JP6472071B2 - 洗浄装置 - Google Patents

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本発明は、人間の身体を洗浄する洗浄装置に関するもので、例えば寝たきりの老人や足の怪我等で動けない患者、乳幼児等の被洗浄者に対して身体の一部または全身を効果的に洗浄することができる洗浄装置に関するものである。
また、本発明洗浄装置は人間の皮膚を洗浄するのに快適に設計しているが、ペット用、或いは構造物の壁面等の洗浄にも好適に使用できるものである。
人の体を洗う一般的な手段は風呂、シャワー等であるが、例えば寝たきりで起ることが困難である人、あるいは歩行等が困難な人、リハビリ患者等にあっては、身体洗浄のための入浴又はシャワーを浴びることが困難な場合が多く、身体を清潔に保つことに苦慮している。また健康な人であっても、例えば体臭を有し、あるいは腋臭を有する人にとっては、身体の部分的洗浄を頻繁に行なうことが望ましいが、頻繁に入浴やシャワーを浴びることは事実上困難である。
また、寝たきり老人や足の怪我等で動けない患者の排泄にはおむつが使用されるが、排泄後おむつを外した後の排泄部分を簡便に洗浄する必要がある。そのため、濡れた布やガーゼ、脱脂綿等で払拭しているが、看護に当たる人々の労力は大変である。
そこで、簡便に身体を洗浄する装置が多数考案されている。
例えば、特許文献1には水、温水その他の洗浄液を貯留する給液槽と、略吸盤状をなし、開口縁が人体の洗浄すべき部位の周辺に密着する外形形状を備えた洗浄器本体と、前記給液槽内の洗浄液を洗浄器本体内に給水する給液管と、洗浄器本体内の気液を吸引して排出するための吸引装置とを備え、吸引装置で洗浄器本体内を減圧することにより給液槽から洗浄液を供給して局部を洗浄すると共に洗浄器本体内の排液を吸引廃棄するように構成した人体洗浄機が開示されている。
また、特許文献2には、身体の皮膚面に対して洗浄液を射出させることができる射水ノズル、及び該射水ノズルから皮膚に向けて射出された後の洗浄済水を回収するバキューム口を有する洗浄アダプタと、該洗浄アダプタに設けられているバキューム口を負圧とすると共に上記射水ノズルより圧力水を噴射せしめるためのポンプ、及び該ポンプの駆動力で上記射水ノズルから射出するための洗浄液を封入する洗浄液タンク、及び上記バキューム口から吸引された洗浄済水を回収する回収タンクを備えた洗浄装置本体とからなる身体の洗浄装置が開示されている。
しかし、ここに提案されている装置は、洗浄器本体が人体に密着するように構成され、吸引装置の吸引力により洗浄液を局部に供給しているために人体の局部に強い吸引力が作用し、皮膚を傷める危険性がある。
このような状況に鑑み本発明者は、身体の洗浄を行う洗浄液を皮膚面に対して優しく噴射すると共に、身体皮膚面に接触させた洗浄済排水を外部へ漏水させることなく回収することができる身体洗浄装置を提案した(特許文献3)。
特開2000−225169 特開2001−145682 特開2010−273945
人或いはペット等の身体を洗浄する装置(以下単に洗浄装置と表現する)は、シャワーとして出した水を漏らさずに吸い込むことが課題である。
先の提案(特許文献3)では、上述したように、身体の洗浄を行う洗浄液を皮膚面に対して優しく噴射すると共に、皮膚面に接触させた洗浄済み排液を外部へ漏水させることなく回収することができる身体洗浄装置を提案したが、より爽快に洗浄ができ、洗浄済み排液を漏水させることなく排除することを課題として改良研究を進めた。
即ち、歩行困難な高齢者は入浴するのに車いすなどに移乗して浴室に行き、さらに浴槽でも身体の洗浄は介護スタッフが手間をかけて行っている。それを解決するために、ベッド上で使用できる洗浄機器の開発が切望されている。
また、トイレへの移動が困難な高齢者が排泄時の陰部洗浄は清拭で介護スタッフが行っていたが、羞恥心など高齢者・介護スタッフ双方にとっての心身面の負担があるため、自らベッド上で洗浄できる洗浄装置の開発が望まれている。
本発明によれば、給水部と、筒状に伸びる形状の洗浄アダプタと、排水部とを具備し、
前記給水部は、洗浄対象部を洗浄する洗浄液を貯留し、加圧した洗浄液を前記洗浄アダプタに供給し、
前記筒状に伸びる形状の洗浄アダプタは、長手方向に沿って、
前記加圧された洗浄液を吸引する吸引口、および該吸引口に連続する空洞を有する把持部と、
前記吸引口と対向する前記空洞の前方の当該洗浄アダプタの先端に位置し、前記空洞の中心線に対して所定の角度で傾斜して前記洗浄対象部と接触する平坦な洗浄面を有し、前記給水部から供給され前記加圧洗浄液を前記洗浄対象部に対して所定の角度で噴射する噴射口と、
前記洗浄面と直交する面を備え、前記噴射口の上部かつ前記空洞の先端に形成された外部空気吸入口と、
を有し、
前記排水部は、
前記洗浄アダプタの把持部内の前記空洞に通じ、前記空洞を経由した廃液を収容する、排水タンクと、
前記排水タンクおよび前記空洞を介して前記洗浄アダプタ内を減圧して前記洗浄アダプタ内の廃液を吸引する真空吸引装置と
を有し、
前記洗浄アダプタの洗浄面を洗浄対象物と接触させて当該洗浄対象物に洗浄剤を噴射して洗浄するに際し、
前記真空吸引装置により吸引して前記洗浄アダプタ内の圧力が負圧になると、前記洗浄液が前記噴出口から所定の洗浄液噴出速度および洗浄液噴出角度をもって噴出され、所定の空気流入面積を持つ前記外部空気吸入口から入り込む空気の圧力により前記洗浄対象物に噴き付けられて当該洗浄対象物が洗浄されるように構成され、廃液は、前記排水タンクおよび前記洗浄アダプタ内部が前記真空吸引装置により吸引され減圧されて、前記空洞を通じて漏れることなく前記排水タンクに収容されるように構成されている
前記外部空気吸入口の空気流入面積を、4×10-42〜8×10-42
前記洗浄液の洗浄液噴出速度を、1〜3m/s、
前記真空吸引装置の吸引圧力を、−1kPa〜−3kPa、
洗浄面に対する前記噴射口の洗浄液噴射角度を10°〜30°、
に設定してある、
洗浄装置が提供される。



本発明の洗浄装置は、給水部の洗浄液を皮膚面に好適な角度で供給するので皮膚面の洗浄を行う洗浄液を皮膚面に対して優しい圧力で噴射することができ、皮膚面を洗浄した排液を吸引排水部で吸引するので外部へ漏水させることなく回収することができる。
また、洗浄液の供給量、排液の吸引力を任意に調整でき、洗浄箇所の皮膚の状態によって適宜に配水量、排液吸引量の調整が容易にでき、従ってベッド等に寝かせたままでの身体洗浄あるいは衣服を着用しているままでの皮膚(身体)の部分的洗浄が快適に可能となる優れた効果を有するものである。
本発明洗浄装置は人間の皮膚を洗浄するのに快適に設計されているが、ペット用として、或いは構造物の壁面等の洗浄用として好適に使用できることは勿論である。
洗浄装置の一実施形態を示す一部断面説明図である。 (イ)(ロ)(ハ)は洗浄アダプタのアダプタヘッド部分の一実施形態を示す斜視図、(ニ)は洗浄アダプタの空気流の一例を示す模式図である。 洗浄アダプタと被洗浄面との位置関係を示す説明図である。 洗浄手順を示す工程図である。
本発明を、図示した一実施形態により詳細に説明する。
図1は洗浄装置の一実施形態で、本実施形態は人間の身体(皮膚)を対象として設計した洗浄装置である。
図1において、1は人体の皮膚面を洗浄する石鹸水、消毒液等の洗浄液やすすぎの水等の洗浄水(以下これらを洗浄液という)11を貯留するとともに該洗浄液11を皮膚面に搬送供給する給水部、2は該給水部1から身体皮膚面に供給された洗浄液11で皮膚を洗浄する洗浄アダプタ(以下単にアダプタと表現することがある)、3は皮膚面を洗浄した排液を吸引し貯留する吸引排水部である。
本実施形態では、給水部1、吸引排水部3は移動可能なように収納装置5に組み込むことが好ましい。図示しないが、身体洗浄装置を持ち運び容易なキャスター付き収納装置に組み込むことで、容易に持ち運ぶことができ、被洗浄者の元に手軽に移動することができる。
以下各部につき詳細に説明する。
給水部1
給水部1は所定量の洗浄液11を貯留する洗浄液タンク12、洗浄液を洗浄アダプタ2に供給する配水ポンプ13、必要により洗浄液11を暖める電熱器あるいは熱交換器等からなる加温装置14とで構成されている。なお、洗浄液とすすぎのための水とのタンクを別々に設け、給水配管15を切り替えるように構成することも可能であることは勿論である。
洗浄液タンク12内の洗浄液11は該洗浄液タンク12と洗浄アダプタ2とを接続する給水配管15によりアダプタ2へ供給される。洗浄液11を洗浄アダプタ2に送る方法としては、後述する吸引排水部3の吸引力によって吸い上げる方法もあるが、本実施形態では給水ポンプ13を用いて供給する。給水ポンプ13の操作は水量調節装置(例えばスライッダク)により行う。水量の調節は水量調節装置の水量調節スイッチを操作して配水ポンプ13の出力を制御し配水量を調整する。なお、水量調節スイッチは前記収納装置に、或いは後述する洗浄アダプタ2の把持部21等、操作者が操作し易い位置に設けることが好ましい。
洗浄液11は皮膚に直接当たるため特に冬場は冷たく感じる場合がある。そのようなときには加温装置14、例えばヒータにより洗浄液11を温めて供給することが好ましい。
洗浄アダプタ2
図2は洗浄アダプタ2のアダプタヘッド20部分の一実施形態を示すもので、(イ)(ロ)は本実施形態の斜視図、(ハ)は噴射口22から噴射される洗浄液の噴射角度(矢印)を模式的に示す模式図であり、(ニ)はアダプタ2内の空気流を模式的に示した図である。
洗浄アダプタ2は前記吸引排水部3につながる空洞26を有し、操作者が把持する中空の把持部21と、該把持部21の先端に設けられ、前記吸水部1から供給される洗浄液11を皮膚面に噴射する噴射口22を有する皮膚洗浄面23と該皮膚洗浄面23の上方に開口の外部空気吸入口24とを有するアダプタヘッド20からなり、前記把持部21の後端には吸引排水部3に接続する吸引口25(図2(ニ)参照)が設けられている。
なお、皮膚洗浄面23と外部空気吸入口24との位置関係は、図2に示すように外部空気吸入口24を皮膚洗浄面23の直上に設けるか、噴射口22から噴射する洗浄液11を被洗浄面方向に誘導するような、直上よりもやや角度を有する位置に設けることが好ましい。
また、外部空気吸入口24の面積については後述するが、該外部空気吸入口24の大きさを調整する例えばシャッターを設けることも有効である。
アダプタ2の各部につきより詳細に説明する。
洗浄アダプタ2は図2(ニ)に示すように操作者が把持する空洞26を有する把持部21と、該把持部と連設するアダプタヘッド20とからなり、両者は一体的に成形し、或いは別体に作成して組み付けるようにしてもよい。
把持部21の空洞26は把持部後端に設けた吸引口25にフレキシブル配管35(図1参照)を接続することで吸引排水部3につながっている。
アダプタヘッド20は該把持部21の先端に設けられ、前記給水部1から供給される洗浄液11を皮膚面に噴射する噴射口22を有する皮膚洗浄面23と、該皮膚洗浄面23の上方に開口の外部空気吸入口24とからなっている。
給水部1から供給される洗浄液11を皮膚面に噴射する噴射口22はアダプタヘッド20の皮膚洗浄面23の周囲で、被洗浄面(皮膚)に接触する程度の近傍に設けられる。噴射口22はアダプタヘッド20と一体に設けることもできるが、別体に作成し、噴射口22をアダプタヘッド20に取り付けるように構成することもできる。例えば噴射口22をアダプタヘッド20とは別の材料、一例として伸縮性のある樹脂(例えばシリコン樹脂)を素材とし、噴射口22の大きさを洗浄液11が常圧では漏れず、負圧になると洗浄液11が噴出する程度に小さくし、あるいは洗浄液11の噴出圧力で弁が開くような構造とし、常圧では洗浄液11が漏れない構造とすることも可能となり、より好ましい。
噴射口22は皮膚面に洗浄液が的確に噴射されるような角度で穿設され、口の大きさや形状により噴水量や噴出角度を調整する。例えば、該噴射口22は洗浄液が皮膚面にやわらかく噴射し、被洗浄者に爽快感を与える程度の傾斜で設ける。
被洗浄者に爽快感を与える噴射口22の大きさ、吸引圧力、外部空気吸入口24の開口面積等は、常に相関関係にあり、一概に決められないが、洗浄に当たり漏水が無く、被洗浄者(洗浄を受ける側の人)に洗浄に対し爽快感を与えることができる範囲とすることが好ましい。
図2(ハ)に矢印で示すように、噴射口22から洗浄液11を被洗浄面に噴射する角度は、後述する外部空気吸入口24の構造にもよるが、被洗浄面に対し10〜30°に設定する。噴射角度が10°以下では洗浄水が被洗浄面に充分に当たらず、洗浄能力が低下すると共に洗浄を受ける者(被洗浄面)に爽快感を与えることができないためである。また、噴射角度が30°以上になると洗浄液11が被洗浄面に対し強く当たる結果となり、後述する外部空気吸入口24からの空気流にもよるが、洗浄液11が被洗浄面から跳ね返り、洗浄面の形状によっては洗浄済み排液33を充分に吸収(吸引)できず、液漏れの原因となる危険性がある。従って、噴射口22の角度は被洗浄面に対し10〜30°の角度が好ましく、より好ましい角度は15〜25°であり、この範囲とすることで、洗浄能力が向上し、漏水がなく、被洗浄者に爽快感を与えることができる。
噴射口22を設ける位置は上記角度で被洗浄面に近い位置で被洗浄面に洗浄液が的確に当たる角度で開口すればよい。また、噴射口22の数はアダプタヘッド20の大きさ、洗浄する範囲等を勘案して決めることができる。
洗浄液11の噴射口22からの洗浄液噴出速度は1〜3m/sとすることで被洗浄者に爽快感を与えることができる。
洗浄液11の噴出速度は1m/s以下では流速が弱く、被洗浄面に当たる強さが弱いため被洗浄者に快感を与えることが難しく、洗浄液の噴出速度が3m/s以上であると被洗浄面に当たる強さがより強いため被洗浄者に不快感を与えることとなり、また、洗浄水が飛び散る惧れがあり、漏水の原因ともなるため好ましくない。
皮膚洗浄面23の上方に開口する外部空気吸入口24は、その空気流入面積を4×10−4〜8×10−4とすることが好ましい。空気流入面積を4×10−4よりも小さく開口すると噴射口から噴射される洗浄液が被洗浄面に充分に届かず、洗浄効果が不十分となる。一方、空気流入面積を8×10−4以上とすると、後述する吸引圧力にもよるが洗浄水を充分に吸引することが困難となり漏水の原因となると共に、被洗浄者に爽快感を与えることができなく惧れがある。
図2(ニ)は上記種々の条件を解析するために用いたシミュレーション図で、給水部1から洗浄液11をアダプタヘッド20の噴射口22に送り、吸引排水部3で洗浄アダプタ
2内を吸引した時に、外部空気吸入口24から洗浄アダプタ2内に流入する空気の流れと洗浄液、洗浄済み排液の流れを示すもので、この図から明らかなように、外部空気吸入口24から吸入される空気は噴射口22から噴出される洗浄液を被洗浄面に的確に押し当て、洗浄効果を高めると共に被洗浄者に快感を与えている。
また、図2(ニ)はアダプタの把持部21とアダプタヘッド20とを別体に作成し、組み付けた構造を示している。
このように把持部21とアダプタヘッド20とを分離可能に構成すると、洗浄部分(皮膚)の汚れ等に適した素材でアダプタヘッド20を作成し、汚染具合によって適宜交換することが可能となり、被洗浄者の満足度を増すことができ、また、皮膚に接するアダプタヘッド20を簡単に洗浄、消毒できるので、衛生的にも満足できるものとなる。
また、アダプタヘッド20は直接皮膚に接触する。このため、予め適温に保温し、或いはアダプタヘッド20にヒータ等を内蔵させて暖める等の工夫を施すと良い。
本実施形態では把持部21表面に給水量を制御する水量調節スイッチ213、洗浄アダプタ2内部の真空度と排液回収強度を調整する吸引強さ(真空度)調節スイッチ(以下真空度調節スイッチという)214、また、後述する吸引装置(吸引ポンプ)32の出力が強く、真空度調節スイッチの操作のみでは吸引の強さの調整が困難な場合に圧力を調整するエアーコントロールスイッチ215が収納可能なスイッチ収納部216が形成されている(図1参照)。これらのスイッチは操作者の選択で収納装置5にのみ設けてもよく、或いは把持部21に設けてもよく、或いは両方に設けてもよい。操作し易い個所に設置することが好ましい。
なお、水量調節スイッチ213、真空度調節スイッチ214、エアーコントロールスイッチ215を被洗浄者の好みに予めセットし、電源スイッチを入れることで被洗浄者の皮膚を心地よく洗浄するようにすることが好ましい。
なお、前記スイッチの切断は先ず洗浄液供給電源を切り、数秒〜数分後に吸引装置の電源を切るようにすることでアダプタ2内の洗浄済み排液33が完全に吸引された後に吸引装置32が止まり、液漏れ等を防止することができる。
上記各スイッチで洗浄操作を漏水なく行うことは操作者に多くの負担をかけることになる。そのため、本実施形態においては洗浄アダプタ2に供給する洗浄液11の噴出を洗浄済み排液33を吸引する圧力で自動的に制御する自動制御スイッチを設けている。
前記給水部1から皮膚面に供給する洗浄液11の噴出開始を、皮膚面を洗浄した洗浄済み排液33を前記吸引排水部3に吸引する吸引力(吸引圧力)で制御する自動制御スイッチは、洗浄開始前に、或いは洗浄終了時に噴射口22から洗浄液11が出ず、洗浄済み排液33が漏れることなく作業するために、先ず吸引排水部3の吸引装置32の吸引圧力を調整して作動し、アダプタヘッド20を被洗浄面に近づけた時に給水ポンプ13のスイッチが入り、ヘッドを被洗浄面から離した時に給水ポンプ13のスイッチが切れるようにスイッチを切り替えるよう自動制御する。
自動制御スイッチにつき説明する。
図3に示すようにアダプタヘッド20の皮膚洗浄面23と被洗浄面6との距離をY、該洗浄面23の中心と被洗浄面6とのずれをXとし、上記アダプタヘッド20を構成作動する条件でアダプタヘッド20を被洗浄面6にX方向、Y方向に種々接近させて検討した結果、皮膚洗浄面23と皮膚6との間に発生する圧力が−2.5kPa以下でON/OFF制御することで、失敗なく操作することができることを確認した。
このように−2.5kPa以下でスイッチ制御(給水開始)することにより給水部1から供給される洗浄液11を前記アダプタヘッド20の噴射口22から被洗浄面(皮膚)9に向けて噴射し、皮膚面を洗浄した洗浄済み排液33を前記吸引排水部1で吸引し貯留する操作を漏水することなく行うことができる。
自動制御スイッチは、例えばセンサーをアダプタヘッド20の洗浄面23近傍にセットし、該センサーで感知する圧力で電源スイッチを入れ、スイッチの切断を行う。前記センサーから得られた信号により、リレー回路を使って電源のON/OFFをし、或いはコンピュータで自動制御する。実際には先ず吸引装置32の電源を入れて皮膚洗浄面23を被洗浄面6に近づけ、センサーが指定の圧力、例えば−2.5kPa以下を感知した時に配水ポンプ13の電源を入れる。洗浄作業が終了したならば先ず洗浄液供給電源を切り、数秒〜数分後に吸引装置32の電源を切るようにコンピュータで制御する。このように自動制御することでアダプタ2内の洗浄済み排液33が完全に吸引された後に吸引装置32が止まり、液漏れ等を防止する。
排水部3
排水部3は図1に示すように皮膚面を洗浄した排液33を吸引回収し貯留する排水タンク31と、真空装置等の吸引装置32とからなる。
排水タンク31はタンク内の排液33の量が分かるように例えば透明で密封可能なプラスチック容器を採用する。或いは液面計を付属させ、水量を自動的に或いは目視で確認できるようにし、排液が溢れるのを予防するように構成することが好ましい。排水タンク31は排液33を廃棄処理できれば良く、硬質のもの、或いは真空にしてもしぼまない補強を施した可とう性の袋状のもの等を採用することができる。排水タンク31は排液33を後処理するのに適した大きさに設計することが好ましい。
排水タンク31と前記洗浄アダプタ2の把持部21に設けた吸引口25とはフレキシブル配管35で連結されている。即ち、吸引装置32を作動させると排水タンク31内が減圧され、この減圧が洗浄アダプタ2の内部を減圧することで洗浄済み排水33を吸い上げ、排水33を排水タンク31内に導くように構成されている。
排水タンク31内に回収される排液33は体を洗浄した液体であるために汚染されている。例えば排便後の肛門近辺の洗浄時には、汚物を含む排水が回収される。そのため廃水は臭気を伴い、便等が混入されてくる。これらの臭気、汚物は周辺の環境を害する恐れがあるため、排水タンク31に汚物対策としてタンク内に例えばバイオ剤36を添加して分解し、或いは紫外線照射装置37により紫外線を照射して分解する等の処置を加え、環境を害さないような処理の元で外部に廃棄する。また、吸引装置32の排ガスにも汚物等の臭いが混ざるために、排気口に消臭装置(例えば活性炭)38を設置することが好ましい。
前記吸引排水部3は吸引装置(排水ポンプ)32で洗浄アダプタ2内を吸引し、洗浄済み排液33を漏水することなく吸引する。前記洗浄アダプタ2における吸引圧力は−1〜−3kPaであることが好ましい。
吸引圧力が−1kPa以下では充分に洗浄済み排液33を吸引できず、漏水を引き起こす惧れがある。一方、吸引圧力が−3kPa以上では洗浄済み排液33の吸引は充分であるが、被洗浄面(皮膚)まで吸引する惧れがあり、被洗浄者に不快感を与える結果となる。
本発明の身体洗浄装置は上述したように、皮膚面を洗浄する洗浄液を貯留する給水部1、皮膚面を洗浄した排液を吸引し貯留する吸引排水部3、該給水部1の洗浄液11を皮膚面に供給する洗浄アダプタ2からなり、該洗浄アダプタ2は、洗浄液を皮膚面に噴射する洗浄液噴出口22、外部空気吸入口23、洗浄後の排液を吸引除去する吸引口25とで構成され、
前記洗浄液噴出口22から噴射する液量を1m/s〜3m/s
空気吸入口23の面積を4〜8×10−4
吸引口25の吸引圧力を−1kPa〜−3kPa
の条件で皮膚面を洗浄することが好ましい。
次に、本発明の洗浄装置(自動制御スイッチ付き)の操作(実施例)に付き図4を参照して説明する。
ステップ1(ST1)
洗浄液タンク12に例えば水、石鹸水、消毒液、或いはすすぎの水等、人体を洗浄する洗浄液11を注入する。冬場、或いは温水を望まれるときは加温装置14を作動させて洗浄液11を加温する。
ステップ2(ST2)
把持部21の水量調節スイッチ213と真空度調節スイッチ214を最適な条件(水量調整と真空度調整を事前に行い、被洗浄者の皮膚に洗浄アダプタ2を接触させるときには水量、真空度ともに最適な状態)にセットする。
この時、洗浄液噴出口22から噴射する液量を1〜3m/s、好ましくは1.3m/s〜2,1m/s
吸引口25の負圧を1〜3kPa、好ましくは1.7kPa〜2.4kPa
になるよう各スイッチの設定条件を調整する。
ステップ3(ST3)
吸引装置32の電源を入れ洗浄アダプタ内を減圧する。
なお、自動制御スイッチを設けた洗浄装置では、先ず吸引装置32の電源を入れる。
ステップ4(ST4)
洗浄アダプタ2を洗浄する皮膚面に接近させ、配水ポンプ13を作動させ、洗浄液11を噴射口22から噴出させる。洗浄アダプタ2も予め皮膚に触れて冷たく感じない程度に保温しておくことが好ましい。
なお、自動制御スイッチを設けた洗浄装置では、洗浄アダプタ2の皮膚洗浄面23が被洗浄面に接近し、洗浄アダプタ内の圧力が−2.5kPa以下になると自動制御スイッチが作動し、洗浄液11が噴射口22から噴出する。
ステップ5(ST5)
洗浄アダプタ2を被洗浄者に近接し、接触させて、被洗浄者の皮膚面を洗浄する。この時、洗浄液噴出口22から噴射される洗浄液11は洗浄液噴射口22の角度と外部空気吸入口24から入り込む空気の圧力により被洗浄者の皮膚を快適に洗浄し、洗浄アダプタ2の内部は吸引装置32により減圧されるので、被洗浄者の皮膚に触れた洗浄済み排液33は吸引口25方向に吸引され、洗浄アダプタ2から漏れることなく排水タンク31へと導かれ、排水タンク31に貯留される。
被洗浄者に対しては、皮膚の汚れ具合によって洗浄液11の噴射量や噴射の勢いを調整することも可能である。即ち、操作者は、排泄物等で汚れの酷い箇所に対しては水量調節スイッチ213を操作して上記設定条件の上限値に近い水量を供給するとともに、真空度調節スイッチ214を操作して真空度(空気流入量)を上げ、排泄物等を除去し、肌を清潔に洗浄する。一方、比較的汚れの少ない皮膚については上記設定条件の下限値に近い水量に調整して水量を絞り、真空度を下げて操作し、肌への刺激を弱める等、皮膚の汚れ具合により、或いは被洗浄者の爽快感を勘案して各スイッチを状況に応じて操作することは勿論である。
ステップ6(ST6)
被洗浄者の皮膚の洗浄を終えたなら、必要により奇麗なすすぎ水(洗浄水)で被洗浄者の皮膚を上記洗浄手順と同様にして清掃し、清掃が終了したならば各種スイッチを操作して洗浄液、またはすすぎ水の噴出を停止し、停止を確認してからアダプタヘッド20を被洗浄面から離し、必要により乾いたタオル等で皮膚を拭き、或いはドライヤー等で乾燥し、洗浄を完了する。
なお、自動制御スイッチを設けた洗浄装置では、アダプタヘッド20を被洗浄面から離すことで給水ポンプ13の電源が切れ、吸引装置32の電願が切れる。このようにして洗浄作業が終了したならば必要により乾いたタオル等で皮膚を拭き、或いはドライヤー等で乾燥し、洗浄を完了する。
ステップ7(ST7)
被洗浄者の皮膚を洗浄した洗浄排液は排水タンク31へ貯留される。この排液は必要によりバイオ剤36等を加え、或いは紫外線装置37等で汚物を分解し、環境にやさしくして下水等へ廃棄する。
上述したように本発明の洗浄装置は、給水部の洗浄液を配水ポンプ13により搬出し皮膚面に供給するので皮膚面の洗浄を行う洗浄液を皮膚面に対して優しく噴射することができ、皮膚面を洗浄した排液を吸引装置(ポンプ)により吸引するので外部へ漏水させることなく回収することができる。
また、配水ポンプ13と吸引装置(吸引ポンプ)32とを別々に設けることにより、洗浄液の供給量、排液の吸引力を洗浄アダプタ2の把持部21でも操作でき、洗浄箇所の皮膚の状態によって適宜に配水量、排液吸引量の調整が洗浄アダプタ2の把持部21に設けた水量調節スイッチ213、真空度調節スイッチ214、必要によりエアーコントロールスイッチ215により手元で容易にでき、従ってベッド等に寝かせたままでの身体洗浄あるいは衣服を着用したままでの身体の部分的洗浄が可能となる優れた効果を有するものである。
更に、洗浄アダプタ2を被洗浄面に接近することで自動制御スイッチを作動させるように構成することで、操作者の熟練を緩和し、より安全に操作を行うことができる優れた効果がある。
上記は人間の身体(皮膚)を洗浄する洗浄装置として説明したが、本発明はペット等の動物、建造物の壁面等を洗浄する洗浄装置として使用可能なことは勿論である。
1 給水部
12 洗浄液タンク
13 配水ポンプ
2 洗浄アダプタ
20 アダプタヘッド
21 把持部
22 噴射口
23 外部空気吸入口
24 皮膚洗浄面
25 吸引口
26 空洞
3 排水部
31 排水タンク
32 吸引装置(吸引ポンプ)
5 収納装置
6 被洗浄面(皮膚面)

Claims (1)

  1. 給水部と、
    筒状に伸びる形状の洗浄アダプタと、
    排水部と
    を具備し、
    前記給水部は、洗浄対象部を洗浄する洗浄液を貯留し、加圧した洗浄液を前記洗浄アダプタに供給し、
    前記筒状に伸びる形状の洗浄アダプタは、長手方向に沿って、
    前記加圧された洗浄液を吸引する吸引口、および該吸引口に連続する空洞を有する把持部と、
    前記吸引口と対向する前記空洞の前方の当該洗浄アダプタの先端に位置し、前記空洞の中心線に対して所定の角度で傾斜して前記洗浄対象部と接触する平坦な洗浄面を有し、前記給水部から供給され前記加圧洗浄液を前記洗浄対象部に対して所定の角度で噴射する噴射口と、
    前記洗浄面と直交する面を備え、前記噴射口の上部かつ前記空洞の先端に形成された外部空気吸入口と、
    を有し、
    前記排水部は、
    前記洗浄アダプタの把持部内の前記空洞に通じ、前記空洞を経由した廃液を収容する、排水タンクと、
    前記排水タンクおよび前記空洞を介して前記洗浄アダプタ内を減圧して前記洗浄アダプタ内の廃液を吸引する真空吸引装置と
    を有し、
    前記洗浄アダプタの洗浄面を洗浄対象物と接触させて当該洗浄対象物に洗浄剤を噴射して洗浄するに際し、
    前記真空吸引装置により吸引して前記洗浄アダプタ内の圧力が負圧になると、前記洗浄液が前記噴出口から所定の洗浄液噴出速度および洗浄液噴出角度をもって噴出され、所定の空気流入面積を持つ前記外部空気吸入口から入り込む空気の圧力により前記洗浄対象物に噴き付けられて当該洗浄対象物が洗浄されるように構成され、廃液は、前記排水タンクおよび前記洗浄アダプタ内部が前記真空吸引装置により吸引され減圧されて、前記空洞を通じて漏れることなく前記排水タンクに収容されるように構成されている
    前記外部空気吸入口の空気流入面積を、4×10-42〜8×10-42
    前記洗浄液の洗浄液噴出速度を、1〜3m/s、
    前記真空吸引装置の吸引圧力を、−1kPa〜−3kPa、
    洗浄面に対する前記噴射口の洗浄液噴射角度を10°〜30°、
    に設定してある、
    洗浄装置。
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