JPH10306341A - 電気防食特性に優れた大入熱溶接用鋼材及びその鋼構造物 - Google Patents

電気防食特性に優れた大入熱溶接用鋼材及びその鋼構造物

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JPH10306341A JP16632397A JP16632397A JPH10306341A JP H10306341 A JPH10306341 A JP H10306341A JP 16632397 A JP16632397 A JP 16632397A JP 16632397 A JP16632397 A JP 16632397A JP H10306341 A JPH10306341 A JP H10306341A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 海水並びに淡水中で鋼をカソード防食する際
の防食電流を小さくし、かつ構造物製造時の大入熱溶接
性を保有する鋼材を提供する。 【解決手段】 重量比で、C:0.01〜0.07%、
Si:0.05〜0.5%、Mn:0.8〜1.5%、
P:0.02%以下、S:0.02%以下、Cu:0.
1〜1%、Cr:0.〜4.0%、Ti:0.007〜
0.02%、N:0.002〜0.01%を含有し、か
つパラメーターCTPを1≦CTP≦20とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大入熱溶接性、特
に溶接後の靭性に優れ、同時に電気防食下での耐食性に
優れた大型構造用鋼材及びその鋼材で構成される構造物
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】海洋環境で使用される鋼構造物は、一般
的に何らかの防食法を施される。この中でカソード防食
法は、極めて一般的な方法であり、たとえば、木島茂著
「防食工学」(日刊工業新聞社、昭和57年)に詳しく
記載されている。
【0003】カソード防食には大きく2種類の方法があ
り、一つは外部電源方式で、もう一つは、流電陽極方式
である。外部電源方式では、鋼材の対極として金属電極
を鋼材と相対する位置に配置する。そして、直流電源を
用意し、防食される鋼材をマイナス側に、金属電極をプ
ラス側に接続し、両者の間に電流を流すことで防食を行
う。この際の電流値は、防食される鋼材の電位を制御す
るために任意に設定される。
【0004】流電陽極方式では、対極として、ZnやA
lが使用される。これらの金属は、海水中で、鋼材より
も溶解しやすい卑な電位を持ち、これらの金属が溶解す
ることにより、電流を発生し、鋼材を防食する。この際
に、これらの金属をより解けやすくすることが、防食性
能を向上させることになり、たとえば、特開平4−15
7126号公報には、Al合金をより解けやすくし、発
生電流量を大きくした合金が記載されている。
【0005】従来このような目的に供される鋼材として
は、JIS規格でのSS400鋼やSM490鋼などの
一般溶接用鋼材が用いられている。その理由としては、
安価であること、溶接時に比較的問題がないことにあっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電気防
食は、構造物製造後に数十年維持していかねばならず、
従来の一般溶接用鋼材と通常の電気防食条件では長期間
でのメンテナンスコストが大幅にかかるために、鋼材の
工夫によって電気防食電流を減少させ、電気防食のメン
テナンスコストを低減させることのできるような鋼材が
望まれていた。過去の知見を詳細に調べてみると、特公
昭40−8130号公報や特公昭46−22327号公
報に記載される鋼材が電気防食電流を減少させる可能性
を有することについて「製鉄研究」(No.284, 11382-1
1392,1975年)に述べられている。
【0007】しかしながら、これらの鋼材は、電気防食
特性に悪影響を及ぼす、安定Cr炭化物の生成抑制、及
びCr炭化物生成抑制に有効で、かつ大入熱溶接特性に
極めて有効な、Tiの適切な添加等の考慮がなされてお
らず、そのために電気防食電流を減少させる効果が不十
分である。また厚板の1〜2パス程度の、大入熱溶接後
の靭性が、極めて低いという決定的な欠点を包含してい
る。そのため、電気防食電流を真に低減することができ
ず、これまで殆どその特性を利用されていなかった。
【0008】本発明は、これまで実用化が果たせなかっ
た、電気防食特性を大幅に向上させ、かつ大入熱溶接特
性、特に溶接後の靭性に優れる大型構造用鋼材及びその
鋼構造物を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、電気防食
特性を向上させるために、種々実験を重ねた結果、電気
防食特性を支配する因子として、海水中の溶存酸素還元
反応を阻害するCr酸化物を表面に多量に含有し、かつ
強固な酸化皮膜を形成させることが重要であることを見
出だした。
【0010】上記Cr酸化物を多量に含有し、かつ強固
な酸化皮膜を形成して電気防食特性を向上させるために
は、鋼材中にCrを添加し、十分な固溶Crを確保する
必要がある。そのためにTi添加の有効性を見出だし
た。すなわち、固溶Cr分布を阻害する安定析出物は、
Cr7 3 ,(Fe・Cr)238 であることが詳細検
討で判明し、これらの析出物の生成を抑制するための手
段としては、Cr/C添加比、及びTiC析出によるC
の固定が有効であることが見出され、パラメーターCT
P=(Cr/C−15)×(Ti/N)が1以上20以
下であれば、極めて良好な耐食性が得られることがわか
った。
【0011】本発明の電気防食特性に優れた大入熱溶接
用鋼材は、上記知見に基づくものであって、重量比で、 C :0.01〜0.07%、 Si:0.05〜0.5%、 Mn:0.8〜1.5%、 P :0.02%以下、 S :0.02%以下、 Cu:0.1〜1%、 Cr:0.5〜4.0%、 Ti:0.007〜0.02%、 N:0.002〜0.01%を含有し、かつパラメータ
ーCTP=(Cr/C−15)×(Ti/N)が、1≦CTP≦20
を満足し、必要に応じて、さらに、Ni:0.2〜1
%、 Nb:0.005〜0.05%の1種
または2種を含有し、或いはさらに、Ca:0.001
〜0.01%、 REM:0.01〜0.05%の1種
または2種を含有し、残部Fe及び不可避的不純物から
なることを特徴とする。そして、上記の大入熱溶接用鋼
材を用いて構築された鋼構造物は、電気防食特性に優
れ、メンテナンスコストが低減できる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の各成分の限定理由
を説明する。Cは、本発明の添加制御を考慮する上で極
めて重要な元素である。室温下での最低限の強度を得る
ためのセメンタイト(Fe3 C)形成のため、最低0.
01%が必要であるが、0.07%を超えて添加する
と、Cr炭化物を形成して電気防食特性を損なううえ
に、大入熱溶接熱影響部靭性及び耐溶接低温割れ性も劣
化するため、Cの添加範囲は0.01〜0.07%とす
る。
【0013】Siは、脱酸の点から最低0.05%を必
要とするが、0.5%を超えると、大入熱溶接熱影響部
靭性と耐溶接低温割れ性を低下させる。よってSiの添
加範囲は0.05〜0.5%とする。
【0014】MnはCrと並び本発明の中で重要な元素
である。Sを固定して熱間加工時の粒界割れを防止とと
もに、添加により安定なCr酸化物を多量に含む強固な
表面酸化皮膜を形成させることが本発明で判明し、電気
防食特性を向上させるために、最低0.8%を必要とす
るが、1.5%を超えると、大入熱溶接熱影響部靭性と
耐溶接低温割れ性を著しく低下させる。したがってMn
の添加範囲は0.8〜1.5%とする。
【0015】P及びSは、ともに粒界の脆化を通して母
材靭性を下げ、かつ電気防食特性をも低下させるため、
その上限を0.02%とする。下限は定めないが、脱
P、脱Sの処理技術で可能な程度と処理コストの点から
適宜決められる。
【0016】Cuは、表面の酸化皮膜を強固にさせ、電
気分極特性を向上させる元素であり、最低0.1%を必
要とするが、1%を超える添加により、大入熱熱影響部
靭性を低下させる。よってCuの添加範囲は0.1〜1
%とする。
【0017】Crは、本発明の最重要元素のひとつであ
る。鋼材表面にCr酸化物を多量に含む強固な安定酸化
皮膜を形成することにより電気防食特性を付与する元素
であり、このためには最低0.5%の添加を必要とし、
これ未満では、表面酸化物中のCr酸化物濃度が低く十
分な電気防食特性が得られない。ただし4.0%を超え
る添加は大入熱溶接熱影響部靭性と耐溶接低温割れ性を
著しく低下させる。したがってCrの添加範囲は0.5
〜4.0%とする。
【0018】Tiは、Cを固定して固溶Cr濃度を確保
する元素として重要であり、かつTiNとして析出して
溶接熱影響部の組織を微細化することにより靭性を大き
く向上させるために、最低0.007%の添加を必要と
する。一方で、0.02%を超える過剰の添加は、炭化
物の粗大化をまねき、大入熱溶接熱影響部靭性を低下さ
せる。よってTiの添加範囲は0.007〜0.02%
とする。
【0019】Nは、Tiと化合してTiNを析出して、
溶接熱影響部の組織を微細化することにより、靭性を大
きく向上させるために、最低0.002%を必要とする
が、0.01%を超えると窒化物の粗大化をまねき、大
入熱溶接熱影響部靭性を低下させる。よってNの範囲は
0.002〜0.01%とする。
【0020】ここで、Cr,Ti,C及びNの添加は、
上述の範囲を満足し、かつ安定Cr酸化物を多量に含む
強固な酸化皮膜を形成して、電気防食特性を向上させる
固溶Crの確保、及びこの固溶Cr濃度の上昇をうなが
し、かつ大入熱溶接熱影響部のミクロ組織を微細化させ
なければならない。固溶Cr分布を阻害する安定析出物
は、Cr7 3 ,(Fe・Cr)236 であることが詳
細検討で判明し、これらの析出物の生成を抑制するため
には、Cr/C添加比の制御及びTiC析出によるCの
固定が有効であり、そのために、パラメーターCTP=
(Cr/C−15)×(Ti/N)を1以上20以下と
する。CTPが1未満では、Cr炭化物の生成量が多く
固溶Crが確保できず、20を超えるとTiC等の粗大
析出物を形成し、やはり固溶Crの形成が阻害されるた
めに好ましくない。さらにこの範囲であれば、同時にT
iNの粒界ピンニング効果による組織微細化効果が得ら
れ、特に大入熱溶接熱影響部組織微細化を通して靭性の
大きな向上が得られる。
【0021】本発明においては、さらに大入熱溶接熱影
響部の靭性を向上させるためにNiを選択添加する。こ
の作用効果を得るためには最低0.2%を必要とする
が、1%以上の添加では焼入れ性の上昇のため、大入熱
溶接熱影響部靭性と耐溶接低温割れ性を著しく低下させ
る。よって選択添加する場合のNiの添加範囲は0.2
〜1%とする。
【0022】本発明においては、Tiと同様な効果を得
るためにNbを選択添加する。Nbは、NbCとして析
出してCを固定し、固溶Crを確保して、電気防食特性
を向上させるはたらきを有しており、この目的のために
は最低0.005%を必要とするが、0.05%を超え
る添加により、炭化物の粗大化をまねき、大入熱溶接熱
影響部靭性を低下させる。よって、Nbの添加範囲は、
0.005〜0.05%とする。
【0023】Ca及びREMは、介在物の形態及び分散
制御に極めて有効で靭性向上に寄与するため、本発明に
おいてはこれらを選択添加する。この効果のためにはC
aは0.001%以上、REMは0.01%以上の添加
を必要とするが、Caでは0.01%、REMでは0.
05%を超える添加では靭性をかえって低下させる。よ
ってCaの添加範囲は0.001〜0.01%、REM
の添加範囲は0.01〜0.05%とする。
【0024】本発明においての鋼材の用途は、上記鋼材
から構成される鋼構造物がある。この構造物を海水、も
しくは淡水の環境でカソード電気防食する事により、防
食電流を減少させ、メンテナンスコストを低減できる。
【0025】
【実施例】
[実施例1]表1に示す成分範囲の鋼を溶製し、これら
の鋼を板厚12mmまで圧延して供試鋼材とした。製造し
たそれぞれの鋼材の板厚1/2の部位の圧延方向から採
取した試験片を用い、JIS Z 2204に準拠して
室温引張試験を行った。また、同じく鋼材の板厚1/2
の部位の圧延に対して垂直な方向から衝撃試験片を採取
し−10℃での衝撃吸収エネルギー(vE-10) を測定し
た。さらに、サブマージ・アーク溶接1パスにて入熱8
000J/mmで鋼材の突合わせ継手を製作後、鋼板材の板
厚1/2で、かつポンド線部にノッチを入れた衝撃試験
片を採取し、−10℃での衝撃吸収エネルギー(vE-10)
を測定した。母材部分をBMとし、溶接熱影響部をHA
Zとした。試験は、JIS Z 2202 4号試験片
を用い、JIS Z 2242に準拠して行った。さら
に、JIS Z 3158に準拠してy型溶接割れ試験
を行い、割れ停止温度を測定した。引っ張り試験結果
は、400N/mm2 以上、vE−10(BM)は200以
上、vE−10(HAZ)は100以上、そしてy割れ
停止温度は室温以下のものを良好とした。
【0026】電気防食特性の試験は、2種類で行った。
1つは、促進試験であり、供試鋼材を20cm×20cmに
切断し、端面・裏面をタールエポキシ塗料でシールしそ
の中央にAl製の流電陽極を設置し、40℃人工海水中
に1ヶ月浸漬後のAl陽極の消耗量で評価した。このと
きの電極消耗量が3g以下を良好とした。他は実浸漬試
験であり、同一の試験材を天然海水を引き込んだ水槽で
6ヶ月浸漬後にAl陽極の消耗量で評価した。Al陽極
の消耗量が15g以下のものを良好とした。
【0027】これらの鋼材の試験結果を表2に示す。比
較鋼に比べ、発明鋼は、電気防食特性では全ての鋼材で
良好なレベルであり、かつ引っ張り強度400N/mm2
上、溶接部の−10℃での衝撃吸収エネルギーが150
以上あり、溶接後の靭性に極めて優れていることがわか
った。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】[実施例2]表1に示したA鋼とF鋼で底
面が1m×50cm、高さが15cmの箱形の浮体構造体を
作製し、上面と側面は有機ジンクリッチペイント50ミ
クロン、タールエポキシ塗料250ミクロンで塗装し
た。これの浮体を天然海水を引き込んだ水槽に浮かべ、
対極としてはチタン電極を取り付け、外部より定電位電
源で電気防食を行った。半年間両者の電流値を測定した
結果、鋼材Fでは、平均230mA/m2 であったのに対
して、鋼材Aでは160mA/m2 であった。この結果よ
り、本発明鋼で作製した構造物は、比較鋼でのものに比
べ、電気防食特性が優れることが明らかになった。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、大入熱溶接性に優れ、
板厚の厚いときの溶接が容易であり、かつ電気防食時の
カソード電流を減少させ、電気防食のメンテナンスコス
トを低減させる鋼材並びに、それを用いた鋼構造物を得
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松岡 和巳 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 (72)発明者 井上 周士 愛知県東海市東海町5−3 新日本製鐵株 式会社名古屋製鐵所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%で、 C :0.01〜0.07%、 Si:0.05〜0.5%、 Mn:0.8〜1.5%、 P :0.02%以下、 S :0.02%以下、 Cu:0.1〜1%、 Cr:0.5〜4.0%、 Ti:0.007〜0.02%、 N :0.002〜0.01% を含有し、かつパラメーターCTP=(Cr/C−15)×
    (Ti/N)が、1≦CTP≦20を満足し、残部Fe及び不
    可避的不純物からなることを特徴とする電気防食特性に
    優れた大入熱溶接用鋼材。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の鋼材に、さらに重量%
    で、 Ni:0.2〜1% を含有することを特徴とする電気防食特性に優れた大入
    熱溶接用鋼材。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の鋼材に、さらに
    重量%で、 Nb:0.005〜0.05% を含有することを特徴とする電気防食特性に優れた大入
    熱溶接用鋼材。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れか1項に記載の鋼
    材に、さらに重量%で、 Ca:0.001〜0.01%、 REM:0.01〜0.05% の1種または2種を含有することを特徴とする電気防食
    特性に優れた大入熱溶接用鋼材。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れか1項に記載の電
    気防食特性に優れた大入熱溶接用鋼材から構成される鋼
    構造物。
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