JP2527715Y2 - マニプレータ - Google Patents
マニプレータInfo
- Publication number
- JP2527715Y2 JP2527715Y2 JP7239891U JP7239891U JP2527715Y2 JP 2527715 Y2 JP2527715 Y2 JP 2527715Y2 JP 7239891 U JP7239891 U JP 7239891U JP 7239891 U JP7239891 U JP 7239891U JP 2527715 Y2 JP2527715 Y2 JP 2527715Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- manipulator
- space
- mating surface
- jaws
- forged material
- Prior art date
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は鍛造材をハンドリングす
るマニプレータに関するものである。
るマニプレータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のマニプレータの一例の概略
を表す側面図、図6は図5に示すマニプレータに関連す
るジョーの拡大断面図(VI−VI矢視拡大図)であ
る。ガイドレール1に沿って移動し得るローラ2を備え
た本体3と、該本体3から水平方向へ突出し、鍛造材軸
線を中心とする周方向へ回転自在に設けられたトングヘ
ッド4と、該トングヘッド4の先端部にピン5を介して
枢支され、鍛造材軸線に関して対称に開閉自在に配設さ
れたトングレバー6と、該トングレバー6の先端部に設
けられ、鍛造材を把持する合わせ面7に、鍛造材軸線方
向へ延びる断面角型の空間8(図6参照)を形成した一
対のジョー9とを備えている。
を表す側面図、図6は図5に示すマニプレータに関連す
るジョーの拡大断面図(VI−VI矢視拡大図)であ
る。ガイドレール1に沿って移動し得るローラ2を備え
た本体3と、該本体3から水平方向へ突出し、鍛造材軸
線を中心とする周方向へ回転自在に設けられたトングヘ
ッド4と、該トングヘッド4の先端部にピン5を介して
枢支され、鍛造材軸線に関して対称に開閉自在に配設さ
れたトングレバー6と、該トングレバー6の先端部に設
けられ、鍛造材を把持する合わせ面7に、鍛造材軸線方
向へ延びる断面角型の空間8(図6参照)を形成した一
対のジョー9とを備えている。
【0003】鍛造材をハンドリングする場合には、図示
していない開閉装置を作動してトングレバー6を開閉作
動し、トングレバー6の先端部に設けたジョー9の合わ
せ面7に設けた空間8により鍛造材の末端部を把持す
る。
していない開閉装置を作動してトングレバー6を開閉作
動し、トングレバー6の先端部に設けたジョー9の合わ
せ面7に設けた空間8により鍛造材の末端部を把持す
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
マニプレータでは、ジョー9の合わせ面7が互いに接触
した状態のときの空間8の最小差渡し寸法(図6に示す
a)より小径の鍛造材を把持することができず、また前
記寸法aを超える大径の鍛造材も安定的に把持し得ない
ので、一対のジョー9により把持し得る鍛造材の把持可
能径範囲が限定されるという問題があった。
マニプレータでは、ジョー9の合わせ面7が互いに接触
した状態のときの空間8の最小差渡し寸法(図6に示す
a)より小径の鍛造材を把持することができず、また前
記寸法aを超える大径の鍛造材も安定的に把持し得ない
ので、一対のジョー9により把持し得る鍛造材の把持可
能径範囲が限定されるという問題があった。
【0005】本考案は、前記の実情に鑑み、合わせ面に
凹凸を設け互いに深く咬み合い得るよう形成することに
より前記差渡し寸法aを小さく絞り得るようにしたジョ
ーを備えたマニプレータを提供することを目的としてな
したものである。
凹凸を設け互いに深く咬み合い得るよう形成することに
より前記差渡し寸法aを小さく絞り得るようにしたジョ
ーを備えたマニプレータを提供することを目的としてな
したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、鍛造材軸線に
関して対称に開閉自在に配設されたトングレバーの先端
に設けられ、鍛造材を把持するための合わせ面に、前記
軸線方向に延びる空間を形成した一対のジョーを備えた
マニプレータにおいて、前記ジョーの合わせ面に、前記
空間に直交する方向へ延び、かつ互いに入り込み得る凹
凸を設けた構成としている。
関して対称に開閉自在に配設されたトングレバーの先端
に設けられ、鍛造材を把持するための合わせ面に、前記
軸線方向に延びる空間を形成した一対のジョーを備えた
マニプレータにおいて、前記ジョーの合わせ面に、前記
空間に直交する方向へ延び、かつ互いに入り込み得る凹
凸を設けた構成としている。
【0007】
【作用】従って、本考案では、互いに入り込み得る凹凸
が深く咬み合い、合わせ面をジグザクに形成する。その
結果、空間が絞られて狭くなり、小径の鍛造材を把持す
る。
が深く咬み合い、合わせ面をジグザクに形成する。その
結果、空間が絞られて狭くなり、小径の鍛造材を把持す
る。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
明する。
【0009】図1は本考案のマニプレータの概略を表す
側面図、図2は図1に示すマニプレータに関連するジョ
ーの側面図、図3は図2のIII−III矢視図、図4
は図1に示すマニプレータに関連するジョーを閉じたと
きの断面図である。基本的構成は図5に示す従来のマニ
プレータと略同様であり、図中、図5、図6に示すもの
と同じものには同じ符号が付してある。
側面図、図2は図1に示すマニプレータに関連するジョ
ーの側面図、図3は図2のIII−III矢視図、図4
は図1に示すマニプレータに関連するジョーを閉じたと
きの断面図である。基本的構成は図5に示す従来のマニ
プレータと略同様であり、図中、図5、図6に示すもの
と同じものには同じ符号が付してある。
【0010】本実施例のマニプレータにおけるトングレ
バー6先端部には、鍛造材軸線12方向へ延びる断面角
型の空間8を合わせ面7幅方向に対角線に合わせて設
け、互いに当接する合わせ面7の一方に鍛造材軸線12
方向へ所定の間隔を置き前記空間に直交する方向へ互い
に平行して延びる台形の凹凸10,11を設け、合わせ
面7の他方に前記凹凸10,11に対して互いに入り込
み係合し得る凹凸10,11を設けた一対のジョー9が
設けられている。
バー6先端部には、鍛造材軸線12方向へ延びる断面角
型の空間8を合わせ面7幅方向に対角線に合わせて設
け、互いに当接する合わせ面7の一方に鍛造材軸線12
方向へ所定の間隔を置き前記空間に直交する方向へ互い
に平行して延びる台形の凹凸10,11を設け、合わせ
面7の他方に前記凹凸10,11に対して互いに入り込
み係合し得る凹凸10,11を設けた一対のジョー9が
設けられている。
【0011】前記ジョーの他は、図5に示す従来のマニ
プレータと同様の構成であるので、他の説明を省略す
る。
プレータと同様の構成であるので、他の説明を省略す
る。
【0012】鍛造材を把持する作動は、図5に示す従来
のマニプレータと全く同様であり、図示していない開閉
装置を作動してトングレバー6を開閉駆動し、トングレ
バー6の先端部に設けたジョー9の合わせ面7に設けた
空間8により鍛造材の末端を把持する。
のマニプレータと全く同様であり、図示していない開閉
装置を作動してトングレバー6を開閉駆動し、トングレ
バー6の先端部に設けたジョー9の合わせ面7に設けた
空間8により鍛造材の末端を把持する。
【0013】前記によれば、合わせ面7に互いに入り込
み得る凹凸10,11を設け、その合わせ面7が当接す
る迄に前記空間8を十分に絞り込めるよう形成したの
で、一対のジョー9により把持し得る鍛造材の把持可能
径の範囲を拡大できる。
み得る凹凸10,11を設け、その合わせ面7が当接す
る迄に前記空間8を十分に絞り込めるよう形成したの
で、一対のジョー9により把持し得る鍛造材の把持可能
径の範囲を拡大できる。
【0014】なお、本考案は前述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
れるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0015】
【考案の効果】本考案のマニプレータによれば、一対の
ジョーの合わせ面に互いに入り込み得る凹凸を設け、鍛
造材を把持する空間を狭く絞り込み得るよう形成したの
で、従来のマニプレータに比べて、さらに小径の鍛造材
を把持し得るという優れた効果を奏し得る。
ジョーの合わせ面に互いに入り込み得る凹凸を設け、鍛
造材を把持する空間を狭く絞り込み得るよう形成したの
で、従来のマニプレータに比べて、さらに小径の鍛造材
を把持し得るという優れた効果を奏し得る。
【図1】本考案のマニプレータの概略を表す側面図であ
る。
る。
【図2】図1に示すマニプレータに関連するジョーの側
面図である。
面図である。
【図3】図2のIII−III矢視図である。
【図4】図1に示すマニプレータに関連するジョーの閉
じたときの断面図である。
じたときの断面図である。
【図5】従来のマニプレータの一例の概略を表す側面図
である。
である。
【図6】図5のVI−VI矢視拡大図である。
6 トングレバー 7 合わせ面 8 空間 9 ジョー 10 凹凸 11 凹凸 12 軸線
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−46340(JP,A) 特開 昭60−85886(JP,A) 特開 昭61−49738(JP,A) 特開 平3−285735(JP,A) 特開 昭64−98594(JP,A) 実開 平2−148745(JP,U) 実開 平3−57454(JP,U) 実開 平3−62786(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 鍛造材軸線に関して対称に開閉自在に配
設されたトングレバーの先端に設けられ、鍛造材を把持
するための合わせ面に、前記軸線方向に延びる空間を形
成した一対のジョーを備えたマニプレータにおいて、前
記ジョーの合わせ面に、前記空間に直交する方向へ延
び、かつ互いに入り込み得る凹凸を設けたことを特徴と
するマニプレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7239891U JP2527715Y2 (ja) | 1991-08-15 | 1991-08-15 | マニプレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7239891U JP2527715Y2 (ja) | 1991-08-15 | 1991-08-15 | マニプレータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0518734U JPH0518734U (ja) | 1993-03-09 |
JP2527715Y2 true JP2527715Y2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=13488129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7239891U Expired - Fee Related JP2527715Y2 (ja) | 1991-08-15 | 1991-08-15 | マニプレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2527715Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6221810B2 (ja) * | 2014-02-17 | 2017-11-01 | 宇部興産機械株式会社 | 押出プレスのビレット挿入装置 |
CN105057561B (zh) * | 2015-09-07 | 2017-07-28 | 武汉新威奇科技有限公司 | 一种锻造用取料机械手 |
JP2020059111A (ja) * | 2018-10-12 | 2020-04-16 | トヨタ自動車株式会社 | ロボットハンド |
-
1991
- 1991-08-15 JP JP7239891U patent/JP2527715Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0518734U (ja) | 1993-03-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |