JPH1030628A - なす環 - Google Patents

なす環

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JPH1030628A
JPH1030628A JP18742796A JP18742796A JPH1030628A JP H1030628 A JPH1030628 A JP H1030628A JP 18742796 A JP18742796 A JP 18742796A JP 18742796 A JP18742796 A JP 18742796A JP H1030628 A JPH1030628 A JP H1030628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
jaw
tip
head
closing rod
Prior art date
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Pending
Application number
JP18742796A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Yamanouchi
邦彦 山之内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEIBU FASTENER KK
Original Assignee
SEIBU FASTENER KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SEIBU FASTENER KK filed Critical SEIBU FASTENER KK
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Publication of JPH1030628A publication Critical patent/JPH1030628A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強い力がかかっても顎部が伸びてしまった
り、開閉杆が開いてしまわない強い力に耐えることがで
きるなす環を提供することを課題とする。 【解決手段】 C字形に形成された頭部1と、頭部1の
一方の端から斜めに延びる胴部2と、胴部2に続いて略
U字状に延びる顎部3と、頭部1のもう一方の端から顎
部3の先端方向に延び、胴部2と顎部3によって形成さ
れた空間部4を閉塞・開放する開閉杆5とからなるなす
環であって、開閉杆5に開閉杆5の先端5aよりも幅が狭
くなった首部5bを形成し、さらに顎部3の先部に空間部
4に向けて突出した二つの突起3a,3bを形成し、前記突
起3a,3bの間に開閉杆5の首部5bが嵌入するようにした
なす環とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、強い力がかかっ
ても顎部が伸びて開かないようにしたなす環に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のなす環は、図3に示すように、開
閉杆5’の先端と顎部3’の先端とは重なりあってはい
るが、係合するようにはなっていなかった。
【0003】そのため、強い力がかかると顎部3’が伸
びてしまったり、開閉杆5’が開いてしまうという問題
点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、強い力に耐えることができるなす環を提供すること
を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため請求項1記載の
発明では、C字形に形成された頭部1と、頭部1の一方
の端から斜めに延びる胴部2と、胴部2に続いて略U字
状に延びる顎部3と、頭部1のもう一方の端から顎部3
の先端方向に延び、胴部2と顎部3によって形成された
空間部4を閉塞・開放する開閉杆5とからなるなす環で
あって、開閉杆5に開閉杆5の先端5aよりも幅が狭くな
った首部5bを形成し、さらに顎部3の先部に空間部4に
向けて突出した二つの突起3a,3bを形成し、前記突起3
a,3bの間に開閉杆5の首部5bが嵌入するようにしたな
す環とした。
【0006】前記開閉杆5は、基端部から首部5bにいく
につれて次第に幅が狭くなっているようにすることが好
ましい。このような構成にすることにより、開閉杆5の
幅が狭くなっているので、形成当初に顎部3の外側にあ
る開閉杆5の先端5aを顎部3の内側に入れやすくなり、
使用しやすいものとなる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明のなす環の実施の
形態を図面に基づいて説明する。尚、この実施例ではボ
ールチェーン用なす環を使用して説明するが、これに限
定するものではない。
【0008】図1は、ボールチェーンCの先端に、この
発明のなす環を取り付けた状態を示す斜視図である。
【0009】この発明のボールチェーン用なす環は、鋼
板を所定の形状に打ち抜きした後に折曲して形成したも
のであり、下向きC字形に形成された頭部1と、頭部1
の一方の端から斜めに延びる胴部2と、胴部2に続いて
略U字状に延びる顎部3と、頭部1のもう一方の端から
顎部3の先端方向に延び、胴部2と顎部3によって形成
された空間部4を閉塞・開放する開閉杆5とからなるも
のである。
【0010】前記開閉杆5の先部には、開閉杆5の先端
5aよりも幅が狭くなった首部5bが形成されており、さら
に開閉杆5は、基端部から首部5bにいくにつれて次第に
幅が狭くなっている。一方、顎部3は、先部に空間部4
に向けて突出した二つの突起3a,3bを形成しており、こ
れら突起3a,3bの間に開閉杆5の首部5bが嵌入するよう
になっている。
【0011】また、頭部1の開口端1aの幅は、ボールチ
ェーンCのボールBの径よりも少し小さくなっており、
頭部1の内側に入れられたボールBは、容易に頭部1の
外に出ないようになっている。
【0012】胴部1の略中央は、広幅に形成されてお
り、そこにボールチェーンCのボールBを挿通可能なボ
ール挿通穴6が設けられている。
【0013】さらに、ボール挿通穴6に嵌めたボールB
を前記穴6から頭部1の内側に移動させるために、ボー
ル挿通穴6から頭部1の先端に至るリンク移動溝7をボ
ール挿通穴6の隣に連設している。
【0014】上記構成からなる本発明のなす環に、ボー
ルチェーンCを取り付けるには、次のようにして行う。
【0015】開閉杆5の先端5aを図2に示すように顎部
3の外側に移動させ、括れ部1aの幅をボールBの径以上
の広さになるように広げる。
【0016】次に、ボールチェーンCの先端のボールB
をボール挿通穴6に挿入し、次にリンクLをリンク移動
溝7に嵌めながら挿入したボールBを頭部1の内側に移
動させる。
【0017】次に、開閉杆5の先端5aを顎部3の内側に
移動させると、括れ部1aの幅がボールBの径より狭くな
り、ボールBが頭部1の外に出ないようになる。
【0018】これだけの簡単な操作で、なす環にボール
チェーンCを連結できる。本発明のなす環からボールチ
ェーンCを外す必要があるときには、逆の操作をすれば
簡単に外れる。
【0019】尚、前記開閉杆5を、基端部から首部5bに
いくにつれて次第に幅が狭くなるように形成しているの
は、開閉杆5の先端5aを顎部3の外側に移動させたり、
内側に移動させたりするのを容易にするためである。
【0020】以上の構成からなる本発明のなす環に、強
い力がかかっても、開閉杆5の首部5bと顎部3の先部の
突起3a,3bとが係合しているので、顎部3が伸びてしま
ったり、開閉杆5が開いてしまうことがない。
【0021】また、この実施例のなす環は、鋼板を所定
の形状に打ち抜きした後に折曲して形成したものであ
り、安価に製造できるという効果もある。
【0022】
【発明の効果】この発明のなす環は上述のように構成さ
れており、従来に比べて強い力に耐えることができるの
で、使いやすい優れたものとなる。
【0023】さらに、請求項2に記載の発明のように、
開閉杆5が基端部から首部にいくにつれて次第に幅が狭
くなっているようにすれば、開閉杆5の先端5aを顎部3
の外側に移動させたり、内側に移動させたりするのが容
易になるので、さらに使いやすい優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のなす環の斜視図である。
【図2】開閉杆の先端を顎部の外側に移動させた状態を
示す斜視図である。
【図3】従来のなす環の斜視図である。
【符号の説明】
1 頭部 2 胴部 3 顎部 3a,3b 突起 4 空間部 5 開閉杆 5a 先端 5b 首部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 C字形に形成された頭部(1)と、頭部
    (1)の一方の端から斜めに延びる胴部(2)と、胴部
    (2)に続いて略U字状に延びる顎部(3)と、頭部
    (1)のもう一方の端から顎部(3)の先端方向に延
    び、胴部(2)と顎部(3)によって形成された空間部
    (4)を閉塞・開放する開閉杆(5)とからなるなす環
    であって、開閉杆(5)に開閉杆(5)の先端(5a)よ
    りも幅が狭くなった首部(5b)を形成し、さらに顎部
    (3)の先部に空間部(4)に向けて突出した二つの突
    起(3a,3b)を形成し、前記突起(3a,3b)の間に開閉
    杆(5)の首部(5b)が嵌入するようにしたことを特徴
    とするなす環。
  2. 【請求項2】 開閉杆(5)が基端部から首部(5b)に
    いくにつれて次第に幅が狭くなっていることを特徴とす
    る請求項1記載のなす環。
JP18742796A 1996-07-17 1996-07-17 なす環 Pending JPH1030628A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014181405A1 (ja) * 2013-05-08 2014-11-13 Ykk株式会社 連結具及びフック部材
JP2019150220A (ja) * 2018-03-01 2019-09-12 株式会社 life park. biz アース具

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