JPH1029642A - 袋状密閉包装容器 - Google Patents
袋状密閉包装容器Info
- Publication number
- JPH1029642A JPH1029642A JP20292896A JP20292896A JPH1029642A JP H1029642 A JPH1029642 A JP H1029642A JP 20292896 A JP20292896 A JP 20292896A JP 20292896 A JP20292896 A JP 20292896A JP H1029642 A JPH1029642 A JP H1029642A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fitting portion
- packaging container
- bag
- male
- female
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 雄側嵌合部と雌側嵌合部とを確実に気密に嵌
合させることができ、開口部分をより確実に密閉させる
ことができる袋状密閉包装容器を、簡単な構造によって
提供すること。 【解決手段】 シート材10から袋状に形成された包装
容器の開口部分の内側全幅に渡って突出形成された雄側
嵌合部20と、前記包装容器の開口部分の内側全幅に渡
って溝状に形成され前記雄側嵌合部20を嵌合保持する
雌側嵌合部30とを備えた袋状密閉包装容器に於いて、
前記雌側嵌合部30の内側に凸部32を設け、前記雄側
嵌合部20に前記凸部32に密接する凹部23を設け
た。
合させることができ、開口部分をより確実に密閉させる
ことができる袋状密閉包装容器を、簡単な構造によって
提供すること。 【解決手段】 シート材10から袋状に形成された包装
容器の開口部分の内側全幅に渡って突出形成された雄側
嵌合部20と、前記包装容器の開口部分の内側全幅に渡
って溝状に形成され前記雄側嵌合部20を嵌合保持する
雌側嵌合部30とを備えた袋状密閉包装容器に於いて、
前記雌側嵌合部30の内側に凸部32を設け、前記雄側
嵌合部20に前記凸部32に密接する凹部23を設け
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート材から袋状
に形成されると共にその開口部分が気密状態に密閉され
る袋状密閉包装容器に関し、詳しくは、包装容器の開口
部分の内側全幅に渡って突出形成された雄側嵌合部と、
包装容器の開口部分の内側全幅に渡って溝状に形成され
前記雄側嵌合部を嵌合保持する雌側嵌合部とを備えた袋
状密閉包装容器の改良に関する。
に形成されると共にその開口部分が気密状態に密閉され
る袋状密閉包装容器に関し、詳しくは、包装容器の開口
部分の内側全幅に渡って突出形成された雄側嵌合部と、
包装容器の開口部分の内側全幅に渡って溝状に形成され
前記雄側嵌合部を嵌合保持する雌側嵌合部とを備えた袋
状密閉包装容器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、菓子、調味料、薬品等の種々
の物品を包装するために、シート材から袋状に形成さ
れ、中の物品を適時取り出した後にも、その開口部分を
気密状態に密閉する事ができるようにした袋状密閉包装
容器がある。例えば、包装容器の開口部分の内側全幅に
渡って突出形成された雄側嵌合部と、包装容器の開口部
分の内側全幅に渡って溝状に形成され前記雄側嵌合部を
嵌合保持する雌側嵌合部とを備えた袋状密閉包装容器で
ある。
の物品を包装するために、シート材から袋状に形成さ
れ、中の物品を適時取り出した後にも、その開口部分を
気密状態に密閉する事ができるようにした袋状密閉包装
容器がある。例えば、包装容器の開口部分の内側全幅に
渡って突出形成された雄側嵌合部と、包装容器の開口部
分の内側全幅に渡って溝状に形成され前記雄側嵌合部を
嵌合保持する雌側嵌合部とを備えた袋状密閉包装容器で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
袋状密閉包装容器にあっては、次のような問題を有して
いた。即ち、袋状密閉包装容器の開口部分を確実に密閉
させるためには、雄側嵌合部と雌側嵌合部とを気密に嵌
合させなければならないのであるが、このためには、雄
側嵌合部及び雌側嵌合部の形成に際して、高精度な寸法
精度が要求される。ところが、雄側嵌合部及び雌側嵌合
部は、ビニール樹脂等の柔軟な材料により細微な形状に
形成されるため、多少の寸法誤差が生じることは免れな
い。よって、雄側嵌合部と雌側嵌合部とを気密に嵌合さ
せることは困難であり、これにより、袋状密閉包装容器
の開口部分を確実に密閉させることが困難であった。
袋状密閉包装容器にあっては、次のような問題を有して
いた。即ち、袋状密閉包装容器の開口部分を確実に密閉
させるためには、雄側嵌合部と雌側嵌合部とを気密に嵌
合させなければならないのであるが、このためには、雄
側嵌合部及び雌側嵌合部の形成に際して、高精度な寸法
精度が要求される。ところが、雄側嵌合部及び雌側嵌合
部は、ビニール樹脂等の柔軟な材料により細微な形状に
形成されるため、多少の寸法誤差が生じることは免れな
い。よって、雄側嵌合部と雌側嵌合部とを気密に嵌合さ
せることは困難であり、これにより、袋状密閉包装容器
の開口部分を確実に密閉させることが困難であった。
【0004】本発明は、このような実情を鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、雄側嵌合部と
雌側嵌合部とを確実に気密に嵌合させることができ、開
口部分をより確実に密閉させることができる袋状密閉包
装容器を、簡単な構造によって提供することである。
たものであり、その目的とするところは、雄側嵌合部と
雌側嵌合部とを確実に気密に嵌合させることができ、開
口部分をより確実に密閉させることができる袋状密閉包
装容器を、簡単な構造によって提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに本発明の採った手段を、図面に使用する符号を付し
て説明すると、「シート材10から袋状に形成された包
装容器の開口部分の内側全幅に渡って突出形成された雄
側嵌合部20と、前記包装容器の開口部分の内側全幅に
渡って溝状に形成され前記雄側嵌合部20を嵌合保持す
る雌側嵌合部30とを備えた袋状密閉包装容器に於い
て、前記雌側嵌合部30の内側に凸部32を設け、前記
雄側嵌合部20に前記凸部32に密接する凹部23を設
けたことを特徴とする袋状密閉包装容器」である。
めに本発明の採った手段を、図面に使用する符号を付し
て説明すると、「シート材10から袋状に形成された包
装容器の開口部分の内側全幅に渡って突出形成された雄
側嵌合部20と、前記包装容器の開口部分の内側全幅に
渡って溝状に形成され前記雄側嵌合部20を嵌合保持す
る雌側嵌合部30とを備えた袋状密閉包装容器に於い
て、前記雌側嵌合部30の内側に凸部32を設け、前記
雄側嵌合部20に前記凸部32に密接する凹部23を設
けたことを特徴とする袋状密閉包装容器」である。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に従って詳細に説明する。
に従って詳細に説明する。
【0007】図1に、本発明の袋状包装容器の実施の形
態の一例を示す。袋状密閉包装容器は、ビニール樹脂シ
ート、ポリエチレン樹脂シート等のシート材10により
袋状に形成されており、その開口部分の内側には、袋状
密閉包装容器の内側全幅に渡って雄側嵌合部20及びこ
れを嵌合保持する雌側嵌合部30が設けられている。こ
こで、雄側嵌合部20及び雌側嵌合部30は、図2に示
すような断面形状に形成されている。これを以下に詳細
に説明する。
態の一例を示す。袋状密閉包装容器は、ビニール樹脂シ
ート、ポリエチレン樹脂シート等のシート材10により
袋状に形成されており、その開口部分の内側には、袋状
密閉包装容器の内側全幅に渡って雄側嵌合部20及びこ
れを嵌合保持する雌側嵌合部30が設けられている。こ
こで、雄側嵌合部20及び雌側嵌合部30は、図2に示
すような断面形状に形成されている。これを以下に詳細
に説明する。
【0008】雄側嵌合部20は、シート材10に固着さ
れた基部21から顎部22を介して先端が膨出する突出
形状に形成されおり、雌側嵌合部30は、この雄側嵌合
部20に対応した形状の溝状に形成されている。そし
て、溝状の雌側嵌合部30の入口部分には、雄側嵌合部
20の顎部22に当接して雄側嵌合部20を嵌合状態で
保持する係止部31が設けられている。また、雌側嵌合
部30には、その全長に渡って、内側に突出する凸部3
2が設けられており、雄側嵌合部20には、その全長に
渡って、雌側嵌合部30の凸部32に密接する凹部23
が設けられている。これにより、図3に示すように、雄
側嵌合部20と雌側嵌合部30とを嵌合した状態では、
十分な密接面が確保され、確実な気密状態を得ることが
できる。
れた基部21から顎部22を介して先端が膨出する突出
形状に形成されおり、雌側嵌合部30は、この雄側嵌合
部20に対応した形状の溝状に形成されている。そし
て、溝状の雌側嵌合部30の入口部分には、雄側嵌合部
20の顎部22に当接して雄側嵌合部20を嵌合状態で
保持する係止部31が設けられている。また、雌側嵌合
部30には、その全長に渡って、内側に突出する凸部3
2が設けられており、雄側嵌合部20には、その全長に
渡って、雌側嵌合部30の凸部32に密接する凹部23
が設けられている。これにより、図3に示すように、雄
側嵌合部20と雌側嵌合部30とを嵌合した状態では、
十分な密接面が確保され、確実な気密状態を得ることが
できる。
【0009】尚、本例に於いては、雄側嵌合部20の基
部21の側面を、シート材10との固着面側程広がるテ
ーパ状に形成してあり、シート材10との十分な固着面
が確保され、雄側嵌合部20がシート材10に堅固に固
着されるようにしてある。また、雌側嵌合部30の係止
部31は、その下面が前述の基部21の側面に密接する
ようにテーパ状に形成されており、雄側嵌合部20と雌
側嵌合部30とを嵌合した状態では、嵌合部分ばかりで
なく、基部21と係止部31との密接面によっても、気
密状態を確保することができるようにしてある。
部21の側面を、シート材10との固着面側程広がるテ
ーパ状に形成してあり、シート材10との十分な固着面
が確保され、雄側嵌合部20がシート材10に堅固に固
着されるようにしてある。また、雌側嵌合部30の係止
部31は、その下面が前述の基部21の側面に密接する
ようにテーパ状に形成されており、雄側嵌合部20と雌
側嵌合部30とを嵌合した状態では、嵌合部分ばかりで
なく、基部21と係止部31との密接面によっても、気
密状態を確保することができるようにしてある。
【0010】以上、雄側嵌合部20及び雌側嵌合部30
を曲面的に形成した例を示したが、本発明の袋状密閉包
装容器に於いてはこれに限らず、例えば図4に示すよう
な平面的に形成したものであっても良い。この場合に於
いても、図5に示すように、雄側嵌合部20と雌側嵌合
部30とを嵌合した状態では、十分な密接面が確保さ
れ、確実な気密状態を得ることができる。
を曲面的に形成した例を示したが、本発明の袋状密閉包
装容器に於いてはこれに限らず、例えば図4に示すよう
な平面的に形成したものであっても良い。この場合に於
いても、図5に示すように、雄側嵌合部20と雌側嵌合
部30とを嵌合した状態では、十分な密接面が確保さ
れ、確実な気密状態を得ることができる。
【0011】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の袋
状密閉包装容器は、雌側嵌合部に、内側に突出する凸部
を設け、雄側嵌合部に、この凸部に密接する凹部を設け
たものであり、これにより、十分な密接面を確保するこ
とができ、雄側嵌合部と雌側嵌合部とを確実に気密に嵌
合させることができるようにしたものである。
状密閉包装容器は、雌側嵌合部に、内側に突出する凸部
を設け、雄側嵌合部に、この凸部に密接する凹部を設け
たものであり、これにより、十分な密接面を確保するこ
とができ、雄側嵌合部と雌側嵌合部とを確実に気密に嵌
合させることができるようにしたものである。
【0012】よって、本発明によれば、雄側嵌合部と雌
側嵌合部とを確実に気密に嵌合させることができ、開口
部分をより確実に密閉させることができる袋状密閉包装
容器を、簡単な構造によって提供することができる。
側嵌合部とを確実に気密に嵌合させることができ、開口
部分をより確実に密閉させることができる袋状密閉包装
容器を、簡単な構造によって提供することができる。
【図1】 本発明の袋状密閉包装容器の実施の形態の一
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図2】 図1に於けるA−A断面図である。
【図3】 雄側嵌合部と雌側嵌合部とを嵌合した状態を
示す断面側面図である。
示す断面側面図である。
【図4】 雄側嵌合部及び雌側嵌合部の別の例を示す断
面側面図である。
面側面図である。
【図5】 図4に示した雄側嵌合部と雌側嵌合部とを嵌
合した状態を示す断面側面図である。
合した状態を示す断面側面図である。
10 シート材 20 雄側嵌合部 21 基部 22 顎部 23 凹部 30 雌側嵌合部 31 係止部 32 凸部
Claims (1)
- 【請求項1】シート材から袋状に形成された包装容器の
開口部分の内側全幅に渡って突出形成された雄側嵌合部
と、前記包装容器の開口部分の内側全幅に渡って溝状に
形成され前記雄側嵌合部を嵌合保持する雌側嵌合部とを
備えた袋状密閉包装容器に於いて、 前記雌側嵌合部の内側に凸部を設け、前記雄側嵌合部に
前記凸部に密接する凹部を設けたことを特徴とする袋状
密閉包装容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20292896A JPH1029642A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 袋状密閉包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20292896A JPH1029642A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 袋状密閉包装容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1029642A true JPH1029642A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16465488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20292896A Pending JPH1029642A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 袋状密閉包装容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1029642A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001286308A (ja) * | 2000-04-10 | 2001-10-16 | Aichi Shokai:Kk | チャック及びチャック付きプラスチック包装袋 |
-
1996
- 1996-07-12 JP JP20292896A patent/JPH1029642A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001286308A (ja) * | 2000-04-10 | 2001-10-16 | Aichi Shokai:Kk | チャック及びチャック付きプラスチック包装袋 |
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