JPH10301971A - Cadデータ受渡方法 - Google Patents

Cadデータ受渡方法

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JPH10301971A
JPH10301971A JP9107486A JP10748697A JPH10301971A JP H10301971 A JPH10301971 A JP H10301971A JP 9107486 A JP9107486 A JP 9107486A JP 10748697 A JP10748697 A JP 10748697A JP H10301971 A JPH10301971 A JP H10301971A
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JP
Japan
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data
cad data
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computer
cad
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Pending
Application number
JP9107486A
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English (en)
Inventor
Masashi Ando
正志 安藤
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Hiruta Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Hiruta Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のコンピュータ間で、例えば一方のコン
ピュータにおけるDXF形式の属性情報を含む2次元CADデ
ータを、他方のコンピュータにおける同DXF形式の3次
元CADデータとして受け渡す場合に、オペレータの労力
を要することなく、迅速かつ確実に属性情報を変換又は
削除してCADデータを受け渡す。 【解決手段】 複数のコンピュータ間でCADデータを受
け渡しする際、一方のコンピュータにおいてCADデータ
を人間が判読できるテキストデータに変換し、図形情報
に付加される複数の属性情報を変換(置換を含む)又は削
除した後、テキストデータを再度CADデータへと復元し
て他方のコンピュータへと渡す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のコンピュー
タ間でCADデータを受け渡しする際、各コンピュータに
おいて扱えるCADデータの仕様、特に属性情報の取扱い
が異なる場合に、属性情報の影響を受けず、正確にCAD
データの受渡をするためのCADデータ受渡方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複数のコンピュータ間でCADデータを受
け渡しする際、各コンピュータにおいて扱えるCADデー
タの仕様は異なっていることが多く、例えばデータ形式
においてはDXF形式をはじめ、各アプリケーションごと
に独自の形式を用いており、相互の受渡ではデータ落ち
が生ずることがある。また、同じDXF形式が扱える場合
でも、バージョンの違いやいわゆる"方言"がある場合に
は、完全な状態での受渡は期待できない。
【0003】更に、DXF形式の2次元CADデータには、擬
似的に3次元的な取扱いができるように、図形情報に属
性情報を加えたものがある。属性情報には、特定の図形
又は図形群毎に与えられる基準点や回転角等があり、こ
の属性情報を付加したDXF形式の2次元CADデータを扱う
コンピュータから同DXF形式の3次元CADデータを扱うコ
ンピュータへと受渡すと、2次元平面上では正しく並ん
でいた各図形は、前記属性情報が反映された状態で3次
元空間上に表示されることになり、相互の位置関係が崩
れてしまう。
【0004】2次元CADデータにおける属性情報は、図
形の回転や相互の位置関係を表すのに便利なデータであ
るが、上述のように、3次元データとして扱おうとする
とこの属性情報が災いするのである。現状では、属性情
報を含むDXF形式の2次元CADデータにおける各図形の属
性情報をすべて同一にした上で3次元CADデータへと変
換するハードはもちろんアプリケーションもなく、オペ
レータの手作業により全ての属性情報を一致させて先方
のコンピュータへと引き渡している。属性情報がすべて
一致すれば各図形及び位置関係は等しくずれるため、図
形の崩れが生じなくなるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】つまり、複数のコンピ
ュータ間で、一方のコンピュータにおけるDXF形式の属
性情報を含む2次元CADデータを、他方のコンピュータ
における同DXF形式の3次元CADデータとして受け渡す場
合、バージョンや"方言"の問題に加えて、属性情報の統
一という問題が加わっており、属性情報の数だけオペレ
ータの手間を要していたのである。これは、図面が複雑
になればなるほど労力と時間を必要とすることになり、
作業効率の低下を招いていた。
【0006】そこで、複数のコンピュータ間で、例えば
一方のコンピュータにおけるDXF形式の属性情報を含む
2次元CADデータを、他方のコンピュータにおける同DXF
形式の3次元CADデータとして受け渡す場合、オペレー
タの労力を要することなく、迅速かつ確実に属性情報を
変換又は削除するCADデータ受渡方法を確立すべく、検
討することにした。
【0007】
【課題を解決するための手段】検討の結果確立した方法
が、複数のコンピュータ間でCADデータを受け渡しする
際、一方のコンピュータにおいてこのCADデータを人間
が判読できるテキストデータに変換し、図形情報に付加
される複数の属性情報を変換(置換を含む)又は削除した
後、テキストデータを再度CADデータへと復元して他方
のコンピュータへと渡すCADデータ受渡方法である。特
にCADデータがDXF形式、テキストデータがBMI形式であ
る場合に適し、通常は、図形情報に付加される複数の属
性情報をすべて基本属性に一括置換するのがよい。
【0008】CADデータをオペレータが視覚的に認識、
判断できるテキストデータに変換することで、オペレー
タが変換又は削除する属性情報を簡単に判別して処理す
ることができる。また、すべての属性情報を一括して変
換又は削除するならば、コンピュータによる検索、置換
機能を用い、ほとんど時間を掛けずに処理を終えること
ができる利点がある。とりわけDXF形式のCADデータはBM
I形式と呼ばれるテキストデータ(ASCII)に変換するよう
に策定されており、本発明の方法によれば、簡単に属性
情報の変換又は削除ができる。
【0009】本発明の方法による属性情報の変換又は削
除をCADデータを作成したコンピュータにおいて実施
し、処理後に復元したCADデータを他のコンピュータへ
送るようにしてもよいし、まずCADデータを他のコンピ
ュータへ送ってから、送り先のコンピュータにおいて属
性情報の変換又は削除の処理を実施してもよい。また、
更には、ネットワークを構成する複数のコンピュータ間
において、一方のコンピュータから他方のコンピュータ
へ送る際に、両者の間に専用の処理コンピュータを介在
させ、この専用の処理コンピュータにおいて属性情報の
変換又は削除を実施させると、オペレータ側からはCAD
データの転送しか認識できず、極めて自然なデータのや
り取りをすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のCADデータ受渡方
法を用いた実施形態について、図を参照しながら説明す
る。図1は2次元CADデータ1を作成したコンピュータ
2の斜視図、図2は同2次元CADデータ1における各図
形の座標系を示す図である。図1中破線で囲まれた部分
は、オペレータの認識できないコンピュータの内部で処
理される記述様式の2次元CADデータ1の構成を表す。
本例は、属性情報を有する2次元CADデータ1を扱うコ
ンピュータ2から、3次元CADデータ3を扱うコンピュ
ータへデータ4を受け渡す場合である。
【0011】2次元CADデータ1は、作図したコンピュ
ータ2のディスプレイ上では、原点Oの座標系上に並ぶ
「円(Circle)」、「三角(Triangle)」、「四角(Quadrangle)」
(図1参照)として合わせて表示されているが、コンピュ
ータ2内の取扱いにおいては、図2に見られるように、
各図形はOと異なる座標系に並ぶ円データLc(原点が基
準点C)、三角データLt1…Lt6(原点が基準点T)、そ
して四角データLq1…Lq12(原点が基準点Q)から構成
されている。
【0012】作図した2次元CADデータ1は、ディスプ
レイ上で同一平面に表示されるが、実際には互いにずれ
た位置関係を有し、この位置関係を属性情報として各図
形に割り当てておくことは、作図を助ける役割をもつ。
すなわち、本例では、各図形に異なる原点としての基準
点C,T,Qを割り当て、円、三角又は四角という個々の
図形をそれぞれの基準点を原点とした座標系において個
別に取り扱えるようにして、作図、そしてその後の修正
を容易にしているのである。なお、本例では各図形毎に
異なる属性情報(原点C,T,Q)が付加されているが、例
えば円と三角とを一体の図形群とみなしてひとつの属性
情報を付加する場合もある。
【0013】図3は本発明のCADデータ受渡方法におけ
る処理手順のフローで、図4は図1に見られるコンピュ
ータ2上で、作図したDXF形式の2次元CADデータ1をBM
I形式のテキストデータ5に変換した状態を表した図1
相当斜視図である。図4中実線で囲まれた部分は、オペ
レータの認識できるテキストデータ5で記述されるデー
タの構成を表す。図形としてディスプレイ上に表されて
いた2次元CADデータ1(図1参照)は、テキストデータ
5に変換することで、各要素の種類、長さ、線種と属性
情報等がオペレータに理解できるようになる。ただし、
この段階においては、未だ各図形毎の線データにはそれ
ぞれ異なる基準点C,T,Qが付加されており、2次元CA
Dデータ1として復元すれば、やはり各図形毎に独立し
て回転させることができ、図2に見られるような3次元
空間における前後の位置関係を保持している。BMI形式
におけるテキストデータ5では、属性情報は「BEGV」で始
まり、「ENDV」で終わる行に記述されているので、図3に
見られるようなループによる属性情報の一括置換が可能
である。
【0014】図5は図4の状態からテキストデータ5に
おける各図形の属性情報の基準点C,T,Qをすべて基準
点Oに置換した状態を表した図1相当斜視図である。属
性情報は、上述のように記載行が特定されているため、
本例ではこの該当行のうち基準点C,T,Qに関する部分
を一括して基準点Oに置換することで、いずれも基準点
Oを中心として回転する図形群からなるデータに変換す
る。DXF形式の2次元CADデータにおいては、属性情報を
省くことができないので、例えば本例のように基準点を
一致させることになるが、基準点Oではなく、例えば基
準点Cに一括置換しても構わない。
【0015】図6は図5の状態から再びBMI形式のテキ
ストデータ5をDXF形式の2次元CADデータ1に復元した
状態を表した図1相当斜視図である。この段階では、デ
ィスプレイ上に表される図形の位置関係は、図1の場合
と変わらない。しかし、各図形の属性情報である基準点
C,T,Qがすべて基準点Oに置換されており、仮に個別
に図形を回転させようとしても、図形が一体となって基
準点Oを中心に回転することになる。これは、基準点O
を基準として各図形同士の位置ずれが起きた場合でも、
基準点Oに対する各図形のずれが等しいために位置関係
がずれないことを意味し、極めて再現性の高い形でのデ
ータの受渡が可能となる。
【0016】図7は図6の状態から、可搬性のある記憶
媒体又は通信回線により2次元CADデータ1を他のコン
ピュータ4へ送り、そのコンピュータ4に接続したディ
スプレイ上に3次元CADデータ3として表示した状態を
表した斜視図である。それぞれが異なる属性情報を持つ
2次元CADデータを3次元CADデータとして表示した場合
には、各図形の位置関係がずれていたが、本発明によれ
ば、図7に見られるように、元の2次元CADデータ1(図
1参照)と同じ位置関係の図形群から3次元CADデータ3
を表示できる。このように、本発明の受渡方法は、CAD
データの受渡における属性情報の取扱いの違いにより生
ずる図形間の位置ずれの問題を解消し、正確なCADデー
タの授受を可能にするのである。
【0017】図8は通信回線で結ばれた遠隔地の2台の
コンピュータ2,4間に、本発明の受渡方法によるデー
タコンバータ6を介在させた例を表した斜視図である。
この例は、オペレータがデータ変換をするのではなく、
受け渡ししたいCADデータを相手先に送信することによ
りデータコンバータ6を通過するCADデータの属性情報
を自動的に一括変換するもので、各コンピュータ2,4
のオペレータはデータ変換を意識することなくCADデー
タの受渡ができる利点がある。専用のデータコンバータ
6が必要である反面、双方向でデータ変換ができる利点
がある。
【0018】
【発明の効果】本発明のCADデータ受渡方法により、複
数のコンピュータ間でのCADデータの受渡にオペレータ
の労力、手間を要しなくなり、極めて簡単かつ短時間に
相手先のCADアプリケーションに応じたCADデータに成形
することができるようになる。こうした属性情報の有無
に係るCADデータの受渡の際の問題は、多種多様なハー
ド及びソフトからなるCAD環境では繁雑に発生するもの
であり、本発明はこうした問題を解決し、製図環境の向
上とコストの削減とを実現するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】CADデータを作成したコンピュータの斜視図で
ある。
【図2】同CADデータにおける各図形の座標系を示す図
である。
【図3】本発明のCADデータ受渡方法における処理手順
のフローである。
【図4】図1に見られるコンピュータ上で、作図したDX
F形式の2次元CADデータをBMI形式のテキストデータに
変換した状態を表した図1相当斜視図である。
【図5】図4の状態からテキストデータにおける各図形
の属性情報の基準点C,T,Qをすべて基準点Oに置換し
た状態を表した図1相当斜視図である。
【図6】図5の状態から再びBMI形式のテキストデータ
をDXF形式の2次元CADデータに復元した状態を表した図
1相当斜視図である。
【図7】図6の状態から、2次元CADデータを他のコン
ピュータへ送り、そのコンピュータに3次元CADデータ
として表示した状態を表した斜視図である。
【図8】通信回線で結ばれた遠隔地の2台のコンピュー
タ間に、本発明の受渡方法によるデータコンバータを介
在させた例を表した斜視図である。
【符号の説明】
1 2次元CADデータ 2 2次元CADデータを作成したコンピュータ 3 3次元CADデータ 4 3次元CADデータを扱うコンピュータ 5 テキストデータ 6 データコンバータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコンピュータ間でCADデータを受
    け渡しする際、一方のコンピュータにおいて該CADデー
    タを人間が判読できるテキストデータに変換し、図形情
    報に付加される複数の属性情報を変換又は削除した後、
    テキストデータを再度CADデータへと復元して他方のコ
    ンピュータへと渡すことを特徴とするCADデータ受渡方
    法。
  2. 【請求項2】 CADデータがDXF形式、テキストデータが
    BMI形式であることを特徴とする請求項1記載のCADデー
    タ受渡方法。
  3. 【請求項3】 図形情報に付加される複数の属性情報を
    すべて基本属性に一括置換することを特徴とする請求項
    1記載のCADデータ受渡方法。
JP9107486A 1997-04-24 1997-04-24 Cadデータ受渡方法 Pending JPH10301971A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9107486A JPH10301971A (ja) 1997-04-24 1997-04-24 Cadデータ受渡方法

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JP9107486A JPH10301971A (ja) 1997-04-24 1997-04-24 Cadデータ受渡方法

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Publication Number Publication Date
JPH10301971A true JPH10301971A (ja) 1998-11-13

Family

ID=14460445

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JP9107486A Pending JPH10301971A (ja) 1997-04-24 1997-04-24 Cadデータ受渡方法

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JP (1) JPH10301971A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7747570B2 (en) 2001-07-04 2010-06-29 Adobe Systems Incorporated Conversion of data for two or three dimensional geometric entities
JP2011150692A (ja) * 2009-12-21 2011-08-04 Canon It Solutions Inc 情報処理装置、情報処理方法、及びコンピュータプログラム

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