JPH10295327A - 藻類を主原料とした健康食品 - Google Patents
藻類を主原料とした健康食品Info
- Publication number
- JPH10295327A JPH10295327A JP9137390A JP13739097A JPH10295327A JP H10295327 A JPH10295327 A JP H10295327A JP 9137390 A JP9137390 A JP 9137390A JP 13739097 A JP13739097 A JP 13739097A JP H10295327 A JPH10295327 A JP H10295327A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chlorella
- spirulina
- health food
- algae
- main raw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】スピルリナあるいはクロレラは完全栄養食品と
言われ、様々な商品が存在する。しかしこれらは藻類で
あり、漢方理論によるとその性質は寒、すなわち体を冷
やす性質を持っている。これを長期的に飲むと、気づか
ぬうちに慢性胃腸障害を起こしてその使用を自然に止め
てしまいやすいことが今までの製品での欠点の一つであ
り、この問題は解決できていない。 【解決手段】この問題を解決するために、スピルリナあ
るいはクロレラに生姜粉、黒砂糖、神麹を配合した。体
を暖める性質を持つこれらの配合成分が相乗的に作用し
て、スピルリナあるいはクロレラの寒による慢性的な胃
腸障害の発生を防止する。これにより胃腸にやさしく、
しかも本来の完全栄養の効果を十二分に発揮する事がで
きる新しい健康食品ができる。
言われ、様々な商品が存在する。しかしこれらは藻類で
あり、漢方理論によるとその性質は寒、すなわち体を冷
やす性質を持っている。これを長期的に飲むと、気づか
ぬうちに慢性胃腸障害を起こしてその使用を自然に止め
てしまいやすいことが今までの製品での欠点の一つであ
り、この問題は解決できていない。 【解決手段】この問題を解決するために、スピルリナあ
るいはクロレラに生姜粉、黒砂糖、神麹を配合した。体
を暖める性質を持つこれらの配合成分が相乗的に作用し
て、スピルリナあるいはクロレラの寒による慢性的な胃
腸障害の発生を防止する。これにより胃腸にやさしく、
しかも本来の完全栄養の効果を十二分に発揮する事がで
きる新しい健康食品ができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピルリナ又はク
ロレラを主原料とする健康食品配合処方に関するもので
ある。
ロレラを主原料とする健康食品配合処方に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】スピルリナあるいはクロレラは完全栄養
食品と言われ、その機能は、血清コレステロールの上昇
抑制や血糖値の上昇抑制、血圧、腎機能、アルコール代
謝の改善、免疫機能強化、腸内細菌叢の改善などが報告
されている。クロレラ細胞膜破砕技術の発達で、クロレ
ラの腸内消化吸収がしやすくなった。また、スピルリナ
にベータカロチン、ビタミンＡ、Ｃ、Ｅを強化した物
や、鉄、酵素を加えた錠剤等も存在する。
食品と言われ、その機能は、血清コレステロールの上昇
抑制や血糖値の上昇抑制、血圧、腎機能、アルコール代
謝の改善、免疫機能強化、腸内細菌叢の改善などが報告
されている。クロレラ細胞膜破砕技術の発達で、クロレ
ラの腸内消化吸収がしやすくなった。また、スピルリナ
にベータカロチン、ビタミンＡ、Ｃ、Ｅを強化した物
や、鉄、酵素を加えた錠剤等も存在する。
【０００３】
【発明の解決しようとする課題】しかし、スピルリナや
クロレラは藻類であり、漢方理論によるとその性質は
寒、すなわち体を冷やす性質を持っている。これを長期
的に飲むと慢性的な胃腸障害が起こる恐れがあり、今ま
での製品ではこの問題は解決できていない。スピルリナ
やクロレラは、他の海藻類と比べると消化し易い物であ
るが、寒、塩辛の藻類の性質も持っていて高蛋白質のた
め、慢性の胃腸障害を起こす可能性が残っている。使用
者が飲み続けると、気づかぬうちに慢性胃腸障害を起こ
して、その使用を自然に止めてしまいやすいことが今ま
でのこれらの製品の欠点の一つである。
クロレラは藻類であり、漢方理論によるとその性質は
寒、すなわち体を冷やす性質を持っている。これを長期
的に飲むと慢性的な胃腸障害が起こる恐れがあり、今ま
での製品ではこの問題は解決できていない。スピルリナ
やクロレラは、他の海藻類と比べると消化し易い物であ
るが、寒、塩辛の藻類の性質も持っていて高蛋白質のた
め、慢性の胃腸障害を起こす可能性が残っている。使用
者が飲み続けると、気づかぬうちに慢性胃腸障害を起こ
して、その使用を自然に止めてしまいやすいことが今ま
でのこれらの製品の欠点の一つである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するため
に、スピルリナあるいはクロレラに生姜粉、黒砂糖、神
麹を配合した処方を考案し、本発明を完成させた。すな
わち、スピルリナあるいはクロレラ微粉末に生姜粉、黒
砂糖、神麹を加えて混合する。その配合量は、生姜粉
は、１．０％〜１０．０％好ましくは４．０％〜６．０
％、黒砂糖は、１．０％〜１０．０％好ましくは４．０
％〜６．０％、神麹は、１．０％〜１０．０％好ましく
は２．０％〜５．０％である。
に、スピルリナあるいはクロレラに生姜粉、黒砂糖、神
麹を配合した処方を考案し、本発明を完成させた。すな
わち、スピルリナあるいはクロレラ微粉末に生姜粉、黒
砂糖、神麹を加えて混合する。その配合量は、生姜粉
は、１．０％〜１０．０％好ましくは４．０％〜６．０
％、黒砂糖は、１．０％〜１０．０％好ましくは４．０
％〜６．０％、神麹は、１．０％〜１０．０％好ましく
は２．０％〜５．０％である。
【０００５】生姜粉の性は熱、すなわち、体を暖める性
質を持つ。その辛味成分は、ｚｉｎｇｅｒｏｌ、芳香成
分はｚｉｎｇｉｂｅｒｅｎｅ、ｚｉｎｇｉｂｅｒｏｌな
どで、他に蛋白分解酵素も含有している。その効果とし
ては、発汗、冷えの嘔吐を止める、食欲の増進、解毒、
抗菌効果等がある。生姜粉には、生姜皮を含んでも良
い。生姜皮には利尿効果もある。
質を持つ。その辛味成分は、ｚｉｎｇｅｒｏｌ、芳香成
分はｚｉｎｇｉｂｅｒｅｎｅ、ｚｉｎｇｉｂｅｒｏｌな
どで、他に蛋白分解酵素も含有している。その効果とし
ては、発汗、冷えの嘔吐を止める、食欲の増進、解毒、
抗菌効果等がある。生姜粉には、生姜皮を含んでも良
い。生姜皮には利尿効果もある。
【０００６】黒砂糖の性は熱、すなわち、体を暖める性
質を持ち、ビタミンＢ等の他に、カルシウム、リン、鉄
等の微量元素もたくさん含んでいて、コレステロールや
中性脂肪の低下などの効果もある。機能性食品補助素材
として、また漢方薬治療中にも使われ、温中（胃を温め
る）、散寒（寒さを消す）に使用される。
質を持ち、ビタミンＢ等の他に、カルシウム、リン、鉄
等の微量元素もたくさん含んでいて、コレステロールや
中性脂肪の低下などの効果もある。機能性食品補助素材
として、また漢方薬治療中にも使われ、温中（胃を温め
る）、散寒（寒さを消す）に使用される。
【０００７】神麹の性は温、すなわち体を穏やかに暖め
る性質を持つ。これは小麦粉、フスマ、赤小豆等を混和
発酵させたもので、酵母菌、ビタミンＢ複合体、精油な
どを含み、健胃作用がある。特に冷える人の食欲不振、
下痢に効果がある。
る性質を持つ。これは小麦粉、フスマ、赤小豆等を混和
発酵させたもので、酵母菌、ビタミンＢ複合体、精油な
どを含み、健胃作用がある。特に冷える人の食欲不振、
下痢に効果がある。
【０００８】これらの一種から三種をスピルリナあるい
はクロレラに加えることにより、体を暖めてスピルリナ
あるいはクロレラの寒による慢性的な胃腸障害の発生を
防止する。これにより胃腸にやさしく、しかも本来の完
全栄養の効果を十二分に発揮する事ができる新しい健康
食品ができる。
はクロレラに加えることにより、体を暖めてスピルリナ
あるいはクロレラの寒による慢性的な胃腸障害の発生を
防止する。これにより胃腸にやさしく、しかも本来の完
全栄養の効果を十二分に発揮する事ができる新しい健康
食品ができる。
【０００９】本発明に加える生姜粉、黒砂糖、神麹に
は、食品用素材を使用することができる。これらを固形
の物は粉末状にしてからスピルリナまたはクロレラと混
合する。本発明の形態は、粉末状及び顆粒状、錠剤状又
は固形状である。以下、実施例を示すが、これに限定さ
れるものではない。
は、食品用素材を使用することができる。これらを固形
の物は粉末状にしてからスピルリナまたはクロレラと混
合する。本発明の形態は、粉末状及び顆粒状、錠剤状又
は固形状である。以下、実施例を示すが、これに限定さ
れるものではない。
【００１０】
以上の配合で混合・打錠して錠剤とした。一錠の重さは
約０．２ｇであった。これを一日３回食前に一回１０錠
を比較的胃腸が弱いと感じている人１０人に２ヶ月間飲
んでもらったが、胃腸障害等の起きた人はいなかった。
そのうちの３人は飲み始める前よりも胃腸の調子が良く
なったと答えた。
約０．２ｇであった。これを一日３回食前に一回１０錠
を比較的胃腸が弱いと感じている人１０人に２ヶ月間飲
んでもらったが、胃腸障害等の起きた人はいなかった。
そのうちの３人は飲み始める前よりも胃腸の調子が良く
なったと答えた。
【００１１】
【発明の効果】本発明では、生姜、黒砂糖、神麹の配合
が、スピルリナまたはクロレラの寒性を抑えて、慢性的
な胃腸障害の発生を防止する。また、酵母菌により高蛋
白をより消化しやすくする効果もある。これらの配合に
より、スピルリナあるいはクロレラは、胃腸障害を起こ
すことなくその完全栄養食品としての効果を十二分に発
揮することができる。
が、スピルリナまたはクロレラの寒性を抑えて、慢性的
な胃腸障害の発生を防止する。また、酵母菌により高蛋
白をより消化しやすくする効果もある。これらの配合に
より、スピルリナあるいはクロレラは、胃腸障害を起こ
すことなくその完全栄養食品としての効果を十二分に発
揮することができる。
Claims (2)
- 【請求項１】 スピルリナ又はクロレラのいずれか一種
又は二種を主原料とし、それに生姜粉、黒砂糖、神麹を
配合することを特長とする食品 - 【請求項２】 スピルリナ又はクロレラのいずれか一種
又は二種を主原料とし、それに生姜粉、黒砂糖、神麹の
いずれか一種又は二種以上を配合することを特長とする
食品
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9137390A JPH10295327A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 藻類を主原料とした健康食品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9137390A JPH10295327A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 藻類を主原料とした健康食品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10295327A true JPH10295327A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=15197568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9137390A Pending JPH10295327A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 藻類を主原料とした健康食品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10295327A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007215507A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Kobayashi Pharmaceut Co Ltd | スピルリナおよびクロレラ含有食品組成物 |
-
1997
- 1997-04-22 JP JP9137390A patent/JPH10295327A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007215507A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Kobayashi Pharmaceut Co Ltd | スピルリナおよびクロレラ含有食品組成物 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN103504044A (zh) | 一种乌梅清爽解腻茶的配方及生产方法 | |
| CN103371318A (zh) | 一种膳食营养补充食品 | |
| CN101991126A (zh) | 木糖醇黑芝麻糊绿色保健食品及其制备工艺 | |
| KR20010084126A (ko) | 면의 제조방법 | |
| CN109156530A (zh) | 一种辅食营养包及其生产工艺 | |
| CN105982034A (zh) | 一种蛋白复合粉、代餐粉和它们的制作方法 | |
| JP2017057147A (ja) | ニンニク等、低塩分濃度の味噌、及びビタミンｂ１を含有する組成物 | |
| CN107183649A (zh) | 一种复合砂仁调味料的制备 | |
| JP2008161077A (ja) | 血液流動性改善作用をもたらす機能性食品 | |
| JPH10295327A (ja) | 藻類を主原料とした健康食品 | |
| CN101849671A (zh) | 一种复方营养食疗剂 | |
| JP6753618B2 (ja) | 血中中性脂肪上昇抑制組成物 | |
| JPH09238615A (ja) | 健康栄養食品 | |
| CN101756122A (zh) | 一种冻枣麦片食品 | |
| JPS6287071A (ja) | 抗肥満食品 | |
| JP2002010752A (ja) | ダイエット補助食品 | |
| KR20110044548A (ko) | 김치를 주원료로 한 건강기능식품 | |
| JP3995374B2 (ja) | ピーマンの種子と胎座の粉末及び搾汁液 | |
| JP2024003451A (ja) | 栄養補助食品 | |
| JPS59203460A (ja) | 麺類、パン類などの小麦粉製品 | |
| KR20020091899A (ko) | 변비, 비만증 환자를 위한 건강보조식품 및 그 제조방법 | |
| CN103783479A (zh) | 黑虎掌菌补脑健脑火锅调料及其生产方法 | |
| JP3738153B2 (ja) | ピーマンの種子と胎座の粉末及び搾汁液 | |
| JP2023037531A (ja) | 食品、食品セット、乾燥粉末及び経口組成物 | |
| KR20230093917A (ko) | 회복기 암환자의 영양상태 개선을 위한 고단백 식이조성물, 이의 제조 방법 |