JPH10306100A - 新規泡蛋白質及びその利用 - Google Patents
新規泡蛋白質及びその利用Info
- Publication number
- JPH10306100A JPH10306100A JP9334229A JP33422997A JPH10306100A JP H10306100 A JPH10306100 A JP H10306100A JP 9334229 A JP9334229 A JP 9334229A JP 33422997 A JP33422997 A JP 33422997A JP H10306100 A JPH10306100 A JP H10306100A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foam
- protein
- beer
- monoclonal antibody
- molecular weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/68—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving proteins, peptides or amino acids
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/415—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from plants
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K16/00—Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
- C07K16/16—Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from plants
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Immunology (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Hematology (AREA)
- Botany (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Urology & Nephrology (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Pathology (AREA)
- Cell Biology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Gastroenterology & Hepatology (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
Abstract
新規な泡蛋白質を、免疫学的測定法を応用して特異的に
定量し、迅速かつ正確にビールの泡持ち及び泡持ち安定
性を測定する方法を提供する。 【解決手段】新規泡蛋白質ならびに該蛋白質を特異的に
認識するモノクローナル抗体、該モノクローナル抗体を
用いて免疫学的測定法によってビール試料中の泡蛋白質
含量を測定する方法、ビールの泡持ち及び泡持ち安定性
を測定する方法、ビール原料並びにビールの安定化剤を
評価する方法。
Description
する主成分の一つである新規な蛋白質、該蛋白質に対す
るモノクローナル抗体、該モノクローナル抗体を用いる
ビールの最終製品並びに製造工程におけるビール試料中
の泡蛋白質含有量を測定する方法に関する。本発明はま
たこのような測定方法によるビールの泡持ち及び泡持ち
安定性を測定する方法、ビール原料並びにビールの安定
化剤を評価する方法にも関する。
て麦汁を得、この麦汁に酵母を加えて主発酵を行い、次
いで主発酵で得られる若ビールを後発酵(貯酒)工程に
付し、濾過、ビン詰め工程を経て製造されている。
観品質の内、最も重視される性質の一つに泡がある。こ
の性質を規定する際には、大別して泡立ちと泡持ちの2
種に分類できる。
理化学的な特性を利用した方法、即ち泡の消失速度に基
づく方法や、ガラス面への付着性に基づく方法等が用い
られている。しかし、泡は複雑な性質をもっているた
め、これらの物理化学的方法では十分な再現性や精度が
得られなかった。また、従来はビール原料である大麦や
麦芽等を評価する場合や、長期間保管したビールの泡持
ちに対する安定性を評価するには、実際にビールを醸造
した後でなければ評価を行うことができなかったため、
再現性があり、かつ短期間で評価できる方法の確立が望
まれていた。
するポリクローナル抗体を用いた、泡持ち及び泡持ち安
定性を測定する方法が開発された(特開平7−3332
23)。しかし、この方法では数種の泡蛋白質を包括的
に測定するため、微量且つ成分特異的な泡蛋白質は検出
できなかった。従って、微量且つ成分特異的な泡蛋白質
でも検出できるような十分な感度を有するさらに優れた
方法の開発が望まれていた。
から抽出した粗泡蛋白からビールの泡持ちを規定する主
成分の一つである新規な成分(泡蛋白質)を単離、精製
すること、このような新規蛋白質を抗原として前記泡蛋
白質を特異的に認識するモノクローナル抗体を作製する
こと、さらにこのモノクローナル抗体を用いた免疫学的
手法を応用して、迅速かつ正確に泡蛋白質含有量を測定
する方法を提供することを目的とし、本発明を完成し
た。
用いたビールの泡持ち又は泡持ち安定性の測定方法を提
供することにある。
法を用いたビールの原料である大麦、麦芽等の評価方
法、さらにビールの混濁安定性改善のために添加する安
定化剤の選択方法を提供することにある。
を達成するために、粗泡蛋白画分から6種類の泡蛋白質
画分をそれぞれ単離、精製し、得られた泡蛋白質に対す
るモノクローナル抗体を作製し、該モノクローナル抗体
を用いることにより、本発明を完成した。
ano らの方法を若干変更して行った(Rept. Res. Lab. K
irin Brewery Co.,Ltd、No.23, p1-13(1980)) 。即ち、
製造直後のビール最終製品にエタノールを用いて塩析を
行い、沈澱物を得、各種カラムクロマトグラフ法(イオ
ン交換及び逆相クロマトグラフィー、ゲル濾過等)によ
って単離、精製することにより泡蛋白質画分を得ること
ができる。本発明ではこのようにして6種類の泡蛋白質
画分を単離、精製した。
ットにより、分子量を測定し、また、同時にアミノ酸シ
ークエンサー・質量分析機を用いて該泡蛋白質の部分一
次構造を決定した。
ホン酸を用いた酸加水分解によってアミノ酸組成を測定
した。
有する: (A)泡蛋白質1 1)ウエスタンブロット分析で測定した分子量が約48
000である、 2)配列番号1記載のアミノ酸配列を有する、 3)アミノ酸組成が表1に示す通りである、
000である、 2)配列番号2記載のアミノ酸配列を有する、 (C)泡蛋白質3 1)ウエスタンブロット分析で測定した分子量が約40
000である、 2)配列番号3記載のアミノ酸配列を有する、 (D)泡蛋白質4 1)ウエスタンブロット分析で測定した分子量が約40
000である、 2)配列番号4記載のアミノ酸配列を有する、 (E)泡蛋白質5 1)ウエスタンブロット分析で測定した分子量が約40
000である、 2)配列番号5記載のアミノ酸配列を有する、 (F)泡蛋白質6 1)ウエスタンブロット分析で測定した分子量が約47
000である、 2)配列番号6記載のアミノ酸配列を有する。
WISS−PROT」で検索したところ、いずれも新規
な蛋白質であることが判明した。
ル抗体の作製にあたっては、常法(免疫実験操作法II、
p945-957、南江堂参照)に従い、抗原(上述した各泡蛋
白質)を動物に免疫し、抗体産生細胞を回収し、これと
ミエローマ細胞を融合し、スクリーニングを行い標的抗
原と強く反応するハイブリドーマ株を採取することによ
り、得ることができる。
るビール試料中に含まれる泡蛋白質含有量をこのように
して得られたモノクローナル抗体を用いて免疫学的測定
法によって測定することができる。免疫学的測定法とし
ては、ラジオイムノアッセイ、エンザイムイムノアッセ
イ、蛍光イムノアッセイ、発光イムノアッセイ、免疫比
濁法などを含むが、エンザイムイムノアッセイ、特にE
LISA(Enzyme-linked Immunosorbent Assay)が泡
蛋白質を高感度で検出でき、かつ多数の検体を自動的に
測定できるので好適である。
ノクローナル抗体を第一抗体として担体に固定化する。
担体としては固体担体が好ましく、例えばスチレンやポ
リスチレンなどの高分子担体を用いて成型されたELI
SAプレートなどの容器を使用できる。モノクローナル
抗体の担体への固定化は、例えばモノクローナル抗体を
炭酸緩衝液やホウ酸緩衝液などの緩衝液に溶解して担体
に吸着させることにより実施できる。他方、第二抗体と
しては、ポリクローナル抗体(例えば特開平7−333
223に記載のポリクローナル抗体)を用いてサンドイ
ッチELISAとすることができる。あるいは、後述す
る実施例で記載するように、本発明のモノクローナル抗
体の1つを第一抗体とし、別のモノクローナル抗体を第
二抗体として用いるサンドイッチELISAを用いる
と、泡蛋白質をより確実に精度よく検出できる。
定方法の一例を以下に説明する。
マイクロプレートに分注してインキュベートし、上清を
除去した後、洗浄液を用いて洗浄する。同様に、ブロッ
キング溶液、目的とする抗原(ビール溶液)溶液、第二
抗体、標識酵素の順に分注、インキュベート、洗浄を繰
り返す。最後に基質溶液を分注し、室温又は37℃で保持
した後、405nm における吸光度を測定し、別途泡蛋白質
の標準希釈系列から作成した検量線グラフを用いること
により、ビール試料に含まれる泡蛋白質の濃度を算定す
ることができる。
衝液を、希釈液としては例えば、ウシ血清アルブミン(B
SA)、ゼラチンあるいはオボアルブミンを含むPBS(-)緩
衝液等を使用できる。洗浄液としては、例えば、NaN3及
びTween20 を含むPBS(-)緩衝液、NaCl及びTween20 を含
むトリス緩衝化生理食塩水(TBS) 等を使用できる。又、
ブロッキング溶液としては、例えば、1 〜3%BSA を含む
PBS(-)緩衝液、1-5 %スキムミルクを含むPBS(-)緩衝液
等を使用できる。標識酵素としては、例えば、ペルオキ
シダーゼ、酸性フォスファターゼ、アルカリフォスファ
ターゼ、β- ガラクトシダーゼ等を用いる。また、基質
溶液としては、例えば、標識酵素がアルカリフォスファ
ターゼの場合、p-ニトロフェニルリン酸二ナトリウム塩
(PNPP)、β- ガラクトシダーゼの場合、o-ニトロフェニ
ルβ-Dガラクトシダーゼ等、標識酵素に合わせて適宜選
択する事が出来る。
の製造工程におけるビール試料中の泡蛋白含有量を測定
することにより、ビールの泡持ち及び泡持ち安定性を評
価することができる。
改善するなどの目的のためにシリカゲルやタンニン酸等
の各種安定化剤を加えるが、このような安定化剤が泡持
ちに悪影響を与えないことが重要である。本発明の測定
法はこのような安定化剤の効力判定にも利用することが
できる。例えば、後述する実施例では、ビール製造工程
で得られるもろみに各種安定化剤を添加して本発明のE
LISA法によって泡蛋白質の量を測定したところ、安
定化剤の種類によって残存蛋白質量が異なることが明ら
かとなり、本発明の方法を安定化剤の評価に使用可能な
ことが判明した。
料(大麦及びそれを製麦した麦芽等)に含まれている泡
蛋白質含量を測定することができる。従って、従来はビ
ール製造後でなければ原料の評価を行うことができなか
ったが、本発明の方法を用いることにより、ビール製造
前にビール原料の品質評価を容易に実施することが可能
となった。
泡蛋白を1種又は2種のモノクローナル抗体を用いて測
定するため、測定によるバラツキが少なく、かつ感度が
非常に高いので微量の泡蛋白質でも検出することが可能
である。又、本発明の方法は、以下の参考例1に記載す
る従来の泡持ち測定法(SHV法)による測定結果と良
好な相関関係を示し、従来法に代えて迅速かつ正確にビ
ールの泡持ち及び泡持ち安定性試験に有効に使用できる
ことが明らかとなった。
使用するキットを提供する。本発明のキットには、本発
明の泡蛋白質を特異的に認識するモノクローナル抗体を
含む。抗体は上記の希釈液中に希釈された抗体希釈液、
あるいは抗体凍結乾燥品の形でありうる。本発明のキッ
トには、該抗体の他に、96ウエルプレート、試料吸着
用緩衝液、洗浄液、ブロッキング溶液、基質溶液、第二
抗体希釈液ならびに検量線グラフなどを含むことができ
る。
詳細に説明する。
加え、粗泡蛋白画分を沈殿させる。これを透析後、ゲル
濾過(Toyopearl HW-55F)、イオン交換(Toyopearl G65
0M)クロマトの順で活性画分の精製を進め、さらにゲル
濾過HPLC(Toyopearl G2000SW)、逆相HPLC(Toyopearl
C8)を繰り返し、最終精製を行った。最終精製分の純
度は、HPLCのクロマトグラムで単一ピークを与え、且つ
SDS-PAGEにより単一バンドとなったことにより確認し
た。なお、カラムクロマト後の活性画分の評価方法とし
ては、Asano らの方法(Rept.Res.Lab.Kirin Brewery C
o.,Ltd. , No23,p1-13,(1980)) を適用した。即ち、100
から300mg の試料を3.6%エタノール水溶液(pH4.2)1L
に溶解し、この溶液20mlを目盛付チューブに入れ、20
℃で5秒間振り動かす(400回/分) 。振り動かした後の
泡の体積を測定し、活性の高いフラクションのみを分取
する。
付して分子量を測定したところ、約48000であっ
た。
供し、Ala-Val-Glu-Asn-Ala-Asn-Arg-Val-Asn-Lys-Phe-
Leu-Phe-Leu-Ile-Arg-Glu-Ala-Ile (配列番号1)とい
う部分一次構造を決定した。この配列をデータバンク
「SWISS−PROT」で検索したところ、新規な蛋
白質であることが判明した。
分解によってこの泡蛋白質のアミノ酸組成を分析した結
果は上記表1に示す通りである。
え、粗泡蛋白画分を沈殿させる。これを透析後、この画
分を濃縮し、イオン交換カラム(Toyopearl G650M)、ゲル
濾過HPLC(ToyopearlG2000SW)、逆相HPLC(ToyopearlO
DS)によって順次精製を進め、数種の活性画分を単離し
た。ゲル濾過、イオン交換クロマトの順で活性画分の精
製を行った。最終精製分の純度は、SDS-PAGEにより単一
バンドとなったことにより評価した。なお、カラムクロ
マト後の活性画分の評価方法は、前記泡蛋白質1の場合
と同様にして行った。
質2、泡蛋白質3、泡蛋白質4、泡蛋白質5及び泡蛋白
質6とする)をウエスタンブロット分析に付して分子量
を測定したところ、それぞれ、約48000(泡蛋白質
2)、約40000(泡蛋白質3)、約40000(泡
蛋白質4)、約40000(泡蛋白質5)及び約470
00(泡蛋白質6)であった。
相HPLCを行うとき、以下の保持時間で溶出する。
ときの泡蛋白質1の保持時間は22〜24分であった。
に供し、それぞれ、Phe-Asn-Pro-Gly-Gln-Val-Asp-Gly-
Lys-Met-Leu-Pro-Tyr-Leu-Thr(泡蛋白質2、配列番
号:2)、Val-Tyr-Pro-Val-Gln-Tyr-Ala-Gly-Gln-Gly-
Leu-Pro-Leu-Asn-Gly(泡蛋白質3、配列番号:3)、P
he-Asn-Pro-Val-Gln-Val-Asp-Ala-Lys-Met-Pro-Pro-Leu
-Phe-Leu(泡蛋白質4、配列番号:4)、Val-Tyr-Pro-
Pro-Gln-Tyr-Pro-Gly-Met-Gly-Leu-Ile-Gln-Asn-Leu
(泡蛋白質5、配列番号:5)及びAsp-Val-Val-Ala-As
n-Met-Leu-Pro-Leu-Phe-Leu-Ile(泡蛋白質6、配列番
号:6)という部分一次構造を決定した。
−PROT」で検索したところ、いずれも新規な蛋白質
であることが判明した。
の作製泡蛋白質1を抗原とするモノクローナル抗体 実施例1で得られた泡蛋白質1を抗原としてモノクロー
ナル抗体を作製した。まず、泡蛋白質1を蒸留水で懸濁
し、生理食塩水(0.9w/w% NaCl 水溶液) を用いて適当な
蛋白質濃度(1mg/ml)に調製する。これを完全フロイント
アジュバントと容量3:5の比率で混合して油中水型乳
剤を作製する。BALB/cマウス( 4週齢)3匹に初回免疫
として抗原0.18mg/mouse相当量を腹腔及び皮下にそれぞ
れ注射する。追加免疫は、不完全フロイントアジュバン
トを用いて同様に乳剤を作製して、抗原0.09mg/mouse相
当量を同じく腹腔及び皮下にそれぞれ注射する。追加免
疫は、1週間から10日間の間隔で3回実施する。
640 培地でよく洗浄する。当該脾細胞1x108個と親細胞
( ミエローマ、P3X63Ag-U1)2x107個とを混合し、ポリエ
チレングリコール1500をRPMI-1640 に50% に溶解した液
1.5ml を加えて1000rpm で約40秒間遠心する。更にRPMI
-1640 培地5ml を徐々に加えて希釈した後、1000rpmで
3分遠心し上澄みを捨て、次にHT(ヒポキサンチン−
チミジン)培地6ml を加え再度900rpmで5分遠心する。
次にHT培地20mlに細胞を分散させ、96穴の培養プレ
ートの内側60ウエルに100 μl ずつ注入し、翌日40μ
l のHAT(ヒポキサンチン−アミノプテリン−チミジ
ン)培地を継ぎ足した。その後3日置きに半量の培地を
新しいHAT培地に変えていき、14日後における培養
上清について抗体価を測定したところ、12ウエルに陽
性を認めた。次にこれら陽性ハイブリドーマをBALB/cマ
ウス胸腺細胞をフィーダー(feeder)として加えたHT培
地で希釈していく限界希釈法を数回繰り返して行うこと
により、最終的にモノクローナル抗泡蛋白質抗体を産生
するハイブリドーマが数種得られた。
pristane(2,6,10,14-tetramethylpentadecane)で予め処
理をしておいたBALB/cマウスの腹腔内に注入し、2〜3
週間後に腹水を採取することにより、モノクローナル抗
泡蛋白質抗体粗画分を得た。これらのモノクローナル抗
体を硫酸アンモニウム法で塩析し、プロテインAを担体
とするアフィニティクロマトグラフィにより精製した。
得た泡蛋白質1に対する反応性を評価することによって
スクリーニングを行い、モノクローナル抗体を選択し
た。このようにして抗体A及び抗体Bを含む数種のモノ
クローナル抗体を得た。
ル抗体 泡蛋白質2〜6の各々について上記と同様の方法を用い
て、各々の抗原に対して2種類のハイブリドーマを得
た。得られたハイブリドーマをそれぞれpristaneで予め
処理をしておいたBALB/cマウスの腹腔内に注入し、2〜
3週間後に腹水を採取することにより、モノクローナル
抗泡蛋白質抗体粗画分を得た。これらのモノクローナル
抗体を硫酸アンモニウム法で塩析し、プロテインGを担
体とするアフィニティクロマトグラフィにより精製し
た。
体C、Dが、泡蛋白質3を抗原としてモノクローナル抗
体E、Fが、泡蛋白質4を抗原としてモノクローナル抗
体G、Hが、泡蛋白質5を抗原としてモノクローナル抗
体I、Jが、泡蛋白質6を抗原としてモノクローナル抗
体K、Lが、それぞれ得られた。
料中の泡蛋白質の定量 実施例2で得られた泡蛋白質1を抗原として得られたモ
ノクローナル抗体A及びビオチン化したモノクローナル
抗体Bを用いるサンドイッチ法により、ビール中の泡蛋
白質の定量を以下のようにして行った。
aN3 を含む0.01M PBS(-)、pH7.5-8.5)を用いて第一抗体
として抗体Aを希釈し、96穴プレートに100 μl ずつ
分注し4 ℃、一晩、抗体を吸着させる。
Tween-20を含む0.01M PBS(-)、pH7.5-8.5)を用いて2回
洗浄した後、ブロッキング溶液(1-3% BSA 及びNaN3を含
む0.01M PBS(-)、pH7.5-8.5)を200 μl/wellずつ分注
し、37℃で1時間インキュベートする。
% NaN3を含む0.01M PBS(-)、pH7.5-8.5)を用いてビール
試料の希釈系列を作製しておく。別途、泡蛋白質の検量
線を作成する目的で、泡蛋白質の標準希釈系列及び第二
抗体として使用するビオチン化抗体Bの希釈溶液を作製
する。
浄液で2回洗浄後、上記のビール試料及び泡蛋白質の希
釈溶液を100 μl/wellずつ分注し、37℃で1.5時間
インキュベートする。
してビオチン化抗体B希釈液を100μl/wellずつ分注
し、37℃で1.5時間インキュベートする。
トレプトアビジン結合アルカリフォスファターゼ(1000
倍希釈、Dakopatts 社製) を100 μl/wellずつ分注し、
37℃で30分間インキュベートする。
て、基質溶液(p- ニトロフェニルリン酸二ナトリウム塩
(PNPP)をMgCl2 を含むジエタノールアミン溶液(pH9.0-
9.5)で希釈したもの) を100 μl/wellずつ分注し、37
℃で10〜15分間保持した後、1-3N NaOH 50μl を分
注して反応を停止し、自動吸光度測定機を用いて405nm
における吸光度を測定する。
トし、泡蛋白質1の検量線を作成する。この検量線を用
いることにより、各々のビール試料に含まれる泡蛋白質
1の濃度を算定することができる。
白質分析法であるポリクローナル抗体を用いるELISA 法
との比較 市場より購入した各種ビール最終製品について、実施例
3に記載の泡蛋白質1を抗原とする本発明のモノクロー
ナル抗体を用いるサンドイッチ法と、泡蛋白粗画分に対
するポリクローナル抗体を用いた従来法(特開平7−3
33223)による泡蛋白測定を行い比較を行った(図
1)。なお、従来法では、泡蛋白粗画分に対するポリク
ローナル抗体を第一抗体とし、ビオチン化ヤギ抗ウサギ
免疫グロブリンを第二抗体として用いている。さらに、
参考例1に示す現行ビールの泡持ち測定法(SHV法)
も行った。
おいて、SHV法による泡持ちの単位はcm2であり、
粗泡蛋白画分に対するポリクローナル抗体を用いる従来
法、及び本発明の方法の欄に記載するのは、各検量線か
ら算出した泡蛋白質濃度(mg/L)である。 表2 ビール SHV 従来法 本発明の方法 A 137 42 5.25 B 147 51 6.50 C 78 34 3.67 D 122 39 4.99 E 94 32 4.64
とSHV法(参考例1) との相関係数を求めたところ、
両者に非常に良好な相関を確認した( 相関係数0.926:
図1、B) 。この相関係数は従来法とSHV法との相関
係数(0.896:図1、A)よりも高い値を示した。ま
た、本発明の方法と従来法との間にも高い相関係数(0.
965)が得られた。
によって、ビールの泡持ちを精確に予測できることが明
らかになった。
ンドイッチ法と従来法の感度を比較した(表3)。サン
ドイッチ法は従来法に比べ60-100倍感度が高く、非常に
微量な泡蛋白質量でも測定できることを示した。
原として得られたモノクローナル抗体C/D(以下この
組み合わせをペア1とする)、泡蛋白質3を抗原として
得られたモノクローナル抗体E/F(以下この組み合わ
せをペア2とする)、泡蛋白質4を抗原として得られた
モノクローナル抗体G/H(以下この組み合わせをペア
3とする)、泡蛋白質5を抗原として得られたモノクロ
ーナル抗体I/J(以下この組み合わせをペア4とす
る)、泡蛋白質6を抗原として得られたモノクローナル
抗体K/L(以下この組み合わせをペア5とする)を用
いて、上記と同様のサンドイッチ法により、ビール中の
各々の泡蛋白質の定量を行った。各々のモノクローナル
抗体のペアにおいて、C、E、G、I及びKを第一抗
体、D、F、H、J及びLを第二抗体として使用した。
ールの泡持ち測定法(SHV法;参考例1)との相関を
評価した。その結果、両者に非常に良好な相関を確認し
た(相関係数は、ペア1から5の順に0.973、0.967、0.
982、0.917及び0.971であった。)また、従来法(特開
平7−333223)とSHV法との相関係数は0.906
であった。(なお、サンプル数は全て8種で行った)。
サンプル、タンニン酸を1サンプルの計6サンプル)
を、もろみに400mg/L (但し、タンニン酸は50mg/Lの濃
度)の濃度にて添加し、氷冷中、5分撹袢反応させた。
但し、タンニン酸は0℃で一晩静置処理した。その後、
各もろみを冷却遠心処理(12000rpm ・3分)した後、泡蛋
白質1を抗原とするモノクローナル抗体を用いて実施例
3に示すELISA を実施した。得られた結果を表4に示す
(表中、安定化剤Bはタンニン酸であり、その他はシリ
カゲルである)。安定化剤の種類によって残存量が異な
ることが明らかになった。
方法 産地・ 品種の異なる大麦麦芽(褐色麦芽を1サンプル、
淡色麦芽を2サンプル、黒麦芽を1サンプルの計4サン
プル)について麦汁を作製し、この試料中に含まれる泡
蛋白質量を上記実施例3の方法に従い測定した。泡蛋白
質1を抗原として得られたモノクローナル抗体A及びビ
オチン化したモノクローナル抗体Bを用いるサンドイッ
チ法により、得られた結果を表5に示す。各種麦芽によ
って泡蛋白質含量は大きく異なることが明らかになっ
た。
(品種A、B、C、D)について麦汁を作製し、この試
料中に含まれる泡蛋白質量を上記実施例3の方法に従い
測定した。泡蛋白質2〜6を抗原として得られたモノク
ローナル抗体ペア1、2、3、4、5を用いるサンドイ
ッチ法により、得られた結果を図2に示す。各種麦芽に
よって泡蛋白質含量は大きく異なることが明らかになっ
た。
に含まれる泡蛋白質量を上記実施例3の方法に従い測定
した。泡蛋白質1を抗原として得られたモノクローナル
抗体A及びビオチン化したモノクローナル抗体Bを用い
るサンドイッチ法により、得られた結果を表6に示す。
各種大麦によって泡蛋白質含量は大きく異なることが明
らかになった。
aftvermoegen- 法) ビールの泡持ちを泡の立ち具合とガラス面への泡の付着
性を測定し評価する方法である。即ち、ビール全量を一
度に20秒間平均してメスシリンダーに注ぎ込み、注ぎ
込み終了30分後のメスシリンダー壁に付着して残って
いる泡の量をプラニメーターを用いて測り、泡持ちを定
量的に評価する。この際、泡持ちの単位はcm2で表す
(化学と生物、p1354、(1975)参照)。
つである、泡持ちの鍵となる新規蛋白質を単離・ 同定し
た。更にこの蛋白質に対するモノクローナル抗体を作製
し、この抗体を基にしたサンドイッチELISA の適用によ
り、泡品質に関して、最良のビール麦芽や安定化剤を選
択し、或は最適ビール醸造条件を極めて正確且つ迅速に
評価することが可能となった。
SHV法との相関を示す(Aは従来法とSHV法との相
関を、Bは本発明のサンドイッチ法とSHV法との相関
を示す)。
た大麦麦芽品種A、B、C、D中の泡タンパク濃度を示
す。
Claims (17)
- 【請求項1】ウエスタンブロット分析で測定した分子量
が約40000〜約48000であるビールの泡持ちを
規定する新規泡蛋白質。 - 【請求項2】以下の性質: 1)ウエスタンブロット分析で測定した分子量が約48
000である、 2)配列番号1記載のアミノ酸配列を有する、 3)アミノ酸組成が表1に示す通りである、 【表1】 を有する請求項1記載の蛋白質。 - 【請求項3】以下の性質: 1)ウエスタンブロット分析で測定した分子量が約48
000である、 2)配列番号2記載のアミノ酸配列を有する、を有する
請求項1記載の蛋白質。 - 【請求項4】以下の性質: 1)ウエスタンブロット分析で測定した分子量が約40
000である、 2)配列番号3記載のアミノ酸配列を有する、を有する
請求項1記載の蛋白質。 - 【請求項5】以下の性質: 1)ウエスタンブロット分析で測定した分子量が約40
000である、 2)配列番号4記載のアミノ酸配列を有する、を有する
請求項1記載の蛋白質。 - 【請求項6】以下の性質: 1)ウエスタンブロット分析で測定した分子量が約40
000である、 2)配列番号5記載のアミノ酸配列を有する、を有する
請求項1記載の蛋白質。 - 【請求項7】以下の性質: 1)ウエスタンブロット分析で測定した分子量が約47
000である、 2)配列番号6記載のアミノ酸配列を有する、を有する
請求項1記載の蛋白質。 - 【請求項8】請求項2〜7のいずれかに記載の蛋白質を
特異的に認識するモノクローナル抗体。 - 【請求項9】請求項8記載のモノクローナル抗体を産生
するハイブリドーマ。 - 【請求項10】請求項9のハイブリドーマを生体外又は
生体内で培養する工程とその培養物又は体液からモノク
ローナル抗体を採取する工程を含んでなる請求項8記載
のモノクローナル抗体の製造方法。 - 【請求項11】請求項8記載のモノクローナル抗体を用
いる免疫学的測定法によって、ビールの最終製品及びビ
ールの製造工程におけるビール試料中の泡蛋白質の含有
量を測定する方法。 - 【請求項12】請求項8記載のモノクローナル抗体を用
いる免疫学的測定法によって、ビールの泡持ち又は泡持
ち安定性を測定する方法。 - 【請求項13】請求項8記載のモノクローナル抗体を用
いる免疫学的測定法によって、ビール原料を評価する方
法。 - 【請求項14】請求項8記載のモノクローナル抗体を用
いる免疫学的測定法によって、ビールの安定化剤を選択
する方法。 - 【請求項15】前記安定化剤がシリカゲル又はタンニン
酸である請求項14記載の方法。 - 【請求項16】免疫学的測定法がELISA法である請
求項11〜15のいずれかに記載の方法。 - 【請求項17】請求項8記載のモノクローナル抗体、な
らびに96ウェルプレート、試料吸着用緩衝液、洗浄
液、ブロッキング溶液、基質溶液、第二抗体希釈液及び
検量線グラフから選択される1または2以上を含む請求
項11〜16のいずれかの方法に使用するキット。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33422997A JP4310389B2 (ja) | 1997-03-07 | 1997-12-04 | 新規泡蛋白質及びその利用 |
DE69835047T DE69835047T2 (de) | 1997-03-07 | 1998-03-05 | Schaumproteine, monoklonale Antikörper dagegen, und deren Verwendungen |
EP98103922A EP0863153B1 (en) | 1997-03-07 | 1998-03-05 | Foam proteins, monoclonal antibodies thereto, and their uses |
AT98103922T ATE331732T1 (de) | 1997-03-07 | 1998-03-05 | Schaumproteine, monoklonale antikörper dagegen, und deren verwendungen |
CA002225183A CA2225183C (en) | 1997-03-07 | 1998-03-05 | Novel foam proteins and use thereof |
DK98103922T DK0863153T3 (da) | 1997-03-07 | 1998-03-05 | Skumproteiner, monoklonale anatistoffer derimid og deres anvendelse |
US09/035,749 US6080405A (en) | 1997-03-07 | 1998-03-06 | Foam proteins and use thereof |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-53249 | 1997-03-07 | ||
JP5324997 | 1997-03-07 | ||
JP33422997A JP4310389B2 (ja) | 1997-03-07 | 1997-12-04 | 新規泡蛋白質及びその利用 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10306100A true JPH10306100A (ja) | 1998-11-17 |
JP4310389B2 JP4310389B2 (ja) | 2009-08-05 |
Family
ID=26393969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33422997A Expired - Lifetime JP4310389B2 (ja) | 1997-03-07 | 1997-12-04 | 新規泡蛋白質及びその利用 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6080405A (ja) |
EP (1) | EP0863153B1 (ja) |
JP (1) | JP4310389B2 (ja) |
AT (1) | ATE331732T1 (ja) |
CA (1) | CA2225183C (ja) |
DE (1) | DE69835047T2 (ja) |
DK (1) | DK0863153T3 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008108470A1 (ja) * | 2007-03-07 | 2008-09-12 | Sapporo Breweries Limited | 麦芽発酵飲料の泡持ちの良さの判定方法及び泡持ち判定用マーカー |
JP2008249704A (ja) * | 2007-03-07 | 2008-10-16 | Sapporo Breweries Ltd | 麦芽発酵飲料の泡持ちの良さの判定方法及び泡持ち判定用マーカー |
CN113355203A (zh) * | 2021-06-10 | 2021-09-07 | 佛山市海天(江苏)调味食品有限公司 | 一种降低食醋发酵过程中泡沫产生量的方法 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20030148400A1 (en) | 1998-04-17 | 2003-08-07 | Auli Haikara | Method for determining a gushing factor for a beverage |
US6423546B1 (en) | 2000-11-02 | 2002-07-23 | Miller Brewing Company | Monoclonal antibodies for assaying lipid transfer proteins |
CN105585996B (zh) | 2009-03-06 | 2019-04-05 | 爱福特立 | 含有蛋白的乳液和粘合剂以及它们的制造与用途 |
WO2010102297A2 (en) | 2009-03-06 | 2010-09-10 | Parker Anthony A | Protein-containing foams, manufacture and use thereof |
PL2576661T3 (pl) | 2010-06-07 | 2017-07-31 | Evertree | Substancje adhezyjne zawierające białka i ich wytwarzanie i zastosowanie |
RU2621798C2 (ru) | 2011-09-09 | 2017-06-07 | Эвертри | Белоксодержащие адгезивы и их получение и применение |
LT2753633T (lt) | 2011-09-09 | 2017-04-10 | Evertree | Baltymo turintys klijai, jų gamyba ir panaudojimas |
EP3666845A1 (en) | 2012-07-30 | 2020-06-17 | Evertree | Protein adhesives containing an anhydride, carboxylic acid, and/or carboxylate salt compound and their use |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3911089A (en) * | 1972-10-06 | 1975-10-07 | Sumitomo Chemical Co | Process for preparing hydrogen cyanide |
US4511548A (en) * | 1981-12-18 | 1985-04-16 | The Standard Oil Company | Ammoxidation of methanol to produce hydrogen cyanide |
JPS58145617A (ja) * | 1982-02-22 | 1983-08-30 | Nitto Chem Ind Co Ltd | シアン化水素の製造法 |
US4457905A (en) * | 1982-12-27 | 1984-07-03 | Monsanto Company | Process for oxidation and ammoxidation |
JPH0712434B2 (ja) * | 1987-11-27 | 1995-02-15 | 日東化学工業株式会社 | リン・アンチモン含有酸化物触媒の製法 |
JPH0763629B2 (ja) * | 1987-12-25 | 1995-07-12 | 日東化学工業株式会社 | 流動層反応に適する鉄・アンチモン・リン含有触媒の製法 |
JPH0764555B2 (ja) * | 1988-04-05 | 1995-07-12 | 日東化学工業株式会社 | 青酸製法 |
JP2950851B2 (ja) * | 1989-06-23 | 1999-09-20 | 三菱レイヨン株式会社 | 鉄・アンチモン・リン含有金属酸化物触媒組成物およびその製法 |
TW199905B (en) * | 1992-02-03 | 1993-02-11 | J E Siebel Sons Company Inc | Method and composition for enhancing foam properties of fermented malt beverages |
-
1997
- 1997-12-04 JP JP33422997A patent/JP4310389B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-03-05 DK DK98103922T patent/DK0863153T3/da active
- 1998-03-05 DE DE69835047T patent/DE69835047T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-03-05 CA CA002225183A patent/CA2225183C/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-03-05 AT AT98103922T patent/ATE331732T1/de active
- 1998-03-05 EP EP98103922A patent/EP0863153B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-03-06 US US09/035,749 patent/US6080405A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008108470A1 (ja) * | 2007-03-07 | 2008-09-12 | Sapporo Breweries Limited | 麦芽発酵飲料の泡持ちの良さの判定方法及び泡持ち判定用マーカー |
JP2008249704A (ja) * | 2007-03-07 | 2008-10-16 | Sapporo Breweries Ltd | 麦芽発酵飲料の泡持ちの良さの判定方法及び泡持ち判定用マーカー |
CN113355203A (zh) * | 2021-06-10 | 2021-09-07 | 佛山市海天(江苏)调味食品有限公司 | 一种降低食醋发酵过程中泡沫产生量的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0863153B1 (en) | 2006-06-28 |
CA2225183A1 (en) | 1998-09-07 |
US6080405A (en) | 2000-06-27 |
DE69835047D1 (de) | 2006-08-10 |
ATE331732T1 (de) | 2006-07-15 |
CA2225183C (en) | 2008-01-08 |
DK0863153T3 (da) | 2006-09-25 |
EP0863153A3 (en) | 2004-01-28 |
EP0863153A2 (en) | 1998-09-09 |
JP4310389B2 (ja) | 2009-08-05 |
DE69835047T2 (de) | 2007-01-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7244949B2 (ja) | リン酸化アルファ-シヌクレインを検出するための方法 | |
CN110167967B (zh) | 针对抗pd-l1抗体的独特型抗体及其用途 | |
WO2007043582A1 (ja) | Sarsウイルスヌクレオカプシドタンパク質を測定するための測定方法、測定用試薬キット、試験具、sarsウイルスヌクレオカプシドタンパク質に対するモノクローナル抗体及び前記モノクローナル抗体を産生するハイブリドーマ | |
KR20180055823A (ko) | Pivka-ii의 측정 방법, 및 pivka-ii 면역측정 시약 또는 키트의 제조 방법 | |
JP4310389B2 (ja) | 新規泡蛋白質及びその利用 | |
CN114989303A (zh) | 一种抗cd56重组兔单克隆抗体及其应用 | |
CN114516919A (zh) | 一种抗pla2r重组兔单克隆抗体及其应用 | |
US20130052669A1 (en) | Compositions and methods for reliably detecting and/or measuring the amount of a modified target protein in a sample | |
JP3370697B2 (ja) | 診断試験系における一定の融合パートナーおよび可変抗原部分から成る組換え融合タンパク質での画定されたコーティング | |
CN112646036B (zh) | 一种抗cd23特异性单克隆抗体及其应用 | |
CN113214374B (zh) | 一种包虫病新抗原Cystatin蛋白 | |
JP5280916B2 (ja) | 抗ラットオステオカルシンモノクローナル抗体 | |
CN113214373A (zh) | 新包虫病抗原Murinoglobulin-2蛋白 | |
WO2004009640A1 (ja) | 抗菌性ペプチドに対する抗体及びその利用 | |
US8349569B2 (en) | Anti-fibronectin fragment monoclonal antibody | |
JP7475584B2 (ja) | 免疫グロブリンaに結合しているペリオスチン並びに免疫グロブリンaに結合しているペリオスチンに結合する抗体、ペリオスチンの測定方法、ペリオスチンの測定試薬及びペリオスチン測定の正確性の改善方法 | |
JP3202029B2 (ja) | インターロイキン5の微量定量 | |
JP5448424B2 (ja) | ヒトIgGのFcを含有するタンパク質の測定試薬 | |
AU2007244153B2 (en) | Prostasin partial peptide and anti-prostasin antibody | |
CN116425866A (zh) | 一种hpv相关蛋白单克隆抗体及其应用 | |
CN115850425A (zh) | 一种spon1-1蛋白片段及其在人源包虫病中的应用 | |
CN117126283A (zh) | 抗pic的抗体、试剂盒及检测pic的方法 | |
CN118515771A (zh) | 抗二甲基色胺单克隆抗体及其应用和产品 | |
WO2001094948A1 (en) | Elisa for baculovirus | |
JPH07333223A (ja) | ビールの泡蛋白測定法および該測定法に使用するキット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041202 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041202 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051205 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080804 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081002 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090202 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090212 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090303 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090331 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20090422 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130522 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140522 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |