JPH10300689A - 容器内の異物検出方法とその装置 - Google Patents

容器内の異物検出方法とその装置

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JPH10300689A
JPH10300689A JP9118731A JP11873197A JPH10300689A JP H10300689 A JPH10300689 A JP H10300689A JP 9118731 A JP9118731 A JP 9118731A JP 11873197 A JP11873197 A JP 11873197A JP H10300689 A JPH10300689 A JP H10300689A
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container
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JP9118731A
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Ikuo Seike
郁男 清家
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TECHNO ISHII KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、容器内の異物の検出が機械的に自
動的に処理することができ、しかも、異物の検出精度が
高く、また充分な作業性が得られる容器内の異物検出方
法とその装置の提供を目的とする。 【解決手段】この発明は、容器内を撮像手段で撮像し、
その画像信号を比較手段で基準画像信号と比較して異物
の有無を検出する容器内の異物検出方法及び装置である
ことを特徴とし、さらに、前記基準画像信号を、異物検
出対象の容器と同種の空容器を基準として撮像手段で撮
像し、該撮像手段の画像信号で生成したことを特徴と
し、また、前記基準画像信号を、異物検出対象の容器内
を撮像手段で撮像した画像信号を2値化処理して、該2
値化画像信号を異物が除去できる縮体率で縮体処理し、
縮体処理後の画像信号を縮体前の画像まで膨脹処理して
生成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、プリ
ン、ゼリー状菓子、各種の乳製品などの食品を充填する
合成樹脂で形成された容器であって、該容器に上述のよ
うな食品を充填するとき、該容器内に衛生上好ましくな
い異物が入っていることを検出できるような容器内の異
物検出方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述例の食品を充填するような容器の場
合、充填処理の前段処理では容器の洗浄処理が行われ
る。しかし、この洗浄処理から食品充填処理が行われる
間に、洗浄済みの容器に、例えば、作業者の毛髪、ある
いは紙片などの異物が入り込むことがある。従来はこの
ような異物の検出は作業者の目視判読により行われてい
たが、異物が比較的大きな紙片であれば検出も容易であ
るが、毛髪のような細い物であれば、目視判続が困難で
あって、人為的検査では充分な精度と作業性が得られな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、容器内の
異物の検出が機械的に自動的に処理することができ、し
かも、異物の検出精度が高く、また充分な作業性が得ら
れる容器内の異物検出方法とその装置の提供を目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、容器内を撮像手段で撮像し、その画像信号を
比較手段で基準画像信号と比較して異物の有無を検出す
る容器内の異物検出方法であることを特徴とする。
【0005】この発明の請求項2記載の発明は、容器内
を撮像する撮像手段と、該撮像手段が撮像した容器の画
像信号と基準画像信号とを比較して異物の有無を出力す
る比較手段とを備えた容器内の異物検出装置であること
を特徴とする。
【0006】この発明の請求項3記載の発明は、前記請
求項1または2記載の発明の構成に併せて、前記基準画
像信号を、異物検出対象の容器と同種の空容器を基準と
して撮像手段で撮像し、該撮像手段の画像信号で生成し
た容器内の異物検出方法またはその装置であることを特
徴とする。
【0007】この発明の請求項4記載の発明は、前記請
求項1または2記載の発明の構成に併せて、前記基準画
像信号を、異物検出対象の容器内を撮像手段で撮像した
画像信号を2値化処理して、該2値化画像信号を異物が
除去できる縮体率で縮体処理し、縮体処理後の画像信号
を縮体前の画像まで膨脹処理して生成した容器内の異物
検出方法またはその装置であることを特徴とする。
【0008】この発明の請求項5記載の発明は、容器内
を撮像手段で撮像し、その画像信号を2値化処理した後
容器に対応する画像信号が除去できる縮体率で縮体処理
し、縮体処理した画像信号から異物に対応する画像信号
の有無で異物の有無を検出する容器内の異物検出方法で
あることを特徴とする。
【0009】この発明の請求項6記載の発明は、容器内
を撮像する撮像手段と、該撮像手段が撮像した容器の画
像信号を2値化処理した後容器に対応する画像信号が除
去できる縮体率で縮体処理する縮体処理手段と、該縮体
処理手段が縮体処理した画像信号から異物に対応する画
像信号の有無を判定する判定手段とを備えた容器内の異
物検出装置であることを特徴とする。
【0010】
【作用・効果】この発明の請求項1および2の発明によ
れば、容器内を撮像手段で撮像して、その画像信号を異
物のない基準画像信号と比較手段で比較して、異物の有
無を検出するので、撮像手段が読取れる異物であれば、
例えば、人の毛髪や紙片など、さらに、基準画像信号が
容器の画像信号を排除できる信号であれば、撮像した画
像信号から基準信号を減算処理することで、異物の存在
を容易に検出することができ、異物の検出処理が高速で
できる。
【0011】さらに、請求項3に示すように、基準画像
信号を異物検出対象の容器と同種の空容器から取出すこ
とで、異物を判定するのに精度の高い基準画像信号を得
ることができ、また、請求項4に示すように、検出対象
の容器を撮像した画像信号を縮体し、膨脹処理して容器
のみの基準画像信号を取出したときは、容器の向きが異
物検出対象の容器と一致しているので、比較処理が簡単
化される。
【0012】さらに、請求項5,6に示すように、撮像
した画像信号を縮体して、容器の画像信号を除去(消
去)すると、紙片のような比較的大きい異物を容易に検
出することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]この発明の実施の形態を以下図面に
基づいて詳述する。図面は容器内の異物検出装置を示
し、図1は第1の実施の形態を示し、撮像手段としての
CCDカメラ10は異物検出対象の容器11、例えば、
プリンを充填するカップの内側を撮像し、その画像信号
は画像処理装置12で画像処理される。
【0014】上述の画像処理装置12は撮像した画像信
号を2値化し、この2値化画像信号を比較器13に出力
する。一方、記憶手段としての記憶装置14に記憶して
いる基準画像信号は、予め異物検出対象の容器11と同
一の空容器をCCDカメラ10で撮像して、この画像信
号を2値化した2値化画像信号を基準画像信号として記
憶しており、この基準画像信号を比較器13に出力す
る。
【0015】上述の比較器13は、例えば、パソコンで
構成し、異物検出対象の容器11の画像信号と基準画像
信号とを比較し、その相互の容器11に対応する画像信
号を排除(消去)して、異物に対応する画像信号の存在
を判定する。
【0016】そして、異物に対応する画像信号が判定さ
れたときは異物検出信号を出力し、異物のないときは正
常検出信号を出力する。このように異物検出対象の容器
11の画像信号と基準画像信号とを比較することで、異
物の有無を確実に検出することができる。
【0017】[第2の実施形態]図2は、第2の実施の
形態を示し、図1の第1の実施の形態と同一の構成要素
に対しては同一の符号を付してその詳細な説明を省略す
る。
【0018】すなわち、CCDカメラ10は異物検出対
象の容器11の内側を撮像し、その画像信号は画像処理
装置12で画像処理する。上述の画像処理装置12は撮
像した画像信号を2値化し、この2値化画像信号を比較
器13に出力する。
【0019】同時に、上述の2値化画像信号を縮体処理
部15で異物に対応するの画像信号が除去される(消え
るまで)縮体率で縮体処理し、ついで、異物に対応する
画像信号が除去された縮体画像信号を膨脹処理部16で
縮体前の画像信号まで膨脹処理して基準画像信号を生成
しこれを比較器13に出力する。
【0020】なお、上述の縮体処理部15および膨脹処
理部16は画像処理装置12内に構成されて、該部で処
理される。前述の比較器13は、異物検出対象の容器1
1の画像信号と基準画像信号とを比較し、その相互の容
器11に対応する画像信号を除去(消去)排除して、異
物に対応する画像信号の存在を判定する。
【0021】そして、異物に対応する画像信号が判定さ
れたときは異物検出信号を出力し、異物のないときは正
常検出信号を出力する。このように異物検出対象の容器
11の画像信号と基準画像信号とを比較することで、異
物の有無を確実に検出することができる。また、容器1
1に方向性を有するときは、容器に対応する画像信号が
一致しているので、比較処理が容易となる。
【0022】[第3の実施形態]図3は、第3の実施の
形態を示し、図2の第2の実施の形態と同一の構成要素
に対しては同一の符号を付してその詳細な説明を省略す
る。すなわち、CCDカメラ10は異物検出対象の容器
11の内側を撮像し、その画像信号は画像処理装置12
で画像処理する。
【0023】上述の画像処理装置12は撮像した画像信
号を2値化し、この2値化画像信号を縮体処理部15で
容器11に対応する画像信号が除去される(消去され
る)縮体率で縮体処理し、ついで、容器11の画像信号
が除去(消去)された縮体画像信号を判定器17に出力
する。
【0024】上述の判定器17は、例えば、パソコンで
構成し、入力された縮体画像信号に容器11以外の画像
信号の有無を判定し、画像信号が存在することは、容器
11の形状を示す画像の線より太い、または大きい画像
であるため、これを異物の画像であると判定する。
【0025】そして、異物に対応する画像信号が判定さ
れたときは異物検出信号を出力し、異物のないときは正
常検出信号を出力する。このように異物検出対象の容器
11の画像信号を縮体処理して、残る画像信号の存在を
判定するとで、紙片のような比較的大きな異物の有無を
確実に検出することができる。
【0026】
【実施例】図4は、この発明の容器内の異物検出装置に
おける検出部の実施例を示し、異物検出対象である容器
11は、例えば、プリンを充填するプリンカップであっ
て透明な合成樹脂で形成されている。該容器11はその
6個がプレート21の支持孔22…に挿入保持され、該
プレート21は適宜のコンベア手段で矢印方向に順次搬
送されるように設けられている。
【0027】上述のプレート21の移動経路であって、
設定された検出位置には、その上部に各容器11…の移
動位置に対応して6個のCCDカメラ10…を配設し、
各容器11…の内側を撮像するように撮像方向を設定し
ている。
【0028】また、検出位置の下部には、上述の容器1
1を下部から照射するライトボックス23を配設し、該
ライトボックス23は内部に、例えばインバータ蛍光灯
を使用し、表面には、例えば磨りガラスを装着すること
で、均一な光量が得られるように形成している。
【0029】このように構成される検出部は、搬送され
る容器11…を各CCDカメラ10…で撮像される。な
お、プレート21を1枚単位で差し替えて容器11内の
異物を検出することも可能である。
【0030】図5は、容器内の異物検出装置の構成を示
し、該異物検出装置はCCDカメラ10と、画像処理装
置12と、パソコン25とで構成すると共に、パソコン
25は本体26と、ディスプレー27とで構成し、CC
Dカメラ10は3台が1台の画像処理装置12で同時に
画像処理され、また、各画像処理装置12に対応してパ
ソコン12は接続されて、それぞれ画像信号に対して異
物検出の比較判定の処理を実行する。
【0031】図6は、1台のCCDカメラ10に対応さ
せた異物検出装置の構成ブロック図を示し、制御部30
は前述のパソコン25の本体26に構成され、例えば、
CPU,ROM,RAMにより構成され、記憶装置14
は外部記憶装置を示すが、内蔵するRAMで構成するこ
ともできる。
【0032】このような構成よりなる異物検出装置の動
作を説明する。まず、基準画像信号の生成を図7のフロ
ーチャートを参照して説明する。CCDカメラ10に異
物検出対象の容器11と同種の形状の空容器を撮像させ
(ステップn1)、画像処理装置12は撮像した画像信
号を2値化画像処理を行なう(ステップn2)。
【0033】制御部30は入力された2値化画像信号を
ディスプレイ27に表示すると共に、これを基準画像信
号として記憶装置27に記憶くする(ステップ3)。図
8は、容器11の2値化されたの画像信号を示し、中心
部の点の画像aは、該容器11がプリンカップであって
合成樹脂で射出成型される時の樹脂注入ゲート跡であ
り、画像bはプリンカップの底部の輪郭形状であり、画
像cはプリンカップからプリンを取出す時プリンカップ
内に空気を入れるために破壊する破壊突起であり、これ
らの画像a,b,cはプリンカップの位置方向性を確認
するのに役立てられる。
【0034】図9のフローチャートを参照して、図1で
説明した容器内の異物検出装置の処理動作を説明する。
すなわち、CCDカメラ10は異物検出対象の容器11
(プリンカップ)の内側を撮像し、その画像信号は画像
処理装置12で画像処理される(ステップn11)。
【0035】上述の画像処理装置12は撮像した画像信
号を2値化し、この2値化画像信号を制御部30に出力
する(ステップn12)。
【0036】制御部30は検出対象の2値化画像信号と
記憶装置14に記憶された基準画像信号とを比較(減算
処理)して(ステップn13)、異物に相当する画像信
号の存在が判定されたときは、ディスプレイ27に「異
物あり」の表示を実行し(ステップn14)、異物に相
当する画像信号がないと判定したときはディスプレイ2
7に「異物無し」の表示を実行する(ステップn1
5)。
【0037】図10は、前述のステップn12で処理さ
れた異物検出対象の容器11(プリンカップ)の内側の
2値化画像信号を示し、該信号は異物が存在する場合の
画像信号を示している。すなわち、画像dが異物を示
し、前述のステップ13の比較判定は、図10の画像信
号と図8の基準画像信号とが減算処理される。
【0038】この処理では、中心部の点の樹脂注入ゲー
ト跡画像aと、輪郭形状画像bと、破壊突起画像cとの
信号で、相互の画像形状の位置を一致させるべく、制御
部30または画像処理装置12で位置合せ処理をした
後、制御部30が画像信号の減算処理を実行する。この
処理で異物検出対象の画像信号の画像a,b,cは排除
(消去)されて、画像dのみが残ることになる。従って
該画像dが異物の画像として判定されることになる。
【0039】このように異物検出対象の容器11の画像
信号と基準画像信号とを比較することで、異物の有無を
確実に検出することができる。
【0040】図11のフローチャートを参照して、図2
で説明した容器内の異物検出装置の処理動作を説明す
る。すなわち、CCDカメラ10は異物検出対象の容器
11(プリンカップ)の内側を撮像し、その画像信号は
画像処理装置12で画像処理される(ステップn2
1)。
【0041】上述の画像処理装置12は撮像した画像信
号を2値化し(ステップn22)、この2値化画像信号
を、例えば、人の毛髪に対応する画像が排除できる縮体
率で縮体処理し(ステップn23)、ついで、異物に対
応する画像信号が除去された縮体画像信号を縮体前の画
像信号まで膨脹処理して基準画像信号を生成する(ステ
ップn24)。
【0042】制御部30には画像処理装置12からの異
物検出対象の2値化画像信号と縮体膨脹して生成した基
準画像信号とを入力して、これらの画像信号を比較(減
算処理)して(ステップn25)、異物に相当する画像
信号の存在が判定されたときは、ディスプレイ27に
「異物あり」の表示を実行し(ステップn26)、異物
に相当する画像信号がないと判定したときはディスプレ
イ27に「異物無し」の表示を実行する(ステップn2
7)。
【0043】図12は、前述のステップn23で縮体処
理された画像信号を示し、この画像信号は、2値化画像
信号を、例えば、人の毛髪に対応する画像が排除できる
縮体率で縮体処理して異物の画像を排除(消去)する。
ついで、異物に対応する画像信号が除去された縮体画像
信号を縮体前の画像信号まで膨脹処理することで前述の
図8で示した基準画像信号を生成するすることができ
る。従って、制御部30では異物検出対象の2値化画像
信号と縮体膨脹して生成した基準画像信号とを比較(減
算処理)することで異物を判定することができる。
【0044】このように異物検出対象の容器11の画像
信号から基準画像信号を生成して、この基準画像信号と
異物検出対象の画像信号とを比較することで、異物の有
無を確実に検出することができる。
【0045】図13のフローチャートを参照して、図3
で説明した容器内の異物検出装置の処理動作を説明す
る。すなわち、CCDカメラ10は異物検出対象の容器
11(プリンカップ)の内側を撮像し、その画像信号は
画像処理装置12で画像処理される(ステップn3
1)。
【0046】上述の画像処理装置12は撮像した画像信
号を2値化し(ステップn32)、この2値化画像信号
を、例えば、容器11に対応する画像が排除(消去)で
きる縮体率で縮体処理する(ステップn33)。
【0047】制御部30には画像処理装置12からの縮
体画像信号が入力され、該画像信号に画像信号が存在す
るか否かを判定する(ステップn34)。容器11に対
応する画像を排除した後に画像の信号が存在すること
は、該画像信号は異物であると判定される。従って、該
宿体画像信号に画像信号の存在が判定されたときは、デ
ィスプレイ27に「異物あり」の表示を実行し(ステッ
プn36)、異物に相当する画像信号がないと判定した
ときはディスプレイ27に「異物無し」の表示を実行す
る(ステップn36)。
【0048】このように異物検出対象の容器11の画像
信号を容器に対応する画像信号が除去される縮体率で縮
体処理して、該縮体画像信号に画像信号の存在を判定す
ることで、異物の有無を確実に検出することができる。
【0049】以上に示した各実施例によれば、容器11
内をCCDカメラ10で撮像して、その画像信号を異物
のない基準画像信号と比較して、異物の有無を検出する
ので、CCDカメラ10が読取れる異物であれば、例え
ば、人の毛髪や紙片など、さらに、基準画像信号が容器
11の画像信号を排除できる信号であれば、撮像した画
像信号から基準画像信号を減算処理することで、異物の
存在を容易に検出することができ、異物の検出処理が高
速でできる。
【0050】さらに、基準画像信号を異物検出対象の容
器11と同種の空容器から取出すことで、異物を判定す
るのに精度の高い基準画像信号を得ることができ、ま
た、検出対象の容器11を撮像した画像信号を縮体し、
膨脹処理して容器11のみの基準画像信号を取出したと
きは、容器の向きが異物検出対象の容器11と一致して
いるので、比較処理が簡単化される。
【0051】さらに、撮像した画像信号を縮体して、容
器の画像信号を排除(消去)すると、紙片のような比較
的大きい異物を容易に検出することができる。なお、上
述の実施例では1台のCCDカメラ10に対して1個の
容器11を撮像して処理しているが、2個またはそれ以
上同時に撮像して処理することもできる。
【0052】この発明の構成と、上述の実施例の構成と
の対応において、この発明の撮像手段は、実施例のCC
Dカメラ10に対応し、以下同様に、比較手段は、比較
器13、比較機能を備えたパソコン25に対応し、縮体
処理は、縮体処理部15に対応し、膨脹処理は、膨脹処
理部16に対応し、判定手段は、判定器17、判定機能
を備えたパソコン25に対応するも、この発明は実施例
の構成のみに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態の容器内の異物検出装置の構
成図。
【図2】 第2の実施形態の容器内の異物検出装置の構
成図。
【図3】 第3の実施形態の容器内の異物検出装置の構
成図。
【図4】 容器内の異物検出装置の検出部の斜視図。
【図5】 容器内の異物検出装置の実施構成図。
【図6】 容器内の異物検出装置の構成ブロック図。
【図7】 基準画像信号の生成フローチャート。
【図8】 基準画像信号の説明図。
【図9】 第1の実施形態の容器内の異物検出の動作フ
ローチャート。
【図10】 検出対象の容器の画像信号の説明図。
【図11】 第2の実施形態の容器内の異物検出の動作
フローチャート。
【図12】 容器の縮体画像信号の説明図。
【図13】 第3の実施形態の容器内の異物検出の動作
フローチャート。
【符号の説明】
10…CCDカメラ 11…容器 12…画像処理装置 13…比較器 14…記憶装置 15…縮体処理部 16…膨脹処理部 17…判定器 25…パソコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // A01J 9/00 A23L 1/06 A23L 1/06 G06F 15/62 400

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器内を撮像手段で撮像し、その画像信号
    を比較手段で基準画像信号と比較して異物の有無を検出
    する容器内の異物検出方法。
  2. 【請求項2】容器内を撮像する撮像手段と、該撮像手段
    が撮像した容器の画像信号と基準画像信号とを比較して
    異物の有無を出力する比較手段とを備えた容器内の異物
    検出装置。
  3. 【請求項3】前記基準画像信号を、異物検出対象の容器
    と同種の空容器を基準として撮像手段で撮像し、該撮像
    手段の画像信号で生成した請求項1または2記載の容器
    内の異物検出方法またはその装置。
  4. 【請求項4】前記基準画像信号を、異物検出対象の容器
    内を撮像手段で撮像した画像信号を2値化処理して、該
    2値化画像信号を異物が除去できる縮体率で縮体処理
    し、縮体処理後の画像信号を縮体前の画像まで膨脹処理
    して生成した請求項1または2記載の容器内の異物検出
    方法またはその装置。
  5. 【請求項5】容器内を撮像手段で撮像し、その画像信号
    を2値化処理した後容器に対応する画像信号が除去でき
    る縮体率で縮体処理し、縮体処理した画像信号から異物
    に対応する画像信号の有無で異物の有無を検出する容器
    内の異物検出方法。
  6. 【請求項6】容器内を撮像する撮像手段と、該撮像手段
    が撮像した容器の画像信号を2値化処理した後容器に対
    応する画像信号が除去できる縮体率で縮体処理する縮体
    処理手段と、該縮体処理手段が縮体処理した画像信号か
    ら異物に対応する画像信号の有無を判定する判定手段と
    を備えた容器内の異物検出装置。
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Cited By (7)

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KR100491092B1 (ko) * 2002-10-12 2005-05-27 주식회사 에이스팩 종이컵 제조장치
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