JPH10302201A - 射出成形によって情報担体を製造するための装置 - Google Patents

射出成形によって情報担体を製造するための装置

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JPH10302201A
JPH10302201A JP10098830A JP9883098A JPH10302201A JP H10302201 A JPH10302201 A JP H10302201A JP 10098830 A JP10098830 A JP 10098830A JP 9883098 A JP9883098 A JP 9883098A JP H10302201 A JPH10302201 A JP H10302201A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円盤状の情報担体を製造する射出成形機に付
加され、簡単に所望の心出しができ、インサートプレー
トと金型端壁との間の摩擦を本質的に防止できる補助装
置を提供する。 【解決手段】 射出成型機2は、閉位置で金型キャビテ
ィ10を区切る2つの金型部分4,5からなる。情報担体上
に記録されるべき情報が表面に与えられたインサートプ
レート13は、金型キャビティ10の端壁12に接して装着で
きる。インサートプレート13は、供給ホルダ15に収容さ
れ、機械的手段20,21,23により端壁12に接離するように
運ばれる。インサートプレート13の機械的手段による位
置決めは、各インサートプレート13が、凸状態にされ、
その中心域を端壁12に装着した後、凸状態が安定な位置
決めのために除去されて平坦な状態になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術】コンパクトディスク,ビデオ・ロング・プ
レイヤ(VLP),NOD,記録可能なディスクなどの光情
報担体等を製造するために、金型キャビティを有する射
出成形機が用いられ、上記金型キャビティ内には、情報
担体に記録されるべき機械的な情報がネガの形で与えら
れなければならない。関連する情報を記録する情報構成
要素は、例えば金型の一部として,あるいはインサート
プレートまたはいわゆる「スタンパ」として具体化する
ことができる。スタンパは、一般にニッケルで具体化さ
れ、その能動面上に、情報がそれ自体は公知の手段によ
って予め配置される。関連する情報は、一般にディジタ
ル形で、凹または凸の部分および平坦で非処理の部分の
交番からなる。情報は、一般に情報担体上に螺旋状のト
ラックで記録される。
【0002】所定の数の情報担体を製造するためにイン
サートプレートが用いられると、製造された情報担体の
品質が劣化するので、問題の情報構成要素は取り替えら
れなければならない。かくて、所望の情報担体が製造さ
れ,あるいは設定された品質基準内の許容できる最大数
の情報担体が製造されると、インサートプレートは取り
替えられなければならない。
【0003】インサートプレートが取り替えられると
き、このインサートプレートが金型キャビティの関連す
る壁上に正確に心合わせされることが保証されなければ
ならない。この心合わせが設定された要求に全く一致し
ていないことが判れば、予め必要とされる正確な心合わ
せが実現されるまで、インサートプレートをずらさなけ
ればならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、イン
サートプレートを金型壁に対して移動させる際に、イン
サートプレートと金型壁との間に比較的大きい摩擦力が
生じるのを本質的に防止するように上記心合わせができ
るような構成を提供することである。この構成によっ
て、心合わせは、より容易に行なうことができ、加えて
金型壁および/またはインサートプレートの損傷の危険
が防がれる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的のため、本発明
は、円盤状の情報担体を製造する射出成形機に付加すべ
く企図された補助装置を提供し、この補助装置は、上記
射出成型機が、相互に移動しうる少なくとも2つの金型
部分であって、第1の相対位置で、製造される上記情報
担体の形状に形状が合致し,内部に加熱されたプラスチ
ックが流入する金型キャビティを区切るとともに、第2
の相対位置で、上記金型キャビティに近づきうるように
互いに間隔をおいて位置する金型部分を有する金型と、
上記情報担体上に記録されるべき情報が表面に与えられ
るインサートプレートを上記金型キャビティの端壁に装
着するために、成形された情報担体が取り出されると
き、インサートプレートが上記金型キャビティに対して
定位置に留まるように上記インサートプレートを所望の
位置に保持する第1の保持手段とを備え、上記補助装置
が、少なくとも1つのインサートプレートを収容できる
供給ホルダと、連続するインサートプレートを上記供給
ホルダと上記金型の間で輸送するとともに、連続する中
心穴をもつ複数の連続するインサートプレートを軸方向
に上記端壁に接離するように移動させるように適合せし
められたヘッドであって、インサートプレートの連続す
る中心穴を用いることによってインサートプレートを上
記端壁に対して正確な位置に配置する心出し手段をもつ
ヘッドを有する輸送手段とを備え、上記ヘッドが、イン
サートプレートに周縁域で嵌合する第2の保持手段と、
上記インサートプレートの中心域を反作用で押圧して、
このインサートプレートを凸状にして,上記中心域で上
記端壁に最初に当接せしめる弾性的に圧縮できる押圧手
段と、上記射出成型機に接続され,あるいは接続できる
制御手段であって、上記輸送手段を制御し、 インサー
トプレートを上記金型に出し入れするように運ぶべく、
金型部分の上記第2の相対位置においてのみ上記輸送手
段を解放し、 インサートプレートの上記中心域が最初
に上記端壁に接触し、続く軸方向移動によって上記イン
サートプレート全体が上記端壁に実質的に押し付けら
れ、続いて第1の保持手段が上記インサートプレートに
大きな力を働かせて、上記ヘッドの軸方向後方への移動
の際に,上記第1保持手段によって上記インサートプレ
ートが上記端壁に保持されるように上記第1および第2
の保持手段を制御する制御手段とを備えている。
【0006】インサートプレートに起こり得る損傷を完
全に防止しつつ非常に信頼できる心合わせを保証するた
めに、補助装置は、心出し手段が、例えば外方に向かっ
てテーパを付けた先の尖っていないピンによって有利に
具体化されることができる。
【0007】上記保持手段は、例えば磁石形または吸引
に基づくものにできる。
【0008】好ましい実施の形態は、押圧手段がばねで
付勢されるリングという特別な形態をもつ。
【0009】この変形例は、上記リングが傾斜できると
いう特別の形態をもつのが好ましい。この傾斜可能性
は、付加的な運動の自由度である。交換工具を、例えば
運動速度のために金型キャビティの関連する壁と完全に
平行に方向づけられない場合、正確な位置決め,および
インサートプレートの金型キャビティの関連壁への所望
の押し付けは、好ましくはプラスチックリングの(僅か
な)傾斜による圧縮の結果としてそれにも拘わらず保証
され、正確な心出しも保証される。
【0010】好ましい実施の形態は、上記リングがイン
サートプレートの連続する中心穴の隣接域のみに嵌合す
るという特別の形態を有する。本発明によれば、こうし
て内側域の正確な心出しがまず行なわれ、続いてさらに
外側に位置する域の押圧が行なわれる。インサートプレ
ートの凸形状を取り去り、インサートプレートを金型キ
ャビティの壁に強制保持することによって、最終的な位
置決めが得られる。
【0011】後述する変形例の特別な具体例は、上記嵌
合域の半径方向の大きさが最大で3mmであるという特別
な形態を有する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
により詳細に説明する。図1は、円盤状の情報担体を製
造するための射出成型機2に付加される補助装置1を示
している。
【0013】上記射出成型機は、互いに移動できる2つ
の金型部分4,5をもつ金型3からなる。金型部分5
は、レバー機構6と油圧シリンダ7によって往復駆動さ
れることができ、案内は、便宜上総て番号8で示され,
四角形状に配置された4つの案内ロッドもよって行なわ
れる。比較的に固定された金型部分4は、可塑化ユニッ
トのノズル9に接続できる。
【0014】第1の閉の相対位置で、金型部分4,5
は、製造されるべき情報担体に形状が合致している金型
キャビティ10を区切る。金型キャビティ10には、可
塑化されたプラスチックのためのフィード11が流れ込
んでいる。第2の開の相対位置で、金型部分4,5は、
この相対位置では本質的に存在しない金型キャビティ1
0に接近することができるように互いに隔たって位置す
る。この開位置は、図1に示される。
【0015】射出成型機2は、情報構成要素を所望の位
置に保持するための位置決め手段をさらに備え、上記情
報構成要素は、この場合,金型キャビティ10の端壁1
2に接して置かれるプレートまたはスタンパであり、そ
の上に情報担体に記録するための情報がネガの形で与え
られるとともに、成形された情報担体を除去する間,金
型キャビティ10に対して定位置に留まる。スタンパ1
3を定位置に保持するために、本実施の形態では、スタ
ンパを負圧で定位置に保持する端壁12に設けられた数
個の穴14が用いられる。
【0016】補助装置1は、供給ホルダの役割を果たす
数個の供給ホルダ15を備え、この中の分離した区画室
に数枚のスタンパ13が収容できるようになっている。
輸送装置16は、供給ホルダ15と金型4,5の間で連
続するスタンパを輸送するのに役立つ。
【0017】個々の区画室17は、シリンダユニット1
9によって蓋部材18をスライドさせることによって近
づきうるようになっている。
【0018】輸送装置16は、一端に3つの吸引カップ
21が設けられたアーム20を備える。これらの吸引カ
ップを用いて、スタンパ13を掴んで、区画室17から
取り出し、アーム20を矢印22の如く揺動させること
により金型4,5の方向へ輸送することができる。図1
に示すように、アーム20は案内ロッド8を通過するこ
とができない。この点に関して、アーム20は、その上
昇位置でシリンダユニット23を作動させて引っ込ませ
られ、更に揺動して案内ロッド8を通過できるようにな
っている。この例では水平である関連する位置に到達し
た後、アームは、再び伸張してスタンパ13を端壁12
上に装着でき、ここで空気圧源を負圧で作動させること
によって、スタンパが穴14を介して端壁12にしっか
りと吸引される。
【0019】上述と逆の移動も可能であることは明らか
であろう。
【0020】図1は、種々の構成要素を機能的にタイミ
ングを合わせて互いに適合させるための制御手段を示し
ていないことに留意すべきである。
【0021】種々の区画室17は、中央処理装置の制御
下で所望の位置に配置でき、この中央処理装置は、制御
プログラムを含んでいて、金型4,5から取り出された
スタンパ13を、空の,所望ならば予め選択された区画
室17に装着でき、あるいは選択された区画室17を、
この区画室17内にあるスタンパ13を金型4,5へ輸
送すべく関連する除去位置に載置できるようになってい
る。
【0022】小さい正圧の空気圧源によって、僅かに正
圧の空気をフィード27を経て供給ホルダ15内に吹き
込むことができる。この空気は、予め塵のない状態にさ
れる。この構成は、供給ホルダ15内にあるスタンパ1
3を可能な限り塵のない状態で蓄えることを保証する。
【0023】図2は、環状供給ホルダ25からなる補助
装置24の変形例を示している。
【0024】上記供給ホルダは、フィード28を経て僅
かに正圧の塵のない空気を受け取る静止供給ハウジング
26を備える。供給ホルダ25の内部は、中央拡大部3
0をもつスロット状の開口29を介して近づくことがで
き、上記中央拡大部を経て、輸送アーム31を用いてス
タンパ13を輸送することができる。この点について
は、図3で後述する検討を参照されたい。
【0025】キャリアターンテーブル32が、静止供給
ホルダ26に搭載されている。ターンテーブル32は、
モータ33によって回転されることができ、スロット2
9,30に対するターンテーブル32の角度位置を検出
する手段があり、ターンテーブルの所望の位置はスロッ
ト状の穴29,30の位置に合致している。入力部35
をもつ中央処理装置34は、補助装置24を制御し、互
いに協働する種々の構成要素を同期させる。CPU34
は、金型4,5の開,閉位置に関するデータをデータ入力
部36を経て受ける。
【0026】図3は、アーム31が部品をなす輸送装置
37によって、スタンパ13がどのように移動されうる
かを示している。
【0027】キャリジ38は、アーム31に沿って走行
できる。キャリジ38は、図1に示すような吸引カップ
21を載せており、この吸引カップは、吸引ライン39
を経て負圧にある図示しない空気圧源に接続される。ロ
ーラ40によって、キャリジはアーム31に沿って移動
でき、このアームは、この目的のため図3に明確に示す
ように片側に開いた型材の梁として具体化されている。
無端紐41が、輸送のためにキャリジ38に繋がれてい
る。この無端紐は、モータ44によって駆動される駆動
ローラ43および反転ローラ42に巻き付けられてい
る。かくて、キャリジ38は、アーム31に沿って往復
動作できる。アーム自体は、歯車46で駆動されるラッ
ク45によって往復動作でき、上記歯車は、今度はモー
タ47に連結されている。
【0028】モータ44,47を適切に制御し、吸引カ
ップ21を制御する負圧手段を適合して作動させること
によって、スタンパは、供給ホルダ25から出て金型
4,5へ、およびこれと逆に移動することができる。
【0029】図4は、他の形の補助装置48が付加され
た射出成型機2を示している。この例では、キャリジ4
9は、モータ50によって金型4,5の移動性に関連し
て長手方向に分割的に移動できる。キャリジ49は、2
つの能動端域52,53をもつ曲がりアーム51を搭載
しており、上記各能動端域は、作動できる吸引カップを
もって具体化されている。ヘッド52,53は、モータ
50で定義される旋回軸に関して同じ半径位置に配置さ
れる。この構造は、スタンパの取り上げを含む能動端域
52,53の自由な運動性を保証し、案内ロッド8の存
在による妨害に遭遇することはない。この実施の形態で
は、キャリジ49は、金型4,5の開位置に対応する実
線で示した位置から、スタンパ13がマガジン54に出
し入れできる破線で示した位置へ移動することができ
る。
【0030】2つのヘッドの使用は、スタンパを取り出
す単一の作業操作で次のスタンパを装着できて、相当の
時間が節約できるという利点を有する。
【0031】図5は、スタンパ13が端壁12にどのよ
うに装着できるかを示している。この例では、中心の心
出し・位置決めピン54の形の機械的保持手段が用いら
れ、上記心出し・位置決めピンは、スタンパ13の中心
穴に挿入され、かつ端壁12の位置決め穴55に嵌合さ
れうる。溝56は、位置決めピン54をプロセス位置に
保持する役割を果たす。ピン54は、その端部に小さい
拡大部を有し、この拡大部は、スタンパを安定して固定
するに十分な半径および軸方向の寸法をもつが、成形さ
れた最終製品に最小の痕跡しか残さない。この点に関
し、保持縁57は、明瞭化のため,実際の寸法に比して
誇張して描かれている。
【0032】図6は、図4の原理と同じ原理の構造を示
している。ヘッド61,62は、図示しない駆動部によ
って旋回されうるアーム63に搭載されている。旋回中
心は、番号64で示される。破線は、アームがヘッドと
一緒に、ヘッドが金型65の領域でなく,水平面内で回
転しうる供給ホルダ66の領域に有る位置へ旋回しうる
ことを示している。破線で示した位置において、アーム
は番号63'で,ヘッドは番号61',62'で夫々示され
る。
【0033】この実施の形態では、制御手段は、手によ
るスタンパの出し入れを可能にすべく、供給ホルダ(6
1',62')から金型(61,62)の間の経路中で一時的
にヘッドを停止できるようにアーム63を旋回させるこ
とによって、ヘッド61,62を制御するよう適合させ
ることができる。
【0034】供給ホルダ66は、インサートプレートを
収容する位置決め構成67が、主として接線方向の位置
にあるように具体化されていることに留意すべきであ
る。
【0035】図7は、ヘッド61,62を示している。
インサートプレート68は、吸引カップ69で支持され
ている。インサートプレート68は、先の尖っていない
テーパ状の心出しピン71が通り抜けて延びる中心穴7
0を有し、上記心出しピンは、金型壁73に開口する穴
72と協働する。
【0036】吸引カップ69は、接続部74を介して制
御できる負圧の空気圧源に接続されている。ベローズ7
5は、心出しピン77およびスリーブ78と協働する各
圧縮ばね76を覆っている。番号79で示す導管系を介
して接続される制御できる負圧の空気圧源によって、ベ
ローズ75は負圧を受けることができ、これによりベロ
ーズが有効に短縮し、その結果、枠81に対するキャリ
アプレート80の移動が生じる。ばね系82は、心出し
ピン71を枠81に対して付勢する。
【0037】図示した以外の,例えば電子回路および適
切な制御手段を付加したセンサなどの心出し手段も可能
であることに留意すべきである。
【0038】以下に検討される図8,9において、例え
ば図7に対応する諸機能要素には、図7と同じ参照番号
を付している。それ故、その説明はここでは省略する。
【0039】図8,9の構造は、さほど重要でない幾つ
かの点において図7に示された構造と相違する。しか
し、このことは本発明の理解に何ら重要ではない。
【0040】本発明に本質的に重要なのは、ヘッド101
に中心のプラスチックリング102が存在することで、環
状の中央域103をもつ上記プラスチックリングは、押圧
の際にインサートプレート68の中心穴70の縁域と協
働する。プラスチックリング102は、圧縮コイルばね104
の環によってキャリアプレート80に対してばねで付勢
されるので、インサートプレート68は、図8に示すよ
うにリング102によって金型壁73の方向に押圧されう
る一方、能動的な吸引カップ69の環は、インサートプ
レート68の周辺域を保持する。これによって、金型壁
73に向いた図示の凸形状が結果として生じる。吸引カ
ップ69の作用は、矢印105で象徴的に示され、この矢
印は、接続部74を介する図示しない吸引ポンプの作用
を示している。
【0041】矢印106は、インサートプレート68と一
緒のヘッド101の金型壁73の方向への動きを示してい
る。
【0042】図7を参照して先が尖っていないテーパ状
の心出しピン71の作用については、既に説明したが、
この心出しピンは、金型壁73の中間の中心穴72と協
働することができる。インサートプレート68が図示の
凸形状で正確に心出しされた後、ヘッド101およびこれ
に伴うキャリアプレート80の更なる移動が起こり、圧
縮ばね104の圧縮が増加するに伴って、インサートプレ
ート68の更なる徐々の押圧が、キャリアプレート80
の中間域から更に外側に位置する域によって行なわれ
る。インサートプレート68が金型壁73に接して完全
かつ平坦に押し付けられると、吸引カップ69の作動が
終了し、この状態が図9に図示しない矢印105で示され
る。この状態で、ヘッド101とキャリアプレート80
は、矢印107にしたがって引っ込めることができること
が保証される。しかし、これに先立って、インサートプ
レート68が平坦な金型壁73に対して固定されたまま
であることが保証されなければならない。リングの一般
形状,穴の環状構造または媒体透過性の他の域をもつ溝1
08が、この目的のために金型壁73に存在する。この透
過性の域は、図示しない吸引ポンプに接続された吸引ラ
イン109に接続される。関連する吸引ポンプは、図8の
状態で非作動である一方、図9の状態で作動であり、こ
れは矢印110で象徴的に示されている。透過性の域108を
介して、随伴する吸引作用により吸引力がインサートプ
レート68に働き、これによりインサートプレートは壁
73に接して非常に強固に押し付けられる。この押し付
けが吸引ポンプの作動によって保証されるや否や、ヘッ
ド101は、矢印107にしたがって引っ込めることができ、
金型は上述の如く閉じることができ、射出成形により情
報担体の製造を開始することができる。
【0043】金型壁73に接してインサートプレート6
8を保持する上記構成が、例えば吸引域や他の半径域を
含みうるという事実に留意すべきである。
【0044】これと択一的に、磁性形のインサートプレ
ートを電磁的手段によって定位置に保持することもでき
る。
【0045】図8,9に示された本発明による構造は、
インサートプレートが金型壁に装着されたとき、心出し
が、正確な心出しを行なうのに大きな摩擦力を要するこ
となく、非常に簡単かつ確実に行ないうることを保証す
る。加えて、ヘッド101は、望むなら,比較的大きい押圧
力がインサートプレート68の中心域と周辺域の双方に
働きうるように具体化される。完全には平坦でないイン
サートプレートも、これによって非常に平坦に金型壁に
押し付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 1つのヘッドをもつ補助装置を有し、供給ホ
ルダが直線状に移動できる射出成型機の一部破断斜視図
である。
【図2】 供給ホルダが回転できる補助装置と金型の部
分的にブロック図を含む一部破断斜視図である。
【図3】 図2のIII部分の一部破断詳細拡大斜視図で
ある。
【図4】 変形例の部分斜視図である。
【図5】 機械的位置決め手段をもつ射出成型機の部分
斜視図である。
【図6】 好ましい実施の形態の部分詳細斜視図であ
る。
【図7】 図6のヘッドの一部側面,一部縦断面図であ
る。
【図8】 本発明によるヘッドの図7の実施の形態に対
応する図である。
【図9】 インサートプレートが装着され,ヘッドがま
さに引っ込み動作しようとする図8に対応する図であ
る。
【符号の説明】
1,24,48…補助装置、2…射出成型機、3…金型、
4,5…金型部分、8…案内ロッド、9…ノズル、10
…金型キャビティ、11,28…フィード、12…端
壁、13…スタンパ、14…穴、15…供給ホルダ、2
0…アーム、21…吸引カップ、23…シリンダユニッ
ト、25…環状供給ホルダ、26…静止供給ホルダ、2
9…スロット状開口、31…輸送アーム、32…キャリ
アターンテーブル、33…モータ、34…中央処理装
置、35…入力部、36…データ入力部、37…輸送装
置、38…キャリッジ、40…ローラ、41…無端紐、
42…反転ローラ、43…駆動ローラ、44,47…モ
ータ、45…ラック、46…歯車、49…キャリッジ、
50…モータ、51…曲がりアーム、52,53…能動
端域(ヘッド)、54…心出し位置決めピン、55…位置
決め穴、56…溝、57…保持縁、61,62…ヘッ
ド、63…アーム、64…旋回中心、65…金型、66
…供給ホルダ、67…位置決め具、68…インサートプ
レート、69…吸引カップ、70…中心穴、71…心出
しピン、72…穴、73…金型壁、74…接続部、75
…ベローズ、76…圧縮ばね、77…心出しピン、78
…スリーブ、79…導管系、80…キャリアプレート、
81…枠、82…ばね系、101…ヘッド、102…中心のプ
ラスチックリング、103…環状中央域、104…圧縮コイル
ばね、108…溝、109…吸引ライン。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円盤状の情報担体を製造する射出成形機
    に付加すべく企図された補助装置であって、 上記射出成型機は、 相互に移動しうる少なくとも2つの金型部分であって、
    第1の相対位置で、製造される上記情報担体の形状に形
    状が合致し,内部に加熱されたプラスチックが流入する
    金型キャビティを区切るとともに、第2の相対位置で、
    上記金型キャビティに近づきうるように互いに間隔をお
    いて位置する金型部分を有する金型と、 上記情報担体上に記録されるべき情報が表面に与えられ
    るインサートプレートを上記金型キャビティの端壁に装
    着するために、成形された情報担体が取り出されると
    き、インサートプレートが上記金型キャビティに対して
    定位置に留まるように上記インサートプレートを所望の
    位置に保持する第1の保持手段とを備え、 上記補助装置は、 少なくとも1つのインサートプレートを収容できる供給
    ホルダと、連続するインサートプレートを上記供給ホル
    ダと上記金型の間で輸送するとともに、連続する中心穴
    をもつ複数の連続するインサートプレートを軸方向に上
    記端壁に接離するように移動させるように適合せしめら
    れたヘッドであって、インサートプレートの連続する中
    心穴を用いることによってインサートプレートを上記端
    壁に対して正確な位置に配置する心出し手段をもつヘッ
    ドを有する輸送手段とを備え、 上記ヘッドは、 インサートプレートに周縁域で嵌合する第2の保持手段
    と、 上記インサートプレートの中心域を反作用で押圧して、
    このインサートプレートを凸状にして,上記中心域で上
    記端壁に最初に当接せしめる弾性的に圧縮できる押圧手
    段と、 上記射出成型機に接続され,あるいは接続できる制御手
    段であって、上記輸送手段を制御し、 インサートプレ
    ートを上記金型に出し入れするように運ぶべく、金型部
    分の上記第2の相対位置においてのみ上記輸送手段を解
    放し、 インサートプレートの上記中心域が最初に上記
    端壁に接触し、続く軸方向移動によって上記インサート
    プレート全体が上記端壁に実質的に押し付けられ、続い
    て第1の保持手段が上記インサートプレートに大きな力
    を働かせて、上記ヘッドの軸方向後方への移動の際に,
    上記第1保持手段によって上記インサートプレートが上
    記端壁に保持されるように上記第1および第2の保持手
    段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする補助
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の補助装置において、上
    記心出し手段は、ピンを備えることを特徴とする補助装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の補助装置において、上
    記ピンは、外方へ向けてテーパがつけられていることを
    特徴とする補助装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の補助装置において、上
    記ピンは、先端部が尖っていないことを特徴とする補助
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の補助装置において、上
    記保持手段は、磁気形であることを特徴とする補助装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の補助装置において、上
    記保持手段は、吸引に基づくことを特徴とする補助装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の補助装置において、上
    記押圧手段は、ばねで付勢されるリングであることを特
    徴とする補助装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の補助装置において、上
    記リングは、傾斜できることを特徴とする補助装置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の補助装置において、上
    記リングは、プラスチックからなることを特徴とする補
    助装置。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の補助装置において、
    上記リングは、上記インサートプレートの連続する中心
    穴に隣接する域のみに嵌合することを特徴とする補助装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の補助装置におい
    て、上記嵌合域の半径方向の大きさは、最大で3mmであ
    ることを特徴とする補助装置。
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