JPH10303649A - ミキサ回路 - Google Patents

ミキサ回路

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JPH10303649A
JPH10303649A JP11142197A JP11142197A JPH10303649A JP H10303649 A JPH10303649 A JP H10303649A JP 11142197 A JP11142197 A JP 11142197A JP 11142197 A JP11142197 A JP 11142197A JP H10303649 A JPH10303649 A JP H10303649A
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signal
multiplier
mixer
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JP11142197A
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Inventor
Shunichi Anzai
俊一 安西
Akira Morita
亮 森田
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DCオフセットを抑圧し好適な受信性能を得
るミキサを提供する。 【解決手段】 ミキサ2より出力されるベースバンド信
号を、A/D変換器6でデジタルベースバンド信号に変
換し、平均化回路7にてこれのDC平均値を検出し、サ
ンプルホールド回路8に出力する。ここで、所望のタイ
ミングでこの平均出力を取込・保持し、保持出力とミキ
サ2のDC設計値との差分電圧を相殺するようにミキサ
2を制御し、DCオフセットを除去した乗算出力をミキ
サ2より得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、周波数変換を伴
う放送あるいは通信において、RF(Radio Frequency)
信号あるいはIF(中間周波数)信号からベースバンド
信号へ変換する受信器に用いるミキサに関する。
【0002】
【従来の技術】RF信号あるいはIF信号からデジタル
ベースバンド信号を得る、従来のミキサ回路の構成例を
図7に示して説明する。入力端子1からミキサ2の一方
の入力へRF信号あるいはIF信号を供給する。発振器
3はミキサ2の乗算出力からベースバンド信号を得るよ
うに発振周波数が制御された発振出力を出力し、ミキサ
2の他方へ入力する。この結果、ミキサ2からはベース
バンド帯の乗算出力を得、コンデンサCにてDCカット
したのち、A/D変換6により出力端子6からデジタル
ベースバンド信号を得る。デジタルベースバンド信号
は、送信側の変調方式に応じた復調回路(図示せず)に
より、所望の復調出力を得る。
【0003】ところで、発振器3の共振子を接続する接
続ピン4や5からは、基板レイアウトやピン配置を要因
とするリークが発生し、入力端子1へこれが漏れ込む。
この結果、ミキサ2では同じ周波数による自己混合が発
生し、ミキサ2の出力からは不要な直流成分(DCオフ
セット)が得られる。コンデンサCでは、このDC成分
を除去することができる。
【0004】ところで、DCカットのためのコンデンサ
Cは、ベースバンド帯を通過させるために、かなり大き
な容量のものを用いる必要がある。このため図7に示す
受信部の構成をIC化するような場合、コンデンサCを
ICに内蔵することは不可能であり、コンデンサCは外
付け部品として接続し、これに加えコンデンサ接続のた
めの入出力ピンを少なくとも1組以上余計に設ける必要
がある。
【0005】また、時分割多重双方向通信方式のよう
に、送受信を任意時間で切り換えるシステムのような場
合、送受各モードでDCオフセットの出方が異なること
が考えられる。もしコンデンサCの充放電が送受の切り
換え時間に比して充分に速いタイミングで完了しない
と、受信側へ切り換えた直後の受信品位が落ちる。前述
のようにコンデンサCは、かなり大きな容量となり、充
放電には時間がかかることが予想されるので、受信品位
への影響は無視できない。
【0006】さらにDCオフセットは、ミキサ2自体の
歪み性能の劣化を招く。ミキサ2の出力Dレンジが、D
Cオフセットに対し充分広く取れていれば問題ないが、
DCオフセット値を決定する発振器タンク端からのリー
ク量や位相変化は見積もりが困難であるため、出力Dレ
ンジのマージンを定量的に設定することは不可能といっ
てよい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
ミキサ回路では、自己混合によるDCオフセットは、受
信機の基本性能の劣化やコストアップの要因となる、と
いう問題があった。
【0008】この発明では、DCオフセットを抑圧して
好適な受信性能を得るミキサを提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は上記した課題
を解決するために、この発明のミキサ回路では、周波数
変換される被周波数変換入力信号と該入力信号のセンタ
ー周波数の単一キャリアを発生する手段から単一キャリ
アとをそれぞれ入力してベースバンド周波数帯へ周波数
変換する乗算器と、前記乗算器の乗算出力をデジタル乗
算出力として得るデジタル乗算手段と、前記デジタル乗
算手段のデジタル乗算出力から前記乗算器の乗算出力の
直流電圧成分を検出する検出手段と、前記直流電圧成分
を所望のタイミングで読み込み・保持する読込・保持手
段とからなり、前記読込・保持手段により保持された電
圧平均値と所望の前記乗算器の出力電位の差分だけ補正
するよう、前記乗算器の出力電位を制御してなることを
特徴とする。
【0010】また、RF信号あるいはIF信号からI/
Q復調出力を得るI/Q復調回路において、一方の入力
をRF信号あるいはIF信号とする第1および第2の乗
算器と、入力されたRF信号あるいはIF信号のセンタ
ー周波数で発振するよう制御された発振器と、前記発振
器出力を入力とし、任意の位相の第1の位相信号に対し
て90°位相の異なる第2の位相信号の各出力を、それ
ぞれ前記第1の乗算器および第2の乗算器の他方の入力
へ供給する手段と、前記第1および第2の乗算器出力を
第1および第2のデジタル乗算出力として得る手段と、
前記第1および第2のデジタル乗算出力から前記第1お
よび第2の乗算器の出力の直流電圧成分を検出する手段
と、前記直流電圧成分を所望のタイミングで読み込み・
保持する第1および第2の読込・保持手段とからなり、
前記第1および第2の読込・保持手段にて保持した各電
圧値と所望の乗算器出力電位の差分だけ補正するよう、
前記第1および第2の乗算器の出力電位をそれぞれ制御
してなることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、こ
の発明の第1の実施の形態について説明するための構成
図である。この実施の形態は、デジタルベースバンド出
力を得るための受信機に適用した場合である。なお、図
7と同一の構成部分には同一の符号を付して説明する。
【0012】図1において、入力端子1からミキサ2の
一方の入力へRF信号あるいはIF信号を供給する。発
振器3はミキサ2の乗算出力からベースバンド信号を得
るように発振周波数が制御された発振出力を出力し、ミ
キサ2の他方へ入力する。ミキサ2からはベースバンド
帯の乗算出力を得、これをA/D変換器6でデジタル信
号に変換し、デジタルベースバンド信号を出力端子9か
ら得る。デジタルベースバンド信号は、平均化回路7に
てベースバンド信号のDC平均値を検出し、サンプルホ
ールド回路8に出力する。サンプルホールド回路8は、
所望のタイミングでこの平均出力を取込・保持し、保持
出力とミキサのDC設計値との差分電圧を相殺するよう
にミキサ2を制御し、DCオフセットを除去した乗算出
力をミキサ2より得る。
【0013】ここで、ミキサ2のオフセット制御は、例
えば図2の構成のようなアナログ乗算回路で実現でき
る。出力端子6a,6bの電位は、基準電流Irefが
負荷抵抗R1,R2に流れることによる電圧降下分で決
まる。いま、制御電流源I1およびI2を設け、抵抗R
1,R2に流れる電流を制御すると、各抵抗の電圧降下
は電流源I1,I2の電流値により増減する。そこで図
1のサンプルホールド回路8の出力により、DCオフセ
ットをキャンセルする制御を電流源I1,I2にかける
ことで、出力端子6a,6bよりDCオフセットのない
ミキサ出力を得ることができる。
【0014】この実施の形態では、DCカットのための
コンデンサは不要となるので、図1の構成を1チップI
Cで実現しようとするときは、コンデンサ結合用途のた
めの入出力端子をICに設けることなくIC化できる。
さらに、平均化回路7を、例えばデジタル積分器等でベ
ースバンド信号の平均DC値を検出するよう構成すれ
ば、大きな時定数を比較的容易に設定しつつ、IC化が
実現できるメリットもある。また、アナログのミキサ回
路自体のDCオフセットが改善するため、ミキサの本来
の出力Dレンジを有効に利用でき、歪みなどのアナログ
的な性能の向上も見込める。
【0015】なお、図1ではベースバンド出力をA/D
変換器6の出力であるデジタル信号出力として得ている
が、ミキサ2の乗算出力をそのままDCオフセットの除
去されたアナログベースバンド出力として得ることも当
然可能である。
【0016】また、DC平均値の読込・保持手段とし
て、ここではS/H回路を用いたが、RAMなどのメモ
リ手段で構成することも可能である。
【0017】図3は、QPSK復調等で用いるI/Q復
調回路に適用した、この発明の第2の実施の形態につい
て説明するための構成図である。なお第1の実施の形態
と同一の構成部分には同一の符号を付してその説明は省
略する。
【0018】この実施の形態は、図1の出力端子9から
得るベースバンド出力はそのままI/Q復調出力のI信
号となる。一方Q信号は、発振器3の出力をを90°移
相器10にて移相したのちミキサ2’で乗じ、出力端子
9’より得る。なお、図では90°移相器10は入出力
間での位相が90°となるよう構成してあるが、ミキサ
2およびミキサ2’へ供給するI/Q復調用再生搬送波
の相対位相が90°となればよく、90°移相器の構成
によりこの発明を制限するものではない。この構成例で
は、I/Q各軸に対して平均化回路7,7’およびサン
プルホールド回路8,8’を設け、I/Q各信号に対し
てDC平均値検出と各I/Q復調用ミキサ2,2’に対
するオフセットキャンセル制御を施すことで、DCオフ
セットがキャンセルされたI/Q復調出力を得る。
【0019】この実施の形態のように、I/Q復調に適
用した場合でも、図1の説明と同様の効果が得られる。
【0020】ところで、図3ではI/Q各軸に対し平均
化回路7,7’等をそれぞれ独立に設けたが、図4に示
すこの発明の第3の実施の形態のような回路構成とする
ことにより回路規模を削減することができる。なお、図
3の実施の形態と同様の動作をする構成部分については
同符号を付してその説明を省略する。
【0021】I/Q各復調出力であるミキサ2,2’の
出力を、それぞれA/D変換器6,6’にてデジタルベ
ースバンド信号としてスイッチ12へ供給し、I信号、
Q信号の何れかを選択して平均化回路7へ出力する。平
均出力はスイッチ11へ供給し、ここでサンプルホール
ド回路8あるいはサンプルホールド回路8’の何れかへ
選択出力する。サンプルホールド回路は、平均出力の取
込・保持を行ない、この保持結果に基づいてミキサ2お
よびミキサ2’はそれぞれDCオフセットをキャンセル
するような出力電位となるよう制御され、DCオフセッ
トのないI/Q復調出力を得る。
【0022】ここでスイッチ11は、スイッチ12でI
信号が選択されたときにはサンプルホールド回路8へ、
Q信号を選択した際にはサンプルホールド回路8’へ、
スイッチ11にて平均出力を選択出力する関係となる同
期したスイッチ構成とする。スイッチ11,12の切り
換えタイミングは、平均化回路7にて平均出力を得るに
十分な時間が確保できるという前提のもと、任意時間で
設定すればよい。
【0023】このような構成とすれば、図3のように平
均化回路をI/Q各軸に対し独立して設ける必要はない
ので、回路規模の増減を抑えつつ、DCオフセットをキ
ャンセルしたI/Q復調出力を得ることができる。
【0024】図5は、I/Q復調出力をアナログ信号と
して出力した、この発明の第4の実施の形態について説
明するための回路構成図である。この構成によれば、図
4の実施の形態に比べ、さらに回路規模を削減できる。
ここでの説明もこれまでの実施の形態と同構成部分には
同符号を付し、異なる部分を中心にして説明する。
【0025】I/Q各復調出力であるミキサ2,2’出
力をそれぞれスイッチ12へ供給し、I信号,Q信号何
れかを選択してA/D変換器8へ出力する。A/D変換
器6にて得た、I,Q信号の何れかのデジタルI/Q復
調出力は、平均化回路7へ供給して平均化を行う。平均
出力はスイッチ11へ供給され、ここでサンプルホール
ド回路8あるいはサンプルホールド回路8’の何れかへ
選択出力する。サンプルホールド回路8では、平均出力
の取込・保持を行ない、この保持結果に応じてミキサ2
およびミキサ2’はそれぞれDCオフセットをキャンセ
ルするような出力電位となるよう制御を行い、DCオフ
セットのないI/Q復調信号出力を出力端子9,9´よ
り得る。
【0026】ここでスイッチ11は、図4と同様に、ス
イッチ12でI信号が選択されたときはサンプルホール
ド回路8へ、Q信号が選択されときはサンプルホールド
回路8’へ選択出力するスイッチ12との同期スイッチ
である。切り換えタイミングは平均化回路7にて平均出
力を得るに十分な時間が確保できるという前提のもと、
任意時間で設定すればよい。
【0027】この実施の形態では、I/Q復調出力をデ
ジタル化するA/D変換器6をも、I/Q各軸で共有す
ることができるので、さらに回路規模を削減したDCオ
フセットキャンセル可能なミキサ回路が実現できる。
【0028】以上の説明は、この発明を受信機に適用し
た例であるが、この発明を送受信機に適用した場合は、
DC平均値の読込・保持や同期スイッチの各タイミング
に考慮する必要がある。図4の実施の形態を送受信機に
適用した場合のタイミング制御につき図6を用いて説明
する。
【0029】端子14には、適用するシステムに依る制
御信号を入力する。時分割多重双方向通信方式の送受信
器であれば、送受何れのモードかを判別できるようなモ
ード判別信号を入力し、タイミング制御部13はモード
別にスイッチ11、スイッチ12あるいはサンプルホー
ルド回路用の制御出力を発生する。これらブロックは制
御出力に応じて、選択・読込・保持などの動作を行な
う。例えば、受信状態である第1のタイミングでは、I
信号から平均化回路7でDC平均値を得、スイッチ1
1,12はI側を選択、サンプルホールド回路8にてD
C平均値を読み込み、このデータに応じたオフセットキ
ャンセル制御をミキサ2へフィードバックするようにす
る。
【0030】一方、サンプルホールド回路8’では第1
のタイミングにおいては、前回の読み込み結果を保持
し、その結果に応じたオフセットキャンセル制御をミキ
サ2’へフィードバックする。送信状態になった場合に
は、各サンプルホールド回路とも前回のDC平均値を保
持するよう制御し、保持データに応じたDCオフセット
キャンセル制御を各ミキサへ施す。そして、次の受信状
態である第2のタイミングでは、逆にQ信号側に対し平
均化、DC平均値の読み込みを行ない、I信号はタイミ
ングAで得たDC平均値を保持するようにし、今後は受
信状態時毎にこの動作をくり返す。
【0031】このような動作とすれば、受信状態時にの
みミキサ出力のDC平均値の読込み・保持を行ない、送
受信時別のRF入力条件の相違によるDCドリフトなど
にも影響されることなく、安定して受信時のDCオフセ
ットをキャンセルすることができる。
【0032】なお、ここでは受信状態時1回毎にI信号
用回路およびQ信号用回路を切り換えたが、受信状態時
であれば、任意のタイミングで切り換えが可能であるこ
とはいうまでもない。また、電源投入時などに受信入力
あるいは予め用意したテスト信号に対して、最初の任意
回のみDC平均値を検出し、あとはこれを保持するよう
にし、入力新号の急峻な変化に追従して誤動作を起こさ
ないよう構成してもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明のとおり、RF信号あるいはI
F信号からベースバンド信号を得るためのミキサ回路に
おいて、デジタル回路によりベースバンド信号のDC平
均値を検出し、これにより直接ミキサに対しオフセット
キャンセル制御をかけている。このため発振器の共振子
からミキサ入力への漏洩により自己混合を起こした場合
においても、DC直結で後段のベースバンド処理回路へ
ベースバンド出力を供給でき、さらにミキサ出力段階で
オフセットキャンセルされるので、ミキサのアナログ的
性能を向上しつつ、DCカット用の大きなコンデンサは
不要となり、安価でIC化に好適なDCオフセットキャ
ンセルミキサを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態について説明する
ための回路構成図。
【図2】図1のミキサ部の具体例について説明するため
の回路図。
【図3】この発明の第2の実施の形態について説明する
ための回路構成図。
【図4】この発明の第3の実施の形態について説明する
ための回路構成図。
【図5】この発明の第4の実施の形態について説明する
ための回路構成図。
【図6】図4の構成を送受信機に適用した場合の応用例
について説明するための回路構成図。
【図7】従来のミキサ回路について説明するための回路
構成図。
【符号の説明】
1…入力端子、2,2’…乗算器、3…発振器、4,5
…発振器用共振子接続端、6,6’…アナログ−デジタ
ル変換(A/Dコンバータ)、7,7’…平均化回路、
8,8’…サンプル&ホールド回路、9,9’…ベース
バンド出力端子、10…90°移相器、11,12…ス
イッチ回路、13…タイミング制御回路、14…タイミ
ング制御用信号入力端子。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数変換される被周波数変換入力信号
    と該入力信号のセンター周波数の単一キャリアを発生す
    る手段から単一キャリアとをそれぞれ入力してベースバ
    ンド周波数帯へ周波数変換する乗算器と、 前記乗算器の乗算出力をデジタル乗算出力として得る手
    段と、 前記デジタル乗算手段のデジタル乗算出力から前記乗算
    器の乗算出力の直流電圧成分を検出する検出手段と、 前記直流電圧成分を所望のタイミングで読み込み・保持
    する読込・保持手段とからなり、 前記読込・保持手段により保持された電圧平均値と所望
    の前記乗算器の出力電位の差分だけ補正するよう、前記
    乗算器の出力電位を制御してなることを特徴とするミキ
    サ回路。
  2. 【請求項2】 RF信号あるいはIF信号からI/Q復
    調出力を得るI/Q復調回路において、 一方の入力をRF信号あるいはIF信号とする第1およ
    び第2の乗算器と、 入力されたRF信号あるいはIF信号のセンター周波数
    で発振するよう制御された発振器と、 前記発振器出力を入力とし、任意の位相の第1の位相信
    号に対して90°位相の異なる第2の位相信号の各出力
    を、それぞれ前記第1の乗算器および第2の乗算器の他
    方の入力へ供給する手段と、 前記第1および第2の乗算器出力を第1および第2のデ
    ジタル乗算出力として得る手段と、 前記第1および第2のデジタル乗算出力から前記第1お
    よび第2の乗算器の出力の直流電圧成分を検出する手段
    と、 前記直流電圧成分を所望のタイミングで読み込み・保持
    する第1および第2の読込・保持手段とからなり、 前記第1および第2の読込・保持手段にて保持した各電
    圧値と所望の乗算器出力電位の差分だけ補正するよう、
    前記第1および第2の乗算器の出力電位をそれぞれ制御
    してなることを特徴とするミキサ回路。
  3. 【請求項3】 前記乗算器の出力の直流電圧成分を、デ
    ジタル乗算出力の時間平均をとった平均電圧値として検
    出することを特徴とする、請求項1または2のミキサ回
    路。
  4. 【請求項4】 前記読込・保持手段は、被周波数変換入
    力が供給されているタイミングでのみ読込み、それ以外
    のタイミングでは保持するよう構成したことを特徴とす
    る、請求項1または2記載のミキサ回路。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2のデジタル乗算出力
    の何れか一方を選択出力する第1のスイッチ手段を設
    け、 前記第1のスイッチ手段により選択されたデジタル乗算
    出力から前記第1あるいは第2の乗算器の出力電位を検
    出し、第2のスイッチ手段により検出出力を、何れか一
    方の前記第1および第2の読込・保持手段へ供給するよ
    う構成したことを特徴とする請求項2記載のミキサ回
    路。
  6. 【請求項6】 前記第1および第2の乗算器の出力何れ
    か一方を選択出力する第1のスイッチ手段を設け、 前記第1のスイッチ手段により選択された乗算器の出力
    をデジタル乗算出力に変換し、これから前記第1あるい
    は第2の乗算器の出力電位を検出し、第2のスイッチ手
    段により検出出力を前記第1および第2の何れか一方の
    読込・保持手段へ供給するよう構成したことを特徴とす
    る請求項2記載のミキサ回路。
  7. 【請求項7】 前記第1および第2のスイッチ手段は、 前記第1のスイッチ手段が第1のデジタル乗算出力ある
    いは第1の乗算器の出力を選択した場合は、前記第2の
    スイッチ手段は第1の読込・保持手段へ、前記第1のス
    イッチ手段が第2のデジタル乗算出力あるいは第2の乗
    算器の出力を選択した場合は、前記第2のスイッチ手段
    は第2の読込・保持手段へそれぞれ同期して選択出力す
    るよう構成したことを特徴とする請求項5または6記載
    のミキサ回路。
  8. 【請求項8】 少なくとも電源投入後1回以上、乗算器
    の出力電位を検出し、検出出力を前記読込・保持手段に
    て読込・保持することを特徴とする請求項1から7まで
    のいずれかに記載のミキサ回路。
  9. 【請求項9】 被周波数変換信号あるいはこの信号に相
    当するテスト信号を入力端子へ供給し、乗算器の出力電
    位を検出し、電源投入時各回路が定常動作状態となった
    後に1回だけ、読込・保持することを特徴とする請求項
    8記載のミキサ回路。
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