JPH10302891A - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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Publication number
JPH10302891A
JPH10302891A JP9120370A JP12037097A JPH10302891A JP H10302891 A JPH10302891 A JP H10302891A JP 9120370 A JP9120370 A JP 9120370A JP 12037097 A JP12037097 A JP 12037097A JP H10302891 A JPH10302891 A JP H10302891A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
plug connector
contact
receptacle
receptacle connector
Prior art date
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Pending
Application number
JP9120370A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Hamano
昭一 浜野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAI ICHI DENSHI KOGYO KK
DDK Ltd
Original Assignee
DAI ICHI DENSHI KOGYO KK
DDK Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by DAI ICHI DENSHI KOGYO KK, DDK Ltd filed Critical DAI ICHI DENSHI KOGYO KK
Priority to JP9120370A priority Critical patent/JPH10302891A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、レセプタクルコネクタ20をプラグ
コネクタ30に嵌合する際にズレて嵌合することがな
く、プラグコネクタ20のピンコンタクト28が変形す
ることなく、導通不良が発生しないでコストアップにも
ならない電気コネクタ10を提供することを目的とす
る。 【解決手段】この目的は、レセプタクルコネクタ20の
フード22に、プラグコネクタ30嵌合側の幅方向両側
に凸部17を設けることによって達成することができ
る。即ち、幅方向両側に設けた前記凸部17間に位置す
る切欠部16の寸法(A)が、プラグコネクタ30の幅
寸法(B)より小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器間を接続す
る電気コネクタに関するもので、特にケーブル側のフー
ドの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の電気コネクタ10のレセ
プタクルコネクタ20の斜視図である。従来の電気コネ
クタ10のプラグコネクタ30は、主にピンコンタクト
28と電気絶縁性のブロック26から構成され、電気コ
ネクタ10のレセプタクルコネクタ20は、主にソケッ
トコンタクト14と電気絶縁性のハウジング12とフー
ド22とケーブル24から構成されている。
【0003】まず、プラグコネクタ30について説明す
る。プラグコネクタ30には、複数本のピンコンタクト
28がブロック26に圧入等によって保持・固定されて
いる。このピンコンタクト28は、金属製であり、公知
技術のプレス加工等で製作される。このピンコンタクト
28は、基板(図示せず)に接続する接続部とブロック
26に固定される固定部とレセプタクルコネクタ20の
ソケットコンタクト14と接触する接触部の3部分から
構成されている。前記ブロック26は、電気絶縁性のプ
ラスチックであり、公知の射出成形等で製作される。こ
のブロック26にはレセプタクルコネクタ20が挿入さ
れる嵌合溝32が設けられている。
【0004】次に、レセプタクルコネクタ20について
説明する。レセプタクルコネクタ20には、複数本のレ
セプタクルコンタクト20がハウジング12に圧入等に
よって保持・固定されている。このレセプタクルコンタ
クト20は、金属製であり、公知技術のプレス加工等で
製作される。このレセプタクルコンタクト20は、ケー
ブル24に結線する接続部とハウジング12に固定され
る固定部とプラグコネクタ30のピンコンタクト28と
接触する接触部の3部分から構成されている。前記ハウ
ジング12は、電気絶縁性のプラスチックであり、公知
の射出成形等で製作される。ケーブル24が結線された
前記ソケットコンタクト14が固定された前記ハウジン
グ12は、ソケットコンタクト14を所定の位置に保持
するために前記フード22で覆われている。このフード
22には、プラグコネクタ30との嵌合側に切欠部16
が設けられている。この切欠部16のC寸法は、嵌合を
容易に行うためにプラグコネクタ30のB寸法より0.
5〜1.5mm程度大きくなっている。
【0005】電気コネクタ10は、プラグコネクタ30
の嵌合溝32にレセプタクルコネクタ20が挿入される
ことにより、プラグコネクタ30のピンコンタクト28
の接触部とレセプタクルコネクタ20のソケットコンタ
クト14の接触部とが接触し電気的に導通するものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにレセプタ
クルコネクタ20と基板に接続されたプラグコネクタ3
0とを嵌合させることにより、電子機器間が電気的に接
続されることになる。レセプタクルコネクタ20のフー
ド22の切欠部16のC寸法がプラグコネクタ30のB
寸法より0.5〜1.5mm程度大きくなっているた
め、レセプタクルコネクタ20をプラグコネクタ30に
嵌合する際にズレて嵌合してしまうことがあった。する
と、プラグコネクタ20のピンコンタクト28が変形し
てしまい導通不良が発生するといった解決すべき課題が
あった。なお、ピンコンタクト28が変形するとプラグ
コネクタ30自体又は基板及び機器自体を交換する必要
が生じ、コストアップになるといった問題点もある。
【0007】本発明は、レセプタクルコネクタ20をプ
ラグコネクタ30に嵌合する際にズレて嵌合することが
なく、プラグコネクタ20のピンコンタクト28が変形
することなく、導通不良が発生しないでコストアップに
もならない電気コネクタ10を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】コンタクト(ピンコンタ
クトとレセプタクルコンタクト)と、複数本のコンタク
トを保持・固定する電気絶縁性の絶縁体(ブロックとハ
ウジング)とからなる雌雄のコネクタ(プラグコネクタ
とレセプタクルコネクタ)であって、この雌雄のコネク
タを接続する電気コネクタにおいて、上記目的は、レセ
プタクルコネクタのフードに、プラグコネクタ嵌合側の
幅方向両側に凸部を設けることによって達成することが
できる。即ち、幅方向両側に設けた前記凸部間に位置す
る切欠部の寸法(A)が、プラグコネクタの幅寸法
(B)より小さくする。
【0009】
【発明の実施の形態】
【0010】以下図1に基づいて本発明の一実施例につ
いて説明する。図1は、本発明の電気コネクタ10の斜
視図であり、(A)は本発明のレセプタクルコネクタ2
0の斜視図であり、(B)はプラグコネクタ30の斜視
図である。
【0011】本発明の電気コネクタ10は、プラグコネ
クタ30とレセプタクルコネクタ20の雌雄のコネクタ
からなっている。前記プラグコネクタ30は、主にピン
コンタクト28と電気絶縁性のブロック26から構成さ
れ、前記レセプタクルコネクタ20は、主にソケットコ
ンタクト14と電気絶縁性のハウジング12とフード2
2とケーブル24から構成されている。電気コネクタ1
0の大きさは大小様々あるが、本実施例では、プラグコ
ネクタ30の長さが45mm、幅が15mm、高さが2
0mm程度であり、レセプタクルコネクタ20の長さが
46mm、幅が20mm、高さが50mm程度である。
長さは、コンタクトピッチ寸法と芯数によって変化す
る。本実施例では、コンタクトピッチが1.6mmで、
芯数が80芯である。コンタクトピッチとしては1.0
〜2.54mm等が考えられ、芯数としては10〜10
0芯等が考えられ、機能等によって適宜設計する。
【0012】まず、本発明のポイント部分であるレセプ
タクルコネクタ20について説明する。このレセプタク
ルコネクタ20の前記ソケットコンタクト14は、従来
同様にケーブル24に結線される接続部とハウジング1
2に固定される固定部とプラグコネクタ30のピンコン
タクト28と接触する接触部の3部分から構成されてい
る。このソケットコンタクト14は、前記ハウジング1
2に保持・固定され、従来同様に公知のプレス加工等で
製作されている。このソケットコンタクト14の材質と
しては、バネ性の良いリン青銅やベリリウム銅が使用さ
れている。バネ性や加工性を考慮すると、リン青銅がよ
い。ソケットコンタクト14は、前記ハウジング12に
圧入や引掛けなどによって固定されている。信頼性等を
考慮すると、圧入による固定方法がよい。ソケットコン
タクト14の接続部は、ケーブル24に半田付けや圧接
や圧着などによって結線されている。この結線方法につ
いては、組立やケーブルのサイズなどを考慮して適宜設
計される。
【0013】レセプタクルコネクタ20の前記ハウジン
グ12は、電気絶縁性のプラスチックであり、従来同様
に公知の射出成形等で製作される。このハウジング12
の材質としては、従来同様成形性や寸法安定性が考慮さ
れるので、PBT・PET・PA・PPS・LCP等が
使用されている。本実施例では、PAが使用されてい
る。このハウジング12の嵌合側には、プラグコネクタ
30の嵌合溝32に挿入される嵌合凸部18が設けられ
ている。このハウジング12は、ケーブル24が結線さ
れたソケットコンタクト14が固定された状態で、前記
フード22に固定されている。
【0014】前記フード22は、プラグコネクタ30の
嵌合側の幅方向両側に内側方向に折り曲げられた凸部1
7及び切欠部16が設けられている。この凸部17を設
けることでプラグコネクタ30を嵌合させた際に嵌合位
置がずれないようにしたものである。即ち、幅方向にあ
る凸部17間にある切欠部16のA寸法がプラグコネク
タ30のB寸法(幅寸法)より小さくしたものである。
幅方向にある凸部17間にある切欠部16のA寸法とプ
ラグコネクタ30のB寸法(幅寸法)とが必ず次のよう
な関係にする。 B > A 前記凸部17の大きさとしては、レセプタクルコネクタ
20の凸部17間にある切欠部16のA寸法がプラグコ
ネクタ30のB寸法より小さくできる大きさであれば如
何なるおおきさでもよく、フード22の加工性や強度等
を考慮して適宜設計される。また、長手方向にある凸部
17間の寸法はプラグコネクタ30の長手寸法より0.
5〜1.5mm程度大きくしてある。前記ハウジング1
2は、このフード22に挟み込んで固定している。
【0015】次に、プラグコネクタ30について説明す
る。前記ピンコンタクト28は従来同様に基板に接続さ
れる接続部とブロック26に固定される固定部とレセプ
タクルコネクタ20のソケットコンタクト14と接触す
る接触部の3部分から構成されている。このピンコンタ
クト24は、前記ブロック26に保持・固定され、従来
同様に公知のプレス加工等で製作されている。このピン
コンタクト28の材質としては、加工性の良い黄銅やリ
ン青銅が使用されている。導伝性や加工性を考慮する
と、黄銅がよい。
【0016】ピンコンタクト28は、前記ブロック26
に圧入や引掛けなどによって固定されている。組立等を
考慮すると、圧入による固定方法がよい。ピンコンタク
ト28の接続部は、他の電子部品等と同時にリフローな
どにより基板へ半田付けされる。この接続部A27の形
状は、コンタクトテールの形状(基板への接続方法)等
によって適宜設計される。
【0017】前記ブロック26は、電気絶縁性のプラス
チックであり、従来同様に公知の射出成形等で製作され
る。このブロック26の材質としては、従来同様成形性
や耐熱性が考慮されるので、PBT・PET・PA・P
PS・LCP等が挙げられる。本実施例ではPAが使用
されている。このブロック26には、レセプタクルコネ
クタ20が挿入される嵌合溝32が設けられている。こ
の嵌合溝32の大きさは、あまりレセプタクルコネクタ
20とガタがないようにレセプタクルコネクタ20の嵌
合凸部18より0.2〜0.5mm程度大きくしてい
る。
【0018】最後に、プラグコネクタ30とレセプタク
ルコネクタ20との嵌合の仕方について説明する。ま
ず、レセプタクルコネクタ20の嵌合凸部18とプラグ
コネクタ30の嵌合溝32との形状が一致するように位
置合わせをする。次に、レセプタクルコネクタ20の嵌
合凸部18を矢印「イ」方向にプラグコネクタ30の嵌
合溝32に挿入していく。すると、プラグコネクタ30
のピンコンタクト28とレセプタクルコネクタ20のソ
ケットコンタクト14とが接触することになる。雌雄の
コネクタのコンタクトが接触することにより電子機器間
が繋がることになる。
【0019】
【発明の効果】本発明は、上記に詳細に説明した構成に
より、下記のような顕著な効果を奏する。 ・レセプタクルコネクタ20をプラグコネクタ30に嵌
合する際に位置ズレをしたまま嵌合できないようになっ
た。 ・位置ズレを起こしたまま嵌合することが出来ないの
で、プラグコネクタ30のピンコンタクト28が変形す
ることがなく、安定した接触を得ることができる。 ・プラグコネクタ30のピンコンタクト28が変形する
ことがないので、プラグコネクタ30自体や基板及び機
器自体を交換することが無くなったために、コストアッ
プにも繋がらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)本発明のレセプタクルコネクタの斜視図
である。 (B)本発明の電気コネクタのプラグコネクタの斜視図
である。
【図2】従来のレセプタクルコネクタの斜視図である。
【符号の説明】
10 電気コネクタ 12 ハウジング 14 ソケットコンタクト 16 切欠部 17 凸部 18 嵌合凸部 20 レセプタクルコネクタ 22 フード 24 ケーブル 26 ブロック 28 ピンコンタクト 30 レセプタクルコネクタ 32 嵌合溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクトと、複数本のコンタクトを保
    持・固定する電気絶縁性の絶縁体とからなる雌雄のコネ
    クタであって、この雌雄のコネクタで機器間を接続する
    電気コネクタにおいて、 レセプタクルコネクタのフードに、プラグコネクタ嵌合
    側の幅方向両側に凸部を設けたことを特徴とする電気コ
    ネクタ。
  2. 【請求項2】 幅方向両側に設けた前記凸部間に位置す
    る切欠部の寸法(A)が、プラグコネクタの幅寸法
    (B)より小さくしたことを特徴とする請求項1記載の
    電気コネクタ。
JP9120370A 1997-04-22 1997-04-22 電気コネクタ Pending JPH10302891A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9120370A JPH10302891A (ja) 1997-04-22 1997-04-22 電気コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9120370A JPH10302891A (ja) 1997-04-22 1997-04-22 電気コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10302891A true JPH10302891A (ja) 1998-11-13

Family

ID=14784528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9120370A Pending JPH10302891A (ja) 1997-04-22 1997-04-22 電気コネクタ

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JP (1) JPH10302891A (ja)

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