JPH10301737A - プリントシステム - Google Patents

プリントシステム

Info

Publication number
JPH10301737A
JPH10301737A JP9121472A JP12147297A JPH10301737A JP H10301737 A JPH10301737 A JP H10301737A JP 9121472 A JP9121472 A JP 9121472A JP 12147297 A JP12147297 A JP 12147297A JP H10301737 A JPH10301737 A JP H10301737A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printer
failure
printing
print job
print
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9121472A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4122075B2 (ja
Inventor
Hirofumi Nishiwaki
浩文 西脇
Hiroyuki Minamide
博行 南出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP12147297A priority Critical patent/JP4122075B2/ja
Publication of JPH10301737A publication Critical patent/JPH10301737A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4122075B2 publication Critical patent/JP4122075B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷処理を実行中のプリンタに障害が発生し
た場合、それまでに印刷が終了した分を無駄にせず、残
りを別の代理プリンタで印刷可能にすること。 【解決手段】 プリンタマネージャ101は、印刷処理
を実行中のプリンタ102に障害が発生したことを検知
すると、障害の原因を特定した後、特定した障害の原因
に応じて印刷ジョブの設定を変更すると共に、予め定め
た障害発生時の対応策に基づいてプリンタ102に代わ
る代理プリンタ103を選択し、選択した代理プリンタ
に対して変更した印刷ジョブの設定情報と障害が発生し
たプリンタが既に印刷を終了したページ情報とを送信
し、プリンタ103は、代理プリンタとして選択された
場合に、プリンタマネージャ101から印刷ジョブの設
定情報とページ情報とを受信し、ページ情報に基づい
て、障害が発生したプリンタ102によって実行されて
いた印刷処理の続きを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は複数のプリンタとそ
れらを管理するプリントマネージャとからなるプリント
システムに関し、より詳細には、印刷を実行中のプリン
タに障害が発生した場合、プリントマネージャが障害が
発生したプリンタに代わる代理プリンタを選択し、人間
の介在なしに印刷を続行することが可能なプリントシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】印刷を実行中のプリンタに印刷が続行不
可能な障害が発生した場合の対応策を開示するものの例
として、特開平5−181621号公報『印刷制御装
置』がある。この印刷制御装置は、ネットワークでの印
刷時においてプリンタに障害が発生した場合、近くにい
ないオペレータに電話でエラー状態を通知するというも
のである。
【0003】また、他の例として特開平6−18711
1号公報『プリントシステム』がある。このプリントシ
ステムは、出力先として予定されていたプリンタが使用
不可能である場合、予め定められた他の代理プリンタか
ら印刷物を出力させることができるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5−181621号公報に開示されたものにおいては、
単にオペレータにエラー状態を通知できるのみであるた
め、人間がプリンタの障害を解除して、そのプリンタで
印刷を再開させるか、そのプリンタでの印刷をあきらめ
て別のプリンタで文書を全て印刷し直す必要があり、結
局人間を介さなければ印刷を再開することができないと
いう問題があった。
【0005】また、特開平6−187111号公報に開
示されたものでは、印刷を実行中のプリンタに障害が発
生した場合に別のプリンタで全て印刷を実行し直す方式
であるため、最初のプリンタで印刷が終了した分の出力
が全て無駄になってしまうという問題があった。また、
別のプリンタに印刷ジョブを切り換える方法、例えば印
刷ジョブを切り換えるタイミング等が固定されており、
ユーザが任意にタイミング等を選択する余地がないとい
う問題があった。
【0006】したがって、本発明は上記に鑑みてなされ
たものであって、印刷処理を実行中のプリンタに障害が
発生した場合、それまでに印刷が終了した分を無駄にせ
ず、残りを別の代理プリンタで印刷することによって、
人間の介在なしで印刷ジョブを終了可能にすることを第
1の目的とする。
【0007】また、代理プリンタを起動する方法を任意
に選択可能にすることを第2の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係るプリントシステムは、印刷
ジョブの設定情報に基づく印刷処理の実行中に、前記印
刷処理の進捗情報を送信する機能を有する複数のプリン
タと、前記プリンタからそれぞれ送信された前記進捗情
報を受信し、受信した進捗情報に基づいて、前記複数の
プリンタを管理するプリンタ管理手段と、を備えたプリ
ントシステムにおいて、前記プリンタ管理手段は、前記
進捗情報に基づいて印刷処理を実行中のプリンタに障害
が発生したことを検知すると、前記進捗情報から前記発
生した障害の原因を特定した後、特定した障害の原因に
応じて前記印刷ジョブの設定情報を変更すると共に、予
め定めた障害発生時の対応策に基づいて前記プリンタに
代わる代理プリンタを選択し、選択した代理プリンタに
対して前記変更した印刷ジョブの設定情報と前記障害が
発生したプリンタが既に印刷を終了したページ情報とを
送信し、前記プリンタは、前記代理プリンタとして選択
された場合に、前記プリンタ管理手段から前記印刷ジョ
ブの設定情報と前記ページ情報とを受信し、受信した印
刷ジョブの設定情報とページ情報とに基づいて、前記障
害が発生したプリンタによって実行されていた印刷処理
の続きを実行するものである。
【0009】また、本発明の請求項2に係るプリントシ
ステムは、請求項1記載のプリントシステムにおいて、
前記プリンタ管理手段が、複数の障害時の対応策を記憶
しており、印刷処理を実行中のプリンタに障害が発生す
る前に前記複数の対応策の中から任意の対応策を選択し
ておくものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るプリントシス
テムの一実施の形態について、添付の図面を参照しつつ
詳細に説明する。
【0011】本実施の形態のプリントシステムは、例え
ば、印刷ジョブ設定で設定された用紙サイズと異なるサ
イズの用紙に印刷するためのプリントデータが含まれて
いること、および、印刷を実行中のプリンタは上記異な
るサイズの用紙を有していないことを原因として印刷を
継続することができない障害が発生した際に、印刷ジョ
ブの設定を変更し、他のプリンタに印刷ジョブを続行さ
せることができるようにしたものである。
【0012】図1は、本実施の形態に係るプリントシス
テムの概略構成を示す構成図である。図1に示すプリン
トシステムは、印刷ジョブの設定情報に基づく印刷処理
の実行中に、印刷処理の進捗情報を送信する機能を有す
る複数のプリンタ102,103と、プリンタ102,
103からそれぞれ送信された進捗情報を受信し、受信
した進捗情報に基づいて、各プリンタ102,103を
管理するプリンタマネージャ101(請求項1記載のプ
リンタ管理手段に該当する)と、を備えている。なお、
図1において、104,105は、ワープロ,データベ
ース等のアプリケーションプログラムを備えたパーソナ
ルコンピュータ,ワークステーション等の端末装置を示
し、本実施の形態のプリントシステムで印刷される文書
等はこれらの端末装置104,105で作成される。ま
た、100は、上記プリンタマネージャ101と、プリ
ンタ102,103と、端末装置104,105とをそ
れぞれ接続するネットワークを示している。また、ネッ
トワーク100上の端末装置及びプリンタの接続数は、
図1に示す数に限定されるものではない。
【0013】プリンタマネージャ101は、パーソナル
コンピュータやワークステーションに搭載されたもので
あり、端末装置104,105からの印刷ジョブを受け
付け、これを適切なプリンタに分配するものである。ま
た、プリンタマネージャ101には、管理すべき複数の
プリンタ102,103が予め登録されており、登録さ
れたプリンタ102,103と通信し、各プリンタ10
2,103が現在どのような状態にあるのかを常に把握
できるようになっている。
【0014】プリンタマネージャ101は、また、例え
ばプリンタ102から送信された印刷処理の進捗情報に
基づいて印刷処理を実行中のプリンタ102に障害が発
生したことを検知すると、進捗情報から発生した障害の
原因を特定した後、特定した障害の原因に応じて印刷ジ
ョブの設定を変更すると共に、予め定めた障害発生時の
対応策に基づいてプリンタ102に代わる代理プリンタ
として例えばプリンタ103を選択し、選択したプリン
タ103に対して変更した印刷ジョブの設定情報と障害
が発生したプリンタが既に印刷を終了したページ情報と
を送信し、印刷処理を継続させる。
【0015】プリンタ102,103は、1つのプリン
タマネージャ101によって管理されており、プリンタ
のセットアップ時にプリンタマネージャ101に登録さ
れる。登録後、プリンタ102,103は、電源が投入
される毎にプリンタマネージャ101に電源が投入され
たことを通知し、プリントサービスを提供できるように
する。なお、プリンタ102,103は、プリンタマネ
ージャ101から紙,給排紙トレイ,両面,コピー部数
等の印刷ジョブの設定情報(後述するプリンタジョブ設
定情報)を受け付け、その設定に従ってPDLデータで
定義される印刷内容(印刷データ)を紙等のメディアに
印刷する。また、PDLデータが与えられると、印刷開
始頁を印刷終了頁が指定される。ここでPDLデータと
は、印刷内容(文字、画像)をPage Descri
ption Languageで定義したデータのこと
である。
【0016】また、プリンタ102,103は、プリン
タマネージャ101から代理プリンタとして選択された
場合、プリンタマネージャ101から印刷ジョブの設定
情報(プリンタジョブ設定情報)とページ情報とを受信
し、ページ情報に基づいて、障害が発生したプリンタに
よって実行されていた印刷処理の続きを実行する。
【0017】ユーザは、端末装置104,105におい
て、ワープロ,データベース等のアプリケーションプロ
グラムを用いて文書を作成し、作成した文書を印刷する
際に、プリンタマネージャ101を起動して印刷ジョブ
の設定を行う。また、ユーザは、プリンタマネージャ1
01を介して印刷の進捗状況の調査,障害時の対応策の
選択,印刷終了の通知等のサービスを受けることができ
る。
【0018】なお、上記印刷ジョブとは、上述したPD
Lデータと印刷ジョブ設定情報の組み合わせである。こ
こに印刷ジョブ設定情報とは、プリンタの選択,紙や給
排紙トレイの選択,両面印刷の設定,コピー部数の設
定,障害発生時の代理プリンタの選択,障害発生時の対
応策の選択等を定義するデータの集まりのことである。
代理プリンタの選択は、プリンタを明示的に選択する形
式と、任意のプリンタ群から代理装置を選択するアルゴ
リズムを記述する形式とがある。
【0019】以下に、本実施の形態に係るプリントシス
テムの動作について、(1)プリンタマネージャの動
作,(2)プリンタの動作の順で詳細に説明する。
【0020】(1)プリンタマネージャの動作 図2は、本実施の形態に係るプリントシステムにおい
て、プリンタマネージャ101の動作を示すフローチャ
ートである。ユーザは端末装置104,105におい
て、ワープロ,データベース等のアプリケーションを用
いて文書を作成する。そして、その文書を印刷する際
に、プリンタマネージャ101を起動して印刷ジョブ設
定を行う。ここでは、プリンタマネージャの通常の処
理、障害発生時のプリンタマネージャの処理の順でプ
リンタマネージャ101の動作を説明する。
【0021】 プリンタマネージャの通常の処理 プリンタマネージャ101は、ユーザによって起動され
ると、印刷ジョブ設定メニューを端末装置104,10
5に画面表示する(S201)。ユーザは、このメニュ
ー上でプリンタの選択,紙や給排紙トレイの選択,両面
印刷の設定,コピー部数の設定,障害発生時の代理プリ
ンタの選択および障害発生時の対応策を設定することが
できる。
【0022】印刷ジョブを実行させるプリンタを選択す
る際には、プリンタマネージャ101が管理する全ての
プリンタがメニュー上に表示される。ユーザは、表示さ
れたプリンタの中から明示的に特定のプリンタを1台又
は複数台選択することができる。プリンタを1台だけ選
択した場合は、そのプリンタのみが印刷に使用される。
プリンタを複数台選択した場合は、印刷ジョブ設定で指
定された条件を実現可能なプリンタの中から最適なプリ
ンタがプリンタマネージャ101によって選択される。
また、プリンタを明示的に選択しないことも可能であ
り、この場合は印刷ジョブ設定で指定された条件を実現
可能なプリンタの中から最適なプリンタがプリンタマネ
ージャ101によって選択される。
【0023】また、プリンタマネージャ101は、障害
発生時の対応策として「しない(障害が発生しても何ら
対応しない)」,「直ちに代理プリンタに切り替え
る」,「障害発生後、X分以内に障害が解決されなかっ
たら代理プリンタに切り替える」等の数種類の対応策を
記憶しており、これらをメニュー上に表示する。ユーザ
は、印刷ジョブの重要度に合わせて障害発生時の対応策
を選択することができる。
【0024】紙,給排紙トレイ,両面印刷,コピー部数
を設定する際には、利用可能な複数のプリンタの機能の
和のリストがメニュー上に表示される。ユーザは、この
中から必要な機能を選択する。例えば3台のプリンタが
利用可能である場合において(特定のプリンタが選択さ
れていないか、3台が明示的に選択されている場合)、
その中の2台が両面印刷が可能で1台が両面印刷できな
いとする。この場合は印刷ジョブ設定メニューで「両面
印刷」を設定することができる。ただし、「両面印刷」
を選択した時点で両面印刷できないプリンタは選択対象
から除外される。
【0025】なお、本実施の形態の説明においては、端
末装置104から印刷要求があり、印刷ジョブの設定に
おいて、最初に印刷を実行するプリンタとしてプリンタ
102が選択され、後に代理プリンタとしてプリンタ1
03が選択されるものとする。なお、プリンタ102は
A4サイズの用紙を有し、プリンタ103はA4および
A3サイズの用紙を有しているものとし、印刷ジョブ設
定では、A4サイズの用紙に印刷を実行するという設定
がなされたものとする。
【0026】プリンタマネージャ101は、ステップS
201において印刷ジョブ設定が完了すると、端末装置
104のワープロ,データベースソフト等によって変換
されたPDLデータを受信する(S202)。プリンタ
マネージャ101は、ステップS201で設定した印刷
ジョブ設定情報と受信したPDLデータとを印刷ジョブ
の終了まで管理する。
【0027】プリンタマネージャ101は、印刷ジョブ
設定情報に基づいて、印刷ジョブを実行させるプリンタ
を1台選択する(S203)。すなわち、印刷ジョブ設
定情報に基づいて、ユーザによって選択された特定の1
台のプリンタ又は印刷ジョブ設定で指定された条件に適
合する1台のプリンタが選択される。ここではプリンタ
102が選択される。
【0028】そして、プリンタマネージャ101は、ス
テップS203で選択したプリンタ102が印刷ジョブ
を実行可能か否かを判定する(S204)。プリンタ1
02が印刷ジョブを実行可能な状態にあれば、プリンタ
102に対してプリンタジョブ設定情報を送信し、プリ
ンタ102にプリンタジョブ設定を行わせる(S20
7)。ここでプリンタジョブ設定情報とは、ステップS
201で設定した印刷ジョブ設定情報からプリンタの選
択と代理プリンタの選択の設定を除いたものである。す
なわち、プリンタジョブ設定情報は、紙や給排紙トレイ
の選択,両面印刷の設定,コピー部数の設定等の集合で
ある。
【0029】一方、選択したプリンタ102が印刷ジョ
ブを実行することができない状態にある場合は、プリン
タ102がビジーであるか否かを判定する(S20
5)。ビジーである場合は、ステップS204に戻って
ビジー状態が解消されるのを待つ。ビジーではなく、何
らかの理由により印刷ジョブを実行不可能である場合
は、別のプリンタを選択し(S206)、ステップS2
04に戻って処理を続行する。
【0030】続いてプリンタマネージャ101は、プリ
ンタ102からプリンタジョブ設定終了の報告を受ける
と(S208)、プリンタ102に対してPDLデータ
を転送する(S209)。
【0031】そして、プリンタマネージャ101は、プ
リンタ102からの印刷終了通知の受信を待つ(S21
0)。プリンタ102から印刷終了通知を受信すると、
管理しているPDLデータを削除すると共に(S21
1)、端末装置104に対して印刷ジョブ終了の通知を
送信し(S212)、印刷ジョブを終了する。
【0032】図3は、プリンタマネージャ101のイベ
ント処理ルーチンを示すフローチャートである。プリン
タマネージャは101は、図2のステップS209でP
DLデータをプリンタ102に送信してから印刷完了ま
での間に、プリンタ102から印刷ジョブ処理状況の通
知(イベント:請求項1記載の進捗情報に該当する)を
受ける。ここで、印刷ジョブ処理情報は、排紙終了枚
数,処理終了印刷データバイト数,利用ソート段数,排
紙終了コピー部数,中間トレイに排紙した紙の枚数等の
情報やその他印刷を継続することができない障害が発生
したことを示す情報等を含む。
【0033】プリンタマネージャ101は、イベントを
受信すると、そのイベントがプリンタに障害が発生した
ことを示すもの(障害発生報告イベント)か否かを判定
する(S301)。障害の発生でなければ、そのイベン
トがプリンタ102の印刷ジョブの進捗状況を示すもの
(進捗状況報告イベント)か否かを判定する(S30
2)。
【0034】進捗状況報告イベントとは、プリンタの動
作を説明する際に詳細に説明するが、PDLデータの処
理を開始した後、印刷後の用紙を1枚排紙する度にプリ
ンタから送信されるものであって、PDLデータで定義
されたページの番号,プリンタジョブ設定で指定された
コピー部数等が記載されたものである。なお、両面印刷
時には、印刷が終了したのが表か裏かの情報も同時に記
載される。
【0035】プリンタマネージャ101は、プリンタ1
02から送られた進捗状況を記録してプリンタ102が
印刷を終了したページとコピー枚数を常に把握すると共
に、この進捗状況を端末装置104の画面に表示する
(S304)。端末装置104の画面には、例えば「印
刷終了枚数:X,;コピー終了枚数:Y」と表示され、
プリンタジョブの全枚数とコピー部数とがわかっている
場合には、さらに予想終了時刻も表示される。
【0036】そして、プリンタマネージャ101は、受
信した進捗状況報告イベントに基づいて、印刷完了であ
るか否かを判定し(S305)、印刷完了である場合に
はプリンタ102から送信された印刷完了報告を受信し
て(S306)、イベント処理を終了する。一方、印刷
完了でない場合には、イベント処理を終了して、次のイ
ベントの受信を待つ。
【0037】なお、図3のステップS302において、
受信したイベントが印刷ジョブ進捗状況ではない場合は
その他のイベント処理を行う(S303)。その他のイ
ベント処理は本発明とは直接関連性がないため、ここで
はその説明を省略する。
【0038】 障害発生時のプリンタマネージャの処
理 次に、プリンタ102に障害が発生した場合におけるプ
リンタマネージャ101の動作を説明する。なお、障害
とは、例えば紙詰まり、用紙切れ等、プリンタが印刷を
継続することができない全ての場合を含むが、ここで
は、A4サイズの用紙のみがセットされているプリンタ
102に対してA4サイズのデータとA3サイズのデー
タとが混在したPDLデータを送信した場合に、プリン
タ102で発生する障害の復旧処理について説明する。
なお、この場合の印刷ジョブには、上述したようにA4
サイズの用紙に印刷するという設定がなされている。
【0039】図3のステップS301において、プリン
タマネージャ101は、プリンタ102から送信された
イベント(障害発生報告イベント)からプリンタ102
に障害が発生したことを検知する。続いてプリンタマネ
ージャ101は、プリンタ102から返却されたプリン
タジョブ設定情報を受信し(S307)、かつ、図2の
ステップS201で設定した印刷ジョブ設定情報に基づ
いて、障害発生時の対応策を確認する。例えば、障害発
生時の対応策として「障害が発生したら直ちに代理プリ
ンタに切り替えて継続する」が選択されている場合、ス
テップS309に進み、障害回避処理を開始することを
決定する。また、例えば、障害発生時の対応策として
「障害発生後、X分以内に障害が解決されなかったら代
理プリンタに切り替える」が選択されている場合、ステ
ップS308で障害回避タイマを起動させ、所定の時
間、障害回避処理の開始を待つ。
【0040】ステップS309において障害回避処理の
開始を決定した後、プリンタマネージャ101は、図2
のステップS213に進んで障害回避処理を実行する。
【0041】図2に戻り、障害回避処理の続きを説明す
る。ステップS213において、プリンタマネージャ1
01は、障害の発生したプリンタ102から最後に受信
した進捗状況報告イベントに基づいて、PDLデータに
おいて障害が発生したデータを検出した後、検出したデ
ータとプリンタ102から受信したプリンタジョブ設定
情報とを比較して、例えばA4からA3への用紙サイズ
の変更の必要がある場合にはステップS201で設定し
た印刷ジョブ設定情報のうち、用紙サイズをA3に変更
する。
【0042】そして、プリンタマネージャ101は、上
記印刷ジョブ設定情報に基づいて、代理プリンタを決定
する(S214)。代理プリンタとしては、印刷ジョブ
設定(S201)で指定された条件を満たすプリンタの
中から1台以上選択される。ここではプリンタ103が
代理プリンタとして選択される。ここで、プリンタ10
3は、上述したようにA3サイズの用紙を有し、プリン
タ102で実行できなかった印刷ジョブの続きを実行可
能なものである。なお、最初に選択されたプリンタ(こ
こではプリンタ102)での印刷ジョブの実行に障害が
発生しない限り、プリンタマネージャ101は代理プリ
ンタに印刷ジョブを転送することはない。
【0043】プリンタマネージャ101は、決定した代
理プリンタ103が印刷ジョブを実行可能か否かを判定
する(S215)。代理プリンタ103が印刷ジョブを
実行可能な状態にあれば、代理プリンタ103に対して
プリンタジョブ設定を送信し、プリンタジョブ設定を行
う(S218)。ここでのプリンタジョブ設定とは、障
害が発生したプリンタに送った設定に「PDLデータ読
み飛ばしモード」を選択するフラッグと、障害が発生し
たプリンタが最後に転送して来た進捗状況報告イベント
を追加したものである。なお、「PDLデータ読み飛ば
しモード」とは、後述するプリンタの動作モードであっ
て、障害が発生したプリンタが最後に転送して来た進捗
情報報告イベントを参照し、既に印刷されたページの印
刷処理を行わないようにするモードである。また、代理
プリンタ103が選択されたことは、端末装置104の
表示画面に表示される。
【0044】一方、ステップS215において、決定し
た代理プリンタ103が印刷ジョブを実行することがで
きない状態にある場合は、その代理プリンタ103がビ
ジーであるか否かを判定する(S216)。ビジーであ
る場合は、ステップS215に戻ってビジー状態が解消
されるのを待つ。ビジーではなく、何らかの理由により
印刷ジョブを実行不可能である場合は、別のプリンタを
選択し(S217)、ステップS215に戻って処理を
続行する。
【0045】続いてプリンタマネージャ101は、代理
プリンタ103からプリンタジョブ設定完了の報告を受
け(S219)、代理プリンタに対しPDLデータを転
送する(S209)。なお、PDLデータ転送後の処理
は、前述したプリンタマネージャの通常の処理の項で
説明した通りであるため、ここではその説明を省略す
る。
【0046】(2) プリンタの動作 続いてプリンタの動作について、通常の処理,障害
発生時の処理,代理プリンタの動作の順で説明する。
図4は、本実施の形態に係るプリントシステムにおい
て、プリンタの動作を示すフローチャートである。
【0047】 通常の処理 図2に示すステップS203で選択されたプリンタ10
2は、プリンタマネージャ101から送信されたプリン
タジョブ設定情報を受信し、受信したプリンタジョブ設
定情報に基づいて、自身の設定を変更する(S40
1)。
【0048】プリンタ102は、プリンタジョブ設定情
報中に「PDLデータ読み飛ばしモード」のフラッグが
存在するか否かを判定する(S402)。ここでは「P
DLデータ読み飛ばしモード」のフラッグが存在しない
ものとしてステップS404に進み、プリンタマネージ
ャ101に対しプリンタジョブ設定終了の報告を送信す
る。
【0049】その後、プリンタ102は、プリンタマネ
ージャ101からPDLデータを受信し、PDLデータ
をページ毎に処理していく(S405)。
【0050】まず、PDLデータに基づいてページイメ
ージを作成し(S406)、記録紙に印刷する(S40
8)。印刷された記録紙が排紙されたことを検知すると
(S409)、図3を用いて説明した進捗状況報告イベ
ントをプリンタマネージャ101に対して送信する(S
410)。すなわち、進捗情報報告イベントは、紙を1
枚排紙する毎にプリンタマネージャ101に対して出力
される。なお、ここではプリンタジョブ設定に「PDL
データ読み飛ばしモード」のフラッグが存在しないこと
にしたため、ステップS407の処理はスキップされ
る。
【0051】ここで、進捗状況報告イベントについて詳
細に説明する。進捗状況報告イベントは、 Pn−Cn−Sn−Fn−Tn という形式で表記される。PnはPDLデータで定義さ
れるページの番号であり、Cnはコピー部数番号であ
る。Snは印刷される紙の番号であり、ページ番号やコ
ピー部数に関係なくプリンタが印刷する順番に紙に連番
が付けられる。Fnは紙の面の番号であり、例えば0が
表で1が裏を表示する。Tnは排紙トレイの番号であ
る。
【0052】PDLデータは、プリントするデータを1
ページ目から順番に定義するものである。つまりnペー
ジ分のデータは、P1,P2,P3,・・・,Pnと並
んでおり、これらのページはこの順番で紙S1,S2,
S3,・・・,Snに印刷されていく。よって、進捗状
況報告イベントは、具体的に、 P1−C1−S1−F1−T1, P2−C1−S2−F1−T1, P3−C1−S3−F1−T1, ・・・・・・・・・・・・・・, Pn−C1−Sn−F1−T1 と表記される。
【0053】なお、両面印刷の場合はP1がS1の表に
印刷され、P2がS1の裏にそれぞれ印刷される。よっ
て、両面印刷の場合の進捗状況報告イベントは、具体的
に、 P1−C1−S1−F1−T1, P2−C1−S1−F2−T1, P3−C1−S2−F1−T1, ・・・・・・・・・・・・・・, Pn−C1−Sn−F2−T1 と表記される。
【0054】また、プリンタジョブ設定にm部のコピー
部数が指定されている場合(自動的にソータが使用され
る)であり、かつ片面印刷の場合、P1−1,P1−
2,P1−3,・・・Pn−m,P2−1,P2−2,
P2−3,・・・,Pn−mというページデータがS
1,S2,S3,・・・,Snxmの紙に印刷される。
したがって進捗情報報告イベントは、 P1−C1−S1−F1−T1, P1−C2−S2−F1−T2, ・・・・・・・・・・・・・・, P1−Cm−Sm−F1−Tm, P2−C1−S(m+1)−F1−T1, P2−C(m+2)−S1−F1−T2, ・・・・・・・・・・・・・・, P2−Cm−S(2m)−F1−Tm, と表記される。
【0055】両面印刷の場合、P1−1とP2−1とが
S1に印刷され、P1−2とP2−2とがS2に印刷さ
れ、さらに、P(n−1)−mとPn−m(nが偶数の
場合)又はPn−1(nが奇数の場合)のページデータ
がSnmにそれぞれ印刷される。したがって、進捗状況
報告イベントは、 P1−C1−S1−F1−T1, P2−C1−S1−F2−T1, P1−C2−S2−F1−T2, P2−C2−S2−F2−T2, ・・・・・・・・・・・・・・ と表記される。
【0056】つまりプリンタ102は、紙が1枚排紙さ
れる度に「PDLのpページ目のデータのc番目のコピ
ーをs番目の紙に印刷して、t番の排紙トレイに排紙し
た」又は「PDLのpページ目とp+1ページ目のデー
タのc番目のコピーをs番目の紙に印刷して、t番の排
紙トレイに排紙した」ということをプリンタマネージャ
101に対して報告する。ただし、上記進捗状況報告イ
ベントの表記方法はあくまで一例であって、表記方法は
プリンタのメカニズム、例えば両面印刷の方法によって
変化するものである。
【0057】再び図4の説明に戻ってプリンタの動作を
説明する。プリンタ102は、ステップS410で進捗
状況報告イベントの通知を行った後、PDLデータが終
了,即ち全てデータについて印刷が終了したか否かを判
定する(S411)。印刷が終了していない場合は、ス
テップS405に戻って上述した処理を実行する。一
方、印刷が終了した場合は、プリンタマネージャ101
に対してジョブ終了通知を送信し(S412)、印刷ジ
ョブを終了する。
【0058】 障害発生時の処理 次に、障害発生時のプリンタの動作を説明する。ここで
は、上述したように、プリンタ102にはA4サイズの
用紙のみがセットされており、このプリンタ102がA
4サイズのデータとA3サイズのデータとが混在したP
DLデータを受信した場合の処理を説明する。また、プ
リンタ102が受信したプリンタジョブ設定情報には、
上述したようにA4サイズの用紙に印刷するという設定
がなされている。
【0059】プリンタ102は、ステップS405から
のPDLデータ処理中にA3サイズのデータが含まれて
いることを検知すると、障害発生報告イベントを送信
し、プリンタマネージャ101に対して障害が発生した
ことを通知する(S413)。すなわち、プリンタ10
2は、A4サイズの用紙のみしか有していないからであ
る。
【0060】その後、障害が解除された場合はステップ
S408に進み、印刷を継続する(S414)。一方、
障害が解除されない場合は、プリント不能である旨をプ
リンタマネージャ101に通知すると共に、プリンタジ
ョブ設定情報をプリンタマネージャ101に返却し(S
415)、印刷ジョブを終了する。その後、プリンタマ
ネージャ101によって障害回避処理が実行される。
【0061】 代理プリンタの動作 さらに、最初に選択されたプリンタ(プリンタ102)
に障害が発生した場合に、そのプリンタに代わって、印
刷ジョブを続行する代理プリンタの動作について説明す
る。
【0062】印刷ジョブを実行中のプリンタ102に上
記障害が発生した場合、プリンタマネージャ101は、
図2のステップS213およびS214で説明したよう
にして代理プリンタを決定する。ここでは、上述したよ
うに、代理プリンタとしてプリンタ103が選択され
る。プリンタ103は、上述したようにA3サイズの用
紙を有し、プリンタ102で実行できなかった印刷ジョ
ブの続きを実行可能なものである。
【0063】代理プリンタとして選択されたプリンタ1
03は、プリンタマネージャ101から送信されたプリ
ンタジョブ設定情報を受信し、受信したプリンタジョブ
設定情報に基づいて、自身の設定を変更する(S40
1)。なお、このプリンタジョブ設定には、障害が発生
したプリンタ102に対して送信した設定に加え、「P
DLデータ読み飛ばしモード」を選択するフラッグと、
障害が発生したプリンタ102が最後に送信してきた進
捗状況報告イベントとが追加されている(図2のステッ
プS218の説明を参照)。
【0064】代理プリンタ103は、プリンタジョブ設
定情報から「PDLデータ読み飛ばしモード」を選択す
るフラッグを検出すると(S402)、プリンタジョブ
設定情報中に設定された進捗状況報告イベントに従い読
み飛ばしページ番号を設定する(S403)。すなわ
ち、読み飛ばしページ番号を設定することにより、障害
が発生したプリンタ102が既に印刷したページの印刷
処理を実行しないようにする。その後、代理プリンタ1
03は、プリンタマネージャ101に対して設定が完了
した旨を通知する(S404)。
【0065】続いて、プリンタマネージャ101から送
信されたPDLデータを受信し、PDLデータをページ
毎に処理する(S405)。まず、PDLデータに基づ
いてページイメージを作成する(S406)。続いて作
成したページイメージのページ番号とステップS403
で設定した読み飛ばしページ番号とを比較する(S40
7)。例えば、作成したページイメージがPDLデータ
の1ページ目で、読み飛ばしページ番号が3ページと設
定されている場合、作成したページイメージは既に障害
が発生したプリンタ102で印刷が終了しているため、
記録紙への印刷を行わず、ステップS410に進んで進
捗状況の報告を行う。
【0066】一方、例えば作成したページイメージがP
DLデータの4ページ目で、読み飛ばしページ番号が3
ページと設定されている場合、作成したページイメージ
はまだ印刷されていないため、記録紙への印刷を行い
(S408)、記録紙を排紙した後(S409)、進捗
状況報告を行う(S410)。
【0067】プリンタ103は、上述したステップS4
05〜S410の処理を、全てのPDLデータの処理が
終了するまで繰り返し実行し(S411)、処理が終了
した場合はプリントマネージャ101に印刷ジョブの終
了を通知し、印刷ジョブを終了する。
【0068】なお、代理プリンタであるプリンタ103
に障害が発生した場合の処理や、プリンタ103がプリ
ンタマネージャ101に送信する進捗情報報告イベント
については、上述した通りであるため、ここではそれら
についての詳細な説明を省略する。
【0069】また、障害が発生したプリンタ102と代
理プリンタ103とが同じ機種である場合、代理プリン
タ103は障害が発生したプリンタ102と同様の処理
を行うことができるため、排紙トレイの選択、表・裏の
印刷処理等も問題なく行うことができる。
【0070】一方、障害が発生したプリンタ102と代
理プリンタ103とが異なる機種である場合であって、
プリンタジョブ設定として両面印刷でコピー部数が複数
に設定されている場合は、プリンタによって印刷する順
序が異なることがある。この場合、代理プリンタ103
は、「障害が発生したプリンタが印刷を終了した紙」を
印刷しないのではなく、「障害が発生したプリンタが処
理を完全に終了した偶数ページ分のPDLデータ」を印
刷しないという処理を行うことにより、プリンタの印刷
機構が異なっていても、途中の数ページが印刷されない
ということを避けることができる。
【0071】このように本発明の実施の形態に係るプリ
ントシステムによれば、印刷ジョブを実行中のプリンタ
102に障害が発生した場合、それまでに印刷が終了し
た分を無駄にせず、残りを別の代理プリンタ103で印
刷することによって、人間の介在なしで印刷ジョブを終
了可能にすることができる。
【0072】また、印刷ジョブ設定自体に問題があるこ
とが原因でプリンタに印刷を続行することができない障
害が発生した場合には、プリンタマネージャ101が印
刷ジョブ設定情報を変更することにしたため、同様に、
人間の介在なし印刷ジョブを終了可能にすることができ
る。
【0073】さらに、障害発生時の対応策として、「し
ない」、「直ちに代理プリンタに切り替える」、「障害
発生後、X分以内に障害が解決されなかったら代理プリ
ンタに切り替える」等の数種類の中から選択することが
できるため、印刷ジョブの重要度に合わせて障害発生時
の対応策を選択することができ、障害発生時の処理の利
便性の向上を図ることができる。
【0074】なお、本実施の形態では説明しなかった
が、例えば印刷処理を実行中のプリンタに紙詰まりや用
紙切れ等が発生した場合であっても、上述した方法で他
のプリンタに印刷処理の続きを実行させることができ
る。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るプリ
ントシステム(請求項1)によれば、プリンタ管理手段
は、進捗情報に基づいて印刷処理を実行中のプリンタに
障害が発生したことを検知すると、進捗情報から発生し
た障害の原因を特定した後、特定した障害の原因に応じ
て印刷ジョブの設定情報を変更すると共に、予め定めた
障害発生時の対応策に基づいてプリンタに代わる代理プ
リンタを選択し、選択した代理プリンタに対して変更し
た印刷ジョブの設定情報と障害が発生したプリンタが既
に印刷を終了したページ情報とを送信し、プリンタは、
代理プリンタとして選択された場合に、プリンタ管理手
段から印刷ジョブの設定情報とページ情報とを受信し、
受信した印刷ジョブの設定情報とページ情報とに基づい
て、障害が発生したプリンタによって実行されていた印
刷処理の続きを実行するため、障害が発生したプリンタ
で既に印刷が終了した分を無駄にすることなく、代理プ
リンタで印刷ジョブを完了することができる。また、印
刷ジョブ設定自体に問題があることが原因でプリンタに
印刷を続行することができない障害が発生した場合に
は、プリンタ管理手段が印刷ジョブ設定情報を変更する
ことにしたため、同様に、人間の介在なし印刷ジョブを
終了可能にすることができる。
【0076】また、本発明に係るプリントシステム(請
求項2)によれば、請求項1記載のプリントシステムに
おいて、プリンタ管理手段が、複数の障害時の対応策を
記憶しており、印刷処理を実行中のプリンタに障害が発
生する前に複数の対応策の中から任意の対応策を選択し
ておくことにしたため、障害回避の方針を任意に変更す
ることが可能となり、障害発生時の処理の利便性の向上
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るプリントシステムの
概略構成を示す構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るプリントシステムに
おいて、プリンタマネージャの動作を示すフローチャー
トである。
【図3】本発明の実施の形態に係るプリントシステムに
おいて、プリンタマネージャのイベント処理ルーチンを
示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態に係るプリントシステムに
おいて、プリンタの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 ネットワーク 101 プリンタマネージャ 102,103 プリンタ 104,105 端末装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷ジョブの設定情報に基づく印刷処理
    の実行中に、前記印刷処理の進捗情報を送信する機能を
    有する複数のプリンタと、前記プリンタからそれぞれ送
    信された前記進捗情報を受信し、受信した進捗情報に基
    づいて、前記複数のプリンタを管理するプリンタ管理手
    段と、を備えたプリントシステムにおいて、 前記プリンタ管理手段は、前記進捗情報に基づいて印刷
    処理を実行中のプリンタに障害が発生したことを検知す
    ると、前記進捗情報から前記発生した障害の原因を特定
    した後、特定した障害の原因に応じて前記印刷ジョブの
    設定情報を変更すると共に、予め定めた障害発生時の対
    応策に基づいて前記プリンタに代わる代理プリンタを選
    択し、選択した代理プリンタに対して前記変更した印刷
    ジョブの設定情報と前記障害が発生したプリンタが既に
    印刷を終了したページ情報とを送信し、 前記プリンタは、前記代理プリンタとして選択された場
    合に、前記プリンタ管理手段から前記印刷ジョブの設定
    情報と前記ページ情報とを受信し、受信した印刷ジョブ
    の設定情報とページ情報とに基づいて、前記障害が発生
    したプリンタによって実行されていた印刷処理の続きを
    実行することを特徴とするプリントシステム。
  2. 【請求項2】 前記プリンタ管理手段が、複数の障害時
    の対応策を記憶しており、印刷処理を実行中のプリンタ
    に障害が発生する前に前記複数の対応策の中から任意の
    対応策を選択しておくことを特徴とする請求項1記載の
    プリントシステム。
JP12147297A 1997-04-25 1997-04-25 プリントシステム Expired - Lifetime JP4122075B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12147297A JP4122075B2 (ja) 1997-04-25 1997-04-25 プリントシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12147297A JP4122075B2 (ja) 1997-04-25 1997-04-25 プリントシステム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005015981A Division JP2005174367A (ja) 2005-01-24 2005-01-24 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10301737A true JPH10301737A (ja) 1998-11-13
JP4122075B2 JP4122075B2 (ja) 2008-07-23

Family

ID=14812006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12147297A Expired - Lifetime JP4122075B2 (ja) 1997-04-25 1997-04-25 プリントシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4122075B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2374953A (en) * 2001-04-26 2002-10-30 Hewlett Packard Co Executing a print job over a network of printers
GB2396848A (en) * 2002-11-22 2004-07-07 Hewlett Packard Development Co Systems and methods of automatic recovery for disabled printers
JP2006142565A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法及びプログラム
US7180623B2 (en) 2001-12-03 2007-02-20 Canon Kabushiki Kaisha Method and apparatus for print error recovery
US7221465B1 (en) * 1999-06-11 2007-05-22 Minolta Co., Ltd. Printer control device and method to control printers in network to which multiple printers are connected, and computer program product to perform said control
JP2011128794A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Canon Inc 情報処理方法、情報処理装置、及びコンピュータプログラム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7221465B1 (en) * 1999-06-11 2007-05-22 Minolta Co., Ltd. Printer control device and method to control printers in network to which multiple printers are connected, and computer program product to perform said control
GB2374953A (en) * 2001-04-26 2002-10-30 Hewlett Packard Co Executing a print job over a network of printers
GB2374953B (en) * 2001-04-26 2005-11-16 Hewlett Packard Co Method and apparatus for embodying documents
US7180623B2 (en) 2001-12-03 2007-02-20 Canon Kabushiki Kaisha Method and apparatus for print error recovery
US8218172B2 (en) 2001-12-03 2012-07-10 Canon Kabushiki Kaisha Method and apparatus for print error recovery
GB2396848A (en) * 2002-11-22 2004-07-07 Hewlett Packard Development Co Systems and methods of automatic recovery for disabled printers
JP2006142565A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法及びプログラム
JP2011128794A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Canon Inc 情報処理方法、情報処理装置、及びコンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4122075B2 (ja) 2008-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3774508B2 (ja) イベント関連情報を自動的に伝送する装置
JP3885526B2 (ja) 画像出力システム、管理装置、イベント通知方法
US8584137B2 (en) Image processing system for judging whether a partial job should be processed by an own device or another device
JP2009301135A (ja) 印刷装置、印刷システムおよびプログラム
US9026576B2 (en) Image processing device, job processing method, and program
JP3596559B2 (ja) 印刷指示装置
JPH10301737A (ja) プリントシステム
JPH1011242A (ja) プリントシステム
JP2004072598A (ja) ネットワーク画像形成システム
JP2005174367A (ja) 画像形成装置
JP2009217467A (ja) 印刷システム、印刷装置およびプログラム
JP2008021233A (ja) 印刷上限値管理システム、方法、およびコンピュータ可読のプログラムを格納した記録媒体
JP3825248B2 (ja) 画像処理装置、情報処理システム、及びデータ処理方法
JP2003285510A (ja) 代替印刷機能付き印刷装置
JP2000174964A (ja) 画像読取装置
US9047552B2 (en) Forming system and image forming apparatus that generate image log data to server
US6965444B1 (en) Image output method and system for distributing image output
JP4172363B2 (ja) 印刷システム
JP2002209035A (ja) 画像処理装置、情報処理システム、及びデータ処理方法
JPH11134141A (ja) プリントシステム
JPH0239967A (ja) 印刷制御方法
JP2010257082A (ja) 印刷システム,印刷装置及び情報処理装置
JP2003076522A (ja) 印刷装置用データ分配器
JP2007305143A (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP2000330741A (ja) 画像形成装置の制御方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040608

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040809

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050124

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050127

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20050805

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070903

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080501

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110509

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120509

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120509

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130509

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130509

Year of fee payment: 5

EXPY Cancellation because of completion of term