JP3449065B2 - 組立式立体トラス用ハブ体およびそれを用いたトラスベースの接合構造 - Google Patents

組立式立体トラス用ハブ体およびそれを用いたトラスベースの接合構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハブと呼ばれる接
続部材によってパイプ、押出形材のような任意の断面形
状を有し構造材を構成するフレーム部材を順次接続して
組立式立体トラス構造物を構築する組立式立体トラス用
ハブ体およびそれを用いたトラスベースの接合構造に関
し、特にフレーム部材の面内方向の変形を規制すること
によりフレーム部材とハブの接合部を強化したものであ
る。
【0002】
【従来の技術】組立式立体トラス構造物は、組立におい
てボルトや溶接による接合を必要としないため組立作業
が簡単で、高い継手効率が得られ、スマートで高い採光
性と広い無柱空間が得られるなどの優れた特徴を有して
いることから、野外コンサートホール、ガソリンスタン
ド、プール、展示場等の屋根、ビルの側面外壁、植物園
用ドーム、寺院ドーム等に広く採用されている。このよ
うなトラス構造物のジョイント方式を大別すると、 ボールジョイント方式 円筒ジョイント方式 の2方式がある。前者は、トラス格点に球状ジョイント
(ハブ)を使用し、これによってフレーム部材を順次連
結するものである(特開平7−11705号公報等)。
後者は、円筒ジョイント(ハブ)と、押し潰しによって
形成された接続端部を有するフレーム部材とを使用する
ものであり(米国特許第2,931,467号、実開平
2−98121号公報、特開平7−102633号公報
等)、本願発明はこの後者のジョイント方式を採用した
組立式立体トラスの接合構造に関するものである。な
お、ここで組立式立体トラスとは、トラス部分がドーム
型、モスク型、ピラミッド型、フラットストラクチャー
型、或いはバレルヴォールト型等の形状を呈するトラス
構造体を言い、それらが独立した構築物とされる場合並
びに構築物の一部の構造部分として併設される構造物と
される場合などがある。また、以下の記述ではドーム型
を代表例として取り上げたが、それぞれの方式に対応し
たトラス構造とすればよいことは勿論である。
【0003】図11(A),(B)は円筒ジョイント方
式を採用した組立式立体トラス構造物におけるトラスベ
ースの一例を示すドーム型構造物の平面図および正面
図、図12は従来方式でトラス格点を形成する接合構造
を示す分解斜視図、図13(A),(B)、(C)はフ
レーム部材の正面図、平面図および側面図である。これ
らの図において、1はドーム状のトラス構造物における
トラスベースで、多数のフレーム部材2と、これらのフ
レーム部材2を接続するハブ3とで構成されている。フ
レーム部材2は、通常アルミニウム合金等の直管からな
り、その両端部をプレス加工等により押し潰して偏平状
の接続端部5とし、さらにその両面にディンプルと称す
る凹凸4を設けている。ハブ3は、通常アルミニウム合
金(例:Al−Mg−Si系合金)製の押出型材、鍛造
品等によって円筒体に形成され、中心にボルト挿通孔6
を有している。また、ハブ3は、外周面に放射状に形成
され溝壁面に凹凸7を有する6〜9個の連結溝(スロッ
ト)8を備え、この連結溝8に前記フレーム部材2の接
続端部5が軸線方向から圧入嵌合されることによりフレ
ーム部材2を互いに接続し、トラス格点を形成してい
る。ボルト挿通孔6にはボルト9が挿通され、その上下
の突出端部にワッシャ10および保持板11が嵌装さ
れ、ナット12の締結によって保持板11をハブ3の上
下面に押し付けることで、接続端部5が連結溝8から抜
けるのを防止している。また、このボルト9と保持板1
1は、ルーフパネル部材をハブ3上に取り付けるために
も利用される。そして、このトラス格点をフレーム部材
2で連結することにより組立式トラス構造物のトラスベ
ース構造体1が構築され、さらにその上に屋根部材が載
置されてドーム型トラス構造物が完成される。
【0004】このようなトラスベースの接合構造におい
ては、フレーム部材2の端部に偏平状に押し潰された接
続端部5を設けているので、連結部材の部品点数が削減
できるとともに、立体曲面構造の構造物を構築する場合
には、ハブ3の連結溝8間に割り角度θ以外に接続部に
3つの角度付け(コイン角α、ベント角β、ツイスト角
γ)をすることによってフレーム部材自体での球面度を
出すことができる。また、ハブ3の軸線方向(面外方
向)の負荷に対しては耐力が高く、設計上は一層のトラ
スでよいのでトラスベース構造体を簡略化することがで
きる。なお、コイン角αは接続端部5の切断角度、ベン
ト角βはフレーム部材2の軸線と接続端部5の軸線との
なす角度、ツイスト角γはフレーム部材を介して隣合い
高さおよびハブ軸方向の曲率中心位置が異なるハブ間の
連結溝を連結するフレーム部材における接続端部間のな
す角度である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のトラス
ベースの接合構造において、フレーム部材2の接続端部
5はハブ3の軸線方向(面外方向)に長い偏平状に形成
されていることから、ハブ3の軸線方向の外力に対して
は強度的に特に問題はないが、ハブ3の面内方向(ハブ
の円周方向)に対しては相対的に弱く、そのため大型ト
ラス構造体において積雪、地震等でフレーム部材2に軸
線方向の圧縮または引張荷重が加わった場合、フレーム
部材2がトラス面内において周方向に変形して接続端部
5が折れ曲がり、部分的に破壊したり構造物全体が破壊
する危険性が想定されるという問題があった。特に、図
11に示すようにドーム体の場合にその頂点から下方へ
の角度出しのために複数箇所に三角形以外の異形部分、
本図では1Aおよび1Bの円周方向に四辺形部分が現れ
ている。このような部分が他の部分よりバランスが異な
るためにトラス構造体での弱点部分となり易く、この分
を優先的に補強するのが効果的である。
【0006】そのため、大きな構造物を構築するために
は、厚肉パイプからなるフレーム部材を使用したり、フ
レーム部材の長さを短くしたり、あるいは上記した特開
平7−102633号公報に開示されているように補強
板を接続端部に設けるなど種々の対策を講じている。し
かしながら、厚肉パイプを使用すると、当然のことなが
らハブ3も大型化してベース構造体自体の重量が増加
し、フレーム部材を短くすると、フレーム部材およびト
ラス格点が増加するため組立作業に時間を要する。ま
た、補強板を用いると、接続端部5の厚みが増大するた
め、連結溝8の溝幅が大きくなり、ハブ3の径も比例し
て大きくなり、ハブ質量も大きくなるという不具合があ
った。
【0007】本発明は上記した従来の問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、比較
的簡単な構成でフレーム部材のツイスト角を保持しフレ
ーム部材の周方向の変形を規制することにより、トラス
ベースの強度を増大させることができるようにした組立
式立体トラス用ハブ体およびそれを用いたトラスベース
の接合構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、トラス構造用フレーム部材の接続端部が圧入
嵌合される複数個の連結溝が放射状に形成されたトラス
格点用ハブにおいて、ハブおよびフレーム部材の端部を
上下から覆うカバーを設け、両カバーの内側に隣合うフ
レーム部材の端部間の空間を埋める突起状規制部を周方
向に間隔をおいて一体に成形したことを特徴とする組立
式立体トラス用ハブ体である。また、本発明は、トラス
構造用フレーム部材の接続端部が圧入嵌合される複数個
の連結溝が放射状に形成されたトラス格点用ハブにおい
て、ハブおよびフレーム部材の端部を上下から覆うカバ
ーを設け、いずれか一方のカバーの内側に隣合うフレー
ム部材の端部間の空間を埋める突起状規制部を周方向に
間隔をおいて一体に成形したことを特徴とする組立式立
体トラス用ハブ体である。さらに、本発明は、両端に偏
平な接続端部を有するフレーム部材と、前記接続端部が
圧入嵌合される複数個の連結溝が放射状に形成されたハ
ブによって組立式立体トラス構造物を構築するトラスベ
ースの接合構造において、前記ハブおよびフレーム部材
の端部を上下から覆うカバーを設け、このカバーの一方
または双方の内部に隣合うフレーム部材の端部間の空間
を埋める規制部を周方向に間隔をおいて一体に成形した
ハブ体を弱点部分または全部分に用いることを特徴とす
るトラスベースの接合構造である。
【0009】本発明において、隣接するフレーム部材の
端部間の空間に介在される規制部は、フレーム部材の割
り角度θを保持しフレーム部材の周方向の変形を規制す
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るト
ラスベースの接合構造部の実施の形態を示す平面図で、
ボルトと保持板を省略した状態で描かれている。図2は
同トラスベースの接合構造部の正面図、図3は図2のII
I −III 線断面図である。なお、従来技術の欄で説明し
た構成部材等と同一のものについては同一符号をもって
示し、その説明を省略する。また、図3においては1本
のフレーム部材のみを示し、他のフレーム部材について
は図示を省略している。これらの図において、本実施の
形態においては、筒状を呈するカバー21によってハブ
3とフレーム部材2の端部を上下から覆い、このカバー
21の内部に設けた規制部22を隣合うフレーム部材2
の端部間の空間に介在させることによりフレーム部材2
の割り角度θを保持するようにしている。
【0011】カバー21は、図12に示す上下一対の保
持板11を兼ね備えて用いることもでき、ボルト9およ
びナット12によってハブ3の上下面に固定されること
により、フレーム部材2の接続端部5がハブ3の連結溝
8からハブ3の軸線方向に抜けるのを防止する機能をも
有している。このようなカバー21は、高さ方向中央に
おいて上下に分割して形成されることにより同一形状か
らなる2つの部材21A・21Bで構成されている。部
材21A・21Bは、ハブ3より十分に大きな外径Dを
有する円板状に形成され、その中央には前記ボルト9が
挿通されるボルト挿通孔23が形成され、ハブ3と対向
する面には複数個の規制部22が周方向に等間隔をおい
て一体に複数突設されている。規制部22は、図3に示
すように断面略三角形状を呈する突状体に形成され、そ
の頂部22aが部材21A・21Bの中心を指向し、ハ
ブ3の外周面に近接対向している。隣合う規制部22a
間に設けられた溝24は、部材21A・21Bの外周に
開放する略三角形の溝を形成し、部材21A・21Bの
中央において互いに連通している。
【0012】フレーム部材2の端部は、プレス加工等に
より両側から押し潰されることにより先細り状のテーパ
部25と、このテーパ部25の先端部に設けられた偏平
状の接続端部5とを含み、前記接続端部5がハブ3の連
結溝8に圧入されている。このため、隣接するフレーム
部材2の端部間の空間は三角形の空間を形成しており、
この空間と略同形状になるように前記規制部22が形成
される。また、隣合う規制部22間の溝24は、前記テ
ーパ部25と略同形状の溝を形成している。したがっ
て、全てのフレーム部材2の接続端部5をハブ3の連結
溝8に圧入嵌合した後、2つの部材21A・21Bをハ
ブ3にその上下から被冠して溝24にフレーム部材2の
端部を挿入すると、各規制部22が隣合うフレーム部材
2の端部間の空間に差し込まれてその側面がテーパ部2
5の側面に密接する。そして、ボルト9をカバー21お
よびハブ3のボルト挿通孔に挿通してナット12を締結
すると、カバー21をハブ3に取り付けることができ
る。なお、カバー21はアルミニウムなどの金属、強化
プラスチック、もしくはこれらの組み合わたものから製
作することができ、その他の構成は図11〜図13に示
した従来のトラスベースの接合構造と同様である。
【0013】このような構造からなるトラスベースの接
合構造においては、カバー21の規制部22によってフ
レーム部材2のツイスト角γを一定に保持するようにし
ているので、フレーム部材2が軸線方向の圧縮または引
張荷重を受けたとき、ハブ3に周方向の回転モーメント
が発生せず、ハブ3の面内方向(図1の矢印A,B方
向)の回転に対する抵抗力を増大させることができる。
したがって、フレーム部材2の接続端部5が面内方向に
折れ曲がったりせず、トラスベースの強度を増大させる
ことができる。また、カバー21に規制部22を設けて
いるので、厚肉のパイプでフレーム部材2を形成した
り、フレーム部材2を短くしたり、あるいは接続端部5
に補強板を設けたりする必要がない。さらに、カバー2
1の構造も簡単で容易に製作することができる。
【0014】図4は本発明の他の実施の形態を示すトラ
スベースの接合構造部の平面図、図5は同トラスベース
の接合構造部の正面図、図6は図5のVI−VI線断面
図である。なお、図4においても前記図1と同様、ボル
トは省略している。この実施の形態においては、複数個
の規制部22が一体に形成された第1の部材21Cと、
円板状に形成され規制部22を備えない第2の部材22
Dとでカバー21を形成している。その他の構成は上記
した実施の形態と同じである。
【0015】図7は本発明のさらに他の実施の形態を示
す組立式トラスの接合構造の平面図、図8は同トラスベ
ースの接合構造の正面図、図9は図8のIX−IX線断
面図である。なお、図7においても前記図1と同様、ボ
ルトは省略している。トラスベース構造体の周端部や柱
脚部などでは3〜5本のフレーム部材2が連結されるの
で、ハブ3の連結溝8に空きができる。その場合は、図
に示すように大きさの異なる2種類の規制部22(22
A,22B)をカバー21に設け、隣合うフレーム部材
2の端部間の空間にそれぞれ介在させればよい。カバー
21は、図1〜図3に示した実施の形態と同様に高さ方
向中央で上下に分割されることにより同一形状からなる
2つの部材21A・21Bによって形成される。その他
の構成は上記した実施の形態と同様である。
【0016】図10はフレーム部材の他の実施の形態を
示す一部を破断して示す正面図である。この実施の形態
においては、両端に偏平状の連結端部5がそれぞれ一体
に設けられた2本の直管30と、これらの直管30を連
結する連結板31とによって断面眼鏡状を呈するフレー
ム部材2Aを構成している。このようなフレーム部材2
は、2本の直管30と連結板31とからなる押出形材を
所定寸法に切断して各直管30の端部を偏平状に押し潰
すとともに、連結板31の両端部を凹状に切断除去する
ことにより容易に製作することができる。このような眼
鏡状を呈するフレーム部材2を用いて組立式トラスを構
成すると、細い直管30が使用でき、ハブの外径を小さ
くすることができ、高強度の一層式トラスベース構造を
提供できる。
【0017】なお、上記した実施の形態においては、い
ずれも規制部22を断面略三角形状を呈する突状体に形
成した例を示したが、これに何等特定されるものではな
く、種々の形状とすることができ、たとえばカバー21
の外周縁部に沿って突設される円弧状や台形状の突状体
であってもよい。上記のハブ体をトラス格点の中での弱
点部分に設け、他の部位では従来型のハブを用いてトラ
スベースを構築したりあるいは全てのトラス格点に上述
したハブ体を用いて構築することができ、その全体構造
の外観は図11と同様なものとなる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、トラス構造
用フレーム部材の接続端部が圧入嵌合される複数個の連
結溝が放射状に形成されたトラス格点用ハブにおいて、
ハブおよびフレーム部材の端部を上下から覆うカバーを
設け、両カバーの内側に隣合うフレーム部材の端部間の
空間を埋める突起状規制部を周方向に間隔をおいて一体
に成形したので、従来の諸部材をそのまま適用でき、カ
バーのみ新しく製作すればよいので、諸コストの上昇を
抑えながらトラスベースの高強度化を図ることができ
る。
【0019】また、カバーはハブとフレーム部材の接続
部を補強する補強部材としても機能する。さらに本発明
は、カバーをハブの軸線方向に分割された2つの部材で
形成したので、フレーム部材をハブに接続した後、ハブ
の上下から容易に取り付けることができる。
【0020】さらに、本発明は、両端に偏平な接続端部
を有するフレーム部材と、前記接続端部が圧入嵌合され
る複数個の連結溝が放射状に形成されたハブによって組
立式立体トラス構造物を構築するトラスベースの接合構
造において、前記ハブおよびフレーム部材の端部を上下
から覆うカバーを設け、このカバーの一方または双方の
内部に隣合うフレーム部材の端部間の空間を埋める規制
部を周方向に間隔をおいて一体に成形したハブ体を弱点
部分または全部分に用いるようにしたので、フレーム部
材が軸線方向の荷重を受けても面内方向に曲がり難く、
組立式トラスの強度、剛性を増加させることができ、ま
た大型トラスを構築することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るトラスベースの接合構造部の実
施の形態を示す平面図である。
【図2】 同トラスベースの接合構造部の正面図であ
る。
【図3】 図2のIII −III 線断面図である。
【図4】 本発明の他の実施の形態を示すトラスベース
の接合構造部の平面図である。
【図5】 同トラスベースの接合構造の正面図である。
【図6】 図5のVI−VI線断面図である。
【図7】 本発明のさらに実施の形態を示すトラスベー
スの接合構造部の平面図である。
【図8】 同トラスベースの接合構造部の正面図であ
る。
【図9】 図8のIX−IX線断面図である。
【図10】 フレーム部材の他の実施の形態を示す一部
を破断した正面図である。
【図11】 (A),(B)は組立式立体トラス構造物
の一例を示すドーム型トラスベース構造体の平面図およ
び正面図である。
【図12】 従来のトラス格点を形成する接合構造部を
示す分解斜視図である。
【図13】 (A),(B)、(C)はフレーム部材の
正面図、平面図および側面図である。
【符号の説明】
1…ドーム型トラスベース構造体、2,2A…フレーム
部材、3…ハブ、5…接続端部、8…連結溝、9…ボル
ト、11…保持板、21…カバー、21A,21B…部
材、22…規制部、24…溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萩沢 亘保 静岡県庵原郡蒲原町蒲原1丁目34番1号 日本軽金属株式会社 グループ技術セ ンター内 (56)参考文献 特開 平7−102633(JP,A) 特開 昭48−45018(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/00 - 1/36 E04B 1/38 - 1/61 E04C 3/00 - 3/46 E04H 15/00 - 15/64

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラス構造用フレーム部材の接続端部が
    圧入嵌合される複数個の連結溝が放射状に形成されたト
    ラス格点用ハブにおいて、ハブおよびフレーム部材の端
    部を上下から覆うカバーを設け、両カバーの内側に隣合
    うフレーム部材の端部間の空間を埋める突起状規制部を
    周方向に間隔をおいて一体に成形したことを特徴とする
    組立式立体トラス用ハブ体。
  2. 【請求項2】 トラス構造用フレーム部材の接続端部が
    圧入嵌合される複数個の連結溝が放射状に形成されたト
    ラス格点用ハブにおいて、ハブおよびフレーム部材の端
    部を上下から覆うカバーを設け、いずれか一方のカバー
    の内側に隣合うフレーム部材の端部間の空間を埋める突
    起状規制部を周方向に間隔をおいて一体に成形したこと
    を特徴とする組立式立体トラス用ハブ体。
  3. 【請求項3】 両端に偏平な接続端部を有するフレーム
    部材と、前記接続端部が圧入嵌合される複数個の連結溝
    が放射状に形成されたハブによって組立式立体トラス構
    造物を構築するトラスベースの接合構造において、前記
    ハブおよびフレーム部材の端部を上下から覆うカバーを
    設け、このカバーの一方または双方の内部に隣合うフレ
    ーム部材の端部間の空間を埋める規制部を周方向に間隔
    をおいて一体に成形したハブ体をトラス格点の弱点部分
    または全部分に用いることを特徴とするトラスベースの
    接合構造。
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