JPS601097Y2 - ストレッチ包装用コ−ナ−補強部材 - Google Patents
ストレッチ包装用コ−ナ−補強部材Info
- Publication number
- JPS601097Y2 JPS601097Y2 JP19142081U JP19142081U JPS601097Y2 JP S601097 Y2 JPS601097 Y2 JP S601097Y2 JP 19142081 U JP19142081 U JP 19142081U JP 19142081 U JP19142081 U JP 19142081U JP S601097 Y2 JPS601097 Y2 JP S601097Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing member
- stretch
- packaging
- corner
- stretch film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ストレッチ包装用のコーナー補強部材に関し
、さらに詳細には、ハードボードを用いたストレッチ包
装用のコーナー補強部材に関するものである。
、さらに詳細には、ハードボードを用いたストレッチ包
装用のコーナー補強部材に関するものである。
ストレッチ包装とは、ターンテーブル上にバレット積み
された品物のまわりをストレッチフィルムで巻きつけ、
その応力及び自粘性を利用して品物を集約梱包する包装
方法をいう。
された品物のまわりをストレッチフィルムで巻きつけ、
その応力及び自粘性を利用して品物を集約梱包する包装
方法をいう。
この包装方法は輸送、荷役、あるいは保管時における荷
崩れの防止、梱包の省略化、さらには梱包資材のコスト
ダろンにも役立つきわめて合理的な包装方法であり、近
年包装業界に於て広く用いられるに至ってp’)乞もの
である。
崩れの防止、梱包の省略化、さらには梱包資材のコスト
ダろンにも役立つきわめて合理的な包装方法であり、近
年包装業界に於て広く用いられるに至ってp’)乞もの
である。
ストレッチ包装には大きく分けて、スパイラル方式、ク
ロススパイラル方式、及びフルウェブ方式がある。
ロススパイラル方式、及びフルウェブ方式がある。
スパイラル方式とは、品物の下部にストレッチフィルム
を数回巻きつけた後、巻きつけを徐々に上部に移行し、
上部で数回巻きつけて終わるものであり、クロススパイ
ラル方式とは、途中まではスパイラル方式と同じである
が、巻きつけは上部では終了せず、さらに再び下部へ移
行し、下部で数回巻きつけて終わるものであり、スパイ
ラル方式に比し梱包の強度が改善されるものである。
を数回巻きつけた後、巻きつけを徐々に上部に移行し、
上部で数回巻きつけて終わるものであり、クロススパイ
ラル方式とは、途中まではスパイラル方式と同じである
が、巻きつけは上部では終了せず、さらに再び下部へ移
行し、下部で数回巻きつけて終わるものであり、スパイ
ラル方式に比し梱包の強度が改善されるものである。
フルウェブ方式とは品物の高さと同じ幅のストレッチフ
ィルムを用いで巻きつけを行なうものであり、これは上
下いずれへも移行せず数回巻きっけるのみで巻きつけは
終了する。
ィルムを用いで巻きつけを行なうものであり、これは上
下いずれへも移行せず数回巻きっけるのみで巻きつけは
終了する。
これら3方式におけるストレッチフィルムの巻きつけは
、第1図に示すように、ターンテーブル上にパレット積
みされた品物と、パレットとの間にストレッチフィルム
をセットし、ストレッチフィルムに横方向のテンション
をかけつつターンテーブルを回転させることのより行な
われる。
、第1図に示すように、ターンテーブル上にパレット積
みされた品物と、パレットとの間にストレッチフィルム
をセットし、ストレッチフィルムに横方向のテンション
をかけつつターンテーブルを回転させることのより行な
われる。
なお、ストレッチフィルムとしては、塩化ビニール、ポ
リブタジェン、エバ、あるいはポリエチレンが用いられ
ているが、ポリエチレンを用いた場合は、ポリエチレン
に自粘性がないため、末端包埋が必要となり、七−トシ
ーラーによりシールしなければならない。
リブタジェン、エバ、あるいはポリエチレンが用いられ
ているが、ポリエチレンを用いた場合は、ポリエチレン
に自粘性がないため、末端包埋が必要となり、七−トシ
ーラーによりシールしなければならない。
力)かるストレッチ包装は、品物に直接ストレッチフィ
ルムを巻きつけることによっても行ない得ることはもと
よりであるが、望むらくは品物の各コーナーに支持枠を
設置し、荷崩れ防止等の効果をより改善するとともに、
品物の出つ張り等によるストレッチフィルムの破損防止
を図ることである。
ルムを巻きつけることによっても行ない得ることはもと
よりであるが、望むらくは品物の各コーナーに支持枠を
設置し、荷崩れ防止等の効果をより改善するとともに、
品物の出つ張り等によるストレッチフィルムの破損防止
を図ることである。
本願考案に係るストレッチ包装用コーナー補強部材とは
まさに上記目的に最適の支持枠を提供するものである。
まさに上記目的に最適の支持枠を提供するものである。
即ち本考案は湿式ハードボード10の表面11に施され
たV字形の切り込み4により、湿式ハードボード10の
表面11を内にして所定角度5のL字型に折り曲げて切
り込み4部分を接着剤により接合した、1字形のコーナ
ーの外側が切り離されていない該ボード10の表面によ
り構成されている事を特徴とするストレッチ包装用・コ
ーナー補強部材1に関するものである。
たV字形の切り込み4により、湿式ハードボード10の
表面11を内にして所定角度5のL字型に折り曲げて切
り込み4部分を接着剤により接合した、1字形のコーナ
ーの外側が切り離されていない該ボード10の表面によ
り構成されている事を特徴とするストレッチ包装用・コ
ーナー補強部材1に関するものである。
以下図面に即し本考案を説明する。
本考案に係るストレッチ包装用コーナー補強部材1 (
以下単に1補強部材1ヨと略す)は第2図に示ずように
、被包装物たる品物9の各コーナーにあてがうものであ
り、ストレッチ包装はこの上からスI・レツチフイルム
8を巻きつけることにより行なわれる。
以下単に1補強部材1ヨと略す)は第2図に示ずように
、被包装物たる品物9の各コーナーにあてがうものであ
り、ストレッチ包装はこの上からスI・レツチフイルム
8を巻きつけることにより行なわれる。
従来かかる補強部材1としては、だんボール等の合紙を
折り曲げたものが使用されていたが、これは強度上問題
のあたるものであった。
折り曲げたものが使用されていたが、これは強度上問題
のあたるものであった。
即ち、被包装物たる9は、通例第2図に示すように多段
に積み重ねられ、各段の間には仕切り板が設けられるも
のであるが、この仕切り板は比較的横方向へずれやすい
ものであり、従来の合紙製の補強部材1では、ある程度
以上のずれの力には耐えられず補強部材1そのものが曲
がってしまい、その結果、コーナーに出つ張りを生じ、
ストレッチフィルムが裂けたり、荷崩れが生じたりして
いたのである。
に積み重ねられ、各段の間には仕切り板が設けられるも
のであるが、この仕切り板は比較的横方向へずれやすい
ものであり、従来の合紙製の補強部材1では、ある程度
以上のずれの力には耐えられず補強部材1そのものが曲
がってしまい、その結果、コーナーに出つ張りを生じ、
ストレッチフィルムが裂けたり、荷崩れが生じたりして
いたのである。
あるいはまた合紙を1字形に折り曲げたことに起因する
合紙内部の応力、即ち、折り曲げに対抗し合紙を開こう
とする力により、合紙の縁7に外側へ向かう力がかかり
、その結果その部分をカバーしているストレッチフィル
ム8が裂ける等の事態も生じていたのであ・る。
合紙内部の応力、即ち、折り曲げに対抗し合紙を開こう
とする力により、合紙の縁7に外側へ向かう力がかかり
、その結果その部分をカバーしているストレッチフィル
ム8が裂ける等の事態も生じていたのであ・る。
本考案は従来の合紙製の補強部材1のかかる強度上の問
題を解決するとともに、軽量化の要請をも満た腰さらに
は補強部材1の外側を比較的柔らかい面で形成すること
により、スト、レツチフイルムの破損防止効果をより完
全にした補強部材1を提供するものである。
題を解決するとともに、軽量化の要請をも満た腰さらに
は補強部材1の外側を比較的柔らかい面で形成すること
により、スト、レツチフイルムの破損防止効果をより完
全にした補強部材1を提供するものである。
本考案に係る補強部材1の形状は第2図、第4図に示す
ように、略り字形をしている。
ように、略り字形をしている。
本考案に係る補強部材1を作成する方法としては第3図
に示すような切れ込み4を入れた湿式ハードボード10
を第4図のように折り曲げるという方法である。
に示すような切れ込み4を入れた湿式ハードボード10
を第4図のように折り曲げるという方法である。
即ち第3図のように湿式ハードボード10の面に対し略
45度となるようなV字形の切れ込み4を入れた後、第
4図のように切れ込み4のある表面11が内側になるよ
うに折り曲げ、接合するのである。
45度となるようなV字形の切れ込み4を入れた後、第
4図のように切れ込み4のある表面11が内側になるよ
うに折り曲げ、接合するのである。
この場合は切れ込み4を入れであるため、折り曲げる力
に対抗する内部応力は発生せず、したがって補強部材1
を外方へ開こうとする力も発生せず補強部材1の縁7の
部分をカバーしているストレッチフィルム8が裂けるお
それもない。
に対抗する内部応力は発生せず、したがって補強部材1
を外方へ開こうとする力も発生せず補強部材1の縁7の
部分をカバーしているストレッチフィルム8が裂けるお
それもない。
なお、この方法による場合に於て、V字形の切れ込み4
を湿式ハードボード10の表面11に入れるので、補強
部材1の外側、即ちストレッチフィルム8と接触する側
は、湿式ハードボード10の裏面となるため、コーナー
は鋭くはなく、シたがってそのままでも十分使用できる
。
を湿式ハードボード10の表面11に入れるので、補強
部材1の外側、即ちストレッチフィルム8と接触する側
は、湿式ハードボード10の裏面となるため、コーナー
は鋭くはなく、シたがってそのままでも十分使用できる
。
しかし、逆にV字形の切れ込み4を湿式ハードボード1
0の裏面に入れた場合は、ストレッチフィルム8と接触
するのは、湿式ハードボード10の表面11となるため
コーナーのエツジが鋭くなり、ストレッチフィルム8を
裂くおそれがあり好ましくない。
0の裏面に入れた場合は、ストレッチフィルム8と接触
するのは、湿式ハードボード10の表面11となるため
コーナーのエツジが鋭くなり、ストレッチフィルム8を
裂くおそれがあり好ましくない。
本願考案の利点は以下のようなものである。
まず第1に、本考案の補強部材1は従来の合紙製の:補
強部材1に比し、ストレッチフィルム8を破損するおそ
れがきわめて小さい。
強部材1に比し、ストレッチフィルム8を破損するおそ
れがきわめて小さい。
なんとなれば合紙製の補強部材1と異なり、内部応力に
起因し、補強部材1を外方へ開こうとする力はまったく
発生せず、したがって補強部材1の縁の部分をカバーし
ているストレッチフィルム8が破損するおそれもないか
らである。
起因し、補強部材1を外方へ開こうとする力はまったく
発生せず、したがって補強部材1の縁の部分をカバーし
ているストレッチフィルム8が破損するおそれもないか
らである。
また、コマナーのエツジも、消去されているため、コー
ナーをカバーしているストレッチフィルム8の破損も防
止される。
ナーをカバーしているストレッチフィルム8の破損も防
止される。
第2に本考案の補強部材1は従来の合紙製の補強部材1
に比し強度的に著しく改善されている。
に比し強度的に著しく改善されている。
即ち被包装物たる品物9の仕切り板等による力を受けて
もこの補強部材1は歪んだりせず、したがって荷崩れや
、ストレッチフィルム8の破損も防止される。
もこの補強部材1は歪んだりせず、したがって荷崩れや
、ストレッチフィルム8の破損も防止される。
しかもこの補強部材は強いだけでなく、同時に軽量でも
ある点てすぐれている。
ある点てすぐれている。
第3に本考案の補強部材1は、湿式ハードボード10の
廃材を利用して製造できるため、経済的でもある。
廃材を利用して製造できるため、経済的でもある。
第1図はターンテーブル上に品物をパレット積みし、ス
トレッチフィルムをセットした側面図、第2図は品物に
ストレッチ包装用コーナー補強部材をあてがった斜視図
、第3図は■字形の切れ込みを入れた湿式ハードボード
の斜視図、第4図は■字形の切れ込みを折り曲げ接合し
たストレッチ包装用コーナー補強部材の斜視図。 図中の符号の説明、1・・・ストレッチ包装用コーナー
補強部材、2・・・切断面、4・・・切れ込み、5・・
・所定の角度、7・・・合紙等の縁、8・・・ストレッ
チフィルム、9・・・品物、1o・・・湿式ハードボー
ド、11・・・湿式ハードボードの表面。
トレッチフィルムをセットした側面図、第2図は品物に
ストレッチ包装用コーナー補強部材をあてがった斜視図
、第3図は■字形の切れ込みを入れた湿式ハードボード
の斜視図、第4図は■字形の切れ込みを折り曲げ接合し
たストレッチ包装用コーナー補強部材の斜視図。 図中の符号の説明、1・・・ストレッチ包装用コーナー
補強部材、2・・・切断面、4・・・切れ込み、5・・
・所定の角度、7・・・合紙等の縁、8・・・ストレッ
チフィルム、9・・・品物、1o・・・湿式ハードボー
ド、11・・・湿式ハードボードの表面。
Claims (1)
- 湿式ハードボードの表面に施された■字形の切り込みに
より、湿式ハードボードの表面を内にして所定角度のL
学型に折り曲げて切り送み部分を接着剤により接谷した
、L字形のコーナーの外側が切り離されていない該ボー
ドの裏面により構成されている事を特徴とするストレッ
チ包装用コーナー補強部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19142081U JPS601097Y2 (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | ストレッチ包装用コ−ナ−補強部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19142081U JPS601097Y2 (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | ストレッチ包装用コ−ナ−補強部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58167051U JPS58167051U (ja) | 1983-11-07 |
JPS601097Y2 true JPS601097Y2 (ja) | 1985-01-12 |
Family
ID=30104882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19142081U Expired JPS601097Y2 (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | ストレッチ包装用コ−ナ−補強部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS601097Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-12-22 JP JP19142081U patent/JPS601097Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58167051U (ja) | 1983-11-07 |
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