JPH10307347A - 原稿読取装置用原稿台 - Google Patents

原稿読取装置用原稿台

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JPH10307347A
JPH10307347A JP9115670A JP11567097A JPH10307347A JP H10307347 A JPH10307347 A JP H10307347A JP 9115670 A JP9115670 A JP 9115670A JP 11567097 A JP11567097 A JP 11567097A JP H10307347 A JPH10307347 A JP H10307347A
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JP
Japan
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Application number
JP9115670A
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English (en)
Inventor
Masaru Yamagishi
勝 山岸
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】原稿の微量な位置合わせを正確に、かつ容易に
行うことができる原稿読取装置用原稿台を提供すること
である。 【解決手段】透明で屈曲性のある原稿を押えるシート部
材5に、原稿スキュー防止用のスケール目盛10と原稿
の横レジスト調整用のスケール目盛11とを付してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、複写
機、ファクシミリ等に設けられている原稿読取装置用の
原稿台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】原稿の読み取りを行う際、コンタクトガ
ラス等の原稿載置台上に載せた原稿をポリエステルフィ
ルム等の透明な屈曲性のあるシートで押えた後、原稿押
え板で押えようにした原稿台は、特開平3−38632
号公報等に開示されている。この種の原稿台では、シー
トを設けることによって原稿押え板を閉じる際の原稿位
置ずれを防止できるとともに、原稿の載置位置を目視で
確認することができる。
【0003】また、上記シートに縦横座標を明示するマ
ス目を付すことも特開平5−119409号公報等に開
示されている。このように構成された原稿台では、原稿
の載置位置の精度が向上され、さらに原稿の編集機能が
向上される。
【0004】さらにまた、上記シートに用紙サイズの枠
を付すことも特開平5−273670号公報等に開示さ
れている。このように構成された原稿台では、原稿をコ
ピーする用紙サイズや原稿内容が用紙のどの位置にコピ
ーされるかが容易に確認でき、また用紙が不定形の場合
に、この原稿を包含する用紙を容易に認識することがで
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近、製本
の表紙作成等の目的で印刷機の代替としてコピー機を使
用するニーズが高まっている。その際、原稿自体が僅か
にスキューしている場合、その補正をする必要がある。
この補正に際し、上記透明な屈曲性のあるシートを用い
ることが考えられるが、当該シートでは大まかな原稿の
位置確認しかできない。従って、上記した従来のシート
を有する原稿台において、原稿自体の微量なスキューや
原稿幅方向の微量な位置補正を良好に行うことができな
いという問題があった。
【0006】本発明は、上記した従来の不具合を解消
し、原稿の微量な位置合わせを正確に、かつ容易に行う
ことができる原稿読取装置用原稿台を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、読み取る原稿を載置するための原稿載置台
と、該原稿載置台上に載置された原稿を押える原稿押え
部材と、該原稿押え部材と前記原稿載置台の間に設けら
れた透明で屈曲性のあるシート部材と、前記原稿載置台
の少なくとも一端縁に設けられたスケール板とを有する
原稿読取装置用原稿台において、前記シート部材に原稿
スキュー防止用のスケール目盛が付されていることを特
徴としている。
【0008】なお、本発明は前記シート部材に原稿の横
レジスト調整用のスケール目盛が付されていると、効果
的である。また、上記目的を達成するために本発明は、
読み取る原稿を載置するための原稿載置台と、該原稿載
置台上に載置された原稿を押える原稿押え部材と、該原
稿押え部材と前記原稿載置台の間に設けられた透明で屈
曲性のあるシート部材と、前記原稿載置台の少なくとも
一端縁に設けられたスケール板とを有する原稿読取装置
用原稿台において、前記原稿載置台上の使用位置と前記
原稿載置台上から待避した収納位置と間で移動可能なス
ケールシート部材を設け、該スケールシート部材に原稿
スキュー防止用のスケール目盛と横レジスト調整用のス
ケール目盛の少なくとも一方の目盛が付されていること
を特徴としている。
【0009】なお、本発明は前記スケールシート部材が
複数個設けられ、その少なくとも1つのスケールシート
部材に原稿スキュー防止用のスケール目盛が付され、他
の少なくとも1つのスケールシート部材に横レジスト調
整用のスケール目盛が付されていると、効果的である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。図1は、本発明に係る原稿読取
装置用原稿台を付設した複写機を示す斜視図である。
【0011】図1において、符号1は複写機本体であ
り、該複写機本体1上に原稿台2が設けられている。原
稿台2は、原稿載置台としてのコンタクトがラス3と、
原稿押え部材としての圧板4と、コンタクトがラス3と
圧板4の間に設けられた屈曲性のある透明なシート部材
5と、上記コンタクトがラス3の一端縁に設けられ、原
稿の先端を位置決め規制する固定スケール板6とを有し
ている。上記圧板4は、その奥側でヒンジ7を介して複
写機本体1に開閉可能に装着されている。また、シート
部材5は、例えばマイラー(商品名)から作られ、そし
て圧板4と同様に奥側に設けた固定部8により複写機本
体1に固定されている。
【0012】上記シート部材5には、図2に示すよう
に、その走査方向(図の縦方向)に縦スケール目盛10
が付され、さらに用紙幅方向(走査方向に対し垂直な方
向)に横スケール目盛11が付されている。縦スケール
目盛10は、原稿のスキュー防止用のスケール目盛であ
って、各原稿のサイズ幅の位置に合わせて設けられてい
る。すなわち、固定スケール板6に付されたサイズ用紙
指定目盛6aの位置に合わせて設けられている。本例で
は、原稿をセンター基準で載置する装置であり、縦スケ
ール目盛10はA系列の幅(A3幅)の図における上端
と下端の指定目盛6aと、B系列の幅(B4幅)の図に
おける上端と下端の指定目盛6bとにそれぞれ合わせら
れている。また、横スケール目盛11は原稿の横レジス
ト調整用のスケール目盛であって、縦スケール目盛10
の後方、すなわち図2において縦スケール目盛10の右
方に設けられている。なお、横スケール目盛11は奥側
の上記A系列及びB系列の指定目盛6a,6bに股がる
範囲で設ければ十分にその機能を発揮することができ
る。すなわち、横スケール目盛11は手前側の上記A系
列及びB系列の指定目盛6aに対応する位置に設けずと
も、後述する横レジストの調整を行うことができる。な
お、シール部材5は縦スケール目盛10だけを付したも
のであってもよい。
【0013】このように構成された原稿台2により、原
稿自体がスキューしている場合、すなわち原稿用紙に対
して画像がスキューしている場合の補正方法について説
明する。
【0014】図3において、原稿20自体がスキューし
ている場合、原稿20手前側左端であるA点を中心に矢
印B方向に回転させることで、原稿自体のスキュー補正
をすることができる。また、スキュー方向が逆の場合に
は原稿20奥側左端であるC点を中心に矢印D方向に回
転させることで、原稿自体のスキュー補正をすることが
できる。また、横レジストの補正は横スケール目盛11
に基づいて矢印E方向に調整することで容易に行うこと
ができる。なお、縦スケール目盛10及び横スケール目
盛11のスケール目盛は任意であるが、1mmもしくは
0.5mmの目盛にすれば、かなり精度よく補正すること
が可能となる。
【0015】ところで、シート部材5の大きさは任意で
あるが、本例のように、コンタクトがラス3の全幅Lに
対し、ほぼ左半分を覆う幅L1に設定することが好まし
く、このように設定すれば最大サイズの原稿であっても
十分に押えられるので、シート部材5の持つ原稿押え機
能が阻害される恐れなく、しかもシート部材5から、は
みでた部分を操作して原稿の位置調整を行うことができ
る。また、原稿がシート部材5で完全に覆われている場
合のために、シート部材5に適当な大きさ及び数の孔5
aを設けて原稿の位置補正における操作性を確保するよ
うにしてもよい。
【0016】なお、シート部材5は図3に示すように、
縦スケール目盛10を定形サイズ幅に対し、その指定目
盛から小幅δだけセンター側にシフトさせるようにして
もよい。このように構成すれば、定形より若干小さい原
稿の複写を行っても、縦スケール目盛10が複写画像に
写ることが防止できる。但し、かかる構成はシート部材
5に縦スケール目盛10だけを付した場合等に有効であ
る。
【0017】図4は、本発明の他の実施の形態を示す説
明図であって、本例では短冊状に形成された2枚のスケ
ールシート部材30,31が設けられ、スケールシート
部材30,31は軸32を中心として回動可能に複写機
本体1に装着されている。このスケールシート部材30
にはA系列の幅とB系列の幅に対応した縦スケール目盛
10が付され、スケールシート部材31には横スケール
目盛11が付されている。スケールシート部材30,3
1は、軸32を中心に図4の点線で示す収納位置と実線
で示す使用位置との間で移動可能となっている。収納位
置におけるスケールシート部材30,31は、重ねられ
て配置されており、個々が独立して使用位置に回動でき
るように軸32に取り付けられている。また、使用位置
におけるスケールシート部材30,31は、目盛のない
透明なシート部材5と圧板4の間に位置し、上記固定ス
ケール板6に突き当てる等によりその位置決めがされ
る。なお、スケールシート部材30,31は一般的な定
規の如き、透明なプラスチック板等から作られたものが
有利に使用することができる。
【0018】このように構成された原稿台2により、原
稿自体のスキューを補正する場合、収納位置で重ねて配
置されているスケールシート部材30,31のうち、縦
スケール目盛10が付されているスケールシート部材3
0を収納位置から使用位置へ移動し、その縦スケール目
盛10によって原稿自体のスキュー補正をすることがで
きる。次に、原稿の横レジストを補正する場合には、ス
ケールシート部材31を収納位置から使用位置へ移動
し、このスケールシート部材31に付されている横スケ
ール目盛11によって補正する。なお、補正後は使用し
たスケールシート部材30,31を使用位置から収納位
置へ戻してから画像読み取りを開始しており、これによ
って縦スケール目盛10及び横スケール目盛11がコピ
ーに誤写りすることが防止される。
【0019】以上、本発明の好ましい実施の形態につい
て説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されず、
各種改変できるものである。例えば、上記図4に示す実
施の形態では2枚のスケールシート部材30,31を設
けたが、スケールシート部材は1枚であってもよい。こ
の場合、1枚のスケールシート部材に縦スケール目盛1
0及び横スケール目盛11の何れか一方のスケール目盛
を付してもよいし、多少目盛が混雑化するが縦スケール
目盛10及び横スケール目盛11の両目盛を付してもよ
い。
【0020】また、スケールシート部材は3枚以上であ
ってもよい。この場合、縦スケール目盛10が付された
スケールシート部材30を複数枚に分け、それぞれに各
定形サイズの幅に対応した目盛を付し、原稿のサイズに
合わせたスケールシート部材30で補正することが特に
有効である。
【0021】
【発明の効果】請求項1の構成によれば、シート部材に
原稿スキュー防止用のスケール目盛が付されているの
で、原稿自体のスキュー補正を容易に、かつ正確に行う
ことができる。
【0022】請求項2の構成によれば、シート部材に原
稿の横レジスト調整用のスケール目盛とが付されている
ので、原稿自体のスキュー補正、及び原稿自体の横方向
にずれ補正を容易に、かつ正確に行うことができる。
【0023】請求項3の構成によれば、原稿載置台上の
使用位置と原稿載置台上から待避した収納位置と間で移
動可能なスケールシート部材を設け、該スケールシート
部材に原稿スキュー防止用のスケール目盛と横レジスト
調整用のスケール目盛の少なくとも一方の目盛が付され
ているので、原稿自体のスキュー補正、または原稿自体
の横方向にずれ補正を容易に、かつ正確に行うことがで
きるともに、目盛が読み取られることが防止できる。
【0024】請求項4の構成によれば、スケールシート
部材が複数個設けられ、その少なくとも1つのスケール
シート部材に原稿スキュー防止用のスケール目盛が付さ
れ、他の少なくとも1つのスケールシート部材に横レジ
スト調整用のスケール目盛が付されているので、目盛の
密集化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原稿読取装置用原稿台を付設した
複写機を示す斜視図である。
【図2】図1のシート部材を示す説明図である。
【図3】図2のシート部材による原稿自体のスキュー補
正を示す説明図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 複写機本体 2 原稿台 3 コンタクトがラス 4 圧板 5 シート部材 10 縦スケール目盛 11 横スケール目盛 11 突起 20 原稿 30,31 スケールシート部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み取る原稿を載置するための原稿載置
    台と、該原稿載置台上に載置された原稿を押える原稿押
    え部材と、該原稿押え部材と前記原稿載置台の間に設け
    られた透明で屈曲性のあるシート部材と、前記原稿載置
    台の少なくとも一端縁に設けられたスケール板とを有す
    る原稿読取装置用原稿台において、 前記シート部材に原稿スキュー防止用のスケール目盛が
    付されていることを特徴とする原稿台。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の原稿読取装置用原稿台
    において、前記シート部材に原稿の横レジスト調整用の
    スケール目盛が付されていることを特徴とする原稿台。
  3. 【請求項3】 読み取る原稿を載置するための原稿載置
    台と、該原稿載置台上に載置された原稿を押える原稿押
    え部材と、該原稿押え部材と前記原稿載置台の間に設け
    られた透明で屈曲性のあるシート部材と、前記原稿載置
    台の少なくとも一端縁に設けられたスケール板とを有す
    る原稿読取装置用原稿台において、 前記原稿載置台上の使用位置と前記原稿載置台上から待
    避した収納位置と間で移動可能なスケールシート部材を
    設け、該スケールシート部材に原稿スキュー防止用のス
    ケール目盛と横レジスト調整用のスケール目盛の少なく
    とも一方の目盛が付されていることを特徴とする原稿
    台。
  4. 【請求項4】 請求項4に記載の原稿読取装置用原稿台
    において、前記スケールシート部材が複数個設けられ、
    その少なくとも1つのスケールシート部材に原稿スキュ
    ー防止用のスケール目盛が付され、他の少なくとも1つ
    のスケールシート部材に横レジスト調整用のスケール目
    盛が付されていることを特徴とする原稿台。
JP9115670A 1997-05-06 1997-05-06 原稿読取装置用原稿台 Pending JPH10307347A (ja)

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JP9115670A JPH10307347A (ja) 1997-05-06 1997-05-06 原稿読取装置用原稿台

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JP9115670A JPH10307347A (ja) 1997-05-06 1997-05-06 原稿読取装置用原稿台

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JPH10307347A true JPH10307347A (ja) 1998-11-17

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ID=14668395

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9115670A Pending JPH10307347A (ja) 1997-05-06 1997-05-06 原稿読取装置用原稿台

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JP (1) JPH10307347A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11758064B2 (en) 2021-11-05 2023-09-12 Ricoh Company, Ltd. Reading device and image forming apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11758064B2 (en) 2021-11-05 2023-09-12 Ricoh Company, Ltd. Reading device and image forming apparatus

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