JPH10296034A - 真空ポンプ排気システム - Google Patents

真空ポンプ排気システム

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JPH10296034A
JPH10296034A JP9107576A JP10757697A JPH10296034A JP H10296034 A JPH10296034 A JP H10296034A JP 9107576 A JP9107576 A JP 9107576A JP 10757697 A JP10757697 A JP 10757697A JP H10296034 A JPH10296034 A JP H10296034A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】真空ポンプの動力的な無駄を省き、しかも、排
気効率の向上を図ることができ、電力原単位が小さく、
簡単に減圧再生工程の最終圧力を調整することのできる
真空ポンプ排気システムを提供する。 【解決手段】窒素ガスを選択的に吸着する吸着剤を充填
した複数の吸着塔を用い、各吸着塔で吸着分離工程と減
圧再生工程と復圧工程をこの順で繰り返し行う圧力スイ
ング吸着式混合ガス分離方法に用いる排気システムであ
る。そして、上記減圧再生工程において吸着塔を減圧排
気するための真空ポンプ1,2を2台用意し、2台の真
空ポンプ1,2を並列に接続した状態で減圧排気を開始
し、吸着塔圧力が切替圧力に降下すると、2台の真空ポ
ンプ1,2を直列に接続して減圧排気を続行するように
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力変動吸着式ガ
ス分離法における真空ポンプ排気システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】空気等の混合ガスから酸素等の製品ガス
を分離するガス分離方法として種々の方法が用いられて
いるが、その中でも、比較的効率が良く、また最も安価
に空気から酸素を取り出すことのできる方法は圧力変動
吸着式ガス分離法(以下、PSAという)である。この
PSAは2〜4塔の吸着塔を設け、基本的につぎの3つ
の工程から成り立っている。すなわち、原料空気(N2
+O2 )を原空ブロワで圧縮して吸着塔に供給しこの吸
着塔の吸着剤に窒素(N2 )を選択的に吸着させて、吸
着しずらい酸素(O2 )を製品ガスとして取り出す吸着
分離工程(図7のA塔参照)と、吸着塔を真空ポンプ等
により減圧排気して吸着剤に吸着している窒素を脱着さ
せる減圧再生工程(図7のB塔参照)と、製品ガスの一
部を使って吸着塔を大気圧付近まで昇圧させる復圧工程
(図7のC塔参照)とからなり、これら3つの工程をこ
の順で繰り返し行うことにより、連続的に空気から酸素
を取り出す方法である。
【0003】このようなPSAにおいて、酸素の発生量
が多い(100〜5000Nm3 /hr)場合には、真
空ポンプを用いて吸着塔を真空排気する真空再生法が最
も効率が良く、広く採用されている。また、真空排気の
効率を向上させるために、容量の異なる2台の真空ポン
プ(容積式ロータリー型真空ポンプ等)が用いられてい
る。一方、真空再生法によるPSAでは、減圧再生工程
において、吸着塔圧力を大気圧から約150Torrま
で連続的に減圧することが行われている。そこで従来か
ら、このような減圧を行うために、図8に示すような装
置が用いられている。すなわち、PSAを用いたガス分
離装置10の各吸着塔(図示せず)を排気パイプ13を
介して第1真空ポンプ11の排気入口に連結し、この第
1真空ポンプ11の排気出口から延びる自動切替弁14
a付き屋外放出パイプ14から分岐パイプ15を分岐さ
せ、この分岐パイプ15に第1真空ポンプ11より容量
が小さい第2真空ポンプ12を設けるようにしている。
この装置を用い、減圧再生工程を行う場合には、まず自
動切替弁14aを開弁し、容量の大きい第1真空ポンプ
11のみで吸着塔圧力を大気圧から400±100To
rr(切替圧力)に減圧排気し(図9参照)、つぎに自
動切替弁14aを閉弁し、両真空ポンプ11,12を直
列に繋いだ状態で吸着塔圧力を上記切替圧力から約15
0Torrに減圧排気するようにしている(図10参
照)。この方法では、2台の真空ポンプ11,12を直
列に繋いだ状態で減圧排気しているため、圧縮作業が緩
和されガスの吸入効率が改善される。また、切替圧力は
両真空ポンプ11,12の容量比(この容量比は、一般
的には第1真空ポンプ11の容量/第2真空ポンプ12
の容量=1.3〜2.0である)により最適な圧力に設
定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法では、吸着塔圧力を大気圧(減圧開始)から切替圧
力まで減圧排気している間は、第1真空ポンプ11のみ
が負荷運転状態にあり、第2真空ポンプ12は無負荷運
転状態にある。このため、減圧開始から切替圧力までの
間、第2真空ポンプ12の動力が無駄になっている。ま
た、PSAの効率を表すものとして電力原単位という数
値がある。この電力原単位(kwh/Nm 3 )とは、製
品酸素ガス発生量(Nm3 /hr)に対する、原空ブロ
ワと真空ポンプとの消費動力(kwh/hr)の割合で
あり、この数値が小さいほど製品酸素ガスを発生させる
効率が高いと言える。上記消費動力中で原空ブロワと真
空ポンプがそれぞれ占める割合は真空ポンプの方が大き
く、上記消費動力の大部分を占めており(例えば、3塔
式の場合に、原空ブロワ11%,真空ポンプ89%)、
上記の方法では、上記電力原単位がやや大きい。一方、
吸着塔内から排気するガス量は、吸着剤に吸着している
窒素の量で決まり、この窒素吸着量は温度変化により異
なる。このため、温度変化により減圧再生工程の最終圧
力が異なり、この最終圧力の異なりがPSAにより得ら
れる酸素量に変動をもたらす原因の1つになっている。
ところが、上記の方法では、両真空ポンプ11,12を
選定した時点で減圧再生工程の最終圧力がある程度決定
されるため、最終圧力を調整しようとした場合には真空
ポンプ11,12の交換,回転数の増加等を行わなけれ
ばならない。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、真空ポンプの動力的な無駄を省き、しかも、排
気効率の向上を図ることができ、電力原単位が小さく、
簡単に減圧再生工程の最終圧力を調整することのできる
真空ポンプ排気システムの提供をその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の真空ポンプ排気システムは、特定ガスを選
択的に吸着する吸着剤を充填した複数の吸着塔を用い、
各吸着塔で吸着分離工程と減圧再生工程と復圧工程をこ
の順で繰り返し行う圧力スイング吸着式混合ガス分離方
法に用いる排気システムであって、上記減圧再生工程に
おいて吸着塔を減圧排気するための真空ポンプを2台用
意し、2台の真空ポンプを並列に接続した状態で減圧排
気を開始し、吸着塔圧力が所定の負圧に降下すると、2
台の真空ポンプを直列に接続して減圧排気を続行するよ
うにしたという構成をとる。
【0007】すなわち、本発明の真空ポンプ排気システ
ムでは、減圧再生工程を通じて両真空ポンプが常時負荷
運転を行っている。このため、真空ポンプの動力的な無
駄を省くことができる。しかも、減圧再生工程の開始時
における両真空ポンプの並列運転により、減圧開始時の
排気速度が大きくなって排気効率が向上し、排気時間の
短縮化(運転サイクルの短縮化)や消費動力,吸着塔の
吸着剤の削減等が可能となる。これにより、両真空ポン
プを小型化することができ、本発明のシステムを用いた
装置の小型化,所要動力の削減が可能となり、省電化が
実現でき、電力原単位も小さくなる。さらに、切替圧力
の設定が広範囲に行えるため、切替圧力を減圧再生工程
の最終圧力に合わせて設定することができる。すなわ
ち、最終圧力を低くするときには切替圧力を低く設定
し、最終圧力を高くするときには切替圧力を高く設定す
ることが行われる。これにより、温度変化に対応して最
終圧力を調整し、製品ガスの製造量の変動を抑えること
ができる。また、本発明において、2台の真空ポンプと
して、容量の異なる真空ポンプを用い、両真空ポンプを
直列に接続するときに、容量の大きい真空ポンプを排気
流の上流側に配設し、容量の小さい真空ポンプを排気流
の下流側に配設するようにした場合には、効率の良い減
圧排気が行える。
【0008】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
面にもとづいて詳しく説明する。
【0009】図1は本発明のシステムを用いたPSAに
よる酸素ガス発生装置の一実施の形態を示している。図
において、1,2は真空ポンプであり、第1真空ポンプ
1の容量は第2真空ポンプ2の容量より大きく設定され
ている。3はPSAによる酸素ガス発生装置(両真空ポ
ンプ1,2による排気システム部分を除く)である。4
は第1真空ポンプ1の入口パイプであり、5は第1真空
ポンプ1の自動切替弁5a付き出口パイプである。6は
第2真空ポンプ2の自動切替弁6a付き入口パイプであ
り、7は第2真空ポンプ2の出口パイプである。そし
て、上記両入口パイプ4,6の先端部同士が連結し、こ
の連結部が排気パイプ8およびこの排気パイプ8の先端
から分岐する複数本の分岐パイプ(図示せず)を介して
上記酸素ガス発生装置3の複数の吸着塔(図示せず)に
連結している。また、上記両出口パイプ5,7の先端部
同士が連結し、この連結部が外部放出用パイプ9に連結
している。10は自動切替弁10a付き連結パイプであ
り、第1真空ポンプ1の出口パイプ5の自動切替弁5a
上流側部分と第2真空ポンプ2の入口パイプ6の自動切
替弁6a下流側部分とを連結している。
【0010】上記の構成において、つぎのようにして両
真空ポンプ1,2を作動させ、PSAの減圧排気工程を
行う。すなわち、まず減圧排気を開始する場合には、図
2に示すように、自動開閉弁5a,6aを開弁し、自動
開閉弁10aを閉弁する。これにより、両真空ポンプ
1,2が並列に接続した状態になり、両真空ポンプ1,
2がともに負荷運転を行い、吸着塔(この吸着塔は吸着
分離工程を終了したものであり、吸着塔圧力は大気圧に
なっている)を減圧排気する。この両真空ポンプ1,2
の並列運転による減圧排気により、吸着塔の吸着塔圧力
が大気圧から400Torr(切替圧力)に降下する
と、図3に示すように、自動的に自動開閉弁10aを開
弁し、自動開閉弁5a,6aを閉弁する。これにより、
両真空ポンプ1、2が直列に接続した状態(この直列状
態は、第1真空ポンプ1が排気流の上流側に位置し、第
2真空ポンプ2が排気流の下流側に位置した状態で直列
に繋がっている)になり、両真空ポンプ1,2がともに
負荷運転を行い、吸着塔を減圧排気する。そして、所定
時間後に(サイクルタイムが経過すると)、吸着塔圧力
が約150Torrに達するようにしている。
【0011】上記のように、この実施の形態では、減圧
再生工程を通じて両真空ポンプ1,2が常時負荷運転を
行っているため、真空ポンプ1,2の動力的な無駄を省
くことができる。しかも、減圧開始時の両真空ポンプ
1,2の並列運転により、減圧開始時における排気速度
が大きくなって排気効率が向上する。このため、両真空
ポンプ1,2を小型化することができ、省電化を実現す
ることができる。さらに、切替圧力の設定が広範囲に行
えるため、切替圧力を減圧再生工程の最終圧力に合わせ
て設定することができ、製品酸素ガスの製造量の変動を
抑えることができる。
【0012】
【実施例,比較例】本発明の実施例を説明する。この実
施例では、第1真空ポンプ1の押除量を372m3 /m
inに設定し、第2真空ポンプ2の押除量を194m3
/minに設定している(両真空ポンプ1,2の容量比
は、真空ポンプ1/真空ポンプ2=1.9である)。そ
して、減圧排気工程の開始圧力(吸着塔圧力)を820
Torrに設定し、切替圧力を480Torrに設定
し、減圧排気工程のタイムサイクルを60secに設定
した場合における、吸着塔圧力変化および真空ポンプ軸
馬力変化を調べた。これに対し、比較例(従来例に相当
するもの)では、第1真空ポンプの押除量を440m3
/minに設定し、第2真空ポンプの押除量を230m
3 /minに設定している(両真空ポンプの容量比も
1.9である)。そして、減圧排気工程の開始圧力を8
20Torrに設定し、切替圧力を400Torrに設
定し、減圧排気工程のタイムサイクルを60secに設
定した場合における、吸着塔圧力変化および真空ポンプ
軸馬力変化を調べた。その結果を、図4および図5に示
す。図4は、吸着塔圧力変化を吸着塔圧力:Presu
re〔Torr〕と時間:TIME〔sec〕との関係
で示し、図5は、真空ポンプ軸馬力変化を軸馬力〔k
w〕とTIME〔sec〕との関係で示している。これ
ら各図において、実施例の吸着塔圧力変化を曲線Aで表
し、比較例の吸着塔圧力変化を曲線Bで表し、実施例の
真空ポンプ軸馬力変化を曲線Cで表し、比較例の真空ポ
ンプ軸馬力変化を曲線Dで表している。
【0013】また、減圧再生工程のタイムサイクルを4
0,45,50,55,60secに設定した場合にお
ける(タイムサイクル以外の数値は、上記の設定値と同
じである)、製品酸素ガス発生量と真空ポンプ電力原単
位の変化を調べた。その結果を図6および表1に示す。
図6は、製品酸素ガス発生量の変化を製品酸素ガス発生
量〔Nm3 /Hr〕とタイムサイクル:TIME CY
CLE〔sec〕との関係で示し、真空ポンプ電力原単
位の変化を電力原単位〔kwh/Nm3 〕とタイムサイ
クル〔sec〕との関係で示している。この図6におい
て、実施例の製品酸素ガス発生量の変化を曲線Eで表
し、比較例の製品酸素ガス発生量の変化を曲線Fで表
し、実施例の真空ポンプ電力原単位の変化を曲線Gで表
し、比較例の真空ポンプ電力原単位の変化を曲線Hで表
している。また、実施例において、切替圧力を400,
480,560Torrに設定した場合における(切替
圧力以外の数値は、上記の設定値と同じである)、最終
圧力と製品酸素ガス発生量を調べた。その結果を表2に
示す。
【0014】
【表1】
【0015】
【表2】
【0016】図4から明らかなように、実施例および比
較例ともに、60秒後の到達圧力はほぼ同圧力になって
いる。これに対し、実施例の各真空ポンプの容量と比較
例の各真空ポンプの容量との容量比は、実施例の第1真
空ポンプ:比較例の第1真空ポンプ=1:0.845
で、実施例の第2真空ポンプ:比較例の第2真空ポンプ
=1:0.844であり、実施例の真空ポンプの方が比
較例の真空ポンプより容量を15%程度小さくすること
ができる。また、減圧再生工程においては、どれだけ速
く目的の圧力まで排気できるかが装置全体の効率に大き
な影響を与える。この点、実施例では減圧開始時の圧力
降下が比較例よりも大きくなっている。すなわち、減圧
開始から切替圧力になるまでの時間が実施例では11s
ecであるのに対し、比較例では25secであり、実
施例による運転は効果的である。
【0017】また、表1に示すように、実施例では、真
空ポンプの電力原単位が、タイムサイクル60secで
約3%効率向上しており、真空ポンプ1,2の所要動力
が約3%削減できている(図5の真空ポンプ軸馬力変化
図から計算)。また、表2に示すように、実施例におい
て、切替圧力を変えることで最終圧力、製品酸素ガス発
生量が変化しており、切替圧力の設定をある程度自由に
設定することにより、装置に合わせた運転を広範囲にわ
たって行うことができ、製品酸素ガス発生量の調整が可
能となる。
【0018】上記の各実施の形態により得られた酸素
は、例えば、製鋼用電炉,排水処理用,酸素漂白または
酸素富化燃焼によるNox対策等の用途に利用されてい
る。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、減圧再
生工程を通じて両真空ポンプが常時負荷運転を行ってい
るため、真空ポンプの動力的な無駄を省くことができ
る。しかも、減圧再生工程の開始時における両真空ポン
プの並列運転により、減圧開始時の排気速度が大きくな
って排気効率が向上し、排気時間の短縮化(運転サイク
ルの短縮化)や消費動力,吸着塔の吸着剤の削減等が可
能となる。これにより、両真空ポンプを小型化すること
ができ、本発明のシステムを用いた装置の小型化,所要
動力の削減が可能となり、省電化が実現でき、電力原単
位も小さくなる。さらに、切替圧力の設定が広範囲に行
えるため、切替圧力を減圧再生工程の最終圧力に合わせ
て設定することができる。すなわち、最終圧力を低くす
るときには切替圧力を低く設定し、最終圧力を高くする
ときには切替圧力を高く設定することが行われる。これ
により、温度変化に対応して最終圧力を調整し、製品ガ
スの製造量の変動を抑えることができる。また本発明に
おいて、2台の真空ポンプとして、容量の異なる真空ポ
ンプを用い、両真空ポンプを直列に接続するときに、容
量の大きい真空ポンプを排気流の上流側に配設し、容量
の小さい真空ポンプを排気流の下流側に配設するように
した場合には、効率の良い減圧排気が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す説明図である。
【図2】本発明の作用を示す説明図である。
【図3】本発明の作用を示す説明図である。
【図4】吸着塔圧力変化を示す図である。
【図5】真空ポンプ軸馬力変化を示す図である。
【図6】製品酸素ガス発生量と真空ポンプ電力原単位の
変化を示す図である。
【図7】PSAの説明図である。
【図8】従来例の構造を示す説明図である。
【図9】従来例の作用を示す説明図である。
【図10】従来例の作用を示す説明図である。
【符号の説明】
1 第1真空ポンプ 2 第2真空ポンプ 3 酸素ガス発生装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定ガスを選択的に吸着する吸着剤を充
    填した複数の吸着塔を用い、各吸着塔で吸着分離工程と
    減圧再生工程と復圧工程をこの順で繰り返し行う圧力ス
    イング吸着式混合ガス分離方法に用いる排気システムで
    あって、上記減圧再生工程において吸着塔を減圧排気す
    るための真空ポンプを2台用意し、2台の真空ポンプを
    並列に接続した状態で減圧排気を開始し、吸着塔圧力が
    所定の負圧に降下すると、2台の真空ポンプを直列に接
    続して減圧排気を続行するようにしたことを特徴とする
    真空ポンプ排気システム。
  2. 【請求項2】 2台の真空ポンプとして、容量の異なる
    真空ポンプを用い、両真空ポンプを直列に接続するとき
    に、容量の大きい真空ポンプを排気流の上流側に配設
    し、容量の小さい真空ポンプを排気流の下流側に配設す
    るようにした請求項1記載の真空ポンプ排気システム。
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