JPH10302281A - 光ヘッド装置 - Google Patents

光ヘッド装置

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JPH10302281A
JPH10302281A JP11245097A JP11245097A JPH10302281A JP H10302281 A JPH10302281 A JP H10302281A JP 11245097 A JP11245097 A JP 11245097A JP 11245097 A JP11245097 A JP 11245097A JP H10302281 A JPH10302281 A JP H10302281A
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JP
Japan
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arm member
axis direction
focus
coil
optical head
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JP11245097A
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English (en)
Inventor
Taizo Tateishi
泰三 建石
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アーム部材の移動に応じて、動的なチルト補正
が可能であり、データ読み取りの信頼性を向上すること
ができる。 【解決手段】アーム部材102はレンズホルダをX軸方
向の中間位置に有し、レンズの光軸方向をZ軸方向に設
定し、フォーカスコイル200は、アーム部材に取り付
けられ、ヨーク300は、フォーカスコイルの開口の内
部に配置されている。そして永久磁石301は、ヨーク
に対向した位置で、フォーカスコイルの一部をヨークと
共に間隔をおいて挟んで設けられている。ここで補正用
の磁石303、304は、フォーカスコイル前記X軸方
向の各先端部に間隔をおいて配置され、フォーカスコイ
ルとの距離に応じて、アーム部材の傾きを補正する補正
力を作用させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスクなど
の情報記録媒体の記録面の記録情報を読取る、あるいは
光ディスクに情報を記録するために用いられる光ヘッド
装置に関するもので、特にそのチルト調整機構を改善し
たものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクとして、音楽専用のコ
ンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(LD)
が開発されている。これに対して、最近は、小形化のコ
ンパクトディスク(上記CDと同じ半径のディスク)に
動画映像データ、音声データ、副映像データ(例えば字
幕のデータ)を圧縮して高密度で記録し、しかも、音声
や字幕に付いては、言語の異なるものを複数種記録して
おき、再生時には、希望の言語の音声、希望の言語の字
幕を自由に選択して再生できるシステムが開発されてい
る。この種の光ディスクをDVD(デジタルビデオディ
スク)と仮に称することにする。またDVDにおいても
DVD−ROMと、DVD−RAMとの開発が進められ
ている。
【0003】このような光ディスクを再生する再生装置
は、上記ディスクを回転制御する回転サーボユニット、
ディスクの記録面にレーザビームを照射して反射してく
る光を検出することにより記録されている変調信号を読
取る光ヘッド装置を有する。光ヘッド装置から出力され
た変調信号は、まず波形等化回路に入力されて波形等化
される。次に波形等化された信号が復調回路に導かれ
る。
【0004】さらに上記光ヘッド装置に関しては、フォ
ーカスサーボ系、トラッキングサーボ系が設けられてい
る。ここで、ディスクが再生装置に装着されてディスク
が回転されると、まずフォーカスサーボ動作が実行され
る。フォーカスサーボにより焦点が合った合焦状態にな
ると、トラッキングサーボもオンされて、トラッキング
コントロール状態になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように光ヘッ
ド装置においては、フォーカスサーボ及びトラッキング
サーボ機構があり、対物レンズをその光軸方向と、トラ
ッキング方向(ディスクのトラックをトラバースする方
向)へ微動制御できるようになっている。
【0006】さらに光ヘッド装置は、その動作及び機能
の正確性を実現するためには、光ディスクの回転面に対
して正確に垂直な角度で光ビームの照射、反射が行われ
る必要がある。
【0007】しかし、従来の装置によると、フォーカス
制御を行った場合に、チルトの影響が大きく現れると言
う問題がある。特に、最近では、ディスク再生装置の全
体的な小型、軽量化が望まれている。そのために、光ヘ
ッド装置についても小型、薄型化が望まれるが、上記し
た従来の装置であると、チルトの影響が大きく現れてし
まい、この点の改造が望まれている。そこでこの発明
は、動的にチルト補正が可能であり、信頼性を向上する
光ヘッド装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するために、アーム部材を、トラッキング制御方向
(X軸方向)に駆動されるレンズホルダを有し、前記レ
ンズホルダに設けられるレンズの光軸方向を前記トラッ
キング制御方向と直交するフォーカス制御方向(Z軸方
向)に設定可能とする。そしてメインフォーカス手段
は、前記アーム部材に取り付けられ、前記X軸方向に細
長なロ字状に形成され、その開口を前記Z軸方向に向け
て形成された状態とする。次にメインヨークを前記開口
の内部に配置する。さらに前記メインフォーカスコイル
手段の一部を挟んで前記メインヨークと対向した位置
に、メイン磁石を配置する。ここで、前記アーム部材の
前記X軸方向の移動端側にアーム部材と間隔をおいて配
置され、前記アーム部材の前記X軸方向移動距離に応じ
て、前記アーム部材の傾きを補正する補正力を作用させ
る第1及び第2の補正磁石手段を設ける。
【0009】上記の手段により、アーム部材が左右方向
へ移動したときに、前記補正磁石手段による磁界の影響
が変化してフォーカスコイル手段に作用することによ
り、アーム部材に生じるチルトを補正し、姿勢を安定化
することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1はこの発明の一実施の形態
を示すもので、レンズホルダ101は、アーム部材10
2の長手方向中間部に一体に形成されている。レンズホ
ルダ101の中空には対物レンズが保持される。この対
物レンズの光軸は上下方向を向き、これを以後Z軸方向
とする。アーム部材102はその長手方向がZ軸方向と
は直交する方向であり、これを以後X軸方向とする。Z
軸方向はフォーカス制御方向であり、X軸方向はトラッ
キング制御方向である。
【0011】アーム部材102は、非磁性材の樹脂(例
えばポリフィニレンサルファイトや液晶ポリマー)であ
り、コイルボビンとしても機能している。即ち、このア
ーム部材102は、開口をZ軸方向に向けている。この
開口は矩形状(ロ字状)であり、長手方向がX軸方向で
ある。そしてこの開口と相似形のメインとなるメインフ
ォーカスコイル200がこのアーム部材102に取り付
けられる。例えば、メインフォーカスコイル200は、
図1(B)に示すように、取り付けられている。フォー
カスコイル200は、アーム部材102の開口に合致す
るように配置されて固定されている。又は、上記レンズ
ホルダおよびアーム構造体にインサート成型されてい
る。
【0012】さらにアーム部材102のX軸方向の両端
にはそれぞれ、支持梁手段107、108の一端が固定
されている。この支持梁手段107、108は、Y軸方
向へ平行に延在している。支持梁手段107を見ると、
図1(A)から見れるように上下に平行に配置されたワ
イヤ状の梁107a,107bで構成され、また支持梁
手段108も、上下平行に配置された、ワイヤ状の梁1
08a,108bから構成される。
【0013】この支持梁手段107、108の他方の端
部は、固定部材109に垂直に挿入するように固定され
ている。ここで、支持梁手段107、108は、非磁性
材の樹脂(例えばポリフィニレンサルファイト)、又は
ステンレス、銅の合金(リン青銅など)である。また、
固定部材109は、例えば硬質の非磁性材による樹脂
(例えばポリフィニレンサルファイトや液晶ポリマー)
で構成されている。上記のアーム部材102、レンズホ
ルダ101、支持梁手段107、108、固定部材10
9は同じ材質でも良いし、固定方法は接着、一体成型、
その他の方法でも良い。
【0014】上記の構成により、アーム部材102は、
支持梁手段107、108の自由端側に支持され、Z軸
方向、X軸方向へ移動可能である。次に、図1(B)に
示すように、メインフォーカスコイル200の開口の中
には、鉄等の磁性体であるメインヨーク300がその周
囲空間に余裕を持って配置され、シャーシ(図示せず)
から起立して設けられている。また、レンズホルダ10
1とはY軸方向の反対側に、アーム部材102の一部を
ヨーク300と間隔をおいて挟むように、メイン磁石3
01が配置されている。302は、メインヨーク300
と同様にシャーシから起立した鉄等の磁性体であり、メ
イン磁石301を貼り付けた、いわゆるバックヨークと
言われる。
【0015】また、アーム部材102のX軸方向の先に
は、両側にそれぞれチルト補正用の永久磁石303、3
04(補正磁石)が設けられている。これらはシャーシ
に固定されている。このチルト補正動作については、後
述する。
【0016】次に、アーム部材102のX軸方向の両側
には、トラッキングコイルが巻回される。このトラッキ
ングコイル221、222は、X軸方向を軸としてアー
ム部材102に巻かれた略矩形状の(ロ字状の)コイル
である。
【0017】次に、アーム部材102のZ軸方向の移動
制御は、メインフォーカスコイル200に制御電流が流
れることにより実現され、X軸方向の移動制御は、トラ
ッキングコイル221、222に制御電流が流れること
により実現される。
【0018】図2は、上記の装置の動作を説明するため
に示した原理図である。図2(A)は、メインフォーカ
スコイル200が受ける力の向きと、電流の方向と磁束
の向きを示している。電流を矢印iの方向へ流すと、メ
インフォーカスコイル200にはZ軸方向であって上昇
方向に駆動力が発生することになる。
【0019】図2(B)は、アーム部材102が永久磁
石303側に移動制御された状態を示している。線A
は、コイル200のX軸方向の中央を通る線であり、線
Bは、マグネット301のX軸方向の中央を通る線であ
る。この制御状態では、線A,Bは、X軸方向に距離d
ずれる。ここで線B上に駆動力が発生すると、コイル中
央(線A)からdはなれた位置に駆動力が発生すること
になる。故に、メインフォーカスコイル200をZ軸方
向へ例えば上昇させた場合、Y軸回りのy1という、モ
ーメントが発生する。しかし、この制御状態では、メイ
ンフォーカスコイル200は、磁石303からメインヨ
ーク300に向かう磁束を強く受けることになる。この
ためにメインフォーカスコイル200がY軸回りの矢印
y1方向へ回転動作しようとするの対して、その逆の回
りの矢印y2方向への補正力を受けるためにチルトが抑
制されることになる。矢印y1方向の回転は、フォーカ
スコイルに作用するZ軸方向への駆動力が不均衡になる
からである。しかしこの不均衡が生じても、チルト補正
用の永久磁石303が設けられているために、チルトが
発生しようとしてもこれが抑制されることになる。
【0020】以上の説明は、一実施の形態である。上記
の実施の形態は、アーム部材102がボビンとして機能
した。しかし、図3に示す次の実施の形態は、アーム部
材400の長手方向の中央位置にレンズホルダ部401
が直接開口して形成されている。つまり、Z軸方向に開
口を有するフォーカスコイルが分割されて、アーム部材
401の3つの箇所にフォーカスコイル200、20
1、202として配置されている。メインフォーカスコ
イル200は、図3(A)に示すレンズホルダ中心を通
るY軸を中心として、左右対称となるようにアーム部材
400の端面の、支持梁手段側に設けられている。また
サブフォーカスコイル201、202は、支持梁手段と
は反対側で図3(A)に示すY軸対称の位置に設けられ
ている。
【0021】次に、各フォーカスコイル200、20
1、202の矩形状(ロ字状)の開口には、それぞれメ
インヨーク300、サブヨーク311、312が周囲空
間に余裕を持って挿入配置されている。これらのヨーク
300、311、312はシャーシの固定位置に起立し
て設けられている。
【0022】さらに、メインフォーカスコイル200の
一部を間隔をおいてメインヨーク300と共に挟み、か
つメインヨーク300に対向するように永久磁石301
が配置されている。なお永久磁石301は、バックヨー
ク302に貼り付けられている。また、サブヨーク31
1の近傍にも、サブフォーカスコイル201の一部を間
隔をおいてサブヨーク311と共に挟み、かつサブヨー
ク311にほぼ対向するように永久磁石313が配置さ
れている。同様に、サブヨーク312の近傍にも、サブ
フォーカスコイル202の一部を間隔をおいてサブヨー
ク312と共に挟み、かつサブヨーク312にほぼ対向
するように永久磁石315が配置されている。なお各永
久磁石313、315にはバックヨーク314、316
に貼り付けられている。またバックヨーク302、31
4、316は、ともにヨーク300、311、312と
同様にシャーシの固定位置に起立して設けられている。
【0023】この構成であると、フォーカス駆動のとき
にレンズ及びアーム部材400は、コイル200、20
1、202の3か所に作用する駆動力により3つの力が
等しいとき、3点支持駆動となり、その重心を3点を頂
点とする3角形の幾何学的な重心に設定することによ
り、特別にバランサも不要であり、極めて安定した駆動
が可能となる。また3つの力が等しくないときは3か所
の力の合力の仮想的な作用点と、ボビンの重心を一致さ
せることにより、安定した駆動力が可能となる。即ち、
フォーカス駆動は、トラッキング制御のオフ状態では、
3点支持駆動であり、アーム部材とこれに設けられる部
材の総合的な重量の重心が、上記3点を中心とする3角
形の幾何学的な位置に設定されている。
【0024】さらにこの構成においても、例えば図
(B)に示すようにトラッキング制御されアーム部材4
00が移動したとすると、サブフォーカスコイル201
に対して永久磁石313の磁場が強く影響するととも
に、サブフォーカスコイル201に対向するコイルの有
効長が増加するため、Y軸回りの回転モーメントy2よ
り強く発生し、チルトの原因となる回転モーメントy1
をキャンセルすることができる。アーム部材400が逆
方向へ移動したとすると、図2(B)の制御状態とは逆
となる。即ち、線A,Bは、X軸方向に距離dずれる。
この場合は、線Aが線Bの図面上下側(線Bを中心とし
て対称となる位置)になる。ここで線B上に駆動力が発
生すると、コイル中央からdはなれた位置に駆動力が発
生することになる。故に、メインフォーカスコイル20
0をZ軸方向へ例えば上昇させた場合、Y軸回りのy2
という、モーメントが発生する。しかし今度は、逆に永
久磁石315の磁場がコイル202に強く影響する。こ
れにより、回転モーメントy1が強くなり、チルトの原
因となる回転モーメントy2をキャンセルする。
【0025】なお、この実施の形態においても、図示し
ていないがアーム部材の左右にはトラッキングコイルが
設けられることは当然である。この場合、アーム部材4
00が左右に移動する場合に支障とならないような位置
に設けられるのは勿論のことである。
【0026】この発明は、上記の実施の形態に限定され
るものではない。上記の実施の形態は、3点支持の原理
を利用して、フォーカス駆動を安定化したが、フォーカ
スコイルを設ける箇所が多くなった。そこでフォーカス
コイルを有効に利用して、かつ3点支持の原理を利用
し、フォーカス駆動を安定化しても良い。
【0027】図4は、この発明の他の実施の形態であ
る。この実施の形態は、アーム部材500がボビン形状
であり、矩形状(ロ字状)の開口をZ軸方向に有し、そ
の開口の内部に相似形のフォーカスコイル200が配置
されている。そしてアーム部材500のX軸方向両端側
にはレンズホルダ101がY軸方向へ突出して形成され
ている。さらにアーム部材500の左右には、それぞれ
トラッキングコイル221、222が巻かれている。さ
らにフォーカスコイル200の矩形状(ロ字状)の開口
内には、ヨーク300が配置され、またこのヨーク30
0に対向するように、永久磁石301が配置されてい
る。この構成は、先の図1に示した構成と同じである。
また、ヨーク302は、シャーシ固定部から起立してい
る。
【0028】しかし、この実施の形態によると、チルト
補正用の磁石の配置が先の例と異なる。即ち、レンズホ
ルダ101の左右(X軸方向)に間隔をおいて、かつ、
アーム部材500の左右端部にも間隔をおいて、それぞ
れ永久磁石501、502が配置されている。この永久
磁石501、502にもそれぞれバックヨークが設けら
れている。
【0029】この実施の形態は、フォーカスコイル20
0を有効に活用している。しかも、フォーカス制御を行
うときは、3点支持の原理と同様な駆動が実現され、フ
ォーカス制御が安定している。また、トラッキング制御
を行ったときにも移動した側のコイルに対して、移動し
た側の永久磁石の磁力が強く作用するために、先の実施
の形態と同様にチルトの発生を抑圧することができる。
【0030】この発明は、上記の実施の形態に限定され
るものではない。図4(B)は、さらにこの発明の他の
実施の形態である。この実施の形態は、図4(B)の実
施の形態とほぼ同じであるが、ヨーク300に対応する
永久磁石301がX軸方向に分割されて、永久磁石30
1a,301bとして配置されている。そしてこの永久
磁石301a,301bの間には、アーム部材500か
らバランサ501が突出している。
【0031】この実施の形態の場合は、トラッキングコ
イル221、222に近接した位置に永久磁石301
a,301bが配置されることになり、トラッキング駆
動力の向上が得られる。勿論、永久磁石501、502
が配置されていることにより、チルト補正効果がある。
また、フォーカス制御に関しても、複数か所で駆動力が
発生し、かつバランサ501が設けられていることによ
り、姿勢の極めて安定した駆動が得られる。
【0032】図5(A)は、図4(B)に示した実施の
形態を適用したさらに他の実施の形態を示す図である。
図5(A)は斜視図であり、図5(B)はアーム部材5
00を取り出して示す図である。
【0033】この実施の形態は、永久磁石501、50
2のバックヨーク511、512がL型をなしている。
この形状は、トラッキング用のコイル221、222に
対して各対応するヨーク511、512が有効に磁束を
作用させるための形状である。つまり、この形状にする
と、ヨーク300とヨーク511、512との間で、ト
ラッキングコイル221、222をそれぞれ有効な方向
に横切る磁束の密度が高くなり、効率的な駆動力を得る
ことができる。なお、図面上では、ヨーク512の一部
が切り欠かれて示されている。
【0034】図6には、上記のヘッド装置を構築する場
合の基板を示している。この基板(シャーシ)600に
は、ヨーク300、バックヨーク(シャーシ)302
a,302b,ヨーク511、512がそれぞれの位置
で基板から立ち上がるように形成されている。また、保
持体109(図1参照)に対応する箇所には、取り付け
片601が形成されており、ネジにより保持体109を
取り付け固定片601に締め付け固定できるようになっ
ている。
【0035】さらに基板600には、先のトラッキング
コイル221、222が配置される部分に、開口61
1、612が形成されている。この開口611、612
を設けることにより、側部のヨーク511、512から
の磁束がコイル221、222に効率的に回り込み、ト
ラッキング制御のための駆動力を増大することができ
る。
【0036】さらに基板600には、舌片602、60
3が形成されており、この舌片602、603の穴を通
して、筐体の取り付け部にネジで取り付けることができ
るようになっている。この場合、基板600の傾きを調
整できるように、舌片602、603の下側にはコイル
スプリングがネジと同軸的に配置されている。
【0037】図7には、上述した基板600と、永久磁
石などを組合わせた状態を示している。以下、ユニット
の全体をレンズ駆動ユニット900と称することにす
る。さらに、図8には、ヘッド装置がヘッド筐体に収納
されて、再生装置に取り付けられた状態を示している。
ヘッド筐体701は、再生装置の外装筐体内部の角部の
近傍とスピンドル(ディスク回転駆動部)近傍との間
で、かつ搭載されたディスクの情報記録面に対物レンズ
を対向させて対向してラジアル方向に沿って往復移動自
在に案内される。
【0038】図8では、ヘッド装置の移動位置をわかり
易くするために、2つを示しているいるが実際は1つの
装置である。ヘッド筐体701は、シャフト811、8
12により平行移動するように支持されている。レンズ
駆動ユニット900のレンズホルダ101の下部にレー
ザ光が導かれ、反射ミラーあるいはプリズムにより、レ
ンズホルダの対物レンズの光軸に導かれる。
【0039】図9には、上記した対物レンズに導かれる
光学路の例を示している。611は半導体レーザ光(波
長650nm)を出力する第1の光源である。この第1
の光源611から出力されたレーザ光は、焦点誤差検出
素子612を直進透過して進み、ビームスプリッタ61
3を直進透過し、プリズム(或いはミラー)615によ
り方向を変換されて、ダイクロイックフィルタ619、
対物レンズ620を通り、光ディスクの情報記録面にビ
ームスポットを形成する。また光ディスクの情報記録面
から反射された反射光は、対物レンズ620、ダイクロ
イックフィルタ619、プリズム615の復路を通り、
ビームスプリッタ613に入射する。このビームスプリ
ッタ613は、逆行してきた復路の反射光を、それぞれ
を射出した第1、第2の光源611、621側へ導くも
のである。したがって第1の光源611が使用されてい
るときは、ビームスプリッタ613は反射光を焦点誤差
検出素子612側に導く。焦点誤差検出素子612は、
復路の光を回析し、光検出器PD1に導くためのもので
ある。即ち、焦点誤差検出素子はホログラムによる回析
効果を利用したもので、入射光を偏光方向に応じて直進
させたり屈折させたりすることができる。
【0040】次に、第2の光源621側について説明す
る。また、ビームスプリッタ613は、第2の光源62
1が使用されているときは、反射光をコリメートレンズ
623を介して、焦点誤差検出素子622側に導く。焦
点誤差検出器622は、ビームスプリッタ613側から
逆行してきた復路の光を回析し、光検出器PD2に導く
ためのものである。なお、コリメートレンズ623は、
往路の拡散光であるレーザ光を平行光に変換する特性を
有する。
【0041】光の往路においては、コリメートレンズ6
23から出射した光は、ビームスプリッタ613により
方向変換され、プリズム(或いはミラー)615により
立ち上げられて、ダイクロイックフィルタ619、対物
レンズ102を通り、光ディスクの情報記録面にビーム
スポットを形成する。
【0042】上記の第1の光源611と光検出器PD1
は、ユニットU1として一体化されている。また第2の
光源621と光検出器PD2もユニットU2として一体
化されている。これにより小形化に寄与するように工夫
されている。
【0043】また対物レンズ620に近接してダイクロ
イックフィルタ619が設けられているが、このフィル
タ619は開口数(CDの場合小、DVDの場合大とな
る)の制限ができるようになっている。ダイクロイック
フィルタ619は、フォーカスサーボやトラッキングサ
ーボに伴い対物レンズ616と一体的になって物理的な
位置を変移する。
【0044】つまり、対物レンズ620は、前述したよ
うにフォーカス制御用コイル及びトラッキング制御用コ
イルに各サーボ回路から制御信号が供給されることによ
り、図示矢印Trで示すトラッキング方向、矢印Foで
示すフォーカス方向へ物理的に位置制御される。
【0045】図10には、磁石501、502と、30
1a,301b(以下、301と略記する)と、コイル
200の原理的な関係の一例を示している。斜線を付し
た領域が、コイルに及ぼす磁界の領域である。磁石30
1とコイル200の磁場の領域の長さを図に示すように
L,磁石501、502とコイル200の間の磁場の領
域の長さをL1,L2とする。また、黒丸の位置は、そ
れぞれ磁石301によるコイル200に対するフォーカ
ス方向の力の中心であり、磁石501と、磁石502の
コイル200に対するフォーカス方向の力の中心であ
る。ここで、図10(A)の状態から、図10(B)に
示すような状態にコイル200がシフトしたとする。こ
の時のシフト距離をdとする。
【0046】すると、磁石301のコイル200に対す
る作用点は、コイルの中点軸0からdだけずれることに
なる。この結果、コイル200には、MAと言うモーメ
ントが生じる。また、MBは、磁石501、および50
2とその対向するコイル200の一部分によって発生す
るモーメントである。
【0047】 MA=F3*d、MB=F2*a2’−F1*a1’ F1,F2,F3は、それぞれフォーカス方向の力が作
用する作用点の力である。また F1=Bi[(L/2)+d] F2=Bi[(L/2)−d] F3=F=BiL ただしBiは磁束密度と表すこと
ができる。上記の式からMBの一般解を求めると、 MB=Bid[(Lk/2)−2a]、ただしkは、係
数またMAの一般解を求めると、MA=BiLdとな
る。MA,MBは、互いに逆方向の回転力である。ここ
でM=MA+MBを求めると、 M=Bid[{1+(k/2)}L−2a]となる。・
M=0であれば、両方の回転方向の力が同じでバランス
することになるから、M=0の条件を求めると、{1+
(k/2)}L=2aとなれば良い。
【0048】一例として、k=1,L=10mmとする
と、a=7.5mmとなる。上記した実施の形態は、永
久磁石が固定であり、コイルが可動するタイプのヘッド
装置であった。しかしこの発明は、このような実施の形
態に限定されるものではない。
【0049】図11はこの発明の他の実施の形態であ
る。即ち、X軸方向へ長いアーム部材1000の中間位
置には、Y軸方向の前方へ突出してレンズホルダ100
1が一体に形成されており、Z軸方向へ光軸を合わせた
対物レンズを保持することができる。このアーム部材1
000の左右の前方側には、それぞれ永久磁石101
1、1012が取り付けられている。さらにこのアーム
部材1000の後方の中間部にも、永久磁石1013が
取り付けられる。そして、アーム部材1000は、両端
部が梁107、108の自由端により支持されており、
Z軸方向及びX軸方向へ移動することができる。
【0050】そして、各永久磁石1011、1012、
1013に対しては、間隔をおいてコイル及びヨーク部
品1021、1022、1023が対向させられてい
る。これらのコイル及びヨーク部品1021、102
2、1023は、固定位置に取り付けられている。それ
ぞれのコイル及びヨーク部品は、コイル中心部にヨーク
を有し、その回りにフォーカス用のコイルが巻回され、
さらにこのコイルの上にトラッキング用のコイルが巻回
されている。図11(A)には全体的な斜視図を示し、
図11(B)には、アーム部材1000を取り出して示
している。
【0051】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
動的にチルト補正が可能であり、データ読み取りの信頼
性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態を示す図。
【図2】 図1の装置の動作を説明するために示した
図。
【図3】 この発明の他の実施の形態を示す図。
【図4】 この発明のさらに他の実施の形態を示す図。
【図5】 この発明のまた他の実施の形態を示す図。
【図6】 図5に示す装置に好適な基板を示す図。
【図7】 図6の基板の使用状態を示す図。
【図8】 この発明のヘッド装置に使用例を示す図。
【図9】 この発明のヘッド装置の光学系の説明図。
【図10】この発明の装置の動作原理図を示す説明図。
【図11】この発明の他の実施の形態を示す図。
【符号の説明】
101…レンズホルダ 102、400、500…アーム部材 107、108…支持梁手段 109…固定部材 200…フォーカスコイル 221、222…トラッキングコイル 300…ヨーク 301、303、304…永久磁石。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラッキング制御方向(X軸方向)に駆
    動されるレンズホルダを有し、前記レンズホルダに設け
    られるレンズの光軸方向を前記トラッキング制御方向と
    直交するフォーカス制御方向(Z軸方向)に設定可能な
    アーム部材と、 前記アーム部材に取り付けられ、前記X軸方向に細長な
    ロ字状に形成され、その開口を前記Z軸方向に向けて形
    成されるメインフォーカスコイル手段と、 前記開口の内部に配置されるメインヨークと、 前記メインフォーカスコイル手段の一部を挟んで前記メ
    インヨークと対向した位置に配置されたメイン磁石と、 前記アーム部材の前記X軸方向の移動端側にアーム部材
    と間隔をおいて配置され、前記アーム部材の前記X軸方
    向移動距離に応じて、前記アーム部材の傾きを補正する
    補正力を作用させる第1及び第2の補正磁石手段とを具
    備したことを特徴とする光ヘッド装置。
  2. 【請求項2】 前記第1と第2の補正磁石手段は、前記
    アーム手段の長手延長方向に、それぞれ設けられた補正
    磁石であることを特徴とする請求項1記載の光ヘッド装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1と第2の補正磁石手段は、それ
    ぞれ前記アーム部材のX軸方向の両端側にそれぞれ設け
    られロ字状に形成された第1と第2のサブフォーカスコ
    イルと、この第1と第2のフォーカスコイルの開口内に
    位置するように設けられた第1と第2のサブヨークと、
    固定位置に設けられ、前記第1と第2のサブフォーカス
    コイルに磁場を作用させる第1と第2の永久磁石とを有
    することを特徴とする請求項1記載の光ヘッド装置。
  4. 【請求項4】 前記アーム部材のフォーカス駆動は、前
    記第1と第2のサブフォーカスコイルによる第1、第2
    の駆動点と、前記メインフォーカスコイル手段による第
    3の駆動点とによる3点駆動であり、トラッキング制御
    オフ状態では、前記アーム部材とこれに設けられる部材
    の総合的な重量の重心が、上記3点を頂点とする三角形
    の幾何学的な重心位置に設定されていることを特徴とす
    る請求項3記載の光ヘッド装置。
  5. 【請求項5】 前記アーム部材の両端側にはそれぞれト
    ラッキング制御用の第1のトラッキングコイルと第2の
    トラッキングコイルが設けられていることを特徴とする
    請求項1記載の光ヘッド装置。
  6. 【請求項6】 前記メイン磁石は、前記アーム部材のX
    軸方向両側に配置されるもので、第1と第2のメイン磁
    石に分割して設けられていることを特徴とする請求項7
    記載の光ヘッド装置。
  7. 【請求項7】 前記第1と第2の補正磁石手段は、前記
    アーム部材の両端側にそれぞれアーム部材に沿って配置
    された第1と第2の永久磁石と、L字形に形成され、そ
    の屈曲角部が前記第1と第2の永久磁石に当接された第
    1と第2のL字形ヨークとを具備し、この第1と第2の
    L字形ヨークの一片は前記Y軸方向へ延在したことを特
    徴とする請求項6記載の光ヘッド装置。
  8. 【請求項8】 前記メインヨークを起立させて有すると
    共に、前記第1、第2のL形ヨークも一体に有した基板
    であり、前記第1と第2のトラッキングコイルの下部に
    対応する位置には、それぞれ開口を形成し、前記第1、
    第2のL形ヨークからの磁気が前記第1と第2のトラッ
    キングコイルに効果的に作用するようにしたことを特徴
    とする請求項8記載の光ヘッド装置。
  9. 【請求項9】前記アーム部材にはバランサが設けられて
    いることを特徴とする請求項1記載の光ヘッド装置。
  10. 【請求項10】 トラッキング制御方向(X軸方向)に
    駆動されるレンズホルダを有し、前記レンズホルダに設
    けられるレンズの光軸方向を前記トラッキング制御方向
    と直交するフォーカス制御方向(Z軸方向)に設定可能
    なアーム部材と、 前記アーム部材の中間部に取り付けられた第1の永久磁
    石と、 前記アーム部材のX軸方向両端部側にそれぞれ取り付け
    られた第2、第3の永久磁石と、 前記第1の永久磁石に対向して固定配置され、ヨークに
    フォーカスコイル及びトラッキングコイルを巻回した第
    1のヨーク及びコイル手段と、 前記第2の永久磁石に対向して固定配置され、ヨークに
    フォーカスコイル及びトラッキングコイルを巻回した第
    2のヨーク及びコイル手段と、 前記第3の永久磁石に対向して固定配置され、ヨークに
    フォーカスコイル及びトラッキングコイルを巻回した第
    3のヨーク及びコイル手段とを具備したことを特徴とす
    る光ヘッド装置。
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