JPH10296A - シーツ類の拡げ機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シーツ類を一枚づつのみならず、二枚重ね合
わせて仕上げ機に送り出すことができる拡げ機を得るこ
とにある。 【解決手段】 シーツ類を拡げて送り出す拡げ機構およ
びシーツ類を外部に送り出す搬送機構をもつ第一の処理
装置と、シーツ類を拡げて送り出す拡げ機構および搬送
機構と出口を合流させられた搬送機構をもつ第二の処理
装置とを具備している。各々の処理装置はシーツ類の位
置を検出する検出手段を具備し、第一の処理装置の検出
手段がシーツ類を検出したときに、第一の処理装置の作
動をとめると共に、第二の処理装置の作動をなさせ、第
二の処理装置の検出手段がシーツ類を検出したときに、
第一の処理装置の作動を再開させて、各々の処理装置に
おけるシーツ類の先端が前記合流点にて重ね合うように
している。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、シーツ類の拡げ機に
かかわり、さらに詳しくは、シーツ類の連続洗濯システ
ムにおいて、洗濯されたシーツ類を拡げて仕上げ機に送
り出す機械の改良に関している。

【０００２】

【従来の技術】特開平３−２９７００号公報には連続洗
濯システムにおけるシーツの拡げ機が記載されている。
このシーツの拡げ機は二組の処理装置を具備している。
片方の処理装置はシーツ類を拡げて送り出す拡げ機構お
よびシーツ類を外部に送り出す搬送機構を具備し、第二
の処理装置はシーツ類を拡げて送り出す拡げ機構および
第一の処理装置の搬送機構と出口を合流させられた搬送
機構を具備している。

【０００３】シーツの送り出しは、各々の処理装置の拡
げ機構にシーツを交互に投入することによってなされ
る。第一処理装置にシーツが投入されると、拡げ機構が
シーツを拡げて搬送機構に載せ、搬送機構がシーツを外
部に送り出し、第一処理装置にシーツが投入されると、
拡げ機構がシーツを拡げて搬送機構に載せ、搬送機構が
第一の処理装置に遅れてシーツを外部に送り出してい
る。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】この拡げ機は洗濯機、
仕上げ機およびたたみ機と一緒にひとつの連続洗濯シス
テムを構成させられ、シーツは汚れを洗濯機によって落
され、前述のようにして拡げ機によって一枚づつ拡げら
れた状態にて仕上げ機に送り込まれ、仕上げ機によって
アイロン掛けをなされたあと、たたみ機によって折り畳
まれる。

【０００５】このような連続洗濯システムは、拡げ機に
たいするシーツの投入以外は自動化され、大量のシーツ
を短時間で処理することができる。しかし、処理は一枚
づつシリアルにしかおこなえないため、ホテルのベッド
シーツのように二枚重ねを必要とするときには仕上げ機
から送り出されたシーツを人手によって重ねたあと、た
たみ機に投入しなければならない。

【０００６】本発明の目的は、洗濯されたシーツを二枚
重ね合わせて仕上げ機に送り出すことができる、改良さ
れたシーツ類の拡げ機を得ることにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のシーツ類の拡げ機はシーツ類を拡げて送
り出す拡げ機構およびシーツ類を外部に送り出す搬送機
構をもつ第一の処理装置と、シーツ類を拡げて送り出す
拡げ機構および搬送機構と出口を合流させられた搬送機
構をもつ第二の処理装置とを具備しているが、各々の処
理装置はシーツ類の位置を検出する検出手段を具備し、
第一の処理装置の検出手段がシーツ類を検出したとき
に、第一の処理装置の作動をとめると共に、第二の処理
装置の作動をなさせ、第二の処理装置の検出手段がシー
ツ類を検出したときに、第一の処理装置の作動を再開さ
せて、各々の処理装置におけるシーツ類の先端を前記合
流点にて重ね合わせている。

【０００８】

【発明の実施の形態】図面は本発明のシーツ類の拡げ機
の一実施例を示している。この拡げ機は、図１に示すよ
うに、二組の処理装置１０Ａ，１０Ｂを具備している。

【０００９】処理装置１０Ａはシーツを拡げて送り出す
拡げ機構および送り込まれたシーツを外部に送り出す搬
送機構とから、処理装置１０Ｂもシーツを拡げて送り出
す拡げ機構と送り込まれたシーツを外部に送り出す搬送
機構とからなっている。

【００１０】処理装置１０Ａの拡げ機構は本体１２Ａお
よびつかみ器１３Ａを具備し、処理装置１０Ｂの拡げ機
構は本体１２Ｂおよびつかみ器１３Ａを具備している。
これらの拡げ機構は、間隔をおいてこの拡げ機のフレー
ム１１に配置されていると共に、本体１２Ａ，１２Ｂを
フレーム１１に固定されている。各々の拡げ機構におけ
るつかみ器１３Ａ，１３Ｂは、本体１２Ａ，１２Ｂにあ
るガイドレールに支持され、本体１２Ａ，１２Ｂの内部
に配置された油圧あるいは空気圧シリンダなどによって
移動することができる。

【００１１】図２は処理装置１０Ａにおけるつかみ器１
３Ａの詳細を示している。つかみ器１３Ａは二つのハン
ド２０Ａを具備している。各々のハンド２０Ａは一対の
フィンガ２１，２２をもっている。フィンガ２２はフィ
ンガ２１にピン２４によって連結されている。シリンダ
２５は油圧あるいは空気圧シリンダからなっており、ロ
ッドをフィンガ２２に、ケースを支持台２３Ａに連結さ
れ、ロッドの伸縮によってフィンガ２２を回転させ、フ
ィンガ２１，２２の先端を開閉させることができる。こ
のハンド２０Ａは、フィンガ２１を支持台２３Ａにある
レールに載せられている。支持台２３Ａはつかみ器本体
（図示せず）に取り付けられている。エンドレスロープ
２７は、ハンド２０Ａの移動方向と直角に配置され、つ
かみ器本体にある滑車２８，２９に巻き掛けられてお
り、支持台上のモータが滑車２８を駆動することよって
回転する。エンドレスロープ２７における滑車２８，２
９を挟んで片側に位置するロープ部分には片方のハンド
２０Ａのフィンガ２２が結合されており、反対側に位置
するロープ部分にはハンド２０Ａのフィンガ２２が結合
され、エンドレスロープ２７が回転すると、エンドレス
ロープ２７の回転方向に応じて、二つのハンド２０Ａは
たがいに離間する方向とたがいに接近する方向とに直線
移動をおこなえる。処理装置１０Ｂの拡げ機構にあるつ
かみ器１３Ｂは処理装置１０Ａのつかみ器１３Ａと同じ
に構成されている。すなわち、二つのハンドはピン連結
された一対のフィンガをもち、フィンガは油圧あるいは
空気圧シリンダがロッドによって開閉をおこなえると共
に、エンドレスロープの回転によって、たがいに離間す
る方向と接近する方向とに直線移動をおこなえる。

【００１２】処理装置１０Ａの搬送機構は転送コンベア
１５Ａおよび搬出コンベア１６Ａを具備している。転送
コンベア１５Ａは、搬送方向がつかみ器１３Ａにあるハ
ンド２０Ａの移動方向と平行になるように拡げ機構の下
部に配置されていると共に、フレーム１１に固定されて
いる。転送コンベア自体は、フラットな形態をもつベル
トコンベアからなっており、拡げ機構の下部に配置され
ていると共に、拡げ機構の下部と搬出コンベア１６Ａの
上部との間を移動することができる。転送コンベア１５
Ａにおけるベルト車３１Ａ，３２Ａは両端にあるシャフ
トを図示を省略したコンベア台にある軸受に保持され、
ベルト車３１Ａがコンベア台にあるモータにつながれて
いる。ベルト３３Ａは、巾狭い多数のベルトからなって
おり、隣接ベルトとの間にすき間を形成してベルト車３
１Ａ，３２Ａに平行に巻き掛けられている。リンク３４
Ａ，３５Ａは上端をベルト車３１Ａ，３２Ａのシャフト
の一端に、リンク３６Ａ，３７Ａは上端をベルト車３１
Ａ，３２Ａのシャフトの他端にそれぞれ軸受を介して取
り付けられている。これらのリンク３４Ａ〜３７Ａの下
端はフレーム１１にある軸受に保持されている。シリン
ダ３８Ａは、空気圧あるいは油圧シリンダからなってお
り、ロッドをリンク３５Ａに、ケースをフレーム１１に
ピン連結されている。転送コンベア１５Ａは、シリンダ
３８Ａがリンク３５Ａを回転させることによって、拡げ
機構の下部となる位置と出口側が搬出コンベア１６Ａに
接続する位置との間の移動をおこなえる。また、搬出コ
ンベア１６Ａは、側面形状がほぼ逆Ｖ字形あるいは台形
をなすもので、中央を処理装置１０Ｂの上部に位置さ
せ、入口側を処理装置１０Ａの拡げ機構に、出口側をこ
の拡げ機の後端にそれぞれ向けて配置されている。コン
ベア自体はベルトコンベアからなっている。ベルト車４
１Ａ，４２Ａはシャフトをフレーム１１にある軸受に保
持されている。ベルト車４２Ａはフレーム１１に設置さ
れたモータにつながれている。ベルト４３Ａは、巾の狭
い多数のエンドレスベルトからなり、ベルト車４１Ａ，
４２Ａに平行に巻き掛けられていると共に、複数のベル
ト車４４Ａによって山形に曲げられている。ベルト車４
４Ａもフレーム１１にある軸受に保持されている。

【００１３】処理装置１０Ｂの搬送機構は処理装置１０
Ａの搬送機構と同様に転送コンベア１５Ｂおよび搬出コ
ンベア１６Ｂを具備している。転送コンベア１５Ｂは、
搬送方向がつかみ器１３Ｂの移動方向と平行になるよう
に拡げ機構の下部に配置されていると共に、フレーム１
１に固定されている。転送コンベア自体も、ベルト車３
１Ｂ，３２Ｂに多数のベルト３３Ｂを巻き掛けたフラッ
トなベルトコンベアからなっており、ベルト車３１Ｂ，
３２Ｂの両端をリンクに保持され、油圧あるいは空気圧
シリンダがリンクを回転させることによって、拡げ機構
の下部となる位置と、出口側が搬出コンベア１６Ｂに接
続する位置との間の移動をおこなえる。搬出コンベア１
６Ｂも、ベルト車４１Ｂ，４２Ｂと多数のベルト４３Ｂ
を巻き掛けた、フラットなベルトコンベアからなってい
る。ベルト車４１Ｂ，４２Ｂは両端にあるシャフトをフ
レーム１１にある軸受に保持され、ベルト車４１Ｂはフ
レーム１１に設置されたモータにつながれている。

【００１４】これらの処理装置１０Ａ，１０Ｂの拡げ機
構および搬送機構の作動はマイクロプロセッサを含む装
置５０によって制御されている。検出器５１Ａ，５１Ｂ
はこの制御装置５０に接続されている検出器の一部を構
成している。検出器５１Ａは搬出コンベア１６Ａに配置
され、このコンベアによって搬送されるシーツの移動方
向の先端あるいは後端を検出して、制御装置５０に信号
を出力することができる。検出器５１Ｂは、転送コンベ
ア１５Ｂに配置されていて、このコンベアによって搬送
されるシーツの移動方向の先端あるいは後端を検出し、
制御装置５０に信号を出力することができる。制御装置
５０は、検出器５１Ａがシーツの移動方向の先端を検出
すると、処理装置１０Ａの搬出コンベア１６Ａの作動を
とめると共に、処理装置１０Ｂのつかみ器１３Ｂ、転送
コンベア１５Ｂおよび搬出コンベア１６Ｂを作動させ、
検出器５１Ｂがシーツの移動方向の後端を検出すると、
処理装置１０Ａの搬出コンベア１６Ａを作動させて、双
方のシーツが搬出コンベア１６Ａ，１６Ｂの合流点にて
先端を重ね合わせて外部に送り出されるように、各々の
処理装置１０Ａ，１０Ｂの拡げ機構および搬送機構の作
動を制御している。

【００１５】この拡げ機は、公知の洗濯機、仕上げ機お
よびたたみ機と一緒に連続洗濯システムを構成させられ
る。汚れたシーツは、洗濯機にまとめて投入され、洗濯
される。洗濯されたシーツは、作業者が二つの処理装置
１０Ａ，１０Ｂの拡げ機構にシーツを交互に投入するこ
とによって拡げ機に投入される。拡げ機はつぎに説明す
るようにシーツを二枚重ね合わせて仕上げ機に送り出
し、仕上げ機は重ね合わされたシーツをアイロン掛けし
てたたみ機の送り出し、たたみ機はアイロン掛けされた
シーツの折り畳みをおこなっている。

【００１６】シーツの重ね合わせは各々の処理装置の拡
げ機構にシーツを交互に投入することによってなされ
る。

【００１７】初期状態において、処理装置１０Ａのつか
み１３Ａに組み込まれているハンド２０Ａのフィンガ２
２は開いており、転送コンベア１５Ａは搬出コンベア１
６Ａに接続する位置に移動されている。処理装置１０Ｂ
のつかみ器１３Ｂにあるハンド２０Ｂも開き、転送コン
ベア１５Ｂは搬出コンベア１６Ｂに接続する位置に移動
されている。

【００１８】作業者がシーツＳ₁ における一側縁の両端
をつかみ器１３Ａのフィンガ２１，２２の間に挿入する
と、シリンダ２５がフィンガ２２を閉じ、シーツＳ₁ が
図３に示すようにつかみ器１３Ａのハンド２０Ａに把持
される。把持がなされると、エンドレスロープ２７が回
転し、ハンド２０Ａをたがいに離間する方向に移動さ
せ、シーツＳ₁ を転送コンベア１５Ａの巾方向に沿って
拡げる。シーツＳ₁ が拡がると、転送コンベア１５Ａは
図４に示すようにリンク３４Ａ〜３７Ａによってつかみ
器１３Ａまで移動され、これによってシーツＳ₁ が転送
コンベア１５Ａの上に拡げられる。転送コンベア１５Ａ
が移動端に到達すると、ハンド２０Ａが開き、シーツＳ
₁ を転送コンベア１５Ａに載せる。また、ハンド２０Ａ
が開くと、転送コンベア１５Ａは搬出コンベア１６Ａに
接続する位置に向かって移動され、移動と同時に転送コ
ンベア１５Ａのベルト３３Ａおよび搬出コンベア１６Ａ
のベルト４３Ａが回転し、転送コンベア上のシーツＳ₁
を搬出コンベア１６Ａに送り込む。転送コンベア１５Ａ
が図５に示すように搬出コンベア１６Ａに接続する位置
まで移動されると、シーツＳ₁ は搬出コンベア１６Ａに
よって搬送される。シーツＳ₁ の先端が図６に示すよう
に検出器５１Ａまで搬送されると、転送コンベア１５Ａ
および搬送コンベア１６Ａの回転が停止する。ハンド２
０Ａは転送コンベア１５Ａが搬出コンベア１６Ａに接続
する位置まで移動する間に閉じる。

【００１９】他方、作業者は、処理装置１０Ａの拡げ機
構にたいするシーツＳ₁ の投入が終わると、図５に示す
ように、もう片方のシーツＳ₂ を処理装置１０Ｂにある
拡げ機構のハンド２０Ｂに把持させる。把持がなされる
と、ハンド２０Ｂがたがいに離間する方向に移動しシー
ツＳ₂ を転送コンベア１５Ｂに沿って拡げる。ハンド２
０Ｂは、処理装置１０Ａの搬出コンベア１６Ａにある検
出器５１Ａが前述のようにしてシーツＳ₁ の先端を検出
すると、転送コンベア１５Ｂが図６に示すようにリンク
およびシリンダを含む機構によって移動され、シーツＳ
₂ が転送コンベア１５Ｂの上に拡げられる。転送コンベ
ア１５ｂが移動端に到達すると、ハンド２０Ｂが開いて
シーツＳ₂ を転送コンベア１５Ｂに搭載する。搭載され
ると、ハンド２０Ｂは閉じ、転送コンベア１５Ｂは図７
に示すように搬出コンベア１６Ｂに接続する位置に移動
される。移動されると、転送コンベア１５Ｂおよび搬出
コンベア１６Ｂのベルトが回転して、シーツＳ₂ は搬出
コンベア１６Ｂによってこの拡げ機と一緒に連続洗濯シ
ステムを構成している仕上げ機に向かって送り出され
る。シーツＳ₂ が転送コンベア１５Ｂから搬出コンベア
１６Ｂに送り込まれるときに、検出器５１ＢがシーツＳ
₂ の先端を検出すると、処理装置１０Ａにある搬出コン
ベア１６Ａのベルト４３Ａが回転して、それまで移動を
止められていたシーツＳ₁ を搬出コンベア１６Ｂとの合
流点に向かって搬送をおこなう。シーツＳ₁ は搬出コン
ベア１６Ａと搬出コンベア１６Ｂとの合流点において先
端をシーツＳ₂ の先端に重ね、残部をシーツＳ₂ に重ね
ながら、搬出コンベア１６Ｂに送り込まれ、シーツＳ₂
と一緒に搬出コンベア１６Ｂによって仕上げ機に送り出
される。

【００２０】この拡げ機では、このようにシーツを二枚
重ねして仕上げ機に送り出すことができることに加え
て、特公平３−２９７００号公報に記載されている拡げ
機と同様にシーツを一枚づつシリアルに送り出すことも
できる。これは、検出器５１Ａが搬出コンベア１６Ａに
ある最初のシーツの送り方向の後端を検出したときに、
制御装置５０が処理装置１０Ｂにつかみ器１３Ｂによる
転送コンベア１５Ｂへの二番目のシーツの搭載、転送コ
ンベア１５Ｂによる搬出コンベア１６Ｂへの送り込み、
それに搬出コンベア１６Ｂによる仕上げ機への送り出し
をなさせ、検出器５１Ａが二番目のシーツの送り方向の
後端を検出したときに、処理装置１０Ａのつかみ器１３
Ａによる転送コンベア１５Ａへの三番目のシーツの搭
載、転送コンベア１５Ａによる搬出コンベア１６Ａへの
このシーツの送り込み、それに搬出コンベア１６Ａによ
る仕上げ機へのこのシーツの送り出しをなさせ、再び、
検出器５１Ａが三番目のシーツの送り方向の後端を検出
したときに、制御装置５０が処理装置１０Ｂにつかみ器
１３Ｂによる転送コンベア１５Ｂへの四番目のシーツの
搭載、転送コンベア１５Ｂによる搬出コンベア１６Ｂへ
の送り込み、それに搬出コンベア１６Ｂによる仕上げ機
への送り出しをなさせ、以降、これらをくり返してなさ
せることによっておこなえる。このため、本発明による
拡げ機は、一種類の機械でもって、シーツを二枚重ね合
わせてアイロン掛けし、折り畳むことができる連続洗濯
システムのみならず、洗濯されたシーツを一枚づつシリ
アルにアイロン掛けし、折り畳むことができる連続洗濯
システムの構成をおこなえ、装置の製造を低コストでも
っておこなえる。

【００２１】

【発明の効果】本発明のシーツ類の拡げ機は、以上述べ
たように、シーツをたんに拡げ機に投入するだけで、重
ね合わせが自動的になされるので、作業者の労力をいち
じるしく低減させ、洗濯コストを低減させることがで
き、しかも、シーツの二枚重ね合わせて送り出すことが
できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のシーツ類拡げ機の一実施例の構成を示
す説明図である。

【図２】拡げ機構の構成を示す説明図である。

【図３】作動状態を示す説明図である。

【図４】他の作動状態を示す説明図である。

【図５】さらに他の作動状態を示す説明図である。

【図６】さらに他の作動状態を示す説明図である。

【図７】さらに他の作動状態を示す説明図である。

【図８】さらに他の作動状態を示す説明図である。

【符号の説明】

１０Ａ …第一の処理装置 １０Ｂ …第二の処理装置 １２Ａ，１３Ａ …第一の処理装置の拡げ機構 １２Ｂ，１３Ｂ …第二の処理装置の拡げ機構 １５Ａ，１６Ａ …第一の処理装置の搬送機構 １５Ｂ，１６Ｂ …第二の処理装置の搬送機構 ５０，５１Ａ，５１Ｂ…検出手段 Ｓ₁ ，Ｓ₂ …シーツ類

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 シーツ類を拡げて送り出す拡げ機構およ
   びシーツ類を外部に送り出す搬送機構をもつ第一の処理
   装置と、シーツ類を拡げて送り出す拡げ機構および搬送
   機構と出口を合流させられた搬送機構をもつ第二の処理
   装置とを具備しているシーツ類の拡げ機において、各々
   の処理装置がシーツ類の位置を検出する検出手段を具備
   し、第一の処理装置の検出手段がシーツ類を検出したと
   きに、第一の処理装置の作動をとめると共に、第二の処
   理装置の作動をなさせ、第二の処理装置の検出手段がシ
   ーツ類を検出したときに、第一の処理装置の作動を再開
   させて、各々の処理装置におけるシーツ類の先端を前記
   合流点にて重ね合わせていること、を特徴とするシーツ
   類の拡げ機。