JPH10308878A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法

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JPH10308878A
JPH10308878A JP9117289A JP11728997A JPH10308878A JP H10308878 A JPH10308878 A JP H10308878A JP 9117289 A JP9117289 A JP 9117289A JP 11728997 A JP11728997 A JP 11728997A JP H10308878 A JPH10308878 A JP H10308878A
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Japan
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color correction
recording medium
color
image processing
parameter
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JP9117289A
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Kentaro Onuma
健太郎 大沼
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 様々な色の記録媒体に対応する画像処理が可
能な画像処理装置及び画像処理方法の提供。 【解決手段】 ホストから色補正の実行指令を受信した
場合は、記録媒体スキャン部103により記録媒体Pを
スキャナを用いてスキャンする。そして、そのスキャン
によるRGB信号に基づいて、色補正パラメータ作成部
104により新たに色補正用パラメータ105を作成
し、色補正部102に送る。そして、入力信号記憶部1
01から画像信号を読み出し、新たな色補正用パラメー
タ105を用いて色補正部102により色補正を行い、
その補正されたRGB信号を記録データ変換部107に
よりCMY信号に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、記録媒体
の色に応じた画像処理を行う画像処理装置及び画像処理
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータの普及に
伴って、そのコンピュータで処理した画像情報を記録す
る装置の1つとして、所謂インクジェット記録方式の画
像処理装置、特にカラーのインクジェット記録装置が普
及しつつある。このカラーインクジェット記録方式の画
像処理装置は、記録紙に代表される記録媒体に、複数色
の記録ヘッドからそれぞれの色のインクの小滴を飛翔
し、その記録媒体上にインクの液滴を重ね合わせること
によりカラー画像を記録する。
【0003】一般に、このようなカラーインクジェット
記録装置においては、パーソナルコンピュータ等のホス
トコンピュータから入力された画像信号を、各色に分解
して記録データを作成する。その際、作成される記録デ
ータは、基準となる白色の記録媒体上で再現されること
を前提とした信号処理により作成されている。
【0004】そこで、本願出願人は、例えば、特開平5
−122513号において忠実な色再現を行うために特
殊処理を施した専用記録紙と、その専用記録紙に適した
色補正を行い、画像を記録するする画像処理装置を提案
している。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、販
売や流通等の問題により、必ずしもこれらの専用記録紙
が入手可能ではない。従って、所謂普通紙(PPC)と
呼ばれる多種多様な紙に画像を記録せざるを得ないた
め、画像処理装置内で記録データを作成する上で前提と
している基準の白色の記録媒体とは異なる色の紙が、記
録媒体として使用される可能性がある。また、使用者
が、意図的に、例えば赤や青の色紙上に記録を行うこと
もある。このように、メーカー側が指定した記録媒体と
は異なる記録媒体に記録する場合は、その記録媒体の印
刷面の色に記録後の画像の色が影響を受けるため、使用
者が意図する色の再現ができないという問題がある。
【0006】そこで、本発明は、様々な色の記録媒体に
対応する画像処理が可能な画像処理装置及び画像処理方
法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の画像処理装置は以下の構成を特徴とする。
【0008】即ち、記録媒体の色情報を入力する入力手
段と、前記入力手段からの記録媒体の色情報に基づい
て、入力画像データを色補正する色補正手段と、を備え
ることを特徴とする。
【0009】また、例えば前記色補正手段による色補正
を行うか否かを指定可能な指定手段を備えることを特徴
とする。
【0010】また、例えば前記補正手段は、前記入力手
段からの記録媒体の色情報に基づいて、色補正のための
パラメータを生成するパラメータ生成手段と、そのパラ
メータ生成手段によるパラメータに基づいて、前記入力
画像データに色補正演算を行う色補正演算手段と、を含
むことを特徴とする。
【0011】更に、好ましくは、前記色補正演算手段で
使用するパラメータを登録可能な登録手段と、前記色補
正演算手段で使用するパラメータを、前記パラメータ生
成手段により生成するパラメータ、予め登録したパラメ
ータ、若しくは前記登録手段に登録したパラメータから
選択可能な選択手段とを備え、その選択手段により、前
記予め登録したパラメータ、または前記登録手段に登録
したパラメータが選択されたときは、前記入力手段から
の記録媒体の色情報の入力を禁止するとよい。
【0012】または、上記の目的を達成するため、本発
明の画像処理方法は以下の構成を特徴とする。
【0013】即ち、記録媒体の色情報を入力する入力工
程と、前記記録媒体の色情報に基づいて、入力画像デー
タを色補正する色補正工程と、を備えることを特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]以下、本発明の一実施形態を、図面
を参照して詳細に説明する。はじめに、本発明の概要を
述べれば、記録媒体の印刷面をスキャンした信号に基づ
いて、その記録媒体の色に最適な色補正パラメータを決
定し、そのパラメータに応じて色補正した記録データを
記録する。
【0015】次に、本発明を適用する画像処理装置とし
てのカラーインクジェット記録装置の概要を説明する。
【0016】図1は、本発明の第1の実施形態としての
カラーインクジェット記録装置の概略構成を示す側面図
である。
【0017】図中、1はキャリッジであり、キャリッジ
1上には記録ヘッド21及びインクタンク2が位置決め
して搭載されている。記録ヘッド21には、不図示の電
源供給線を介して電源供給される。インクタンク2は、
例えば、黒(Bk)、シアン(C)、マゼンタ(M)、
イエロー(Y)4色のインクタンクである。これらのイ
ンクタンク2は、ヘッドと一体であってもよいし、また
それぞれ別体の構成であってもよい。
【0018】キャリッジ1は、記録媒体Pの搬送方向と
垂直な方向に延在するガイドシャフト3及びサポートシ
ャフト3’上に設けられており、図1の前後方向に摺動
自在に保持されている。4は駆動ベルトであり、キャリ
ッジ1に往復運動をさせるべくキャリッジ駆動用モータ
(図2の1710)の回転を駆動源として伝達してい
る。5は搬送ローラであり、搬送ローラ駆動用モータ
(図2の1709)により回転され、記録媒体Pを記録
ヘッド21の方向に搬送する。また、6は搬送ローラと
共に記録媒体Pを挟圧するピンチローラである。7及び
8は排紙ローラ及び拍車ローラである。9は記録媒体P
の先端部あるいは後端部を検知するセンサレバーであ
り、フォトセンサ10の赤外光を遮蔽・透過することに
より記録媒体Pの位置検出を行う。11はプラテンであ
る。12は記録媒体Pを積載、給紙する給紙ユニットベ
ースである。
【0019】図2は、本発明の第1の実施形態としての
給紙ユニットベースを説明する図である。同図に示すよ
うに、給紙ユニットベース12には、記録媒体Pのピッ
クアップ及び搬送を行う給紙ローラ13と、記録媒体P
の印刷面をスキャンするスキャナ14とが記録媒体Pに
対向するように取り付けられている。
【0020】給紙ローラ13は、同図に示すように給紙
ユニットベース12に対して回転可能に支持されてお
り、駆動ユニット16により後述の搬送モータ1709
の動作に応じて回転、停止を行う。
【0021】スキャナ14は、LED等の発光体による
発光部と、記録媒体からの反射光を受ける受光部とを備
えており、スキャナ14の発光部は、R(レッド)、G
(グリーン)、B(ブルー)の3原色の発光体を有して
いる。本実施形態においてスキャナ14は、給紙ユニッ
トベース12上に載置された記録媒体Pの色をスキャン
する。スキャナ14によりスキャンされた信号は、図1
のカラーインクジェト記録装置の後述する図2のインタ
フェース1600に送られる。
【0022】次に、上述した装置の記録制御を実行する
ための制御構成について、図3に示すブロック図を参照
して説明する。
【0023】図3は、本発明を適用する画像処理装置と
してのインクジェット記録装置の制御回路を示すブロッ
ク構成図である。同図において、1600はスキャナ1
4からのRGB信号を入力するインタフェース、170
0は外部からの記録信号を入力するインターフェース、
109はMPU、1702はMPU109が実行する制
御プログラムを格納するプログラムROM、1703は
各種データ(上記記録信号やヘッドに供給される記録デ
ータ等)を保存しておくダイナミック型のRAM(以
下、DRAM)である。
【0024】1601は、スキャナ14を駆動するスキ
ャナドライバである。1704は記録ヘッド21に対す
る記録データの供給制御を行うゲートアレイ(G.
A.)であり、インターフェース1600,1700、
MPU109、RAM1703間のデータ転送制御や、
更に、フォトセンサ10の検出信号も入力される。17
10はキャリッジ1(記録ヘッド21を含む)を搬送す
るためのキャリアモータ、1709は給紙ユニットベー
ス12上の記録媒体Pを搬送する搬送モータである。1
705は記録ヘッド21を駆動するヘッドドライバ、1
706、1707はそれぞれ搬送モータ1709、キャ
リアモータ1710を駆動するためのモータドライバで
ある。
【0025】上記制御構成における記録動作を説明する
と、インターフェース1700に入力された記録信号
は、ゲートアレイ1704とMPU109との間でプリ
ント用のCMYの記録データに変換される。そして、モ
ータドライバ1706、1707が駆動されると共に、
ヘッドドライバ1705に送られたCMYの記録データ
に従って記録ヘッド21が駆動され、記録ヘッド21か
ら各色のインクが吐出することによりカラー印刷が行わ
れる。
【0026】次に、スキャナ14からのRGB信号に基
づいて、記録媒体への記録動作に先立って行われる色補
正処理の流れについて図4及び図5を参照して説明す
る。尚、色補正の方法については後述する。
【0027】図4は、本発明の第1の実施形態としての
色補正系の信号の流れを表すブロック線図であり、予め
ROM1702に登録され、MPU109にて実行され
るソフトウェアの動作を説明するものである。
【0028】同図において、外部のホストコンピュータ
からインタフェース1700を介して入力される画像信
号(R,G,B)は、入力信号記憶部101に一旦格納
される。
【0029】記録装置において色補正処理を行うか否か
は、例えば、オペレータがホストコンピュータにおいて
指定し、そのホストコンピュータが備えるドライバ及び
記録装置のインタフェース1700を介してMPU10
9に指示するものとする。
【0030】MPU109は、ホストコンピュータから
色補正の実行指令を受信した場合は、スイッチ1,2を
a側に切り替える。一方、色補正の実行禁止を受信した
場合は、スイッチ1,2をb側に切り替える。尚、後述
するように、ユーザがパラメータ(ユーザ定義のパラメ
ータ120)を指定した場合は、スイッチ2はCに切り
換えられる。
【0031】色補正を行う場合、MPU109は、記録
媒体スキャン部103により記録媒体Pをスキャナ14
を用いてスキャンする。そして、スキャンにより得られ
た記録媒体PについてのRGB信号に基づいて、色補正
パラメータ作成部104により新たに色補正用パラメー
タ105を作成し、色補正部102に送る。そして、M
PU109は、入力信号記憶部101から画像信号を読
み出し、新たな色補正用パラメータ105を用いて色補
正部102により色補正を行い、記録データ変換部10
7によりRGB信号からCMY信号に変換する。
【0032】一方、色補正を行わない場合、MPU10
9は、入力信号記憶部101から画像信号を読み出し、
専用紙用の色補正パラメータ106を用いて色補正部1
02により色補正を行い、記録データ変換部107によ
りRGB信号からCMY信号に変換する。
【0033】そしてMPU109は、記録データ変換部
107にてCMYデータに変換された記録データを、記
録部108により一般的な手法によりCMYKに変換し
た後、記録媒体P上に記録する。尚、記録部108にお
ける処理は、一般的な手法を採用するため、詳細な説明
は省略する。
【0034】図5は、本発明の第1の実施形態としての
色補正系の信号処理を示すフローチャートであり、記録
装置に接続されたホストコンピュータからプリントアウ
トの実行を指示されることにより処理が開始される(ス
テップS201)。
【0035】ステップS202:ホストコンピュータの
プリンタドライバ、或は記録装置の不図示の操作パネル
により記録媒体の選択を行う。このステップにおいて、
ユーザは色補正を行うか否かの選択も行うが、色補正処
理を行えばプリントアウトのスループットが低下する。
そこで、ユーザは、Bk単色のモノクロ印刷等のため色
補正が必要がないと判断した場合は、色補正を実行しな
い記録も選択できるものとする。
【0036】ステップS203〜ステップS204:ユ
ーサが色補正の実行と記録媒体として普通紙の選択とを
行った時は、ユーザが用いる紙の種類により色が異なる
ため、印刷結果の最適化のために色補正を開始する。
【0037】ステップS206〜ステップS208:色
補正の実行を選択されると、給紙ユニットベース12に
積載された記録媒体Pを、記録媒体スキャン部103に
よりスキャンし、スキャンにより得られた記録媒体Pに
ついてのRGB信号に基づいて、色補正パラメータ作成
部104により新たに色補正用パラメータ105を作成
する。また、色補正パラメータは、ユーザがホストコン
ピュータのプリンタドライバ、或は記録装置の不図示の
操作パネルから定義し、そのパラメータ(ユーザ定義の
パラメータ120)を記憶させておくことができる。こ
れにより、次回の記録動作時に同じ記録媒体を用いる時
には、その記録媒体をドライバ上で選択することによ
り、色補正のためのスキャン動作を行わなくても最適な
プリントアウトを行うための色補正が可能である。
【0038】ステップS213,ステップS215:記
録媒体として専用紙をが選択されたときは、予め記録装
置に記憶されている専用紙用の色補正パラメータ106
をMPU109に読み込む。同様に、前回までの記録動
作におけるステップS207,ステップS208にて定
義された記録紙が選択された時には、そのユーザ定義の
パラメータ120をMPU109に読み込む。
【0039】ステップS209,ステップS210:選
択された色補正パラメータを用いて色補正部102によ
り色補正を行い、その色補正されたRGBデータを、記
録データ変換部107にてCMYの記録データに変換す
る。その後、記録部108により記録ヘッド21、搬送
モータ1709、並びにキャリアモータ1710を駆動
して記録媒体上に記憶を行う。
【0040】<色補正処理>ここで、色補正部102に
て行われる色補正処理について説明する。ホストコンピ
ュータからのRGB画像信号は、3×3のパラメータマ
トリクスPによりCMYの記録データに変換される。
【0041】
【数1】
【0042】ここで、パラメータマトリクスPは第一の
三原色RGBで指定される色と第二の三原色CMYで指
定される色との差が最小になるように決定される。
【0043】しかしながら、パラメータマトリクスPの
決定は、記録媒体が基準となる白色であることを前提と
しているが、実際には基準となる白とは異なる色の媒体
を使う場合や、赤や青の色のついた紙にユーザが意図的
に記録を行う場合がある。
【0044】このような場合、記録媒体のもつパラメー
タマトリクスQ(基準白の記録媒体との色の違いを表
す)により、
【0045】
【数2】
【0046】となり、(C’,M’,Y’)はユーザの
意図する色とは異なる結果が得られる。そこで、記録媒
体の印刷面をスキャナ14によりスキャンし、基準白色
との色の相違を表わすデータを用いてパラメータマトリ
クスPを補正し、P’を P’=PR と定義し、このP’をPの代わりに適用することによ
り、スキャンした媒体においても、
【0047】
【数3】
【0048】となり、白色の基準となる記録媒体上で得
られるのと同じ高品位の画像が得ることが可能である。
【0049】以上、本実施形態によれば、給紙ユニット
ベース12に備えられたスキャナ14により、記録媒体
の印刷面のスキャンし、その情報から色補正パラメータ
を算出してそれを用いて画像信号の色補正を行うことに
より、様々な色の記録媒体に高品位な記録が可能であ
る。
【0050】また、その記録媒体に対応した色補正パラ
メータをユーザが定義し、記録装置に記憶させ、次回の
印刷時から選択することによりスループットを低下を防
止して高品位な印刷結果を得ることも可能である。 [第2実施形態]次に、本発明の第2の実施形態を図6
及び図7を参照して説明する。本実施形態において、ス
キャナ21は給紙ユニットベース12上ではなく、キャ
リッジ1上に備えられている。MPU109による制御
は、第1の実施形態と同様なため、説明を省略する。
【0051】図6は、本発明の第2の実施形態としての
インクジェット記録装置のキャリッジの正面図である。
同図において、第1実施形態と同じ構成部品については
同一の符号を付し、説明を省略する。2a〜2dは、キ
ャリッジ1上に配置されたインクタンクである。また、
14’はキャリッジ1上に配置されたスキャナであり、
記録ヘッド21と一体型であっても、また分離可能であ
っても構わない。15はシャーシの一部であり、ガイド
シャフト3’及びサポートシャフト3’に固定してい
る。
【0052】図7は、本発明の第2の実施形態としての
カラーインクジェット記録装置の概略構成を示す側面図
である。同図において、第1実施形態と同じ構成部品に
ついては同一の符号を付し、説明を省略する。
【0053】図7において、プリントアウトの指令信号
が、ホストコンピュータから入力されると、MPU10
9は、給紙ローラ13を図2の駆動ユニット16によっ
て駆動し、記録媒体Pをプラテン11上に搬送を開始す
る。そして、搬送ローラ5及びピンチローラ6により挟
持し、図6のスキャナ14’により記録媒体上をスキャ
ンするのに十分な場所まで搬送して停止させる。記録媒
体の位置検出には、センサレバー9及びフォトセンサ1
0により検出する。次に、キャリッジ1をガイドシャフ
ト3に沿って走査させ、スキャナ14’によって記録媒
体上をスキャンする。スキャン後は搬送ローラ5を回転
させて所定位置まで搬送した後、記録開始まで待機す
る。このスキャンデータに基づいて第1の実施形態と同
様に色補正パラメータを作成し、記録媒体によらない高
品位な印刷結果を得ることが可能である。
【0054】以上、本実施形態によれば、キャリッジ1
上に備えたスキャナ14’により記録媒体上をスキャン
し、そのスキャンにより得られた色情報に基づく色補正
を、記録すべき画像データに施すことにより、様々な色
の記録媒体に高品位な画像記録が可能である。
【0055】また、キャリッジ1上のスキャナ14’は
着脱可能であるので、例えば、7色以上のインクを使用
する多値記録ヘッド等を代わりに搭載することによっ
て、多様な記録装置の提供が可能である。
【0056】尚、上述した各実施形態ではインクジェッ
ト記録装置を用いて説明しているが、熱転写式、または
昇華型の記録装置に対しても同様に適用できる。
【0057】また、スキャナ14にて読み込んだ画像フ
ァイルをホストコンピュータに搬送すれば、画像を取り
込むためのスキャナとしても機能させることが可能なこ
とは言うまでもない。
【0058】また、本発明は、本実施形態のように、例
えばホストコンピュータとプリンタとから構成されるシ
ステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例え
ば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用してもよ
い。
【0059】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0060】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0061】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0062】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0063】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
様々な色の記録媒体に対応する画像処理が可能な画像処
理装置及び画像処理方法の提供が実現する。
【0065】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態としてのカラーインク
ジェット記録装置の概略構成を示す側面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態としての給紙ユニット
ベースを説明する図である。
【図3】本発明を適用する画像処理装置としてのインク
ジェット記録装置の制御回路を示すブロック構成図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施形態としての色補正系の信
号の流れを表すブロック線図である。
【図5】本発明の第1の実施形態としての色補正系の信
号処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施形態としてのインクジェッ
ト記録装置のキャリッジの正面図である。
【図7】本発明の第2の実施形態としてのカラーインク
ジェット記録装置の概略構成を示す側面図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ 2,2a,2b,2c,2d インクタンク 3,3’ ガイドシャフト 4 タイミングベルト 5 搬送ローラ 6 ピンチローラ 7 排紙ローラ 8,8’ 拍車ローラ 9 検知レバ 10 フォトセンサ 11 プラテン 12 給紙ユニットベース 13 給紙ローラ 14,14’ スキャナ 15 シャーシ 16 駆動ユニット 21 記録ヘッド

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体の色情報を入力する入力手段
    と、 前記入力手段からの記録媒体の色情報に基づいて、入力
    画像データを色補正する色補正手段と、を備えることを
    特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 更に、前記色補正手段による色補正を行
    うか否かを指定可能な指定手段を備えることを特徴とす
    る請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記補正手段は、 前記入力手段からの記録媒体の色情報に基づいて、色補
    正のためのパラメータを生成するパラメータ生成手段
    と、 そのパラメータ生成手段によるパラメータに基づいて、
    前記入力画像データに色補正演算を行う色補正演算手段
    と、を含むことを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 更に、前記色補正演算手段で使用するパ
    ラメータを登録可能な登録手段と、 前記色補正演算手段で使用するパラメータを、前記パラ
    メータ生成手段により生成するパラメータ、予め登録し
    たパラメータ、若しくは前記登録手段に登録したパラメ
    ータから選択可能な選択手段とを備え、その選択手段に
    より、前記予め登録したパラメータ、または前記登録手
    段に登録したパラメータが選択されたときは、前記入力
    手段からの記録媒体の色情報の入力を禁止することを特
    徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記予め登録したパラメータは、前記画
    像処理装置における基準白色を表わすことを特徴とする
    請求項3記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 更に、前記色補正手段により補正された
    入力画像データに基づく可視画像を、記録媒体に記録す
    る記録手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求
    項5の何れかに記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記記録手段は、前記入力手段を備える
    ことを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記画像処理装置は、入力画像データに
    基づいてインクを吐出することにより、前記記録媒体上
    に画像を記録することを特徴とする請求項1乃至7の何
    れかに記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 記録媒体の色情報を入力する入力工程
    と、 前記記録媒体の色情報に基づいて、入力画像データを色
    補正する色補正工程と、を備えることを特徴とする画像
    処理方法。
  10. 【請求項10】 前記補正工程は、 前記記録媒体の色情報に基づいて、色補正のためのパラ
    メータを生成するパラメータ生成工程と、 生成したパラメータに基づいて、前記入力画像データに
    色補正演算を行う色補正演算工程と、を含むことを特徴
    とする請求項9記載の画像処理方法。
  11. 【請求項11】 プログラムコードを納めたコンピュー
    タ可読メモリであって、 記録媒体の色情報を入力する入力工程のコードと、 前記記録媒体の色情報に基づいて、入力画像データを色
    補正する色補正工程のコードと、を備えることを特徴と
    するコンピュータ可読メモリ。
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