JPH10302007A - 遠隔手続き支援方法 - Google Patents
遠隔手続き支援方法Info
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- JPH10302007A JPH10302007A JP12502897A JP12502897A JPH10302007A JP H10302007 A JPH10302007 A JP H10302007A JP 12502897 A JP12502897 A JP 12502897A JP 12502897 A JP12502897 A JP 12502897A JP H10302007 A JPH10302007 A JP H10302007A
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】職員に代わって利用者の端末利用状態を監視し
て利用者が支援を必要としている状態を検出し、職員に
よる支援が必要な場合には職員に通知を行って、職員が
特別な操作を行わなくても職員による利用者支援を可能
にする遠隔手続き支援方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】状態監視サーバ112は、利用者状態と各
々の利用者状態時に現れる操作パターンを対応づけた利
用者状態検出用データ124を備えている。利用者から
入力を受け付けると、入力内容を操作ログデータ122
に格納し、更新した操作ログデータ122と利用者状態
検出用データ124の操作パターンとの照合を行う。一
致すれば、対応する利用者状態を職員端末に送信する。
職員端末は、利用者状態と各々の利用者状態時のための
職員端末環境を対応づけた顧客支援環境データ130を
備えている。受信した利用者状態に対応する顧客支援環
境データ130の職員端末環境を読み込み、読み込んだ
データに応じた環境を職員端末に設定する。
て利用者が支援を必要としている状態を検出し、職員に
よる支援が必要な場合には職員に通知を行って、職員が
特別な操作を行わなくても職員による利用者支援を可能
にする遠隔手続き支援方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】状態監視サーバ112は、利用者状態と各
々の利用者状態時に現れる操作パターンを対応づけた利
用者状態検出用データ124を備えている。利用者から
入力を受け付けると、入力内容を操作ログデータ122
に格納し、更新した操作ログデータ122と利用者状態
検出用データ124の操作パターンとの照合を行う。一
致すれば、対応する利用者状態を職員端末に送信する。
職員端末は、利用者状態と各々の利用者状態時のための
職員端末環境を対応づけた顧客支援環境データ130を
備えている。受信した利用者状態に対応する顧客支援環
境データ130の職員端末環境を読み込み、読み込んだ
データに応じた環境を職員端末に設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手続きを行う申込
者とその手続きを受付ける受付側職員とが互いに遠隔地
にいる場合の手続き受付けシステムに関し、特に手続き
の受付け時の申込者を遠隔地の職員が支援する方法に関
する。
者とその手続きを受付ける受付側職員とが互いに遠隔地
にいる場合の手続き受付けシステムに関し、特に手続き
の受付け時の申込者を遠隔地の職員が支援する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】利用者自身が所定の装置を操作して入力
したサービス要求を受付けて、その要求に応じたサービ
ス提供を行うシステムにおいて、利用者の装置利用の行
き詰まりを検出し、利用者の支援を行う職員に通知する
方式として、以下の従来技術がある。
したサービス要求を受付けて、その要求に応じたサービ
ス提供を行うシステムにおいて、利用者の装置利用の行
き詰まりを検出し、利用者の支援を行う職員に通知する
方式として、以下の従来技術がある。
【0003】特開昭62−57063号公報に記載され
ている自動取引装置の監視方式では、利用者の操作誤り
回数をカウントし、その回数が所与の値を超えたら監視
装置に表示を行って係員に通知する。係員は、利用者が
操作している装置のところへ直接出向き、利用者を介添
えして支援を行う。
ている自動取引装置の監視方式では、利用者の操作誤り
回数をカウントし、その回数が所与の値を超えたら監視
装置に表示を行って係員に通知する。係員は、利用者が
操作している装置のところへ直接出向き、利用者を介添
えして支援を行う。
【0004】特開平6−44283号公報に記載されて
いる利用者操作誘導方式では、利用者のキー入力(係員
呼出しキーのようなもの)により支援の必要性を検出
し、利用者側の装置である自動取引装置と職員側の装置
である窓口装置とを連動させ、互いの顔の映像を表示
し、会話やテレポインティングにより遠隔地にいる職員
が利用者に対する操作ガイダンスを行う。テレポインテ
ィングとは、職員側の装置である窓口装置からの指示に
よって利用者側の装置である自動取引装置の画面上にポ
インタ(矢印等)を表示し、これにより操作すべきボタ
ンなどを指示しながら職員が利用者を支援する方式であ
る。
いる利用者操作誘導方式では、利用者のキー入力(係員
呼出しキーのようなもの)により支援の必要性を検出
し、利用者側の装置である自動取引装置と職員側の装置
である窓口装置とを連動させ、互いの顔の映像を表示
し、会話やテレポインティングにより遠隔地にいる職員
が利用者に対する操作ガイダンスを行う。テレポインテ
ィングとは、職員側の装置である窓口装置からの指示に
よって利用者側の装置である自動取引装置の画面上にポ
インタ(矢印等)を表示し、これにより操作すべきボタ
ンなどを指示しながら職員が利用者を支援する方式であ
る。
【0005】これらの方式は、金融等の分野で無人で取
引を受付けるATM(Automated Tellers Machine)な
どに適用されており、操作方法がわからない利用者を職
員が支援することが主目的である。
引を受付けるATM(Automated Tellers Machine)な
どに適用されており、操作方法がわからない利用者を職
員が支援することが主目的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】手続き受付け業務のコ
スト削減と申込者の利便性との両立を図るため、遠隔地
にいる職員による手続き受付けを可能とするシステムが
導入されてきている。このようなシステムでは、手続き
のうち、申込み内容の入力など利用者が一人で行うこと
のできる部分については利用者端末だけで自動的に対応
し、申込者の本人確認など職員が対応する必要がある部
分だけ利用者端末と職員端末とを通信網を介して接続
し、職員が遠隔から対応するようにすることが望まれ
る。これにより、職員は、手続きを受付けている間、一
人の利用者に占有されることがなくなり、一人の職員で
複数の利用者端末に応対することが可能になる。
スト削減と申込者の利便性との両立を図るため、遠隔地
にいる職員による手続き受付けを可能とするシステムが
導入されてきている。このようなシステムでは、手続き
のうち、申込み内容の入力など利用者が一人で行うこと
のできる部分については利用者端末だけで自動的に対応
し、申込者の本人確認など職員が対応する必要がある部
分だけ利用者端末と職員端末とを通信網を介して接続
し、職員が遠隔から対応するようにすることが望まれ
る。これにより、職員は、手続きを受付けている間、一
人の利用者に占有されることがなくなり、一人の職員で
複数の利用者端末に応対することが可能になる。
【0007】しかし一方、手続きのうち利用者の独力操
作に委ねた部分について、利用者が操作方法がわからな
くなったり、手続きの条件の選択について迷ったりし
て、手続きの受付けが滞る可能性が出てくる。操作方法
がわからない場合は、利用者端末に備えたヘルプ機能な
どにより自動的な支援を行うことも可能であるが、手続
き条件の選択に関する説明などは、職員が対応して利用
者の支援を行う必要がある。
作に委ねた部分について、利用者が操作方法がわからな
くなったり、手続きの条件の選択について迷ったりし
て、手続きの受付けが滞る可能性が出てくる。操作方法
がわからない場合は、利用者端末に備えたヘルプ機能な
どにより自動的な支援を行うことも可能であるが、手続
き条件の選択に関する説明などは、職員が対応して利用
者の支援を行う必要がある。
【0008】職員が利用者の支援を行うためには、利用
者が支援を必要としていることを検出する必要がある。
しかし、上述のような手続き受付けシステムでは、職員
が一つの利用者端末での手続き受付けに対応している間
は、他の利用者端末での利用者の状況を職員自らが監視
することは困難である。このため、職員に代わって利用
者状況を監視し、支援の必要性を検出した場合は、それ
を職員に通知する機能が必要である。また、職員による
支援によらなくても対応できる場合には、手続き受付け
業務以外に割かれる職員の負担を軽減するために、職員
には通知せず、端末による自動的な支援機能で対応する
必要がある。
者が支援を必要としていることを検出する必要がある。
しかし、上述のような手続き受付けシステムでは、職員
が一つの利用者端末での手続き受付けに対応している間
は、他の利用者端末での利用者の状況を職員自らが監視
することは困難である。このため、職員に代わって利用
者状況を監視し、支援の必要性を検出した場合は、それ
を職員に通知する機能が必要である。また、職員による
支援によらなくても対応できる場合には、手続き受付け
業務以外に割かれる職員の負担を軽減するために、職員
には通知せず、端末による自動的な支援機能で対応する
必要がある。
【0009】しかし、上述の特開昭62−57063号
公報に記載されている自動取引装置の監視方式は、操作
誤りを検出した場合はすべて職員に通知する方式であっ
て、この方式では職員による支援と端末による支援機能
の使い分けといったことは考慮されていない。また、特
開平6−44283号公報に記載されている顧客操作誘
導方式においても、利用者の支援必要性の検出について
は、利用者自身のキー入力による方法にしか言及してお
らず、上記課題の解決には不十分である。
公報に記載されている自動取引装置の監視方式は、操作
誤りを検出した場合はすべて職員に通知する方式であっ
て、この方式では職員による支援と端末による支援機能
の使い分けといったことは考慮されていない。また、特
開平6−44283号公報に記載されている顧客操作誘
導方式においても、利用者の支援必要性の検出について
は、利用者自身のキー入力による方法にしか言及してお
らず、上記課題の解決には不十分である。
【0010】本発明の目的は、上記課題を解決し、職員
に代わって利用者の端末利用状態を監視して利用者が支
援を必要としている状態を検出し、職員による支援が必
要な場合には職員に通知を行って、職員が特別な操作を
行わなくても職員による利用者支援を可能にする遠隔手
続き支援方法を提供することにある。
に代わって利用者の端末利用状態を監視して利用者が支
援を必要としている状態を検出し、職員による支援が必
要な場合には職員に通知を行って、職員が特別な操作を
行わなくても職員による利用者支援を可能にする遠隔手
続き支援方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、利用者の操作による手続き
要求を受付け、該要求に応じた手続き受付けサービスを
提供する1台以上の利用者端末と、通信網を介して該利
用者端末と接続し、職員の操作により手続き受付け業務
を行う職員端末とを備え、上記利用者端末のみで実行で
きる手続きフェーズでは上記利用者端末で自動的に利用
者に応対し、職員の応対が必要な手続きフェーズでは上
記利用者端末と上記職員端末とを接続して職員が応対す
ることにより手続き受付け業務を行う手続き受付けシス
テムにおける遠隔手続き支援方法であって、上記利用者
端末の状態を監視する状態監視サーバを設けるととも
に、該状態監視サーバは、利用者が行った操作を表す操
作パターンから利用者状態を検出するための利用者状態
検出用データと、各利用者状態時に対応するための支援
機能名の一覧を格納した支援方法選択用データとを備
え、手続き受付けサービスを提供する際には、上記利用
者端末において、利用者の操作入力または無操作状態を
検出し、該検出結果を上記状態監視サーバに送信するス
テップと、上記状態監視サーバにおいて、受信した上記
検出結果を操作ログデータとして格納するステップと、
上記操作ログデータと上記利用者状態検出用データとを
照合することにより、利用者状態を検出するステップ
と、上記支援方法選択用データを参照して、検出した利
用者状態に応じた支援機能を選択するステップと、選択
した支援機能が上記状態監視サーバが備える支援機能で
あれば該支援機能を起動し、職員が応対して支援する支
援機能であれば上記利用者状態を上記職員端末に送信す
るステップと、上記職員端末において、上記利用者状態
を受信し、受信した利用者状態に応じた支援を実行する
ための環境を設定するステップとを備えたことを特徴と
する。
め、請求項1に係る発明は、利用者の操作による手続き
要求を受付け、該要求に応じた手続き受付けサービスを
提供する1台以上の利用者端末と、通信網を介して該利
用者端末と接続し、職員の操作により手続き受付け業務
を行う職員端末とを備え、上記利用者端末のみで実行で
きる手続きフェーズでは上記利用者端末で自動的に利用
者に応対し、職員の応対が必要な手続きフェーズでは上
記利用者端末と上記職員端末とを接続して職員が応対す
ることにより手続き受付け業務を行う手続き受付けシス
テムにおける遠隔手続き支援方法であって、上記利用者
端末の状態を監視する状態監視サーバを設けるととも
に、該状態監視サーバは、利用者が行った操作を表す操
作パターンから利用者状態を検出するための利用者状態
検出用データと、各利用者状態時に対応するための支援
機能名の一覧を格納した支援方法選択用データとを備
え、手続き受付けサービスを提供する際には、上記利用
者端末において、利用者の操作入力または無操作状態を
検出し、該検出結果を上記状態監視サーバに送信するス
テップと、上記状態監視サーバにおいて、受信した上記
検出結果を操作ログデータとして格納するステップと、
上記操作ログデータと上記利用者状態検出用データとを
照合することにより、利用者状態を検出するステップ
と、上記支援方法選択用データを参照して、検出した利
用者状態に応じた支援機能を選択するステップと、選択
した支援機能が上記状態監視サーバが備える支援機能で
あれば該支援機能を起動し、職員が応対して支援する支
援機能であれば上記利用者状態を上記職員端末に送信す
るステップと、上記職員端末において、上記利用者状態
を受信し、受信した利用者状態に応じた支援を実行する
ための環境を設定するステップとを備えたことを特徴と
する。
【0012】請求項2に係る発明は、請求項1におい
て、所定の利用者状態に対応する支援機能として、前記
状態監視サーバが備える支援機能と職員が応対して支援
する支援機能との両方を用意しておき、どの利用者端末
にも応対していない職員端末があれば、該職員端末に前
記利用者状態を送信して職員による支援を行い、すべて
の職員端末が応対中であれば前記状態監視サーバが備え
る支援機能を起動するようにしたことを特徴とする。
て、所定の利用者状態に対応する支援機能として、前記
状態監視サーバが備える支援機能と職員が応対して支援
する支援機能との両方を用意しておき、どの利用者端末
にも応対していない職員端末があれば、該職員端末に前
記利用者状態を送信して職員による支援を行い、すべて
の職員端末が応対中であれば前記状態監視サーバが備え
る支援機能を起動するようにしたことを特徴とする。
【0013】請求項3に係る発明は、請求項1におい
て、前記操作ログデータと前記利用者状態検出用データ
との照合により検出された利用者状態が複数あった場
合、該検出された複数の利用者状態の利用者状態名また
は該複数の利用者状態に応じた複数の支援機能の名称を
前記職員端末に表示して何れかの利用者状態または支援
機能を選択入力を受付け、受付けた利用者状態または支
援機能に対応する環境を、前記職員端末に設定するよう
にしたことを特徴とする。
て、前記操作ログデータと前記利用者状態検出用データ
との照合により検出された利用者状態が複数あった場
合、該検出された複数の利用者状態の利用者状態名また
は該複数の利用者状態に応じた複数の支援機能の名称を
前記職員端末に表示して何れかの利用者状態または支援
機能を選択入力を受付け、受付けた利用者状態または支
援機能に対応する環境を、前記職員端末に設定するよう
にしたことを特徴とする。
【0014】請求項4に係る発明は、請求項1におい
て、前記利用者端末の状態に対応して予め定められた所
定時間を超えて利用者からの操作入力が受け付けられな
いときに無操作状態を検出したものとすることを特徴と
する。
て、前記利用者端末の状態に対応して予め定められた所
定時間を超えて利用者からの操作入力が受け付けられな
いときに無操作状態を検出したものとすることを特徴と
する。
【0015】請求項5に係る発明は、請求項1におい
て、前記利用者端末における利用者の操作入力または無
操作状態の検出では、直前の入力時もしくは直前の無操
作状態検出時から該操作入力までの経過時間を付加した
検出結果、または直前の入力時もしくは直前の無操作状
態検出時から該無操作状態の検出までの経過時間を付加
した検出結果を、前記状態監視サーバに送信して操作ロ
グデータとして格納するようにし、前記利用者状態検出
用データ中の各操作パターンには各操作の所用時間デー
タを付加しておき、前記操作ログデータと前記利用者状
態検出用データとの照合は、上記経過時間と上記所用時
間データも含めて行うようにしたことを特徴とする。
て、前記利用者端末における利用者の操作入力または無
操作状態の検出では、直前の入力時もしくは直前の無操
作状態検出時から該操作入力までの経過時間を付加した
検出結果、または直前の入力時もしくは直前の無操作状
態検出時から該無操作状態の検出までの経過時間を付加
した検出結果を、前記状態監視サーバに送信して操作ロ
グデータとして格納するようにし、前記利用者状態検出
用データ中の各操作パターンには各操作の所用時間デー
タを付加しておき、前記操作ログデータと前記利用者状
態検出用データとの照合は、上記経過時間と上記所用時
間データも含めて行うようにしたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。ここでは、本発明に係る遠
隔手続き支援方法を保険手続き受付けシステムに適用し
た例について説明する。
に基づいて詳細に説明する。ここでは、本発明に係る遠
隔手続き支援方法を保険手続き受付けシステムに適用し
た例について説明する。
【0017】ここで説明するシステムでは、無人店舗な
どに設置した顧客端末(利用者端末)から顧客(利用
者)の操作によって手続き要求を受付ける。手続き全体
のうち、手続き内容の入力など顧客のみで行える部分に
ついては、顧客端末のみで自動的に対応し、本人確認な
どのように職員の対応が必要な部分については、顧客端
末と有人店舗の職員端末とを接続して遠隔地の職員が対
応することにより、顧客が職員のいる店舗に出向かなく
ても手続きを行うことを可能にする。
どに設置した顧客端末(利用者端末)から顧客(利用
者)の操作によって手続き要求を受付ける。手続き全体
のうち、手続き内容の入力など顧客のみで行える部分に
ついては、顧客端末のみで自動的に対応し、本人確認な
どのように職員の対応が必要な部分については、顧客端
末と有人店舗の職員端末とを接続して遠隔地の職員が対
応することにより、顧客が職員のいる店舗に出向かなく
ても手続きを行うことを可能にする。
【0018】図1は、本システムの全体構成図である。
入出力装置103を介して顧客からの入力を受けつける
A店顧客端末102と、状態監視サーバ112および職
員端末114とが、通信網134を介して接続されてい
る。B店顧客端末104およびC店顧客端末106も同
様に、状態監視サーバ112および職員端末114と通
信網134を介して接続されている。図では示していな
いが、B店顧客端末104およびC店顧客端末106
も、ともに顧客の入力を受け付ける入出力装置を備えて
おり、A店顧客端末102と同様の処理を行う。以下、
本システムの動作の説明は、A店顧客端末での場合で行
う。
入出力装置103を介して顧客からの入力を受けつける
A店顧客端末102と、状態監視サーバ112および職
員端末114とが、通信網134を介して接続されてい
る。B店顧客端末104およびC店顧客端末106も同
様に、状態監視サーバ112および職員端末114と通
信網134を介して接続されている。図では示していな
いが、B店顧客端末104およびC店顧客端末106
も、ともに顧客の入力を受け付ける入出力装置を備えて
おり、A店顧客端末102と同様の処理を行う。以下、
本システムの動作の説明は、A店顧客端末での場合で行
う。
【0019】まず、図1のシステムにおける動作の概要
を説明する。A店顧客端末102で顧客から入力を受け
付けた場合、またはA店顧客端末102が備えるタイマ
機能によって呼び出された場合、手続き受付け処理10
8は、無操作判定データ110を参照し、受け付けた入
力内容データまたは「無操作」状態を示すデータを状態
監視サーバ112へ送信する。タイマ機能とは、各顧客
端末が備えている時間カウント機能であり、これにより
所定時間ごとに手続き受付け処理108を呼び出すよう
に設定されている。無操作判定データ110は、顧客端
末が無操作状態であるか否かを判定するために用いる時
間値のデータであり、詳しくは図6で後述する。
を説明する。A店顧客端末102で顧客から入力を受け
付けた場合、またはA店顧客端末102が備えるタイマ
機能によって呼び出された場合、手続き受付け処理10
8は、無操作判定データ110を参照し、受け付けた入
力内容データまたは「無操作」状態を示すデータを状態
監視サーバ112へ送信する。タイマ機能とは、各顧客
端末が備えている時間カウント機能であり、これにより
所定時間ごとに手続き受付け処理108を呼び出すよう
に設定されている。無操作判定データ110は、顧客端
末が無操作状態であるか否かを判定するために用いる時
間値のデータであり、詳しくは図6で後述する。
【0020】状態監視サーバ112が手続き受付け処理
108からデータを受信すると、利用者状態検出処理1
16は、受信したデータに応じて操作ログデータ122
を更新し、手続きフェーズデータ126を参照して、手
続きフェーズが進行していれば環境設定処理120を呼
び出し、操作ログデータ122と利用者状態検出用デー
タ124との照合により顧客の行き詰まり状態(顧客
が、操作が分からずに困っている状態)を検出した場合
は支援方法選択処理117を呼び出す。
108からデータを受信すると、利用者状態検出処理1
16は、受信したデータに応じて操作ログデータ122
を更新し、手続きフェーズデータ126を参照して、手
続きフェーズが進行していれば環境設定処理120を呼
び出し、操作ログデータ122と利用者状態検出用デー
タ124との照合により顧客の行き詰まり状態(顧客
が、操作が分からずに困っている状態)を検出した場合
は支援方法選択処理117を呼び出す。
【0021】操作ログデータ122は、顧客が顧客端末
で行った操作を順次格納したデータであり、詳しくは図
7で後述する。手続きフェーズデータ126は、手続き
がどの段階まで進んだかを判別するために参照するデー
タであり、詳しくは図13で後述する。手続きフェーズ
の進行に応じて環境設定処理120を呼び出すのは、手
続きが顧客端末で自動的に応対するフェーズから職員が
職員端末で応対するフェーズに入ったときに、環境設定
処理120で職員端末114を職員が応対するフェーズ
の処理を行う環境に設定するためである。利用者状態検
出用データ124は、顧客が顧客端末を操作するときの
各種の操作パターンとそれらの各操作パターンに対応す
る利用者状態とからなるデータであり、詳しくは図3で
後述する。顧客が行った操作は上述の操作ログデータ1
22に記憶されるが、このデータと利用者状態検出用デ
ータ124とを照合することにより顧客の行き詰まり状
態を検出することができる。
で行った操作を順次格納したデータであり、詳しくは図
7で後述する。手続きフェーズデータ126は、手続き
がどの段階まで進んだかを判別するために参照するデー
タであり、詳しくは図13で後述する。手続きフェーズ
の進行に応じて環境設定処理120を呼び出すのは、手
続きが顧客端末で自動的に応対するフェーズから職員が
職員端末で応対するフェーズに入ったときに、環境設定
処理120で職員端末114を職員が応対するフェーズ
の処理を行う環境に設定するためである。利用者状態検
出用データ124は、顧客が顧客端末を操作するときの
各種の操作パターンとそれらの各操作パターンに対応す
る利用者状態とからなるデータであり、詳しくは図3で
後述する。顧客が行った操作は上述の操作ログデータ1
22に記憶されるが、このデータと利用者状態検出用デ
ータ124とを照合することにより顧客の行き詰まり状
態を検出することができる。
【0022】支援方法選択処理117では、職員端末1
14が応対可能かどうかの判定にしたがって、支援処理
118または環境設定処理120を呼び出す。詳しく言
うと、支援方法選択処理117は、職員端末114が応
対可能でないなら、支援方法選択用データ128を参照
してその時点の利用者状態に対応した支援機能を選択
し、選択した支援機能に対応する支援処理118を呼び
出す。支援処理118は、手続き受付け処理108に通
知して自動的な(職員が応対しない)支援機能を提供す
る。支援方法選択用データ128は、各利用者状態に対
応する支援機能の一覧を格納したデータであり、詳しく
は図14で後述する。また支援方法選択処理117は、
職員端末114が応対可能なら環境設定処理120を呼
び出す。環境設定処理120は、顧客が操作に行き詰ま
った場合に職員が職員端末114から顧客を支援するた
め、職員端末114の環境をそのような顧客支援のため
の環境に更新する処理を行うものである。
14が応対可能かどうかの判定にしたがって、支援処理
118または環境設定処理120を呼び出す。詳しく言
うと、支援方法選択処理117は、職員端末114が応
対可能でないなら、支援方法選択用データ128を参照
してその時点の利用者状態に対応した支援機能を選択
し、選択した支援機能に対応する支援処理118を呼び
出す。支援処理118は、手続き受付け処理108に通
知して自動的な(職員が応対しない)支援機能を提供す
る。支援方法選択用データ128は、各利用者状態に対
応する支援機能の一覧を格納したデータであり、詳しく
は図14で後述する。また支援方法選択処理117は、
職員端末114が応対可能なら環境設定処理120を呼
び出す。環境設定処理120は、顧客が操作に行き詰ま
った場合に職員が職員端末114から顧客を支援するた
め、職員端末114の環境をそのような顧客支援のため
の環境に更新する処理を行うものである。
【0023】職員端末114で実行される環境設定処理
120は、手続きフェーズの進行に応じて呼び出された
場合は、手続き用環境データ132を読み込んで手続き
受付け用の環境を入出力装置134に表示する。顧客支
援のために呼び出された場合は、顧客支援環境データ1
30を読み込んで顧客支援用の環境を入出力装置134
に表示する。手続き用環境データ132は、各手続きフ
ェーズに対応する職員端末114の手続き受付け用の環
境データを格納したものであり、詳しくは図5で後述す
る。顧客支援環境データ130は、各利用者状態に対応
する職員端末114の顧客支援用の環境データを格納し
たものであり、詳しくは図4で後述する。
120は、手続きフェーズの進行に応じて呼び出された
場合は、手続き用環境データ132を読み込んで手続き
受付け用の環境を入出力装置134に表示する。顧客支
援のために呼び出された場合は、顧客支援環境データ1
30を読み込んで顧客支援用の環境を入出力装置134
に表示する。手続き用環境データ132は、各手続きフ
ェーズに対応する職員端末114の手続き受付け用の環
境データを格納したものであり、詳しくは図5で後述す
る。顧客支援環境データ130は、各利用者状態に対応
する職員端末114の顧客支援用の環境データを格納し
たものであり、詳しくは図4で後述する。
【0024】図2は、A店顧客端末102、B店顧客端
末104、C店顧客端末106、状態監視サーバ11
2、および職員端末114に用いる情報処理装置のハー
ドウェア構成図である。
末104、C店顧客端末106、状態監視サーバ11
2、および職員端末114に用いる情報処理装置のハー
ドウェア構成図である。
【0025】それぞれの装置における外部記憶装置20
6のデータ部208には、無操作判定データ110、操
作ログデータ122、利用者状態検出用データ124、
手続きフェーズデータ126、支援方法選択用データ1
28、顧客支援環境データ130、および手続き用環境
データ132のうち各装置でそれぞれ必要なデータを格
納する。また、それぞれの装置における外部記憶装置2
06の処理プログラム210としては、手続き受付け処
理108、利用者状態検出処理116、支援方法選択処
理117、支援処理118、および環境設定処理120
の各処理プログラムのうち各装置でそれぞれ必要なプロ
グラムを格納する。A店顧客端末102、B店顧客端末
104、C店顧客端末106、状態監視サーバ112、
および職員端末114が提供する機能は、処理装置20
2が外部記憶装置206のデータ部208および処理プ
ログラム210をメモリ204に読み込んで処理を行う
ことにより実現される。
6のデータ部208には、無操作判定データ110、操
作ログデータ122、利用者状態検出用データ124、
手続きフェーズデータ126、支援方法選択用データ1
28、顧客支援環境データ130、および手続き用環境
データ132のうち各装置でそれぞれ必要なデータを格
納する。また、それぞれの装置における外部記憶装置2
06の処理プログラム210としては、手続き受付け処
理108、利用者状態検出処理116、支援方法選択処
理117、支援処理118、および環境設定処理120
の各処理プログラムのうち各装置でそれぞれ必要なプロ
グラムを格納する。A店顧客端末102、B店顧客端末
104、C店顧客端末106、状態監視サーバ112、
および職員端末114が提供する機能は、処理装置20
2が外部記憶装置206のデータ部208および処理プ
ログラム210をメモリ204に読み込んで処理を行う
ことにより実現される。
【0026】図3は、利用者状態検出用データ124の
一例である。読み出し番号302には全データ(図3の
テーブルの各行のデータ)の順番を示す番号を、パター
ン番号304には1つの操作パターンの中の順番を示す
番号を、それぞれ格納する。操作パターンとは、顧客が
顧客端末で行う1つの操作あるいは一連の操作を表すデ
ータのことである。例えば、読み出し番号302が1で
ある操作データ(図3のテーブル中の1行のデータ(利
用者状態名314は除く)を操作データと呼ぶものとす
る)は、パターン番号が1であり、この操作データに続
くパターン番号2以降のデータはないので、このパター
ン番号1の操作データだけで1つの操作パターンを構成
している。また、読み出し番号302が3〜6である4
つの操作データは、それぞれ1〜4のパターン番号を有
しており、この4つの操作データで1つの操作パターン
を構成している。なお、複数行の操作データで1つの操
作パターンデータを構成する場合、パターン番号304
の値が大きい方の操作データのほうが時間的に過去の操
作に対応している。
一例である。読み出し番号302には全データ(図3の
テーブルの各行のデータ)の順番を示す番号を、パター
ン番号304には1つの操作パターンの中の順番を示す
番号を、それぞれ格納する。操作パターンとは、顧客が
顧客端末で行う1つの操作あるいは一連の操作を表すデ
ータのことである。例えば、読み出し番号302が1で
ある操作データ(図3のテーブル中の1行のデータ(利
用者状態名314は除く)を操作データと呼ぶものとす
る)は、パターン番号が1であり、この操作データに続
くパターン番号2以降のデータはないので、このパター
ン番号1の操作データだけで1つの操作パターンを構成
している。また、読み出し番号302が3〜6である4
つの操作データは、それぞれ1〜4のパターン番号を有
しており、この4つの操作データで1つの操作パターン
を構成している。なお、複数行の操作データで1つの操
作パターンデータを構成する場合、パターン番号304
の値が大きい方の操作データのほうが時間的に過去の操
作に対応している。
【0027】操作名306、操作属性308、画面ID
310、および所用時間312は、操作パターンデータ
のうち操作ログデータ122との照合対象となるデータ
である。利用者状態名314には、上記の各操作パター
ンが現れた場合に対応する利用者状態名が格納されてい
る。操作パターンが複数の操作データからなる場合は、
その操作データのうちパターン番号が最大の操作データ
(時間的にもっとも前のデータ)に対応する利用者状態
名314の欄に利用者状態名を格納するものとする。な
お、データ値が「*」の場合は、操作ログデータ122
との照合を行う場合、値がどんな値であっても一致とみ
なすことを示す。データ「−」はデータ値が空であるこ
とを示している。
310、および所用時間312は、操作パターンデータ
のうち操作ログデータ122との照合対象となるデータ
である。利用者状態名314には、上記の各操作パター
ンが現れた場合に対応する利用者状態名が格納されてい
る。操作パターンが複数の操作データからなる場合は、
その操作データのうちパターン番号が最大の操作データ
(時間的にもっとも前のデータ)に対応する利用者状態
名314の欄に利用者状態名を格納するものとする。な
お、データ値が「*」の場合は、操作ログデータ122
との照合を行う場合、値がどんな値であっても一致とみ
なすことを示す。データ「−」はデータ値が空であるこ
とを示している。
【0028】利用者状態検出用データ124にあらかじ
め登録されている操作パターンは、顧客が操作行き詰ま
り状態におちいっているときの操作パターンであるの
で、操作ログデータ122に記憶された顧客の操作を示
すデータと利用者状態検出用データ124の各操作パタ
ーンとを照合することにより、顧客の行き詰まり状態を
検出することができる。
め登録されている操作パターンは、顧客が操作行き詰ま
り状態におちいっているときの操作パターンであるの
で、操作ログデータ122に記憶された顧客の操作を示
すデータと利用者状態検出用データ124の各操作パタ
ーンとを照合することにより、顧客の行き詰まり状態を
検出することができる。
【0029】図4は、顧客支援環境データ130の一例
である。利用者状態名402には、検出される可能性の
あるすべての利用者状態の利用者状態名が格納されてい
る。支援環境404には、利用者状態名402の状態の
ときに設定すべき職員端末114の環境データ(顧客支
援用の環境)が格納されている。例えば、利用者状態名
402が「目的未形成」に対応する支援環境404は
「顧客情報パネル=on、画面切替パネル=on、操作
代行パネル=off、現在画面パネル=on、TV電話
パネル=on」になっているが、これは利用者状態とし
て「目的未形成」が検出されたとき、職員端末114か
ら顧客を支援するために、職員端末114に顧客情報パ
ネルと画面切替パネルと現在画面パネルとTV電話パネ
ルを自動的に表示(操作代行パネルは非表示)して顧客
支援を行うことを示している。
である。利用者状態名402には、検出される可能性の
あるすべての利用者状態の利用者状態名が格納されてい
る。支援環境404には、利用者状態名402の状態の
ときに設定すべき職員端末114の環境データ(顧客支
援用の環境)が格納されている。例えば、利用者状態名
402が「目的未形成」に対応する支援環境404は
「顧客情報パネル=on、画面切替パネル=on、操作
代行パネル=off、現在画面パネル=on、TV電話
パネル=on」になっているが、これは利用者状態とし
て「目的未形成」が検出されたとき、職員端末114か
ら顧客を支援するために、職員端末114に顧客情報パ
ネルと画面切替パネルと現在画面パネルとTV電話パネ
ルを自動的に表示(操作代行パネルは非表示)して顧客
支援を行うことを示している。
【0030】図5は、手続き用環境データ132の一例
である。手続きフェーズ名502には、手続きを構成す
る個々の手続きのフェーズを特定する名称が格納されて
いる。手続き環境504には、手続きフェーズ名502
の各フェーズのときに設定すべき職員端末114の環境
データ(手続き受付け用の環境)が格納されている。例
えば、手続きフェーズ名502が「顔写真撮影」に対応
する手続き環境504は「顔写真ボタン=active、証明
書受信ボタン=active、証明書再送ボタン=unvisibl
e、本人確認ボタン=visible、本人確認NGボタン=vi
sible、…」になっているが、これは手続きフェーズが
「顔写真撮影」のフェーズに入ったときには、当該フェ
ーズの処理を行うために、職員端末114に顔写真ボタ
ンと証明書受信ボタンと本人確認ボタンと本人確認NG
ボタンとを表示(証明書再送ボタンは非表示)して当該
処理を行うことを示している。特に、「active」が指定
されたボタンは画面上に表示するとともにマウスなどで
オンできるボタン、「visible」が指定されたボタンは
画面上に表示するがオンできないボタン、「unvisibl
e」が指定されたボタンは画面上に表示しないボタンを
示す。
である。手続きフェーズ名502には、手続きを構成す
る個々の手続きのフェーズを特定する名称が格納されて
いる。手続き環境504には、手続きフェーズ名502
の各フェーズのときに設定すべき職員端末114の環境
データ(手続き受付け用の環境)が格納されている。例
えば、手続きフェーズ名502が「顔写真撮影」に対応
する手続き環境504は「顔写真ボタン=active、証明
書受信ボタン=active、証明書再送ボタン=unvisibl
e、本人確認ボタン=visible、本人確認NGボタン=vi
sible、…」になっているが、これは手続きフェーズが
「顔写真撮影」のフェーズに入ったときには、当該フェ
ーズの処理を行うために、職員端末114に顔写真ボタ
ンと証明書受信ボタンと本人確認ボタンと本人確認NG
ボタンとを表示(証明書再送ボタンは非表示)して当該
処理を行うことを示している。特に、「active」が指定
されたボタンは画面上に表示するとともにマウスなどで
オンできるボタン、「visible」が指定されたボタンは
画面上に表示するがオンできないボタン、「unvisibl
e」が指定されたボタンは画面上に表示しないボタンを
示す。
【0031】図6は、無操作判定データ110の一例で
ある。画面ID602には、顧客端末(例えば、A店顧
客端末102)が入出力装置103に表示するすべての
画面それぞれに与えられている固有のID(識別子)が
格納されている。Normal値604には、各画面で
の標準的な所用時間の値が格納されている。Long値
606には、各画面での無操作判定を行うための値(タ
イマ値がこの値を超えると無操作と判定する)が格納さ
れている。
ある。画面ID602には、顧客端末(例えば、A店顧
客端末102)が入出力装置103に表示するすべての
画面それぞれに与えられている固有のID(識別子)が
格納されている。Normal値604には、各画面で
の標準的な所用時間の値が格納されている。Long値
606には、各画面での無操作判定を行うための値(タ
イマ値がこの値を超えると無操作と判定する)が格納さ
れている。
【0032】図7は、操作ログデータ122の一例であ
る。顧客端末名701には、操作ログデータ122に格
納する操作が行われた顧客端末の名称を格納する。操作
名702には、当該顧客端末で顧客が行った操作の名称
を格納する。「メニュー選択」のように操作名702だ
けでは操作内容が特定できない操作の場合は、さらにメ
ニュー項目など操作対象を特定するデータを操作属性7
04に格納する。画面ID706には、操作が行われた
ときの画面IDを格納する。所用時間708には、前操
作から当該操作までの所用時間(かかった時間)を、無
操作判定データ110の値に基づいて「Short」
「Normal」「Long」のいずれかに変換して格
納する。所用時間がNormal値604より短いとき
「Short」、Normal値604以上でLong
値606より短いとき「Normal」、Long値以
上のとき「Long」とする。なお、顧客が行った操作
は、図7の最上部に付け加わる形で追加されていく。し
たがって、図7の最上部が最新のデータであり、下に行
くほど古いデータという順になる。
る。顧客端末名701には、操作ログデータ122に格
納する操作が行われた顧客端末の名称を格納する。操作
名702には、当該顧客端末で顧客が行った操作の名称
を格納する。「メニュー選択」のように操作名702だ
けでは操作内容が特定できない操作の場合は、さらにメ
ニュー項目など操作対象を特定するデータを操作属性7
04に格納する。画面ID706には、操作が行われた
ときの画面IDを格納する。所用時間708には、前操
作から当該操作までの所用時間(かかった時間)を、無
操作判定データ110の値に基づいて「Short」
「Normal」「Long」のいずれかに変換して格
納する。所用時間がNormal値604より短いとき
「Short」、Normal値604以上でLong
値606より短いとき「Normal」、Long値以
上のとき「Long」とする。なお、顧客が行った操作
は、図7の最上部に付け加わる形で追加されていく。し
たがって、図7の最上部が最新のデータであり、下に行
くほど古いデータという順になる。
【0033】図13は、手続きフェーズデータ126の
一例である。手続きフェーズ名1302には、手続きの
全フェーズ名が格納されている。画面ID1304に
は、手続きフェーズ名1302の各フェーズにおいて顧
客端末に表示される顧客端末画面の画面IDが格納され
ている。1フェーズが複数の顧客端末画面を含むことも
あるので、画面ID1304にIDが複数格納されてい
るフェーズもある。対応端末名1306には、手続きフ
ェーズ名1302の各フェーズのときの手続き受付けに
対応する端末の名称が格納されている。
一例である。手続きフェーズ名1302には、手続きの
全フェーズ名が格納されている。画面ID1304に
は、手続きフェーズ名1302の各フェーズにおいて顧
客端末に表示される顧客端末画面の画面IDが格納され
ている。1フェーズが複数の顧客端末画面を含むことも
あるので、画面ID1304にIDが複数格納されてい
るフェーズもある。対応端末名1306には、手続きフ
ェーズ名1302の各フェーズのときの手続き受付けに
対応する端末の名称が格納されている。
【0034】図14は、支援方法選択用データ128の
一例である。利用者状態名1402には、支援が必要な
利用者状態の名称が格納されている。支援機能名140
4には、各利用者状態名1402の状態のときに支援を
行うべき端末名または支援機能名が格納されている。
一例である。利用者状態名1402には、支援が必要な
利用者状態の名称が格納されている。支援機能名140
4には、各利用者状態名1402の状態のときに支援を
行うべき端末名または支援機能名が格納されている。
【0035】以下、図8〜図12のフローチャートを参
照して、本システムにおける利用者支援の処理の手順を
詳細に説明する。
照して、本システムにおける利用者支援の処理の手順を
詳細に説明する。
【0036】図8は、顧客端末102(他の顧客端末で
も同様)で実行される手続き受付け処理108の処理の
流れを示したフローチャートである。手続き受付け処理
108の開始の要因には3種類あり、第1には入出力装
置103からの入力受付けイベントの発生により開始さ
れ、第2には顧客端末102の備えるタイマ機能により
所定時間(例えば、10秒)ごとに開始され、第3には
支援処理118からの呼び出し(後述する図11のステ
ップ1102およびステップ1110)により開始され
る。入力受付けイベントの発生により開始されるのは、
顧客が顧客端末102で手続きを開始した場合(なお、
手続き受付け処理108が開始される前に初期画面が表
示されているものとする)である。タイマ機能により開
始されるのは、顧客端末102において「無操作」を検
出するために所定時間ごとに手続き受付け処理108を
呼び出す場合である。後述する支援処理118からの呼
び出しにより開始されるのは、顧客の操作が行き詰まっ
たことを検出して支援処理118が起動されたときやそ
の支援処理118が終了したときに、それを顧客端末1
08に知らせるために呼び出す場合である。
も同様)で実行される手続き受付け処理108の処理の
流れを示したフローチャートである。手続き受付け処理
108の開始の要因には3種類あり、第1には入出力装
置103からの入力受付けイベントの発生により開始さ
れ、第2には顧客端末102の備えるタイマ機能により
所定時間(例えば、10秒)ごとに開始され、第3には
支援処理118からの呼び出し(後述する図11のステ
ップ1102およびステップ1110)により開始され
る。入力受付けイベントの発生により開始されるのは、
顧客が顧客端末102で手続きを開始した場合(なお、
手続き受付け処理108が開始される前に初期画面が表
示されているものとする)である。タイマ機能により開
始されるのは、顧客端末102において「無操作」を検
出するために所定時間ごとに手続き受付け処理108を
呼び出す場合である。後述する支援処理118からの呼
び出しにより開始されるのは、顧客の操作が行き詰まっ
たことを検出して支援処理118が起動されたときやそ
の支援処理118が終了したときに、それを顧客端末1
08に知らせるために呼び出す場合である。
【0037】図8において、手続き受付け処理108が
開始すると、まず開始要因が入力受付けイベントによる
ものかどうか判定し(ステップ802)、YESであれ
ば入力に応じた受付け業務処理を行い(ステップ80
4)、状態監視サーバ112に操作内容を送信し(ステ
ップ806)、処理を終了する。顧客が顧客端末102
を操作して自動的に手続きを進めている間は、ステップ
802〜806が繰り返し実行されて処理が進む。
開始すると、まず開始要因が入力受付けイベントによる
ものかどうか判定し(ステップ802)、YESであれ
ば入力に応じた受付け業務処理を行い(ステップ80
4)、状態監視サーバ112に操作内容を送信し(ステ
ップ806)、処理を終了する。顧客が顧客端末102
を操作して自動的に手続きを進めている間は、ステップ
802〜806が繰り返し実行されて処理が進む。
【0038】ステップ802での判定結果がNOであれ
ば、タイマ値が無操作判定時間(すなわち、現在顧客端
末に表示している画面に対応する図6のLong値60
6を超過したかどうかを判定し(ステップ808)、Y
ESであればタイマ値をリセットし(ステップ81
0)、当該顧客端末で無操作が検出されたことを示す
「無操作データ」を状態監視サーバ112へ送信し(ス
テップ812)、処理を終了する。
ば、タイマ値が無操作判定時間(すなわち、現在顧客端
末に表示している画面に対応する図6のLong値60
6を超過したかどうかを判定し(ステップ808)、Y
ESであればタイマ値をリセットし(ステップ81
0)、当該顧客端末で無操作が検出されたことを示す
「無操作データ」を状態監視サーバ112へ送信し(ス
テップ812)、処理を終了する。
【0039】ステップ808での判定結果がNOであれ
ば、支援処理118からの呼び出しであってかつ起動通
知(支援機能が起動されたことを示す通知)であるかど
うかを判定し(ステップ814)、YESであれば入出
力装置103からの入力受付けを禁止し(ステップ81
6)、支援処理118に入力受付け禁止の完了を通知し
(ステップ818)、処理を終了する。これは、支援処
理118が起動された後はその支援処理118によって
当該顧客端末が制御されるので、当該顧客端末では入力
を禁止するものである。
ば、支援処理118からの呼び出しであってかつ起動通
知(支援機能が起動されたことを示す通知)であるかど
うかを判定し(ステップ814)、YESであれば入出
力装置103からの入力受付けを禁止し(ステップ81
6)、支援処理118に入力受付け禁止の完了を通知し
(ステップ818)、処理を終了する。これは、支援処
理118が起動された後はその支援処理118によって
当該顧客端末が制御されるので、当該顧客端末では入力
を禁止するものである。
【0040】ステップ814での判定結果がNOであれ
ば、支援処理118からの呼び出しであってかつ終了通
知(支援機能が終了したことを示す通知)であるかどう
かを判定し(ステップ820)、YESであれば入出力
装置103での入力受付けを再開し(ステップ82
2)、支援処理118に入力受付け再開を通知し(ステ
ップ824)、処理を終了する。ステップ820での判
定結果がNOであれば(これはタイマ機能により開始さ
れた場合で、タイマ値が未だ無操作と判定するまでに至
っていない場合である)、そのまま処理を終了する。
ば、支援処理118からの呼び出しであってかつ終了通
知(支援機能が終了したことを示す通知)であるかどう
かを判定し(ステップ820)、YESであれば入出力
装置103での入力受付けを再開し(ステップ82
2)、支援処理118に入力受付け再開を通知し(ステ
ップ824)、処理を終了する。ステップ820での判
定結果がNOであれば(これはタイマ機能により開始さ
れた場合で、タイマ値が未だ無操作と判定するまでに至
っていない場合である)、そのまま処理を終了する。
【0041】図9は、状態監視サーバ112で実行する
利用者状態検出処理116の処理の流れを示したフロー
チャートである。利用者状態検出処理116は、状態監
視サーバ112が顧客端末からデータ(上記図8のステ
ップ806で送信されたデータ)を受信すると開始す
る。
利用者状態検出処理116の処理の流れを示したフロー
チャートである。利用者状態検出処理116は、状態監
視サーバ112が顧客端末からデータ(上記図8のステ
ップ806で送信されたデータ)を受信すると開始す
る。
【0042】処理が開始すると、まず受信した入力内容
のデータに含まれる画面IDと手続きフェーズデータ1
26(図13)の画面ID1304とを照合して手続き
フェーズを特定し、対応端末名1306の値により、職
員端末で応対する手続きフェーズかどうかを判定する
(ステップ902)。ステップ902の判定結果がYE
Sであれば、職員端末が別の顧客端末と応対中かどうか
を判定し(ステップ903)、YESであれば、顧客端
末に職員端末応対中を通知し(ステップ905)、手続
きフェーズ名を引数として環境設定処理120を呼び出
して(ステップ906)、処理を終了する。ステップ9
03での判定結果がNOであれば、ステップ906のみ
を行って、処理を終了する。
のデータに含まれる画面IDと手続きフェーズデータ1
26(図13)の画面ID1304とを照合して手続き
フェーズを特定し、対応端末名1306の値により、職
員端末で応対する手続きフェーズかどうかを判定する
(ステップ902)。ステップ902の判定結果がYE
Sであれば、職員端末が別の顧客端末と応対中かどうか
を判定し(ステップ903)、YESであれば、顧客端
末に職員端末応対中を通知し(ステップ905)、手続
きフェーズ名を引数として環境設定処理120を呼び出
して(ステップ906)、処理を終了する。ステップ9
03での判定結果がNOであれば、ステップ906のみ
を行って、処理を終了する。
【0043】ステップ902での判定結果がNOであれ
ば、受信した操作内容を最新のデータとして格納する
(図7の一番上に1行追加)ことにより操作ログデータ
122を更新し(ステップ904)、ステップ908以
降へ進む。
ば、受信した操作内容を最新のデータとして格納する
(図7の一番上に1行追加)ことにより操作ログデータ
122を更新し(ステップ904)、ステップ908以
降へ進む。
【0044】ステップ908以降は、操作ログデータ1
22(図7)と利用者状態検出用データ124(図3)
との照合を行う処理である。まず、カウンタ値iを1に
初期化する(ステップ908)。次に、操作ログデータ
122からi番目のデータを読み込み(ステップ91
0)、利用者状態検出用データ124からパターン番号
304がiである次の操作データを読み込む(ステップ
912)。なお操作データは、図3の一番上の行から順
に読むものとする。次に、ステップ910または912
の何れかで読み込んだデータが空でないか判定する(ス
テップ914)。ステップ914の判定結果がYES
(読み込みデータあり)であれば、操作ログデータ12
2から読み込んだデータと、利用者状態検出用データ1
24から読み込んだデータとが一致するかどうか判定す
る(ステップ916)。ステップ916の判定結果がN
Oであれば、カウンタ値iが1であるかどうか判定し
(ステップ922)、NOであればステップ908に戻
る。ステップ922での判定結果がYESであれば、ス
テップ912に戻る。ステップ916で操作ログデータ
122から読み込んだデータと利用者状態検出用データ
124から読み込んだデータとが一致しなかった場合
は、カウンタ値iが1なら利用者状態検出用データ12
4中の次のパターン番号が1のデータとの比較を続け、
カウンタ値iが1でないならその操作パターンとは一致
しなかったのであるから再びカウンタ値i=1として次
のパターン番号が1のデータとの比較を続けていくとい
うことである。
22(図7)と利用者状態検出用データ124(図3)
との照合を行う処理である。まず、カウンタ値iを1に
初期化する(ステップ908)。次に、操作ログデータ
122からi番目のデータを読み込み(ステップ91
0)、利用者状態検出用データ124からパターン番号
304がiである次の操作データを読み込む(ステップ
912)。なお操作データは、図3の一番上の行から順
に読むものとする。次に、ステップ910または912
の何れかで読み込んだデータが空でないか判定する(ス
テップ914)。ステップ914の判定結果がYES
(読み込みデータあり)であれば、操作ログデータ12
2から読み込んだデータと、利用者状態検出用データ1
24から読み込んだデータとが一致するかどうか判定す
る(ステップ916)。ステップ916の判定結果がN
Oであれば、カウンタ値iが1であるかどうか判定し
(ステップ922)、NOであればステップ908に戻
る。ステップ922での判定結果がYESであれば、ス
テップ912に戻る。ステップ916で操作ログデータ
122から読み込んだデータと利用者状態検出用データ
124から読み込んだデータとが一致しなかった場合
は、カウンタ値iが1なら利用者状態検出用データ12
4中の次のパターン番号が1のデータとの比較を続け、
カウンタ値iが1でないならその操作パターンとは一致
しなかったのであるから再びカウンタ値i=1として次
のパターン番号が1のデータとの比較を続けていくとい
うことである。
【0045】ステップ916での判定結果がYESであ
れば、利用者状態検出用データ124から読み込んだ操
作データの利用者状態名314のデータがあるかどうか
判定し(ステップ918)、NOであれば操作パターン
中の次の操作データとの比較を続ける必要があるから、
iを歩進して(ステップ924)、ステップ910に戻
る。ステップ918での判定結果がYESであれば、利
用者が行った操作が利用者状態検出用データ124中の
操作パターンと一致したということであるから、その利
用者状態名314を読み込んで所定領域に保持しておき
(ステップ920)、ステップ908へ戻る。
れば、利用者状態検出用データ124から読み込んだ操
作データの利用者状態名314のデータがあるかどうか
判定し(ステップ918)、NOであれば操作パターン
中の次の操作データとの比較を続ける必要があるから、
iを歩進して(ステップ924)、ステップ910に戻
る。ステップ918での判定結果がYESであれば、利
用者が行った操作が利用者状態検出用データ124中の
操作パターンと一致したということであるから、その利
用者状態名314を読み込んで所定領域に保持しておき
(ステップ920)、ステップ908へ戻る。
【0046】ステップ914での判定結果がNOであれ
ば、すでにステップ920で読み込んだ利用者状態名3
14の値があれば、その値を引数として支援方法選択処
理926を呼び出し(ステップ926)、処理を終了す
る。なお、ステップ920で読み込んだ利用者状態名3
14の値がなければ、支援方法選択処理926は呼び出
さない。
ば、すでにステップ920で読み込んだ利用者状態名3
14の値があれば、その値を引数として支援方法選択処
理926を呼び出し(ステップ926)、処理を終了す
る。なお、ステップ920で読み込んだ利用者状態名3
14の値がなければ、支援方法選択処理926は呼び出
さない。
【0047】図10は、支援方法選択処理117の処理
の流れを示したフローチャートである。支援方法選択処
理117は、利用者状態検出処理116からの呼び出し
(図9のステップ926)、または環境設定処理120
からの呼び出し(図12のステップ1212)により開
始する。
の流れを示したフローチャートである。支援方法選択処
理117は、利用者状態検出処理116からの呼び出し
(図9のステップ926)、または環境設定処理120
からの呼び出し(図12のステップ1212)により開
始する。
【0048】処理が開始すると、まず利用者状態検出処
理116からの呼び出しであるかどうか判定し(ステッ
プ1002)、NOであれば、職員端末114の環境設
定処理120から受信した職員端末の応対状態に基づい
て、職員端末状態のデータ(状態開始サーバ112に
は、職員端末114の現在の状態、すなわち何れかの顧
客端末と応対中か否かを示す状態を、保持する領域が設
けられている)を更新し(ステップ1006)、処理を
終了する。
理116からの呼び出しであるかどうか判定し(ステッ
プ1002)、NOであれば、職員端末114の環境設
定処理120から受信した職員端末の応対状態に基づい
て、職員端末状態のデータ(状態開始サーバ112に
は、職員端末114の現在の状態、すなわち何れかの顧
客端末と応対中か否かを示す状態を、保持する領域が設
けられている)を更新し(ステップ1006)、処理を
終了する。
【0049】ステップ1002での判定結果がYESで
あれば、職員端末状態のデータに基づいて職員端末が応
対中かどうかを判定し(ステップ1004)、YESで
あれば、支援方法選択用データ128を参照して利用者
状態に対応した支援機能を選択し、選択した支援機能に
対応する支援処理118を呼び出し(ステップ100
8)、処理を終了する。ステップ1004の判定結果が
NOであれば、職員端末114で応対可能であるという
ことだから、職員端末114による支援を行うため利用
者状態を引数として環境設定処理120を呼び出し(ス
テップ1010)、処理を終了する。
あれば、職員端末状態のデータに基づいて職員端末が応
対中かどうかを判定し(ステップ1004)、YESで
あれば、支援方法選択用データ128を参照して利用者
状態に対応した支援機能を選択し、選択した支援機能に
対応する支援処理118を呼び出し(ステップ100
8)、処理を終了する。ステップ1004の判定結果が
NOであれば、職員端末114で応対可能であるという
ことだから、職員端末114による支援を行うため利用
者状態を引数として環境設定処理120を呼び出し(ス
テップ1010)、処理を終了する。
【0050】図11は、支援処理118の処理の流れを
示したフローチャートである。支援処理118は、支援
方法選択処理117からの呼び出し(図10のステップ
1008)により開始する。支援処理118は、自動的
な(職員が応対しない)支援機能を提供する。
示したフローチャートである。支援処理118は、支援
方法選択処理117からの呼び出し(図10のステップ
1008)により開始する。支援処理118は、自動的
な(職員が応対しない)支援機能を提供する。
【0051】処理が開始すると、手続き受付け処理10
8に支援機能の起動を通知し(ステップ1102)、手
続き受付け処理108からの入力受付け禁止の完了通知
の待ち状態に入る。完了通知(手続き受付け処理108
のステップ818で送信)を受信したら(ステップ11
04)、支援機能を起動し(ステップ1106)、支援
機能の終了待ち状態に入る。支援機能とは、職員が応対
しないで自動的に顧客支援を行う機能であり、例えばヘ
ルプ画面を表示するなどの処理を行う。支援機能が終了
したら(ステップ1108)、手続き受付け処理108
に支援機能終了を通知し(ステップ1110)、処理を
終了する。
8に支援機能の起動を通知し(ステップ1102)、手
続き受付け処理108からの入力受付け禁止の完了通知
の待ち状態に入る。完了通知(手続き受付け処理108
のステップ818で送信)を受信したら(ステップ11
04)、支援機能を起動し(ステップ1106)、支援
機能の終了待ち状態に入る。支援機能とは、職員が応対
しないで自動的に顧客支援を行う機能であり、例えばヘ
ルプ画面を表示するなどの処理を行う。支援機能が終了
したら(ステップ1108)、手続き受付け処理108
に支援機能終了を通知し(ステップ1110)、処理を
終了する。
【0052】図12は、環境設定処理120の処理の流
れを示したフローチャートである。環境設定処理120
は、利用者状態検出処理116からの呼び出し(図9の
ステップ906)または、支援方法選択処理117から
の呼び出し(図10のステップ1010)により開始す
る。
れを示したフローチャートである。環境設定処理120
は、利用者状態検出処理116からの呼び出し(図9の
ステップ906)または、支援方法選択処理117から
の呼び出し(図10のステップ1010)により開始す
る。
【0053】処理が開始すると、利用者状態検出処理1
16からの呼び出しかどうか判定し(ステップ120
2)、NOであれば(すなわち支援方法選択処理117
からの顧客支援のための呼び出しの場合)、顧客支援環
境データ130から、受信した利用者状態に対応する支
援環境404を読み込み、それに応じた表示を入出力装
置134に表示し(ステップ1210)、支援方法選択
処理117に職員端末状態(職員端末応対中)を通知し
て(ステップ1212)、処理を終了する。
16からの呼び出しかどうか判定し(ステップ120
2)、NOであれば(すなわち支援方法選択処理117
からの顧客支援のための呼び出しの場合)、顧客支援環
境データ130から、受信した利用者状態に対応する支
援環境404を読み込み、それに応じた表示を入出力装
置134に表示し(ステップ1210)、支援方法選択
処理117に職員端末状態(職員端末応対中)を通知し
て(ステップ1212)、処理を終了する。
【0054】ステップ1202での判定結果がYESで
あれば(すなわち手続きフェーズが進んで職員が応対す
るフェーズに入ったことによる呼び出しの場合)、職員
端末114が現時点で顧客端末に応対中かどうか判定し
(ステップ1204)、NOであれば、手続き用環境デ
ータ132から、受信した手続きフェーズ名に対応する
手続き環境504を読み込み、それに応じた表示を入出
力装置134に表示し(ステップ1208)、支援方法
選択処理117に職員端末状態(職員端末応対中)を通
知して(ステップ1212)、処理を終了する。ステッ
プ1204での判定結果がYESであれば、受信した顧
客端末の入力データに基づいて、顧客端末状況のデータ
(当該顧客端末が職員応対フェーズに入ることができず
に待ち状態にある旨を示すデータ)を更新し(ステップ
1206)、処理を終了する。
あれば(すなわち手続きフェーズが進んで職員が応対す
るフェーズに入ったことによる呼び出しの場合)、職員
端末114が現時点で顧客端末に応対中かどうか判定し
(ステップ1204)、NOであれば、手続き用環境デ
ータ132から、受信した手続きフェーズ名に対応する
手続き環境504を読み込み、それに応じた表示を入出
力装置134に表示し(ステップ1208)、支援方法
選択処理117に職員端末状態(職員端末応対中)を通
知して(ステップ1212)、処理を終了する。ステッ
プ1204での判定結果がYESであれば、受信した顧
客端末の入力データに基づいて、顧客端末状況のデータ
(当該顧客端末が職員応対フェーズに入ることができず
に待ち状態にある旨を示すデータ)を更新し(ステップ
1206)、処理を終了する。
【0055】図15は、通常時(職員端末が顧客端末に
応対していない場合)における職員端末114の入出力
装置134の画面例である。この職員端末114で担当
している店舗A、B、Cの顧客端末の概況を表示してい
る。この例では、顧客端末の利用者の状況を写すテレビ
電話表示領域1502、顧客端末側の現在画面を表示す
る現在画面表示領域1504、および顧客端末が受け付
けた入力から得た顧客情報を表示する入力情報表示領域
1506が、各顧客端末に対応して表示されている。図
15は、店舗AとBの顧客端末で顧客が手続きを行って
おり、店舗Cには顧客がいない。
応対していない場合)における職員端末114の入出力
装置134の画面例である。この職員端末114で担当
している店舗A、B、Cの顧客端末の概況を表示してい
る。この例では、顧客端末の利用者の状況を写すテレビ
電話表示領域1502、顧客端末側の現在画面を表示す
る現在画面表示領域1504、および顧客端末が受け付
けた入力から得た顧客情報を表示する入力情報表示領域
1506が、各顧客端末に対応して表示されている。図
15は、店舗AとBの顧客端末で顧客が手続きを行って
おり、店舗Cには顧客がいない。
【0056】図16は、環境設定処理120により、手
続き用環境が設定されたときの職員端末114の入出力
装置134の画面例である。この例は、図5に示す手続
き用環境データ132の手続きフェーズ名502が「顔
写真撮影」の場合である。静止画像を取り込むための顔
写真ボタン1602、書類を受信するための証明書受信
ボタン1604が「active」であり、入力を受け
付ける状態になっている。本人確認の結果を入力するた
めの本人確認OKボタンとNGボタン1606は「vi
sible」であり、表示はしているが入力は受け付け
ない状態となっている。
続き用環境が設定されたときの職員端末114の入出力
装置134の画面例である。この例は、図5に示す手続
き用環境データ132の手続きフェーズ名502が「顔
写真撮影」の場合である。静止画像を取り込むための顔
写真ボタン1602、書類を受信するための証明書受信
ボタン1604が「active」であり、入力を受け
付ける状態になっている。本人確認の結果を入力するた
めの本人確認OKボタンとNGボタン1606は「vi
sible」であり、表示はしているが入力は受け付け
ない状態となっている。
【0057】図17は、環境設定処理120により、顧
客支援環境が設定されたときの入出力装置134の画面
例である。この例は、図4に示す顧客支援環境データ1
30の利用者状態名402が「目的未形成」の場合であ
る。値が「on」となっているものが表示されるので、
TV電話パネル1702、現在画面パネル1704、顧
客情報パネル1708、および顧客側の端末の画面を職
員端末の操作により切り替えるための画面切替パネル1
706が表示されている。職員は、この画面により、操
作行き詰まり状態におちいった顧客を支援する。
客支援環境が設定されたときの入出力装置134の画面
例である。この例は、図4に示す顧客支援環境データ1
30の利用者状態名402が「目的未形成」の場合であ
る。値が「on」となっているものが表示されるので、
TV電話パネル1702、現在画面パネル1704、顧
客情報パネル1708、および顧客側の端末の画面を職
員端末の操作により切り替えるための画面切替パネル1
706が表示されている。職員は、この画面により、操
作行き詰まり状態におちいった顧客を支援する。
【0058】以上説明した実施の形態は本発明の構成を
限定するものではなく、顧客端末は1台以上の何台であ
ってもよく、職員端末も1台でなく複数であっても構わ
ない。職員端末が複数台ある場合は、支援方法選択処理
117で該複数台の職員端末114のうち応対可能なも
のがあるかどうか判定し、応対可能な職員端末114が
あればその職員端末114に利用者状態を送信して職員
による支援を行い、すべての職員端末が応対不可能なら
状態監視サーバが備える支援機能を起動するようにする
とよい。また、上記実施の形態において、図9の利用者
状態検出処理116で複数の利用者状態を検出した場合
は、検出した複数の利用者状態名を引数としてステップ
926で支援方法選択処理を呼び出し、図10の支援方
法選択処理ではステップ1010で支援方法選択用デー
タを参照して該複数の利用者状態名と対応する複数の支
援環境を引数として環境設定処理を呼び出し、図12の
環境設定処理では、ステップ1208の前に複数の利用
者状態名を職員端末の入出力装置に表示(利用者状態名
の代わりに、対応する支援機能の名称を表示してもよ
い)してその中から1つを選択させ、選択された利用者
状態に対応する支援環境を設定して支援を行うようにし
てもよい。さらに、この実施の形態は保険に関する手続
き受付けサービスを提供するものであるが、これは本発
明の用途を限定するものではなく、公共分野や情報サー
ビス業などにおける手続き受付けに適用することもでき
る。
限定するものではなく、顧客端末は1台以上の何台であ
ってもよく、職員端末も1台でなく複数であっても構わ
ない。職員端末が複数台ある場合は、支援方法選択処理
117で該複数台の職員端末114のうち応対可能なも
のがあるかどうか判定し、応対可能な職員端末114が
あればその職員端末114に利用者状態を送信して職員
による支援を行い、すべての職員端末が応対不可能なら
状態監視サーバが備える支援機能を起動するようにする
とよい。また、上記実施の形態において、図9の利用者
状態検出処理116で複数の利用者状態を検出した場合
は、検出した複数の利用者状態名を引数としてステップ
926で支援方法選択処理を呼び出し、図10の支援方
法選択処理ではステップ1010で支援方法選択用デー
タを参照して該複数の利用者状態名と対応する複数の支
援環境を引数として環境設定処理を呼び出し、図12の
環境設定処理では、ステップ1208の前に複数の利用
者状態名を職員端末の入出力装置に表示(利用者状態名
の代わりに、対応する支援機能の名称を表示してもよ
い)してその中から1つを選択させ、選択された利用者
状態に対応する支援環境を設定して支援を行うようにし
てもよい。さらに、この実施の形態は保険に関する手続
き受付けサービスを提供するものであるが、これは本発
明の用途を限定するものではなく、公共分野や情報サー
ビス業などにおける手続き受付けに適用することもでき
る。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、利用者の端末利用状態
を監視して利用者が支援を必要としている状態を検出
し、職員による支援が必要な場合には、職員端末を支援
用の環境に設定して支援を行わせるようにしているの
で、職員が特別な操作を行う必要なく、利用者の支援環
境を職員端末に提供することができる。また、職員端末
が応対不可能な場合は、状態監視サーバが備える支援機
能により、職員が応対しない支援も行なうことができ
る。
を監視して利用者が支援を必要としている状態を検出
し、職員による支援が必要な場合には、職員端末を支援
用の環境に設定して支援を行わせるようにしているの
で、職員が特別な操作を行う必要なく、利用者の支援環
境を職員端末に提供することができる。また、職員端末
が応対不可能な場合は、状態監視サーバが備える支援機
能により、職員が応対しない支援も行なうことができ
る。
【図1】本発明が適用された保険手続き受付けシステム
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図2】図1における顧客端末、状態監視サーバ、およ
び職員端末に用いる情報処理装置の構成図である。
び職員端末に用いる情報処理装置の構成図である。
【図3】図1における利用者状態検出用データの一例を
示すデータテーブルである。
示すデータテーブルである。
【図4】図1における顧客支援環境データの一例を示す
データテーブルである。
データテーブルである。
【図5】図1における手続き用環境データの一例を示す
データテーブルである。
データテーブルである。
【図6】図1における無操作判定データの一例を示すデ
ータテーブルである。
ータテーブルである。
【図7】図1における操作ログデータの一例を示すデー
タテーブルである。
タテーブルである。
【図8】図1における手続き受付け処理のフローチャー
トを示す図である。
トを示す図である。
【図9】図1における利用者状態検出処理のフローチャ
ートを示す図である。
ートを示す図である。
【図10】図1における支援方法選択処理のフローチャ
ートを示す図である。
ートを示す図である。
【図11】図1における支援処理のフローチャートを示
す図である。
す図である。
【図12】図1における環境設定処理のフローチャート
を示す図である。
を示す図である。
【図13】図1における手続きフェーズデータの一例を
示すデータテーブルである。
示すデータテーブルである。
【図14】図1における支援方法選択用データの一例を
示すデータテーブルである。
示すデータテーブルである。
【図15】顧客端末の対応していない場合の職員端末の
入出力装置の画面例である。
入出力装置の画面例である。
【図16】手続きに関して顧客端末に対応している場合
の職員端末の入出力装置の画面例である。
の職員端末の入出力装置の画面例である。
【図17】顧客の支援を行う場合の職員端末の入出力装
置の画面例である。
置の画面例である。
102…A店顧客端末、103…入出力装置、108…
手続き受付け処理、110…無操作判定データ、112
…状態監視サーバ、114…職員端末、116…利用者
状態検出処理、117…支援方法選択処理、118…支
援処理、120…環境設定処理、122…操作ログデー
タ、124…利用者状態検出処理、126…手続きフェ
ーズデータ、128…支援方法選択用データ、130…
顧客支援環境データ、132…手続き用環境データ、1
34…入出力装置、202…処理装置、204…メモ
リ、206…外部記憶装置、208…データ部、210
…処理プログラム。
手続き受付け処理、110…無操作判定データ、112
…状態監視サーバ、114…職員端末、116…利用者
状態検出処理、117…支援方法選択処理、118…支
援処理、120…環境設定処理、122…操作ログデー
タ、124…利用者状態検出処理、126…手続きフェ
ーズデータ、128…支援方法選択用データ、130…
顧客支援環境データ、132…手続き用環境データ、1
34…入出力装置、202…処理装置、204…メモ
リ、206…外部記憶装置、208…データ部、210
…処理プログラム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水野 浩孝 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 小川 雅彦 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所情報システム事業部内 (72)発明者 大村 正利 愛知県尾張旭市晴立町池上1番地 株式会 社日立製作所情報機器事業部内
Claims (5)
- 【請求項1】利用者の操作による手続き要求を受付け、
該要求に応じた手続き受付けサービスを提供する1台以
上の利用者端末と、通信網を介して該利用者端末と接続
し、職員の操作により手続き受付け業務を行う職員端末
とを備え、上記利用者端末のみで実行できる手続きフェ
ーズでは上記利用者端末で自動的に利用者に応対し、職
員の応対が必要な手続きフェーズでは上記利用者端末と
上記職員端末とを接続して職員が応対することにより手
続き受付け業務を行う手続き受付けシステムにおける遠
隔手続き支援方法であって、 上記利用者端末の状態を監視する状態監視サーバを設け
るとともに、該状態監視サーバは、利用者が行った操作
を表す操作パターンから利用者状態を検出するための利
用者状態検出用データと、各利用者状態時に対応するた
めの支援機能名の一覧を格納した支援方法選択用データ
とを備え、 手続き受付けサービスを提供する際には、 上記利用者端末において、利用者の操作入力または無操
作状態を検出し、該検出結果を上記状態監視サーバに送
信するステップと、 上記状態監視サーバにおいて、受信した上記検出結果を
操作ログデータとして格納するステップと、 上記操作ログデータと上記利用者状態検出用データとを
照合することにより、利用者状態を検出するステップ
と、 上記支援方法選択用データを参照して、検出した利用者
状態に応じた支援機能を選択するステップと、 選択した支援機能が上記状態監視サーバが備える支援機
能であれば該支援機能を起動し、職員が応対して支援す
る支援機能であれば上記利用者状態を上記職員端末に送
信するステップと、 上記職員端末において、上記利用者状態を受信し、受信
した利用者状態に応じた支援を実行するための環境を設
定するステップとを備えたことを特徴とする遠隔手続き
支援方法。 - 【請求項2】所定の利用者状態に対応する支援機能とし
て、前記状態監視サーバが備える支援機能と職員が応対
して支援する支援機能との両方を用意しておき、どの利
用者端末にも応対していない職員端末があれば、該職員
端末に前記利用者状態を送信して職員による支援を行
い、すべての職員端末が応対中であれば前記状態監視サ
ーバが備える支援機能を起動する請求項1に記載の遠隔
手続き支援方法。 - 【請求項3】前記操作ログデータと前記利用者状態検出
用データとの照合により検出された利用者状態が複数あ
った場合は、 該検出された複数の利用者状態の利用者状態名または該
複数の利用者状態に応じた複数の支援機能の名称を前記
職員端末に表示して何れかの利用者状態または支援機能
を選択入力を受付け、 受付けた利用者状態または支援機能に対応する環境を、
前記職員端末に設定する請求項1に記載の遠隔手続き支
援方法。 - 【請求項4】前記無操作状態の検出は、前記利用者端末
の状態に対応して予め定められた所定時間を超えて利用
者からの操作入力が受け付けられないときに無操作状態
を検出したものとする請求項1に記載の遠隔手続き支援
方法。 - 【請求項5】前記利用者端末における利用者の操作入力
または無操作状態の検出では、直前の入力時もしくは直
前の無操作状態検出時から該操作入力までの経過時間を
付加した検出結果、または直前の入力時もしくは直前の
無操作状態検出時から該無操作状態の検出までの経過時
間を付加した検出結果を、前記状態監視サーバに送信し
て操作ログデータとして格納するようにし、 前記利用者状態検出用データ中の各操作パターンには各
操作の所用時間データを付加しておき、 前記操作ログデータと前記利用者状態検出用データとの
照合は、上記経過時間と上記所用時間データも含めて行
う請求項1に記載の遠隔手続き支援方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12502897A JPH10302007A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 遠隔手続き支援方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12502897A JPH10302007A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 遠隔手続き支援方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10302007A true JPH10302007A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14900070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12502897A Pending JPH10302007A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 遠隔手続き支援方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10302007A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2014506359A (ja) * | 2010-12-28 | 2014-03-13 | アマデウス エス.アー.エス. | ソフトウェアアプリケーションのエンドユーザにアシスタンスを提供する方法 |
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1997
- 1997-04-28 JP JP12502897A patent/JPH10302007A/ja active Pending
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