JPH10299790A - 自走式作業機のクラッチ装置 - Google Patents

自走式作業機のクラッチ装置

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JPH10299790A
JPH10299790A JP9121650A JP12165097A JPH10299790A JP H10299790 A JPH10299790 A JP H10299790A JP 9121650 A JP9121650 A JP 9121650A JP 12165097 A JP12165097 A JP 12165097A JP H10299790 A JPH10299790 A JP H10299790A
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JP
Japan
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output shaft
clutch member
thrust bearing
clutch
peripheral surface
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Application number
JP9121650A
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English (en)
Inventor
Toshio Nagai
俊夫 長井
Hirohiko Kawada
浩彦 川田
Atsushi Odagaki
惇 小田柿
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Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2310/00Agricultural machines

Landscapes

  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動クラッチ部材とともに出力軸上を摺動す
るスラスト軸受の高寿命化を図る。 【解決手段】 固定クラッチ部材43に隣接して出力軸
11と一体回転しつつ軸方向摺動自在な可動クラッチ部
材44を固定クラッチ部材43に係合させる方向に摺動
させるための押圧板49と可動クラッチ部材44との間
にスラスト軸受48を介装したものにおいて、スラスト
軸受48が挿通する出力軸11の所要外周面と前記スラ
スト軸受48の内周面との間に耐磨耗性材料から成るガ
イドメンバ54を介在させる。前記ガイドメンバ54
は、少なくとも前記スラスト軸受48の摺動範囲に相当
する全長の筒材に長手方向に沿う切り込みを設けて構成
する一方、前記出力軸11の外周面には、前記ガイドメ
ンバ54が嵌入可能な環状凹部11bを形成するのが好
ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの回転を
車輪に伝達するためのクラッチ装置に係り、詳しくは、
芝刈り機などの自走式作業機に用いられるクラッチ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のクラッチ装置においては本
出願人により特願平8ー27936号にて提案されたも
のがある。具体的には図11に示す構造をしている。
【0003】即ち、図外の入力軸によって常時駆動され
る大傘歯車38を出力軸11上に遊嵌設置し、この大傘
歯車38の歯面とは反対側の面に摩擦部材39を軸方向
移動不能に固定して固定クラッチ部材43を構成する一
方、固定クラッチ部材43に隣接して可動クラッチ部材
44を出力軸11と一体回転しつつ軸方向摺動自在に配
設する。この固定クラッチ部材43と可動クラッチ部材
44との間にはクラッチばね47を介在させて可動クラ
ッチ部材44を固定クラッチ部材43から離反する方向
へ付勢している。
【0004】そして、可動クラッチ部材44をクラッチ
ばね47の付勢力に抗して固定クラッチ部材43に向け
て摺動させるためのシフトフォーク50を設ける。この
シフトフォーク50には、出力軸11上に遊嵌配置した
押圧板49の一端面が当接される。この押圧板49の他
端面と可動クラッチ部材44のボス部端面との間にスラ
スト軸受48が介装される。一方、大傘歯車38の歯面
側と前記ブッシュ20の環状フランジ20aとの間には
スラスト軸受40が介装される。
【0005】クラッチばね47及び押圧板49から固定
クラッチ部材43と可動クラッチ部材44にスラスト力
が作用しても、スラスト軸受40、48の作用により固
定クラッチ部材43と可動クラッチ部材44は互いに押
圧されながらもスムーズに回転する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、スラスト軸受48の内周面が出力軸11の
外周面と接触しているため、その接触部分の出力軸が磨
耗すると共に、その磨耗粉でスラスト軸受48が破損す
る不具合があった。そこで、出力軸11そのものを焼入
処理し硬度を高めてやるといった改善策が考えられる
も、左右車輪幅に相当する出力軸11の全長に対してス
ラスト軸受48が接触する範囲は極く僅かであるので、
出力軸11の製作コストが高くなってしまう欠点があ
る。
【0007】本発明の目的は、出力軸11の製作コスト
を高めることなくスラスト軸受の高寿命化を図ることの
できるクラッチ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る自走式作業機のクラッチ装置は、入力軸
7よって駆動される歯車38を出力軸11上に遊嵌設置
して該歯車38と一体の固定クラッチ部材43を構成す
る一方、該固定クラッチ部材43に隣接して出力軸11
と一体回転しつつ軸方向摺動自在な可動クラッチ部材4
4を設けると共に、可動クラッチ部材44を固定クラッ
チ部材43に係合させる方向に摺動させるための押圧板
49と可動クラッチ部材44との間にスラスト軸受48
を出力軸11の外周面上に一体摺動自在に介装したもの
において、前記スラスト軸受48を挿通する前記出力軸
11の所要外周面と前記スラスト軸受48の内周面との
間に耐磨耗性材料から成るガイドメンバ54を介在させ
たことを特徴とする。
【0009】これによれば、押圧板49が可動クラッチ
部材44を固定クラッチ部材43に係合させる方向に摺
動させる際には、スラスト軸受48が出力軸上のガイド
メンバ54に沿って円滑に摺動することになる。
【0010】また、前記ガイドメンバ54を、少なくと
も前記スラスト軸受48の摺動範囲に相当する全長をし
た筒材に長手方向に沿う切り込み54aを設けて構成す
る一方、前記出力軸11の外周面に、前記ガイドメンバ
54が嵌入可能な環状凹部11bを形成するのが好まし
い。
【0011】これによれば、ガイドメンバ54の出力軸
11に対する組み付けが容易に行えるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係るクラッチ装置の実施
形態について、以下に図面を参照しつつ説明する。な
お、本発明の要旨を逸脱しない限り、以下に説明する実
施形態のみに限定されるものではない。
【0013】図1は自走式芝刈り機1の内部構造を概略
的に示す斜視図である。エンジン2から下方にクランク
軸3が延びてプーリ4と刈刃5が固着されている。トラ
ンスミッション6の入力軸7にはプーリ8が固着されこ
のプーリ8とプーリ4とに伝動ベルト9が巻回されてい
る。10はテンションローラである。入力軸7からトラ
ンスミッション6内に導入された動力は出力軸11を回
転させ、さらに、減速歯車列12、13を介して左右の
駆動輪14へ伝えられる。芝刈り機1のハンドル15に
はクラッチレバー16をハンドル把持方向に回動可能に
取り付けてあり、該クラッチレバー16は、トランスミ
ッション6のクラッチアーム17に対してクラッチレバ
ー16がハンドル15と共に握られたときに緊張するケ
ーブル18を介して接続される。
【0014】図2、図3に示すように、トランスミッシ
ョン6は、上部ケーシング19Aと下部ケーシング19
Bとから成るケーシングを有している。これら上部、下
部ケーシング19A,19Bは、トランスミッション6
が作業機の所定位置に取り付けられたときに略水平に配
置される分割線に沿って互いに結合され得る。上部、下
部ケーシング19A,19Bは、それらの外縁フランジ
に形成したボルト孔の各々にボルトB1,B2,B3,
B4が挿通され締め付けられることで、組み合わされた
形で保持される。
【0015】出力軸11の中心線は、上部、下部ケーシ
ング19A,19Bの分割線と略同一平面上にある。ま
た、上部、下部ケーシング19A,19Bの接合面には
ブッシュ20,21が保持され、これらブッシュ20,
21に出力軸11を挿通してケーシングに支持されるよ
うにしている。22,23は出力軸11とケーシングと
の間を密封するためのシール部材である。
【0016】一方のブッシュ20には、上部、下部ケー
シング19A,19Bの内壁面に当接し得る環状フラン
ジ20aが形成され、他方のブッシュ20は、出力軸1
1の周溝11aに嵌め込んだ止め輪24にて出力軸11
に係止された止め板25により封止されている。出力軸
11は、前記止め輪24及び止め板25によって図4の
軸線方向左向きへの移動が阻止されている。
【0017】図3に示すように、上部ケーシング19A
における入力軸7の導入箇所には上方に延伸する筒状部
27がケーシング本体と一体形成されている。筒状部2
7の内部及びその下方には入力軸7のための軸受手段が
設けられている。この軸受手段は以下に説明する軸受2
6、オイルシール29、押さえ板30、支持体31、ブ
ッシュ32などを備えている。
【0018】筒状部27の下方には、軸受26の下端面
を受けるための座部が上部ケーシング19Aに一体形成
されている。筒状部27の中で入力軸7を軸受26によ
り回転可能に支持し、オイルシール29が入力軸7と筒
状部27の間の開口を封鎖している。更に、オイルシー
ル29の上面は、上部ケーシング19Aに固定された抜
け止め板30で押さえこんでいる。
【0019】更に、上部ケーシング19Aには、入力軸
7を受ける支持体31が上部ケーシング19Aに一体形
成されている。この支持体31は上部ケーシング19A
の内側壁から水平方向に突出しその上面に凹部31aを
形成してブッシュ32を嵌め込んでいる。入力軸7の下
端面には軸状突起7aを設け前記ブッシュ32に挿通さ
せることで支持されるようになっている。
【0020】この入力軸7は出力軸11と直交するよう
に配置され、両軸7,11はベベルギア機構と、後述す
るクラッチ装置を介して連動連結される。このベベルギ
ア機構は、入力軸7の下端部側に設けた小傘歯車7b
と、出力軸11上に遊嵌した大傘歯車38とを備える。
【0021】図2や図4に示すように、大傘歯車38の
歯面とは反対側の面には円周方向で3箇所の位置に凹部
38aが形成されてこの各々の凹部38aに摩擦部材3
9が嵌め込まれている。この摩擦部材39は、大傘歯車
38の歯面とは反対方向へ円環状に突出してその先端側
がくさび形を成す摩擦部材本体39aと、該本体の基部
において径方向内方へ突出した鍔部39bとを備える。
摩擦部材39は、鍔部39bが、止め板41を介して、
出力軸11の周溝11bに嵌め込まれた止め輪42によ
り軸方向移動不能に固定され、こうして固定クラッチ部
材43が構成されている。
【0022】出力軸11には、固定クラッチ部材43に
隣接して可動クラッチ部材44が配設されている。可動
クラッチ部材44は、前記摩擦部材本体39aのくさび
形部分に対応して摩擦係合し得る凹状の摩擦面を備える
と共に、可動クラッチ部材44のボス部内周面に形成さ
れた軸線方向に延びる溝44aに、出力軸11に植設さ
れたピン46を嵌め込んで出力軸11と一体回転しつつ
軸方向摺動自在となっている。なお、出力軸11に対す
る可動クラッチ部材44の結合は、スプライン係合な
ど、他の結合手段を用いることもできる。
【0023】固定クラッチ部材43と可動クラッチ部材
44との間にはクラッチばね47を介在させてある。こ
のクラッチばね47は可動クラッチ部材44を固定クラ
ッチ部材43から離反する方向へ付勢している。
【0024】50は、可動クラッチ部材44をクラッチ
ばね47の付勢力に抗して固定クラッチ部材43に向け
て摺動させるためのシフトフォークである。このシフト
フォーク50の爪部には、出力軸11上に遊嵌配置した
押圧板49の一端面が当接される。この押圧板49の他
端面と可動クラッチ部材44のボス部端面との間にスラ
スト軸受48が介装される。
【0025】大傘歯車38の歯面側と前記ブッシュ20
の環状フランジ20aとの間にはスラスト軸受40が介
装されている。クラッチばね47及び押圧板49から固
定クラッチ部材43と可動クラッチ部材44にスラスト
力が作用しても、スラスト軸受40、48の作用により
固定クラッチ部材43と可動クラッチ部材44は互いに
押圧されながらもスムーズに回転することができる。
【0026】前記ブッシュ20の環状フランジ20aの
外周縁には筒部20bが一体的に設けられており、筒部
20b内に前記スラスト軸受40を、該筒部20bの内
周面に前記スラスト軸受40の外周端面を当接させるよ
うに嵌め込むことによって該スラスト軸受40は径方向
で移動不能に保持される。
【0027】一方、スラスト軸受48の内周面と出力軸
11の外周面との間にはガイドメンバ54が介装されて
いる。前記ガイドメンバ54は単一の、図8、図9に示
すように、肉厚が薄く対摩耗性のある金属製の筒部材で
あって、少なくとも前記スラスト軸受48の摺動範囲に
相当する全長をし、長手方向に沿う切り込み54aを設
けることにより構成されている。前記出力軸11のガイ
ドメンバ54設置個所に相当する外周面には、前記ガイ
ドメンバ54が嵌入可能な環状凹部11bを形成する。
ガイドメンバ54を出力軸11に装着するには、切り込
み54aの両端を径拡方向に押し込んで弾性変形させて
切り込み54aの開口を広くすることで簡単に装着でき
ると共に、出力軸11に対するガイドメンバ54の軸方
向への位置決めがなされる。
【0028】なお、ガイドメンバは、図10に示すよう
に、断面視半円状の円弧板55a,55bを重ねあわせ
て構成しても良い。
【0029】前記フォーク50は板金製とされ、その爪
部の上下端に形成した突部を、上部ケーシング19Aの
頂壁および下部ケーシング19Bの底壁にそれぞれ、円
形外周を有する受け具51a,51bに嵌め込んで該受
け具51a,51bと共に回転変位可能に支承されてい
る。上方の受け具51aは、ケーシング外に突出させて
あり、その上端には図1、図2に示すクラッチアーム1
7を水平方向に突設させている。
【0030】以上詳述したように、クラッチ装置は、い
わゆるデッドマン・タイプのものに構成され、常時はク
ラッチばね47による可動クラッチ部材44の移動付勢
によって可動クラッチ部材44の摩擦面45が大傘歯車
38の摩擦部材39との摩擦係合を解除されて非係合状
態にあり、クラッチレバー16をハンドル15と共に握
ると、それによりケーブル18が緊張してクラッチレバ
ー17が回動せしめられ、フォーク50が回動され、ク
ラッチばね47の付勢力に抗して、押圧板49がスラス
ト軸受48と共に出力軸11のガイドメンバ54上を滑
動して可動クラッチ部材44を固定クラッチ部材43に
向けて押し、摩擦面45を摩擦部材39に対し摩擦係合
させてクラッチ係合する。
【0031】クラッチレバー16の握り力を加減して出
力軸11上での可動クラッチ部材44の摺動変位量、従
って、摩擦面45の摩擦部材39に対する押し付け力を
適宜に調整することによりクラッチ装置を任意の半クラ
ッチ状態に操作することができる。
【0032】図1に示された芝刈り機1を発進させると
きには、まず最初に、クラッチレバー16を離した状態
でエンジン2を始動させ、クラッチレバー16を徐々に
握り込むことにより、クラッチ装置が半クラッチ状態を
経て摩擦係合しスムーズに発進する。
【0033】芝刈り機1を旋回させたい場合や引っ張っ
て後退させようとする場合には、クラッチレバー16を
離してクラッチ装置を一旦切ることで、事後の操作が容
易に行える。
【0034】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0035】即ち、押圧板49と可動クラッチ部材44
との間で出力軸11の外周面上に摺動自在に介装したス
ラスト軸受48が挿通する前記出力軸11の所要外周面
と前記スラスト軸受48の内周面との間に耐磨耗性材料
から成るガイドメンバ54を介在させたことにより、押
圧板49が可動クラッチ部材44を固定クラッチ部材4
3に係合させる方向に摺動する際には、スラスト軸受4
8の内周面は出力軸11の外周面と直接に接触せずに出
力軸11上のガイドメンバ54に沿って円滑に摺動する
ので、出力軸11からは磨耗粉が発生せずスラスト軸受
48の高寿命化を実現することができ、また、出力軸1
1そのものを高硬度処理する必要もないから、出力軸1
1の製作コストを最小限に抑制することができる。
【0036】さらに、ガイドメンバ54を、少なくとも
スラスト軸受48の摺動範囲に相当する全長をした筒材
に長手方向に沿う切り込み54aを設けて構成する一
方、出力軸11の外周面に、ガイドメンバ54が嵌入可
能な環状凹部11bを形成する構成を採用することによ
って、ガイドメンバ54を単一部品としながらも出力軸
11に対する組み付けを容易に行なうことができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自走式芝刈り機の内部構造を概略的に示す斜視
図である。
【図2】本発明に係るクラッチ装置を備えるトランスミ
ッションの平面図である。
【図3】図2のa−a矢視断面図である。
【図4】トランスミッションの内部構造を示す平面断面
図である。
【図5】図4の要部拡大断面図である。
【図6】固定クラッチ部材としての大傘歯車と摩擦部材
の斜視図である。
【図7】図2のb−b矢視断面図である。
【図8】ガイドメンバと出力軸の斜視図である。
【図9】ガイドメンバの第一実施例を示す断面図であ
る。
【図10】ガイドメンバの第二実施例を示す断面図であ
る。
【図11】従来構造を示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
7 入力軸 11 出力軸 43 固定クラッチ部材 44 可動クラッチ部材 48 スラスト軸受 49 押圧板 54 ガイドメンバ 54a 切り込み

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力軸7によって駆動される歯車38を
    出力軸11上に遊嵌設置して該歯車38と一体の固定ク
    ラッチ部材43を構成する一方、該固定クラッチ部材4
    3に隣接して出力軸11と一体回転しつつ軸方向摺動自
    在な可動クラッチ部材44を設けると共に、可動クラッ
    チ部材44を固定クラッチ部材43に係合させる方向に
    摺動させるための押圧板49と可動クラッチ部材44と
    の間にスラスト軸受48を出力軸11の外周面上に一体
    摺動自在に介装したものにおいて、 前記スラスト軸受48が挿通する前記出力軸11の所要
    外周面と前記スラスト軸受48の内周面との間に耐磨耗
    性材料から成るガイドメンバ54を介在させたことを特
    徴とする自走式作業機のクラッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイドメンバ54を、少なくとも前
    記スラスト軸受48の摺動範囲に相当する全長の筒材に
    長手方向に沿う切り込み54aを設けて構成する一方、
    前記出力軸11の外周面に、前記ガイドメンバ54が嵌
    入可能な環状凹部11bを形成した請求項1記載の自走
    式作業機のクラッチ装置。
JP9121650A 1997-04-23 1997-04-23 自走式作業機のクラッチ装置 Pending JPH10299790A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002253025A (ja) * 2000-12-28 2002-09-10 Honda Motor Co Ltd 歩行型作業機
JP2002349597A (ja) * 2001-05-23 2002-12-04 Honda Motor Co Ltd 歩行型作業機
JP2020122369A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 八鹿鉄工株式会社 除雪機

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