JPH10307639A - 電子機器システムおよび携帯形電子機器の機能を拡張するための拡張装置 - Google Patents

電子機器システムおよび携帯形電子機器の機能を拡張するための拡張装置

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JPH10307639A
JPH10307639A JP9116736A JP11673697A JPH10307639A JP H10307639 A JPH10307639 A JP H10307639A JP 9116736 A JP9116736 A JP 9116736A JP 11673697 A JP11673697 A JP 11673697A JP H10307639 A JPH10307639 A JP H10307639A
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JP
Japan
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electronic device
mounting surface
expansion connector
bottom wall
connector
Prior art date
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Application number
JP9116736A
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English (en)
Inventor
Satoshi Ooka
聡 大岡
Yasuhiko Sato
保彦 佐藤
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、載置面からの電子機器の脱落を確実
に防止でき、イジェクト時の信頼性を高めることができ
る電子機器システムおよび携帯形電子機器の機能拡張装
置を得ることにある。 【解決手段】電子機器システムは、第1の拡張コネクタ
26が配置された電子機器本体1と;電子機器本体が置か
れる載置面36と、第1の拡張コネクタが接続される第2
の拡張コネクタ42と、電子機器本体を第2の拡張コネク
タから遠ざかる方向に押し出すイジェクト機構80と、を
含む拡張ステーション30と;を備える。載置面には、ス
トッパ130,131が配置されている。ストッパは、第2の
コネクタ側の端部にゴム製の滑り止め部材135を有し、
滑り止め部材は、電子機器本体の押し出しに伴い第1の
拡張コネクタと第2の拡張コネクタとの接続が解除され
た状態において電子機器本体の底壁4aに引っ掛かる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブック形のポータ
ブルコンピュータのような携帯が可能な電子機器と、こ
の電子機器の機能を拡張するための拡張ステーション
と、を備えている電子機器システム、ならびに電子機器
に多様な外部周辺機器を接続する際に用いる拡張装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ブック形と称するポータブルコンピュー
タは、携帯性を高めるためにコンピュータ本体の小型軽
量化が推し進められている。
【0003】ところで、コンピュータ本体を小型化する
程、外部周辺機器を接続するためのコネクタ類を取り付
ける場所や、ハードディスク駆動装置あるいはフロッピ
ーディスク駆動装置を収容するスペースを確保すること
ができなくなる。そのため、最近のコンパクトなポータ
ブルコンピュータは、コンピュータ本体の後面に拡張ポ
ートを装備しており、この拡張ポートにいわゆるポート
リプリケータと称する拡張ステーションを接続すること
で、据え置き形のコンピュータと比較しても見劣りしな
いような拡張性を確保し得るようになっている。
【0004】この種の拡張ステーションは、外部キーボ
ード、外部ディスプレイあるいはプリンタのような多様
な外部周辺機器を接続するための各種のコネクタや、P
CMCIAカードのような通信系カードを収容するカー
ド収容部を備えている。
【0005】また、この拡張ステーションは、上記コン
ピュータ本体が取り外し可能に置かれる載置部を有して
いる。載置部は、コンピュータ本体に対応した大きさの
平坦な載置面を有し、この載置面の後端部に拡張ポート
コネクタが配置されている。拡張ポートコネクタは、上
記コンピュータ本体の拡張ポートに対応するもので、上
記コネクタ類に電気的に接続されている。
【0006】拡張ポートコネクタは、コンピュータ本体
を載置面に置いた時に、このコンピュータ本体の拡張ポ
ートと向かい合うようになっている。そして、載置面に
置かれたコンピュータ本体を拡張ポートコネクタに向け
てスライドさせると、拡張ポートが拡張ポートコネクタ
に嵌合し、この嵌合により、ポータブルコンピュータと
拡張ステーションとが電気的に接続されるようになって
いる。
【0007】拡張ステーションの載置部には、ポータブ
ルコンピュータを載置面から排出するイジェクト機構が
配置されている。イジェクト機構は、コンピュータ本体
を第2の拡張コネクタから遠ざかる方向に押圧するリリ
ース部材を有している。このため、リリース部材によっ
てコンピュータ本体が押圧されると、第2の拡張コネク
タと第1の拡張コネクタとの嵌合が解除され、ポータブ
ルコンピュータを載置部から取り出せるようになってい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ポータブルコンピュー
タは、コンピュータ本体の上面にキーボードやポインテ
ィングデバイスを有している。このため、ポータブルコ
ンピュータを拡張ステーションに接続した状態におい
て、上記キーボードやポインティングデバイスの操作性
を高めるためには、キーボードの手許側が低くなるよう
な姿勢にコンピュータ本体を傾斜させることが望まし
い。
【0009】この要求を満たすために、拡張ステーショ
ンの載置面を上記拡張コネクタから遠ざかるに従い下向
きに傾斜させた場合、この載置面の傾斜方向と、上記イ
ジェクト機構によるコンピュータ本体の押圧方向とが互
いに一致することになる。
【0010】したがって、載置面に置かれたコンピュー
タ本体がイジェクト機構を介して第2の拡張コネクタか
ら遠ざかる方向に押し出されると、このコンピュータ本
体が載置面に沿って勢いよく滑り落ちてしまい、コンピ
ュータ本体が載置面から不用意に脱落する恐れがあり得
る。
【0011】本発明は、このような事情にもとづいてな
されたもので、その目的は、載置面からの電子機器の脱
落を確実に防止でき、イジェクト時の信頼性を高めるこ
とができる電子機器システムおよび携帯形電子機器の機
能拡張装置を得ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載された発明は、底壁およびこの底壁
に連なる後壁を有し、この後壁に第1の拡張コネクタが
配置された電子機器本体と;この電子機器本体が取り外
し可能に置かれるとともに、この電子機器本体の底壁に
対応するような大きさを有する載置面と、上記電子機器
本体の第1の拡張コネクタが取り外し可能に接続される
第2の拡張コネクタと、上記載置面に置かれた電子機器
本体を上記第2の拡張コネクタから遠ざかる方向に押し
出すことにより、上記第1の拡張コネクタと第2の拡張
コネクタとの接続を解除するイジェクト機構と、を含む
拡張ステーションと;を備えている電子機器システムを
前提としている。そして、上記載置面上に、上記電子機
器本体の底壁に向けて突出するストッパを配置し、この
ストッパは、上記第2のコネクタ側の端部にゴム製の滑
り止め部材を有し、この滑り止め部材は、上記電子機器
本体の押し出しに伴い上記第1の拡張コネクタと上記第
2の拡張コネクタとの接続が解除された状態において上
記電子機器本体の底壁に引っ掛かることを特徴としてい
る。
【0013】このような構成によれば、載置面上に電子
機器本体が置かれている状態において、イジェクト機構
を介して電子機器本体を第2の拡張コネクタから遠ざか
る方向に押圧すると、第1の拡張コネクタと第2の拡張
コネクタとの接続が解除される位置まで電子機器本体が
押し出された際に、滑り止め部材が電子機器本体の底壁
に引っ掛かる。
【0014】この滑り止め部材は、摩擦係数の大きいゴ
ム製であるため、滑り止め部材と電子機器本体の底壁と
の接触部分には大きな摩擦力が作用する。そのため、電
子機器本体は、第1の拡張コネクタと第2の拡張コネク
タとの接続が解除された時点で載置面上の所定の位置に
停止され、この電子機器本体が勢い余って載置面から脱
落するのを防止できる。
【0015】上記目的を達成するため、請求項8に記載
された発明は、底壁およびこの底壁に連なる後壁を有
し、上記底壁の後端部に下向きに突出された座部を有す
るとともに、上記後壁に第1の拡張コネクタが配置され
た合成樹脂製の筐体を含む電子機器本体と;この電子機
器本体の筐体を支持する合成樹脂製の載置部と、この載
置部に配置され、上記第1の拡張コネクタに取り外し可
能に接続される第2の拡張コネクタと、上記筐体を上記
第2の拡張コネクタから遠ざかる方向に押し出すイジェ
クト機構と、を含む拡張ステーションと;を備えてお
り、上記筐体を上記載置部上で上記第2の拡張コネクタ
に向けてスライドさせることにより、上記第1の拡張コ
ネクタと上記第2の拡張コネクタとを互いに接続するよ
うにした電子機器システムを前提としている。そして、
上記載置部は、上記筐体が摺動可能に置かれるととも
に、上記第2の拡張コネクタから遠ざかるに従い下向き
に傾斜された載置面と、この載置面上に配置され、上記
筐体の底壁に向けて突出するストッパと、を有し、この
ストッパは、上記載置面に一体に形成された合成樹脂製
の突出部と、この突出部の第2の拡張コネクタ側の端部
に配置されたゴム製の滑り止め部材と、を含み、この滑
り止め部材は、上記筐体の押し出しに伴い上記第1の拡
張コネクタと上記第2の拡張コネクタとの接続が解除さ
れた状態において上記筐体の座部に引っ掛かることを特
徴としている。
【0016】このような構成によれば、載置面上に電子
機器本体の筐体が置かれている状態において、この筐体
をイジェクト機構を介して第2の拡張コネクタから遠ざ
かる方向に押圧すると、第1の拡張コネクタと第2の拡
張コネクタとの接続が解除される位置まで筐体が押し出
された際に、滑り止め部材が筐体の底壁の座部に引っ掛
かる。
【0017】この滑り止め部材は、摩擦係数の大きいゴ
ム製であるため、この滑り止め部材と座部との接触部分
に大きな摩擦力が作用する。そのため、載置面が下向き
に傾斜されているにも拘わらず、上記筐体は、第1の拡
張コネクタと第2の拡張コネクタとの接続が解除された
時点で載置面上の所定の位置に停止され、この筐体が勢
い余って載置面から脱落するのを防止できる。
【0018】また、滑り止め部材の前側には、合成樹脂
製の突出部が位置するので、筐体を第2の拡張コネクタ
に向けてスライドさせる際には、見掛け上、突出部によ
って滑り止め部材が筐体のスライド方向の前方側から覆
われる。このため、筐体の底壁が滑り止め部材と接触し
合うのを防止でき、底壁と滑り止め部材との間に大きさ
摩擦力が作用することはない。よって、筐体のスライド
操作を円滑に行うことができる。
【0019】上記目的を達成するため、請求項11に記
載された発明は、後壁に第1の拡張コネクタを有する電
子機器が取り外し可能に置かれるとともに、この電子機
器の底壁に対応するような大きさを有する載置面と;上
記電子機器の第1の拡張コネクタが取り外し可能に接続
される第2の拡張コネクタと;上記載置面に置かれた電
子機器を上記第2の拡張コネクタから遠ざかる方向に押
し出すことにより、上記第1の拡張コネクタと上記第2
の拡張コネクタとの接続を解除するイジェクト機構と;
を含む拡張装置を前提としている。そして、上記載置面
上に、上記電子機器の底壁に向けて突出するストッパを
配置し、このストッパは、上記第2の拡張コネクタ側の
端部にゴム製の滑り止め部材を有し、この滑り止め部材
は、上記電子機器の押し出しに伴い上記第1の拡張コネ
クタと上記第2の拡張コネクタとの接続が解除された状
態において上記電子機器の底壁に引っ掛かることを特徴
としている。
【0020】このような構成によれば、載置面上に電子
機器が置かれている状態において、イジェクト機構を介
して電子機器を第2の拡張コネクタから遠ざかる方向に
押圧すると、第1の拡張コネクタと第2の拡張コネクタ
との接続が解除される位置まで電子機器が押し出された
際に、滑り止め部材が電子機器の底壁に引っ掛かる。
【0021】この滑り止め部材は、摩擦係数の大きなゴ
ム製であるため、この滑り止め部材と電子機器の底壁と
の接触部分には大きな摩擦力が作用する。そのため、電
子機器は、第1の拡張コネクタと第2の拡張コネクタと
の接続が解除された時点で載置面上の所定の位置に停止
され、この電子機器本が勢い余って載置面から脱落する
のを防止できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を、図1
ないし図22にもとづいて説明する。
【0023】図1および図2は、電子機器本体としての
ブック形のポータブルコンピュータ1を示している。こ
のポータブルコンピュータ1は、コンピュータ本体2
と、このコンピュータ本体2に支持されたディスプレイ
ユニット3とで構成されている。
【0024】コンピュータ本体2は、合成樹脂製の筐体
4を備えている。この筐体4は、底壁4a,左右の側壁
4b(右側のみを図示)、前壁4c、後壁4dおよび上
壁4eを有する偏平な箱状をなしている。筐体4の上壁
4eは、パームレスト6とキーボード装着部7とを有し
ている。パームレスト6は、上壁4eの前端部におい
て、筐体4の幅方向に延びている。キーボード装着部7
は、パームレスト6の後方に位置されており、このキー
ボード装着部7にキーボード8が取り付けられている。
【0025】ディスプレイユニット3は、偏平な箱状を
なす合成樹脂製のディスプレイハウジング10と、この
ディスプレイハウジング10の内部に収容された液晶表
示装置(LCD)11とを備えている。ディスプレイハ
ウジング10は、表示用の開口部10aが開口された前
面を有し、この開口部10aを通じてLCD11の表示
画面11aがディスプレイハウジング10の外方に露出
されている。
【0026】ディスプレイハウジング10は、上記筐体
4の後端部に図示しないヒンジ装置を介して回動可能に
支持されている。そのため、ディスプレイユニット3
は、上記パームレスト6やキーボード8を覆い隠す閉じ
位置と、パームレスト6やキーボード8を露出させる開
き位置とに亘って回動可能となっている。
【0027】筐体4は、パック収容部12を備えてい
る。パック収容部12は、筐体4の前半部の右側の角部
に位置されている。パック収容部12は、筐体4の底壁
4aおよび右側の側壁4bに連続して開放するような凹
所にて構成されている。
【0028】パック収容部12には、CD−ROM駆動
装置あるいはフロッピーディスク駆動装置のようなパッ
ク状機器13が選択的に取り外し可能に収容されてい
る。パック状機器13は、パック収容部12にきっちり
と嵌まり込むような大きさを有する偏平な箱形をなして
いる。このパック状機器13は、筐体4の底壁4aに連
なる底面14aと、筐体4の右側の側壁4bに連なる側
面14bとを有している。パック状機器13の底面14
aは、筐体4の底壁4aの下面から下向きに数mm突出
されている。この底面14aの右端部には、第1の前脚
15aが一体に形成されている。
【0029】筐体4の底壁4aの下面の左端部には、第
2の前脚15bが一体に形成されている。第2の前脚1
5bは、筐体4の奥行き方向に延びている。第1および
第2の前脚15a,15bは、筐体4の幅方向に互いに
離間して配置されており、これら第1および第2の前脚
15a,15bの下面は、同一平面上に位置されてい
る。
【0030】また、底壁4aの下面には、第1の係合部
16aが形成されている。図14に示すように、第1の
係合部16aは、筐体4の後方に向けて開口された挿入
口17を有している。この第1の係合部16aは、上記
第1および第2の前脚15a,15bの間に位置されて
いる。
【0031】図2に示すように、筐体4の底壁4aの後
端部には、座部19が一体に形成されている。座部19
は、底壁4aの下面から下向きに数mm突出されてお
り、この座部19の下面は、上記第1および第2の前脚
15a,15bの下面と略同一平面上に位置されてい
る。座部19は、底壁4aに連なる前面19cを有して
いる。この前面19cは、図21に示すように、底壁4
aの下方に進むに従い後方に傾斜された傾斜面となって
いる。
【0032】座部19は、筐体4の幅方向に沿って延び
ており、この座部19の後端部は、筐体4の後壁4dに
連なっている。座部19は、筐体4の幅方向に離間され
た右端部19aと左端部19bとを有している。座部1
9の右端部19aには、第2の係合部16bが形成され
ている。座部19の左端部19bには、第3の係合部1
6cが形成されている。
【0033】第2および第3の係合部16b,16c
は、筐体4の奥行き方向に延びる凹所にて構成されてい
る。第2および第3の係合部16b,16cの後端は、
筐体4の後壁4dと座部19の下面とで規定される角部
に開放されている。第2および第3の係合部16b,1
6cの前端は、筐体4の後方に向けて開放された挿入口
20を有し、この挿入口20は、第2および第3の係合
部16b,16cの後端と向かい合っている。
【0034】座部19は、一対のガイド部21a,21
bを有している。ガイド部21a,21bは、座部19
の右端部19aおよび左端部19bから筐体4の前方に
向けて直線状に延びている。ガイド部21a,21b
は、座部19と同様に筐体4の底壁4aの下面から下向
きに数mm突出されている。ガイド部21a,21b
は、座部19の右端部19aの側縁および左端部19b
の側縁に夫々連なっている。これらガイド部21a,2
1bを含む座部19の右端部19aの側縁および左端部
19bの側縁は、筐体4の底壁4aの下面と協働して一
対の段差部22a,22bを構成している。これら段差
部22a,22bは、筐体4の幅方向に離間した位置に
おいて、この筐体4の奥行き方向に沿って直線状に延び
ている。そして、上記底壁4aの前端の第1および第2
の前脚15a,15bは、上記段差部22a,22bの
延長線上に位置されている。
【0035】また、図2に示すように、筐体4の底壁4
aには、一対の嵌合孔23が開口されている。嵌合孔2
3は、夫々底壁4aの後端の角部に位置され、この筐体
4の幅方向に互いに離れている。
【0036】図2に示すように、筐体4は、外部キーボ
ード、外部CRTディスプレイあるいはプリンタのよう
な外部周辺機器を接続するための複数の増設コネクタ2
5をを備えている。増設コネクタ25は、筐体4の後壁
4dに一列に並べて配置されている。また、筐体4の後
壁4dの中央部には、第1の拡張コネクタ26が配置さ
れている。この第1の拡張コネクタ26は、図3に示す
ようなポートリプリケータと称する拡張ステーション3
0を接続するためのものである。
【0037】拡張ステーション30は、ポータブルコン
ピュータ1の機能を拡張する際に用いる拡張装置であ
り、ポータブルコンピュータ1とは別体となっている。
図3ないし図5に示すように、拡張ステーション30
は、合成樹脂製の本体31を有している。本体31は、
底壁31a、左右の側壁31b(右側のみを図示)、後
壁31cおよび上壁31dを有する偏平な箱状をなして
いる。
【0038】この本体31は、ベース32と、このベー
ス32に連結されたアッパカバー33とを備えている。
ベース32は、上記底壁31aと、この底壁31aの周
縁に連なる上記側壁31bおよび後壁31cを有してい
る。アッパカバー33は、上壁31dを有する平坦な板
状をなしており、この上壁31dの周縁部が底壁31a
の前端縁部、側壁31bおよび後壁31cの上縁部に夫
々連なっている。
【0039】この本体31は、上記ポータブルコンピュ
ータ1の筐体4を取り外し可能に支持する載置部35を
備えている。載置部35は、本体31の上壁31dにて
構成されている。この上壁31dの上面は、上記筐体4
の底壁4aが重ね合わされる平坦な載置面36をなして
いる。この載置面36は、筐体4の底壁4aに対応する
ような大きさを有している。
【0040】載置面36は、オペレータの手元側に位置
される前端部36aと、この前端部36aとは本体31
の奥行き方向に離間された後端部36bとを有してい
る。この載置面36は、後端部36bから前端部36a
の方向に進むに従い下向きに傾斜されている。そのた
め、拡張ステーション30の載置面36にポータブルコ
ンピュータ1を載置した状態では、パームレスト6がキ
ーボード8よりも低くなるような姿勢にポータブルコン
ピュータ1が傾斜され、キーボード8の操作性が高めら
れている。
【0041】図11ないし図13に示すように、本体3
1の内部には、回路基板37が収容されている。回路基
板37は、上記載置面36と略平行をなすような姿勢で
上記ベース32の底壁31aに支持されている。回路基
板37の後端部は、本体31の後壁31cに隣接されて
いる。回路基板37の後端部には、複数のコネクタ38
が実装されている。これらコネクタ38は、拡張ステー
ション30に外部キーボード、外部CRTディスプレイ
あるいはプリンタのような多様な外部周辺機器を接続す
るためのもので、図6に示すように、上記本体31の後
壁31cに露出されている。
【0042】図5に示すように、本体31の内部には、
カード収容部39が形成されている。カード収容部39
は、メモリカード、I/OカードあるいはLANカード
等として普及しているPCカード(図示せず)を取り出
し可能に収容するためのものである。カード収容部39
は、PCカードを出し入れするカードスロット39aを
有している。カードスロット39aは、本体31の右側
の側壁31bに開口されており、このカードスロット3
9aは、開閉可能なカードカバー39bによって覆われ
ている。
【0043】図3ないし図5に示すように、本体31の
上壁31dの後端部には、凸部40が一体に形成されて
いる。凸部40は、本体31の幅方向に延びるととも
に、この本体31の内部に連なる中空状をなしており、
この凸部40の後端に上記後壁31cが連なっている。
【0044】凸部40は、コネクタ設置面41を備えて
いる。コネクタ設置面41は、凸部40の前端に位置さ
れ、上記載置面36の後端部36bにおいて起立されて
いる。コネクタ設置面41の幅方向の中央部には、第2
の拡張コネクタ42が配置されている。第2の拡張コネ
クタ42は、コネクタ設置面41から突出されていると
ともに、図示しないケーブルを介して上記回路基板37
に電気的に接続されている。この第2の拡張コネクタ4
2は、上記ポータブルコンピュータ1の筐体4を載置面
36に置いた時に、このポータブルコンピュータ1の第
1の拡張コネクタ26と向かい合うようになっている。
【0045】拡張ステーション30の載置面36には、
第1および第2のガイドレール44,45が配置されて
いる。これらガイドレール44,45は、載置面36に
置かれたポータブルコンピュータ1を第2の拡張コネク
タ42に向けてスライドさせる際に、このスライド方向
をガイドするためのものである。
【0046】第1および第2のガイドレール44,45
は、載置面36の幅方向に離間した位置において、この
載置面36の奥行き方向に沿って互いに平行に配置され
ている。第1および第2のガイドレール44,45の前
端は、載置面36の前端部36aに位置されているとと
もに、第1および第2のガイドレール44,45の後端
は、上記コネクタ設置面41に連なっている。
【0047】第1および第2のガイドレール44,45
は、載置面36から突出されており、この突出高さは、
上記筐体4の底壁4aの段差部22a,22bの高さに
対応している。そのため、ポータブルコンピュータ1の
筐体4を載置面36に置くと、第1および第2のガイド
レール44,45の間に、筐体4の第1および第2の前
脚15a,15b、座部19およびガイド部21a,2
1bが位置され、上記第1および第2の前脚15a,1
5bと、上記座部19およびガイド部21a,21bに
連なる段差部22a,22bとが第1および第2のガイ
ドレール44,45に摺動可能に係合するようになって
いる。
【0048】したがって、この係合により、載置面36
の幅方向へのポータブルコンピュータ1の位置決めがな
され、このポータブルコンピュータ1は、第1および第
2のガイドレール44,45との係合部をガイドとして
載置面36の奥行き方向にスライドされる。
【0049】ポータブルコンピュータ1を載置面36に
置くと、載置面36の右側部に位置された第1のガイド
レール44が筐体4のパック状機器13と向かい合うよ
うになっている。この場合、パック状機器13の底面1
4aは、図2に示すように、筐体4の底壁4aから突出
されているため、第1のガイドレール44の突出高さが
第2のガイドレール45と同等であると、第1のガイド
レール44にパック状機器13の底面14aが乗り上げ
てしまい、ポータブルコンピュータ1を精度良くガイド
することができなくなる。
【0050】この問題に対処するため、上記第1のガイ
ドレール44は、上記パック状機器13に対応する前半
部分に、後半部分よりも一段低い凹部46を有してい
る。この凹部46は、上記パック状機器13の底面14
aを避けるためのもので、第1のガイドレール44の前
端に連なっている。そのため、図7から明らかなよう
に、第1のガイドレール44の前半部分の突出高さは、
後半部分の突出高さよりも低くなっており、これによ
り、第1のガイドレール44とパック状機器13との干
渉が阻止されている。
【0051】第1のガイドレール44の前半部分の突出
高さが低くなると、筐体4の第1の前脚15aが第1の
ガイドレール44に引っ掛かり難くなり、第1のガイド
レール44で第1の前脚15aをガイドすることができ
なくなる。
【0052】そこで、本実施形態の拡張ステーション3
0は、上記載置面36の前端部36aに図8に示すよう
な補助レール47を備えている。補助レール47は、上
記第2のガイドレール45に沿って載置面36の奥行き
方向に延びている。これら第2のガイドレール45と補
助レール47とは、互いに平行に配置されている。補助
レール47は、載置面36から突出されており、この補
助レール47の突出高さは、第2のガイドレール45の
突出高さと同等に定められている。
【0053】補助レール47は、第2のガイドレール4
5と協働してガイド溝48を構成している。ガイド溝4
8は、載置面36の前端部36aにおいて、この載置面
36の奥行き方向に延びている。ガイド溝48は、上記
筐体4の第2の前脚15bに対応するもので、載置面3
6の前方および後方に向けて開放されている。
【0054】そのため、上記載置面36に載置されたポ
ータブルコンピュータ1を第2の拡張コネクタ42に向
けてスライドさせると、第2の前脚15bがガイド溝4
8に入り込み、上記第2のガイドレール45と補助レー
ル47とによって摺動可能に挟み込まれるようになって
いる。
【0055】この結果、筐体4の第1の前脚15aを第
1のガイドレール44でガイドすることが困難な場合で
も、載置面36の幅方向への筐体4の前端部の位置決め
がなされ、ポータブルコンピュータ1のガイド機能が損
なわれずに済むことになる。
【0056】図7および図8に示すように、第1および
第2のガイドレール44,45の後端部には、レール幅
が拡大されたロック部44a,45aが形成されてい
る。ロック部44a,45aは、上記コネクタ設置面4
1に連なっている。そして、ロック部44a,45aと
コネクタ設置面41とで規定される角部には、夫々開口
部49が形成されている。これら開口部49は、上記筐
体4の後端の嵌合孔23に対応するもので、上記本体3
1および凸部40の内部に開口されている。
【0057】図3、図4、図7および図8に示すよう
に、拡張ステーション30の載置部35は、合成樹脂製
の一対のリリース部材50,51を備えている。リリー
ス部材50,51は、ポータブルコンピュータ1を第2
の拡張コネクタ42から遠ざかる方向に押し出すための
ものである。リリース部材50,51は、上記第1およ
び第2のガイドレール44,45の後端部に対応した位
置に配置され、これらリリース部材50,51の間に上
記第2の拡張コネクタ42が位置されている。
【0058】リリース部材50,51は、互いに共通の
構成を有するため、右側のリリース部材50を代表して
説明する。図15ないし図19は、夫々載置部35をア
ッパカバー33の裏側から見た状態を示している。これ
ら各図に示すように、リリース部材50は、上記アッパ
カバー33の上壁31dの下面に重ね合わされる板状の
スライダ52を有している。このスライダ52は、載置
面36の奥行き方向に延びる複数のガイド孔53を有し
ている。スライダ52と向かい合う上壁31dの下面
は、複数のガイド突起54を有している。ガイド突起5
4は、スライダ52のガイド孔53に摺動可能に嵌合さ
れている。そのため、スライダ52は、ガイド孔53と
ガイド突起54との嵌合部分をガイドとして上記載置面
36の奥行き方向にスライドするようになっている。
【0059】スライダ52の後端部には、押圧部56が
一体に形成されている。押圧部56は、上壁31dの開
口部49を通じて載置面36上に突出されている。押圧
部56は、平坦な押圧面57を有している。押圧面57
は、載置面36上に筐体4を置いた時に、筐体4の後壁
4dと向かい合うようになっている。
【0060】そのため、上記リリース部材50,51
は、押圧部56が凸部40の内部に押し込まれる第1の
スライド位置と、押圧部56の大部分が載置面36上に
突出される第2のスライド位置とに亘ってスライド可能
に上壁31dに支持されている。このリリース部材5
0,51が第1のスライド位置にスライドされた状態で
は、押圧部56の押圧面57は、第2の拡張コネクタ4
2よりも後方に位置される。同様にリリース部材50,
51が第2のスライド位置にスライドされた状態では、
押圧部56の押圧面57は、第2の拡張コネクタ42よ
りも前方に突出され、上記載置面36上に置かれたポー
タブルコンピュータ1の筐体4を第2の拡張コネクタ4
2から遠ざかる方向に押圧するようになっている。
【0061】図15や図16に示すように、上壁31d
の下面には、保持金具60がねじ止めされている。保持
金具60は、第1および第2の保持部61a,61b
と、これら第1および第2の保持部61a,61bに跨
がる連結部62とを備えている。第1および第2の保持
部61a,61bは、平坦な板状をなしている。これら
第1および第2の保持部61a,61bは、上記上壁3
1dの下面との間で上記リリース部材50,51のスラ
イダ52を摺動可能に挟み込んでおり、このことによ
り、リリース部材50,51がアッパカバー33に保持
されている。
【0062】図9ないし図13に示すように、リリース
部材50,51は、ポータブルコンピュータ1を第2の
拡張コネクタ42に接続した状態にロックするロックレ
バー63を備えている。ロックレバー63は、押圧面5
7の直前に位置される前端部63aと、押圧面57の後
方に位置される後端部63bとを有している。このロッ
クレバー63の前端部63aには、上記筐体4の嵌合孔
23に取り外し可能に嵌合される係合突起64が一体に
形成されている。
【0063】ロックレバー63の後端部63bは、載置
面36の幅方向に延びる水平なピボット軸65を介して
上記押圧部56の後端に支持されている。上記係合突起
64を含むロックレバー63の前端部63aは、上記押
圧面57と共に開口部49を通じて載置面36上に露出
されている。
【0064】このため、ロックレバー63は、上記ピボ
ット軸65を支点として、上記係合突起64が載置面3
6上に突出されるロック位置と、係合突起64が開口部
49の下方に引っ込むロック解除位置とに亘って回動可
能となっている。そして、この場合、ロックレバー63
の枢支部となるピボット軸65は、ロックレバー63の
後端に位置するので、このロックレバー63は、常に前
端部63aを下向きにした姿勢、つまり上記ロック解除
位置に向けて付勢されている。
【0065】図11ないし図13に示すように、ロック
レバー63は、カム面66を有している。カム面66
は、ロックレバー63の下面に形成されている。カム面
66は、ロックレバー63の後端部63bから前端部6
3aに進むに従い下向きに傾斜されている。そして、こ
のカム面66を含むロックレバー63の下面は、上記リ
リース部材50,51のスライダ52に開けた通孔67
(図17に示す)を介して上記保持金具60の第1およ
び第2の保持部61a,61bと向かい合っている。
【0066】保持金具60の第1および第2の保持部6
1a,61bは、ガイドピン70を備えている。ガイド
ピン70は、第1および第2の保持部61a,61bの
上面から上向きに突出されており、その上端が上記ロッ
クレバー63のカム面66に摺動可能に接している。
【0067】そのため、リリース部材50,51が第1
のスライド位置又は第2のスライド位置にスライドされ
ると、ロックレバー63のカム面66とガイドピン70
との位置が相対的に変化し、これらリリース部材50,
51のスライド方向に応じてロックレバー63がロック
位置又はロック解除位置に向けて回動されるようになっ
ている。
【0068】具体的には、図13に示すように、リリー
ス部材50,51が第1のスライド位置にスライドされ
ると、ロックレバー63もリリース部材50,51に追
従して後退し、ロックレバー63のカム面66の前端に
ガイドピン70が位置される。このため、ロックレバー
63は、カム面66の形状に応じて押し上げられ、上記
リリース部材50,51が第1のスライド位置にスライ
ドされた時点でロック位置に回動される。
【0069】また、図12や図13に示すように、リリ
ース部材50,51が第1のスライド位置から第2のス
ライド位置に向けてスライドされると、ロックレバー6
3もリリース部材50,51に追従して前進し、ロック
レバー63のカム面66の後端にガイドピン70が位置
される。このため、ガイドピン70によるロックレバー
63の押し上げが解除され、それ故、ロックレバー63
は、上記リリース部材50,51が第2のスライド位置
にスライドされた時点でロック解除位置に回動される。
【0070】図14に示すように、上記ベース32の底
壁31aには、ホルダ73を介して係止金具74が支持
されている。この係止金具74は、上壁31dを貫通し
て載置面36上に突出される第1の係止部74aを有し
ている。第1の係止部74aは、載置面36の前端部3
6aの中央部に位置されている。この第1の係止部74
aは、載置面36と平行をなして、この載置面36の前
方に向けて延びている。
【0071】図3、図7および図8に示すように、載置
面36の後端部36bには、第2および第3の係止部7
4b,74cが配置されている。これら係止部74b,
74cは、上記第1および第2のガイドレール44,4
5の間において、載置面36の幅方向に互いに離間して
配置されている。第2および第3の係止部74b,74
cは、図16から明らかなように、上記保持金具60の
第1および第2の保持部61a,61bに一体に形成さ
れており、上記上壁31dを貫通して載置面36上に突
出されている。そして、第2および第3の係止部74
b,74cは、載置面36と平行をなして、この載置面
36の前方に向けて延びている。
【0072】第1ないし第3の係止部74a〜74c
は、上記筐体4の第1ないし第3の係合部16a〜16
cに夫々対応するものである。そのため、載置面36に
置いた筐体4を第1および第2のガイドレール44,4
5をガイドとして第2の拡張コネクタ42に向けてスラ
イドさせると、上記第1ないし第3の係止部74a〜7
4cは、第1の拡張コネクタ26と第2の拡張コネクタ
42が接続された時点で第1ないし第3の係合部16a
〜16cの挿入口17,20に夫々挿入されるようにな
っている。この挿入により、第1ないし第3の係止部7
4a〜74cが筐体4の底壁4aに引っ掛かり、載置面
36の上方への筐体4の移動が制限される。
【0073】図15ないし図19に示すように、拡張ス
テーション30は、上記リリース部材50,51を第1
のスライド位置から第2のスライド位置にスライドさせ
るイジェクト機構80を備えている。
【0074】イジェクト機構80は、金属製のスライド
レバー81と、このスライドレバー81に連係する金属
製のイジェクトレバー82と、これらスライドレバー8
1およびイジェクトレバー82を上記アッパカバー33
の上壁31dに保持する金属製の保持プレート83とを
備えている。
【0075】図16に示すように、スライドレバー81
は、第1のアーム部85と第2のアーム部86とを有し
ている。第1のアーム部85は、載置面36の幅方向に
沿って延びている。第2のアーム部86は、第1のアー
ム部85の幅方向の中央部から載置面36の前端部36
aの方向に向けて延びている。
【0076】第1および第2のアーム部85,86は、
上記上壁31dの下面に重ねられている。第1のアーム
部85の中間部と、第2のアーム部86の前端部および
中間部とには、夫々載置面36の奥行き方向に延びるガ
イド孔85a,86a,86bが開口されている。第1
および第2のアーム部85,86と向かい合う上壁31
dの下面は、円柱状をなす第1ないし第3のガイド突起
87a,87b,87cを有している。ガイド突起87
a,87b,87cは、第1および第2のアーム部8
5,86のガイド孔85a,86a,86bに摺動可能
に嵌合されている。
【0077】そのため、スライドレバー81は、ガイド
孔85a,86a,86bとガイド突起87a,87
b,87cとの嵌合部分をガイドとして上記載置面36
の奥行き方向にスライドするようになっている。
【0078】また、第1のアーム部85は、上記保持金
具60の連結部62と上壁31dの下面との間に介在さ
れている。連結部62の中間部は、上壁31dの第1の
ガイド突起87にねじ止めされており、この上壁31d
の下面との間で第1のアーム部85を挟み込んで保持し
ている。
【0079】図16に示すように、第1のアーム部85
は、上記リリース部材50,51のスライダ52に向け
て延びる第1および第2の端部88a,88bを有して
いる。第1および第2の端部88a,88bは、夫々嵌
合孔89を有するとともに、上記スライダ52の下面に
重ねられている。このスライダ52は、嵌合突起90を
有している。嵌合突起90は、上記嵌合孔89に嵌合さ
れており、この嵌合により、リリース部材50,51と
スライドレバー81とが互いに連動されている。
【0080】このことから、スライドレバー81は、上
記リリース部材50,51を第1のスライド位置にスラ
イドさせる第1の操作位置(図17に示す)と、上記リ
リース部材50,51を第2のスライド位置にスライド
させる第2の操作位置(図19に示す)とに亘ってスラ
イドされるとともに、常に第1のリターンスプリング9
0を介して第1の操作位置に向けて付勢されている。
【0081】イジェクトレバー82は、載置面36の右
半分の下方に位置されている。図15ないし図19は、
載置面36を有するアッパカバー33を裏側から見た図
であるため、載置面36に対するイジェクトレバー82
の向きが左右逆の状態で示されている。これら図に示す
ように、イジェクトレバー82は、上壁31dの下面に
重ね合わされており、このイジェクトレバー82の一端
部が上壁31dの下面と第2のアーム部86の中間部と
の間で挟み込まれている。
【0082】イジェクトレバー82の一端部は、円形の
軸受孔91を有し、この軸受孔91に上記上壁31dの
下面の第2のガイド突起87bが回動可能に嵌合されて
いる。そのため、イジェクトレバー82は、第2のガイ
ド突起87bを中心として上記載置面36の奥行き方向
に回動されるようになっている。
【0083】上記保持プレート83は、上記スライドレ
バー81の第2のアーム部86およびイジェクトレバー
82に跨がるような大きさを有している。保持プレート
83は、その周縁部の複数箇所が上壁31dの下面にね
じ止めされ、この上壁4dの下面との間で上記第2のア
ーム部86およびイジェクトレバー82を摺動可能に挟
み込んでいる。そのため、スライドレバー81およびイ
ジェクトレバー82は、上壁31dの下面に支持されて
いる。
【0084】イジェクトレバー82は、ロック部93を
有している。ロック部93は、イジェクトレバー82の
一端部から上記第2のアーム部86に沿って延びてい
る。このロック部93の先端には、下向きに折り曲げら
れた舌片94が形成されている。舌片94は、第2のア
ーム部86の側縁と向かい合っており、この第2のアー
ム部86の側縁には、舌片94が取り外し可能に係合す
る係合部95が形成されている。
【0085】このため、イジェクトレバー82は、ロッ
ク部93の舌片94が第2のアーム部86の係合部95
に引っ掛かる待機位置と、上記舌片94が上記係合部9
5の側方に離脱されるイジェクト位置とに亘って回動さ
れるようになっている。そして、このイジェクトレバー
82は、常に第2のリターンスプリング96を介して上
記待機位置に向けて付勢されている。
【0086】イジェクトレバー82は、リンク連結部9
8を有している。リンク連結部98は、上記ロック部9
3とはイジェクトレバー82の枢支部を挟んだ反対側に
向けて延びている。リンク連結部98は、イジェクトレ
バー82が図17に示す待機位置に回動されている状態
において、上記第2のアーム部86から遠ざかる方向に
傾斜された側縁を有し、このリンク連結部98の先端に
は、ローラ99が回転自在に支持されている。
【0087】イジェクトレバー82のリンク連結部98
と第2のアーム部86の前端部とは、トグルリンク10
3を介して連動されている。トグルリンク103は、第
1の端部103aと第2の端部103bとを有してい
る。トグルリンク103の第1の端部103aは、ピボ
ット軸104を介して上記リンク連結部98に回動可能
に連結されている。トグルリンク103の第2の端部1
03bは、第2のアーム部86の前端部に重ね合わされ
ている。この第2の端部103bには、リンクピン10
5が固定されている。リンクピン105は、第2のアー
ム部86の前端部に開けた連係孔106に摺動可能に嵌
合されている。連係孔106は、スライドレバー81の
スライド方向に沿う長孔状をなしている。
【0088】図17に示すように、イジェクトレバー8
2が待機位置に回動されている状態においては、リンク
連結部98の側縁は、第2のアーム部86から遠ざかる
方向に傾斜され、トグルリンク103の第1の端部10
3aは、第2のアーム部86の側方に遠ざかった位置に
ある。そのため、トグルリンク103は、第2のアーム
部86に対し傾斜されている。
【0089】イジェクトレバー82を待機位置からイジ
ェクト位置に向けて回動させると、図18に示すよう
に、リンク連結部98が第2のアーム部86の方向に移
動する。この移動により、トグルリンク103の第1の
端部103aがイジェクトレバー82の枢支部を通り、
かつスライドレバー81のスライド方向に沿う直線X1
に近づき、トグルリンク103の傾斜角度が小さくな
る。この結果、トグルリンク103の第2の端部103
bが第2のアーム部86の先端の方向に押し出され、リ
ンクピン105が連係孔106の端部に突き当たる。
【0090】このことにより、スライドレバー81が第
1の操作位置から第2の操作位置に向けてスライドを開
始する。この場合、イジェクトレバー82の回動力をス
ライドレバー81に伝えるトグルリンク103は、第2
のアーム部86に対し傾斜された姿勢から上記直線X1
と平行をなすような姿勢に回動されるので、イジェクト
レバー82を回動させようとする力は、上記トグルリン
ク103により三倍程度まで倍加されて上記スライドレ
バ−81の第2のアーム部86に伝えられるようになっ
ている。
【0091】図15ないし図19に示すように、上記ス
ライドレバー81の第2のアーム部86は、カム部10
8を有している。カム部108は、上記トグルリンク1
03や連係孔106の近傍に位置されている。このカム
部108は、上記ローラ99と向かい合うとともに、上
記直線X1に対し傾斜されている。
【0092】ローラ99は、上記トグルリンク103が
スライドレバー81を第2の操作位置に向けて所定のス
トロークで押し出した後に、上記カム部108に当接し
始める。この当接により、スライドレバー81は、カム
部108の形状に応じて一気に第2の操作位置に向けて
スライドされ、スライドレバー81のスライドストロー
クが拡大されるようになっている。
【0093】イジェクトレバー82は、上記本体31の
右側の側壁31bに隣接された支持部110を有してい
る。この支持部110には、合成樹脂製の操作レバー1
11がピボット軸112を介して回動可能に支持されて
いる。操作レバー111は、指先を引っ掛ける先端部1
11aを有している。そして、操作レバー111は、上
記先端部111aが側壁31bに沿うように格納される
第1の回動位置と、上記先端部111aが側壁31bの
側方に突出される第2の回動位置とに亘って回動可能と
なっており、常に図示しないスプリングを介して第1の
回動位置に向けて付勢されている。
【0094】図15に示すように、上記保持プレート8
3は、上記イジェクトレバー82の支持部110に隣接
する位置に、下向きに折り曲げられたフランジ部115
を有している。このフランジ部115には、上記イジェ
クトレバー82を待機位置に保持する金属製のロックレ
バー116が支持されている。
【0095】図20に示すように、ロックレバー116
は、爪部117と、この爪部117とは反対側に位置さ
れた係止片118とを有している。爪部117は、イジ
ェクトレバー82に向けて延びており、このイジェクト
レバー82には、爪部117が取り外し可能に係止され
るロック孔119が形成されている。
【0096】ロックレバー116は、その係止片118
に連なる端部がピボット軸120を介して上記フランジ
部115に回動可能に枢支されている。そのため、ロッ
クレバー116は、イジェクトレバー82が待機位置に
回動されている状態において、上記爪部117がロック
孔119の開口縁部に引っ掛かるロック位置と、爪部1
17がロック孔119から離脱されるロック解除位置と
に亘って回動可能となっている。そして、このロックレ
バー116は、リターンスプリング121を介して常に
上記ロック位置に向けて付勢されている。
【0097】図15に示すように、上記保持プレート8
3のフランジ部115は、上記保持金具60の第1の保
持部61aの前方に位置されている。これらフランジ部
115と第1の保持部61aとの間には、金属製の連係
レバー125が掛け渡されている。連係レバー125
は、上記載置面36の奥行き方向にスライド可能に上記
フランジ部115および第1の保持部61aに支持され
ている。
【0098】連係レバー125は、フランジ部115に
連なる第1の端部125aと、第1の保持部61aに連
なる第2の端部125bとを有している。第1の端部1
25aには、係止孔126が形成されており、この係止
孔126内に上記係止片118が挿入されている。第2
の端部125bは、図3や図5に示すロックシリンダ1
28に連動されている。ロックシリンダ128は、キー
操作によって回動される図示しないカムを有し、このカ
ムが連係レバー125の第2の端部125bに連結され
ている。
【0099】そのため、キー操作によってロックシリン
ダ128のカムを回動させると、上記連係レバー125
は、図20の(A)に示すように、上記係止孔126の
開口縁部が係止片118に引っ掛かる第1のスライド位
置と、図20の(B)に示すように、係止孔126の開
口縁部が係止片118から離脱される第2のスライド位
置とに亘ってスライドされるようになっている。
【0100】連係レバー125が第1のスライド位置に
スライドされ、係止孔126の開口縁部が係止片118
に引っ掛かっている状態では、ロックレバー116は、
ロック位置からロック解除位置に向けて回動することが
できず、その爪部117がロック孔119に引っ掛かっ
た状態に維持される。そのため、イジェクトレバー82
は、待機位置に保持され、イジェクト機構80が操作不
能にロックされる。
【0101】連係レバー125が第2のスライド位置に
スライドされ、係止孔126の開口縁部が係止片118
から離脱された状態では、連係レバー125によるロッ
クレバー116のロックが解除されている。このため、
イジェクトレバー112を待機位置からイジェクト位置
に向けて回動させると、爪部117が係止孔126の開
口縁部に乗り上げ、爪部117が係止孔126から離脱
される。よって、イジェクトレバー112を介してスラ
イドレバー81を第1の操作位置から第2の操作位置に
スライドさせることができる。
【0102】図3に示すように、上記拡張ステーション
30の載置面36には、一対のストッパ130,131
が配置されている。ストッパ130,131は、載置面
36の後端部36b側に偏った位置において、この載置
面36の幅方向に互いに離間して配置されている。
【0103】これらストッパ130,131は、互いに
共通の構成を有するため、一方のストッパ130を代表
して説明する。図22に示すように、ストッパ130
は、載置面36上に張り出す突出部133を有してい
る。突出部133は、合成樹脂製の上壁31dに一体成
形されており、この突出部133の突出高さは、上記第
1および第2のガイドレール44,45と同等に定めら
れている。
【0104】突出部133は、前面133aと、この前
面133aとは反対側に位置された後面133bと、こ
れら前面133aおよび後面133bの上端に連なる上
面133cとを有している。前面133aは、円弧状に
湾曲されているとともに、この前面133aの下端から
上端に進むに従い後方に傾斜されている。後面133b
は、載置面36の幅方向に延びるとともに、この載置面
36に対し略垂直に起立されている。上面133cは、
載置面36と平行をなす平坦面となっている。この上面
133cは、載置面36上に上記ポータブルコンピュー
タ1の筐体4を載置した時に、この筐体4の底壁4aに
摺動可能に接するようになっている。
【0105】図21や図22に示すように、突出部13
3の後面133bと載置面36とで規定される角部に
は、ゴム製の滑り止め部材135が接着されている。滑
り止め部材135は、載置面36の幅方向に延びてい
る。この滑り止め部材135は、載置面36に沿う平坦
なシート部136と、このシート部136の前端に位置
された凸部137とを有している。
【0106】凸部137は、上記突出部133に連なっ
ており、この凸部133の突出高さは、上記突出部13
3の突出高さよりも僅かに小さく定められている。凸部
137は、平坦な上面137aを有している。この上面
137aは、突出部133の上面133cよりも低い位
置に配置され、上記筐体4の底壁4aと僅かな隙間を介
して向かい合うようになっている。
【0107】そして、このような構成のストッパ130
は、上記第1の拡張コネクタ26と第2の拡張コネクタ
42とが互いに接続されるまで筐体4をスライドさせた
状態において、この筐体4の底壁4aの座部19よりも
前方に位置されている。そのため、上記筐体4の座部1
9の前面19cは、ストッパ130の滑り止め部材13
5と向かい合っている。
【0108】次に、上記ポータブルコンピュータ1を拡
張ステーション30に接続する手順について説明する。
【0109】拡張ステーション30の載置面36からポ
ータブルコンピュータ1が取り外されている状態におい
ては、イジェクト機構80のスライドレバー81は、第
1のリターンスプリング90により第2の操作位置に保
持されている。また、イジェクトレバー82は、第2の
リターンスプリング96により待機位置に保持されてい
る。
【0110】そのため、リリース部材50,51は、図
7および図8に示すように、第2のスライド位置に保持
され、その押圧部56の押圧面57がコネクタ設置面4
1の前方に大きく張り出している。
【0111】この状態で、図4に示すように、ポータブ
ルコンピュータ1の筐体4を載置面36に載置する。こ
の際、筐体4は、底壁4aの座部19がストッパ13
0,131の付近に位置するような姿勢で載置面36に
載置し、この底壁4aの左右の段差部22a,22bを
第1および第2のガイドレール44,45の後半部分に
引っ掛ける。このことにより、載置面36の幅方向への
筐体4の位置決めがなされ、第1の拡張コネクタ26と
第2の拡張コネクタ42とが向かい合う。
【0112】次に、オペレータの手作業により、ポータ
ブルコンピュータ1を第2の拡張コネクタ42に向けて
スライドさせる。この際、筐体4の底壁4aには、スト
ッパ130,131の突出部133の上面133cが接
しているが、この上面133cは、筐体4と同様の合成
樹脂製であるため、この接触部に大きな摩擦抵抗が生じ
ることはない。
【0113】しかも、この突出部133は、滑り止め部
材135の前方に位置するので、ポータブルコンピュー
タ1を第2の拡張コネクタ42に向けてスライドさせる
際には、見掛け上、滑り止め部材135が突出部133
によってポータブルコンピュータ1のスライド方向の前
方側から覆われることになる。それとともに、突出部1
33に連なる滑り止め部材135の上面137aは、筐
体4の底壁4aから離れているので、この滑り止め部材
135が筐体4のスライドを妨げることはなく、ポータ
ブルコンピュータ1を第2の拡張コネクタ42に向けて
滑らかにスライドさせることができる。
【0114】筐体4のパック収容部12に装着されたパ
ック状機器13は、その底面14aが筐体4の底壁4a
から突出され、載置面36上の第1のガイドレール44
と向かい合っている。しかるに、第1のガイドレール4
4は、パック状機器13を避ける凹部46を有するの
で、パック状機器13が第1のガイドレール44に乗り
上げることはなく、載置面36上でのポータブルコンピ
ュータ1の傾きを防止できる。
【0115】ポータブルコンピュータ1を第2の拡張コ
ネクタ42に向けてスライドさせていくと、筐体4の前
端の第2の前脚15bが第2のガイドレール45と補助
レール47との間のガイド溝48に摺動可能に嵌まり込
む。これにより、載置面36に対する筐体4の前部の位
置決めがなされる。
【0116】したがって、上記のように凹部46の存在
により、第1のガイドレール44で筐体4の第1の前脚
15aをガイドできないような状況下においても、ポー
タブルコンピュータ1のガイド性が犠牲となることはな
く、ポータブルコンピュータ1のスライド方向を精度良
くガイドすることができる。
【0117】ポータブルコンピュータ1の第1の拡張コ
ネクタ26が第2の拡張コネクタ42の直前に達する
と、筐体4の後壁4dがリリース部材50,51の押圧
面57に当接し、このリリース部材50,51が第2の
スライド位置から第1のスライド位置に向けてスライド
される。
【0118】リリース部材50,51が第1のスライド
位置に向けてスライドされると、図12および図13に
示すように、ロックレバー63もリリース部材50,5
1に追従してスライドする。このロックレバー63のカ
ム面66は、保持金具60に突設されたガイドピン70
に摺動可能に接しているので、上記ロックレバー63の
スライドにより、ガイドピン70とカム面66との位置
が相対的に変化する。このため、ロックレバー63は、
カム面66の形状にもとづいてロック解除位置からロッ
ク位置に向けて上向きに回動され、ロックレバー63の
係合突起64がロック部44a,45aの開口部49を
通じて載置面36上に突出される。
【0119】ポータブルコンピュータ1の第1の拡張コ
ネクタ26が第2の拡張コネクタ42の直前に達する
と、筐体4の底壁4aの嵌合孔23が上記ロック部44
a,45aの開口部49と向かい合う。そのため、ロッ
クレバー63の係合突起64が筐体4の嵌合孔23に嵌
まり込み、ポータブルコンピュータ1は、係合突起64
との嵌合を維持したまま第2の拡張コネクタ42に向け
てスライドされる。
【0120】このスライドにより、第1の拡張コネクタ
26と第2の拡張コネクタ42とが互いに嵌合し合い、
ポータブルコンピュータ1が拡張ステーション30に電
気的に接続される。そして、ロックレバー63の係合突
起64は、筐体4の嵌合孔23に嵌まり込んでいるの
で、第2の拡張コネクタ42から遠ざかる方向へのポー
タブルコンピュータ1のスライドが制限され、ポータブ
ルコンピュータ1が載置面36上にロックされる。
【0121】また、第1の拡張コネクタ26が第2の拡
張コネクタ42の直前に達すると、載置面36上の第1
ないし第3の係止部74a〜74cが筐体4の第1ない
し第3の係合部16a〜16cの挿入口17,20に入
り込み、筐体4の底壁4aに引っ掛かる。このため、ポ
ータブルコンピュータ1が載置面36に押さえ込まれ、
上記第1の拡張コネクタ26と第2の拡張コネクタ42
との接続状態が維持される。
【0122】次に、ポータブルコンピュータ1を拡張ス
テーション30から取り外す手順について説明する。
【0123】まず、ロックシリンダ128を操作するこ
とにより、連係レバー125を第1のスライド位置から
第2のスライド位置にスライドさせ、この連係レバー1
25によるイジェクトレバー82のロックを解除する。
すなわち、連係レバー125を第2のスライド位置にス
ライドさせると、その係止孔126の開口縁部からロッ
クレバー116の係止片118が離脱し、ロックレバー
116は、ロック位置からロック解除位置に向けて自由
に回動し得る状態に移行する。
【0124】次に、本体31の右側の側壁31bに露出
されている操作レバー111の先端部111aに指先を
引っ掛け、この操作レバー111を第1の回動位置から
第2の回動位置に向けて回動させる。そして、この操作
レバー111の先端部111aを載置面36の前方に向
けて引き寄せる。このことにより、イジェクトレバー8
2が待機位置からイジェクト位置に向けて回動される。
【0125】図18に示すように、イジェクトレバー8
2がイジェクト位置に向けて回動されると、その舌片9
4がスライドレバー81の係合部95から離脱し、この
スライドレバー81のロックが解除される。
【0126】また、スライドレバー81のロックが解除
されると同時に、イジェクトレバー82とトグルリンク
103との連結部がスライドレバー81の第2のアーム
部86に近づき、直線X1に対するトグルリンク103
の傾斜角度が小さくなる。このため、トグルリンク10
3の第2の端部103bが連係孔106にガイドされて
第2のアーム部86の先端の方向に押し出され、リンク
ピン105が連係孔106の端部に突き当たる。
【0127】このことにより、イジェクトレバー82の
回動力がスライドレバー81に伝えられ、スライドレバ
ー81が第1の操作位置から第2の操作位置に向けてス
ライドを開始する。この際、トグルリンク103は、第
2のアーム部86に対し傾斜された姿勢からこの第2の
アーム部86に沿うような姿勢に回動されるので、上記
イジェクトレバー82を回動させようとする力は、トグ
ルリンク103により三倍程度まで倍加されてスライド
レバー81に伝えられる。
【0128】スライドレバー81の第1のアーム部85
は、リリース部材50,51のスライダ52に連結され
ているので、スライドレバー81が第1の操作位置から
第2の操作位置に向けてスライドされると、これに追従
してリリース部材50,51が第1のスライド位置から
第2のスライド位置に向けて強制的にスライドされる。
このため、ポータブルコンピュータ1の筐体4がリリー
ス部材50,51の押圧面57によって第2の拡張コネ
クタ42から遠ざかる方向に押し出され、第1の拡張コ
ネクタ26と第2の拡張コネクタ42との嵌合が解除さ
れる。
【0129】リリース部材50,51が第2のスライド
位置に向けてスライドを開始する初期の段階では、上記
のようにイジェクトレバー82の回動力がトグルリンク
103によって三倍程度まで拡大されるので、第1の拡
張コネクタ26と第2の拡張コネクタ42との嵌合力に
容易に打ち勝つことができ、第1の拡張コネクタ26と
第2の拡張コネクタ42との嵌合解除を円滑に行なうこ
とができる。
【0130】第1の拡張コネクタ26と第2の拡張コネ
クタ42との嵌合が解除される位置までリリース部材5
0,51がスライドされると、今度は図19に示すよう
に、イジェクトレバー82のローラ99がスライドレバ
ー81のカム部108に当接する。この当接により、ス
ライドレバー81は、カム部108の形状に応じて第2
の操作位置に向けてスライドされ、スライドレバー81
のスライドストロークが拡大される。
【0131】この結果、載置面36上のポータブルコン
ピュータ1は、リリース部材50,51を介して第2の
拡張コネクタ42から遠ざかる方向に一気に押し出さ
れ、載置面36上の第1ないし第3の係止部74a〜7
4cが筐体4の第1ないし第3の係合部16a〜16c
の挿入口17,20から引き抜かれる。
【0132】図12に示すように、リリース部材50,
51が第2のスライド位置に向けてスライドされると、
ロックレバー63もリリース部材50,51に追従して
前進する。このため、ロックレバー63のカム面66の
後端にガイドピン70が移動し、このガイドピン70に
よるロックレバー63の押し上げが解除される。
【0133】この結果、ロックレバー63は、リリース
部材50,51が第2のスライド位置にスライドされる
と同時にロック解除位置に回動され、その係合突起64
が筐体4の嵌合孔23から引き抜かれる。
【0134】したがって、上記第1の拡張コネクタ26
と第2の拡張コネクタ42との嵌合解除に引き続いて、
載置面36に対する筐体4のロックが解除され、ポータ
ブルコンピュータ1を拡張ステーション30から取り外
すことができる。
【0135】図5に示すように、載置面36は、第2の
拡張コネクタ42が配置された後端部36bから前端部
36aに進むに従い下向きに傾斜されている。このた
め、上記のようにリリース部材50,51を介してポー
タブルコンピュータ1を押し出すと、このポータブルコ
ンピュータ1が載置面36に沿って滑り落ち、筐体4が
机の天板等に衝突する恐れがあり得る。
【0136】しかるに、載置面36上には、一対のスト
ッパ130,131が配置されているので、ポータブル
コンピュータ1が第2の拡張コネクタ42から遠ざかる
方向に押し出されると、筐体4の座部19がストッパ1
31,131の滑り止め部材135に引っ掛かり、載置
面36からのポータブルコンピュータ1の脱落が阻止さ
れる。
【0137】具体的には、ポータブルコンピュータ1が
第2の拡張コネクタ42から遠ざかる方向に押し出され
ると、まず最初に座部19の下端が滑り止め部材135
のシート部136に乗り上げ、ポータブルコンピュータ
1に制動摩擦力が作用する。これに引き続いて座部19
の前面19cが凸部137に引っ掛かり、ポータブルコ
ンピュータ1のスライドが停止される。
【0138】よって、ポータブルコンピュータ1の操作
性を高めることを目的として、載置面36が前下がりに
傾斜されていても、ポータブルコンピュータ1の取り外
し時に、このポータブルコンピュータ1が不用意に載置
面36から脱落することはなく、取り扱いが容易となる
といった利点がある。
【0139】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、第1の拡
張コネクタと第2の拡張コネクタとの接続が解除される
位置まで電子機器本体(電子機器)が押し出されると、
この電子機器本体(電子機器)の底壁にゴム製の滑り止
め部材が引っ掛かり、これら滑り止め部材と電子機器本
体の底壁との接触部分に大きな摩擦力が作用するので、
電子機器本体は、載置面上の所定の位置で停止される。
そのため、載置面上にストッパを配置するだけの簡単な
構成で、電子機器本体(電子機器)が勢い余って載置面
から脱落するのを防止でき、その分、イジェクト操作時
の取り扱いが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るポータブルコンピュ
ータの斜視図。
【図2】ポータブルコンピュータを底壁側から見た斜視
図。
【図3】ポータブルコンピュータの第1の拡張コネクタ
と拡張ステーションの第2の拡張コネクタとの位置関係
を示す斜視図。
【図4】ポータブルコンピュータを拡張ステーションに
接続する状態を示す斜視図。
【図5】ポータブルコンピュータを拡張ステーションに
接続した状態を示す側面図。
【図6】拡張ステーションの背面図。
【図7】載置面上の第1のガイドレールとリリース部材
との位置関係を示す斜視図。
【図8】載置面上の第2のガイドレールとリリース部材
との位置関係を示す斜視図。
【図9】リリース部材が第2のスライド位置にスライド
され、ロックレバーがロック解除位置に回動された状態
を示す斜視図。
【図10】リリース部材が第1のスライド位置にスライ
ドされ、ロックレバーがロック位置に回動された状態を
示す斜視図。
【図11】リリース部材が第2のスライド位置にスライ
ドされ、ロックレバーがロック解除位置に回動された状
態を示す断面図。
【図12】リリース部材がポータブルコンピュータによ
って第2のスライド位置から第1のスライド位置に向け
て押し込まれる状態を示す断面図。
【図13】リリース部材が第1のスライド位置にスライ
ドされ、ロックレバーがロック位置に回動された状態を
示す断面図。
【図14】ポータブルコンピュータの第1の係合部と拡
張ステーションの第1の係止部とが互いに引っ掛かった
状態を示す断面図。
【図15】リリース部材を第1のスライド位置から第2
のスライド位置にスライドさせるイジェクト機構の斜視
図。
【図16】載置面の裏側から見たイジェクト機構の平面
図。
【図17】イジェクト機構のイジェクトレバーが待機位
置に回動され、スライダが第1の操作位置にスライドさ
れた状態を示すイジェクト機構の平面図。
【図18】イジェクトレバーが待機位置からイジェクト
位置に向けて回動された初期状態を示すイジェクト機構
の平面図。
【図19】イジェクト機構のイジェクトレバーがイジェ
クト位置に回動され、スライダが第2の操作位置にスラ
イドされた状態を示すイジェクト機構の平面図。
【図20】(A)は、保持プレートのロックレバーがイ
ジェクトレバーのロック孔に引っ掛かった状態を示す断
面図。(B)は、保持プレートのロックレバーがイジェ
クトレバーのロック孔から離脱された状態を示す断面
図。
【図21】ポータブルコンピュータの座部とストッパと
の位置関係を示す断面図。
【図22】ストッパの斜視図。
【符号の説明】
1…電子機器本体(ポータブルコンピュータ) 4…筐体 4a…底壁 4d…後壁 19…座部 26…第1の拡張コネクタ 30…拡張ステーション 31…本体 35…載置部 36…載置面 42…第2の拡張コネクタ 80…イジェクト機構 130,131…ストッパ 133…突出部 135…滑り止め部材

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底壁およびこの底壁に連なる後壁を有
    し、この後壁に第1の拡張コネクタが配置された電子機
    器本体と;この電子機器本体が取り外し可能に置かれる
    とともに、この電子機器本体の底壁に対応するような大
    きさを有する載置面と、上記電子機器本体の第1の拡張
    コネクタが取り外し可能に接続される第2の拡張コネク
    タと、上記載置面に置かれた電子機器本体を上記第2の
    拡張コネクタから遠ざかる方向に押し出すことにより、
    上記第1の拡張コネクタと第2の拡張コネクタとの接続
    を解除するイジェクト機構と、を含む拡張ステーション
    と;を備えている電子機器システムにおいて、 上記拡張ステーションの載置面に、上記電子機器本体の
    底壁に向けて突出するストッパを配置し、このストッパ
    は、上記第2のコネクタ側の端部にゴム製の滑り止め部
    材を有し、この滑り止め部材は、上記電子機器本体の押
    し出しに伴い上記第1の拡張コネクタと上記第2の拡張
    コネクタとの接続が解除された状態において上記電子機
    器本体の底壁に引っ掛かることを特徴とする電子機器シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、上記載置面
    は、上記第2の拡張コネクタに対応する後端部と、この
    後端部とは反対側に位置された前端部と、を有し、この
    載置面は、上記後端部から上記前端部の方向に進むに従
    い下向きに傾斜されていることを特徴とする電子機器シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 請求項2の記載において、上記筐体の底
    壁は、その後壁に連なる後端部に下向きに突出する座部
    を有し、この座部は、上記ストッパの後方においてこの
    ストッパの滑り止め部材と向かい合う前面を有し、この
    前面は底壁の下方に進むに従い後方に傾斜されているこ
    とを特徴とする電子機器システム。
  4. 【請求項4】 請求項3の記載において、上記滑り止め
    部材は、上記電子機器本体が第2の拡張コネクタから遠
    ざかる方向に押し出された時に、上記座部の下端が接触
    する平坦なシート部と、このシート部の前端から上向き
    に突出され、上記座部の前面が突き当たる凸部と、を備
    えていることを特徴とする電子機器システム。
  5. 【請求項5】 請求項4の記載において、上記ストッパ
    は、上記載置面と一体をなす合成樹脂製の突出部を有
    し、この突出部は、上記電子機器本体の底壁に摺動可能
    に接する上面を有するとともに、この上面の後端部に上
    記滑り止め部材の凸部が連なっていることを特徴とする
    電子機器システム。
  6. 【請求項6】 請求項5の記載において、上記凸部は、
    上記突出部の上面よりも低い位置に配置された上面を有
    し、この上面は電子機器本体の底壁と隙間を介して向か
    い合っていることを特徴とする電子機器システム。
  7. 【請求項7】 請求項1の記載において、上記載置面
    は、電子機器本体を第2の拡張コネクタに向けて案内す
    る一対のガイドレールを有し、これらガイドレールは、
    載置面の幅方向に互いに離間した位置において、この載
    置面から突出されているとともに、上記ストッパは、上
    記ガイドレールの間に配置されていることを特徴とする
    電子機器システム。
  8. 【請求項8】 底壁およびこの底壁に連なる後壁を有
    し、上記底壁の後端部に下向きに突出された座部を有す
    るとともに、上記後壁に第1の拡張コネクタが配置され
    た合成樹脂製の筐体を含む電子機器本体と;この電子機
    器本体の筐体を支持する合成樹脂製の載置部と、この載
    置部に配置され、上記第1の拡張コネクタに取り外し可
    能に接続される第2の拡張コネクタと、上記電子機器本
    体を上記第2の拡張コネクタから遠ざかる方向に押し出
    すイジェクト機構と、を含む拡張ステーションと;を備
    えており、 上記電子機器本体の筐体を上記載置部上で上記第2の拡
    張コネクタに向けてスライドさせることにより、上記第
    1の拡張コネクタと上記第2の拡張コネクタとを互いに
    接続するようにした電子機器システムにおいて、 上記拡張ステーションの載置部は、上記筐体が摺動可能
    に置かれるとともに、上記第2の拡張コネクタから遠ざ
    かるに従い下向きに傾斜された載置面と、この載置面上
    に配置され、上記電子機器本体の底壁に向けて突出する
    ストッパと、を有し、このストッパは、上記載置面に一
    体に形成された合成樹脂製の突出部と、この突出部の第
    2の拡張コネクタ側の端部に配置されたゴム製の滑り止
    め部材と、を含み、この滑り止め部材は、上記筐体の押
    し出しに伴い上記第1の拡張コネクタと上記第2の拡張
    コネクタとの接続が解除された状態において上記筐体の
    座部に引っ掛かることを特徴とする電子機器システム。
  9. 【請求項9】 請求項8の記載において、上記筐体の底
    壁は、その後壁に連なる後端部に下向きに突出する座部
    を有し、この座部は、上記ストッパの後方において、こ
    のストッパの滑り止め部材と向かい合う前面を有し、こ
    の前面は底壁の下方に進むに従い後方に傾斜されている
    ことを特徴とする電子機器システム。
  10. 【請求項10】 請求項8の記載において、上記突出部
    は、上記筐体の底壁に摺動可能に接する上面を有すると
    ともに、上記滑り止め部材の凸部は、上記突出部の上面
    よりも低い位置に配置された上面を有し、この凸部の上
    面は、筐体の底壁と隙間を存して向かい合っていること
    を特徴とする電子機器システム。
  11. 【請求項11】 後壁に第1の拡張コネクタを有する電
    子機器が取り外し可能に置かれるとともに、この電子機
    器の底壁に対応するような大きさを有する載置面と;上
    記電子機器の第1の拡張コネクタが取り外し可能に接続
    される第2の拡張コネクタと;上記載置面に置かれた電
    子機器を上記第2の拡張コネクタから遠ざかる方向に押
    し出すことにより、上記第1の拡張コネクタと上記第2
    の拡張コネクタとの接続を解除するイジェクト機構と;
    を含んでいる拡張装置において、 上記載置面上に、上記電子機器の底壁に向けて突出する
    ストッパを配置し、このストッパは、上記第2の拡張コ
    ネクタ側の端部にゴム製の滑り止め部材を有し、この滑
    り止め部材は、上記電子機器の押し出しに伴い上記第1
    の拡張コネクタと上記第2の拡張コネクタとの接続が解
    除された状態において上記電子機器の底壁に引っ掛かる
    ことを特徴とする拡張装置。
  12. 【請求項12】 請求項11の記載において、上記載置
    面は、上記第2の拡張コネクタに対応する後端部と、こ
    の後端部とは反対側に位置された前端部と、を有し、こ
    の載置面は、上記後端部から上記前端部の方向に進むに
    従い下向きに傾斜されていることを特徴とする拡張装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項12の記載において、上記電子
    機器の底壁は、後壁に連なる後端部に下向きに突出する
    座部を有し、この座部は、上記ストッパの後方におい
    て、このストッパの滑り止め部材と向かい合う前面を有
    し、また、上記滑り止め部材は、上記電子機器が第2の
    拡張コネクタから遠ざかる方向に押し出された時に、上
    記座部の下端が摺動可能に接触する平坦なシート部と、
    このシート部の前端から上向きに突出され、上記座部の
    前面が突き当たる凸部と、を備えていることを特徴とす
    る拡張装置。
  14. 【請求項14】 請求項13の記載において、上記座部
    の前面は、上記底壁の下方に進むに従い後方に向けて傾
    斜されていることを特徴とする拡張装置。
  15. 【請求項15】 請求項11の記載において、上記載置
    面は、上記電子機器を第2の拡張コネクタに向けて案内
    する一対のガイドレールを有し、これらガイドレール
    は、載置面の幅方向に互いに離間した位置において、こ
    の載置面から突出されているとともに、上記ストッパ
    は、上記ガイドレールの間に配置されていることを特徴
    とする拡張装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010057887A (ja) * 2008-09-01 2010-03-18 Toshiba Corp 画像診断装置用台車

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JP2010057887A (ja) * 2008-09-01 2010-03-18 Toshiba Corp 画像診断装置用台車

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