JPH10308888A - 溶接用視覚センサ - Google Patents

溶接用視覚センサ

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JPH10308888A
JPH10308888A JP9127865A JP12786597A JPH10308888A JP H10308888 A JPH10308888 A JP H10308888A JP 9127865 A JP9127865 A JP 9127865A JP 12786597 A JP12786597 A JP 12786597A JP H10308888 A JPH10308888 A JP H10308888A
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JP
Japan
Prior art keywords
hole
image pickup
welding
slit
small
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9127865A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Maeda
剛 前田
Yasutomo Ichiyama
靖友 一山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Publication of JPH10308888A publication Critical patent/JPH10308888A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶接中のスパッタ、ヒュームがTVカメラ光
学系に付着することによる撮像性低下が少なく、安定し
た溶融池画像を撮像することが可能な撮像装置を提供す
る。 【解決手段】 筒内に主波長が800nm〜1000n
m、半値幅が50nm以下の干渉フィルタを設置可能な
ピンホールレンズを具備した小型CCDカメラと前記ピ
ンホールレンズの前方に3φmm以下の撮像用小径ホー
ル、位置検出用スリットおよびガラス面清掃ブラシを設
けた円形銅板と、前記円形銅板を回転させる直流モータ
および傘歯車による回転駆動機構と、前記撮像用小径ホ
ールの位置を検出するための透過型ホトセンサから成る
撮像装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアーク溶接を監視す
るモニターや画像処理による溶接制御に適したアーク溶
接撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常のアーク溶接で使用される溶接監視
モニターまたは溶接制御用の視覚センサーの課題の一つ
として、撮像光学系に溶接中のスパッタ、ヒュームの付
着を原因とする画像の輝度あるいは解像度の低下により
著しく撮像性が悪化するといった点が挙げられる。これ
を避けるためには、撮像レンズの前に交換可能な保護ガ
ラスを設置してスパッタ、ヒュームが付着するごとに取
り替える方法、また特開平5−138353号公報に示
されているようにレンズをピンホール型にし、スパッタ
が付着し難い構造にする方法、特開平7−299565
号公報に示されているように、レンズ保護ガラスの前面
からエアーまたはガスを噴出させ、ヒュームの影響を排
除する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】撮像レンズの前に交換
可能な保護レンズを設置する方法では、かなりの頻度で
保護ガラスを取り替える必要があり、ランニングコスト
が高くなる欠点がある。光学系にピンホールレンズを用
いる方法では、スパッタがピンホールを直撃した場合、
撮像が出来なくなる可能性がある。またレンズ保護ガラ
スの前面からエアー、ガスを噴出する方法では、シール
ドガスの流れを乱す場合があり、溶接性に影響を与える
可能性があるといった課題がある。本発明はピンホール
レンズの前に撮像用小径ホールと位置検出用スリットを
設けた円形銅板を設置し、円形銅板を直流モータで回転
させ、前記撮像用小径ホールとピンホールが重なったと
きのみ映像を取り込み、さらにガラス面清掃ブラシによ
り保護ガラス面のヒュームを取り去ることにより、長時
間においても撮像性を低下させることなく使用すること
を可能とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するものであって、筒内に主波長が800nm〜100
0nm、半値幅が50nm以下の干渉フィルタ2を設置
可能なピンホールレンズ3を具備した小型CCDカメラ
1と前記ピンホールレンズの前方に3φmm以下の撮像
用小径ホール12、位置検出用スリット11およびガラ
ス面清掃ブラシ6を設けた円形銅板5と、前記円形銅板
を回転させる直流モータ9および傘歯車8による回転駆
動機構と、前記撮像用小径ホールの位置を検出するため
の透過型ホトセンサ7から成る撮像装置である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の目的は、撮像光学系に溶
接中のスパッタ、ヒューム付着を原因とする画像の輝度
あるいは解像度が低下することなく、溶融池画像を良好
に撮像し、溶接状態のモニタリングまたは倣い制御・溶
接条件制御に応用するものである。上記目的を達成する
ために、撮像用小径ホール、位置検出用スリットおよび
ガラス面清掃ブラシを設けた円形銅板を回転させる直流
モータと傘歯車を設置し、溶接中に前記円形銅板を回転
させて撮像用小径ホールとピンホールが重なったときの
み映像を取り込むことで、露出時間以外の期間をピンホ
ールレンズ用保護ガラスをスパッタ、ヒュームの影響を
排除することができる。
【0006】さらに前記円形銅板に設けられたガラス面
清掃ブラシが回転と共に保護ガラス面に接触し、ヒュー
ムによる汚れを清掃することにより、明瞭な撮像性を維
持することが可能である。また、位置検出用スリットを
透過型ホトセンサにより検出することにより、撮像用小
径ホールとピンホールレンズが重なる位置を検知するた
め、外部トリガーに対して撮像タイミングの同期を取る
ことができ、溶接トーチが高速にオシレートするような
溶接方法においても溶融池または溶接ワイヤ画像を静止
画像として撮像することも可能である。
【0007】干渉フィルタの透過主波長を800nm〜
1000nmとしたのは、溶融池放射光のスペクトル特
性が1.2〜1.6μmにピークがあること、またCC
D素子の感度特性は1μm弱までであることを考慮する
とアーク光に対する溶融池輻射光の相対強度を上げるた
めにできるだけ1μm波長域に近いことが望ましく、さ
らに800nm〜1000nm波長付近はAr等シール
ドガスのアーク光スペクトルピークの谷間があり、アー
ク光強度が比較的小さく、溶融池輻射光の相対強度を向
上させることが可能だからである。
【0008】また、半値幅を50nm以下とした理由は
アーク光スペクトルピークの谷間の波長幅が狭く、半値
幅が大き過ぎるとスペクトルピークにある光も透過して
しまい、アーク光強度が大きくなってしまうからであ
る。
【0009】円形銅板の撮像用小径ホールを3φmm以
下としたのは、0.5〜1mm程度のピンホールレンズ
に対して保護ガラスの厚み、視野角の条件を加味し、か
つスパッタ粒の付着を避けるのに十分小さな大きさだか
らである。
【0010】ガラス面清掃ブラシを円形銅板に設けたの
は、ガラス面清掃ブラシが1回転毎に保護ガラス面と接
触することにより、ヒュームによる汚れを清掃すること
が可能だからである。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係わる溶融池撮像方法の実施
例を添付図面に基づいて詳細に説明する。本発明方法は
図1に示すように、小型CCDカメラ1に主波長が80
0nm〜1000nm、半値幅が50nm以下の干渉フ
ィルタ2を内蔵したピンホールレンズ3を設置し、前記
ピンホールレンズの前方に3φmm以下の撮像用小径ホ
ール12、位置検出用スリット11およびガラス面清掃
ブラシ6を設けた円形銅板5を直流モータ9および傘歯
車8によって回転させ、撮像用小径ホールとピンホール
が重なったときに映像を取り込むものである。
【0012】円形銅板5上の撮像用小径ホール12と位
置検出用スリット11は互いに対称位置にあり、撮像用
小径ホール12とピンホールが重なるときに位置検出用
スリット11が透過型ホトセンサ7を通過するため、透
過型ホトセンサ7の出力電圧の変化で露出タイミングを
知ることができ、画像取り込みタイミング信号として使
用することが可能である。
【0013】直流モータ9の回転数は電圧で制御され、
通常はCCD白黒カメラ1の同期信号周波数である30
Hzに合わせるために1800回転/分とするが、周期
的な外部トリガ信号に対しては、まず図4に示すような
外部トリガ信号の周期時間t1と透過型ホトセンサ出力
信号の周期時間T1が一致する直流モータ入力電圧V1
を決定し、次に外部トリガ信号と透過型ホトセンサ出力
信号の遅れT2を0となるように一旦直流モータ入力電
圧を増減させ、T2が0となった時点で入力電圧をV1
に戻すことにより制御可能である。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明の溶接用視覚セン
サーは溶接中のスパッタ、ヒューム等による劣悪な環境
においても溶接状態を良好に撮像することができるた
め、アーク溶接の監視や画像処理による倣い制御・溶接
条件制御を容易に行うことが可能でアーク溶接作業の省
力化・自動化に大いに貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】溶接用視覚センサの概要図
【図2】円形銅板表面図
【図3】円形銅板裏面図
【図4】外部トリガ信号とホンセンサ出力信号とのタイ
ミングを示す図
【符号の説明】
1 CCD白黒カメラ 2 干渉フィルタ 3 ピンホールレンズ 4 保護ガラス 5 円形銅板 6 ガラス面清掃ブラシ 7 透過型ホトセンサ 8 傘歯車 9 直流モータ 10 センサボックス 11 位置検出用スリット 12 撮像用小径ホール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G02B 5/28 G02B 5/28 // B23K 9/32 B23K 9/32 E

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 干渉フィルタ(2)が設置可能なピンホ
    ールレンズ(3)を具備した小型CCDカメラ(1)と
    前記ピンホールレンズの前方に3φmm以下の撮像用小
    径ホール(12)、位置検出用スリット(11)および
    ガラス面清掃ブラシ(6)を設けた円形銅板(5)と、
    前記円形銅板を回転させる直流モータ(9)および傘歯
    車(8)による回転駆動機構と、前記撮像用小径ホール
    の位置を検出するための透過型ホトセンサ(7)から成
    ることを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 ピンホールレンズ筒内に主波長が800
    nm〜1000nm、半値幅が50nm以下の干渉フィ
    ルタを用いることを特徴とする請求項1記載の撮像装
    置。
JP9127865A 1997-05-02 1997-05-02 溶接用視覚センサ Withdrawn JPH10308888A (ja)

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JP9127865A JPH10308888A (ja) 1997-05-02 1997-05-02 溶接用視覚センサ

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JPH10308888A true JPH10308888A (ja) 1998-11-17

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JP9127865A Withdrawn JPH10308888A (ja) 1997-05-02 1997-05-02 溶接用視覚センサ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005044503A1 (de) * 2003-11-05 2005-05-19 Ses-Entwicklung Gmbh Verfahren zur überprüfung von schweissnähten während eines schweissprozesses sowie vorrichtung zur durchführung dieses verfahrens
CN102506636A (zh) * 2011-10-31 2012-06-20 南通爱慕希机械有限公司 一种导板制造检测工装
CN108810493A (zh) * 2018-07-09 2018-11-13 安徽汉淼安防科技有限公司 一种可除尘的监控装置
CN112743198A (zh) * 2020-12-18 2021-05-04 华南理工大学 一种结构紧凑的焊缝跟踪传感器结构

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Effective date: 20040706