JPH10308471A - 混成集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents

混成集積回路装置およびその製造方法

Info

Publication number
JPH10308471A
JPH10308471A JP9116697A JP11669797A JPH10308471A JP H10308471 A JPH10308471 A JP H10308471A JP 9116697 A JP9116697 A JP 9116697A JP 11669797 A JP11669797 A JP 11669797A JP H10308471 A JPH10308471 A JP H10308471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip
fixing pad
semiconductor chip
thermal via
wiring board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9116697A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Echigo
真 越後
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akita Electronics Systems Co Ltd
Original Assignee
Akita Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Akita Electronics Co Ltd filed Critical Akita Electronics Co Ltd
Priority to JP9116697A priority Critical patent/JPH10308471A/ja
Publication of JPH10308471A publication Critical patent/JPH10308471A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/73Means for bonding being of different types provided for in two or more of groups H01L2224/10, H01L2224/18, H01L2224/26, H01L2224/34, H01L2224/42, H01L2224/50, H01L2224/63, H01L2224/71
    • H01L2224/732Location after the connecting process
    • H01L2224/73251Location after the connecting process on different surfaces
    • H01L2224/73265Layer and wire connectors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/19Details of hybrid assemblies other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/191Disposition
    • H01L2924/19101Disposition of discrete passive components
    • H01L2924/19105Disposition of discrete passive components in a side-by-side arrangement on a common die mounting substrate
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0201Thermal arrangements, e.g. for cooling, heating or preventing overheating

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 放熱性の良好な携帯電話用パワーアンプモジ
ュールの提供。 【解決手段】 セラミック配線基板と、前記セラミック
配線基板の表面に設けられたチップ固定用パッドと、前
記セラミック配線基板に貫通して設けられるとともに前
記チップ固定用パッドに連なるサーマルビアと、前記チ
ップ固定用パッド上に接着剤を介して固定される半導体
チップとを有する混成集積回路装置であって、前記サー
マルビアは前記半導体チップの周縁の外側に設けられて
いる。前記サーマルビアおよびチップ固定用パッド等の
導体部は銅ペーストの焼成によって形成され、前記セラ
ミック配線基板を構成するセラミック板の焼成時同時に
焼成されて形成されている。前記半導体チップはGaA
sFETからなるとともに、前記セラミック配線基板に
は多段にGaAsFETが構成されて携帯電話用パワー
アンプモジュールが構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は混成集積回路装置お
よびその製造方法に係わり、特にパーソナルディジタル
セルラー(personal digital cellular:PDC)等の携
帯電話用送信部電力増幅器(パワーモジュール:パワー
アンプモジュール)の製造技術に適用して有効な技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】PDC(パーソナルディジタル携帯電
話)用送信部電力増幅器として、GaAsFETを多段
に組み込んだGaAsパワーモジュールが使用されてい
る。
【0003】GaAsパワーモジュールについては、た
とえば、富士通株式会社発行「FUJITSU」,47,5,
PP.403-407(09,1996) やアキタ電子株式会社発行「アキ
タ・テクニカルレポート」1995年,Vol.3,PP1-5 に記載
されている。
【0004】同文献には、マイクロストリップラインを
構成する基板にGaAs−FETを2段に組み込むとと
もに、チップ部品からなる抵抗やコンデンサを搭載した
構造が開示されている。
【0005】一方、半導体チップから発生した熱を基板
の裏面側に速やかに伝達する構造として配線基板に貫通
状態で設けられたサーマルビアが知られている。サーマ
ルビアは、配線基板に設けたサーマルビアホール内に熱
伝導性の良好な銅等の金属(ペースト)を充填すること
によって形成される。
【0006】サーマルビアについては、たとえば工業調
査会発行「電子材料」1994年10月号、P81およびP82に
記載されている。サーマルビアは半導体チップの固定領
域内の基板部分に設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】GaAsFETを用い
た携帯電話用パワーアンプモジュールにおいては、Ga
AsFETチップ(半導体チップ)が多量の熱を発生す
ることから放熱設計が重要である。
【0008】本出願人においては、図9に示すように、
半導体チップ17から発生する熱を効率的に配線基板
(モジュール基板)1の裏面側に伝達放散するために、
半導体チップ固定部分のモジュール基板1にサーマルビ
ア11を採用した。
【0009】モジュール基板1は、複数のパターニング
された生のセラミック板(グリーンシート)2を相互に
重ね合わせた後、焼成して硬化させることによって形成
される。
【0010】前記各生のセラミック基板2は、所定箇所
にスルーホールやサーマルビアホール4が設けられると
ともに、上面あるいは上下面および前記スルーホールや
サーマルビアホール4に導体ペーストが印刷・充填され
て、配線5,チップ固定用パッド6,上下接続導体やサ
ーマルビア11等を構成する導体部15が形成される。
【0011】前記サーマルビア11は、放熱性向上のた
めセラミック板よりも熱伝導率の良好な銅ペーストをし
た。
【0012】しかし、前記グリーンシートや導体ペース
トの焼成時、グリーンシート部分と導体ペースト部分で
は硬化収縮率の違いから、前記サーマルビア11の上下
端は、他の導体部15の表面よりも数十μm盛り上がっ
てしまうことが判明した。たとえば、焼成後のセラミッ
ク板2の厚さが0.5mm程度の場合、セラミック板2
の表面の導体部15の厚さは20μm程度であるとする
と、前記サーマルビア11の盛り上がり、すなわち突出
高さは20μm程度になる。
【0013】この結果、前記サーマルビア11が存在す
るチップ固定用パッド6上に接着剤16を介して半導体
チップ17を固定した場合、チップ固定用パッド6と接
着剤16との間に空隙18が発生して熱抵抗が増大し、
パワーモジュールの効率が低下してしまう。
【0014】本発明の目的は、半導体チップの固定面か
らの熱放散性が良好な混成集積回路装置およびその製造
方法を提供することにある。
【0015】本発明の他の目的は、放熱性の良好な携帯
電話用送信部電力増幅器(パワーアンプモジュール)お
よびその製造方法を提供することにある。
【0016】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は、本明細書の記述および添付図面からあきら
かになるであろう。
【0017】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0018】(1)セラミック配線基板と、前記セラミ
ック配線基板の表面に設けられたチップ固定用パッド
と、前記セラミック配線基板に貫通して設けられるとと
もに前記チップ固定用パッドに連なるサーマルビアと、
前記チップ固定用パッド上に接着剤を介して固定される
半導体チップとを有する混成集積回路装置であって、前
記サーマルビアは前記半導体チップの周縁の外側に設け
られている。前記サーマルビアおよびチップ固定用パッ
ド等の導体部は銅ペーストの焼成によって形成され、前
記セラミック配線基板を構成するセラミック板の焼成時
同時に焼成されて形成されている。前記半導体チップは
GaAsFETからなるとともに、前記セラミック配線
基板には多段にGaAsFETが構成されて携帯電話用
送信部電力増幅器が構成されている。
【0019】このようなパワーアンプモジュールは以下
の方法によって製造される。
【0020】チップ固定用パッドに連なるサーマルビア
を有するセラミック配線基板を形成する工程と、前記チ
ップ固定用パッド上に接着剤を介して半導体チップを固
定する工程を有する混成集積回路装置の製造方法であっ
て、前記サーマルビアは前記半導体チップの固定領域の
外側で前記接着剤の高さを変えない程度に近接した位置
に形成しておき、その後前記サーマルビアから外れたチ
ップ固定用パッド上に接着剤を介して半導体チップを固
定する。前記サーマルビアおよびチップ固定用パッド等
の導体部は銅ペーストの焼成によって形成し、前記セラ
ミック配線基板を構成するセラミック板の焼成時同時に
焼成して形成する。前記チップ固定用パッド上にGaA
sFETを固定するとともに前記セラミック配線基板に
多段にGaAsFETを組み込んで携帯電話用送信部電
力増幅器を構成する。
【0021】(2)セラミック配線基板と、前記セラミ
ック配線基板の表面に設けられたチップ固定用パッド
と、前記セラミック配線基板に貫通して設けられるとと
もに前記チップ固定用パッドに接続されるサーマルビア
と、前記チップ固定用パッド上に接着剤を介して固定さ
れる半導体チップとを有する混成集積回路装置であっ
て、前記サーマルビアは前記半導体チップの固定領域に
設けられているとともにサーマルビアホールに挿入され
た金属体で形成されかつ先端面は前記チップ固定用パッ
ドの表面と略同じ面になっている。前記半導体チップは
GaAsFETからなるとともに、前記セラミック配線
基板には多段にGaAsFETが構成されて携帯電話用
送信部電力増幅器が構成されている。
【0022】このようなパワーアンプモジュールは以下
の方法によって製造される。
【0023】チップ固定用パッドに連なるサーマルビア
を有するセラミック配線基板を形成する工程と、前記チ
ップ固定用パッド上に接着剤を介して半導体チップを固
定する工程を有する混成集積回路装置の製造方法であっ
て、前記セラミック配線基板を焼成によって形成する
際、前記チップ固定用パッドに連なるようにサーマルビ
アホールを形成した状態で焼成を行い、その後前記チッ
プ固定用パッドの表面と略同一の面になるように前記サ
ーマルビアホールに金属体を埋め込み、ついで接着剤を
介して半導体チップを前記チップ固定用パッド上に固定
する。前記チップ固定用パッド上にGaAsFETを固
定するとともに前記セラミック配線基板に多段にGaA
sFETを組み込んで携帯電話用送信部電力増幅器を構
成する。
【0024】前記(1)の手段によれば、セラミック配
線基板を形成する際の焼成において、サーマルビアの上
下端がチップ固定用パッドの表面よりも盛り上がっても
サーマルビアは半導体チップの周縁の外側に設けられて
いることから、前記チップ固定用パッドに接着剤を介し
て半導体チップを固定した場合、前記接着剤とチップ固
定用パッドとの間に空隙が発生しなくなり、熱抵抗の増
大が抑えられるため、GaAsFETは安定して動作す
る。
【0025】また、半導体チップは盛り上がったサーマ
ルビアで支持されないことから、接着剤の厚さは薄くな
り、熱抵抗の低減からGaAsFETの温度特性が良好
になる。
【0026】前記(2)の手段によれば、セラミック配
線基板を形成した後にサーマルビアホールに金属体をチ
ップ固定用パッドの表面と略一致するように埋め込むこ
とから、半導体チップの固定領域の平坦化が可能にな
り、前記チップ固定用パッドに接着剤を介して半導体チ
ップを固定した場合、前記接着剤とチップ固定用パッド
との間に空隙が発生しなくなり、熱抵抗の増大が抑えら
れるため、GaAsFETは安定して動作する。
【0027】また、半導体チップは薄いチップ固定用パ
ッド上に接着剤を介して固定されることから、接着剤の
厚さを薄くでき、熱抵抗の低減からGaAsFETの温
度特性が良好になる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、発明の実施の形態を
説明するための全図において、同一機能を有するものは
同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
【0029】(実施形態1)図1乃至図7は本発明の実
施形態1の混成集積回路装置(GaAsパワーアンプモ
ジュール)に係わる図であって、図1は半導体チップの
固定状態を示す断面図、図2はパワーアンプモジュール
の断面図、図3はパワーアンプモジュールの等価回路
図、図4は実装基板の平面図、図5はGaAsFETチ
ップの固定状態を示す平面図、図6はGaAsFETチ
ップの固定状態を示す断面図、図7はパワーアンプモジ
ュールの実装状態を示す断面図である。
【0030】本実施形態1の混成集積回路装置(パワー
アンプモジュール)20は、矩形偏平体となり、図2に
示すような断面構造になっている。
【0031】すなわち、パワーアンプモジュール20
は、図2に示すように、矩形状のモジュール基板1(図
4参照)と、このモジュール基板1の電子部品搭載面側
を被うように取り付けられるキャップ21とからなって
いる。
【0032】前記キャップ21は、導電性の金属板を矩
形箱状に折り曲げ成形して形成され、平坦な天井板22
と、この天井板22の周縁下面側に突出する側壁23と
からなっている。前記キャップ21は、たとえば0.2
mm程度の厚さの金属板によって形成されている。
【0033】また、前記側壁23には下縁から平行に2
本のスリットが設けられて舌片状のクランプ片24が設
けられている。このクランプ片24は前記天井板22の
少なくとも対向する2辺の側壁23にそれぞれ2本設け
られている。また、前記クランプ片24は内方に屈曲
し、モジュール基板1の側面に設けられた窪んだ取付部
25に弾力的に嵌合するようになっている。この結果、
対向するクランプ片24によってキャップ21はモジュ
ール基板1に弾力的に取り付けられる。
【0034】また、前記窪んだ取付部25はその表面が
グランド配線層26となっている。前記嵌合片24は半
田27によって前記グランド配線層26に機械的かつ電
気的に接続されている。これによって、モジュール基板
1はキャップ21によって電磁シールドされることにな
る。なお、前記クランプ片24をグランド配線層26に
固定する半田27は、たとえばクリーム半田等の塗布
と、リフローによって形成される。
【0035】なお、前記キャップ21とモジュール基板
1との固定構造は、半田以外の接着剤による固定、また
は機械的固定でもよい。
【0036】一方、前記モジュール基板1は、表面に銅
ペーストを所定パターンに印刷した所定パターンのセラ
ミック板2を複数枚積層しかつ焼成して形成されたもの
で、多層配線基板構造になっている。
【0037】前記セラミック板2は、たとえば0.15
mm程度の厚さであり、配線,チップ固定用パッド等の
導体部の厚さは0.02mm程度であり、上下の配線等
を電気的に接続する上下接続導体やサーマルビアの直径
は0.2mm程度である。
【0038】前記モジュール基板1の最上層のセラミッ
ク板2の上面には、チップ抵抗やチップコンデンサ等の
チップ部品14が搭載されている。
【0039】本実施形態1では、モジュール基板1は3
枚のセラミック板2を積層した構造となっていて、露出
する最下層のセラミック板2上に設けられたチップ固定
用パッド6上に接着剤16(図1参照)を介して半導体
チップ17が固定されている。接着剤16は、たとえば
銀ペーストが使用される。銀ペーストはAuSnに比較
して接着のための設備を必要としない実益がある。
【0040】また、半導体チップ17の図示しない電極
と、二段目のセラミック板2の上面に設けられた配線5
の先端のワイヤ接続パッド8は、導電性のワイヤ12で
接続されている。
【0041】また、前記半導体チップ17やワイヤ12
等は、絶縁性樹脂からなる封止体30で覆われている。
【0042】他方、これが本発明の特徴の一つである
が、前記半導体チップ17が固定されるセラミック板2
には、図1および図5に示すように、半導体チップ17
で発生する熱を下方に伝達するサーマルビア11が設け
られている。
【0043】このサーマルビア11は、前記半導体チッ
プ17が固定される領域の外側に設けられ、半導体チッ
プ17が固定されるチップ固定用パッド6に連なってい
る。サーマルビア11は半導体チップ17で発生する熱
を放散するために、半導体チップ17が固定される領域
からは外れるが、できるだけ近接した位置に設けられて
いる。
【0044】これは、前記モジュール基板1の形成時、
生のセラミック板(グリーンシート)と、銅ペーストの
硬化収縮率の違いによって、サーマルビア11の上下端
が、図1に示すように、セラミック板2の平坦面を延在
するチップ固定用パッド6や配線5等の導体部15より
も数十μm突出することによる。すなわち、半導体チッ
プ17をチップ固定用パッド6上に接着剤16を介して
固定した場合、半導体チップ17の下面が前記突出した
サーマルビア11上に位置すると、接着剤16とチップ
固定用パッド6との間に空隙が発生し放熱効果が低下す
るおそれがある。
【0045】このため、このような空隙が発生しないよ
うに半導体チップの固定領域から外してサーマルビア1
1を設ける。たとえば、サーマルビア11は前記半導体
チップの固定領域から0.3〜0.5mm程度離す。
【0046】図6は半導体チップ17の固定方法を示す
図である。同図に示すように、モジュール基板1のチッ
プ固定用パッド6上にスタンプによって接着剤16を形
成する。この際、接着剤16はサーマルビア11にかか
らない位置に設ける。
【0047】つぎに、半導体チップ17を下端に保持す
るキャピラリ35を操作して半導体チップ17を前記接
着剤16上に載置し、かつ前記接着剤16を硬化処理さ
せて半導体チップ17をチップ固定用パッド6上に固定
する。
【0048】接着剤16は平坦なチップ固定用パッド6
上に固定されるため、チップ固定用パッド6と接着剤1
6との間に空隙が発生せず、熱抵抗の増大が抑止でき
る。
【0049】また、チップ固定用パッド6は、たとえば
20μm程度の厚さであり、サーマルビア11の盛り上
がり部分19によって接着剤16が厚くなることもない
ことから、熱抵抗を低く抑えることができる。
【0050】本実施形態1のパワーアンプモジュール2
0は、能動部品として、電界効果トランジスタを構成す
るGaAsFETチップ(半導体チップ)17を回路的
に多段に接続して、携帯電話用送信部電力増幅器を構成
している。本実施形態1では、半導体チップ17を回路
的に2段に接続したパワーアンプモジュールとなってい
る。
【0051】図3は本実施形態1のパワーアンプモジュ
ールの等価回路を示す回路図であり、図4はモジュール
基板1における電子部品の搭載状態と端子との相関を示
す図である。
【0052】図4に示すように、モジュール基板1の中
央部分には、能動部品として二つのGaAsFET(Q
1,Q2)が配置され、その周囲のモジュール基板1の
上面には、受動部品としてはチップ抵抗(R11,R1
2,R14,R15,R20〜R22)、チップコンデ
ンサ(C11〜C13,C20,C22,C23,C2
5〜C27,C30〜C33,C36,C41)が搭載
されている。図4および図5において、10はセラミッ
ク板2の上下の配線5,チップ固定用パッド6,電極固
定パッド7,ワイヤ接続パッド8等の導体部15を接続
する上下接続導体であり、11はサーマルビアである。
【0053】矩形のモジュール基板1の4辺には表面実
装用の外部端子40が設けられている。外部端子40は
モジュール基板1の下面から側面に亘って設けられ、図
4に示すように、モジュール基板1の左辺には上から下
に沿って入力端子(Pin)41,初段ドレーン端子(V
d1)42,グランド端子(GND)43,後段ドレー
ン端子(Vd2)44が並び、モジュール基板1の下辺
には左から右に沿ってグランド端子(GND)45,4
7が並び、モジュール基板1の右辺には下から上に沿っ
て出力端子(Pout)48,グランド端子(GND)4
9,50,ゲートバイアス端子(Vg)51が並び、モ
ジュール基板1の上辺には右から左に沿ってグランド端
子(GND)53が並ぶ。
【0054】前記グランド端子(GND)45,53は
辺に沿って長く設けられ、実装基板上の2個のグランド
配線が接続されるようになっている。
【0055】図3の等価回路で示すように、初段のGa
AsFET(Q1)のゲートには入力端子(Pin)41
が接続され、初段のソースは後段のGaAsFET(Q
2)のゲートに接続されている。
【0056】後段のGaAsFET(Q2)のソースは
出力端子(Pout)48に接続されている。
【0057】ゲートバイアス端子(Vg)51は初段の
GaAsFET(Q1)のゲートと後段のGaAsFE
T(Q2)のゲートに接続されている。
【0058】初段のGaAsFET(Q1)のソースに
は初段ドレーン端子(Vd1)42が接続され、後段の
GaAsFET(Q2)のソースには後段ドレーン端子
(Vd2)44が接続されている。
【0059】図3においてS1〜S3はマイクロストリ
ップラインである。
【0060】入力端子(Pin)41と初段のGaAsF
ET(Q1)との間には、C11,C12,S1,R1
1,C13によって入力整合回路が形成されている。
【0061】R11は初段のGaAsFET(Q1)の
バイアス電流調整抵抗であり、R21は後段のGaAs
FET(Q2)のバイアス電流調整抵抗である。
【0062】S2,C22,C23,C25,C26,
C27によって段間整合回路が形成されている。
【0063】C31,S3,C32,C33,C36に
よって出力整合回路が形成されている。
【0064】また、C20,C30はバイパスコンデン
サである。
【0065】本実施形態1では、GaAsFETを2段
に組み込んで、800〜1000MHz、さらには1.
4〜1.7GHzの携帯電話用のパワーアンプモジュー
ルとすることもできる。
【0066】このようなパワーアンプモジュール20の
製造においては、図1,図2,図4に示すようなモジュ
ール基板1を製造する。この際、図1に示すように、チ
ップ固定領域から外れたチップ固定用パッド6部分にサ
ーマルビア11を形成する。そして、半導体チップ17
をチップ固定用パッド6に固定する場合は、チップ固定
用パッド6上にスタンプによって接着剤16を形成した
後、キャピラリ35を操作してキャピラリ35の下端に
保持された半導体チップ17を前記接着剤16上に載置
する。その後、前記接着剤16を硬化処理させて半導体
チップ17をチップ固定用パッド6上に固定する。
【0067】接着剤16は平坦なチップ固定用パッド6
上に固定されるため、チップ固定用パッド6と接着剤1
6との間に空隙が発生せず、熱抵抗の増大が抑止でき
る。
【0068】つぎに、半導体チップ17の電極とワイヤ
接続パッド8をワイヤ12で接続する。また、前記半導
体チップ17を絶縁性樹脂からなる封止体30で覆う。
【0069】一方、前記モジュール基板1の上面には、
図4に示すように、所定のチップ部品14を搭載すると
ともに、各電極と電極固定パッド7を半田リフローによ
って接続する。
【0070】モジュール基板1にチップ部品14を搭載
した後、モジュール基板1の上面側を覆うようにキャッ
プ21を取り付け、かつキャップ21のクランプ片24
をモジュール基板1の側面のグランド配線層26に半田
27で固定する。
【0071】これによって電磁シールド構造のパワーア
ンプモジュール20が製造されることになる。
【0072】図7は本実施形態1のパワーアンプモジュ
ール20の実装状態を示す断面図である。実装基板55
の配線56にパワーアンプモジュール20の外部端子4
0を半田57を介して固定した構造になっている。
【0073】モジュール基板1の下面側では、入力端子
(Pin)41,初段ドレーン端子(Vd1)42,後段
ドレーン端子(Vd2)44,出力端子(Pout)4
8、ゲートバイアス端子(Vg)51を除く殆どの面に
グランド配線層26が形成され、かつこのグランド配線
層26のモジュール基板1の4辺の各外部端子40部分
で半田57を介して実装基板55の配線56に接続され
ていることから、半導体チップ17で発生した熱は半導
体チップ17が固定されたチップ固定用パッド6,サー
マルビア11,グランド配線層26,半田57を介して
実装基板55の配線56に伝熱放散されることになり、
効果的な放熱が達成されることになる。
【0074】本実施形態1のパワーアンプモジュールの
製造技術によれば以下の効果を奏する。
【0075】(1)セラミック配線基板からなるモジュ
ール基板1を形成する際の焼成において、サーマルビア
11の上下端がチップ固定用パッド6の表面よりも盛り
上がっても、サーマルビア11は半導体チップ17の周
縁の外側、すなわち半導体チップ17の固定領域の外側
に設けられていることから、前記チップ固定用パッド6
に接着剤16を介して半導体チップ17を固定した場
合、前記接着剤16とチップ固定用パッド6との間に空
隙が発生しなくなり、熱抵抗の増大が抑えられるため、
GaAsFETは安定して動作する。
【0076】(2)半導体チップ17は盛り上がったサ
ーマルビア11で支持されないことから、接着剤16の
厚さは薄くなり、熱抵抗の低減からGaAsFETの温
度特性が良好になる。
【0077】(実施形態2)図8は本発明の実施形態2
のパワーアンプモジュールにおける半導体チップの固定
方法を示す図である。
【0078】本実施形態2では、図8(c)に示すよう
に、複数のセラミック板2を積層して構成されたセラミ
ック配線基板からなるモジュール基板1と、前記モジュ
ール基板1の表面に設けられたチップ固定用パッド6
と、前記モジュール基板1に貫通して設けられるととも
に前記チップ固定用パッド6に接続されるサーマルビア
11と、前記チップ固定用パッド6上に接着剤16を介
して固定される半導体チップ17とを有するパワーアン
プモジュールであり、前記サーマルビア11は前記半導
体チップ17の固定領域に設けられている。
【0079】サーマルビア11が半導体チップ17の固
定領域内に設けられることから、サーマルビア11の上
面は前記モジュール基板1の上面のチップ固定用パッド
6の上面と略一致している。
【0080】また、特に限定されるものではないが、前
記サーマルビア11の下面は前記モジュール基板1の下
面の配線5(グランド配線層26)の表面と略一致して
いる。
【0081】前記サーマルビア11はセラミック板2に
金属体(金属棒)を挿入して形成されている。また、前
記チップ固定用パッド6の厚さは、たとえば20μmと
薄くなっている。
【0082】前記半導体チップ17はGaAsFETか
らなるとともに、前記モジュール基板1には2段にGa
AsFET(半導体チップ17)が構成されて携帯電話
用送信部電力増幅器が構成されている。
【0083】本実施形態2のパワーアンプモジュールは
以下の方法によって製造される。
【0084】先ず、チップ固定用パッド6に連なるサー
マルビア11を有するモジュール基板1を焼成によって
形成する。この際、図8(a)に示すように、前記チッ
プ固定用パッド6に連なるようにセラミック板2にサー
マルビアホール60を形成しておく。
【0085】つぎに、所定枚数のセラミック板2を積層
させた後焼成を行う。この焼成時、セラミック板2を貫
通するように導体ペーストが設けられていないことか
ら、セラミック板2の上下面に形成された配線5,チッ
プ固定用パッド6等の導体部15の表面は平坦になる。
すなわち、チップ固定用パッド6の表面はサーマルビア
ホール60が設けられ部分以外は平坦になる。
【0086】つぎに、図8(b)に示すように、所定寸
法に形成されたサーマルビア11、すなわち金属体(金
属棒)を前記サーマルビアホール60に挿入する。この
際、前記サーマルビア11の上面をチップ固定用パッド
6の表面と略一致した面にする。また、前記サーマルビ
ア11の挿入によって、セラミック板2の上面のチップ
固定用パッド6と、セラミック板2の下面の配線5(グ
ランド配線層26)は電気的に接続される。
【0087】つぎに、図8(c)に示すように、チップ
固定用パッド6上にスタンプによって接着剤16を塗布
する。また、前記接着剤16上にGaAsFETからな
る半導体チップ17を載置した後、前記接着剤16を硬
化処理してチップ固定用パッド6上に半導体チップ17
を固定する。
【0088】本実施形態2のパワーアンプモジュールに
おいては、モジュール基板1を形成した後にサーマルビ
アホール60に金属体をチップ固定用パッド6の表面と
略一致するように埋め込んでサーマルビア11を形成す
ることから、半導体チップ17の固定領域の平坦化が可
能になり、前記チップ固定用パッド6に接着剤16を介
して半導体チップ17を固定した場合、前記接着剤16
とチップ固定用パッド6との間に空隙が発生しなくな
り、熱抵抗の増大が抑えられるため、GaAsFETは
安定して動作する。
【0089】また、半導体チップ17は薄いチップ固定
用パッド6上に接着剤16を介して固定されることと、
サーマルビア11によって半導体チップ17が高く支え
られることもないことから、接着剤16の厚さを薄くで
き、熱抵抗の低減からGaAsFETの温度特性が良好
になる。
【0090】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0091】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0092】(1)セラミック配線基板からなるモジュ
ール基板の上面のチップ固定用パッド上にGaAsFE
Tからなる半導体チップを固定する構造において、サー
マルビアは半導体チップの固定領域から外れて形成され
ていることから、サーマルビアによって半導体チップが
高く支えられることがない。この結果、半導体チップが
サーマルビアによって支えられる結果発生する半導体チ
ップの固定部分での空隙の発生や、半導体チップを固定
するための接着剤が厚くなることが防止できるため、放
熱抵抗の増大が防止できる。また、サーマルビアは半導
体チップに近接した位置に形成されていることから、半
導体チップで発生した熱は効果的にサーマルビアを介し
てモジュール基板の下面側(実装面)側に伝達されるた
め、GaAsFETの温度特性が向上する。
【0093】(2)セラミック配線基板からなるモジュ
ール基板に金属体を挿入してサーマルビアを形成した構
造では、サーマルビアの先端面をモジュール基板のチッ
プ固定用パッドの表面と略一致させることができるた
め、チップ固定用パッドや接着剤の厚さを薄くして放熱
のための熱抵抗の低減を図ることができるとともに、半
導体チップの固定領域にサーマルビアを配置することが
できるため、放熱抵抗の低減が図れ、GaAsFETの
温度特性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1であるパワーアンプモジュ
ールにおける半導体チップの固定状態を示す断面図であ
る。
【図2】本実施形態1のパワーアンプモジュールの断面
図である。
【図3】本実施形態1のパワーアンプモジュールの等価
回路図である。
【図4】本実施形態1のパワーアンプモジュールの回路
基板の平面図である。
【図5】本実施形態1のパワーアンプモジュールにおけ
る半導体チップ部分を示す平面図である。
【図6】本実施形態1のパワーアンプモジュールの製造
における半導体チップの固定状態を示す平面図である。
【図7】本実施形態1のパワーアンプモジュールの実装
状態を示す断面図である。
【図8】本発明の実施形態2であるパワーアンプモジュ
ールにおける半導体チップの固定状態を示す断面図であ
る。
【図9】本出願人においてセラミック配線基板の半導体
チップ固定部分にサーマルビアホールを設けたモジュー
ル基板を示す断面図である。
【符号の説明】
1…モジュール基板、2…セラミック板、3…スルーホ
ール、4…サーマルビアホール、5…配線、6…チップ
固定用パッド、7…電極固定パッド、8…ワイヤ接続パ
ッド、9…表面実装用電極、10…上下接続導体、11
…サーマルビア、12…ワイヤ、14…チップ部品、1
5…導体部、16…接着剤、17…半導体チップ、18
…空隙、19…盛り上がり部分、20…パワーアンプモ
ジュール、21…キャップ、22…天井板、23…側
壁、24…クランプ片、25…取付部、26…グランド
配線層、27…半田、30…封止体、35…キャピラ
リ、40…外部端子、41…入力端子(Pin)、42…
初段ドレーン端子(Vd1)、43,45,47,4
9,50,53…グランド端子(GND)、44…後段
ドレーン端子(Vd2)、48…出力端子(Pout)、
51…ゲートバイアス端子(Vg)、55…実装基板、
56…配線、57…半田、60…サーマルビアホール。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミック配線基板と、前記セラミック
    配線基板の表面に設けられたチップ固定用パッドと、前
    記セラミック配線基板に貫通して設けられるとともに前
    記チップ固定用パッドに連なるサーマルビアと、前記チ
    ップ固定用パッド上に接着剤を介して固定される半導体
    チップとを有する混成集積回路装置であって、前記サー
    マルビアは前記半導体チップの周縁の外側に設けられて
    いることを特徴とする混成集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記サーマルビアおよびチップ固定用パ
    ッド等の導体部は銅ペーストの焼成によって形成され、
    前記セラミック配線基板を構成するセラミック板の焼成
    時同時に焼成されて形成されていることを特徴とする請
    求項1に記載の混成集積回路装置。
  3. 【請求項3】 セラミック配線基板と、前記セラミック
    配線基板の表面に設けられたチップ固定用パッドと、前
    記セラミック配線基板に貫通して設けられるとともに前
    記チップ固定用パッドに接続されるサーマルビアと、前
    記チップ固定用パッド上に接着剤を介して固定される半
    導体チップとを有する混成集積回路装置であって、前記
    サーマルビアは前記半導体チップの固定領域に設けられ
    ているとともにサーマルビアホールに挿入された金属体
    で形成されかつ先端面は前記チップ固定用パッドの表面
    と略同じ面になっていることを特徴とする混成集積回路
    装置。
  4. 【請求項4】 前記半導体チップはGaAsFETから
    なるとともに、前記セラミック配線基板には多段にGa
    AsFETが構成されて携帯電話用送信部電力増幅器が
    構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3
    のいずれか1項に記載の混成集積回路装置。
  5. 【請求項5】 チップ固定用パッドに連なるサーマルビ
    アを有するセラミック配線基板を形成する工程と、前記
    チップ固定用パッド上に接着剤を介して半導体チップを
    固定する工程を有する混成集積回路装置の製造方法であ
    って、前記サーマルビアは前記半導体チップの固定領域
    の外側で前記接着剤の高さを変えない程度に近接した位
    置に形成しておき、その後前記サーマルビアから外れた
    チップ固定用パッド上に接着剤を介して半導体チップを
    固定することを特徴とする混成集積回路装置の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 前記サーマルビアおよびチップ固定用パ
    ッド等の導体部は銅ペーストの焼成によって形成し、前
    記セラミック配線基板を構成するセラミック板の焼成時
    同時に焼成して形成することを特徴とする請求項5に記
    載の混成集積回路装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 チップ固定用パッドに連なるサーマルビ
    アを有するセラミック配線基板を形成する工程と、前記
    チップ固定用パッド上に接着剤を介して半導体チップを
    固定する工程を有する混成集積回路装置の製造方法であ
    って、前記セラミック配線基板を焼成によって形成する
    際、前記チップ固定用パッドに連なるようにサーマルビ
    アホールを形成した状態で焼成を行い、その後前記チッ
    プ固定用パッドの表面と略同一の面になるように前記サ
    ーマルビアホールに金属体を埋め込み、ついで接着剤を
    介して半導体チップを前記チップ固定用パッド上に固定
    することを特徴とする混成集積回路装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記チップ固定用パッド上にGaAsF
    ETを固定するとともに前記セラミック配線基板に多段
    にGaAsFETを組み込んで携帯電話用送信部電力増
    幅器を構成することを特徴とする請求項5乃至請求項7
    のいずれか1項に記載の混成集積回路装置の製造方法。
JP9116697A 1997-05-07 1997-05-07 混成集積回路装置およびその製造方法 Pending JPH10308471A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9116697A JPH10308471A (ja) 1997-05-07 1997-05-07 混成集積回路装置およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9116697A JPH10308471A (ja) 1997-05-07 1997-05-07 混成集積回路装置およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10308471A true JPH10308471A (ja) 1998-11-17

Family

ID=14693617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9116697A Pending JPH10308471A (ja) 1997-05-07 1997-05-07 混成集積回路装置およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10308471A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006525653A (ja) * 2003-05-15 2006-11-09 スカイワークス ソリューションズ,インコーポレイテッド 熱伝導が高められた半導体ダイのパッケージ
JPWO2016080333A1 (ja) * 2014-11-21 2017-08-24 株式会社村田製作所 モジュール
EP3442020A4 (en) * 2016-03-24 2019-12-04 Hitachi, Ltd. POWER SEMICONDUCTOR MODULE

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006525653A (ja) * 2003-05-15 2006-11-09 スカイワークス ソリューションズ,インコーポレイテッド 熱伝導が高められた半導体ダイのパッケージ
JPWO2016080333A1 (ja) * 2014-11-21 2017-08-24 株式会社村田製作所 モジュール
EP3442020A4 (en) * 2016-03-24 2019-12-04 Hitachi, Ltd. POWER SEMICONDUCTOR MODULE

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1211730B1 (en) Stacked power amplifier module
TWI251916B (en) Semiconductor assembled heat sink structure for embedding electronic components
US5717249A (en) RF power amplifying circuit device
US7875498B2 (en) Chip module for complete power train
EP0933816B1 (en) Hybrid module
KR100839067B1 (ko) 전자 회로 모듈과 그 제조 방법
US7872869B2 (en) Electronic chip module
JP3426842B2 (ja) 高周波用電力増幅器
US10096562B2 (en) Power module package
KR20010110421A (ko) 집적 고주파 능력을 갖는 다중 칩 모듈
KR970067892A (ko) 고주파 집적회로장치 및 그 제조방법
JP2003197835A (ja) 電力増幅モジュール及び電力増幅モジュール用要素集合体
JP4480818B2 (ja) 半導体装置
JP3578366B2 (ja) 混成集積回路装置
KR20050002659A (ko) 혼성집적회로
JPH10308471A (ja) 混成集積回路装置およびその製造方法
JP2003514395A (ja) 高電力用マルチチップモジュール
JP2001274278A (ja) マイクロ波半導体装置およびその製造方法
JP2004047866A (ja) 半導体装置
US20230411334A1 (en) Power module for high-frequency use and method for manufacturing the same
JP2583507B2 (ja) 半導体実装回路装置
JPH11177309A (ja) 集積回路装置
JP3510813B2 (ja) ハイブリッドモジュール
JP2592869Y2 (ja) 混成ic装置
JP2001044243A (ja) フリップチップ実装構造

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040408

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050225

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060718

A521 Written amendment

Effective date: 20060912

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20061212

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061215

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131222

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250