JPH10305136A - 遊技機用表示装置 - Google Patents

遊技機用表示装置

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JPH10305136A
JPH10305136A JP9136072A JP13607297A JPH10305136A JP H10305136 A JPH10305136 A JP H10305136A JP 9136072 A JP9136072 A JP 9136072A JP 13607297 A JP13607297 A JP 13607297A JP H10305136 A JPH10305136 A JP H10305136A
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JP
Japan
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light
display
game
display device
light emitting
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Application number
JP9136072A
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English (en)
Inventor
Kunio Matsumoto
邦夫 松元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10305136A publication Critical patent/JPH10305136A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば遊技札式等のような表示板式の表示方
式を採用しつつも、全体の構造が簡単で簡便且つ安価に
製作し使用でき、しかも表示内容を発光状態で表示でき
る遊技機用表示装置を提供する。 【解決手段】 この遊技機用表示装置は、表示板19と、
この表示板19を着脱自在に支持する取り付け台20とを備
え、取り付け台20に、表示板19側に光を照射する光源3
4,35 を設け、表示板19に、光源34,35 からの光を受光
する受光部60,61 と、この受光部60,61 で受光した光に
より所定の表示内容を発光表示する発光表示部40,41 と
を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機用表示装
置、取り分け弾球遊技機、回胴式遊技機等の遊技機又は
この遊技機を装着する島側に設けて使用する遊技機用表
示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機、アレンジボール機等の弾球
遊技機に装着して使用する表示装置には、特開平4−2
40464号公報に記載されるように、弾球遊技機本体
を構成する前枠の上部に、多数の発光ダイオードを有す
る表示レンズを設け、大当たりの発生、低確率から高確
率への確率変動等の遊技状況の変化に応じて表示状態を
決定し、その表示状態が得られるように制御手段により
各発光ダイオードを発光させて、弾球遊技機本体の前面
側の装飾効果を上げるようにしたものがある。
【0003】一方、弾球遊技機に対応して島側に装着す
る遊技札式表示装置として、各弾球遊技機に対応して島
側に遊技札用の取り付け台を設け、特定の弾球遊技機に
おいて大当たり等が発生した時に、その遊技状況に応じ
てホールの管理者が遊技札を取り付け台に挿入して表示
するようにしたものがある。
【0004】また遊技札に多数の発光ダイオードを組み
込んだ電装方式の遊技札式表示装置もある。この遊技札
式表示装置は、遊技札の側面に「大当たり」「確変中」
等の文字情報を固定的に表示し、その「大当たり」等の
表示部分の内側に多数の照明用の発光ダイオードを、周
辺部分に多数の装飾用の発光ダイオードを夫々配置する
と共に、遊技札の基部側を島側の取り付け台に挿入した
時に、取り付け台側の端子と遊技札側の端子とが電気的
に接続するように構成して、「大当たり」等が発生した
時に、表示部分の内側の発光ダイオードで「大当たり」
等の表示を発光させて照明し、周辺部分の発光ダイオー
ドを点滅させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平4−24046
4号公報の表示装置は、発光ダイオードを発光させて表
示状態が変化するように構成しているため、遊技者が容
易に判読又は認識可能な文字等の情報伝達性を有する情
報を表示する場合には、非常に多数の発光ダイオードを
配列する必要があり、製作コストが著しく高騰する欠点
がある。従って、この表示装置では、遊技状況の変化に
応じてその装飾効果に変化を持たせるように、専ら装飾
性の変化を目的とした態様で使用しているに過ぎない。
これに対して通常の遊技札式表示装置は、複数種類の遊
技札を準備しておけば、遊技状況の変化に応じて文字等
の情報伝達性を有する情報を表示できる反面、遊技札自
体に装飾性がなく、表示状態の変化に欠ける欠点があ
る。
【0006】また電装方式の遊技札式表示装置では、
「大当たり」等の表示部分の内側に発光ダイオードを配
置すると共に、その周辺部分に多数の発光ダイオードを
配置して、表示部分の内側の発光ダイオードで「大当た
り」等の表示を発光させると共に、その周辺部分の発光
ダイオードを点滅させるようにしているため、遊技札側
に発光ダイオード、プリント基板等が必要であり、遊技
札の構造が複雑で厚さが大になる欠点があり、しかも取
り付け台と遊技札との間に電気的な端子構造を設ける必
要があり、接触不良等が発生し易い等の問題がある。本
発明は、このような従来の課題に鑑み、例えば遊技札式
等のような表示板式の表示方式を採用しつつも、全体の
構造が簡単で簡便且つ安価に製作し使用でき、しかも表
示内容を発光状態で表示できる遊技機用表示装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、表示板19と、この表示板19を着脱自在に支持する取
り付け台20とを備え、取り付け台20に、表示板19側に光
を照射する光源34,35を設け、表示板19に、光源34,35
からの光を受光する受光部60,61 と、この受光部60,61
で受光した光により所定の表示内容を発光表示する発光
表示部40,41 とを設けたものである。請求項2に記載の
本発明は、請求項1に記載の発明は、表示板19の一端の
基部側を取り付け台20に着脱自在に取り付け、この表示
板19の基部側の側面に受光部60,61 を配置し、この受光
部60,61 に対応して取り付け台20側に光源34,35 を配置
したものである。
【0008】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の発明において、遊技機本体1 に取り付け台20
を設けたものである。請求項4に記載の本発明は、請求
項1乃至3の何れかに記載の発明において、遊技機66を
装着する島67側に、その遊技機66に対応して取り付け台
20を設けたものである。
【0009】請求項5に記載の本発明は、請求項1乃至
4の何れかに記載の発明において、遊技情報に従って所
定の条件の時に光源34,35 を発光させる制御手段64を設
けたものである。請求項6に記載の本発明は、請求項1
乃至5の何れかに記載の発明において、受光部60,61 で
受光した光を発光表示部40,41 側に導光する導光部53c
〜55c を設け、この導光部53c 〜55c と発光表示部40,4
1 との間に、導光部53c 〜55c からの光を発光表示部4
0,41 内に拡散させる拡散手段53h 〜55h を設けたもの
である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳述する。図1乃至図7は本発明を弾球遊技
機に採用した第1の実施形態を示す。図1において、1
は弾球遊技機本体で、上下方向に長い矩形枠状の外枠2
と、この外枠2 の前側に配置された前枠3 を備え、その
前枠3 は上下一対のヒンジ4 を介して外枠2 に開閉自在
に装着されている。
【0011】前枠3 には、上下方向に長い矩形状の窓孔
5 が形成され、その窓孔5 にガラス扉6 と開閉板7 とが
上下に配置され、また窓孔5 に対応して裏側から着脱自
在に遊技盤8 が装着されている。ガラス扉6 及び開閉板
7 は、ヒンジを介して前枠3に開閉自在に枢着され、そ
の開閉板7 に上皿9 が装着されている。前枠3 には、窓
孔5 の上側に大当たり表示ランプ10が、窓孔5 に対して
ヒンジ4 と反対側の上端部に遊技札式の表示装置11が夫
々装着され、また窓孔5 の下側に下皿12と発射手段13用
の発射ハンドル14とが左右に装着されている。
【0012】上皿9 は、球送り手段を介して発射手段13
の発射位置に遊技球を供給するようになっており、また
発射手段13は、発射ハンドル14を操作した時に、上皿9
から発射レール上に供給される遊技球を打撃して遊技盤
8 の上部側に発射させるようになっている。遊技盤8 に
は、遊技球を案内するガイドレールが略環状に装着され
ると共に、その内側の遊技領域に、図2に示すような入
賞手段15、変動図柄表示手段16、始動手段17及び大入賞
手段18等が装着されている。
【0013】変動図柄表示手段16は液晶式等の図柄表示
部を複数個備え、始動手段17が遊技球の通過を検出した
時に、各図柄表示部の表示図柄が所定時間変動して停止
し、その停止図柄が所定の大当たり図柄となった時に、
大入賞手段18が所定時間開放して遊技球が入賞し易くな
る等、遊技者に有利な利益状態を発生させるようになっ
ている。
【0014】表示装置11は、図3及び図4に示すよう
に、遊技札式の表示板19と、この表示板19の一端の基部
側を着脱自在に支持する取り付け台20とを備え、その取
り付け台20が前枠3 側に装着されている。取り付け台20
は、前枠3 の前面にネジ21で固定された取り付けベース
22と、この取り付けベース22の前面にネジ23で固定され
た前ケース24とを備えている。
【0015】取り付けベース22には、表示板19の板厚分
の間隔で前方に突出する一対の側壁板25,26 が一体に設
けられ、一対の側壁板25,26 間に表示板19の基部側が前
側から挿脱自在に挿入されている。前ケース24は、取り
付けベース22側が開放する箱状であって、この一対の側
壁板25,26 を前側から覆うように取り付けベース22に固
定されている。前ケース24には、その上側から前側に跨
がって表示板19用の挿入部27が切り欠き状に形成され、
この挿入部27から一対の側壁板25,26 間に表示板19の基
部側を挿入するようになっている。
【0016】各側壁板25,26 には、前後2個づつの投光
孔28,29 が上下方向に等間隔をおいて5組形成されると
共に、各投光孔28,29 に対応して側壁板25,26 の外側に
筒状の光源シェード部30,31 が設けられ、また各投光孔
28,29 に集光レンズ32,33 が嵌合されている。各光源シ
ェード部30,31 には、集光レンズ32,33 を介して投光孔
28,29 側に投光するように光源用の発光ダイオード34,3
5 が配置されている。各発光ダイオード34,35 はプリン
ト基板36,37 に装着され、そのプリント基板36,37 は前
ケース24の側壁板25,26 の内側にスペーサ及びネジ等に
より固定されている。
【0017】一対の側壁板25,26 間の下部には、両側壁
板25,26 に跨がって係止部を構成する係止軸38が左右方
向に支架され、この係止軸38と前ケース24の受け部39と
によって、一対の側壁板25,26 間に挿入された表示板19
を着脱自在に支持するようになっている。表示板19は、
図4、図5及び図6に示すように前後方向に長い矩形板
状であって、両側に「無定量」と「確変中」との文字を
示す発光表示部40,41 と、この発光表示部40,41 の外周
部分に等間隔をおいて配列された多数の円形状のドット
表示部42,43 とが設けられており、また一端の基部側
に、各発光ダイオード34,35に対応する受光部60,61
と、係止軸38に前側から係脱自在に係合する切り欠き状
の係合部44とが設けられている。
【0018】表示板19は、中央に配置された遮光板45
と、この両側に装着された一対の支持板46,47 と、各支
持板46,47 に嵌め込まれた導光板48〜57と、各支持板4
6,47 の外側に装着された遮光化粧板58,59 とを備えて
いる。なお、遮光板45、支持板46,47 体及び遮光化粧板
58,59 は遮光性の良い合成樹脂材料により、導光板48〜
57はアクリル等の光透過性の良い合成樹脂材料等により
夫々構成され、接着等により積層状に接合されている。
【0019】表示板19の具体的構造は、「確変中」を示
す発光表示部41側を例に説明すると、次の通りである。
支持板47には、「確」「変」及び「中」の各文字に対応
する3個の導光板53〜55と、これらの周囲を取り囲む内
外2個の導光板56,57 とが設けられている。3個の導光
板53〜54は、各文字部分に対応する幅広部53a 〜55a
と、受光部60,61 に対応する幅狭部53b 〜55b と、この
幅狭部53b 〜55b から幅広部53a 〜55a 側へと光を案内
する帯状の導光部53c 〜55c とを有し、その幅広部53a
〜55a に各文字部53d 〜55d が、幅狭部53b 〜55b に各
受光部60,61 が夫々一体に突出形成されている。
【0020】幅広部53a 〜55a は各文字部53d 〜55d と
反対側が全体に亘って凹凸状の粗面部53e 〜55e となっ
ており、この幅広部53a 〜55a の外周に反射面53f 〜55
f が形成されている。各幅狭部53b 〜55b には、発光ダ
イオード34,35 から投光された光を受光部60,61 で受光
した後、導光部53c 〜55c 側に沿って長手方向に反射さ
せるように反射面53g 〜55g が傾斜状に形成されてい
る。
【0021】例えば、「中」の文字に対応する導光板55
の幅狭部55b には、2個の各受光部61に対応して約45
°の角度で傾斜する2個の反射面55g が段違い状に形成
されている。「変」の文字に対応する導光板54の幅狭部
54b には、各受光部61からの光を下向きに反射させる2
個の第1反射面54g と、この第1反射面54g で反射した
光を導光部53c 〜55c に沿って長手方向に反射させる2
個の第2反射面54g とが夫々45°の角度で傾斜するよ
うに設けられている。
【0022】幅広部53a 〜55a と導光部53c 〜55c との
間には、図7に示すように凹レンズ状の拡散レンズ53h
〜55h が介在され、この拡散レンズ53h 〜55h により各
導光部53c 〜55c 側からの光を矩形状の幅広部53a 〜55
a の全体に亘って拡散させるようになっている。なお、
各反射面53f 〜55f,53g 〜55g は、光反射性の良い反射
膜をコーティングすることにより装着されている。
【0023】ドット表示部42,43 の導光板56,57 は何れ
も帯状であって、全体として略コ字状に配置されてお
り、この各導光板56,57 の両端には受光部61が1個づつ
設けられている。また導光板56,57 の中間部分には、透
孔63と各導光板56,57 のドット表示部42,43 とが交互に
位置するように、ドット表示部42,43 が一体に設けられ
ている。各ドット表示部42,43 は、その遮光化粧板58,5
9 側と、反対の遮光化粧板58,59 側とに夫々突出して一
体に設けられている。
【0024】遮光化粧板58,59 には、「確」「変」及び
「中」の各文字部53d 〜55d 等に対応する開口孔58a,59
a と、各受光部60,61 に対応する開口孔58b,59b と、各
ドット表示部42,43 に対応する開口孔58c,59c とが形成
され、その各開口孔58a,59a〜58c,59c に各導光板48〜5
7の各文字部53d 〜55d 、受光部60,61 及びドット表示
部42,43 が面一状に嵌め込まれている。ドット表示部4
2,43 は、支持板46,47の透孔63等を介して両側の遮光化
粧板58,59 の開口孔58c,59c に夫々嵌め込まれている。
なお、図4及び図6に示すように、「無定量」を示す発
光表示部40側も略同様に構成されている。
【0025】各発光ダイオード34,35 は、図2に示すよ
うに、制御手段64に接続されている。制御手段64は、遊
技盤8 側に装着された主制御基板65からの遊技情報を入
力して、所定のプログラムに沿って遊技状況の変化に応
じて各発光ダイオード34,35を点滅点灯させるように構
成されている。
【0026】即ち、制御手段64には、無定量ゲームを認
めるホールではその無定量情報がプログラムされる等、
各ホールの営業形態に応じて所定の情報がプログラムさ
れており、主制御基板65から確率変動情報があれば、そ
の高確率状態の間、発光表示部41が発光して「確変中」
の文字を発光表示し、大当たりの発生後に無定量ゲーム
に移行すれば、発光表示部40が発光して「無定量」の文
字を発光表示するように、各発光表示部40,41 に対応す
る発光ダイオード34,35 を点灯させるべく構成され、ま
たその発光表示時に、周辺部分の各ドット表示部42,43
を点滅発光させるべく構成されている。なお、「確変
中」「無定量」を表示する時には、その発光表示部40,4
1 を点滅発光させても良い。
【0027】主制御基板65は入賞手段15、変動図柄表示
手段16、始動手段17、大入賞手段18からの信号に応じて
遊技動作全体の制御を司るためのものであり、遊技盤8
の裏側に装着されている。上記構成の弾球遊技機では、
ゲームを行う際には上皿9 から1個づづ供給される遊技
球を発射手段13により順次発射させる。すると発射され
た遊技球はガイドレールにより遊技盤8 の上部側へと案
内された後、遊技盤8 に沿って遊技釘等に衝突しながら
上部側から下方へと順次落下して行く。
【0028】そして、遊技盤8 に沿って落下する間に、
その遊技球は入賞手段15等に入賞して遊技盤8 の裏側へ
と案内されるか、又は入賞手段15等に入賞せずに遊技盤
8 の下部まで落下してアウト球口から遊技盤8 の裏側へ
と案内されて行く。遊技球が入賞手段15等に入賞する
と、主制御基板65等を介して払い出し手段が作動して、
遊技球が1個入賞する毎に規定数の賞球が上皿9 へと払
い出される。
【0029】遊技球が始動手段17に入ると、変動図柄表
示手段16の各図柄表示部の表示図柄が変動を開始する。
そして、停止後の表示図柄が所定の大当たり図柄になれ
ば、大入賞手段18が繰り返し開放して遊技球が入賞し易
くなる等、遊技者が多数の遊技球の払い出しを受け得る
利益状態が発生する。
【0030】例えば或る特定の図柄の組み合わせで大当
たりが発生した時に、変動図柄表示手段16での大当たり
の発生確率が低確率から高確率へと確率変動するような
場合において、ゲーム中にその特定の図柄の組み合わせ
で大当たりが発生すれば、主制御基板65の制御により変
動図柄表示手段16の大当たりの発生確率が高確率状態に
移行する。
【0031】これと同時に、主制御基板65からの確率変
動情報により表示装置11の制御手段64が働いて発光表示
部41側の各導光板53〜57に対応する発光ダイオード35が
点滅発光し、この発光ダイオード35の点滅発光により表
示板19の発光表示部41の「確変中」の文字が発光して確
率変動中であることを表示すると共に、表示板19の周辺
部分の各ドット表示部42,43 が点滅発光する。
【0032】即ち、ゲームに開始前、又は大当たりの発
生時等の適時に表示板19を取り付け台20に装着してお
く。この場合、表示板19の基部側を一対の側壁板25,26
間に挿入し、その係合部44を係止軸38に係合させると、
係止軸38と前ケース24の受け部39とにより表示板19を取
り付け台20に容易に係止できる。なお、表示板19を交換
する場合には、表示板19を前方に抜き取れば、表示板19
が取り付け台20から容易に外れるので、別の表示板19を
取り付け台20に挿入すれば良く、これによって表示板19
を取り付け台20に対して容易に着脱できる。
【0033】表示板19を取り付け台20に装着した状態に
おいて、主制御基板65から確率変動情報があると、制御
手段64が働いて各導光板53〜55に対応する各発光ダイオ
ード35を所定の周期で点滅制御し、この各発光ダイオー
ド35が点滅発光する。導光板53〜55に対応する発光ダイ
オード35が発光すると、この各発光ダイオード35からの
光が集光レンズ33を介して表示板19側の受光部61へと照
射し投光され、各導光板53〜55の受光部61がその光を受
光する。
【0034】受光部61が受光した光は、反射面53g 〜55
g で直角に反射した後、平行光線となって導光部53c 〜
55c から拡散レンズ53h 〜55h 側へと導光され、その拡
散レンズ53h 〜55h により幅広部53a 〜55a 内に拡散さ
れる。また幅広部53a 〜55a内に拡散した光は、拡散レ
ンズ53h 〜55h と反対側の反射面53f 〜55f 等で反射し
ながら幅広部53a 〜55a の全体に亘って拡散する。従っ
て、導光部53c 〜55c からの光を拡散レンズ53h 〜55h
と反射面53f 〜55f とにより、幅広部53a 〜55a の略全
体に亘って満遍なく拡散させることができる。
【0035】導光板48〜57の幅広部53a 〜55a 内で光が
拡散すると、その幅広部53a 〜55aには文字部53d 〜55d
と反対側に凹凸状の粗面部53e 〜55e があるので、こ
の粗面部53e 〜55e に光が照射して乱反射することによ
り、粗面部53e 〜55e 側が発光する。そして、粗面部53
e 〜55e が発光状態になれば、その粗面部53e 〜55eを
介して幅広部53a 〜55a の文字部53d 〜55d 側に光が乱
反射して文字部53d 〜55d が発光する。
【0036】これによって、発光表示部41の「確」
「変」「中」の各文字部53d 〜55d が夫々発光し、この
発光表示部41が全体として「確変中」の文字を点滅発光
させるので、表示板19の発光表示部41により、現在の遊
技状態が確率変動中であることを表示できる。一方、導
光板56,57 に対応する発光ダイオード34,35 が点滅発光
すると、前述と同様に導光板53〜55側の受光部61が受光
し、発光表示部41の周辺部分のドット表示部42,43 が点
滅発光する。このため、表示板19の発光表示部41に「確
変中」の文字が点滅発光すると同時に、その周辺部分の
ドット表示部42,43 が点滅発光して、このドット表示部
42,43 の点滅発光により表示板19の装飾効果を増進でき
る。
【0037】なお、ホールの営業形態が無定量でのゲー
ムを認めている場合には、大当たりの発生と同時に、制
御手段64が働いて発光ダイオード34側を点滅制御して、
前述と同様に表示板19の発光表示部40側の「無定量」の
文字が点滅発光して、この表示板19の発光表示部40によ
り、無定量でのゲームが可能であることを表示できる。
【0038】この実施形態によれば、取り付け台20側の
発光ダイオード34,35 を発光させて、その光を表示板19
の受光部60,61 側で受光した後、導光部53c 〜55c 等を
経て発光表示部40,41 、ドット表示部42,43 へと導い
て、その光により発光表示部40,41 、ドット表示部42,4
3 を発光させるようにしているので、表示板19側にプリ
ント基板、発光ダイオード等の電気回路部品を設ける場
合に比較して、表示板19側の構造が簡単で薄くできると
共に、容易且つ安価に製作し使用できる。
【0039】特に表示板19側に電気回路部品を設ける必
要がなく、取り付け台20の発光ダイオード34,35 からの
光を表示板19側の受光部60,61 で受光して発光させる形
態であるため、電気的端子の接触不良等の問題も起こり
得ず、表示板19を1枚の遊技札と同等に取り扱うことが
可能であり、その取り扱いが非常に容易である。
【0040】しかも、表示板19が取り付け台20に着脱自
在であるため、各発光表示部40,41の表示内容の異なる
表示板19を複数種類準備しておき、必要に応じてその表
示板19を適宜取り付け台20に着脱することによって、夫
々に応じたホール内の装飾効果を演出できる。また表示
装置11の取り付け台20を弾球遊技機の前枠3 の上部に配
置しているため、遊技状況に応じて主制御基板65からの
遊技情報を取り出して表示板19側に所定の情報を表示す
る場合にも、全て弾球遊技機内での処理が可能であり、
外部端子部等から遊技信号を外部に取り出す必要がな
い。
【0041】表示板19の受光部60,61 を側面に設け、こ
れに対応するように取り付け台20の側壁板25,26 に発光
ダイオード34,35 を設けているので、表示板19の端面側
に受光部60,61 を設ける場合に比較して受光面積を確保
し易く、発光ダイオード34,35 からの光を効率的に受光
できる。しかも、表示板19の両側に受光部60,61 も設け
ることが可能となり、多種類の条件に応じて細かく表示
できる。
【0042】表示板19の導光板48〜57には、帯状の狭い
導光部53c 〜55c と、文字部53d 〜55d 側の幅広部53a
〜55a との間に拡散レンズ53h 〜55h を配置して、この
拡散レンズ53h 〜55h により導光部53c 〜55c の光を幅
広部53a 〜55a 内に拡散するようにしているため、導光
部53c 〜55c の幅を狭くしつつも幅広部53a 〜55a の全
体に亘って光を満遍なく拡散でき、発光ムラを防止でき
る。また幅広部53a 〜55a の外周に反射面53f 〜55f を
設け、この反射面53f 〜55f で幅広部53a 〜55a 内の光
を反射させているので、この点でも幅広部53a 〜55a の
全体に亘って光をムラなく拡散できる。
【0043】図8及び図9は本発明の第2の実施形態を
例示し、弾球遊技機66を装着する島67側に、各弾球遊技
機66に対応して表示装置11を設けたものである。島67に
は、図8に示すように、複数台の弾球遊技機66と球貸し
機70とが左右方向に交互に装着されており、その各弾球
遊技機66の前方の通路側には椅子68が設けられている。
島67の上部には、表示ランプ69と表示装置11とが各弾球
遊技機66の上部に対応するように装着されている。表示
装置11は、第1の実施形態と同様に表示板19と取り付け
台20と制御手段64とを備え、その取り付け台20がネジ等
により島67側に取り付けられている。
【0044】この表示装置11の制御手段64は、図9に示
すように、弾球遊技機66の外部端子部71に接続され、こ
の外部端子部71を経て弾球遊技機66側の遊技状況に応じ
て大当たり、確率変動等の信号を取り出すようになって
いる。この場合にも、弾球遊技機66で大当たりが発生し
て確率変動が生じた時等に、外部端子部71から出力され
る確率変動等の情報により制御手段64が働いて、表示板
19の発光表示部40,41 が発光表示する。従って、島67側
においても、その表示板19により遊技状況を容易に発光
表示できる。
【0045】以上、本発明の各実施形態について説明し
たが、本発明は各実施形態に限定されるものではない。
例えば、実施形態では、表示板19の一端の基部側を取り
付け台20に挿入して、表示板19を弾球遊技機本体1 又は
島67に対して略直角に取り付けるようにしているが、表
示板19は弾球遊技機本体1 又は島67に対して平行に配置
し、その両端を取り付け台20で着脱自在に支持するよう
にしても良い。その場合、表示板19の長手方向の一端
部、両端部又は中間部の何れに受光部60,61 を配置して
も良い。また表示板19の端面に受光部60,61 を設け、こ
の受光部60,61 に対応するように取り付け台20に発光ダ
イオード34,35 を設けても良い。
【0046】光源は発光ダイオード34,35 以外のランプ
等により構成しても良い。導光部53c 〜55c は、光学繊
維により構成することも可能である。表示板19の発光表
示部40,41 に表示する内容は、弾球遊技機のゲーム構
成、ホールの営業形態に応じて適宜決定すれば良い。例
えば、ラッキーナンバー等を決めて、そのラッキーナン
バー等に該当する弾球遊技機でゲームを行っている遊技
者に対して所定の恩典を付与するような営業形態を取る
ホールでは、そのラッキーナンバー等を表示するように
しても良い。拡散手段は、拡散レンズ53h 〜55h 以外の
ものによって構成しても良い。その他、パチンコ機、ア
レンジボール機等の弾球遊技機は勿論のこと、回胴式遊
技機等でも同様に実施可能である。
【0047】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、表示
板19と、この表示板19を着脱自在に支持する取り付け台
20とを備え、取り付け台20に、表示板19側に光を照射す
る光源34,35 を設け、表示板19に、光源34,35 からの光
を受光する受光部60,61 と、この受光部60,61 で受光し
た光により所定の表示内容を発光表示する発光表示部4
0,41 とを設けているので、例えば遊技板式等のような
表示板19による表示方式を採用しつつも、全体の構造が
簡単で簡便且つ安価に製作し使用でき、しかも表示内容
を発光状態で表示できる。請求項2に記載の本発明によ
れば、表示板19の一端の基部側を取り付け台20に着脱自
在に取り付け、この表示板19の基部側の側面に受光部6
0,61 を配置し、この受光部60,61 に対応して取り付け
台20側に光源34,35 を配置しているので、従来の表示板
19式と同様の表示方式を採用できると共に、受光部60,6
1 を大きくでき、光源34,35 と受光部60,61 との間で光
を確実に授受できる。
【0048】請求項3に記載の本発明によれば、遊技機
本体1 に取り付け台20を設けているので、遊技機本体1
側で表示板19による発光表示が可能である。請求項4に
記載の本発明によれば、遊技機66を装着する島67側に、
その遊技機66に対応して取り付け台20を設けているの
で、島67側で表示板19による発光表示が可能である。
【0049】請求項5に記載の本発明によれば、遊技情
報に従って所定の条件の時に光源34,35 を発光させる制
御手段64を設けているので、遊技情報に従って表示板19
の発光表示部40,41 を発光させることができる。請求項
6に記載の本発明によれば、受光部60,61 で受光した光
を発光表示部40,41 側に導光する導光部53c 〜55c を設
け、この導光部53c 〜55c と発光表示部40,41 との間
に、導光部53c 〜55c からの光を発光表示部40,41 内に
拡散させる拡散手段53h 〜55h を設けているので、受光
部60,61 で受光した光を発光表示部40,41 に確実に導光
でき、また発光表示部40,41 でその光を拡散できる。こ
のため導光部53c 〜55c を細く構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の斜
視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す表示装置の縦断
面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す表示装置の横断
面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す表示板の斜視図
である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示す表示板の分解斜
視図である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示す導光板部分の正
面図である。
【図8】本発明の第2の実施形態を示す遊技設備の正面
図である。
【図9】本発明の第2の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 弾球遊技機本体 19 表示板 20 取り付け台 34,35 発光ダイオード(光源) 40,41 発光表示部 53c 〜55c 導光部 53h 〜55h 拡散レンズ(拡散手段) 60,61 受光部 64 制御手段 66 弾球遊技機(遊技機) 67 島

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示板(19)と、この表示板(19)を着脱自
    在に支持する取り付け台(20)とを備え、取り付け台(20)
    に、表示板(19)側に光を照射する光源(34)(35)を設け、
    表示板(19)に、光源(34)(35)からの光を受光する受光部
    (60)(61)と、この受光部(60)(61)で受光した光により所
    定の表示内容を発光表示する発光表示部(40)(41)とを設
    けた遊技機用表示装置。
  2. 【請求項2】 表示板(19)の一端の基部側を取り付け台
    (20)に着脱自在に取り付け、この表示板(19)の基部側の
    側面に受光部(60)(61)を配置し、この受光部(60)(61)に
    対応して取り付け台(20)側に光源(34)(35)を配置したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の遊技機用表示装置。
  3. 【請求項3】 遊技機本体(1) に取り付け台(20)を設け
    たことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機用表
    示装置。
  4. 【請求項4】 遊技機(66)を装着する島(67)側に、その
    遊技機(66)に対応して取り付け台(20)を設けたことを特
    徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機用表示
    装置。
  5. 【請求項5】 遊技情報に従って所定の条件の時に光源
    (34)(35)を発光させる制御手段(64)を設けたことを特徴
    とする請求項1乃至4の何れかに記載の遊技機用表示装
    置。
  6. 【請求項6】 受光部(60)(61)で受光した光を発光表示
    部(40)(41)側に導光する導光部(53c) 〜(55c) を設け、
    この導光部(53c) 〜(55c) と発光表示部(40)(41)との間
    に、導光部(53c) 〜(55c) からの光を発光表示部(40)(4
    1)内に拡散させる拡散手段(53h) 〜(55h) を設けたこと
    を特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の遊技機用
    表示装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009050637A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機の電飾装置
JP2018047174A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 株式会社三共 遊技機

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