品を変更するように上記復帰
    手段を構成したことを特徴とする車両の安全装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の車両の安全装置におい
    て、外部からの操作によって駆動系電装品以外の電装品
    群への電力供給を復帰させる状態と駆動系電装品を含む
    電装品群への電力供給を復帰させる状態とに切換えられ
    るように上記復帰手段を構成したことを特徴とする車両
    の安全装置。
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