JPH10300059A - 発電システム及びその制御方法 - Google Patents

発電システム及びその制御方法

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JPH10300059A
JPH10300059A JP9109522A JP10952297A JPH10300059A JP H10300059 A JPH10300059 A JP H10300059A JP 9109522 A JP9109522 A JP 9109522A JP 10952297 A JP10952297 A JP 10952297A JP H10300059 A JPH10300059 A JP H10300059A
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JP
Japan
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gas
auxiliary combustor
gas turbine
auxiliary
bed boiler
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Pending
Application number
JP9109522A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Yoshii
泰雄 吉井
Tomohiko Miyamoto
知彦 宮本
Jinichi Tomuro
仁一 戸室
Toru Inada
徹 稲田
Nobuyuki Hokari
信幸 穂刈
Katsuya Oki
勝弥 大木
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Hitachi Ltd
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK, Hitachi Ltd filed Critical Babcock Hitachi KK
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  • Fluidized-Bed Combustion And Resonant Combustion (AREA)
  • Chimneys And Flues (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加圧流動層複合発電システム(PFBC)の
起動時に、複数の補助燃焼器を作動させたときに発生す
るNOxを効率良く低減する。 【解決手段】 流動層ボイラ12に燃焼用空気を供給す
るダクトに、流動媒体を予熱するための第1の補助燃焼
器2を設置し、この出口にNH3注入ノズル1を設置す
る。流動層ボイラ12の後流に設置したガスタービン入
口には第2の補助燃焼器19を設置し、この出口にNH
3注入ノズル18を設置する。ガスタービン出口とこの
後流に設置した有触媒脱硝装置を結ぶ排ガス流路46
に、第3の補助燃焼器21から高温燃焼ガスを導入し、
第3の補助燃焼器21の出口にNH3注入ノズル20を
設置する。起動時に補助燃焼器を作動するときは、作動
する補助燃焼器出口に設置した上記NH3注入ノズルか
らNH3を注入してNOxを低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電システム、特
に加圧流動層複合発電システム(PFBC)の起動時に
おいて、複数の補助燃焼器を作動した時に発生する窒素
酸化物(NOx)を、無触媒脱硝反応により効率良く低
減する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】無触媒脱硝反応は下記の反応式に示すよ
うに、気相中でNOをNH3により無害なN2へ還元する
反応である。これはすでに公知の技術で、反応温度が約
700℃以上になると進行することが実験的に確かめら
れている。
【0003】4NO+4NH3+O2→4N2+6H2O 無触媒脱硝反応を流動層燃焼装置に適用した従来の技術
としては、流動層ボイラの出口にNH3を注入する方法
(特開平5−7731号公報)、また排ガス温度が低い
部分負荷において、流動層ボイラ内のフリーボードにN
3を注入する方法(EP0502088B1)があ
る。
【0004】PFBCシステムでは、定格負荷に達する
までの起動時において、 補助燃焼器で軽油等の液体燃料を燃焼し、発生する高
温燃焼排ガスでガスタービンを駆動する、 補助燃焼器からの高温燃焼排ガスにより、石炭が着火
できる温度まで流動媒体を昇温する、 補助燃焼器からの高温燃焼排ガスにより、有触媒装置
の作動可能な温度まで触媒層温度を昇温する、 必要がある。しかし、補助燃焼器で軽油等の液体燃料を
燃焼すると、空気中の窒素を酸化してサーマルNOxを
発生し、発電システム全体からのNOx量は増大する
が、これを低減する方法は提案されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、発電
システム、特にPFBCシステムの起動時において複数
の補助燃焼器を作動した時に発生するサーマルNOx
を、無触媒脱硝法により効率良く低減することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、液体燃料を燃焼する補助燃焼器の出口にN
3注入ノズルを備え、補助燃焼器を作動する時はこの
ノズルからNH3を注入し、補助燃焼器から発生するN
Oxを低減する。ガスタービンを起動するための補助燃
焼器を作動した時は、その出口に設置したNH3注入ノ
ズルからNH3を注入することでNOxを低減できる。
また流動層ボイラ内に充填した流動媒体を予熱するため
の補助燃焼器を作動した時は、その出口に設置したNH
3注入ノズルからNH3を注入することでNOxを低減で
きる。更に有触媒脱硝装置内の触媒層を予熱するための
補助燃焼器を作動した時は、その出口に設置したNH3
注入ノズルからNH3を注入することでNOxを低減で
きる。
【0007】発電システム、特にPFBCシステムの起
動時は、補助燃焼器からの高温燃焼排ガスでガスタービ
ンを起動、また流動媒体と有触媒脱硝装置を予熱する。
この時、補助燃焼器からはサーマルNOxが発生し、シ
ステム全体から生ずるNOx量は増大する。補助燃焼器
出口の燃焼排ガス温度は850℃以上の高温になるの
で、補助燃焼器を出た燃焼ガスにNH3を注入すると、 4NO+4NH3+O2→4N2+6H2O で示される無触媒脱硝反応は効果的に進行する。よっ
て、補助燃焼器を作動したときは、補助燃焼器の燃焼ガ
ス出口に設置したノズルから燃焼ガスにNH3を注入す
ることで、補助燃焼器から発生するNOxを効果的に低
減でき、発電システムから系外に放出されるNOxを全
体として低減できる。発電システムから系外に放出され
る前の燃焼排ガス中のNOx値を検出し、検出されたN
Ox値が目標値を下回るように、注入するNH3量を制御
すればよい。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、図1〜図9を参照して、本
発明の実施例を説明する。
【0009】(実施例1)図1は、本発明に係る発電シ
ステムの実施例1の主要構成を示す系統図である。図示
の発電システムは、圧力容器11に内装された流動層ボ
イラ12と、流動層ボイラ12に燃料を供給する燃料供
給系と、流動層ボイラ12に充填された流動媒体を予熱
するとともに燃焼空気を供給する流動媒体予熱兼燃焼空
気系と、流動層ボイラ12で生成された燃焼ガスでガス
タービン28を駆動し発電するとともに圧縮空気を生成
する発電−空気圧縮系と、ガスタービン28を出た排ガ
スを処理する排ガス処理系と、を含んで構成されてい
る。
【0010】流動層ボイラ12には、下部に分散板8が
設けられ、分散板8上に所定の高さまで流動媒体6の層
が形成されている。
【0011】燃料供給系は、圧力容器11外に配置され
てCWP(coal water paste)を加圧するCWPポン
プ13と、流動層ボイラ12の分散板8よりも上方の、
流動媒体が充填されている位置に接続されたCWPノズ
ル7と、CWPポンプ13の吐出側とCWPノズル7を
連通する配管と、を含んで構成され、CWPポンプ13
により加圧されたCWPが、CWPノズル7から流動層
ボイラ12の流動層に燃料として供給されるようになっ
ている。
【0012】流動媒体予熱兼燃焼空気系は、圧力容器1
1外に配置された補助燃焼器2と、補助燃焼器2出口を
流動層ボイラ12の分散板8の下方に接続する燃焼用空
気ダクト2Aと、燃焼用空気ダクト2Aに介装された燃
焼空気量制御装置10と、補助燃焼器2入口を圧力容器
11内部空間に接続する燃焼用空気ダクト9と、補助燃
焼器2に供給する軽油等の液体燃料を蓄える燃料タンク
35と、燃料タンク35の液体燃料を加圧して補助燃焼
器2に供給する燃料供給ポンプ36と、燃焼空気量制御
装置10の上流側の燃焼用空気ダクト2Aに接続された
NH3注入ノズル1と、NH3貯蔵タンク5とNH3注入
ノズル1をNH3流量調節弁4を介して接続するNH3
給管3と、を含んで構成されている。補助燃焼器2で燃
焼が行われないときは、圧力容器11内で予熱された空
気が補助燃焼器2をそのまま通過して、燃焼空気量制御
装置10を経て流動層ボイラ12の分散板8の下方に供
給されるようになっている。
【0013】発電−空気圧縮系は、流動層ボイラ12で
生成された燃焼ガスを圧力容器11外に取り出す高温ガ
ス配管16と、高温ガス配管16に順に直列に接続され
た2基のサイクロン17A,17Bと、サイクロン17
Bの燃焼ガス出側にガスタービン入側配管48で接続さ
れたガスタービン28と、ガスタービン入側配管48に
介装されたガスタービン入口弁25と、ガスタービン入
口弁25の下流側のガスタービン入側配管48に配管1
9Aで燃焼ガス出側を接続して配置された補助燃焼器1
9と、配管19Aの接続位置より下流側のガスタービン
入側配管48に接続されたNH3注入ノズル18と、前
記NH3供給管3のNH3供給管分岐位置41とNH3
入ノズル18とを接続するNH3供給管3Cと、NH3
給管3Cに介装されたNH3流量調節弁4Cと、前記ガ
スタービン28で駆動される発電機29と、前記ガスタ
ービン28で駆動される圧縮機27と、圧縮機27に結
合配置された起動用モータ30と、圧縮機27の圧縮空
気出口と圧力容器11内部を圧縮空気出口弁24を介し
て連通する圧縮空気配管47と、圧縮空気配管47をN
3注入ノズル18と配管19Aの間のガスタービン入
側配管48に圧縮空気バイパス弁26を介して連通する
バイパス管34と、圧力容器11を出た位置の高温ガス
配管16に装着されたNOx濃度検出器14と、NOx
濃度検出器14下流側の高温ガス配管16に接続された
NH3注入ノズル15と、前記NH3供給管3のNH3
給管分岐位置41とNH3注入ノズル15とを接続する
NH3供給管3Dと、NH3供給管3Dに介装されたNH
3流量調節弁4Dと、を含んで構成されている。
【0014】排ガス処理系は、ガスタービン28の排ガ
ス出口に接続されたガスタービン出側配管46と、ガス
タービン出側配管46の下流端に接続され排ガスを大気
に放出する煙突33と、ガスタービン出側配管46に介
装された有触媒脱硝装置22と、触媒脱硝装置22の上
流側のガスタービン出側配管46に配管21Aで燃焼ガ
ス出側を接続して配置された補助燃焼器21と、前記配
管21Aに接続されたNH3注入ノズル20と、前記N
3流量調節弁4の上流側のNH3供給管3(NH3供給
管分岐位置41)とNH3注入ノズル20を接続するN
3供給管3Aと、NH3供給管3Aに介装されたNH3
流量調節弁4Aと、触媒脱硝装置22に接続されたNH
3注入ノズル23と、前記NH3供給管3のNH3供給管
分岐位置41とNH3注入ノズル23とを接続するNH3
供給管3Bと、NH3供給管3Bに介装されたNH3流量
調節弁4Bと、触媒脱硝装置22の下流側のガスタービ
ン出側配管46に設置されたNOx濃度検出器31及び
SOx濃度検出器32と、を含んで構成されている。
【0015】補助燃焼器2は、燃焼ガスにより流動媒体
6を予熱するために設置され、補助燃焼器2のガス出口
にはNH3注入ノズル1が接続してある。
【0016】補助燃焼器19は、起動時にガスタービン
28を駆動するために設置され、補助燃焼器19のガス
出口となるガスタービン入側配管48にはNH3注入ノ
ズル18が接続してある。
【0017】補助燃焼器21は、起動時に有触媒装置2
2を予熱するために設置され、補助燃焼器21のガス出
口にはNH3注入ノズル20が接続してある。補助燃焼
器21からの高温ガスは、ガスタービン28出口と有触
媒装置22を結ぶガスタービン出側配管46に導入され
る。
【0018】流動層ボイラ12の燃焼ガス出口(高温ガ
ス配管16)にはNH3注入ノズル15が設置してあ
る。
【0019】触媒脱硝装置22の入口にはNH3注入ノ
ズル23が設置してある。
【0020】以下、上記構成の発電システムの運転状態
における燃焼空気、燃焼ガスの流れについて説明する。
圧力容器11内部は、圧縮機27から圧縮空気配管47
を経て送り込まれる圧縮空気により高圧に維持され、こ
の高圧の空気は、燃焼用空気ダクト9に流入する。燃焼
用空気ダクト9に流入した空気は、燃焼用空気として、
流動層ボイラ12の底部付近に取り付けられた燃焼空気
量制御装置10により流量制御され、流動層ボイラ12
の分散板下方の区画に供給される。分散板下方の区画に
供給された空気は、分散板8を経て上昇し、流動層内
で、CWPノズル7から供給されるCWPと混合されて
燃焼する。燃焼により生成された燃焼ガスは、流動層ボ
イラ12を出て高温ガス配管16を通過し、サイクロン
17A,17Bに導かれ、脱塵される。流動層ボイラ出
口の高温ガス配管16には、NOx濃度検出器14が設
置されている。
【0021】サイクロン17Bを出た燃焼ガスは、ガス
タービン入口弁25を経てガスタービン28に導かれ、
ガスタービン28を回転させて発電機29と圧縮機27
とを駆動する。圧縮機27は、外気を取り入れて圧縮
し、圧力容器11内に圧縮空気を供給する。ガスタービ
ン28を回転させた燃焼ガスは、ガスタービン出側配管
46を経て有触媒脱硝装置22に流入し、ここで脱硝さ
れたのち煙突33から大気中に排出される。有触媒脱硝
装置22から煙突33への配管にも、NOx濃度検出器
31とSOx濃度検出器32とが設置されている。
【0022】図2,図3は、図1に示した発電システム
の起動時の制御手順の例を示すフローチャートである。
以下、図2,図3に従って制御手順を説明する。まず、
補助燃焼器19に軽油等の液体燃料を供給して起動し、
その燃焼排ガスでガスタービン28を駆動する(手順2
01)。ガスタービン28からでる燃焼排ガスのNOx
値がNOx濃度検出器31で検出され、検出値があらか
じめ設定されている目標値以上か、目標値未満かが判定
される(手順202)。補助燃焼器19からはサーマル
NOxが発生し、NOx濃度検出器31で検出されるN
Ox値が目標値以上となれば、検出されるNOx値が目
標値より小さくなるまで、NH3注入ノズル18からガ
スタービン入側配管48にNH3が注入される(手順2
03)。
【0023】手順202で検出されるNOx値が目標値
未満であれば、ガスタービン28の回転数が3600回
転までに達したかどうかが判定される(手順204)。
ガスタービン28の回転数が3600回転までに達した
ら、補助燃焼器19の燃焼が停止され(手順205)、
続いてNH3注入ノズル18からのNH3注入も停止され
る(手順206)。NH3注入ノズル18からのNH3
入が停止されたら、次に、流動層ボイラ12内に充填さ
れた流動媒体6を予熱するために、補助燃焼器2に燃料
を供給して起動する(手順207)。補助燃焼器2から
送り出される燃焼ガスは流動層ボイラ12の分散板8の
下方から流動層を構成する流動媒体6に吹き込まれ、流
動媒体を通過しつつ予熱したのち、ガスタービン28に
導かれる。ガスタービン28を駆動した燃焼ガスは、先
に述べたと同様に、そのNOx値がNOx濃度検出器3
1で検出され、検出値があらかじめ設定されている目標
値以上か、目標値未満かが判定される(手順208)。
NOx濃度検出器31で検出されるNOx値が目標値以
上なら、検出されるNOx値が目標値より小さくなるま
で、NH3注入ノズル1からNH3が注入される(手順2
09)。
【0024】手順208で検出されるNOx値が目標値
未満であれば、次に有触媒脱硝装置22内の触媒温度を
所定の温度以上に昇温するために、補助燃焼器21に燃
料を供給して起動する(手順210)。補助燃焼器21
で生成された燃焼ガスは、配管21A、ガスタービン出
側配管46を経て有触媒脱硝装置22に送りこまれ、触
媒を加熱する。触媒を加熱して有触媒脱硝装置22を出
た燃焼排ガスは、そのNOx値がNOx濃度検出器31
で検出され、検出値があらかじめ設定されている目標値
以上か、目標値未満かが判定される(手順211)。N
Ox濃度検出器31で検出されるNOx値が目標値以上
なら、検出されるNOx値が目標値より小さくなるま
で、NH3注入ノズル20からNH3が注入される(手順
212)。
【0025】手順211で検出されるNOx値が目標値
未満であれば、NH3注入ノズル23からNH3注入が開
始される(手順213)。次にCWPポンプ13が起動
され、CWPノズル7から流動層へのCWP供給が開始
される(手順214)。CWP供給が開始されたら、流
動媒体6の温度が図示されていない温度検出手段により
検出され、検出された温度があらかじめ設定された温
度、例えば700℃に達したかどうかが判定される(手
順215)。検出された温度が設定された温度に達した
ら、補助燃焼器2が停止され(手順216)、NH3
入ノズル1からのNH3注入も停止される(手順21
7)。
【0026】NH3注入ノズル1からのNH3注入停止
後、有触媒脱硝装置22内の触媒温度が図示されていな
い温度検出手段により検出され、検出された温度があら
かじめ設定された温度、例えば250℃に達したかどう
かが判定される(手順218)。検出された温度が設定
された温度になれば、補助燃焼器21が停止され(手順
219)、NH3注入ノズル20からのNH3注入も停止
される(220)。NH3注入ノズル20からのNH3
入停止後、NOx濃度検出器31で検出されるNOx値
が目標値以上なら(手順221)、検出されるNOx値
が目標値より小さくなるように、NH3注入ノズル23
からのNH3注入量が制御される(手順222)。
【0027】火炉出口の燃焼排ガス温度が図示されてい
ない温度検出手段により検出され、検出温度が700℃
に達したかどうかが判定される(手順223)。検出温
度が700℃に達したら、NH3注入ノズル15からの
NH3注入が開始される。
【0028】NH3をノズルから燃焼排ガス(燃焼ガス
でも同じ)に注入する時は、空気で稀釈した後にNH3
混合ガスを注入する。また、NH3混合ガス噴出速度
は、注入する位置での燃焼排ガス流速よりも大きくなる
ように、好ましくはNH3混合ガス噴出速度と燃焼排ガ
ス流速との比が3以上になるような速度で供給する。
【0029】CWPの石炭中には窒素が含まれているの
で、これを燃焼するとフューエルNOxが発生する。そ
こで流動層ボイラ12内へCWPを供給する前に、有触
媒脱硝装置22の入口に設置したNH3注入ノズル23
からNH3を注入しておく。流動層ボイラ12内へCW
Pを供給すると、流動層ボイラ12出口に設置したNO
x濃度検出器14の検出値は増大するが、有触媒脱硝装
置22においてNOxが還元され、NOx濃度検出器3
1の検出値を目標値以下に低減できる。NOx濃度検出
器31の検出値が目標値以下になるようにNH3注入ノ
ズル23から供給するNH3量を制御する。流動層ボイ
ラ12内へ供給するCWP量が増大するにつれて、火炉
出口の燃焼排ガス温度は上昇する。無触媒脱硝反応は反
応ガス温度が700℃以上で進行するので、火炉出口の
燃焼排ガス温度が700℃に達したら、NH3注入ノズ
ル15からNH3を注入しNOxを低減する。
【0030】図4は発電システムの実施例1の効果を示
す。発電システムを起動していく過程で、補助燃焼器1
9,2,21を起動すると、それぞれの補助燃焼器から
サーマルNOxが発生して、煙突入口NOxは徐々に増
大する。そこで、補助燃焼器を起動したときは、それぞ
れの出口に設置したNH3注入ノズルからNH3を注入す
ることで、煙突入口のNOxを半分以下に低減できる。
【0031】(実施例2)図5は本発明に係る発電シス
テムの実施例2の主要構成を示す系統図である。前記図
1に示した実施例と本実施例の相違点は、流動層ボイラ
1の流動層領域と流動層上方の領域に気体取り出し用の
配管を接続し、両方の配管を合流させて燃焼排ガス導入
管42とし、燃焼排ガス導入管42から分岐させた配管
を弁43D,43C,43Aを介してNH3注入ノズル
15,18,20に接続したことである。他の構成は前
記実施例1と同じであるので、同じ符号を付し、説明を
省略する。なお、NH3流量調整弁4及びNH3注入ノズ
ル1は図示を省略してある。
【0032】NH3注入では、NH3噴出速度を増大して
燃焼排ガスとの混合を促進するために、NH3を他のガ
スで稀釈して噴出する。前記実施例1では空気で稀釈し
ていたが、高酸素濃度下では、NH3が酸化されてNO
xになる場合がある。本実施例は、これを防止するため
に、火炉から抽出した酸素濃度が低いガス(以下、抽出
ガスという)でNH3を稀釈するように構成してある。
なお、稀釈用のガスとして火炉から抽出されたガスを用
いるのは、火炉の流動層や流動層のすぐ上から抽出され
たガスにはCOが含まれており、このCOは、 4NO+4NH3+O2→4N2+6H2O の反応を活性化する働きがあるためである。
【0033】すなわち、流動層ボイラ12内のガスを燃
焼排ガス導入管42から導き、これでNH3を稀釈す
る。補助燃焼器を起動した時は、補助燃焼器19,21
の出口に設置したNH3注入ノズル18,20から、抽
出ガスで稀釈したNH3を噴出してNOxを効果的に低
減する。また、燃焼システムの定格負荷(100%負
荷)時はNH3注入ノズル15からNH3を注入するが、
この脱硝効率を高めるためにNH3を抽出ガスで稀釈す
る。図示していないが、NH3中にCOガスを供給する
場合もある。
【0034】(実施例3)図6は本発明に係る発電シス
テムの実施例3の主要構成を示す系統図である。本実施
例と前記実施例2の相違点は、サイクロン17Bに接続
して孫サイクロン44が設けられ、燃焼排ガス導入管4
2はサイクロン17Bの入り側に接続されていること、
サイクロン17Bを出た抽出ガスを弁43D,43C,
43Aを介してNH3注入ノズル15,18,20に導
く配管が設けられていること、である。他の構成は前記
実施例2と同じであるので、同じ符号を付し、説明を省
略する。
【0035】図6に示す実施例においては、流動層内ま
たはフリーボード内の未燃ガス(抽出ガス)を孫サイク
ロン44を通すことで、ガス中に含まれる石炭灰を除去
し、そのガスを燃焼器出口に供給する。
【0036】(実施例4)図7は本発明に係る発電シス
テムの実施例4の主要構成を示す系統図である。本実施
例と前記実施例1の相違点は、NH3注入ノズル15の
接続点より上流側の高温ガス配管16にSOx濃度検出
器40が設けられていること、CWPノズル7に供給さ
れるCWP噴霧空気39にSO2ガスを供給するSO2
ス供給ノズル45が設けられ、SO2ガス供給ノズル4
5はSO2流量調節弁38を介してSO2ガスボンベ37
に接続されていることである。他の構成は前記実施例1
と同じであるので、同じ符号を付し、説明を省略する
(圧縮機27、補助燃焼器19,21及びそれらの関連
配管も図示を省略してある)。
【0037】流動媒体6は石灰石(CaCO3)であり、
これは高温下で脱炭酸されてCaOになる。CaOにはN
3を酸化してNOx生成を促進する触媒作用がある。
運転初期にNH3注入ノズル1からNH3を注入すると、
供給したNH3のすべてが燃焼用空気ダクト9内で消費
されず、一部が流動層ボイラ12内へ流入して、これが
酸化されてNOxが増大する場合がある。また、石炭中
揮発分のNH3の酸化が促進されて、流動層からNOx
が多く発生する場合がある。この時は、CWP噴霧空気
39中にSO2ガスを混合して流動層ボイラ12の流動
層底部に供給し、CaOを硫化することでNH3酸化反応
を抑制してNOxを低減する。SO2ガスを過剰に供給
すると石灰石の脱硫性能が低下し、流動層ボイラ12か
ら生ずるSOxが増大する場合がある。そこでSOx濃
度検出器40にて流動層ボイラ12から発生するSOx
値を監視し、検出されるSOx値が目標値以上になった
時はSO2ガスの供給を停止する。SO2ガスの代わりに
固体の硫黄をCWPとともに供給する場合もある。
【0038】図8は発電システムの実施例4のCWP供
給開始後の操作方法を示すフローチャートである。CW
P供給開始直前は、前記補助燃焼器2,21が作動して
いる。CWPが燃焼し流動媒体の温度が700℃になれ
ば、補助燃焼器2を停止する(手順802)。また有触
媒脱硝装置22内の触媒温度が250℃になれば補助燃
焼器21を停止する(手順803)。その後CWPを増
加する過程で、流動層ボイラ12出口に設置したNOx
濃度検出器14のNOx値が目標値以上かどうかを判定
し(手順804)、目標値以上となれば、SO2ガスボ
ンベ37からSO2ガスをCWP噴霧空気39と共に流
動層ボイラ12内へ供給する(手順805)。火炉出口
に設置したSOx濃度検出器40の検出するSOx値が
目標値より小さいか目標値以上かを判定し(手順80
6)、小さければ、手順807に進んで前記NOx濃度
検出器14の検出するNOx値が目標値より小さいかど
うかを判定する。NOx値が目標値より小さくなけれ
ば、手順805に戻り、小さくなるまでSO2ガスを供
給する。手順806の判定で、SOx値が目標値以上と
なれば、SO2ガスの供給を停止する(手順809)。
その後、NOx濃度検出器31で煙突から放出される前
のNOx値を検出し(手順810)、検出されたNOx
値が目標値よりまだ大きい場合は、目標値以下になるま
でノズル15または23から注入されるNH3量を増大
しNOxを低減する(手順811)。
【0039】(実施例5)図9は本発明に係る発電シス
テムの実施例5の主要構成を示す系統図である。
【0040】本実施例と図7に示す実施例4の相違点
は、本実施例においては、SO2ガス供給ノズル45
が、CWPノズル7ではなく、NH3注入ノズル1の接
続点より下流側の燃焼用空気ダクト2Aに接続されてい
ることである。他の構成は前記実施例4と同じであるの
で、同じ符号を付し、説明を省略する(圧縮機27、補
助燃焼器19,21及びそれらの関連配管も図示を省略
してある)。本実施例においては、燃焼用空気ダクト2
A内を流れる燃焼用空気中に、SO2ガスボンベ37か
らSO2ガスを供給し、SO2ガスを混合した燃焼用空気
が流動層ボイラ12の分散板8の下方に導かれるので、
SO2ガスは燃焼用空気とともに分散板8を通して流動
層内へ均一に導入され、前記図7に示SO2ガスの導入
方法よりも、流動層ボイラ12内へ均一にSO2ガスを
供給することができる。
【0041】また、図7に示す実施例以外の実施例で
は、CWPノズル7にCWP噴霧空気39を供給するノ
ズルは図示を省略されている。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、起動時に発生するNO
xを低減できる発電システムが得られる。この発電シス
テムにおいては、起動時に補助燃焼器を作動するので補
助燃焼器から出る燃焼ガスのNOxが増大するが、補助
燃焼器の出口に設置したNH3注入ノズルからNH3を注
入することで、補助燃焼器から発生するNOxを効率良
く低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発電システムの実施例1の主要構成を
示す系統図である。
【図2】実施例1の制御手順の例を示すフローチャート
である。
【図3】実施例1の制御手順の例を示すフローチャート
である。
【図4】実施例1の効果を示す概念図である。
【図5】本発明の発電システムの実施例2の主要構成を
示す系統図である。
【図6】本発明の発電システムの実施例3の主要構成を
示す系統図である。
【図7】本発明の発電システムの実施例4の主要構成を
示す系統図である。
【図8】実施例4の制御手順の例を示すフローチャート
である。
【図9】本発明の発電システムの実施例5の主要構成を
示す系統図である。
【符号の説明】
1 NH3注入ノズル 2 補助燃焼器 2A 燃焼用空気ダクト 3,3A,3B NH3供給管 3C,3D NH3供給管 4,4A,4B NH3流量調節弁 4C,4D NH3流量調節弁 5 NH3貯蔵タンク 6 流動媒体 7 CWPノズル 8 分散板 9 燃焼用空気ダクト 10 燃焼空気量制御装置 11 圧力容器 12 流動層ボイラ 13 CWPポンプ 14 NOx濃度検出器 15 NH3注入ノズル 16 高温ガス配管 17A,17B サイクロン 18 NH3注入ノズル 19 補助燃焼器 19A 配管 20 NH3注入ノズル 21 補助燃焼器 21A 配管 22 有触媒脱硝装置 23 NH3注入ノズル 24 圧縮機出口弁 25 ガスタービン入口弁 26 圧縮空気バイパス弁 27 圧縮機 28 ガスタービン 29 発電機 30 起動用モータ 31 NOx濃度検出器 32 SOx濃度検出器 33 煙突 34 バイパス管 35 燃料タンク 36 燃料供給ポンプ 37 SO2ガスボンベ 38 SO2流量調節弁 39 CWP噴霧空気 40 SOx濃度検出器 41 NH3供給管分岐位置 42 燃焼排ガス導入管 43A,43C 燃焼排ガス流量調節弁 43D 燃焼排ガス流量調節弁 44 孫サイクロン 45 SO2ガス供給ノズル 46 ガスタービン出側配管 47 圧縮空気配管 48 ガスタービン入側配管
フロントページの続き (72)発明者 戸室 仁一 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 稲田 徹 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 穂刈 信幸 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 大木 勝弥 広島県呉市宝町6番9号 バブコック日立 株式会社呉工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体炭化水素燃料を流動燃焼する流動層
    ボイラ、該流動層ボイラ内の燃焼で発生する燃焼ガスに
    より駆動されるガスタービン、該ガスタービンで駆動さ
    れる発電機、及びシステム起動時に作動する補助燃焼器
    を含んで構成された発電システムにおいて、前記補助燃
    焼器を出た燃焼ガスの流路に、NH3を注入する手段を
    設けたことを特徴とする発電システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発電システムにおい
    て、前記NH3を注入する手段は、前記流動層ボイラに
    充填された流動媒体を予熱するための補助燃焼器、前記
    ガスタービン起動のための補助燃焼器、前記ガスタービ
    ンの排ガス出口に設置された触媒脱硝装置の触媒を予熱
    するための補助燃焼器、のうちの少なくともいずれか一
    つの補助燃焼器を出た燃焼ガスの流路にNH3を注入す
    るものであることを特徴とする発電システム。
  3. 【請求項3】 固体炭化水素燃料を流動燃焼する流動層
    ボイラ、該流動層ボイラ内の燃焼で発生する燃焼ガスに
    より駆動されるガスタービン、該ガスタービンで駆動さ
    れる発電機、システム起動時に作動する補助燃焼器、及
    び前記補助燃焼器を出た燃焼ガスの流路にNH3を注入
    する手段を含んで構成された発電システムを制御する方
    法において、大気放出前の燃焼排ガス中のNOx値を検
    出し、検出されたNOx値があらかじめ設定された目標
    値以上のとき、前記NH3を注入する手段から注入する
    NH3を増加させることを特徴とする発電システムの制
    御方法。
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