JPH10305078A - 排泄物電気吸引機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 おむつをしている寝たきりの人や赤ん坊等
が、排便をし、おむつを外した後に肛門部及び臀部に付
着している排泄物を、介護人が簡単に処理することが可
能で、当該部におけるかぶれやただれの発生を軽減し、
清潔に保つことを目的とする移動可能な機械。 【構成】 機械本体１に、吸引用モーター・紙パック・
水タンク・ヒーター・コンプレッサーを内蔵し、ホース
先端部３に、温風ノズル４・温水噴霧ノズル５・吸引ノ
ズル６を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】本発明は、おむつをしている寝たきりの人
や赤ん坊等が、排便をし、おむつを外した後に肛門部や
臀部に付着している排泄物を、介護人が、機械のホース
先端部を当該部に近ずけ、温水を噴霧して排泄物を皮膚
より剥離し易くしながら吸引し、後に残った水分を温風
で乾燥させるという一連の作業を行なうものである。

【０００２】従来、おむつを外した後に肛門部や臀部に
付着している排泄物は、介護人がみずからの手で、布又
は紙を使用して拭き取っていたが、介護人によっては、
強く拭きすぎたり、拭き残しがあったりして、肛門部や
臀部にただれやかぶれを生じる恐れがあった。また、機
械および器具を使用したものでは、体に取り付ける方式
であったり、装置が固定式であったりして、どこでも使
用出来ると言うものではなかった。

【０００３】本発明は、操作が簡単で、介護人が排泄物
に触れることなく、機械を使用することにより一定の力
で排泄物の吸引等の処理をするので、寝たきりの人や赤
ん坊等の肛門部及び臀部のただれやかぶれの発生を軽減
し、清潔に保つものである。また、本機械にキャスター
を付けたり、キャスターのついた台に載せることによ
り、移動も簡単に出来、寝たきりの人や赤ん坊等がベッ
ドに寝ていても、畳に布団を敷いた状態で寝ていても、
使用は可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】機械全体の斜視図である。

【図２】ホース先端部の正面図である。

【符号の説明】

１ 機械本体 ２ ホース ３ ホース先端部 ４ 温風ノズル ５ 温水噴霧ノズル ６ 吸引ノズル

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】おむつをしている寝たきりの人や赤ん坊等
   が、排便をし、おむつを外した後に肛門部や臀部に付着
   している排泄物を、温水を噴霧しながら吸引し、肛門部
   や臀部に残った水分を乾燥する移動可能な機械。