JPH1030659A - ディスクブレーキ装置 - Google Patents

ディスクブレーキ装置

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Publication number
JPH1030659A
JPH1030659A JP8185987A JP18598796A JPH1030659A JP H1030659 A JPH1030659 A JP H1030659A JP 8185987 A JP8185987 A JP 8185987A JP 18598796 A JP18598796 A JP 18598796A JP H1030659 A JPH1030659 A JP H1030659A
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JP
Japan
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brake pad
disk rotor
cylinder body
rotor
supported
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Application number
JP8185987A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Doi
三浩 土井
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1030659A publication Critical patent/JPH1030659A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D55/00Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
    • F16D2055/0004Parts or details of disc brakes
    • F16D2055/0016Brake calipers

Abstract

(57)【要約】 【課題】アウター側ブレーキパッドのディスクロータに
対する摺接面の面当たりを均一化すると共に、ヒートス
ポットの発生を抑制してブレーキジャダー現象を抑制す
る。 【解決手段】ディスクロータ2に外側から対向するアウ
ター側ブレーキパッド7の外側にシリンダボディ4に形
成された一対の爪部14A,14Bを配設し、これら爪
部14A,14Bのディスクロータ2への摺接面15
A,15Bがロータ回転方向の外側端部から内側端部に
行くに従いディスクロータとの距離が狭まる傾斜面に形
成されている。この結果、制動力に応じた爪部14A,
14Bの捩じれ量に応じて爪部14A,14Bによるア
ウター側ブレーキパッド7に対する押圧中心が移動す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輪と共に回転す
るディスクロータを一対のブレーキパッドで両側から挟
み込むことにより制動を行うディスクブレーキ装置に関
し、特に、ディスクロータの熱変形(ヒートスポット)
に起因するジャダー現象の発生を抑制するようにしたも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のディスクブレーキ装置としては、
例えば実開昭62−39032号公報に記載されたもの
がある。
【0003】この従来例は、ディスクロータの外周部の
両側に対向配置された一対のブレーキパッドを、ディス
クロータ軸線に直交する軸回りに回転可能なキャリパに
よって支持することにより、ブレーキパッド全体を制動
中のディスクロータの面振れに追従させて揺動させるこ
とにより、制動中の熱によりディスクロータが変形して
も、ブレーキパッドのディスクロータへの偏当たりが生
じないようにして、ブレーキパッドの偏磨耗を低減する
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のディスクブレーキ装置にあっては、キャリパが揺動
するのでディスクロータに熱変形を生じたときには、そ
の変形に応じてキャリパが揺動して、ブレーキパッドが
ディスクロータの摺接面にならって接触することによ
り、偏磨耗を低減することができるものであるが、ディ
スクロータのブレーキパッド摺接面に発生するヒートス
ポットには追従することができず、このヒートスポット
を原因とするジャダー現象が発生してしまうという未解
決の課題がある。
【0005】通常ヒートスポットは、高速からの制動時
に、ロータのパッド摺動面上に周期的に生じる。このヒ
ートスポットの間隔はキャリパアウター側の爪間隔に略
等しいことがわかっている。
【0006】また、ヒートスポットが生じたロータ面で
は、金属組成が変態を起こし、一度現象が発生したディ
スクロータでは、変態を起こしたヒートスポット上に制
動の度毎に熱が集中してブレーキジャダー現象をより発
生しやすくなる。
【0007】そこで、本発明は、上記従来例の未解決の
課題に着目してなされたものであり、通常のピストンパ
ッド形状のままでヒートスポットの発生を抑制して、ブ
レーキジャダー現象の発生を抑制することができるディ
スクブレーキ装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、車輪と共に回転するディス
クロータを両側から挟み込むように対向配置され且つ前
記ディスクロータの厚さ方向に進退可能に車体側部材に
支持されたインナー側ブレーキパッド及びアウター側ブ
レーキパッドと、前記車体側部材に前記厚さ方向に進退
可能に支持され且つ前記ディスクロータの外周縁部を跨
ぐシリンダボディと、該シリンダボディの前記インナー
側ブレーキパッドの背面に対向して進退可能に支持され
たピストンと、前記アウター側ブレーキパッドの背面に
対向して前記シリンダボディに形成された爪部と、を備
えたディスクブレーキ装置において、前記爪部のアウタ
ー側ブレーキパッドとの摺接面が、当該爪部の制動力作
用時の捩じれによって前記アウター側ブレーキパッドに
対する押圧中心がディスクロータ回転方向に移動する形
状に形成されていることを特徴としている。
【0009】この請求項1の発明においては、制動時に
ピストンに制動圧が供給されて、爪部がアウター側ブレ
ーキパッドに摺接した当初の押圧中心に対して、制動圧
を増加させたときに爪部の捩じれによって押圧中心がデ
ィスクロータ回転方向に移動するので、ディスクロータ
面に周期的なヒートスポットが形成されつつある場合で
も、ディスクロータとアウター側ブレーキパッドとの摺
接圧が高くなる部位が制動ごと、又は1制動中で液圧が
変化するのに応じて異なることになり、ヒートスポット
の発生を抑制する。
【0010】また、請求項2に係る発明は、車輪と共に
回転するディスクロータを両側から挟み込むように対向
配置され且つ前記ディスクロータの厚さ方向に進退可能
に車体側部材に支持されたインナー側ブレーキパッド及
びアウター側ブレーキパッドと、前記車体側部材に前記
厚さ方向に進退可能に支持され且つ前記ディスクロータ
の外周縁部を跨ぐシリンダボディと、該シリンダボディ
の前記インナー側ブレーキパッドの背面に対向して進退
可能に支持されたピストンと、前記アウター側ブレーキ
パッドの背面に対向し且つディスクロータ回転方向に離
間して前記シリンダボディに形成された一対の爪部と、
を備えたディスクブレーキ装置において、前記一対の爪
部のアウター側ブレーキパッドとの摺接面が、ディスク
ロータ回転方向の外側端部から内側に向うに従って当該
アウター側ブレーキパッドとの間隔が狭まる傾斜面に形
成されていることを特徴としている。
【0011】ここで、傾斜面は平面、円弧面や楕円面等
の曲面、段付き面等の何れであってもよい。この請求項
2の発明においては、ピストンでインナー側ブレーキパ
ッドを押圧したときにアウター側ブレーキパッドに対し
て一対の爪部のディスクロータ回転方向の内側の摺接面
が先ずディスクロータに接触し、その後ピストンの押圧
力が増加することにより、爪部がねじれて摺接面の接触
面積が増加すると共に、押圧中心も外方に移動するた
め、制動毎に押圧中心が変化してヒートスポットの発生
を抑制し、もってブレーキジャダー現象を抑制する。
【0012】また、請求項3に係る発明は、請求項2の
発明において、前記一対の爪部は両者のねじり剛性が異
なる値に設定されていることを特徴としている。この請
求項3の発明においても、一対の爪部のねじり剛性が異
なるため、押圧中心の変化がねじり剛性の小さいほうが
早く外側に移動し、ピストンによる押圧力が小さい領域
でも押圧中心が変化することになり、ヒートスポットの
発生をより抑制し、もってブレーキジャダー現象を抑制
する。
【0013】さらに、請求項4に係る発明は、請求項2
の発明において、前記一対の爪部は両者の傾斜面の傾斜
角が異なる値に設定されていることを特徴としている。
この請求項4の発明においても、傾斜角の少ない方の爪
部の押圧中心が早く外側に移動し、請求項3と同様の作
用を得ることができる。
【0014】さらにまた、請求項5に係る発明は、請求
項1乃至4の発明において、前記爪部のねじり剛性が、
シリンダボディのロータを跨ぐ部位の曲げ剛性以下に設
定されていることを特徴としている。
【0015】この請求項5の発明によれば、爪部の変形
による押圧中心の変化が完了するまでシリンダボディの
ロータを跨ぐ部位の変形が抑制されるので、良好な押圧
中心の変化を確保することができる。
【0016】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、爪部のア
ウター側ブレーキパッドとの摺接面が、制動力の変化に
応じてアウター側ブレーキパッドに対する押圧中心が移
動する形状に設定されているので、ディスクロータにお
けるアウター側ブレーキパッドとの対向面に微少な突起
があっても、ピストンによる押圧力即ち制動力変化に応
じた押圧中心の変化によって、インナー側ブレーキパッ
ド及びアウター側ブレーキパットに対するディスクロー
タの摺接圧が高くなる部位が変化することにより、ヒー
トヒートスポットの発生を抑制してブレーキジャダー現
象の発生を抑制することができ、このときブレーキパッ
ドには何ら形状変更を伴う必要がなく、シリンダボディ
の爪部の形状を変更するだけでよいので、製造コストを
低減することができるという効果が得られる。
【0017】請求項2に係る発明によれば、爪部のアウ
ター側ブレーキパッドとの摺接面が、ディスクロータ回
転方向の外側から内側に向うに従って当該アウター側ブ
レーキパッドとの間隔が狭まる傾斜面に形成されている
ので、ピストンによる押圧力即ち制動力変化に応じた爪
部の捩じれによってアウター側ブレーキパッドの当接面
積が変化すると共に、押圧中心も変化することから、ヒ
ートスポットの発生を抑制してブレーキジャダー現象の
発生を抑制することができ、このときブレーキパッドに
は何ら形状変更を伴う必要がなく、シリンダボディの爪
部の形状を変更するだけでよいので、製造コストを低減
することができるという効果が得られる。
【0018】また、請求項3に係る発明によれば、一対
の爪部のねじり剛性が異なるように設定されているの
で、ピストンによる押圧力の変化による押圧中心の変化
が一対の爪部で異なることになり、押圧力が小さい範囲
でも制動毎に異なる押圧中心とすることができ、より良
好なブレーキジャダー現象の抑制を行うことができると
いう効果が得られる。
【0019】さらに、請求項4に係る発明によれば、一
対の爪部の当接面の傾斜角が異なるように設定されてい
るので、上述した請求項3の場合と同様にピストンによ
る押圧力の変化による押圧中心の変化が一対の爪部で異
なることになり、押圧力が小さい範囲でも制動毎に異な
る押圧中心とすることができ、より良好なブレーキジャ
ダー現象の抑制を行うことができるという効果が得られ
る。
【0020】さらにまた、請求項5に係る発明によれ
ば、爪部のねじり剛性が、シリンダボディのロータを跨
ぐ部位の曲げ剛性以下に設定されているので、爪部の変
形による押圧中心の変化が完了するまでシリンダボディ
のロータを跨ぐ部位の変形が抑制されるので、ピストン
の押圧力変化に応じた爪部の変形を確保することがで
き、押圧中心の変化によるヒートスポットの抑制を確実
に行うことができるという効果が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明を車両の制動装置に適
用した場合における第1の実施形態を示す平面図であ
る。
【0022】図中、1はディスクブレーキ装置であっ
て、車輪と共に回転するディスクロータ2の周方向の任
意の位置(通常は、車両前方,上方又は後方を向く位
置)でそのディスクロータ2の外周縁部を跨ぐように鞍
形の外周縁部をなす枠状に形成されて車体側に固定され
た車体側部材としてのトルクメンバ3を有する。
【0023】このトルクメンバ3には、その上部即ちデ
ィスクロータ2の外周面に対向し、ディスクロータ2の
回転方向(図1左右方向、以下ロータ回転方向と称
す。)に所定距離だけ離間したする板部3a,3bにデ
ィスクロータ2の厚さ方向(図1上下方向、以下ロータ
厚さ方向と称す。)に進退可能にシリンダボディ4が支
持されている。
【0024】具体的には、トルクメンバ3の板部3a,
3bに夫々インナー側(車体内側)からロータ厚さ方向
に延びる案内孔3c,3dが穿設され、これら案内孔3
c,3dにシリンダボディ4に形成されたロータ回転方
向に沿って延びる支持腕部4a,4bに取付けられたロ
ータ厚さ方向に延びるスライドピン5a,5bが挿通さ
れて、シリンダボディ4がロータ厚さ方向に進退可能に
支持され、スライドピン5a,5bの露出部分が蛇腹円
筒上の弾性体で形成されたダストブーツ5c,5dで覆
われている。
【0025】また、トルクメンバ3には、ディスクロー
タ2をインナー側及びアウター側(車体外側)の両側か
ら挟み込むように対向配置されたインナーブレーキパッ
ド6及びアウター側ブレーキパッド7がロータ厚さ方向
に摺動可能に支持されている。
【0026】これらブレーキパッド6,7は、ディスク
ロータ2の摺接面と対向するライニング6A,6Bとそ
の裏側に固定される裏金6B,7Bとを重ね合わせた部
材であって、ライニング6A,7Aよりも縦横に幅広の
裏金6B,7Bのロータ回転方向の両端部が、ロータ厚
さ方向に進退可能にトルクメンバ3に支持されている。
【0027】より具体的には、図1のII方向矢視図であ
る図2、図1の III−III 線断面図である図3に示すよ
うに、各ブレーキパッド6,7は、その裏金6B,7B
の配設位置におけるロータ回転方向に沿った方向(つま
り、ブレーキパッド6,7の配設位置におけるディスク
ロータ2の接線方向、図1,図2の直線Lに沿った方
向)の両端面から突出する支持部6C,7Cを有してい
て、それら支持部6C,7Cが、トルクメンバ3の内側
面に形成されてロータ厚さ方向に延びる凹部3eに余裕
を持って収容されており、その支持部6C,7Cがその
凹部3e内で摺動することにより、ブレーキパッド6,
7がトルクメンバ3に支持された状態でロータ厚さ方向
に進退可能となっている。
【0028】そして、その支持部6C,7Cは、直線L
に平行な軸Sを中心とした円柱形に形成されていて、し
かも同じブレーキパッド6,7に形成される支持部6C
同士,7C同士は、同軸となっている。つまり、ブレー
キパッド6,7毎に一本の軸Sを想定していて、支持部
6C,7Cは、それぞれの軸Sを中心とした円柱形とな
っている。
【0029】一方、シリンダボディ4は、特に図3に詳
細に示されるように、ディスクロータ2の外周縁部を跨
いでブレーキパッド6,7の裏金6B,7Bを外側から
挟み込むような形状となっている。そして、シリンダボ
ディ4のディスクロータ2よりもインナー側(図1上
側,図3右側)に位置する部分、つまりシリンダボディ
4のブレーキパッド6の背面に対向する部分には、ブレ
ーキパッド6の裏金6Bに対向し且つ軸がロータ厚さ方
向を向くシリンダ孔10が形成されていて、そのシリン
ダ孔10内には、周面がシールリング12に支持された
ピストン11が進退可能に配設されている。
【0030】そして、シリンダ孔10の底面とこれに対
向するピストン11の端面との間の空間が図示しないマ
スタシリンダ等に接続されていて、これによりその空間
にブレーキペダルの操作に応じて油圧が供給又は排出さ
れてピストン11がロータ厚さ方向に進退するようにな
っている。
【0031】また、本実施形態のピストン11は、ディ
スクロータ2側を開口した中空の円筒形であって、その
開口端部には、アダプタ13が嵌入され固定されてい
る。このアダプタ13は、ピストン11に差し込まれる
円柱基部13Aと、ピストン11開口端部よりもディス
クロータ2側に位置する大径部13Bとから構成されて
いる。
【0032】これに対し、シリンダボディ4のディスク
ロータ2よりもアウター側に位置する部分、つまりブレ
ーキパッド7の背面に対向する部分には、上記ピストン
11に対して夫々ロータ回転方向にずれた位置に一対の
爪部14A,14Bが形成されている。
【0033】これら爪部14A,14Bの裏金7側に対
向する摺接面15A,15Bが図1で明らかなように、
裏金7との距離がロータ回転方向の外側端部から内側端
部に向かうに従い徐々に狭くなる傾斜平面に形成され、
両爪部14A,14Bがシリンダボディ4のロータ回転
方向の中心線を対称軸とする線対称形に形成されてい
る。
【0034】そして、シリンダボディ4は、その少なく
ともディスクロータ2を跨ぐ部位の曲げ剛性は、各爪部
14A,14Bのねじり剛性以上に設定され、後述する
制動時における爪部14A,14Bによるアウター側ブ
レーキパッド7の確実な押圧状態を維持できるように構
成されている。
【0035】次に、上記実施形態の動作を説明する。
今、車両が非制動状態で走行している状態では、図1及
び図3に示すように、シリンダボディ4のピストン11
及び爪部14A,14Bが夫々インナー側ブレーキパッ
ド6及びアウター側ブレーキパット7に対して外方に離
間した位置にあり、両ブレーキパッド6及び7のライニ
ング6A及び7Aがディスクロータ2の外周側の摺接面
に対して僅かに離間して、ディスクロータ2に対して制
動力が作用しない状態となっている。
【0036】この走行状態から運転者がブレーキペダル
(図示せず)を踏込んで制動状態とすると、マスタシリ
ンダ等によって増圧分配された油圧がシリンダ孔10内
に供給されるから、その油圧によってピストン11がデ
ィスクロータ2に近づく方向に変位する。すると、ピス
トン11の先端部に設けられたアダプタ13の大径部1
3Bがブレーキパッド6の裏金6Bを押圧するため、そ
のブレーキパッド6がディスクロータ2に近づく方向に
変位し、そのライニング6Aがディスクロータ2の表面
に摺接する。
【0037】この状態からシリンダ孔10内の油圧によ
ってさらにピストン11がディスクロータ2側に変位し
ようとすると、ブレーキパッド6がディスクロータ2を
押圧することによる反力によりシリンダボディ4自体
が、ピストン11とは逆に車両内側に変位するから、爪
部14A,14Bもディスクロータ2に近づく方向に変
位してブレーキパッド7の裏金7Bを押圧するようにな
って、そのブレーキパッド7がディスクロータ2に近づ
く方向に変位し、そのライニング7Aがディスクロータ
2の表面に摺接する。
【0038】そして、このようなブレーキパッド6,7
のディスクロータ2への摺接動作は極短い時間内に行わ
れるため、ブレーキペダルを踏み込むのと殆ど同時に両
ブレーキパッド6,7によってディスクロータ2が両側
から挟み込まれることになり、ブレーキパッド6,7と
ディスクロータ2との間の摩擦によってディスクロータ
2の回転力が熱に変換されて制動が行われる。
【0039】なお、ディスクロータ2に両ブレーキパッ
ド6,7が摺接すると、両ブレーキパッド6,7はその
端面がトルクメンバ3に当接するまでロータ回転方向に
変位するから、制動中のブレーキパッド6,7はトルク
メンバ3を介して車体側に支持されることになる。
【0040】このような制動状態からブレーキペダルの
踏み込みが解除されると、シリンダ孔10内の油圧が排
出されるから、ピストン11は弾性変形していたシール
リング12の復元作用によりディスクロータ2から離れ
る方向に変位し、これに伴ってシリンダボディ4全体が
車両外側に変位するからその爪部14A,14Bもディ
スクロータ2から離れる方向に変位し、ピストン11及
び爪部14A,14Bによるブレーキパッド6,7の押
圧が解除されて制動状態が解消する。
【0041】ところで、本実施形態においては、爪部1
4A及び14Bのアウター側ブレーキパッド7との摺接
面が、中央部側即ちピストン11に近い側でアウター側
ブレーキパッド7との距離が一番狭く、これより外方側
に行くに従いアウター側ブレーキパッド7との距離が増
加する傾斜平面となっていることから、これら爪部14
A及び14Bのアウター側ブレーキパッド7との摺接開
始当初は、先ず、爪部14A及び14Bの摺接面15
A,15Bの中央よりの内側端部がアウター側ブレーキ
パッド7に摺接することになる。
【0042】このため、緩制動時には、両爪部14A,
14Bによるアウター側ブレーキパッド7に対する押圧
中心は、図6に示すように、夫々ブレーキパッド7のロ
ータ回転方向における中央寄り位置側となる。
【0043】この緩制動状態から、さらにブレーキペダ
ルを踏込んでシリンダ孔10に供給される油圧がさらに
高くなる中制動状態となると、これに応じて爪部14A
及び14Bの中央寄り位置での反力も大きくなるので、
これら爪部14A及び14Bが夫々平面から見て時計方
向及び反時計方向にねじれ、これによって爪部14A及
び14Bの摺接面におけるアウター側ブレーキパッド7
に対する接触面積が増加するので、これら爪部14A及
び14Bによるブレーキパッド7に対する押圧中心も図
7(b)に示すように外側に移動する。
【0044】この中制動状態からからにブレーキペダル
を踏込んでシリンダ孔10に供給される油圧がより高く
なる高制動状態となると、爪部14A及び14Bがさら
にねじれて、図7(c)に示すように、摺接面全体がア
ウター側ブレーキパッド7に摺接することになり、押圧
中心がさらに外側に移動する。
【0045】このように、本実施形態によると、制動時
における爪部14A及び14Bによるアウター側ブレー
キパッド7に対する押圧中心が制動力に応じて変化する
ので、局部的な加熱領域が一箇所に集中することがな
く、ヒートスポットの発生を抑制することができる。
【0046】また、ピストン11に供給される油圧が比
較的低い緩制動状態では、爪部14A及び14Bによる
アウター側ブレーキパッド7の押圧幅が従来例における
爪部の押圧幅に比較して狭くなるため、たとえヒートス
ポットが発生した場合でもその発生次数があがり、1つ
のヒートスポット当たりに集中する熱量が分散されるの
で、ブレーキジャダー現象を抑制することができる。
【0047】次に、本発明の請求項3の発明に対応する
第2の実施形態を図8について説明する。この第2の実
施形態は、上記第1の実施形態における爪部14A及び
14Bのねじり剛性を異ならせることによって押圧中心
の移動をより顕著に行うようにしたものである。
【0048】すなわち、第2の実施形態においては、図
8に示すように、爪部14Bのロータ回転方向の幅が爪
部14Aのロータ回転方向の幅に比較して狭く設定され
て、爪部14Bの捩じり剛性が爪部14Aに比較して小
さく選定されていることを除いては前述した第1の実施
形態と同様の構成を有し、図7との対応部分には同一符
号を付し、その詳細説明はこれを省略する。
【0049】この第2の実施形態によると、緩制動状態
では、図8(a)に示すように、両爪部14A及び14
Bの中央側端部がアウター側ブレーキパッド7に当接し
て、これを押圧するので、前述した第1の実施形態と同
様の押圧中心となる。
【0050】この緩制動状態からピストン11に供給さ
れる油圧が増加して中制動状態となると、両爪部14A
及び14Bの中央側端部の反力が増加し、これによって
爪部14A及び14Bが捩じれることになるが、このと
き爪部14Bの方が爪部14Aに比較して捩じり剛性が
小さいので、図8(b)に示すように、爪部14Bが先
に捩じれて摺接面全体がアウター側ブレーキパッド7に
当接することになり、この爪部14Bの押圧中心が右方
に移動する。
【0051】この中制動状態からさらにピストン11に
供給される油圧が増加して急制動状態となると、図8
(c)に示すように、残りの爪部14Aも捩じれて、そ
の摺接面が全てアウター側ブレーキパッド7に当接する
ことにより、この爪部14Aの押圧中心が左方に移動す
る。
【0052】このように、上記第2の実施形態によれ
ば、一対の爪部14A及び14Bの何れか一方の捩じり
剛性を他方に比較して低下させてあるので、捩じり剛性
の小さい爪部14Bが先に捩じれてその摺接面の全面が
アウター側ブレーキパッド7に摺接することにより、前
述した第1の実施形態に比較して、押圧中心の移動が早
めで且つ大きな移動量となり、ヒートスポットの発生を
より抑制してブレーキジャダー現象をより抑制すること
ができる。
【0053】なお、上記第2の実施形態においては、爪
部14Bの捩じり剛性を爪部14Aの捩じり剛性に比較
して低下させた場合について説明したが、これに限定さ
れるものではなく、爪部14Aの捩じり剛性を爪部14
Bの捩じり剛性より低下させることもできる。
【0054】また、爪部14Bの捩じり剛性を低下させ
る場合にロータ回転方向の幅を狭くする場合について説
明したが、これに限定されるものではなく、ロータ厚さ
方向の厚みを薄くしたり、ロータ回転方向の幅及びロー
タ厚さ方向の厚みの双方を狭めるようにしてもよい。
【0055】次に、本発明における請求項4の発明に対
応する第3の実施形態を図9について説明する。この第
3の実施形態においては、爪部の捩じり剛性を異ならせ
る場合に変えて、爪部14A及び14Bの傾斜角を異な
らせることにより、押圧中心を顕著に移動させるように
したものである。
【0056】すなわち、第3の実施形態では、図9に示
すように、爪部14Bの摺接面の傾斜角θB を爪部14
Aの摺接面の傾斜角θA に比較して小さく設定されてい
ることを除いては第1の実施形態と同様の構成を有し、
第7図との対応部分には同一符号を付し、その詳細説明
はこれを省略する。
【0057】この第3の実施形態によると、緩制動状態
では、図9(a)に示すように、両爪部14A及び14
Bの中央側端部がアウター側ブレーキパッド7に当接し
て、これを押圧するので、前述した第1及び第2の実施
形態と同様の押圧中心となる。
【0058】この緩制動状態からピストン11に供給さ
れる油圧が増加して中制動状態となると、両爪部14A
及び14Bの中央側端部の反力が増加し、これによって
爪部14A及び14Bが捩じれることになるが、このと
き爪部14Bの方が爪部14Aに比較して摺接面の傾斜
角θB が小さいので、図9(b)に示すように、爪部1
4Bが先に摺接面全体がアウター側ブレーキパッド7に
当接することになり、この爪部14Bの押圧中心が右方
に移動する。
【0059】この中制動状態からさらにピストン11に
供給される油圧が増加して急制動状態となると、図9
(c)に示すように、残りの爪部14Aも捩じれて、そ
の摺接面が全てアウター側ブレーキパッド7に当接する
ことにより、この爪部14Aの押圧中心が左方に移動す
る。
【0060】このように、上記第3の実施形態によれ
ば、一対の爪部14A及び14Bの何れか一方の摺接面
の傾斜角を他方に比較して小さく設定してあるので、傾
斜角小さい爪部14Bの摺接面が先にその全面がアウタ
ー側ブレーキパッド7に摺接することになり、前述した
第2の実施形態と同様に、押圧中心の移動が早めで且つ
大きな移動量となり、ヒートスポットの発生をより抑制
してブレーキジャダー現象をより抑制することができ
る。
【0061】なお、上記各実施形態においては、各爪部
14A及び14Bの摺接面15A及び15Bを傾斜平面
とした場合について説明したが、これに限定されるもの
ではなく、円弧面、楕円面等の曲面や段付き面とするこ
ともでき、この場合でも制動力変化に伴う爪部の捩じれ
に応じてアウター側ブレーキパッドに対する押圧中心を
移動させて、ヒートスポットの発生を抑制することがで
きる。
【0062】また、上記各実施形態においては、押圧中
心がロータ回転方向の内側から外側に移動する場合につ
いて説明したが、押圧中心の移動によるヒートスポット
の発生抑止のみを考えるならば爪部14A,14Bの形
状を上記各実施形態とは逆関係にロータ回転方向の外側
から内側に移動させるように即ち内側端部から外側に行
くに従いディスクロータ2との距離が狭くなる傾斜面と
することもでき、さらに、両爪部14A,14Bで互い
に逆方向の傾斜面とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の全体構成を示す平面
図である。
【図2】図1のII方向矢視図である。
【図3】図1の III−III 線断面図である。
【図4】ディスクロータの反り返りを説明する斜視図で
ある。
【図5】ディスクロータが反り返った場合の制動動作を
示す模式図である。
【図6】緩制動時のアウター側ブレーキパッドの面圧分
布を示す説明図である。
【図7】制動力が変化したときの押圧状態変化を示す説
明図である。
【図8】本発明の第2の実施形態における制動力が変化
したときの押圧状態変化を示す説明図である。
【図9】本発明の第3の実施形態における制動力が変化
したときの押圧状態変化を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ディスクブレーキ装置 2 ディスクロータ 3 トルクメンバ(車体側部材) 4 シリンダボディ 6 インナー側ブレーキパッド 7 アウター側ブレーキパッド 6A,7B ライニング 6B,7B 裏金 10 シリンダ孔 11 ピストン 14A,14B 爪部 15A,15B 摺接面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪と共に回転するディスクロータを両
    側から挟み込むように対向配置され且つ前記ディスクロ
    ータの厚さ方向に進退可能に車体側部材に支持されたイ
    ンナー側ブレーキパッド及びアウター側ブレーキパッド
    と、前記車体側部材に前記厚さ方向に進退可能に支持さ
    れ且つ前記ディスクロータの外周縁部を跨ぐシリンダボ
    ディと、該シリンダボディの前記インナー側ブレーキパ
    ッドの背面に対向して進退可能に支持されたピストン
    と、前記アウター側ブレーキパッドの背面に対向して前
    記シリンダボディに形成された爪部と、を備えたディス
    クブレーキ装置において、 前記爪部のアウター側ブレーキパッドとの摺接面が、当
    該爪部の制動力作用時の捩じれによって前記アウター側
    ブレーキパッドに対する押圧中心がディスクロータ回転
    方向に移動する形状に形成されていることを特徴とする
    ディスクブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 車輪と共に回転するディスクロータを両
    側から挟み込むように対向配置され且つ前記ディスクロ
    ータの厚さ方向に進退可能に車体側部材に支持されたイ
    ンナー側ブレーキパッド及びアウター側ブレーキパッド
    と、前記車体側部材に前記厚さ方向に進退可能に支持さ
    れ且つ前記ディスクロータの外周縁部を跨ぐシリンダボ
    ディと、該シリンダボディの前記インナー側ブレーキパ
    ッドの背面に対向して進退可能に支持されたピストン
    と、前記アウター側ブレーキパッドの背面に対向し且つ
    ディスクロータ回転方向に離間して前記シリンダボディ
    に形成された一対の爪部と、を備えたディスクブレーキ
    装置において、 前記一対の爪部のアウター側ブレーキパッドとの摺接面
    が、ディスクロータ回転方向の外側端部から内側に向う
    に従って当該アウター側ブレーキパッドとの間隔が狭ま
    る傾斜面に形成されていることを特徴とするディスクブ
    レーキ装置。
  3. 【請求項3】 前記一対の爪部は両者のねじり剛性が異
    なる値に設定されていることを特徴とする請求項2に記
    載のディスクブレーキ装置。
  4. 【請求項4】 前記一対の爪部は両者の摺接面の傾斜角
    が異なる値に設定されていることを特徴とする請求項2
    に記載のディスクブレーキ装置。
  5. 【請求項5】 前記爪部のねじり剛性は、シリンダボデ
    ィのロータを跨ぐ部位の曲げ剛性以下に設定されている
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のディ
    スクブレーキ装置。
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