JPH09144741A - ボールチェーン用なす環 - Google Patents

ボールチェーン用なす環

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Publication number
JPH09144741A
JPH09144741A JP30575895A JP30575895A JPH09144741A JP H09144741 A JPH09144741 A JP H09144741A JP 30575895 A JP30575895 A JP 30575895A JP 30575895 A JP30575895 A JP 30575895A JP H09144741 A JPH09144741 A JP H09144741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
ring
ball chain
chain
head
Prior art date
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Pending
Application number
JP30575895A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Yamanouchi
邦彦 山之内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEIBU FASTENER KK
Original Assignee
SEIBU FASTENER KK
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Publication date
Application filed by SEIBU FASTENER KK filed Critical SEIBU FASTENER KK
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Publication of JPH09144741A publication Critical patent/JPH09144741A/ja
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  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作でボールチェーンを取り付けでき
るだけでなく、カップリング等の連結のための金具を必
要としないボールチェーン用なす環を提供する。 【解決手段】 なす環の胴部2にボールチェーンCのボ
ールBを挿通可能なボール挿通穴6を設けると共に、前
記穴6に嵌めたボールBを頭部1の内側に移動させるた
めに、前記穴6からなす環の頭部先端に至るリンク移動
溝7を設けたボールチェーン用なす環とした。なす環の
頭部1の下部に括れ部1aを形成し、且つ括れ部1aの幅を
ボールチェーンCのボールBの径より小さくすることが
好ましい。また、なす環の胴部2のボール挿通穴6を設
けた部分を広幅に形成することが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ボールをリンク
で連結して鎖状に形成したボールチェーンの先端に取り
付けて使用するなす環に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のなす環は、ボールチェーンの先端
に直接取り付けできるようにはなっていなかった。この
従来のなす環NにボールチェーンCを取り付けるために
は、図3に示すように、ボールチェーンCのボールBを
一端に固定し他端になす環取付穴Hを形成したカップリ
ングKという金具をボールチェーンCの先端に取り付け
てからなす環Nに取り付けていた。
【0003】さらに、カップリングKをボールチェーン
Cの先端に取り付けるためには、カップリングKの両端
を開け、ボールBをカップリングKのなす環取付穴Hに
通してカップリングKの中に入れてからカップリングK
の両端を開かないようにかしめる必要があった。
【0004】そのため、ボールチェーンCの先端になす
環Nを取り付けるには手間がかかるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、簡単な操作でボールチェーンを取り付けできるだけ
でなく、カップリング等の連結のための金具を必要とし
ないボールチェーン用なす環を提供することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのためこの発明では、
なす環の胴部2にボールチェーンCのボールBを挿通可
能なボール挿通穴6を設けると共に、前記穴6に嵌めた
ボールBを頭部1の内側に移動させるために、前記穴6
からなす環の頭部先端に至るリンク移動溝7を設けたボ
ールチェーン用なす環とした。
【0007】なす環の頭部1の下部に括れ部1aを形成
し、且つ括れ部1aの幅をボールチェーンCのボールBの
径より小さくすることが好ましい。
【0008】また、なす環の胴部2のボール挿通穴6を
設けた部分を広幅に形成することが好ましい。
【0009】なす環の材質は、真鍮、ステンレス、アル
ミニウム、鉄等の金属や、ナイロン6、ポリアセタール
等の合成樹脂より適宜選択して使用することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明のボールチェーン
用なす環の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0011】図1は、ボールチェーンの先端に、この発
明のなす環を取り付けた状態を示す斜視図である。
【0012】この発明のボールチェーン用なす環は、板
厚1.2mmの鉄板を所定の形状に打ち抜きした後に折曲
して形成したものであり、上部を湾曲して形成され、下
部に括れ部1aを形成された頭部1と、頭部1の括れ部1a
の一端から斜めに開く方向に延びる胴部2と、胴部2に
続いて略U字状に延びる顎部3と、頭部1の括れ部1aの
もう一方の端から顎部3の先端方向に延び、胴部2と顎
部3によって形成された空間部4を閉塞・開放する開閉
杆部5とからなる。前記括れ部1aの幅は、ボールチェー
ンCのボールBの径よりも少し小さくなっており、頭部
1の内側に入れられたボールBは、容易に頭部1の外に
出ないようになっている。
【0013】胴部1の略中央は、広幅に形成されてお
り、そこにボールチェーンCのボールBを挿通可能なボ
ール挿通穴6が設けられている。
【0014】さらに、ボール挿通穴6に嵌めたボールB
を前記穴6から頭部1の内側に移動させるために、ボー
ル挿通穴6から頭部1の先端に至るリンク移動溝7をボ
ール挿通穴6の隣に連設している。このリンク移動溝7
の幅は、ボール挿通穴6側の端だけをリンクLの径より
少し小さくしてボールBがリンク移動溝7からボール挿
通穴6側に容易に移動しないようにしてあるが、他の部
分はリンクLの径より大きく、ボールBの径より小さく
なっている。
【0015】上記構成からなる本発明のなす環に、ボー
ルチェーンCを連結するには、次のようにして行う。
【0016】先ず、図2に示すように、開閉杆部5の先
端5aを顎部3の外側に移動させ、括れ部1aの幅をボール
Bの径以上の広さになるように広げる。
【0017】次に、ボールチェーンCの先端のボールB
をボール挿通穴6に挿入し、次にリンクLをリンク移動
溝7に嵌めながら挿入したボールBを頭部1の内側に移
動させる。
【0018】次に、開閉杆部5の先端5aを顎部3の内側
に移動させると、括れ部1aの幅がボールBの径より狭く
なり、ボールBが頭部1の外に容易に出ないようにな
る。
【0019】これだけの簡単な操作で、なす環にボール
チェーンCを連結できる。本考案のなす環からボールチ
ェーンCを外す必要があるときには、逆の操作をすれば
簡単に外れる。
【0020】尚、前記開閉杆部5の先端5a及び顎部3の
先端3aの幅を細く形成しているのは、開閉杆部5の先端
5aを顎部3の外側に移動させたり、内側に移動させたり
するのを容易にするためである。
【0021】
【発明の効果】この発明のボールチェーン用なす環は上
述のように構成されており、簡単な操作でボールチェー
ンを取り付けできるだけでなく、カップリング等の連結
のための金具を必要としない優れたものである。
【0022】さらに、請求項2に記載のように、なす環
の頭部の下部に括れ部を形成し、且つ括れ部の幅をボー
ルチェーンのボールの径より小さくしたものとすれば、
ボールが頭部の外にでなくなり、容易にボールチェーン
が外れることがなくなるという効果を生ずる。
【0023】さらに、請求項3に記載のように、胴部の
ボール挿通穴を設けた部分を広幅に形成したものとすれ
ば、ボール挿通穴を設けたことによるなす環の強度の低
下がなくなるという効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ボールチェーンの先端に、この発明のボールチ
ェーン用なす環を取り付けた状態を示す斜視図である。
【図2】この発明のボールチェーン用なす環にボールチ
ェーンを取り付けるときの状態を示す断面説明図であ
る。
【図3】ボールチェーンの先端に、従来のなす環を取り
付けた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
B ボール C ボールチェーン L リンク 1 頭部 1a 括れ部 2 胴部 3 顎部 4 空間部 5 開閉杆部 6 ボール挿通穴 7 リンク移動溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボール(B)をリンク(L)で連結して
    鎖状に形成したボールチェーン(C)の先端に取り付け
    て使用するボールチェーン用なす環であって、なす環の
    胴部(2)にボールチェーン(C)のボール(B)を挿
    通可能なボール挿通穴(6)を設けると共に、前記穴
    (6)に嵌めたボール(B)を頭部(1)の内側に移動
    させるために、前記穴(6)からなす環の頭部先端に至
    るリンク移動溝(7)を設けたことを特徴とするボール
    チェーン用なす環。
  2. 【請求項2】 なす環の頭部(1)の下部に括れ部(1
    a)を形成し、且つ括れ部(1a)の幅をボールチェーン
    (C)のボール(B)の径より小さくしたことを特徴と
    する請求項1記載のボールチェーン用なす環。
  3. 【請求項3】 なす環の胴部(2)のボール挿通穴
    (6)を設けた部分を広幅に形成したことを特徴とする
    請求項1又は2記載のボールチェーン用なす環。
JP30575895A 1995-11-24 1995-11-24 ボールチェーン用なす環 Pending JPH09144741A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2141367A1 (en) * 2008-06-30 2010-01-06 Fox International Group Limited A linkage device
JP2011250866A (ja) * 2010-05-31 2011-12-15 Momijiya Hozai Kk ナスカンおよびそれに用いるフレームの製造法
CN113135357A (zh) * 2020-01-17 2021-07-20 鸿富锦精密工业(武汉)有限公司 扎线带

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