JPH10308761A - ネットワークエレメントの障害監視方式 - Google Patents
ネットワークエレメントの障害監視方式Info
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- JPH10308761A JPH10308761A JP9130415A JP13041597A JPH10308761A JP H10308761 A JPH10308761 A JP H10308761A JP 9130415 A JP9130415 A JP 9130415A JP 13041597 A JP13041597 A JP 13041597A JP H10308761 A JPH10308761 A JP H10308761A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ネットワークエレメントが数多く接続されてい
るネットワークにおいて、ネットワークエレメント自体
の障害、あるいはこれらを接続している通信回線が切断
されてネットワークエレメントが監視装置からのポーリ
ング信号を受信できない状態になった時、早急にその障
害を検出する、ネットワークエレメントの障害監視方式
の提供。 【解決手段】ＮＥにそれぞれ自ＩＤと隣接ＮＥのＩＤと
ポート状態を持たせ、ネットワーク監視装置は周期的に
ＮＥに対しポーリングを行なうとともに、これらの情報
を収集し、ネットワーク構成データベースを構築し、各
ＮＥに対するポーリングを実行する前にネットワーク構
成データベースから隣接ＮＥのポート状態を読み出し、
ｄｏｗｎ状態であれば通信回線断が発生していると判断
し、ポーリング処理は行わない。
るネットワークにおいて、ネットワークエレメント自体
の障害、あるいはこれらを接続している通信回線が切断
されてネットワークエレメントが監視装置からのポーリ
ング信号を受信できない状態になった時、早急にその障
害を検出する、ネットワークエレメントの障害監視方式
の提供。 【解決手段】ＮＥにそれぞれ自ＩＤと隣接ＮＥのＩＤと
ポート状態を持たせ、ネットワーク監視装置は周期的に
ＮＥに対しポーリングを行なうとともに、これらの情報
を収集し、ネットワーク構成データベースを構築し、各
ＮＥに対するポーリングを実行する前にネットワーク構
成データベースから隣接ＮＥのポート状態を読み出し、
ｄｏｗｎ状態であれば通信回線断が発生していると判断
し、ポーリング処理は行わない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワーク監視装
置に関し、特にネットワークエレメントの障害検出方式
に関する。
置に関し、特にネットワークエレメントの障害検出方式
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のネットワークエレメント（「Ｎ
Ｅ」と略記する）の監視方式では、ＮＥを接続している
通信回線が切断されたり、他のＮＥとの通信を中継する
ＮＥがダウンしていたりして、ＮＥとネットワーク監視
装置との間の通信が出来なくなったときにも、ネットワ
ーク監視装置からポーリング信号を送信し、ＮＥからの
応答が返ってこなかったとき、はじめてＮＥとネットワ
ーク監視装置との間の通信が出来なくなったことを検出
する。
Ｅ」と略記する）の監視方式では、ＮＥを接続している
通信回線が切断されたり、他のＮＥとの通信を中継する
ＮＥがダウンしていたりして、ＮＥとネットワーク監視
装置との間の通信が出来なくなったときにも、ネットワ
ーク監視装置からポーリング信号を送信し、ＮＥからの
応答が返ってこなかったとき、はじめてＮＥとネットワ
ーク監視装置との間の通信が出来なくなったことを検出
する。
【０００３】また、この時、通信断の確証を得るため、
数度に亘りポーリング信号送出とタイムアウトを繰り返
す。
数度に亘りポーリング信号送出とタイムアウトを繰り返
す。
【０００４】あるいは、障害発生頻度の高い装置に対し
ては、頻繁にポーリング信号を送出する。例えば特開平
４−２３９２４２号公報には、中央の集中監視装置がポ
ーリングによって複数の被監視装置の障害発生を監視す
るネットワーク監視システム等において、障害発生頻度
の高い被監視装置に対してはポーリング回数を平均より
も多くして障害情報を早期に収集できるようにした障害
検出方式が提案されている。
ては、頻繁にポーリング信号を送出する。例えば特開平
４−２３９２４２号公報には、中央の集中監視装置がポ
ーリングによって複数の被監視装置の障害発生を監視す
るネットワーク監視システム等において、障害発生頻度
の高い被監視装置に対してはポーリング回数を平均より
も多くして障害情報を早期に収集できるようにした障害
検出方式が提案されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のネットワークエレメント監視方式は、下記記載
の問題点を有している。
た従来のネットワークエレメント監視方式は、下記記載
の問題点を有している。
【０００６】（１）第１の問題点は、ネットワーク監視
装置とＮＥとの間に通信断が発生した時に、通信断状態
であることを認識するのに、時間がかかる、ということ
である。
装置とＮＥとの間に通信断が発生した時に、通信断状態
であることを認識するのに、時間がかかる、ということ
である。
【０００７】その理由は、監視装置は、ＮＥとの通信断
のチェックを、ポーリング処理のみで行っているため、
ポーリング信号を送出してから、ＮＥから応答を返って
くるのを、タイムアウト時間までウェイトしている（待
っている）からである。
のチェックを、ポーリング処理のみで行っているため、
ポーリング信号を送出してから、ＮＥから応答を返って
くるのを、タイムアウト時間までウェイトしている（待
っている）からである。
【０００８】また、通信断の確証を得るためには、ポー
リング信号を再送して、再度タイムアウトが発生するま
で待つ必要があり、そのポーリング信号の再送処理を数
回に亘って行うため、さらに、時間がかかる、からであ
る。
リング信号を再送して、再度タイムアウトが発生するま
で待つ必要があり、そのポーリング信号の再送処理を数
回に亘って行うため、さらに、時間がかかる、からであ
る。
【０００９】（２）第２の問題点は、ネットワークの負
荷が高くなる、ということである。
荷が高くなる、ということである。
【００１０】その理由は、ＮＥとの通信断のチェックを
ポーリング処理のみで行っているため、すでに途中のネ
ットワークが切断されていても、ポーリング信号を送信
してしまう、ためである。またネットワークを中継して
いるＮＥや回線がダウンしているときにも、ポーリング
信号を送信するため、通信断が発生している箇所よりも
先のネットワークに接続している、全てのＮＥに対し
て、ポーリング信号を送信してしまうからである。
ポーリング処理のみで行っているため、すでに途中のネ
ットワークが切断されていても、ポーリング信号を送信
してしまう、ためである。またネットワークを中継して
いるＮＥや回線がダウンしているときにも、ポーリング
信号を送信するため、通信断が発生している箇所よりも
先のネットワークに接続している、全てのＮＥに対し
て、ポーリング信号を送信してしまうからである。
【００１１】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、ネットワークエ
レメントが数多く接続されているネットワークにおい
て、ネットワークエレメント自体の障害、あるいはこれ
らを接続している通信回線が切断されてネットワークエ
レメントが監視装置からのポーリング信号を受信できな
い状態になった時、早急にその障害を検出する、ネット
ワークエレメントの障害監視方式を提供することにあ
る。
てなされたものであって、その目的は、ネットワークエ
レメントが数多く接続されているネットワークにおい
て、ネットワークエレメント自体の障害、あるいはこれ
らを接続している通信回線が切断されてネットワークエ
レメントが監視装置からのポーリング信号を受信できな
い状態になった時、早急にその障害を検出する、ネット
ワークエレメントの障害監視方式を提供することにあ
る。
【００１２】また、本発明は、早期に障害を検出するこ
とにより、ネットワークの負荷を下げ、さらに監視装置
の負荷も下げることを可能としたネットワーク監視方式
を提供することもその目的としている。
とにより、ネットワークの負荷を下げ、さらに監視装置
の負荷も下げることを可能としたネットワーク監視方式
を提供することもその目的としている。
【００１３】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のネットワークエレメントの障害監視方式
は、ネットワークエレメント（ＮＥ）にそれぞれ隣接ネ
ットワークエレメント情報と接続ポート状態を持たせ、
ネットワーク監視装置がネットワークエレメントから周
期的に隣接ネットワークエレメント情報とポート情報を
収集し、収集したデータをネットワーク構成データベー
スへセーブし、周期的にネットワークエレメントに対し
てポーリング信号を送信する前に、前記ネットワーク構
成データベースから隣接ネットワークエレメントのポー
ト状態を読み出すことにより、中継ネットワークの通信
状態をチェックする、ことを特徴とする。
め、本発明のネットワークエレメントの障害監視方式
は、ネットワークエレメント（ＮＥ）にそれぞれ隣接ネ
ットワークエレメント情報と接続ポート状態を持たせ、
ネットワーク監視装置がネットワークエレメントから周
期的に隣接ネットワークエレメント情報とポート情報を
収集し、収集したデータをネットワーク構成データベー
スへセーブし、周期的にネットワークエレメントに対し
てポーリング信号を送信する前に、前記ネットワーク構
成データベースから隣接ネットワークエレメントのポー
ト状態を読み出すことにより、中継ネットワークの通信
状態をチェックする、ことを特徴とする。
【００１４】本発明においては、ポーリングのタイムア
ウトにより、無応答を検出する前に、前記ネットワーク
構成データベースから隣接ネットワークエレメントの状
態を読み出すことにより、中継ネットワークの通信状態
をチェックする、ようにしてもよい。
ウトにより、無応答を検出する前に、前記ネットワーク
構成データベースから隣接ネットワークエレメントの状
態を読み出すことにより、中継ネットワークの通信状態
をチェックする、ようにしてもよい。
【００１５】また、本発明においては、ポーリング信号
を送出する前に、中継ネットワークの通信状態をチェッ
クして、通信状態によりポーリング信号の送出を抑制す
る、ことを特徴とする。
を送出する前に、中継ネットワークの通信状態をチェッ
クして、通信状態によりポーリング信号の送出を抑制す
る、ことを特徴とする。
【００１６】［発明の概要］本発明の概要について説明
すると、本発明は、ネットワークエレメント（「ＮＥ」
と略記する）（図１の１０１）に隣接ＮＥのＩＤ（図１
の１０２）と接続ポート状態（図１の１０３）と自ＩＤ
（図１の１０６）を記憶データ（図１の１０５）として
持たせ、さらに通信機能（図１の１０４）を有し、ネッ
トワーク監視装置（図１の１１１）が初期設定時にＮＥ
（図１の１０１）から隣接ＮＥのＩＤ（図１の１０２）
と、ポート情報（図１の１０３）を収集し、収集したデ
ータをネットワーク構成データベース（図１の１１６）
へセーブするネットワーク情報生成機能（図１の１１
３）と、ネットワーク構成データベースの情報を基にネ
ットワーク構成図を表示するネットワーク構成図表示機
能（図１の１１４）と、周期的にＮＥ（図１の１０１）
に対してポーリング信号を送信し、ＮＥ（図１の１０
１）の状態をチェックするポーリング機能（図１の１１
５）と、ポーリング処理の前にネットワーク構成データ
ベース（図１の１１６）から隣接ＮＥのポート状態を読
み出して通信接続断を検出する通信チェック機能（図１
の１１７）と、を含む。
すると、本発明は、ネットワークエレメント（「ＮＥ」
と略記する）（図１の１０１）に隣接ＮＥのＩＤ（図１
の１０２）と接続ポート状態（図１の１０３）と自ＩＤ
（図１の１０６）を記憶データ（図１の１０５）として
持たせ、さらに通信機能（図１の１０４）を有し、ネッ
トワーク監視装置（図１の１１１）が初期設定時にＮＥ
（図１の１０１）から隣接ＮＥのＩＤ（図１の１０２）
と、ポート情報（図１の１０３）を収集し、収集したデ
ータをネットワーク構成データベース（図１の１１６）
へセーブするネットワーク情報生成機能（図１の１１
３）と、ネットワーク構成データベースの情報を基にネ
ットワーク構成図を表示するネットワーク構成図表示機
能（図１の１１４）と、周期的にＮＥ（図１の１０１）
に対してポーリング信号を送信し、ＮＥ（図１の１０
１）の状態をチェックするポーリング機能（図１の１１
５）と、ポーリング処理の前にネットワーク構成データ
ベース（図１の１１６）から隣接ＮＥのポート状態を読
み出して通信接続断を検出する通信チェック機能（図１
の１１７）と、を含む。
【００１７】本発明によれば、ネットワークエレメント
（ＮＥ）にそれぞれ隣接ＮＥ情報と接続ポート状態を持
たせ、ネットワーク監視装置がＮＥから周期的に隣接Ｎ
Ｅ情報とポート情報を収集し、収集したデータをネット
ワーク構成データベースへセーブする。また周期的にＮ
Ｅに対してポーリング信号を送信しＮＥの状態をチェッ
クするが、この時、ネットワーク構成データベースから
隣接ＮＥのポート情報や隣接ＮＥの状態を読み出すこと
により、中継ネットワークの通信状態を知ることが出来
る。
（ＮＥ）にそれぞれ隣接ＮＥ情報と接続ポート状態を持
たせ、ネットワーク監視装置がＮＥから周期的に隣接Ｎ
Ｅ情報とポート情報を収集し、収集したデータをネット
ワーク構成データベースへセーブする。また周期的にＮ
Ｅに対してポーリング信号を送信しＮＥの状態をチェッ
クするが、この時、ネットワーク構成データベースから
隣接ＮＥのポート情報や隣接ＮＥの状態を読み出すこと
により、中継ネットワークの通信状態を知ることが出来
る。
【００１８】すなわち、本発明によれば、ネットワーク
監視装置は、ポーリング信号を出さなくとも、通信断を
検出できるため早急に通信断を認識できる。
監視装置は、ポーリング信号を出さなくとも、通信断を
検出できるため早急に通信断を認識できる。
【００１９】さらに、波及効果として、ポーリング回数
が減り、ネットワークの負荷を軽減するという作用効果
も奏する。
が減り、ネットワークの負荷を軽減するという作用効果
も奏する。
【００２０】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して以下に詳細に説明する。図１は、本発明の実
施の形態の構成を示す図である。
を参照して以下に詳細に説明する。図１は、本発明の実
施の形態の構成を示す図である。
【００２１】図１を参照すると、本発明の実施の形態
は、ネットワークエレメント（「ＮＥ」と略記する）１
０１は、記憶データ１０５として、自ＩＤ（識別子）１
０６と、隣接ＮＥのＩＤ１０２と、ポート状態１０３
と、を保持し、さらに、通信機能１０４を有する。
は、ネットワークエレメント（「ＮＥ」と略記する）１
０１は、記憶データ１０５として、自ＩＤ（識別子）１
０６と、隣接ＮＥのＩＤ１０２と、ポート状態１０３
と、を保持し、さらに、通信機能１０４を有する。
【００２２】また、ネットワーク監視装置１１１は、好
ましくは、（ａ）初期設定時にＮＥ１０１から、隣接Ｎ
ＥのＩＤ１０２とポート情報１０３を収集し、収集した
データをネットワーク構成データベース１１６へセーブ
（保存）するネットワーク情報生成機能１１３と、
（ｂ）ネットワーク構成データベース１１６に格納され
た情報を基に、ネットワーク構成図を表示するネットワ
ーク構成図表示機能１１４と、（ｃ）周期的に、ＮＥ１
０１に対してポーリング信号を送信し、ＮＥ１０１の状
態をチェックするポーリング機能１１５と、（ｄ）ポー
リング処理の前にネットワーク構成データベース１１６
から隣接ＮＥのポート状態とを読み出して、通信接続断
が発生していないかチェックする通信チェック機能１１
７と、（ｅ）通信機能１１２を、を具備している。
ましくは、（ａ）初期設定時にＮＥ１０１から、隣接Ｎ
ＥのＩＤ１０２とポート情報１０３を収集し、収集した
データをネットワーク構成データベース１１６へセーブ
（保存）するネットワーク情報生成機能１１３と、
（ｂ）ネットワーク構成データベース１１６に格納され
た情報を基に、ネットワーク構成図を表示するネットワ
ーク構成図表示機能１１４と、（ｃ）周期的に、ＮＥ１
０１に対してポーリング信号を送信し、ＮＥ１０１の状
態をチェックするポーリング機能１１５と、（ｄ）ポー
リング処理の前にネットワーク構成データベース１１６
から隣接ＮＥのポート状態とを読み出して、通信接続断
が発生していないかチェックする通信チェック機能１１
７と、（ｅ）通信機能１１２を、を具備している。
【００２３】図２は、ネットワーク構成の一例を示した
図である。図２を参照すると、ＮＥ２００１〜ＮＥ２３
３３と数多く（図には１９台しか書かれていないが、実
際の運用等では数百から数千台）接続されているネット
ワークを、１台のネットワーク監視装置２０００にて監
視する。
図である。図２を参照すると、ＮＥ２００１〜ＮＥ２３
３３と数多く（図には１９台しか書かれていないが、実
際の運用等では数百から数千台）接続されているネット
ワークを、１台のネットワーク監視装置２０００にて監
視する。
【００２４】図３は、ネットワーク構成データベース１
１６の内容の一例を示す図である。図３を参照すると、
ネットワーク構成データベース１１６は、ＮＥ毎に、Ｎ
ＥのＩＤと、監視装置に近い隣接ＮＥのＩＤと、接続状
態（ＵＰは接続を示す）と、ＮＥの状態（正常／ダウン
等）と、を記憶している。
１６の内容の一例を示す図である。図３を参照すると、
ネットワーク構成データベース１１６は、ＮＥ毎に、Ｎ
ＥのＩＤと、監視装置に近い隣接ＮＥのＩＤと、接続状
態（ＵＰは接続を示す）と、ＮＥの状態（正常／ダウン
等）と、を記憶している。
【００２５】次に本発明の実施の形態の動作について詳
細に説明する。
細に説明する。
【００２６】ＮＥ１０１は、自ＩＤ１０６と隣接ＮＥの
ＩＤ１０２とポート状態１０３を記憶データ１０５とし
て備えており、さらに通信機能１０４を有する。また、
ネットワーク監視装置１１１のネットワーク情報生成機
能１１３は、初期設定時にＮＥ１０１から自ＩＤ１０６
と隣接ＮＥのＩＤ１０２とポート情報１０３を収集し、
収集したデータをＮＥのネットワーク構成データベース
１１６へセーブする。さらにネットワーク構成図表示機
能１１４はネットワーク構成データベース１１６を元に
ネットワーク構成図を表示する。
ＩＤ１０２とポート状態１０３を記憶データ１０５とし
て備えており、さらに通信機能１０４を有する。また、
ネットワーク監視装置１１１のネットワーク情報生成機
能１１３は、初期設定時にＮＥ１０１から自ＩＤ１０６
と隣接ＮＥのＩＤ１０２とポート情報１０３を収集し、
収集したデータをＮＥのネットワーク構成データベース
１１６へセーブする。さらにネットワーク構成図表示機
能１１４はネットワーク構成データベース１１６を元に
ネットワーク構成図を表示する。
【００２７】そしてポーリング機能１１５は周期的にＮ
Ｅ１０１に対してポーリング信号を送信しＮＥ１０１の
状態をチェックするが、その前に通信チェック機能１１
７がネットワーク構成データベース１１６から隣接ＮＥ
のＩＤをもとに隣接ＮＥのポート状態と隣接ＮＥの状態
を読み出して、通信接続断が発生していないかチェック
する。
Ｅ１０１に対してポーリング信号を送信しＮＥ１０１の
状態をチェックするが、その前に通信チェック機能１１
７がネットワーク構成データベース１１６から隣接ＮＥ
のＩＤをもとに隣接ＮＥのポート状態と隣接ＮＥの状態
を読み出して、通信接続断が発生していないかチェック
する。
【００２８】
【実施例】上記した本発明の実施の形態について更に詳
細に説明すべく、本発明の実施例について以下に詳細に
説明する。本発明の実施例の構成は、図１を参照して説
明した前記実施の形態と同様である。すなわち、図１を
参照すると、本発明の実施例は、ＮＥ１０１の記憶デー
タ１０５として自ＩＤ１０６と隣接ＮＥのＩＤ１０２と
ポート状態１０３を持ち、さらに通信機能１０４を有す
る。
細に説明すべく、本発明の実施例について以下に詳細に
説明する。本発明の実施例の構成は、図１を参照して説
明した前記実施の形態と同様である。すなわち、図１を
参照すると、本発明の実施例は、ＮＥ１０１の記憶デー
タ１０５として自ＩＤ１０６と隣接ＮＥのＩＤ１０２と
ポート状態１０３を持ち、さらに通信機能１０４を有す
る。
【００２９】また、ネットワーク監視装置１１１には、
初期設定時にＮＥ１０１から自ＩＤ１０６と隣接ＮＥの
ＩＤ１０２とポート情報１０３を収集し、収集したデー
タをネットワーク構成データベース１１６へセーブす
る。ネットワーク情報生成機能１１３と、ネットワーク
構成データベース１１６を元にネットワーク構成図を表
示するネットワーク構成図表示機能１１４と、３分周期
でＮＥ１０１に対してポーリング信号を送信しＮＥ１０
１の状態をチェックするポーリング機能１１５と、ポー
リング処理の前にネットワーク構成データベース１１６
から隣接ＮＥのＩＤをもとに隣接ＮＥのポート状態を読
み出して通信接続断が発生していないかチェックする通
信チェック機能１１７と通信機能１１２を有している。
初期設定時にＮＥ１０１から自ＩＤ１０６と隣接ＮＥの
ＩＤ１０２とポート情報１０３を収集し、収集したデー
タをネットワーク構成データベース１１６へセーブす
る。ネットワーク情報生成機能１１３と、ネットワーク
構成データベース１１６を元にネットワーク構成図を表
示するネットワーク構成図表示機能１１４と、３分周期
でＮＥ１０１に対してポーリング信号を送信しＮＥ１０
１の状態をチェックするポーリング機能１１５と、ポー
リング処理の前にネットワーク構成データベース１１６
から隣接ＮＥのＩＤをもとに隣接ＮＥのポート状態を読
み出して通信接続断が発生していないかチェックする通
信チェック機能１１７と通信機能１１２を有している。
【００３０】また図２に示すように、ＮＥ２００１〜Ｎ
Ｅ２３３３が接続されているネットワークを１台のネッ
トワーク監視装置２０００にて監視している。
Ｅ２３３３が接続されているネットワークを１台のネッ
トワーク監視装置２０００にて監視している。
【００３１】ネットワーク構成データベース１１６は、
ＮＥのＩＤと監視装置に近い隣接ＮＥのＩＤと接続状態
とＮＥの状態を記憶している（図３参照）。
ＮＥのＩＤと監視装置に近い隣接ＮＥのＩＤと接続状態
とＮＥの状態を記憶している（図３参照）。
【００３２】次に本発明の実施例の動作について図１を
参照して説明する。ネットワーク監視装置１１１のネッ
トワーク情報生成機能１１３は初期設定時にＮＥ１０１
の持つ自ＩＤ（００１）と隣接ＮＥ情報１０２（００
２）とポート情報１０３（ｕｐ）を収集し、収集したデ
ータをネットワーク構成データベース１１６へセーブす
る。この処理は全ての監視対象のＮＥに対して行う。
参照して説明する。ネットワーク監視装置１１１のネッ
トワーク情報生成機能１１３は初期設定時にＮＥ１０１
の持つ自ＩＤ（００１）と隣接ＮＥ情報１０２（００
２）とポート情報１０３（ｕｐ）を収集し、収集したデ
ータをネットワーク構成データベース１１６へセーブす
る。この処理は全ての監視対象のＮＥに対して行う。
【００３３】次に、ネットワーク構成図表示機能１１４
は、ネットワーク構成データベース１１６の隣接ＮＥ情
報１０２から各ＮＥ間の接続関係を読み出し、ポート情
報１０３からポートの状態を読み出してネットワーク構
成図を表示する。
は、ネットワーク構成データベース１１６の隣接ＮＥ情
報１０２から各ＮＥ間の接続関係を読み出し、ポート情
報１０３からポートの状態を読み出してネットワーク構
成図を表示する。
【００３４】そして、ポーリング機能１１５は各ＮＥの
状態をネットワーク構成図に反映させるために、例えば
３分周期でポーリング処理を行うが、その前に、通信チ
ェック機能１１７がネットワーク構成データベース１１
６から隣接ＮＥのＩＤを読み出して、そのＩＤを持つＮ
Ｅのポート状態と、ＮＥの状態と、を読み出して、通信
接続断が発生していないか否かをチェックする。
状態をネットワーク構成図に反映させるために、例えば
３分周期でポーリング処理を行うが、その前に、通信チ
ェック機能１１７がネットワーク構成データベース１１
６から隣接ＮＥのＩＤを読み出して、そのＩＤを持つＮ
Ｅのポート状態と、ＮＥの状態と、を読み出して、通信
接続断が発生していないか否かをチェックする。
【００３５】このとき、通信接続断でなければ、ＮＥ１
０１に対して、ポーリング信号を送信してＮＥ１０１の
状態をチェックし、その結果をネットワーク構成データ
ベース１１６へセーブする。
０１に対して、ポーリング信号を送信してＮＥ１０１の
状態をチェックし、その結果をネットワーク構成データ
ベース１１６へセーブする。
【００３６】通信接続断であれば、ポーリング信号を送
信せずに、ネットワーク構成データベース１１６へ通信
断状態の旨をセーブする。
信せずに、ネットワーク構成データベース１１６へ通信
断状態の旨をセーブする。
【００３７】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、下
記記載の効果を奏する。
記記載の効果を奏する。
【００３８】（１）本発明の第１の効果は、ＮＥとの間
の通信接続断が生じた時に、早急に認識できる、という
ことである。
の通信接続断が生じた時に、早急に認識できる、という
ことである。
【００３９】その理由は、本発明においては、隣接ＮＥ
のポート情報や隣接ＮＥの状態をネットワーク構成デー
タベースから読み出すことにより、ポーリング信号を出
さなくとも、通信断を検出することができるためであ
る。
のポート情報や隣接ＮＥの状態をネットワーク構成デー
タベースから読み出すことにより、ポーリング信号を出
さなくとも、通信断を検出することができるためであ
る。
【００４０】（２）本発明の第２の効果は、ネットワー
クの負荷を軽減することができる、ということである。
クの負荷を軽減することができる、ということである。
【００４１】その理由は、本発明においては、隣接ＮＥ
のポート情報や隣接ＮＥの状態を、ネットワーク構成デ
ータベースから読み出すことにより、ポーリング信号を
出さなくとも通信断を検出でき、その結果、不要なポー
リング信号を出さずに済むためである。
のポート情報や隣接ＮＥの状態を、ネットワーク構成デ
ータベースから読み出すことにより、ポーリング信号を
出さなくとも通信断を検出でき、その結果、不要なポー
リング信号を出さずに済むためである。
【図１】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図２】本発明の一実施例のネットワーク構成の一例を
示す図である。
示す図である。
【図３】本発明の一実施例におけるネットワーク構成デ
ータベースの一例を示す図である。
ータベースの一例を示す図である。
１０１ ネットワークエレメント（ＮＥ） １０２ 隣接ネットワークエレメント（ＮＥ）のＩＤ １０３ ポート状態 １０４ 通信機能 １０５ 記憶データ １０６ 自ＩＤ １１１ ネットワーク監視装置 １１２ 通信機能 １１３ ネットワーク情報生成機能 １１４ ネットワーク構成図表示機能 １１５ ポーリング機能 １１６ ネットワーク構成データベース １１７ 通信チェック機能
Claims (6)
- 【請求項１】ネットワークエレメント（ＮＥ）にそれぞ
れ隣接ネットワークエレメントの情報と接続ポート状態
を持たせ、 ネットワーク監視装置がネットワークエレメントから周
期的に隣接ネットワークエレメント情報とポート情報と
を収集し、収集したデータをネットワーク構成データベ
ースへセーブし、 周期的にネットワークエレメントに対してポーリング信
号を送信する前に、前記ネットワーク構成データベース
から隣接ネットワークエレメントのポート状態を読み出
すことにより中継ネットワークの通信状態をチェックす
る、ことを特徴とする、ネットワークエレメントの障害
監視方式。 - 【請求項２】ネットワークエレメント（ＮＥ）にそれぞ
れ隣接ネットワークエレメント情報と接続ポート状態を
持たせ、 ネットワーク監視装置がネットワークエレメントから周
期的に隣接ネットワークエレメント情報とポート情報を
収集し、 収集したデータをネットワーク構成データベースへセー
ブし、 周期的にネットワークエレメントに対してポーリング信
号を送信する前に、前記ネットワーク構成データベース
から隣接ネットワークエレメントの状態を読み出すこと
により、中継ネットワークの通信状態をチェックする、
ことを特徴とする、ネットワークエレメントの障害監視
方式。 - 【請求項３】ネットワークエレメント（ＮＥ）が隣接ネ
ットワークエレメントのＩＤと接続ポート状態と記憶保
持し、 ネットワーク監視装置が、初期設定時に前記ネットワー
クエレメントから隣接ネットワークエレメントのＩＤ
と、接続ポート情報と、を収集し、収集したデータをネ
ットワーク構成データベースへ保存するネットワーク情
報生成手段と、 前記ネットワーク構成データベースの情報を基にネット
ワーク構成図を表示出力するネットワーク構成図表示手
段と、 周期的にネットワークエレメントに対してポーリング信
号を送信し、ネットワークエレメントの状態をチェック
するポーリング手段と、 ポーリング信号を送信する前に、前記ネットワーク構成
データベースから隣接ネットワークエレメントのポート
状態を読み出すことにより、中継ネットワークの通信断
状態の発生をチェックする通信チェック手段と、 を含むことを特徴とするネットワークエレメントの障害
監視方式。 - 【請求項４】ネットワークエレメント（ＮＥ）にそれぞ
れ隣接ネットワークエレメント情報と接続ポート状態を
持たせ、 ネットワーク監視装置がネットワークエレメントから周
期的に隣接ネットワークエレメント情報とポート情報を
収集し、 収集したデータをネットワーク構成データベースへセー
ブし、 ポーリングのタイムアウトにより、無応答を検出する前
に、前記ネットワーク構成データベースから隣接ネット
ワークエレメントの状態を読み出すことにより、中継ネ
ットワークの通信状態をチェックする、ネットワークエ
レメントの障害監視方式。 - 【請求項５】ポーリング信号を送出する前に、中継ネッ
トワークの通信状態をチェックして、通信状態によりポ
ーリング信号の送出を抑制する、ことを特徴とする請求
項１記載のネットワークエレメントの障害監視方式。 - 【請求項６】ポーリング信号を送出する前に、中継ネッ
トワークの通信状態をチェックすることにより、通信状
態をネットワーク監視装置の表示するネットワーク構成
図に反映させる手段を備えたことを特徴とする、請求項
１記載のネットワークエレメントの障害監視方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9130415A JPH10308761A (ja) | 1997-05-02 | 1997-05-02 | ネットワークエレメントの障害監視方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9130415A JPH10308761A (ja) | 1997-05-02 | 1997-05-02 | ネットワークエレメントの障害監視方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10308761A true JPH10308761A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=15033722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9130415A Pending JPH10308761A (ja) | 1997-05-02 | 1997-05-02 | ネットワークエレメントの障害監視方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10308761A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7136921B2 (en) | 2001-06-19 | 2006-11-14 | Nec Corporation | Network system, detection method and monitoring method of network entity faults, and storage medium |
| KR100893259B1 (ko) * | 2002-09-09 | 2009-04-17 | 주식회사 케이티 | 네트워크 관리 시스템 및 관리 방법 |
| KR100964392B1 (ko) * | 2003-06-30 | 2010-06-17 | 주식회사 케이티 | 망 관리에서의 장애 관리 시스템 및 그 방법 |
-
1997
- 1997-05-02 JP JP9130415A patent/JPH10308761A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7136921B2 (en) | 2001-06-19 | 2006-11-14 | Nec Corporation | Network system, detection method and monitoring method of network entity faults, and storage medium |
| KR100893259B1 (ko) * | 2002-09-09 | 2009-04-17 | 주식회사 케이티 | 네트워크 관리 시스템 및 관리 방법 |
| KR100964392B1 (ko) * | 2003-06-30 | 2010-06-17 | 주식회사 케이티 | 망 관리에서의 장애 관리 시스템 및 그 방법 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000523 |