JPH10296195A - 洗浄方法及び装置 - Google Patents
洗浄方法及び装置Info
- Publication number
- JPH10296195A JPH10296195A JP11745897A JP11745897A JPH10296195A JP H10296195 A JPH10296195 A JP H10296195A JP 11745897 A JP11745897 A JP 11745897A JP 11745897 A JP11745897 A JP 11745897A JP H10296195 A JPH10296195 A JP H10296195A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intermittent
- water stream
- nozzle
- water flow
- electric wire
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- Pending
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- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Spray Control Apparatus (AREA)
- Insulators (AREA)
- Electric Cable Installation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 通電されている電線や、この電線を電柱等の
支柱に絶縁して懸架する碍子や、電圧を変化させるトラ
ンス等に付着している鳥の糞や羽根、昆虫の死骸、塩害
による塩化物などの除去に用いられる洗浄方法及び装置
に関する。 【解決手段】 通電されている電線2や、この電線2を
支柱1に絶縁して懸架させる碍子3、電圧を低減させる
トランス4等を、断続噴射水流発生装置7から圧送され
る断続噴射水流を用いて洗浄する洗浄方法と、この方法
を実施すべく、自走車両5と、この自走車両5に搭載さ
れる給水タンク6及び高圧ポンプを含む断続噴射水流発
生装置7と、前記自走車両5に架設され伸縮起伏可能な
ブーム8と、前記断続噴射水流発生装置7に通電される
とともに、前記ブーム8の先端部に取り付けられたノズ
ル駆動装置22によって噴射方向を制御されるノズル1
0と、前記ノズル駆動装置22に作用し前記ノズル10
からの断続水流の方向と発射、停止を制御する制御装置
23とからなる。
支柱に絶縁して懸架する碍子や、電圧を変化させるトラ
ンス等に付着している鳥の糞や羽根、昆虫の死骸、塩害
による塩化物などの除去に用いられる洗浄方法及び装置
に関する。 【解決手段】 通電されている電線2や、この電線2を
支柱1に絶縁して懸架させる碍子3、電圧を低減させる
トランス4等を、断続噴射水流発生装置7から圧送され
る断続噴射水流を用いて洗浄する洗浄方法と、この方法
を実施すべく、自走車両5と、この自走車両5に搭載さ
れる給水タンク6及び高圧ポンプを含む断続噴射水流発
生装置7と、前記自走車両5に架設され伸縮起伏可能な
ブーム8と、前記断続噴射水流発生装置7に通電される
とともに、前記ブーム8の先端部に取り付けられたノズ
ル駆動装置22によって噴射方向を制御されるノズル1
0と、前記ノズル駆動装置22に作用し前記ノズル10
からの断続水流の方向と発射、停止を制御する制御装置
23とからなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通電されている電線
や、この電線を電柱等の支柱に絶縁して懸架する碍子
や、電圧を変化させるトランス等に付着している鳥の糞
や羽根、昆虫の死骸、塩害による塩化物などの除去に用
いられる洗浄方法及び装置に関する。
や、この電線を電柱等の支柱に絶縁して懸架する碍子
や、電圧を変化させるトランス等に付着している鳥の糞
や羽根、昆虫の死骸、塩害による塩化物などの除去に用
いられる洗浄方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通電されている電線とその周辺の
機器等に対する付着物の除去には、ウォータジェットを
使用する試みがなされている。
機器等に対する付着物の除去には、ウォータジェットを
使用する試みがなされている。
【0003】ところで上記対象物に対する洗浄に際して
は感電の危険が伴なうため、種々の提案がなされてお
り、例えば実開平7ー7786号公報に記載されている
洗浄装置では、タンクに貯留されている洗浄水の導電率
を測定する測定手段を備えており、洗浄水の導電率が高
い場合は警報により作業者の注意を喚起し、被洗浄物が
帯電している場合における作業者の感電事故を未然に防
止している。
は感電の危険が伴なうため、種々の提案がなされてお
り、例えば実開平7ー7786号公報に記載されている
洗浄装置では、タンクに貯留されている洗浄水の導電率
を測定する測定手段を備えており、洗浄水の導電率が高
い場合は警報により作業者の注意を喚起し、被洗浄物が
帯電している場合における作業者の感電事故を未然に防
止している。
【0004】また実開平7ー24480号公報に記載さ
れている洗浄装置においては、ブームの先端に取り付け
た作業台から2本のマニピュレータを延長し、一方のマ
ニピュレータの先端に洗浄水噴射ノズルを取り付け、他
方のマニュピュレータの先端にカメラを取り付けること
によって、作業者が遠隔位置においてカメラによるモニ
タ画面によって、ノズルからの洗浄水の噴射状況を確認
しながら、洗浄作業を行なえるようにして安全を確保し
ている。
れている洗浄装置においては、ブームの先端に取り付け
た作業台から2本のマニピュレータを延長し、一方のマ
ニピュレータの先端に洗浄水噴射ノズルを取り付け、他
方のマニュピュレータの先端にカメラを取り付けること
によって、作業者が遠隔位置においてカメラによるモニ
タ画面によって、ノズルからの洗浄水の噴射状況を確認
しながら、洗浄作業を行なえるようにして安全を確保し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記2例はいずれも作
業中の感電事故についての配慮はなされているものの、
噴射水を介して電流が機器や人体に伝わるのを阻止する
という点では不完全であり、根本的な感電防止策とは言
えない。これがこの発明において解決しようとする課題
である。
業中の感電事故についての配慮はなされているものの、
噴射水を介して電流が機器や人体に伝わるのを阻止する
という点では不完全であり、根本的な感電防止策とは言
えない。これがこの発明において解決しようとする課題
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の洗浄方法は、通電されている電線(2)、この電線
(2)を支柱(1)に絶縁して懸架させる碍子(3)、
電圧を低減させるトランス(4)等を、断続噴射水流発
生装置(7)から圧送される断続噴射水流を用いて洗浄
することによって噴射水流が断続的に噴射され、したが
って連続流による噴射における噴射水流を介しての通電
を阻止する。
の洗浄方法は、通電されている電線(2)、この電線
(2)を支柱(1)に絶縁して懸架させる碍子(3)、
電圧を低減させるトランス(4)等を、断続噴射水流発
生装置(7)から圧送される断続噴射水流を用いて洗浄
することによって噴射水流が断続的に噴射され、したが
って連続流による噴射における噴射水流を介しての通電
を阻止する。
【0007】この発明の請求項2記載の洗浄装置は、自
走車両(5)と、この自走車両(5)に搭載される給水
タンク(6)及び高圧ポンプを含む断続噴射水流発生装
置(7)と、前記自走車両(5)に架設され伸縮起伏可
能なブーム(8)と、前記断続噴射水流発生装置(7)
に通電されるとともに、前記ブーム(8)の先端部に取
り付けられたノズル駆動装置(22)によって噴射方向
を制御されるノズル(10)と、前記ノズル駆動装置
(22)に作用し前記ノズル(10)からの断続水流の
方向と発射、停止を制御する制御装置(23)とからな
り、断続噴射水流発生装置によって、ブームの先端部に
取り付けられた通常構造のノズルを介して、洗浄対象物
に断続的に水流を噴射させ、洗浄するもので作業者の安
全を確保する。
走車両(5)と、この自走車両(5)に搭載される給水
タンク(6)及び高圧ポンプを含む断続噴射水流発生装
置(7)と、前記自走車両(5)に架設され伸縮起伏可
能なブーム(8)と、前記断続噴射水流発生装置(7)
に通電されるとともに、前記ブーム(8)の先端部に取
り付けられたノズル駆動装置(22)によって噴射方向
を制御されるノズル(10)と、前記ノズル駆動装置
(22)に作用し前記ノズル(10)からの断続水流の
方向と発射、停止を制御する制御装置(23)とからな
り、断続噴射水流発生装置によって、ブームの先端部に
取り付けられた通常構造のノズルを介して、洗浄対象物
に断続的に水流を噴射させ、洗浄するもので作業者の安
全を確保する。
【0008】この発明の請求項3記載の洗浄装置では、
前記請求項2記載の装置において、前記断続噴射水流発
生装置(7)の高圧ポンプは、単シリンダの往復ポンプ
(14)とされ、これにより、構造簡単で作動の確実性
を保証する。
前記請求項2記載の装置において、前記断続噴射水流発
生装置(7)の高圧ポンプは、単シリンダの往復ポンプ
(14)とされ、これにより、構造簡単で作動の確実性
を保証する。
【0009】この発明の請求項4記載の洗浄装置では、
前記請求項3記載の装置において、前記単シリンダの往
復ポンプ(14)は吸水行程の方が、吐出行程より長い
時間となるようにしてなり、これによって、一般の連続
水流に比し、衝撃力が強く、噴射対象物への付着物の除
去を効果的に行なえる。
前記請求項3記載の装置において、前記単シリンダの往
復ポンプ(14)は吸水行程の方が、吐出行程より長い
時間となるようにしてなり、これによって、一般の連続
水流に比し、衝撃力が強く、噴射対象物への付着物の除
去を効果的に行なえる。
【0010】この発明の請求項5記載の洗浄装置は、請
求項2記載の洗浄装置において、前記断続噴射水流発生
装置(7)は、ポンプ(51)とアキュムレータ(6
3)と間欠バルブ(55)とを含み、これによって構造
が簡単で、しかも断続噴射水流の生成を容易にしてい
る。
求項2記載の洗浄装置において、前記断続噴射水流発生
装置(7)は、ポンプ(51)とアキュムレータ(6
3)と間欠バルブ(55)とを含み、これによって構造
が簡単で、しかも断続噴射水流の生成を容易にしてい
る。
【0011】
【発明の実施の形態】次にこの発明を添付図面に示す実
施の形態にしたがって詳細に説明する。先ず図1はこの
発明の洗浄方法及び装置の実施態様を示す説明図であっ
て、地面に植設した支柱すなわち電柱1には電線2が碍
子3を介して張設されており、4は前記電線2によって
送電された電流の電圧を低減して家庭や事業所へ供給す
べきトランスである。
施の形態にしたがって詳細に説明する。先ず図1はこの
発明の洗浄方法及び装置の実施態様を示す説明図であっ
て、地面に植設した支柱すなわち電柱1には電線2が碍
子3を介して張設されており、4は前記電線2によって
送電された電流の電圧を低減して家庭や事業所へ供給す
べきトランスである。
【0012】一方、自走車両5には、洗浄用水発生源と
しての給水タンク6と、断続噴射水流発生装置7と、前
記自走車両5に架設され伸縮起伏可能なブーム8と、前
記断続噴射水流発生装置7に連通され、ブーム8の先端
部に取り付けられた作業バケット9と、この作業バケッ
ト9に支承されるノズル10とが装備される。
しての給水タンク6と、断続噴射水流発生装置7と、前
記自走車両5に架設され伸縮起伏可能なブーム8と、前
記断続噴射水流発生装置7に連通され、ブーム8の先端
部に取り付けられた作業バケット9と、この作業バケッ
ト9に支承されるノズル10とが装備される。
【0013】次に図2に示す系統図によって、前記ノズ
ル10から噴霧水流を発生させる機構を説明する。前記
給水タンク6の水11は、ストレーナ12を介して吸水
管13から高圧ポンプ14に吸い上げられて与圧され、
高圧ホース15により前記ノズル10に圧送されるので
あるが、この際、前記高圧ポンプ14を含む断続噴射水
流発生装置7によって、断続水流(間欠水流)とされる
のである。
ル10から噴霧水流を発生させる機構を説明する。前記
給水タンク6の水11は、ストレーナ12を介して吸水
管13から高圧ポンプ14に吸い上げられて与圧され、
高圧ホース15により前記ノズル10に圧送されるので
あるが、この際、前記高圧ポンプ14を含む断続噴射水
流発生装置7によって、断続水流(間欠水流)とされる
のである。
【0014】図2に示す実施例では、この断続噴射水流
発生装置7は、図にあらわれないPTO軸又はエンジン
からの動力によって回転駆動されるプーリ16の回転
は、プーリを備える電磁クラッチ17にベルト18を介
して伝達され、更にその詳細を後述する非円形歯車装置
19に入力される。主としてこの非円形歯車装置19と
前記高圧ポンプ14とで、断続噴射水流発生装置7を構
成するのである。
発生装置7は、図にあらわれないPTO軸又はエンジン
からの動力によって回転駆動されるプーリ16の回転
は、プーリを備える電磁クラッチ17にベルト18を介
して伝達され、更にその詳細を後述する非円形歯車装置
19に入力される。主としてこの非円形歯車装置19と
前記高圧ポンプ14とで、断続噴射水流発生装置7を構
成するのである。
【0015】前記作業バケット9上へのノズル10の支
承に当っては、先ず回動モータ装置20によりノズル1
0の水平方向の揺動を可能とし、回動モータ装置21に
よりノズル10の俯仰回動を可能とする。これら両回動
モータ装置20、21からなるノズル回動装置22は、
オペレーション部としての制御装置23に含まれる制御
盤24から導出されるリード線25を介して、ノズル回
動制御ハンドル26、ノズル上下回動制御ハンドル27
の操作によりノズル10を所定の方向へ指向させるもの
である。
承に当っては、先ず回動モータ装置20によりノズル1
0の水平方向の揺動を可能とし、回動モータ装置21に
よりノズル10の俯仰回動を可能とする。これら両回動
モータ装置20、21からなるノズル回動装置22は、
オペレーション部としての制御装置23に含まれる制御
盤24から導出されるリード線25を介して、ノズル回
動制御ハンドル26、ノズル上下回動制御ハンドル27
の操作によりノズル10を所定の方向へ指向させるもの
である。
【0016】図2にバッテリ28は前記制御盤24の操
作電源であり、この制御盤24から導出され前記電磁ク
ラッチ17に接続されるリード線29を介して、前記制
御盤24に設けた噴射開閉スイッチ30を開閉操作する
ことで、前記断続噴射水流発生装置7を発停させる。
作電源であり、この制御盤24から導出され前記電磁ク
ラッチ17に接続されるリード線29を介して、前記制
御盤24に設けた噴射開閉スイッチ30を開閉操作する
ことで、前記断続噴射水流発生装置7を発停させる。
【0017】図1に戻って前記ブーム8の伸縮、俯仰運
動と共に、前記ノズル駆動装置22の操作を行なって、
噴射対象物としての電線2、碍子3、トランス4等に断
続(間欠)噴射水流31を衝突させ、付着物を洗浄する
のであるが、次にこの断続(間欠)噴射水流を発生させ
る装置7のメカニズムについて、図3以下の各図に示す
実施態様を説明する。
動と共に、前記ノズル駆動装置22の操作を行なって、
噴射対象物としての電線2、碍子3、トランス4等に断
続(間欠)噴射水流31を衝突させ、付着物を洗浄する
のであるが、次にこの断続(間欠)噴射水流を発生させ
る装置7のメカニズムについて、図3以下の各図に示す
実施態様を説明する。
【0018】まず図3は前述の非円形歯車装置19を採
用した例を示すものであって、ケーシング32内に互い
に噛み合う一対の非円形歯車33、34を支承させ、一
方の駆動側非円形歯車33は、エンジン35から前記プ
ーリ16、ベルト18、プーリを備える電磁クラッチ1
7を介して、前記ケーシング32内の小歯車36に噛み
合う大歯車37と同軸に構成し、他方の非円形歯車34
と同軸に構成したクランクアーム38を、コネクティン
グロッド39を介して前記高圧ポンプ14のプランジャ
40に接続する。これによって、前記給水タンク6内の
水11は、ストレーナ12を経て前記高圧ポンプ14に
導入され、与圧されて前記ノズル10から噴射されるの
である。
用した例を示すものであって、ケーシング32内に互い
に噛み合う一対の非円形歯車33、34を支承させ、一
方の駆動側非円形歯車33は、エンジン35から前記プ
ーリ16、ベルト18、プーリを備える電磁クラッチ1
7を介して、前記ケーシング32内の小歯車36に噛み
合う大歯車37と同軸に構成し、他方の非円形歯車34
と同軸に構成したクランクアーム38を、コネクティン
グロッド39を介して前記高圧ポンプ14のプランジャ
40に接続する。これによって、前記給水タンク6内の
水11は、ストレーナ12を経て前記高圧ポンプ14に
導入され、与圧されて前記ノズル10から噴射されるの
である。
【0019】この際、前記非円形歯車33、34の噛み
合い回動にともない、前記プランジャ40はその往き行
程(吐出行程)と戻り行程(吸入行程)との間で、図4
に示すような速度線図を画くようにすることにより、吐
出行程すなわちノズル10からの噴射を短時間に強く、
吸入行程を長くして、前記噴射が断続的(間欠的)に行
なわれるようにする。この場合の高圧ポンプ14は単一
シリンダの往復ポンプとされる。
合い回動にともない、前記プランジャ40はその往き行
程(吐出行程)と戻り行程(吸入行程)との間で、図4
に示すような速度線図を画くようにすることにより、吐
出行程すなわちノズル10からの噴射を短時間に強く、
吸入行程を長くして、前記噴射が断続的(間欠的)に行
なわれるようにする。この場合の高圧ポンプ14は単一
シリンダの往復ポンプとされる。
【0020】図5に示す例は、前記断続噴射水流発生装
置7が、三連プランジャポンプ41と、コントローラ4
2と、電磁弁43を含むものとして構成されており、例
えばトラクタのPTOから取り出した動力を、ユニバー
サルシャフト44からプーリ45、ベルト46、プーリ
47を介して、前記三連プランジャポンプ41に伝達
し、給水タンク48からこのポンプ41に導入された水
に与圧し、調圧弁49によって圧力調整してアキュムレ
ータ50に蓄え、コントローラ42からの断続的な指令
にもとずいて電磁弁43を開閉作動させ、ノズル10か
らの所望の断続(間欠)噴射水流31を得ようとするも
のである。
置7が、三連プランジャポンプ41と、コントローラ4
2と、電磁弁43を含むものとして構成されており、例
えばトラクタのPTOから取り出した動力を、ユニバー
サルシャフト44からプーリ45、ベルト46、プーリ
47を介して、前記三連プランジャポンプ41に伝達
し、給水タンク48からこのポンプ41に導入された水
に与圧し、調圧弁49によって圧力調整してアキュムレ
ータ50に蓄え、コントローラ42からの断続的な指令
にもとずいて電磁弁43を開閉作動させ、ノズル10か
らの所望の断続(間欠)噴射水流31を得ようとするも
のである。
【0021】図6に示すものは、前記断続噴射水流発生
装置7として、三連プランジャポンプ51と、電磁クラ
ッチ52及び適宜運動変換機構を介して回転駆動される
カム53と、このカム53のカム面54に沿って進退動
し、間欠バルブ55を開閉動作させる転動子56とを主
として含むものであり、エンジン57の回転を電磁クラ
ッチ58、ベルト59、プーリ60を介して前記三連プ
ランジャポンプ51に伝達し、給水タンク6からの水を
与圧し調圧弁62で圧力調整してアキュムレータ63に
蓄え、一方、前記カム53の回動にともなって、間欠バ
ルブ55を開閉作動させることにより、ノズル10から
断続的(間欠的)噴射水流を噴出させるものである。
装置7として、三連プランジャポンプ51と、電磁クラ
ッチ52及び適宜運動変換機構を介して回転駆動される
カム53と、このカム53のカム面54に沿って進退動
し、間欠バルブ55を開閉動作させる転動子56とを主
として含むものであり、エンジン57の回転を電磁クラ
ッチ58、ベルト59、プーリ60を介して前記三連プ
ランジャポンプ51に伝達し、給水タンク6からの水を
与圧し調圧弁62で圧力調整してアキュムレータ63に
蓄え、一方、前記カム53の回動にともなって、間欠バ
ルブ55を開閉作動させることにより、ノズル10から
断続的(間欠的)噴射水流を噴出させるものである。
【0022】
【発明の効果】この発明の上述の方法及び装置を採用す
ることによって、帯電している洗浄対象物から、噴射水
流を介して、漏電するという事故がなくなり、人的、物
的な被害の発生を有効に排除しうるものである。
ることによって、帯電している洗浄対象物から、噴射水
流を介して、漏電するという事故がなくなり、人的、物
的な被害の発生を有効に排除しうるものである。
【図1】この発明の一使用態様の立面図である。
【図2】この発明の構成の要部を示す系統図である。
【図3】この発明において採用される断続噴射水流発生
装置の一例の構成図である。
装置の一例の構成図である。
【図4】図3に示す装置による断続噴射水流の発生を可
能とするプランジャの速度線図である。
能とするプランジャの速度線図である。
【図5】この発明において採用される断続噴射水流発生
装置の他の例の説明図である。
装置の他の例の説明図である。
【図6】この発明において採用される断続噴射水流発生
装置の更に他の例の説明図である。
装置の更に他の例の説明図である。
1 支柱(電柱) 2 電線 3 碍子 4 トランス 5 自走車両 6 給水タンク 7 断続噴射水流発生装置 8 ブーム 10 ノズル 11 水 14 往復ポンプ 22 ノズル駆動装置 23 制御装置 51 ポンプ 55 間欠バルブ 63 アキュムレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B60P 3/30 B60P 3/30
Claims (5)
- 【請求項1】 通電されている電線(2)、この電線
(2)を支柱(1)に絶縁して懸架させる碍子(3)、
電圧を低減させるトランス(4)等を、断続噴射水流発
生装置(7)から圧送される断続噴射水流を用いて洗浄
する洗浄方法。 - 【請求項2】 自走車両(5)と、この自走車両(5)
に搭載される給水タンク(6)及び高圧ポンプを含む断
続噴射水流発生装置(7)と、前記自走車両(5)に架
設され伸縮起伏可能なブーム(8)と、前記断続噴射水
流発生装置(7)に通電されるとともに、前記ブーム
(8)の先端部に取り付けられたノズル駆動装置(2
2)によって噴射方向を制御されるノズル(10)と、
前記ノズル駆動装置(22)に作用し前記ノズル(1
0)からの断続水流の方向と発射、停止を制御する制御
装置(23)とからなる洗浄装置。 - 【請求項3】 前記断続噴射水流発生装置(7)の高圧
ポンプは、単シリンダの往復ポンプ(14)とされる請
求項2記載の洗浄装置。 - 【請求項4】 前記単シリンダの往復ポンプ(14)は
吸水行程の方が、吐出行程より長い時間となるようにし
てなる請求項3記載の洗浄装置。 - 【請求項5】 前記断続噴射水流発生装置(7)は、ポ
ンプ(51)とアキュムレータ(63)と間欠バルブ
(55)とを含む請求項2記載の洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11745897A JPH10296195A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 洗浄方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11745897A JPH10296195A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 洗浄方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10296195A true JPH10296195A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14712178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11745897A Pending JPH10296195A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 洗浄方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10296195A (ja) |
Cited By (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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