JPH10297632A - エアフィルタの梱包方法 - Google Patents
エアフィルタの梱包方法Info
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- JPH10297632A JPH10297632A JP9121624A JP12162497A JPH10297632A JP H10297632 A JPH10297632 A JP H10297632A JP 9121624 A JP9121624 A JP 9121624A JP 12162497 A JP12162497 A JP 12162497A JP H10297632 A JPH10297632 A JP H10297632A
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Abstract
用量が少なく、廃棄物量も少なくて済むエアフィルタの
梱包方法を提供する。 【解決手段】 波形折り畳み濾材を枠体内に組み込んで
なるエアフィルタの梱包方法において、台シートの四周
縁に折り目を介して起立自在の起立片を連設すると共に
台シートの底面の適宜箇所に足桁を設けた段ボールパレ
ット上に、前記起立片を折り目に沿って上方に折り曲げ
起立させて台シートをトレイ状に形成しながら、エアフ
ィルタを複数個規則正しく載置し略立方体の集積体に形
成し、少なくともエアフィルタの濾材露出面を保護板で
保護すると共に、前記集積体の4側面外周にストレッチ
フィルムを張力をかけて巻回被覆する。
Description
を枠体内に組み込んでなるエアフィルタをその製品形態
において輸送するに適した梱包方法に係わり、特に、ご
く簡易な包装を行なっただけのエアフィルタ単品をパレ
ット上に複数個積載してエアフィルタの集合体とした上
で該集合体に対して一括の梱包を行うエアフィルタの梱
包方法に関する。
0.3μm)以上の性能を有するエアフィルタである高
性能エアフィルタの輸送に当たっては、高性能エアフィ
ルタが中性能エアフィルタ等下位グレードのエアフィル
タに比較して、外力が加わった際の品質低下が著しく大
きくなることから、外力の影響から守ることを最優先に
考慮し中性能エアフィルタを含めた一般的な物品よりも
厳重な梱包がなされている。具体的には、フィルタ製品
を1乃至2個の単位で緩衝のための胴枠に包み込んだ上
で段ボールまたは木製の箱に完全収納するといった方法
が一般的である。
来の梱包方法では、1乃至2個の製品単位で梱包される
ため、梱包時や解梱時の作業効率及び作業性が低くなる
ばかりでなく、段ボール等の梱包資材の使用量が多くな
りコスト高となると共に廃棄物量が増す等の問題点があ
る。本発明は前記従来技術の梱包方法の問題点を解消
し、作業効率及び作業性がよく、しかも資材の使用量が
少なく、廃棄物量も少なくて済むエアフィルタの梱包方
法を提供することを目的とする。
梱包方法は前記目的を達成するべく、波形折り畳み濾材
を枠体内に組み込んでなるエアフィルタの梱包方法にお
いて、台シートの四周縁に折り目を介して起立自在の起
立片を連設すると共に台シートの底面の適宜箇所に足桁
を設けた段ボールパレット上に、前記起立片を折り目に
沿って上方に折り曲げ起立させて台シートをトレイ状に
形成しながら、エアフィルタを複数個規則正しく載置し
略立方体の集積体に形成し、少なくともエアフィルタの
濾材露出面を保護板で保護すると共に、前記集積体の4
側面外周にストレッチフィルムを張力をかけて巻回被覆
することを特徴とする。尚、本発明のエアフィルタの梱
包方法は、エアフィルタの種類には特に限定はないが、
外力の影響を受けやすい高性能エアフィルタの梱包に特
に適しているものである。
周縁に折り目を介して起立自在の起立片を連設した台シ
ート(載荷板)と、該台シートの底面の適宜箇所に設け
た足桁(桁状の脚部)とから構成される。前記起立片
は、エアフィルタを積載の際に、折り目に沿って上方に
折り曲げて起立させると共に隣接する2片の起立片をそ
の隣接部分で粘着テープ等で固定して、台シートをトレ
イ状に形成することで積載物の荷崩れを防止するもので
ある。また、前記足桁は、例えば、段ボールを多層に貼
り合わせるか、合紙あるいは板紙等を折り曲げて断面方
形の筒状体とするなどの方法で形成されたものを使用す
る。この足桁は、台シートの底面の適宜箇所に接着また
はさらにカギ止め等の方法を用いて固定される。また、
足桁の設置個所と設置数は、フォークリフトの爪の挿入
位置とパレットの耐荷強度等を考慮して決められるが、
パレットの短手方向に少なくとも両端の2列あるいはそ
の中央を含めた3列に設置するのが製造コスト上最も好
ましい。また、この場合、各列に設置される足桁を断続
させて短手方向に順列に配置させることも可能で、その
場合にはパレットの短手方向のみでなく長手方向にもフ
ォークリフトの爪を挿入することが可能となる。
を、図面を参照して詳細に説明する。先ず、図1及び図
2に示すように、足桁11を取り付けた段ボールパレッ
ト10を用意し、パレット10の長手方向1辺及びそれ
に隣接する短手方向の2辺の台シート起立片12を折り
目13に沿って起こし上げ、隣接部分2ヶ所をテープ1
4で止める。次に図3に示すように、前記起立片12を
起こし上げた長手方向1辺のパレット10上に保護板1
5を立てる。
ルタ製品30を1台ずつ内容中にできるだけ空気が残存
しないように注意しながらポリ袋内31に収納し、開口
部をテープ32で封止する。このように用意された高性
能エアフィルタ製品30を図5に示すように、段ボール
パレット10上に所定数量並列に載置する。図示の例で
は11個並列に載置した。次に、図6に示すように、段
ボールパレット10の残りの1辺の起立片12を起こし
上げ隣接する2辺の起立片12,12との隣接部分をテ
ープ14で止める。
0上に並列に載置されたフィルタ製品30の集積体40
の上面に中敷き16を敷き、この中敷き16の上に前記
ポリ袋31に収納したフィルタ製品30を同一方向に同
一個数だけ並列に載置する。
10長手方向1辺に、保護板15を立てる。そして、こ
のように、パレット10上に2段に積載された略立方体
のフィルタ製品30の集積体40,40の側面外周にス
トレッチフィルム17を適度に張力をかけながら巻き付
け、梱包を終了する。
40の上段にさらにフィルタ製品30を積載する場合、
上段に積載されるフィルタ製品30からの衝撃等から下
段のフィルタ集積体40を保護するためのもので、該集
積体40の上面全体を覆うに充分な大きさを有すること
が必要である。材質は、段ボール紙などでよい。
略立方体をなしたフィルタ集積体40の4側面のうち、
少なくとも外力の影響を受け易いエアフィルタ製品30
の濾材露出部、即ち、空気流開口面の前後面に当たる2
側面を保護するためのもので、側面全体を覆うに充分な
大きさを有することが必要である。材質は、段ボール紙
等でよい。尚、保護板15は、集積体40の残りの2側
面および集積体40の天井面(上面)にも用いることが
できる。
等から保護する機能を有する。尚、フィルタ製品30を
収納するポリ31袋内に空気が残存すると、フィルタ製
品30を集積後に外周に巻くストレッチフィルム17の
圧迫により内容物のフィルタ製品30が外力を受け、品
質低下を招く恐れがあるので、ポリ袋31内にはできる
だけ空気が残存しないようにする必要がある。また、ス
トレッチフィルム17は、フィルタ集積体40の側面外
周の全面にまんべんなく巻き、集積体40の全体を被覆
できるまで巻く必要がある。一般には、フィルタ製品3
0の幅寸法にもよるが大体6〜10周程度巻くのがよ
い。尚、パレットの台シートのタテ/ヨコ寸法及びパレ
ット上に並べるフィルタ製品の数は、積載するフィルタ
製品の外形寸法によって適宜決められる。また、ここで
は、フィルタ製品を2段に積載する例として説明した
が、フィルタ製品の外形寸法によっては3段に積載する
ことも可能である。
とをそれぞれ実際に行って比較してみた。本発明方法で
は、寸法840mm×1230mmの段ボールパレット
に高性能エアフィルタ(高さ610mm×幅1220m
m×奥行(厚さ)75mm)を22台(11台×2段)
積載し、輸送を行った。また、従来方法として、ポリ袋
内に収納した高性能エアフィルタ(高さ610mm×幅
1220mm×奥行(厚さ)75mm)を2台を1単位
として胴枠に包み込んだ上で段ボール箱に収納し、同時
に、残り20台の高性能エアフィルタを2台ずつ10個
の段ボール箱にそれぞれ収納し、合計で11個の梱包体
を作り、輸送を行った。上記実施例と比較例による梱
包、輸送を行った結果を表1に示す。
によれば、従来の方法に比較して、梱包、解梱に要する
時間が短く、しかも梱包材廃棄量が少なくて輸送後の品
質の低下も認められなかった。
タの梱包方法は、従来の梱包方法に比較して、梱包時や
解梱時の作業効率及び作業性を大幅に向上できると共
に、梱包資材の使用量を大幅に低減できて省資源化が図
れ、コストダウン及び廃棄物量の低減が図れる。
梱包工程を示す説明図
梱包工程を示す説明図
梱包工程を示す説明図
梱包工程を示す説明図
梱包工程を示す説明図
梱包工程を示す説明図
梱包工程を示す説明図
梱包工程を示す説明図
梱包工程を示す説明図
Claims (2)
- 【請求項1】 波形折り畳み濾材を枠体内に組み込んで
なるエアフィルタの梱包方法において、台シートの四周
縁に折り目を介して起立自在の起立片を連設すると共に
台シートの底面の適宜箇所に足桁を設けた段ボールパレ
ット上に、前記起立片を折り目に沿って上方に折り曲げ
起立させて台シートをトレイ状に形成しながら、エアフ
ィルタを複数個規則正しく載置し略立方体の集積体に形
成し、少なくともエアフィルタの濾材露出面を保護板で
保護すると共に、前記集積体の4側面外周にストレッチ
フィルムを張力をかけて巻回被覆することを特徴とする
エアフィルタの梱包方法。 - 【請求項2】 前記エアフィルタは高性能エアフィルタ
であることを特徴とする請求項1記載のエアフィルタの
梱包方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12162497A JP3957814B2 (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | エアフィルタの梱包方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12162497A JP3957814B2 (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | エアフィルタの梱包方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10297632A true JPH10297632A (ja) | 1998-11-10 |
JP3957814B2 JP3957814B2 (ja) | 2007-08-15 |
Family
ID=14815876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12162497A Expired - Lifetime JP3957814B2 (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | エアフィルタの梱包方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3957814B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007045455A (ja) * | 2005-08-09 | 2007-02-22 | Nippon Muki Co Ltd | エアフィルタの梱包構造、梱包方法および開梱方法 |
-
1997
- 1997-04-24 JP JP12162497A patent/JP3957814B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007045455A (ja) * | 2005-08-09 | 2007-02-22 | Nippon Muki Co Ltd | エアフィルタの梱包構造、梱包方法および開梱方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3957814B2 (ja) | 2007-08-15 |
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