JPH1029512A - 基体の取付け構造 - Google Patents

基体の取付け構造

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JPH1029512A
JPH1029512A JP8204194A JP20419496A JPH1029512A JP H1029512 A JPH1029512 A JP H1029512A JP 8204194 A JP8204194 A JP 8204194A JP 20419496 A JP20419496 A JP 20419496A JP H1029512 A JPH1029512 A JP H1029512A
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JP
Japan
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mounting
base
actuator
shaft
mount rubber
Prior art date
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Pending
Application number
JP8204194A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhide Araki
光英 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Unisia Jecs Corp filed Critical Unisia Jecs Corp
Priority to JP8204194A priority Critical patent/JPH1029512A/ja
Publication of JPH1029512A publication Critical patent/JPH1029512A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基体の取付けに際し、取付け寸法を可及的に
小さくして、取付けが容易な取付け構造を提供する。 【解決手段】 取付けブラケット19にマウントラバー
13を介して取付けられる基体(アクチュエータ)11
の取付け構造において、基体(アクチュエータ)11の
所定位置に凹部12を形成する。この凹部12内に略筒
状のマウントラバー13を圧入する。このマウントラバ
ー13の筒状内部に、ねじ孔17を有するインシュレー
タシャフト14の軸部15を圧入する。取付けブラケッ
ト19のボルト挿通孔20に挿通した取付けボルト21
をインシュレータシャフト14のねじ孔17に螺合す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンチロックブレ
ーキ装置の電磁弁やリザーバ等が収容配置されてなるア
クチュエータ等の基体を車体へ取付けるために施用して
良好な、基体の取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両の制動時の車輪のロック
を防止するために、車両のブレーキ液圧を制御するアン
チロックブレーキ装置が知られている。このアンチロッ
クブレーキ装置は、ブレーキペタルに加えられる踏力に
応じてブレーキ液圧を発生するマスタシリンダと、この
マスタシリンダの液圧をホイールシリンダに導く主通路
と、この主通路の途中に設けられた常開型の増圧電磁弁
と、前記ホイールシリンダとリザーバとを連通するリタ
ーン通路と、このリターン通路の途中に設けられた常閉
型の減圧電磁弁とを備えている。また、前記ブレーキペ
タルの踏み込み操作の解除中に、前記リザーバ内のブレ
ーキ液をマスタシリンダに戻すポンプを備えている。
【0003】そして、前記増圧電磁弁、減圧電磁弁、リ
ザーバ、ポンプ等はアクチュエータ本体に収容配置され
てアクチュエータを構成し、このアクチュエータは車体
に取付けられる。
【0004】前記アクチュエータ(基体)の車体への取
付けは、従来、図2に示すように、アクチュエータ(基
体)1をマウントラバー2を介して取付けブラケット3
に取り付けられ、車体4に固定するようにしてある。詳
しくは図3に拡大して示すように、基体1にマウント軸
5を一体に突設し、このマウント軸5を円筒状のマウン
トラバー2に嵌入させると共に、このマウントラバー2
の外周側を覆うマウントカバー6に形成したねじ軸部7
を、前記車体4に固定した取付けブラケット3に挿通し
て、この取付けブラケット3から突出したねじ軸部7に
ナット8を螺合してある。尚、類似の構成は、例えば特
開平7−156771号公報に開示してある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例にあっては、前記マウント軸5が基体1に突設さ
れ、このマウント軸5がマウントカバー6内に取付けた
マウントラバー2に嵌入しているから、マウント軸5、
マウントラバー2及びマウントカバー6が基体1から突
出していることになる。このため、前記マウント軸5、
マウントラバー2及びマウントカバー6が基体1から突
出した分、基体1の寸法が実質的に大きくなることにな
る。
【0006】その結果、前記基体1の取付けブラケット
3及び車体4への取付け固定に際し、大きな取付け寸法
を必要とする。したがって、前記基体1を自動車の狭隘
なエンジンルーム等に配置する場合に、取付け位置等が
制限される虞がある。
【0007】また、前記基体1を取付けブラケット3の
取付け位置に仮保持するために、基体1から突出した状
態のマウントカバー6のねじ部7を取付けブラケット3
の取付け孔に挿通する必要があり、このためには、基体
1を一旦斜めにして挿入作業をすることになるなど、取
付け作業が困難となる虞がある。
【0008】本発明は斯かる従来の従来の実情に鑑みて
案出されたもので、取付け寸法を可及的に小さくして、
容易に取付け可能な基体の取付け構造を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
発明は、取付けブラケットにマウントラバーを介して取
付けられる基体の取付け構造において、前記基体の所定
位置に形成された凹部と、該凹部内に挿入された略筒状
のマウントラバーと、該マウントラバーの筒状内部に挿
入されると共に、ねじ孔を有するインシュレータシャフ
トと、前記取付けブラケットを貫通して、前記インシュ
レータシャフトのねじ孔に螺合される取付けボルトと、
を備えた構成にしてある。
【0010】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明の構成のうち、前記インシュレータシャフト
が、前記マウントラバーと取付けブラケットとの間に延
びるフランジを備えた構成にしてある。
【0011】ここで、前記基体に形成される凹部及びこ
の凹部に挿入されるマウントラバーの形状は、好ましく
は円筒形状が選択されるほか、各種の多角形状が選択可
能である。
【0012】また、前記取付けブラケットは、基体が取
り付けられる部位の総称であり、従来例に示すようなL
字状の薄板の取付けブラケットのほか、各種の取付け部
位を含むものである。
【0013】前記基体をブラケットへ取付けるには、ま
ず、基体に形成した凹部内にマウントラバーを圧入し、
更に、マウントラバーの筒状内部にインシュレータシャ
フトを挿入する。この状態で、前記マウントラバー及び
インシュレータシャフトは基体と一体化されているけれ
ども、基体からの突出寸法は可及的に小さくなっていお
り、この状態の基体を取付け位置に移送する。次に、前
記取付けブラケットを貫通した取付けボルトをインシュ
レータシャフトのねじ孔に螺合する。これによって、基
体の取付けが完了する。
【0014】したがって、前記基体の取付け寸法を小さ
くでき、基体を容易に取付けることが可能となる。
【0015】また、請求項2記載の発明においては、前
記インシュレータシャフトにフランジを設けてあること
により、インシュレータシャフトをマウントラバーに挿
入した状態で基体を取付け位置に移送する際に、マウン
トラバーがほかの部品と干渉して傷付くことが未然に防
止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、ア
ンチロックブレ−キ装置のアクチュエータの取付けに適
用した態様として、図面に基づいて詳述する。
【0017】図1はこの発明の実施の形態を示す基体の
取付け構造の要部を示す断面図である。図において11
はアンチロックブレーキ装置のアクチュエータ(基体)
で、このアクチュエータ11には図外の電磁弁やリザー
バ等が収容配置してある。
【0018】前記アクチュエータ11の所定位置には凹
部12が形成してある。前記凹部12の形状はこの実施
の形態において円筒形状に形成してあり、この凹部12
内には円筒状のマウントラバー13が所定の締め代をも
って圧入してある。
【0019】14は前記マウントラバー13の筒状内部
に挿入されるインシュレータシャフトである。このイン
シュレータシャフト14は、マウントラバー13の筒状
内部に挿入される中空状の軸部15と、マウントラバー
13と後述する取付けブラケットとの間に延びるフラン
ジ16とを備えている。このフランジ16の直径はマウ
ントラバー13の直径と略同一にしてある。また、前記
インシュレータシャフト14の軸部15の内周にはねじ
孔17が形成してある。前記軸部15の直径は前記マウ
ントラバー13の筒状内部の内径寸法よりも若干大きい
寸法に形成されており、この軸部15はマウントラバー
13の筒状内部に所定の締め代をもって圧入してある。
尚、前記軸部15の先端には面取り18が施してある。
【0020】19は取付けブラケットで、この取付けブ
ラケット19の所定位置にはボルト挿通孔20が形成し
てある。また、この取付けブラケット19は図外の車体
に固定してある。
【0021】21は取付けボルトで、この取付けボルト
21は取付けブラケット19のボルト挿通孔20に挿通
され、前記インシュレータシャフト14のねじ孔17に
螺合してある。
【0022】前記アクチュエータ11の取付けブラケッ
ト19への取付けは次にように行われる。まず、前記ア
クチュエータ11に形成した凹部12内にマウントラバ
ー13を圧入し、更に、マウントラバー13の筒状内部
にインシュレータシャフト14を、詳しくはインシュレ
ータシャフト14の軸部15を圧入する。この状態で、
前記マウントラバー13及びインシュレータシャフト1
4はアクチュエータ11と一体化されているけれども、
アクチュエータ11からの突出寸法は可及的に小さくな
っており、この状態のアクチュエータ11を取付け位置
に移送する。
【0023】次に、前記取付けブラケット19のボルト
挿通孔20に取付けボルト21を挿通し、この取付けボ
ルト21をインシュレータシャフト14の軸部15に形
成したねじ孔17に螺合する。これによって、前記アク
チュエータ11の取付けが完了する。
【0024】この場合に、前記アクチュエータ11を取
付けブラケット19の取付け位置に移送して、取付けボ
ルト21をインシュレータシャフト14のねじ孔17に
螺合するから、アクチュエータ11の取付けに際して、
アクチュエータ11を取付け位置に仮保持するためにア
クチュエータ11を傾斜させる等の格別の作業必要とし
ない。
【0025】したがって、前記アクチュエータ11の取
付け寸法を小さくでき、容易に取付けることが可能とな
り、自動車の狭隘なエンジンルーム等への配置が有利に
成就できる。
【0026】また、前記インシュレータシャフト14に
はフランジが設けてあることにより、インシュレータシ
ャフト14をマウントラバー13に圧入した状態でアク
チュエータ11を取付け位置に移送する際に、マウント
ラバー13がほかの部品と干渉して傷付くことが未然に
防止できる。
【0027】以上、実施の形態を図面に基づいて説明し
たが、具体的構成はこの実施の形態に限られるものでは
なく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、アンチロックブレ−キ装置のアクチュエータ1
1の取付け構造について述べたが、本発明は、これに限
ることなく、各種基体の取付け構造に適用できる。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、基体の取付けに際し、基体の取付け寸法を可及的
に小さくして、容易に取り付けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す基体の取付け構造の
要部を示す断面図である。
【図2】従来の基体の取付け構造を示す平面図である。
【図3】図2に示す従来の基体の取付け構造の要部を拡
大して示す断面図である。
【符号の説明】
11 アクチュエータ(基体) 12 凹部 13 マウントラバー 14 インシュレータシャフト 17 ねじ孔 19 取付けブラケット 21 取付けボルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付けブラケットにマウントラバーを介
    して取付けられる基体の取付け構造において、前記基体
    の所定位置に形成された凹部と、該凹部内に挿入された
    略筒状のマウントラバーと、該マウントラバーの筒状内
    部に挿入されると共に、ねじ孔を有するインシュレータ
    シャフトと、前記取付けブラケットを貫通して、前記イ
    ンシュレータシャフトのねじ孔に螺合される取付けボル
    トと、を備えてなることを特徴とする基体の取付け構
    造。
  2. 【請求項2】 前記インシュレータシャフトは、前記マ
    ウントラバーと取付けブラケットとの間に延びるフラン
    ジを備えてなることを特徴とする、請求項1記載の基体
    の取付け構造。
JP8204194A 1996-07-16 1996-07-16 基体の取付け構造 Pending JPH1029512A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8204194A JPH1029512A (ja) 1996-07-16 1996-07-16 基体の取付け構造

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JP8204194A JPH1029512A (ja) 1996-07-16 1996-07-16 基体の取付け構造

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JPH1029512A true JPH1029512A (ja) 1998-02-03

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JP8204194A Pending JPH1029512A (ja) 1996-07-16 1996-07-16 基体の取付け構造

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JP (1) JPH1029512A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003008245A1 (en) * 2001-07-19 2003-01-30 Kelsey-Hayes Company Mounting bracket for an electro-hydraulic control unit
EP2218620A1 (fr) * 2009-02-16 2010-08-18 Renault S.A.S. Système de fixation d'un réservoir de liquide de frein déporté
JPWO2019197921A1 (ja) * 2018-04-10 2021-01-07 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングRobert Bosch Gmbh ブレーキ液圧制御装置

Cited By (3)

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