JPH10309555A - 廃棄物処理装置 - Google Patents

廃棄物処理装置

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JPH10309555A
JPH10309555A JP9118380A JP11838097A JPH10309555A JP H10309555 A JPH10309555 A JP H10309555A JP 9118380 A JP9118380 A JP 9118380A JP 11838097 A JP11838097 A JP 11838097A JP H10309555 A JPH10309555 A JP H10309555A
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JP
Japan
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waste
gas
heating cylinder
cylinder
hydrochloric acid
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Application number
JP9118380A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Kosugi
杉 伸一郎 小
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄物を加熱した場合に生じる塩化水素ガス
を効果的に除去すること。 【解決手段】 ホッパ6から投入された塩化ビニルを含
む廃棄物は、加熱筒2内で加熱される。加熱筒2内で廃
棄物が加熱されると、廃棄物から、塩化水素ガスを含む
ガスが発生する。発生ガスのうち塩化水素ガスはガス回
収筒3内で回収された後、塩酸回収塔5内で水に溶かさ
れて塩酸となる。一方処理されたプラスチックは回収タ
ンク9内に回収される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は塩化ビニルを含む廃
棄物を処理するために塩化ビニル中の有害な塩素を取り
除く廃棄物処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】塩化ビニルを含む廃棄物の処理にあたっ
ては、塩化ビニルの熱分解時に生じる有毒な塩化水素ガ
スを取り除く無害化処理が必要である。この無害化処理
を行わなければ、生成した固形燃料、あるいは油を燃焼
させた時に塩化水素ガスが発生するだけではなく、ダイ
オキシン等の猛毒の物質も生成される。この無害化処理
は特開平5−245463に示されているように塩化ビ
ニルが300℃前後で熱分解して塩化水素を放出する性
質を利用して行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5−245463に示されている装置では、特定の組成
の廃棄物しか処理することができない。すなわち実際の
多種多様なプラスチックを含む廃棄物を分解するとフタ
ル酸が発生し、フタル酸が配管を詰まらせてしまうとい
う問題が生じる。また、実際の廃棄物はシート状のもの
や、瓶の様なものなど、様々な形状のものが含まれる。
これらを破砕すると非常にかさ高くなり、このかさ高い
破砕廃棄物を従来の装置で処理すると脱塩化率が低くな
ったり、処理量が少なくなるなどの問題が生じる。とく
にフタル酸発生の原因物質が含まれる場合には、脱塩化
水素率は低くなり、例えば、脱塩化水素率は96%程度
に低下する。
【0004】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、廃棄物中の塩化ビニルの熱分解時に生じる
塩化水素ガスを効率的に取除くことができる廃棄物処理
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、塩化ビニルを
含む廃棄物を脱塩化処理する廃棄物処理装置において、
加熱筒と、加熱筒を加熱する加熱手段と、加熱筒内に配
置され廃棄物を搬送するスクリューコンベアと、加熱筒
に連結され、廃棄物からの塩化水素ガスを含む発生ガス
を回収するガス回収筒と、ガス回収筒に連結され塩化水
素ガスを塩酸にする塩酸処理装置と、ガス回収筒下部に
設けられ処理済廃棄物を回収する回収タンクと、を備え
たことを特徴とする廃棄物処理装置である。
【0006】本発明によれば、廃棄物がスクリューコン
ベアにより加熱筒内で搬送されると、廃棄物は加熱筒内
で加熱されて塩化水素ガスを含む発生ガスを生じさせ
る。発生ガスはガス回収筒で回収され、発生ガス中の塩
化水素ガスは塩酸処理装置において塩酸となる。他方、
処理済廃棄物は回収タンクに回収される。
【0007】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態 以下、図面により本発明の実施の形態について説明す
る。図1は本発明による廃棄物処理装置の第1の実施の
形態を示す図である。
【0008】図1に示すように、廃棄物処理装置は塩化
ビニルを含む主としてプラスチックからなる廃棄物が投
入されるホッパ6と、ホッパ6の下端に連結された加熱
筒2とを備えている。加熱筒2の外周には、加熱筒2を
加熱するための主ヒータ7が配置され、また加熱筒2内
部には、廃棄物を搬送するスクリューコンベア1が回転
自在に設けられている。このスクリューコンベア1はシ
ャフト50を有し、モータ10によって駆動される。
【0009】加熱筒2の下流端下方には、ガス回収筒3
が垂直方向に設けられるとともに、ガス回収筒3の下端
には処理済廃棄物を回収する回収タンク9が設けられて
いる。
【0010】加熱筒2の下流端上方には、ガス回収筒3
に対向して回収管4が設けられている。この回収管4は
ヒータを内蔵した断熱材8によって囲まれており、断熱
材8のヒータにより約130℃以上に保温されている。
また回収管4の下流端には塩酸回収塔5が配設される。
【0011】次にこのような構成からなる本実施の形態
の作用について説明する。まずホッパ6に塩化ビニルを
含む主としてプラスチックからなる廃棄物が投入され
る。ホッパ6に投入された廃棄物はスクリューコンベア
1により、主ヒータ7によって加熱された加熱筒2内で
搬送され、次に、加熱筒2内で廃棄物は330℃以上に
加熱される。この温度まで加熱することで、廃棄物中の
塩化ビニルに含まれる有害な塩素が塩化水素ガスとして
廃棄物から取り除かれる。塩化水素ガスはガス回収筒3
によって回収された後、回収管4を経て塩素回収塔5へ
送られる。次に塩化水素ガスは塩酸回収塔5で水に溶か
され、塩酸として回収される。
【0012】一方、廃棄物中のDOPも加熱筒2内で3
30℃以上に加熱されて完全に分解され無水フタル酸と
なる。無水フタル酸の沸点は290℃なので、無水フタ
ル酸もガス回収筒3によってガスとして回収され、その
後回収管4を経て塩素回収塔5へ送られる。
【0013】その後、無水フタル酸は塩素回収塔5内で
凝固し、回収される。凝固したフタル酸は塩酸中に浮遊
するので後で濾過し再利用する。また廃棄物中の残留廃
棄物は処理済廃棄物として回収タンク9内に回収され
る。
【0014】本実施の形態によれば、無水フタル酸の融
点は130℃なので、回収管4を130℃以上に保温す
ることにより回収管4の閉塞を防止することができ、一
般の廃棄物を管の詰まりなくそのまま処理することがで
きる。
【0015】第2の実施の形態 次に図2により本発明の第2の実施の形態について説明
する。
【0016】図2に示す第2の実施の形態は、加熱筒2
の下流側に、加熱筒2より太径のガス回収筒3を加熱筒
2と一体に連結するとともに、回収タンク9の形状を下
方に向って先細となる円錐状としたものであり、他は図
1に示す第1の実施の形態と略同一である。図2におい
て、図1に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符
号を付して詳細な説明は省略する。
【0017】図2に示すようにモータ10とスクリュー
コンベア1との間には、ギア11が設けられている。ま
たスクリューコンベア1はガス回収筒3まで延びてい
る。
【0018】図2においてホッパー6に投入された廃棄
物は、スクリューコンベア1により加熱筒2内で搬送さ
れる。加熱筒2内で廃棄物は330℃以上に加熱され
る。330℃以上に加熱された廃棄物は、ガス回収筒3
内でスクリューコンベア1の下流端1aによって練られ
ながら回収タンク9に送られる。ガス回収筒3内で練ら
れながら搬送されることにより、廃棄物中の塩化ビニル
から発生した塩化水素ガスが廃棄物の内部から脱気さ
れ、回収管4を経て塩素回収塔5へ送られて塩酸とな
る。この間スクリューコンベア1は正転、逆転を繰り返
して運転する。
【0019】一般に処理量を増やすために装置のサイズ
が大きくなると、溶融した廃棄物内部にある塩化水素ガ
スは脱気されづらくなる。化学反応速度は生成される物
質の濃度が低いほど、また温度が高いほど速く進む。そ
のため、廃棄物内部で塩化水素ガスの圧力が高まると塩
化ビニルの脱塩素反応は遅くなり、廃棄物中に塩素が残
ってしまう。しかしながら本実施の形態によれば、スク
リューコンベア1で練りながら脱気を行うことで廃棄物
中の塩素濃度が下がり、脱塩素を完全に行うことができ
る。
【0020】また、図2のように主ヒータ7をガス回収
筒3の下部まで伸ばすことによって、脱塩素反応熱、フ
タル酸蒸発潜熱が奪われて廃棄物の温度が低下すること
を防ぐことができる。反応速度は温度が高いほど速くな
るので、主ヒータ7によって脱塩素化反応を速く進行さ
せることができ、脱塩素を完全に行うことができる。ま
た、図2のように回収タンク9の下部を円錐状にするこ
とで溶融プラスチックの排出をスムースに行なうことが
できる。またスクリューコンベア1を正転、逆転させな
がら短い時間内に繰り返しながら運転することで溶融プ
ラスチックの練りをよくすることができ、供給した廃棄
物全体をまんべんなく処理することができる。
【0021】第3の実施の形態 次に図3により本発明の第3の実施の形態について説明
する。図3に示す第3の実施の形態は、ガス回収筒3と
塩酸回収塔5との間にコールドトラップ12,12a,
12bを順次設けるとともに、ガス回収筒3とコールド
トラップ12との間、コールドトラップ12,12a
間、コールドトラップ12a,12b間、およびコール
ドトラップ12bと塩酸回収塔5との間に各々回収管
4,4a,4b,4cを設けたものであり、他は図1に
示す第1の実施の形態と略同一である。
【0022】図3に示す第3の実施の形態において、図
1に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付
して詳細な説明は省略する。
【0023】なお、図3において、コールドトラップ1
2の下部には回収タンク13が設けられており、また塩
酸回収塔5には、非水溶ガスを排出する排気ポンプ14
が接続されている。
【0024】図3において、ホッパー6に投入された廃
棄物はスクリューコンベア1により加熱筒2内を進行す
る。加熱筒2内で廃棄物は、330℃以上に加熱され
る。廃棄物中の塩化ビニルは熱分解され、熱分解により
発生した塩化水素ガス、無水フタル酸蒸気、微量の熱分
解油蒸気と処理済み廃棄物がガス回収筒3で分解され
る。次に処理済み廃棄物は、回収タンク9に蓄えられ
る。
【0025】ガスとして発生した塩化水素ガス、無水フ
タル酸蒸気などは200℃に保温された回収管4によっ
てコールドトラップ12に導かれる。コールドトラップ
12は200℃に保温され、純度の高い無水フタル酸を
回収する。コールドトラップ12では塩化水素ガスや無
水フタル酸ガスの一部はトラップされないので、残った
ガスは200℃に保温された回収管4aを通ってコール
ドトラップ12aに導入される。コールドトラップ12
aは135℃に保温され無水フタル酸ガスの大部分をト
ラップする。トラップされないで残ったガスは135℃
に保温された回収管4bにてコールドトラップ12bへ
導かれる。コールドトラップ12bは10℃に冷却され
ている。ここで廃棄物が分解して発生した油成分がトラ
ップされる。残りのガスはほとんどが塩化水素ガスであ
る。
【0026】塩化水素ガスは10℃以上に保たれた回収
管4cによって塩酸回収塔5に送られる。塩化水素ガス
は塩酸回収塔5で水に溶かされ塩酸になる。廃棄物中に
はわずかに空気も混入するので、発生ガスには窒素など
の非水溶性ガスも含まれる。非水溶性ガスは排気ポンプ
14によって塩酸回収塔5から抜き取られる。抜き取ら
れたガスにはわずかではあるが塩化水素ガスも含まれる
ので吸収処理部25において水酸化ナトリウムや水酸化
カルシュウムなどで吸収・処理される。コールドトラッ
プ12でトラップした無水フタル酸などは、コールドト
ラップ12の温度と同じ温度(200℃)に保温された
回収タンク13に回収されて再利用される。
【0027】本実施の形態では無水フタル酸や油蒸気
は、コールドトラップ12,12a,12bでトラップ
される。そのため塩酸回収塔5にはほぼ純粋な塩化水素
ガスが送られる。塩酸回収塔5に無水フタル酸や油蒸気
が送られると、塩酸回収塔5の吸収効率が非常に悪くな
り、大きな塩酸回収塔5が必要になるが、本実施の形態
では発生する塩化水素ガス量に見合った大きさですむの
で経済的となる。脱塩素率は処理温度が高ければ高いほ
ど良くなる。しかし、処理温度を高くすると廃棄物自体
が油化反応を起こし、塩酸回収効率を悪くするため、処
理温度はあまり高くできないが、本実施の形態では処理
温度は脱塩素率が十分高くなる処理温度400℃以上ま
で高めることができる。また、回収した無水フタル酸、
塩酸をそのまま再利用できるメリットもある。
【0028】なお、各回収管4,4a,4b,4cの温
度は連結されたコールドトラップ12,12a,12b
の高い方の温度とするとトラップされた物質の純度を高
めることができる。
【0029】第4の実施の形態 次に図4により本発明の第4の実施の形態について説明
する。図4に示す第4の実施の形態はガス回収筒3と塩
酸回収筒5との間に、回収管4、コールドトラップ1
2、回収管4d、圧送ポンプ44、および回収管45を
設けたものであり、他は図1に示す第1の実施の形態と
略同一である。
【0030】図4に示す第4の実施の形態において、図
1に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付
して詳細な説明は省略する。
【0031】なお図4において、コールドトラップ12
内は互い違いに配置された棚板15a,15b,15
c,15d,15eによって区画されており、棚板15
a,15b,15c,15d,15eの各々の直上に回
収タンク13a,13b,13c,13d,13eが接
続されている。
【0032】またコールドトラップ12の底面46直上
にも回収タンク13fが設けられている。
【0033】図4においてホッパー6に投入された廃棄
物はスクリューコンベア1により加熱筒2内へと送られ
る。加熱筒2内で廃棄物は330℃以上に加熱される。
廃棄物中の塩化ビニルは熱分解され、熱分解により発生
した塩化水素ガス、無水フタル酸蒸気、微量の熱分解油
蒸気と処理済み廃棄物が、ガス回収筒3で分解される。
処理済み廃棄物は、回収タンク9に蓄えられる。
【0034】ガスとして発生した塩化水素ガス、無水フ
タル酸蒸気などは回収管4によってコールドトラップ1
2の底部に導かれる。コールドトラップ12には内部に
棚板15a〜15eが設けられている。コールドトラッ
プの底面46は高温、たとえば250℃に保温され、棚
板15a〜15eのうち下部の棚板15aは高温、たと
えば250℃に保温され、上部の棚板15eは低温たと
えば10℃に保温され、中間の棚板15b,15c,1
5dはその中間の温度に設定されている。コールドトラ
ップ12の壁面は近くの棚板15a〜15eと同じ温度
に設定されている。コールドトラップ12内において下
部では無水フタル酸などが中心にトラップされ、上部で
はワックス成分がトラップされ、これらは回収タンク1
3a〜13eにより回収される。
【0035】塩化水素ガスと窒素ガスなどの沸点の低い
ガスは、このコールドトラップ12ではトラップされな
い。トラップされなかったガスは回収管4d,45を経
て圧送ポンプ44によって塩酸回収塔5に送られ、塩化
水素ガスは水に吸収され塩酸として回収される。窒素な
どの非水溶性ガスおよび吸収されなかった塩化水素ガス
は塩酸回収塔5から排気ポンプ14を経て、吸収処理部
25において水酸化ナトリウムや水酸化カルシュウムな
どで吸収・処理される。ガス回収管4の温度はコールド
トラップ12下部の温度に設定され、回収管4dの温度
はコールドトラップ12上部の温度よりも若干高い温度
に設定される。
【0036】本実施の形態では無水フタル酸や油蒸気
は、コールドトラップ12でトラップされる。そのため
塩酸回収塔5にはほぼ純粋な塩化水素ガスが大気圧で送
られる。このように塩酸の圧力と純度が高くなるので、
塩酸回収効率が非常に良くなる。塩酸回収塔5に無水フ
タル酸や油蒸気が送られると塩酸回収塔5の吸収効率が
非常に悪くなり、大きな塩酸回収塔5が必要になるが、
本実施の形態では発生する塩化水素ガス量に見合った大
きさの塩酸回収塔5を設ければよいので経済的である。
脱塩素率は処理温度が高ければ高いほど良くなる。しか
し、処理温度を高くすると廃棄物自体が油化反応を起こ
し、塩酸回収効率を悪くするため、処理温度はあまり高
くできない。本実施の形態では、処理温度は脱塩素率が
十分高くなる処理温度400℃以上まで高めることがで
き、また、回収した無水フタル酸、塩酸をそのまま再利
用することができる。
【0037】第5の実施の形態 次に図5および図6により本発明の第5の実施の形態に
ついて説明する。図5および図6に示す第5の実施の形
態は、ホッパ6上にシャッタ17を設けるとともに、ホ
ッパ6と加熱筒2との間に破砕機8を設け、加熱筒2の
下流側に加熱筒2より太径のガス回収筒3を加熱筒2と
一体に連結したものである。また図5および図6におい
て、加熱筒2内に複数のスクリューコンベア1が配設さ
れている。このスクリューコンベア1のシャフト50は
下流側へ向って太径となっており、スクリューコンベア
1は下流側に配置されたモータ10により駆動されるよ
うになっている。さらにスクリューコンベア1の下流側
には、スクリューコンベア1と当接するそぎ板16が設
置されている。
【0038】図5および図6に示す第5の実施の形態に
おいて、図1に示す第1の実施の形態と同一部分には同
一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0039】図5および図6に示すように、シャッター
17は廃棄物投入時のみ開となり、外部に装置内部の空
気が漏れないようなっている。まずホッパー6に投入さ
れた廃棄物は、破砕機18により5mm以下、好ましくは
3mm以下の形状まで破砕される。次にスクリューコンベ
ア1により廃棄物は加熱筒2内を進行する。加熱筒2内
で廃棄物は330℃以上に加熱される。この場合スクリ
ューコンベア1のシャフト50は入り口側が細く、出口
側が太くなっており、スクリューコンベアの歯の高さは
出口では低くなっているので、加熱筒2内で加熱されて
溶けた廃棄物は押されて先へ進もうとしても出口が狭く
なる。このため、加熱筒2とスクリューコンベア1との
隙間を通って逆流しながら進んでいく。
【0040】この間、廃棄物中の塩化ビニルは熱分解さ
れ、熱分解により発生した塩化水素ガス、無水フタル酸
蒸気、微量の熱分解油蒸気と処理済み廃棄物がガス回収
筒3で分離される。そぎ板16はスクリューコンベア1
にからみついた廃棄物をそぎ落とし、そぎ落とされた廃
棄物は処理済み廃棄物として回収タンク9に蓄えられ
る。ガスとして発生した塩化水素ガス、無水フタル酸蒸
気などは、回収管4を経て塩酸回収塔5側へ排気され
る。
【0041】本実施の形態によれば、スクリューコンベ
アのシャフト50を先太りとすることで、溶融した廃棄
物は加熱筒2内で一部逆流する。その際に廃棄物は強い
剪断を受け、また良く練られる。塩化ビニルは出願人の
実験によると、加熱しながら強い剪断を与えることで脱
塩化率が高くなる性質があり、スクリューコンベア1を
先太りとすることで脱塩化率を高める事ができることが
判明している。
【0042】廃棄物には様々な形状のものがあり、塩化
ビニルが使われる部材にも様々なものがある。塩化ビニ
ルの主な使い道として、排水パイプ、窓枠、薬品類の
瓶、電線の被覆、自動車のバンパーなどがあげられる。
どれもかなりの厚さと大きさがある。これらのサイズが
大きいと厚みがあるために内部に十分に熱が伝わらず、
また内部から塩化水素ガスがでにくくなり、脱塩率が悪
くなってしまう。本実施の形態によれば、破砕機18を
設け、廃棄物を5mm以下、望ましくは3mm以下のサイズ
まで破砕することができ、廃棄物中の塩素をほぼ完全に
取り除く事ができる。なお、スクリューコンベア1の歯
の高さは、10mm以下とすることにより廃棄物全体を脱
塩素することができる。
【0043】なお、図5および図6において、スクリュ
ーコンベア1のシャフト50は内部が中空になってい
る。シャフト50内部を中空とすることにより、シャフ
ト50を介して熱が伝わる伝熱量を減少させることがで
きる。すなわち中実のシャフトではシャフトを通して入
り口側に熱が伝わるので、ホッパ6においてシャフト5
0に廃棄物がからみついたり、脱塩化反応による塩化水
素ガスが発生することがある。また、モータ10に熱が
伝わってしまい、モータ寿命を短くしてしまうこともあ
る。中空シャフト50とすることにより、以上の問題点
を解決する事ができる。
【0044】また、シャッター17を設けることで塩化
水素ガスが逆流しても、塩化水素ガスが廃棄物処理装置
の周囲に広がるのを最小限に押さえることができる。
【0045】第6の実施の形態 次に図7および図8により本発明の第6の実施の形態に
ついて説明する。図7および図8に示す第6の実施の形
態は、加熱筒2の下流側に加熱筒2より太径のガス回収
筒3を加熱筒2と一体に連結したものである。
【0046】図7および図8において、図1に示す第1
の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説
明は省略する。
【0047】図7および図8において、スクリューコン
ベア1のシャフト50内に、空間19が形成され、この
空間19に蒸気供給管20と、液回収管21が各々接続
されている。
【0048】また加熱筒2の外周には、ヒータ本体22
が配置されており、このヒータ本体22に蒸気供給管2
3と、液回収管24が各々接続されている。
【0049】図7および図8において、廃棄物はスクリ
ューコンベア1により加熱筒2内部を進行し、上記各実
施の形態と同様にして加熱処理される。スクリューコン
ベア1のシャフト50には空間19が設けられており、
この空間19に対して蒸気供給管20から熱媒蒸気が供
給される。熱媒蒸気は潜熱を放出して凝縮し、液となっ
て液回収管21より回収される。加熱筒2には周囲にヒ
ータ本体22が取り付けられており、このヒータ本体2
2に対して蒸気供給管23により熱媒蒸気が供給され
る。熱媒蒸気は潜熱を放出して凝縮し、液となって液回
収管24より回収される。
【0050】本実施の形態によれば、加熱筒2およびス
クリューコンベア1を熱媒蒸気で行っている。蒸気の凝
縮温度は圧力によって決まっているので、蒸気圧力をコ
ントロールすることにより容易に正確な温度コントロー
ルが得られ、設定温度を超える事がない。また、蒸気圧
力はヒータ本体22、空間19の内部ではどの場所でも
一定であるので、ヒータ本体22と空間19の内部はま
ったく同じ温度になる。そのため、プラスチックが油化
反応を起す限度の温度に加熱筒2とスクリューコンベア
1の壁面温度を設定でき、より小さい装置で大量の処理
を行うことができる。また、この構造ではスクリューコ
ンベア1内部も加熱することができる。
【0051】図8にスクリューコンベア1のシャフト5
0を加熱した場合と、しなかった場合の、単位時間当た
り処理できる廃棄物の最大量とボイド率(ある単位廃棄
物容積にしめる空気容積割合)の関係を示す。ボイド率
が変化すると廃棄物のマクロな熱伝導率、熱伝達率が変
化するため壁面温度が制限される脱塩化処理装置では処
理可能な廃棄物の重量は変化する。図8より、どのボイ
ド率でも加熱シャフトの処理量が大きいことがわかる。
【0052】第7の実施の形態 次に図9により本発明の第7の実施の形態について説明
する。図9に示す第7の実施の形態は、ホッパ6と加熱
筒2との間にプラスチック供給管30を設けたものであ
る。
【0053】図9において、図1に示す第1の実施の形
態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0054】図9において、ホッパ6と加熱筒2との間
にプラスチック供給管30が設けられ、プラスチック供
給管30のホッパ6側には、油圧シリンダ27によって
駆動されるピストン26が配置されている。またピスト
ン26の下流側には、油圧シリンダ29によって駆動さ
れるシャッタカム28が設けられている。
【0055】図9において、ホッパ6に投入された廃棄
物は、ピストン26により圧縮されプラスチック供給管
30へ送られる。シャッターカム28はピストン26の
動きと連動して動作し、ピストン26が引込む際には閉
じ、ピストン26が押してくる際に開く。油圧シリンダ
27への供給油圧はピストン26の面圧が高くなりすぎ
てスクリューコンベア1のシャフト50を曲げてしまわ
ないように決定する。本実施の形態において、廃棄物は
スクリューコンベア1により加熱筒2内部を進行し上述
と同様に加熱処理される。
【0056】本実施の形態では廃棄物は、ピストン26
で圧縮されて供給される。図8に示した様に加熱筒2の
単位時間あたり処理可能な廃棄物の量はボイド率が低い
ほど大きい。ピストン26を設けることにより、同じ装
置で処理可能な廃棄物の量が増大する。
【0057】第8の実施の形態 次に図10により本発明の第8の実施の形態について説
明する。図10に示す第8の実施の形態は加熱筒2の下
流側に、連結管65を介して追加加熱筒62を設けたも
のである。
【0058】図10において、図1に示す第1の実施の
形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略
する。
【0059】図10において、加熱筒2の下流側に連結
管65を介して追加加熱筒62が設けられ、追加加熱筒
62の外周には追加主ヒータ67が設けられている。ま
た追加加熱筒62内には追加モータ60により駆動され
る追加スクリューコンベア61が設けられている。
【0060】さらに、追加加熱筒62の下流側には、追
加加熱筒62より太径のガス回収筒3が設けられ、ガス
回収筒3には回収管4が接続されている。また連結管6
5上部には空気抜31が設けられている。
【0061】図10において、ホッパ6に投入された廃
棄物は、スクリューコンベア1により加熱筒2内を進行
する。加熱筒2では廃棄物を、200℃〜260℃まで
加熱する。加熱溶融された廃棄物は、次に追加スクリュ
ーコンベア61によって追加加熱筒62内に送られる。
追加スクリューコンベア61のスクリューピッチは下流
側へ行くほど細かくなっており、廃棄物から見ると追加
加熱筒62は入口よりも出口が狭くなっている。溶融廃
棄物は押されて先へ進もうとしても出口が狭くなってい
るので、追加加熱筒62と追加スクリューコンベア61
との隙間を通って逆流しながら進み330℃以上に加熱
される。この間、廃棄物中の塩化ビニルは、脱塩素反応
を起こす。ガス回収筒3では廃棄物中に現れた塩化水素
ガスとその他の分解生成物をして回収管4から塩酸回収
塔5へ送る。一方空気抜31は、廃棄物内に含まれてい
た空気を抜く。
【0062】本実施の形態では、廃棄物が分解を起こさ
ない温度まで、まず加熱筒2内で加熱され、最初に内部
の空気を空気抜31から抜いてしまう。この加熱温度で
は複数の互いに逆方向に回転するスクリューコンベアが
用いられる。そのようなスクリューコンベア1は廃棄物
を軸方向に送る力が強く、ホッパ6の底の部分で廃棄物
が詰まったりしない。溶けた廃棄物には流動性があるの
で、内部から容易に空気を抜くことができる。なおスク
リューコンベア1の終端に、空気抜きのためのカムをつ
けても良い。
【0063】空気が抜けた廃棄物のかさは小さくなるの
で、脱塩素反応を起こすためのスクリューコンベア61
と追加加熱筒62は小型にすることができる。そのため
装置全体が小型になる。
【0064】追加スクリューコンベア61に供給される
廃棄物はすでに溶けているので、追加スクリューコンベ
ア61は1本でも良い。この場合は追加スクリューコン
ベア61の製作が容易で、精密な装置が製作できる。そ
のため大型の装置でも追加加熱筒62と追加スクリュー
コンベア61との隙間を同様に小さくでき、大型装置で
も溶融廃棄物に強い剪断力を与えることができる。その
ため大型装置でも脱塩素率を小型装置と同様に保つこと
ができる。また、脱塩素反応は追加加熱筒62で行わ
れ、追加加熱筒62の内部は溶融廃棄物で充満するの
で、スクリューコンベア61の入り口へ塩素が逆流する
心配がない。
【0065】第9の実施の形態 次に図11により本発明の第9の実施の形態について説
明する。図11に示す第9の実施の形態は、加熱筒2内
に複数のスクリューコンベア1を設けるとともに各スク
リューコンベア1にユニバーサルジョイント32を連結
し、ユニバーサルジョイント32とモータ10とをギア
ボックス33で連結したものであり、他は図1に示す第
1の実施の形態と略同一である。
【0066】図11において、モータ10の駆動力はギ
ヤボックス33により分配され、ユニバーサルジョイン
ト32を介してスクリューコンベア1に伝えられる。ギ
ヤボックス33を設けるとスクリューシャフト1には曲
げモーメントが加わらなくなるので、スクリューコンベ
ア1と加熱筒2とが接触することはない。
【0067】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、加熱筒内
で廃棄物を加熱することにより発生する塩化水素ガス
を、ガス回収筒で回収した後、塩酸処理装置内で処理す
ることができる。このため、廃棄物から塩化水素ガス成
分を確実に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による廃棄物処理装置の第1の実施の形
態を示す図。
【図2】本発明による廃棄物処理装置の第2の実施の形
態を示す図。
【図3】本発明による廃棄物処理装置の第3の実施の形
態を示す図。
【図4】本発明による廃棄物処理装置の第4の実施の形
態を示す図。
【図5】本発明による廃棄物処理装置の第5の実施の形
態を示す図。
【図6】本発明による廃棄物処理装置の第5の実施の形
態の作用を示す図。
【図7】本発明による廃棄物処理装置の第6の実施の形
態を示す図。
【図8】本発明による廃棄物処理装置の第6の実施の形
態の作用を示す図。
【図9】本発明による廃棄物処理装置の第7の実施の形
態を示す図。
【図10】本発明による廃棄物処理装置の第8の実施の
形態を示す図。
【図11】本発明による廃棄物処理装置の第9の実施の
形態を示す図。
【符号の説明】
1 スクリューコンベア 2 加熱筒 3 ガス回収筒 4,4a,4b,4c 回収管 5 塩酸回収塔 6 ホッパ 7 主ヒータ 9 回収タンク 10 モータ 12,12a,12b コールドトラップ 16 そぎ板 26 ピストン 50 シャフト

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塩化ビニルを含む廃棄物を脱塩化処理する
    廃棄物処理装置において、 加熱筒と、 加熱筒を加熱する加熱手段と、 加熱筒内に配置され前記廃棄物を搬送するスクリューコ
    ンベアと、 加熱筒に連結され、前記廃棄物からの塩化水素ガスを含
    む発生ガスを回収するガス回収筒と、 ガス回収筒に連結され塩化水素ガスを塩酸にする塩酸処
    理装置と、 ガス回収筒下部に設けられ処理済廃棄物を回収する回収
    タンクと、を備えたことを特徴とする廃棄物処理装置。
  2. 【請求項2】ガス回収筒は、加熱筒の下流側に加熱筒と
    一体に形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    廃棄物処理装置。
  3. 【請求項3】ガス回収筒と塩酸処理装置との間に、塩化
    水素ガス以外のガスをトラップするコールドトラップを
    設けたことを特徴とする請求項1乃至2のいずれか記載
    の廃棄物処理装置。
  4. 【請求項4】塩酸処理装置の入口側に、コールドトラッ
    プされないガスを圧送する圧送ポンプを設けたことを特
    徴とする請求項3記載の廃棄物処理装置。
  5. 【請求項5】塩酸処理装置の出口側に、塩酸処理装置を
    経た非水溶性ガスを排気する排気ポンプを設けたことを
    特徴とする請求項3記載の廃棄物処理装置。
  6. 【請求項6】スクリューコンベアの下流側にスクリュー
    コンベアに付着した廃棄物を回収タンクへそぎ落すそぎ
    板を設けたことを特徴とする請求項1記載の廃棄物処理
    装置。
  7. 【請求項7】加熱筒の加熱手段は蒸気が供給されるヒー
    タ本体からなり、 スクリューコンベアは内部に空間を有し、この空間内に
    蒸気が供給されることを特徴とする請求項1記載の廃棄
    物処理装置。
  8. 【請求項8】加熱筒の前段に、廃棄物を加熱筒へ圧送す
    るピストンを設けたことを特徴とする請求項1記載の廃
    棄物処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024122033A1 (ja) * 2022-12-08 2024-06-13 株式会社日本製鋼所 押出機および排気用筐体

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