JPH10305327A - プレス型のスクラップカッター - Google Patents
プレス型のスクラップカッターInfo
- Publication number
- JPH10305327A JPH10305327A JP13572297A JP13572297A JPH10305327A JP H10305327 A JPH10305327 A JP H10305327A JP 13572297 A JP13572297 A JP 13572297A JP 13572297 A JP13572297 A JP 13572297A JP H10305327 A JPH10305327 A JP H10305327A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- post
- scrap
- scrap cutter
- lower mold
- cutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】小片に分断したスクラップ材を確実に落下排出
を可能にしたプレス型のスクラップカッターを提供す
る。 【解決手段】上型の下降により製品形状の周囲を打ち抜
いたスクラップ材を小片に分断するときはスクラップカ
ッター３を下型２外の定位置に移動し、その後上型の上
昇によりスクラップカッター３を下型内に格納するよう
に上型に連動してスクラップカッター３を移動するよう
にした。
を可能にしたプレス型のスクラップカッターを提供す
る。 【解決手段】上型の下降により製品形状の周囲を打ち抜
いたスクラップ材を小片に分断するときはスクラップカ
ッター３を下型２外の定位置に移動し、その後上型の上
昇によりスクラップカッター３を下型内に格納するよう
に上型に連動してスクラップカッター３を移動するよう
にした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレス型で製品形
状の周囲を打ち抜いたスクラップ材を小片に分断するス
クラップカッターに関するものである。
状の周囲を打ち抜いたスクラップ材を小片に分断するス
クラップカッターに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】プレス型における抜型では、製品形状の
周囲を打ち抜くと共に、打ち抜いたスクラップ材をスク
ラップカッターで小片に分断して排出している。この打
ち抜いたスクラップ材をスクラップカッターで小片に分
断する従来の手段は図３で示すように、下型上に多数の
スクラップカッター２０を製品形状の周囲に所定の間隔
で配設し、上型のポンチ２１によって製品形状の周囲を
打ち抜くと共に、打ち抜いたスクラップ材Ｓをスクラッ
プカッター２０で小片に分断している。
周囲を打ち抜くと共に、打ち抜いたスクラップ材をスク
ラップカッターで小片に分断して排出している。この打
ち抜いたスクラップ材をスクラップカッターで小片に分
断する従来の手段は図３で示すように、下型上に多数の
スクラップカッター２０を製品形状の周囲に所定の間隔
で配設し、上型のポンチ２１によって製品形状の周囲を
打ち抜くと共に、打ち抜いたスクラップ材Ｓをスクラッ
プカッター２０で小片に分断している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術では、
外形抜型において、型構造上スクラップカッター２０の
背を向き合わせしなければならない場合、図４で示すよ
うに、分断したスクラップ材Ｓが隣り合うスクラップカ
ッター２０の背の上に残り、スクラップ材Ｓの落下排出
が不良となる問題があった。
外形抜型において、型構造上スクラップカッター２０の
背を向き合わせしなければならない場合、図４で示すよ
うに、分断したスクラップ材Ｓが隣り合うスクラップカ
ッター２０の背の上に残り、スクラップ材Ｓの落下排出
が不良となる問題があった。
【０００４】本発明の目的は、小片に分断したスクラッ
プ材を確実に落下排出を可能にしたプレス型のスクラッ
プカッターを提供することである。
プ材を確実に落下排出を可能にしたプレス型のスクラッ
プカッターを提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成は、プレス型で製品形状の周囲を打ち
抜いたスクラップ材を小片に分断するスクラップカッタ
ーであって、基台上にスクラップカッターを下型内と下
型外の定位置に移動可能に設け、前記スクラップカッタ
ーの近傍にポストを鉛直軸線方向に上下動可能に設置
し、前記ポストの下降動で前記スクラップカッターを下
型外の定位置に移動させ、前記ポストの上昇動で前記ス
クラップカッターを下型内に格納させるよう前記ポスト
とスクラップカッターとをリンク機構で連結し、上型に
前記ポストの上端面に当接する上型先行ピンを備えたこ
とを特徴とするものである。
めの本発明の構成は、プレス型で製品形状の周囲を打ち
抜いたスクラップ材を小片に分断するスクラップカッタ
ーであって、基台上にスクラップカッターを下型内と下
型外の定位置に移動可能に設け、前記スクラップカッタ
ーの近傍にポストを鉛直軸線方向に上下動可能に設置
し、前記ポストの下降動で前記スクラップカッターを下
型外の定位置に移動させ、前記ポストの上昇動で前記ス
クラップカッターを下型内に格納させるよう前記ポスト
とスクラップカッターとをリンク機構で連結し、上型に
前記ポストの上端面に当接する上型先行ピンを備えたこ
とを特徴とするものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図１及び図２において、１は基台、２は
前記基台１上に設置されている下型であり、３は製品形
状の周囲を打ち抜いたスクラップ材を小片分断するスク
ラップカッターである。
いて説明する。図１及び図２において、１は基台、２は
前記基台１上に設置されている下型であり、３は製品形
状の周囲を打ち抜いたスクラップ材を小片分断するスク
ラップカッターである。
【０００７】前記スクラップカッター３は基台１に設け
た案内部材４にスライド可能に案内されたスライドベー
ス５上に固定されており、前記スライドベース５はスク
ラップカッター３を下型２内と下型２外の定位置に移動
する方向にスライドするようになっている。
た案内部材４にスライド可能に案内されたスライドベー
ス５上に固定されており、前記スライドベース５はスク
ラップカッター３を下型２内と下型２外の定位置に移動
する方向にスライドするようになっている。
【０００８】前記スライドベース５の作動機構は図２で
示すように、基台１に軸受部材７を設け、この軸受部材
７にポスト６を鉛直軸線方向に上下動可能に保持させ、
前記ポスト６の下端にスプリング８を介装し、このスプ
リング８によって前記ポスト６を常に上昇方向に付勢し
ている。
示すように、基台１に軸受部材７を設け、この軸受部材
７にポスト６を鉛直軸線方向に上下動可能に保持させ、
前記ポスト６の下端にスプリング８を介装し、このスプ
リング８によって前記ポスト６を常に上昇方向に付勢し
ている。
【０００９】前記ポスト６と前記スライドベース５は、
ポスト６の下降動でスクラップカッター３を下型２外の
定位置に移動させ、ポスト６の上昇動でスクラップカッ
ター３を下型２内に格納させるようリンク機構９で連結
している。
ポスト６の下降動でスクラップカッター３を下型２外の
定位置に移動させ、ポスト６の上昇動でスクラップカッ
ター３を下型２内に格納させるようリンク機構９で連結
している。
【００１０】さらに、図略の上型には前記ポスト６と同
軸線上に上型先行ピン１０を備え、上型の下降によって
上型先行ピン１０が前記ポスト６の上端面に当接し、ポ
スト６を下降動するようになっている。尚、図２におい
て、符号１１は落下してくる小片に分断したスクラップ
材を排出するシュートを示す。
軸線上に上型先行ピン１０を備え、上型の下降によって
上型先行ピン１０が前記ポスト６の上端面に当接し、ポ
スト６を下降動するようになっている。尚、図２におい
て、符号１１は落下してくる小片に分断したスクラップ
材を排出するシュートを示す。
【００１１】本発明は上記の通りの構造であるから、図
略の上型が上昇しているときは上型先行ピン１０はポス
ト６と離間しており、ポスト６はスプリング８によって
上昇している。このポスト６の上昇ストロークにより、
スライドベース５はリンク機構９によって下型２内方向
に移動し、スライドベース５上のスクラップカッター３
は下型２内に格納されている。
略の上型が上昇しているときは上型先行ピン１０はポス
ト６と離間しており、ポスト６はスプリング８によって
上昇している。このポスト６の上昇ストロークにより、
スライドベース５はリンク機構９によって下型２内方向
に移動し、スライドベース５上のスクラップカッター３
は下型２内に格納されている。
【００１２】上型の下降により先行ピン１０がポスト６
の上端面に当接し、ポスト６をスプリング８の上昇力に
抗して下降する。このポスト６の下降ストロークによ
り、スライドベース５はリンク機構９によって下型２外
方向に移動し、下型２内に格納されていたスライドベー
ス５上のスクラップカッター３を下型２外の定位置に移
動し、上型の下死点において製品形状の周囲を打ち抜い
たスクラップ材を小片に分断する。
の上端面に当接し、ポスト６をスプリング８の上昇力に
抗して下降する。このポスト６の下降ストロークによ
り、スライドベース５はリンク機構９によって下型２外
方向に移動し、下型２内に格納されていたスライドベー
ス５上のスクラップカッター３を下型２外の定位置に移
動し、上型の下死点において製品形状の周囲を打ち抜い
たスクラップ材を小片に分断する。
【００１３】前記製品形状の周囲を打ち抜いたスクラッ
プ材を小片に分断した後で上型が上昇し、先行ピン１０
がポスト６と離間してポスト６はスプリング８によって
上昇する。このポスト６の上昇ストロークにより、スラ
イドベース５はリンク機構９によって下型２内方向に移
動し、スライドベース５上のスクラップカッター３は再
び下型２内に格納される。
プ材を小片に分断した後で上型が上昇し、先行ピン１０
がポスト６と離間してポスト６はスプリング８によって
上昇する。このポスト６の上昇ストロークにより、スラ
イドベース５はリンク機構９によって下型２内方向に移
動し、スライドベース５上のスクラップカッター３は再
び下型２内に格納される。
【００１４】前記スクラップ材を小片に分断した後にお
けるスクラップカッター３の下型２内への格納によって
小片に分断したスクラップ材はスクラップカッター３に
干渉されることなく直ちにシュート１１に落下排出され
る。
けるスクラップカッター３の下型２内への格納によって
小片に分断したスクラップ材はスクラップカッター３に
干渉されることなく直ちにシュート１１に落下排出され
る。
【００１５】
【発明の効果】以上のように本発明によると、上型の下
降により製品形状の周囲を打ち抜いたスクラップ材を小
片に分断するときはスクラップカッターを下型外の定位
置に移動し、その後上型の上昇によりスクラップカッタ
ーを下型内に格納するように上型に連動してスクラップ
カッターを移動するようにした構成であるから、小片に
分断したスクラップ材はスクラップカッター上に残るこ
とがなく、確実に落下排出することができる利点があ
る。
降により製品形状の周囲を打ち抜いたスクラップ材を小
片に分断するときはスクラップカッターを下型外の定位
置に移動し、その後上型の上昇によりスクラップカッタ
ーを下型内に格納するように上型に連動してスクラップ
カッターを移動するようにした構成であるから、小片に
分断したスクラップ材はスクラップカッター上に残るこ
とがなく、確実に落下排出することができる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の要部斜視図
【図２】本発明の要部断面側面図
【図３】従来技術の平面図
【図４】従来の問題点の説明図
１ 基台 ２ 下型 ３ スクラップカッター ４ 案内部材 ５ スライドベース ６ ポスト ７ 軸受部材 ８ スプリング ９ リンク機構 １０ 上型先行ピン １１ シュート
Claims (1)
- 【請求項１】 プレス型で製品形状の周囲を打ち抜いた
スクラップ材を小片に分断するスクラップカッターであ
って、基台上にスクラップカッターを下型内と下型外の
定位置に移動可能に設け、前記スクラップカッターの近
傍にポストを鉛直軸線方向に上下動可能に設置し、前記
ポストの下降動で前記スクラップカッターを下型外の定
位置に移動させ、前記ポストの上昇動で前記スクラップ
カッターを下型内に格納させるよう前記ポストとスクラ
ップカッターとをリンク機構で連結し、上型に前記ポス
トの上端面に当接する上型先行ピンを備えたことを特徴
とするプレス型のスクラップカッター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13572297A JPH10305327A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | プレス型のスクラップカッター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13572297A JPH10305327A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | プレス型のスクラップカッター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10305327A true JPH10305327A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=15158359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13572297A Pending JPH10305327A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | プレス型のスクラップカッター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10305327A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007090419A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-12 | Aida Eng Ltd | せん断加工装置を具備するプレス機械 |
| CN106077231A (zh) * | 2016-08-26 | 2016-11-09 | 东莞市中泰模具股份有限公司 | 一种切废料机构 |
| CN106694740A (zh) * | 2016-11-28 | 2017-05-24 | 南京汉安科技实业有限公司 | 拉簧式出料装置 |
| CN108889834A (zh) * | 2018-07-23 | 2018-11-27 | 芜湖易测自动化设备有限公司 | 一种冲压下模具 |
-
1997
- 1997-05-12 JP JP13572297A patent/JPH10305327A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007090419A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-12 | Aida Eng Ltd | せん断加工装置を具備するプレス機械 |
| CN106077231A (zh) * | 2016-08-26 | 2016-11-09 | 东莞市中泰模具股份有限公司 | 一种切废料机构 |
| CN106694740A (zh) * | 2016-11-28 | 2017-05-24 | 南京汉安科技实业有限公司 | 拉簧式出料装置 |
| CN108889834A (zh) * | 2018-07-23 | 2018-11-27 | 芜湖易测自动化设备有限公司 | 一种冲压下模具 |
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