JPH10306501A - 組立式トラス構造体 - Google Patents
組立式トラス構造体Info
- Publication number
- JPH10306501A JPH10306501A JP11955697A JP11955697A JPH10306501A JP H10306501 A JPH10306501 A JP H10306501A JP 11955697 A JP11955697 A JP 11955697A JP 11955697 A JP11955697 A JP 11955697A JP H10306501 A JPH10306501 A JP H10306501A
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- JP
- Japan
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- frame member
- truss structure
- regulating
- members
- frame
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 トラスベース構造体の接合構造を強化する。
【解決手段】 フレーム部材2の接続端部5付近に規制
部材21を嵌装する。隣接する規制部材21を連結部材
22によって互いに連結する。これによってフレーム部
材2の割り角度θを一定に保持することができ、フレー
ム部材2が荷重を受けても面内方向に曲がり難く、トラ
スベース構造体の強度、剛性を増加させることができ
る。
部材21を嵌装する。隣接する規制部材21を連結部材
22によって互いに連結する。これによってフレーム部
材2の割り角度θを一定に保持することができ、フレー
ム部材2が荷重を受けても面内方向に曲がり難く、トラ
スベース構造体の強度、剛性を増加させることができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハブと呼ばれる接
続部材によってパイプ、押出形材のような任意の断面形
状を有し構造材を構成するフレーム部材を順次接続して
組立式立体トラスを構築する組立式トラス構造体に関す
る。
続部材によってパイプ、押出形材のような任意の断面形
状を有し構造材を構成するフレーム部材を順次接続して
組立式立体トラスを構築する組立式トラス構造体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】トラス構造体におけるジョイント方式と
しては、 ボールジョイント方式 柱状ジョイント方式 の2方式がある。前者は、トラス格点に球状ジョイント
(ノド)を使用し、これによってフレーム部材を順次連
結するものである(特開平7−11705号公報等)。
後者は、連結用凹凸のついた連結溝が形成された柱状ジ
ョイント(ハブ)と、押し潰しによって形成された前記
ハブに形成された凹凸と係合する凹凸が形成される接続
端部を有するフレーム部材とを使用するものであり(米
国特許第2,931,467号、実開平2−98121
号公報、特開平7−102633号公報等)、本発明は
この後者の柱状ジョイント方式を採用した組立式立体ト
ラスのトラス構造体に関するものである。
しては、 ボールジョイント方式 柱状ジョイント方式 の2方式がある。前者は、トラス格点に球状ジョイント
(ノド)を使用し、これによってフレーム部材を順次連
結するものである(特開平7−11705号公報等)。
後者は、連結用凹凸のついた連結溝が形成された柱状ジ
ョイント(ハブ)と、押し潰しによって形成された前記
ハブに形成された凹凸と係合する凹凸が形成される接続
端部を有するフレーム部材とを使用するものであり(米
国特許第2,931,467号、実開平2−98121
号公報、特開平7−102633号公報等)、本発明は
この後者の柱状ジョイント方式を採用した組立式立体ト
ラスのトラス構造体に関するものである。
【0003】この方式の組立式トラス構造物は、組立に
おいてボルトや溶接による接合を必要としないために組
立作業が簡単で、高い継手効率が得られ、スマートで高
い採光性と広い無柱空間が得られるなどの優れた特長を
有していることから、野外コンサートホール、ガソリン
スタンド、プール、展示場等の屋根、ビルの側面外壁、
植物園用ドーム、寺院ドーム等に広く採用されている。
おいてボルトや溶接による接合を必要としないために組
立作業が簡単で、高い継手効率が得られ、スマートで高
い採光性と広い無柱空間が得られるなどの優れた特長を
有していることから、野外コンサートホール、ガソリン
スタンド、プール、展示場等の屋根、ビルの側面外壁、
植物園用ドーム、寺院ドーム等に広く採用されている。
【0004】ここで、組立式トラス構造体とは、トラス
部分がドーム型、モスク型、ピラミッド型、フラットス
トラクチャー型あるいはバレルヴォールト型等の形状を
呈しダブルレイヤー方式またはシングルレイヤー方式の
トラス構造体を指し、それらが独立した構築物とされる
場合並びに構築物の一部の構造部分として併設される構
築物とされる場合も含まれる。また、以下の記述ではド
ーム形を代表例として取り上げたが、それぞれの方式に
対応したトラス構造とすればよいことは勿論である。
部分がドーム型、モスク型、ピラミッド型、フラットス
トラクチャー型あるいはバレルヴォールト型等の形状を
呈しダブルレイヤー方式またはシングルレイヤー方式の
トラス構造体を指し、それらが独立した構築物とされる
場合並びに構築物の一部の構造部分として併設される構
築物とされる場合も含まれる。また、以下の記述ではド
ーム形を代表例として取り上げたが、それぞれの方式に
対応したトラス構造とすればよいことは勿論である。
【0005】図9(A),(B)は柱状ジョイント方式
を採用した組立式立体トラス構造物におけるトラス構造
体の一例を示すドーム型構造物の平面図および正面図、
図10は従来方式でトラス格点を形成する接合構造を示
す分解斜視図、図11(A),(B),(C)はフレー
ム部材の正面図、平面図および側面図である。これらの
図において、1はドーム状のトラス構造物におけるトラ
ス構造体で、多数のフレーム部材2と、これらのフレー
ム部材2を接続するハブ3とで構成されている。フレー
ム部材2は、通常アルミニウム合金等のパイプからな
り、その両端部を塑性加工により偏平状の接続端部5と
し、さらにその両面にディンプルと称する後述するハブ
3の凹凸7と係合する凹凸4を設けている。
を採用した組立式立体トラス構造物におけるトラス構造
体の一例を示すドーム型構造物の平面図および正面図、
図10は従来方式でトラス格点を形成する接合構造を示
す分解斜視図、図11(A),(B),(C)はフレー
ム部材の正面図、平面図および側面図である。これらの
図において、1はドーム状のトラス構造物におけるトラ
ス構造体で、多数のフレーム部材2と、これらのフレー
ム部材2を接続するハブ3とで構成されている。フレー
ム部材2は、通常アルミニウム合金等のパイプからな
り、その両端部を塑性加工により偏平状の接続端部5と
し、さらにその両面にディンプルと称する後述するハブ
3の凹凸7と係合する凹凸4を設けている。
【0006】前記ハブ3は、通常アルミニウム合金
(例:Al−Mg−Si系合金)製の押出型材、鍛造品
等によって柱状体に形成され、中心にボルト挿通孔6を
有している。また、ハブ3は、外周面に放射状に形成さ
れ溝壁面に凹凸7を有する6〜9個の連結溝(スロッ
ト)8を備え、この連結溝8に前記フレーム部材2の接
続端部5が軸線方向から圧入嵌合されることによりフレ
ーム部材2を互いに接続し、トラス格点を形成してい
る。ボルト挿通孔6にはボルト9が挿通され、その上下
の突出端部にワッシャ10および保持板11が嵌装さ
れ、ナット12の締結によって保持板11をハブ3の上
下面に押し付けることで、接続端部5が連結溝8から抜
けるのを防止している。また、このボルト9と保持板1
1は、ルーフパネル部材をハブ3上に取り付けるために
も利用される。そして、このトラス格点をフレーム部材
2で連結することにより組立式トラス構造体1が構築さ
れ、さらにその上に屋根部材が載置されてドーム型トラ
ス構造物が完成される。
(例:Al−Mg−Si系合金)製の押出型材、鍛造品
等によって柱状体に形成され、中心にボルト挿通孔6を
有している。また、ハブ3は、外周面に放射状に形成さ
れ溝壁面に凹凸7を有する6〜9個の連結溝(スロッ
ト)8を備え、この連結溝8に前記フレーム部材2の接
続端部5が軸線方向から圧入嵌合されることによりフレ
ーム部材2を互いに接続し、トラス格点を形成してい
る。ボルト挿通孔6にはボルト9が挿通され、その上下
の突出端部にワッシャ10および保持板11が嵌装さ
れ、ナット12の締結によって保持板11をハブ3の上
下面に押し付けることで、接続端部5が連結溝8から抜
けるのを防止している。また、このボルト9と保持板1
1は、ルーフパネル部材をハブ3上に取り付けるために
も利用される。そして、このトラス格点をフレーム部材
2で連結することにより組立式トラス構造体1が構築さ
れ、さらにその上に屋根部材が載置されてドーム型トラ
ス構造物が完成される。
【0007】このような組立式立体トラスにおけるトラ
ス構造体の接合構造においては、フレーム部材2の端部
に偏平状に押し潰された接続端部5を設けているので、
連結部材の部品点数が削減できるとともに、立体曲面構
造の構造物を構築する場合には、ハブ3の連結溝8間の
割り角度θ以外に接続部に3つの角度付け(コイン角
α、ベント角β、ツイスト角γ)をすることによってフ
レーム部材2自体で球面度を出すことができる。また、
ハブ3の軸線方向(トラス面外方向)の負荷に対しては
耐力が高く、シングルレイヤーで構築可能なトラス構造
も多くなり、この場合トラス構造体を簡略化することが
できる。なお、コイン角αは接続端部5の切断角度、ベ
ント角βはフレーム部材2の軸線と接続端部5の軸線と
のなす角度、ツイスト角γはフレーム部材2を介して隣
合い高さおよびハブ軸方向の曲率中心位置が異なるハブ
間の連結溝を連結するフレーム部材2における接続端部
5間のなす角度である。
ス構造体の接合構造においては、フレーム部材2の端部
に偏平状に押し潰された接続端部5を設けているので、
連結部材の部品点数が削減できるとともに、立体曲面構
造の構造物を構築する場合には、ハブ3の連結溝8間の
割り角度θ以外に接続部に3つの角度付け(コイン角
α、ベント角β、ツイスト角γ)をすることによってフ
レーム部材2自体で球面度を出すことができる。また、
ハブ3の軸線方向(トラス面外方向)の負荷に対しては
耐力が高く、シングルレイヤーで構築可能なトラス構造
も多くなり、この場合トラス構造体を簡略化することが
できる。なお、コイン角αは接続端部5の切断角度、ベ
ント角βはフレーム部材2の軸線と接続端部5の軸線と
のなす角度、ツイスト角γはフレーム部材2を介して隣
合い高さおよびハブ軸方向の曲率中心位置が異なるハブ
間の連結溝を連結するフレーム部材2における接続端部
5間のなす角度である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の組立式
立体トラスにおけるトラス構造体の接合構造において、
フレーム部材2の接続端部5はトラス面外方向に長い偏
平状に形成されていることから、ハブ3の軸線方向の荷
重に対しては強度的に問題ないが、トラス面内方向(ハ
ブの周方向)の荷重およびハブ3の軸線回りのモーメン
トに対しては相対的に弱い構造となっている。そのた
め、積雪、地震等でフレーム部材2に軸線方向の圧縮ま
たは引張荷重が不均一に加わった場合、フレーム部材2
の付根部5aがトラス面内において周方向に変形して接
続端部5が折れ曲がり、部分的に破壊したり構造物全体
が破壊するおそれがある。
立体トラスにおけるトラス構造体の接合構造において、
フレーム部材2の接続端部5はトラス面外方向に長い偏
平状に形成されていることから、ハブ3の軸線方向の荷
重に対しては強度的に問題ないが、トラス面内方向(ハ
ブの周方向)の荷重およびハブ3の軸線回りのモーメン
トに対しては相対的に弱い構造となっている。そのた
め、積雪、地震等でフレーム部材2に軸線方向の圧縮ま
たは引張荷重が不均一に加わった場合、フレーム部材2
の付根部5aがトラス面内において周方向に変形して接
続端部5が折れ曲がり、部分的に破壊したり構造物全体
が破壊するおそれがある。
【0009】そのため、大きな構造物を構築するために
は、厚肉パイプからなるフレーム部材を使用したり、フ
レーム部材2の長さを短くしたり、あるいは特開平7−
102633号公報に開示されているように補強板によ
って接続端部5の厚みを増大させるなど種々の対策を講
じている。
は、厚肉パイプからなるフレーム部材を使用したり、フ
レーム部材2の長さを短くしたり、あるいは特開平7−
102633号公報に開示されているように補強板によ
って接続端部5の厚みを増大させるなど種々の対策を講
じている。
【0010】しかしながら、厚肉パイプを使用すると、
トラス構造体自体の重量が増加し、フレーム部材を短く
すると、フレーム部材およびトラス格点が増加するため
組立作業に時間を要する。また、補強板を用いて接続端
部5の厚みを増大させると、連結溝8の溝幅を大きくし
なければならないため、ハブ3の径も比例して大きくな
り、ハブ重量も大きくなるという不具合があった。
トラス構造体自体の重量が増加し、フレーム部材を短く
すると、フレーム部材およびトラス格点が増加するため
組立作業に時間を要する。また、補強板を用いて接続端
部5の厚みを増大させると、連結溝8の溝幅を大きくし
なければならないため、ハブ3の径も比例して大きくな
り、ハブ重量も大きくなるという不具合があった。
【0011】本発明は上記した従来の問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、比較
的簡単な構成でフレーム部材のハブ周方向の変形を規制
することにより、トラス構造物の強度を増大させること
ができるようにした組立式トラス構造体を提供すること
にある。
ためになされたもので、その目的とするところは、比較
的簡単な構成でフレーム部材のハブ周方向の変形を規制
することにより、トラス構造物の強度を増大させること
ができるようにした組立式トラス構造体を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、凹凸のついた複数個の連結溝が形成された棒
状のハブと、このハブに形成された凹凸に係合する凹凸
が形成された扁平な接続端部を有するフレーム部材とに
よって構築する組立式トラス構造体において、前記フレ
ーム部材の接続端部付近のハブ周方向の変形を規制する
筒状の規制部材を各フレーム部材の接続端部付近にそれ
ぞれ嵌装し、かつ隣接するフレーム部材の規制部材どう
しを互いに連結したことを特徴とする。本発明のよう
に、規制部材によって隣接するフレーム部材どうしを互
いに連結すると、フレーム部材は割角度を一定に保持す
る。したがって、トラス面内方向の荷重およびハブの軸
線回りのモーメントを受けてもハブ周方向に変形するこ
とがない。また、本発明は、規制部材には隣り合うフレ
ーム部材に向かって突出する連結片が設けられているこ
とを特徴とする。本発明においては、連結片は互いに連
結されることで隣接する規制部材が一連連結される。ま
た、本発明は、隣り合う規制部材の連結片どうしを直接
連結したことを特徴とする。本発明においては、 連結
片は直接連結されることで隣接する規制部材が一連連結
される。また、本発明は、 隣り合う規制部材の連結片
どうしを連結部材を介して連結したことを特徴とする。
連結部材は隣り合う規制部材の連結片を連結する。ま
た、本発明は、規制部材をアルミニウム合金の押出形材
で形成したことを特徴とする。本発明のように連結部材
を押出形成によって形成すると、規制部材の外周に固定
部を形成することが容易になる。また、本発明は、フレ
ーム部材の端部を塑性変形させる扁平加工時に一体に塑
性変形された規制部材を備えたことを特徴とする。本発
明において、規制部材はフレーム部材の端部を塑性変形
させる前に予めフレーム用形材に嵌装され、前記端部の
扁平加工時に同時に塑性変形される。したがって、フレ
ーム部材に対する規制部材の取付が容易で、ボルト等の
連結手段を必要としない。さらに、本発明は、押出成形
されたフレーム部材に押出成形された短尺の規制部材を
外挿させておき、フレーム部材端部に凹凸が形成された
扁平部を形成する接続端部と、前記規制部材の板厚相当
の段差を有するとともに、前記規制部材に形成される連
結片の逃げを形成するスリットが形成されたテーパ部形
成部よりなる金型を用いてフレーム部材の端部を塑性変
形させる扁平加工時に前記フレーム部材に一体に塑性変
形された規制部材を備えたことを特徴とする。本発明に
おいて、金型はフレーム部材の端部を塑性変形させる扁
平加工時に規制部材も同時に塑性変形させる。
本発明は、凹凸のついた複数個の連結溝が形成された棒
状のハブと、このハブに形成された凹凸に係合する凹凸
が形成された扁平な接続端部を有するフレーム部材とに
よって構築する組立式トラス構造体において、前記フレ
ーム部材の接続端部付近のハブ周方向の変形を規制する
筒状の規制部材を各フレーム部材の接続端部付近にそれ
ぞれ嵌装し、かつ隣接するフレーム部材の規制部材どう
しを互いに連結したことを特徴とする。本発明のよう
に、規制部材によって隣接するフレーム部材どうしを互
いに連結すると、フレーム部材は割角度を一定に保持す
る。したがって、トラス面内方向の荷重およびハブの軸
線回りのモーメントを受けてもハブ周方向に変形するこ
とがない。また、本発明は、規制部材には隣り合うフレ
ーム部材に向かって突出する連結片が設けられているこ
とを特徴とする。本発明においては、連結片は互いに連
結されることで隣接する規制部材が一連連結される。ま
た、本発明は、隣り合う規制部材の連結片どうしを直接
連結したことを特徴とする。本発明においては、 連結
片は直接連結されることで隣接する規制部材が一連連結
される。また、本発明は、 隣り合う規制部材の連結片
どうしを連結部材を介して連結したことを特徴とする。
連結部材は隣り合う規制部材の連結片を連結する。ま
た、本発明は、規制部材をアルミニウム合金の押出形材
で形成したことを特徴とする。本発明のように連結部材
を押出形成によって形成すると、規制部材の外周に固定
部を形成することが容易になる。また、本発明は、フレ
ーム部材の端部を塑性変形させる扁平加工時に一体に塑
性変形された規制部材を備えたことを特徴とする。本発
明において、規制部材はフレーム部材の端部を塑性変形
させる前に予めフレーム用形材に嵌装され、前記端部の
扁平加工時に同時に塑性変形される。したがって、フレ
ーム部材に対する規制部材の取付が容易で、ボルト等の
連結手段を必要としない。さらに、本発明は、押出成形
されたフレーム部材に押出成形された短尺の規制部材を
外挿させておき、フレーム部材端部に凹凸が形成された
扁平部を形成する接続端部と、前記規制部材の板厚相当
の段差を有するとともに、前記規制部材に形成される連
結片の逃げを形成するスリットが形成されたテーパ部形
成部よりなる金型を用いてフレーム部材の端部を塑性変
形させる扁平加工時に前記フレーム部材に一体に塑性変
形された規制部材を備えたことを特徴とする。本発明に
おいて、金型はフレーム部材の端部を塑性変形させる扁
平加工時に規制部材も同時に塑性変形させる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態に基づいて詳細に説明する。図1(A)、(B)は
本発明に係る組立式立体トラスのトラス格点でのトラス
構造体の接合構造部の実施の形態を示す平面図および斜
視図である。なお、図(A)はハブの軸線方向から見た
図である。図(B)においては、2本のフレーム部材を
ハブに連結した状態を示し、他のフレーム部材について
は図示を省略している。また、従来技術の欄で説明した
構成部材等と同一のものについては同一符号をもって示
し、その説明を適宜省略する。
形態に基づいて詳細に説明する。図1(A)、(B)は
本発明に係る組立式立体トラスのトラス格点でのトラス
構造体の接合構造部の実施の形態を示す平面図および斜
視図である。なお、図(A)はハブの軸線方向から見た
図である。図(B)においては、2本のフレーム部材を
ハブに連結した状態を示し、他のフレーム部材について
は図示を省略している。また、従来技術の欄で説明した
構成部材等と同一のものについては同一符号をもって示
し、その説明を適宜省略する。
【0014】本実施の形態においては、フレーム部材2
のハブ周方向の変形を規制するための規制部材21を各
フレーム部材2の接続端部5付近に嵌装し、隣り合う規
制部材21どうしを連結部材22によって互いに連結し
ている。フレーム部材2の前記規制部材21が取付けら
れる部分は、接続端部5の塑性加工時に押し潰されるこ
とによりテーパ部2Aを形成している。なお、ハブ3は
図10に示した従来のハブと同一である。
のハブ周方向の変形を規制するための規制部材21を各
フレーム部材2の接続端部5付近に嵌装し、隣り合う規
制部材21どうしを連結部材22によって互いに連結し
ている。フレーム部材2の前記規制部材21が取付けら
れる部分は、接続端部5の塑性加工時に押し潰されるこ
とによりテーパ部2Aを形成している。なお、ハブ3は
図10に示した従来のハブと同一である。
【0015】前記規制部材21は、フレーム部材2と同
様に、JIS A6061−T6,A6063−T6等
のアルミニウム合金の押出形材によって筒状体に形成さ
れることにより、筒状の本体21Aと、この本体21A
の両側面に一体に突設された板状の連結片21Bとから
なり、この連結片21Bに前記連結部材22の端部がボ
ルト23によって固定される。
様に、JIS A6061−T6,A6063−T6等
のアルミニウム合金の押出形材によって筒状体に形成さ
れることにより、筒状の本体21Aと、この本体21A
の両側面に一体に突設された板状の連結片21Bとから
なり、この連結片21Bに前記連結部材22の端部がボ
ルト23によって固定される。
【0016】このような規制部材21は、フレーム部材
2の制作時にそのフレーム用部材の端部を塑性変形させ
て接続端部5とテーパ部2Aを形成する前に予め前記フ
レーム用部材に嵌装され、前記端部の扁平加工時にテー
パ部2Aに適合する形状に塑性変形されることによりテ
ーパ部2Aに密接、固定される(後述する)。したがっ
て、規制部材21をボルト等の締結手段によってフレー
ム部材2に固定する必要がなく、フレーム部材2への取
付作業が容易である。
2の制作時にそのフレーム用部材の端部を塑性変形させ
て接続端部5とテーパ部2Aを形成する前に予め前記フ
レーム用部材に嵌装され、前記端部の扁平加工時にテー
パ部2Aに適合する形状に塑性変形されることによりテ
ーパ部2Aに密接、固定される(後述する)。したがっ
て、規制部材21をボルト等の締結手段によってフレー
ム部材2に固定する必要がなく、フレーム部材2への取
付作業が容易である。
【0017】前記連結部材22は、規制部材21と同様
にアルミニウム合金の押出形材または適宜板材によって
形成される。
にアルミニウム合金の押出形材または適宜板材によって
形成される。
【0018】ここで、規制部材21としては、本体21
Aの両側面に連結片21Bをそれぞれ1つずつ設けた例
を示したが、これに限らず図2に示すように各側面に2
つの連結片21Bを平行に設けたり、あるいは図3に示
すように連結片21Bを隣接する他の規制部材21方向
に長く形成して互いに隣接する規制部材21の連結片2
1Bどうしを重ね合わせ、これらをボルト23によって
直接連結してもよい。その場合は、上記した連結部材2
2が不要である。なお、図3に示す規制部材21におい
ては、左右の連結片21Bを板厚方向に板厚分だけずら
して形成する。
Aの両側面に連結片21Bをそれぞれ1つずつ設けた例
を示したが、これに限らず図2に示すように各側面に2
つの連結片21Bを平行に設けたり、あるいは図3に示
すように連結片21Bを隣接する他の規制部材21方向
に長く形成して互いに隣接する規制部材21の連結片2
1Bどうしを重ね合わせ、これらをボルト23によって
直接連結してもよい。その場合は、上記した連結部材2
2が不要である。なお、図3に示す規制部材21におい
ては、左右の連結片21Bを板厚方向に板厚分だけずら
して形成する。
【0019】次に、図4〜図8に基づきフレーム部材2
と規制部材21の製作について説明する。先ず、図4に
示すように所定長さに切断された円筒体からなるフレー
ム用形材30と、円筒部31Aと連結部32Bを一体に
有し所定長さに切断された規制部材用形材31を準備す
る。円筒部31Aの内径は、フレーム用形材30の外径
より若干大きい。次に、規制部材用形材31をフレーム
用形材30に嵌装する(図5)。次に、規制部材用形材
31が嵌装されたフレーム用形材30を図6に示す扁平
加工用金型33に装着する。
と規制部材21の製作について説明する。先ず、図4に
示すように所定長さに切断された円筒体からなるフレー
ム用形材30と、円筒部31Aと連結部32Bを一体に
有し所定長さに切断された規制部材用形材31を準備す
る。円筒部31Aの内径は、フレーム用形材30の外径
より若干大きい。次に、規制部材用形材31をフレーム
用形材30に嵌装する(図5)。次に、規制部材用形材
31が嵌装されたフレーム用形材30を図6に示す扁平
加工用金型33に装着する。
【0020】扁平加工用金型33は、上下対称な形状に
形成された上型34と下型35とからなり、その互いに
対向する加圧面には、接続端部5を形成する接続端部形
成部36とテーパ部2Aを形成するテーパ部形成部37
がそれぞれ設けられている。また、接続端部形成部36
には、接続端部5にディンプルと称する凹凸4(図1参
照)を形成するための凹凸38が形成され、テーパ部形
成部37には前記固定部31Bを逃がすスリット39が
形成されている。さらに、接続端部形成部36とテーパ
部形成部37との接続部には、段差40が設けられてい
る。
形成された上型34と下型35とからなり、その互いに
対向する加圧面には、接続端部5を形成する接続端部形
成部36とテーパ部2Aを形成するテーパ部形成部37
がそれぞれ設けられている。また、接続端部形成部36
には、接続端部5にディンプルと称する凹凸4(図1参
照)を形成するための凹凸38が形成され、テーパ部形
成部37には前記固定部31Bを逃がすスリット39が
形成されている。さらに、接続端部形成部36とテーパ
部形成部37との接続部には、段差40が設けられてい
る。
【0021】このような扁平加工用金型33を用いてフ
レーム用形材30と規制部材用形材31を同時に塑性変
形させると、上記したフレーム部材2と規制部材21が
同時に製作される。
レーム用形材30と規制部材用形材31を同時に塑性変
形させると、上記したフレーム部材2と規制部材21が
同時に製作される。
【0022】このような構造からなる組立式トラスの接
合構造においては、規制部材21によって隣合うフレー
ム部材2の割り角度θを一定に保持することができるの
で、フレーム部材2が軸線方向の圧縮または引張荷重を
受けたとき、ハブ3に周方向の回転モーメントが発生せ
ず、トラス面内方向のハブの回転方向に対する抵抗力を
増大させることができる。したがって、フレーム部材2
の接続端部5がトラス面内方向に折れ曲がったりせず、
トラス構造体の強度を増大させることができる。
合構造においては、規制部材21によって隣合うフレー
ム部材2の割り角度θを一定に保持することができるの
で、フレーム部材2が軸線方向の圧縮または引張荷重を
受けたとき、ハブ3に周方向の回転モーメントが発生せ
ず、トラス面内方向のハブの回転方向に対する抵抗力を
増大させることができる。したがって、フレーム部材2
の接続端部5がトラス面内方向に折れ曲がったりせず、
トラス構造体の強度を増大させることができる。
【0023】また、フレーム部材2の製作時に、規制部
材21の形材をフレーム用形材に嵌装してこれら両形材
を塑性変形させることにより、フレーム部材2と規制部
材21を同時に製作することができるので、これら両部
材の製作を1工程で行うことができ、また規制部材21
をフレーム部材2に対してボルト等の締結手段によって
締結する必要がなく、規制部材21の取付けも容易であ
る。また、規制部材21は形状が単純で、押出成形によ
って容易に製作することができ、フレーム部材2の端部
の補強部材を兼用する。さらに、フレーム部材2の接続
端部5の厚みを増大させる必要がないので、従来のハブ
3をそのまま使用することができる。
材21の形材をフレーム用形材に嵌装してこれら両形材
を塑性変形させることにより、フレーム部材2と規制部
材21を同時に製作することができるので、これら両部
材の製作を1工程で行うことができ、また規制部材21
をフレーム部材2に対してボルト等の締結手段によって
締結する必要がなく、規制部材21の取付けも容易であ
る。また、規制部材21は形状が単純で、押出成形によ
って容易に製作することができ、フレーム部材2の端部
の補強部材を兼用する。さらに、フレーム部材2の接続
端部5の厚みを増大させる必要がないので、従来のハブ
3をそのまま使用することができる。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る組立式ト
ラス構造体によれば、隣接するフレーム部材の割り角度
θを一定に保持することができるので、フレーム部材が
軸線方向の圧縮または引張荷重を受けたときフレーム部
材の接続端部がトラス面内方向に折れ曲がったりせず、
トラス面内方向の回転に対する抵抗力を増大させること
ができる。したがって、トラス構造体の崩壊を防止で
き、大型のトラス構造体を構築することができる。
ラス構造体によれば、隣接するフレーム部材の割り角度
θを一定に保持することができるので、フレーム部材が
軸線方向の圧縮または引張荷重を受けたときフレーム部
材の接続端部がトラス面内方向に折れ曲がったりせず、
トラス面内方向の回転に対する抵抗力を増大させること
ができる。したがって、トラス構造体の崩壊を防止で
き、大型のトラス構造体を構築することができる。
【図1】 (A),(B)は本発明に係る組立式立体ト
ラスのトラス格点でのトラス構造体の接合構造部の実施
の形態を示す平面図および斜視図である。
ラスのトラス格点でのトラス構造体の接合構造部の実施
の形態を示す平面図および斜視図である。
【図2】 規制部材の他の実施の形態を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】 規制部材のさらに他の実施の形態を示す斜視
図である。
図である。
【図4】 フレーム部材と規制部材の製作工程を説明す
るための図である。
るための図である。
【図5】 フレーム部材と規制部材の製作工程を説明す
るための図である。
るための図である。
【図6】 フレーム部材と規制部材の製作工程を説明す
るための図である。
るための図である。
【図7】 フレーム部材と規制部材の製作工程を説明す
るための図である。
るための図である。
【図8】 扁平加工用金型の斜視図である。
【図9】 (A),(B)は組立式トラス構造物の一例
を示すドーム型トラス構造体の平面図および正面図であ
る。
を示すドーム型トラス構造体の平面図および正面図であ
る。
【図10】 従来のトラス格点を形成する接合構造を示
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
【図11】 (A),(B),(C)はフレーム部材の
正面図、平面図および側面図である。
正面図、平面図および側面図である。
1…ドーム型トラス構造体、2…フレーム部材、3…ハ
ブ、5…接続端部、8…連結溝、9…ボルト、11…保
持板、21…規制部材、21A…本体、21B…連結
片、22…連結板、23…ボルト、30…フレーム用形
材、31…規制部材用形材、33…扁平加工用金型、3
4…上型、35…下型、39…スリット。
ブ、5…接続端部、8…連結溝、9…ボルト、11…保
持板、21…規制部材、21A…本体、21B…連結
片、22…連結板、23…ボルト、30…フレーム用形
材、31…規制部材用形材、33…扁平加工用金型、3
4…上型、35…下型、39…スリット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川村 知重 静岡県庵原郡蒲原町蒲原1丁目34番1号 日本軽金属株式会社グループ技術センター 内 (72)発明者 田中 清文 静岡県庵原郡蒲原町蒲原1丁目34番1号 日本軽金属株式会社グループ技術センター 内 (72)発明者 竹田 好宏 静岡県庵原郡蒲原町蒲原1丁目34番1号 日本軽金属株式会社グループ技術センター 内 (72)発明者 長橋 秀和 静岡県庵原郡蒲原町蒲原1丁目34番1号 日本軽金属株式会社グループ技術センター 内
Claims (7)
- 【請求項1】 凹凸のついた複数個の連結溝が形成され
た棒状のハブと、このハブに形成された凹凸に係合する
凹凸が形成された扁平な接続端部を有するフレーム部材
とによって構築する組立式トラス構造体において、 前記フレーム部材の接続端部付近のハブ周方向の変形を
規制する筒状の規制部材を各フレーム部材の接続端部付
近にそれぞれ嵌装し、かつ隣接するフレーム部材の規制
部材どうしを互いに連結したことを特徴とする組立式ト
ラス構造体。 - 【請求項2】 請求項1記載の組立式トラス構造体にお
いて、 規制部材には隣り合うフレーム部材に向かって突出する
連結片が設けられていることを特徴とする組立式トラス
構造体。 - 【請求項3】 請求項2記載の組立式トラス構造体にお
いて、 隣り合う規制部材の連結片どうしを直接連結したことを
特徴とする組立式トラス構造体。 - 【請求項4】 請求項2記載の組立式トラス構造体にお
いて、 隣り合う規制部材の連結片どうしを連結部材を介して連
結したことを特徴とする組立式トラス構造体。 - 【請求項5】 請求項1〜4のうちのいずれか1つに記
載の組立式トラス構造体において、 規制部材をアルミニウム合金の押出形材で形成したこと
を特徴とする組立式トラス構造体。 - 【請求項6】 請求項1〜5のうちのいずれか1つに記
載の組立式トラス構造体において、 フレーム部材の端部を塑性変形させる扁平加工時に一体
に塑性変形された規制部材を備えたことを特徴とする組
立式トラス構造体。 - 【請求項7】 請求項6記載の組立式トラス構造体にお
いて、 押出成形されたフレーム部材に押出成形された短尺の規
制部材を外挿させておき、フレーム部材端部に凹凸が形
成された扁平部を形成する接続端部と、前記規制部材の
板厚相当の段差を有するとともに、前記規制部材に形成
される連結片の逃げを形成するスリットが形成されたテ
ーパ部形成部よりなる金型を用いてフレーム部材の端部
を塑性変形させる扁平加工時に前記フレーム部材に一体
に塑性変形された規制部材を備えたことを特徴とする組
立式トラス構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11955697A JPH10306501A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 組立式トラス構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11955697A JPH10306501A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 組立式トラス構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10306501A true JPH10306501A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14764249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11955697A Pending JPH10306501A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 組立式トラス構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10306501A (ja) |
-
1997
- 1997-05-09 JP JP11955697A patent/JPH10306501A/ja active Pending
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