JPH10297846A - 工事用エレベータ等の障害物検知方法及び装置 - Google Patents
工事用エレベータ等の障害物検知方法及び装置Info
- Publication number
- JPH10297846A JPH10297846A JP10876297A JP10876297A JPH10297846A JP H10297846 A JPH10297846 A JP H10297846A JP 10876297 A JP10876297 A JP 10876297A JP 10876297 A JP10876297 A JP 10876297A JP H10297846 A JPH10297846 A JP H10297846A
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- JP
- Japan
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- optical line
- cage
- obstacle
- elevator
- signal
- Prior art date
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- Pending
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- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 工事騒音等で警報が聞こえ難い建築作業現場
であっても、また障害物であっても、支障なく昇降する
エレベータケージとの接触を回避するようにする。 【解決手段】 昇降するケージ（１）側に、水平方向に
適宜の間隔を隔てて複数の光ラインセンサー（２）を取
り付け、最下層段の床Ｆに、ケージ（１）側の光ライン
センサー（２）に対応して反射ミラー（３）を取り付
け、障害物（Ｓ）が１つ以上の光ラインセンサーを横切
るとそれを検知し、その検知信号に基づきケージ（１）
の昇降を停止させる。
であっても、また障害物であっても、支障なく昇降する
エレベータケージとの接触を回避するようにする。 【解決手段】 昇降するケージ（１）側に、水平方向に
適宜の間隔を隔てて複数の光ラインセンサー（２）を取
り付け、最下層段の床Ｆに、ケージ（１）側の光ライン
センサー（２）に対応して反射ミラー（３）を取り付
け、障害物（Ｓ）が１つ以上の光ラインセンサーを横切
るとそれを検知し、その検知信号に基づきケージ（１）
の昇降を停止させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、工事用エレベータ
や建築用リフトが昇降する際の障害物検知方法及び検知
装置に関する。
や建築用リフトが昇降する際の障害物検知方法及び検知
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３及び図４に示す様に、障害物、例え
ば仮設材Ｓが床から横にはみ出したり、作業員Ｍがエレ
ベータの下降に気が付かなかったりした場合、エレベー
タケージ１と障害物Ｓや人Ｍと接触するなど危険がある
ので、従来、エレベータケージ１の昇降時に音を出すな
どして警報を出していた。
ば仮設材Ｓが床から横にはみ出したり、作業員Ｍがエレ
ベータの下降に気が付かなかったりした場合、エレベー
タケージ１と障害物Ｓや人Ｍと接触するなど危険がある
ので、従来、エレベータケージ１の昇降時に音を出すな
どして警報を出していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の方法に
よる場合は、建築作業現場では工事騒音等で警報が聞こ
えないことがあり、また障害物に対しては接触が避けら
れない等の問題点があった。
よる場合は、建築作業現場では工事騒音等で警報が聞こ
えないことがあり、また障害物に対しては接触が避けら
れない等の問題点があった。
【０００４】従って、本発明は、工事騒音等で警報が聞
こえ難い建築作業現場であっても、また障害物であって
も、支障なくエレベータケージとの接触を回避すること
のできる方法及び装置を提供することを目的とするもの
である。
こえ難い建築作業現場であっても、また障害物であって
も、支障なくエレベータケージとの接触を回避すること
のできる方法及び装置を提供することを目的とするもの
である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、昇降す
るケージ側に、水平方向に適宜の間隔を隔てて複数の光
ラインセンサーまたは反射ミラーを取り付け、最下層段
に、ケージ側の光ラインセンサーまたは反射ミラーに対
応して反射ミラーまたは光ラインセンサーを取り付け、
障害物が１つ以上の光ラインセンサーを横切るとそれを
検知し、その検知信号に基づきケージの昇降を停止させ
る。
るケージ側に、水平方向に適宜の間隔を隔てて複数の光
ラインセンサーまたは反射ミラーを取り付け、最下層段
に、ケージ側の光ラインセンサーまたは反射ミラーに対
応して反射ミラーまたは光ラインセンサーを取り付け、
障害物が１つ以上の光ラインセンサーを横切るとそれを
検知し、その検知信号に基づきケージの昇降を停止させ
る。
【０００６】人或いは仮設材の様な障害物が光ラインセ
ンサーを横切った場合に遮光され、自動的に人或いは障
害物を検知し、ケージの昇降を停止させる。
ンサーを横切った場合に遮光され、自動的に人或いは障
害物を検知し、ケージの昇降を停止させる。
【０００７】
【実施例】以下、図面を参照し本発明の実施例について
説明する。図１において、昇降するエレベータのケージ
１側に、水平方向に間隔を隔てて複数の光ラインセンサ
ー２が取り付けられている。光ラインセンサー２の間隔
は３００ｍｍ程度である。また、最下層段の床Ｆに、ケ
ージ１側の光ラインセンサー２に対応して反射ミラー３
が設置されている。ミラー３の汚れ等はアクリル等のミ
ラーカバーで対処することができる。ケージ１に制御装
置４が設けられている。
説明する。図１において、昇降するエレベータのケージ
１側に、水平方向に間隔を隔てて複数の光ラインセンサ
ー２が取り付けられている。光ラインセンサー２の間隔
は３００ｍｍ程度である。また、最下層段の床Ｆに、ケ
ージ１側の光ラインセンサー２に対応して反射ミラー３
が設置されている。ミラー３の汚れ等はアクリル等のミ
ラーカバーで対処することができる。ケージ１に制御装
置４が設けられている。
【０００８】図２は制御装置４のブロック図であり、制
御装置４は、光ラインセンサー２のＣＨ１〜ＣＨＮから
の信号が入力する信号入力部５と、信号入力部５からの
信号の基づき光ラインセンサー２の出力を判別する判別
部６と、判別部６からの信号に基づきエレベータ制御盤
８に制御信号を出力する制御部７とから成っている。次
に、図１及び図２を参照して作動について説明する。信
号入力部５は、通常、ＣＨ１の光ラインセンサー２から
ＣＨＮの光ラインセンサー２までの出力が全てＯＮにな
っている。
御装置４は、光ラインセンサー２のＣＨ１〜ＣＨＮから
の信号が入力する信号入力部５と、信号入力部５からの
信号の基づき光ラインセンサー２の出力を判別する判別
部６と、判別部６からの信号に基づきエレベータ制御盤
８に制御信号を出力する制御部７とから成っている。次
に、図１及び図２を参照して作動について説明する。信
号入力部５は、通常、ＣＨ１の光ラインセンサー２から
ＣＨＮの光ラインセンサー２までの出力が全てＯＮにな
っている。
【０００９】障害物Ｓが１つ以上の光ラインセンサー２
を横切った場合、信号入力部５の１っ以上がＯＦＦにな
る。
を横切った場合、信号入力部５の１っ以上がＯＦＦにな
る。
【００１０】判別部６では、全ての光ラインセンサー２
の出力のＡＮＤ回路を内蔵しており、１つ以上の光ライ
ンセンサー２の出力がＯＦＦになると制御部７への出力
がＯＦＦになる。
の出力のＡＮＤ回路を内蔵しており、１つ以上の光ライ
ンセンサー２の出力がＯＦＦになると制御部７への出力
がＯＦＦになる。
【００１１】このＯＦＦ信号をエレベータ制御盤８のモ
ータ回路に出力し、停止させる。
ータ回路に出力し、停止させる。
【００１２】こうして、障害物Ｓが光ラインセンサー２
を横切った場合に遮光され、自動的に障害物Ｓを検知
し、ケージ１の昇降を停止させる。そして、安全を確認
した後、再稼働させる。
を横切った場合に遮光され、自動的に障害物Ｓを検知
し、ケージ１の昇降を停止させる。そして、安全を確認
した後、再稼働させる。
【００１３】上記の実施例では、エレベータのケージ側
に光ラインセンサーを取り付け、最下層段の床に反射ミ
ラーを設置したものであるが、エレベータのケージ側に
反射ミラーを取り付け、最下層段の床に光ラインセンサ
ーを取り付けようにしても良い。
に光ラインセンサーを取り付け、最下層段の床に反射ミ
ラーを設置したものであるが、エレベータのケージ側に
反射ミラーを取り付け、最下層段の床に光ラインセンサ
ーを取り付けようにしても良い。
【００１４】
【発明の効果】本発明は、人或いは仮設材の様な障害物
が光ラインセンサーを横切った場合に遮光され、自動的
に人或いは障害物を検知し、ケージの昇降を停止させ、
安全を確認した後、再稼働させるものであるので、工事
騒音等で警報が聞こえ難い建築作業現場であっても、ま
た仮設材の様な障害物であっても、支障なくエレベータ
ケージとの接触を回避し、安全を期すことができる。
が光ラインセンサーを横切った場合に遮光され、自動的
に人或いは障害物を検知し、ケージの昇降を停止させ、
安全を確認した後、再稼働させるものであるので、工事
騒音等で警報が聞こえ難い建築作業現場であっても、ま
た仮設材の様な障害物であっても、支障なくエレベータ
ケージとの接触を回避し、安全を期すことができる。
【図１】本発明を実施した工事用エレベータの斜視図。
【図２】制御装置のブロック図。
【図３】従来の工事用エレベータと障害物の関係を示す
斜視図。
斜視図。
【図４】従来の工事用エレベータと障害物の関係を示す
平面図。
平面図。
１・・・エレベータケージ ２・・・光ラインセンサー ３・・・反射ミラー ４・・・制御装置 ５・・・信号入力部 ６・・・判別部 ７・・・制御部 ８・・・エレベータ制御盤 Ｍ・・・人 Ｓ・・・障害物 Ｆ・・・床
Claims (2)
- 【請求項１】 昇降するケージ側に、水平方向に適宜の
間隔を隔てて複数の光ラインセンサーまたは反射ミラー
を取り付け、最下層段に、ケージ側の光ラインセンサー
または反射ミラーに対応して反射ミラーまたは光ライン
センサーを取り付け、障害物が１つ以上の光ラインセン
サーを横切るとそれを検知し、その検知信号に基づきケ
ージの昇降を停止させることを特徴とする工事用エレベ
ータ等の障害物検知方法。 - 【請求項２】 昇降するケージ側に、水平方向に適宜の
間隔を隔てて複数の光ラインセンサーまたは反射ミラー
を取り付け、最下層段に、ケージ側の光ラインセンサー
または反射ミラーに対応して反射ミラーまたは光ライン
センサーを取り付け、また前記ケージに制御装置を設
け、該制御装置は、前記光ラインセンサーからの信号が
入力する信号入力部と、該信号入力部からの信号の基づ
き光ラインセンサーの出力を判別する判別部と、該判別
部からの信号に基づきエレベータ制御盤に制御信号を出
力する制御部とから成り、障害物が１つ以上の光ライン
センサーを横切るとケージの昇降を停止させるようにし
て成ることを特徴とする工事用エレベータ等の障害物検
知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10876297A JPH10297846A (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | 工事用エレベータ等の障害物検知方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10876297A JPH10297846A (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | 工事用エレベータ等の障害物検知方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10297846A true JPH10297846A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14492863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10876297A Pending JPH10297846A (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | 工事用エレベータ等の障害物検知方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10297846A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109466986A (zh) * | 2018-12-28 | 2019-03-15 | 山东大汉建设机械股份有限公司 | 一种施工升降机传动机构检验工装及方法 |
| KR101979236B1 (ko) * | 2019-01-08 | 2019-05-16 | 삼성엔지니어링 주식회사 | 수조 승하강용 곤돌라 |
-
1997
- 1997-04-25 JP JP10876297A patent/JPH10297846A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109466986A (zh) * | 2018-12-28 | 2019-03-15 | 山东大汉建设机械股份有限公司 | 一种施工升降机传动机构检验工装及方法 |
| KR101979236B1 (ko) * | 2019-01-08 | 2019-05-16 | 삼성엔지니어링 주식회사 | 수조 승하강용 곤돌라 |
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