JPH10294979A - 加振器 - Google Patents

加振器

Info

Publication number
JPH10294979A
JPH10294979A JP10287497A JP10287497A JPH10294979A JP H10294979 A JPH10294979 A JP H10294979A JP 10287497 A JP10287497 A JP 10287497A JP 10287497 A JP10287497 A JP 10287497A JP H10294979 A JPH10294979 A JP H10294979A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
magnet
vibrator
coil
wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10287497A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Miyashita
康弘 宮下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kenwood KK filed Critical Kenwood KK
Priority to JP10287497A priority Critical patent/JPH10294979A/ja
Publication of JPH10294979A publication Critical patent/JPH10294979A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加振器の高さを低くすることにより、取付位
置の高さに制限があっても設置が可能な加振器を提供す
る。 【解決手段】軸方向に着磁したリング上の2つのマグネ
ット1,1を同極同士が対向するように且つ、センター
プレート2を挟んで配置して磁気回路を形成し、磁気回
路の内側に外周にコイル3を形成した円柱状の錘り4を
配置するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加振器の構造に係
り、特に薄型することにより設置を容易とした加振器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車載用スピーカにおいて、重
低音を響かせたい場合には大きなキャビネットに収容し
たサブウーハを車のトランクに設置するなどの方法が採
用されているが、車が小さいときや、トランクのスペー
スを犠牲にしたくないとき等、大きなキャビネットを取
り付けることができない場合には、例えば車の座席の下
部の床面等に加振器を取り付けて、床面を振動させるこ
とにより、車室内をキャビネットとして利用して再生す
るようにしている。
【0003】図4は、従来の加振器の例を示し、図にお
いて、中央に柱部が形成され底部にフランジが形成され
たヨーク101のフランジ部の上面に軸方向に着磁され
たリング状のマグネット102を配置し、その上面に前
記柱部の直径よりも大きな孔を有するトッププレート1
03を該孔と前記柱部との間に所定の磁気ギャップが形
成されるように接着剤で固定し磁気回路部が形成され
る。
【0004】トッププレート103の上面には途中に段
部を有して上向きに径が拡がる形状のフレーム104の
底部が固定されており、フレーム104の段部には図3
に示すように2つの径の異なるリングを同心に配置し両
者を曲線部で繋いだ形状で樹脂製の第1の蝶ダンパ10
5の外周が接着されており、第1の蝶ダンパ105の内
周孔にはボイスコイルボビン106がその下端が前記磁
気ギャップに位置するように固定されている。
【0005】ボイスコイルボビン106の外周下端部に
は、線材が磁気ギャップ内に位置するように巻かれてい
て、ボイスコイル107を形成している。フレーム10
4の上端には第二の蝶ダンパ108の外周が取り付けら
れており、第2の蝶ダンパ108の上方には錘り109
が設置されている。錘り109はボイスコイルボビン1
06の上端部とも連結されている。上記構成からなる加
振器本体を収容するように、磁気回路部の底面、即ちヨ
ーク101の底面をケース110の底板に固定し、ケー
ス110を車両の床面などに固定する。
【0006】このように構成された加振器のボイスコイ
ル107にオーディオ信号の特に低音域成分を入力する
ことにより、錘り109が上下に振動を起こす。すると
その反作用として磁気回路及びケース110を介して、
車両の床面が振動することで、車両用オーディオの低音
域を増強するとともに搭乗者に低音域の振動を体感させ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構造の加振器では、錘りがボイスコイルボビンの上部に
位置しているため、高さ方向に大きくなりがちで、特に
車両の座席下部に設置する場合などにおいて、車種によ
ってはシート下クリアランスが小さくて取付ができない
場合があった。
【0008】そこで、本発明の目的は、前記のような従
来の加振器の欠点を解消し加振器の高さを低くすること
により取り付け位置の高さに制限があっても設置を可能
にする加振器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る加振器は、
請求項1記載のものにおいては、中央部軸方向に孔が開
けられかつ軸方向に着磁したマグネットを同極側が対向
するように配置し、その内側に生じる反発磁界内に外周
に線材を巻き付けた錘りをダンパにより所定磁気ギャッ
プを保持するように配置したことを特徴とする。
【0010】請求項2記載のものにおいては、軸方向に
着磁したマグネットを同極側が対向するように配置し、
その外側に生じる反発磁界内に内周に線材を巻き付けた
錘りをダンパにより所定磁気ギャップを保持するように
配置したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の加振器の一実施形態を図
1に基づいて説明する。図1は、加振器の断面図であ
り、図において1、1は軸方向に着磁したリング状の2
つのマグネットであって、N極同士が対向するように間
にリング状のセンタープレート2を挟んで配置されてい
る。このように、2枚のマグネットと1枚のセンタープ
レート2からなる磁気回路の内側に外周に線材を巻き付
けた円柱状の錘り4が配置されている。ここで、巻き付
けられた線材は、コイル3として機能する。
【0012】錘り4の上面及び下面には、それぞれ、硬
質樹脂などで形成されたスペーサ5、5が貼り付けられ
ている。上側のマグネット1の上面と上側のスペーサ5
の上面の間及び、下側のマグネット1の下面と下側のス
ペーサ5の下面の間には、それぞれ蝶ダンパ6、6が取
り付けられており、蝶ダンパ6、6は錘り4の外周に巻
かれたコイル3をセンタプレート2の内周孔との間に形
成された所定幅の磁気ギャップに保持している。
【0013】そして、コイル3へ通電すると、コイル3
と錘り4は一体となって上下方向に移動する。また蝶ダ
ンパ6、6は、図3に示した蝶ダンパ105とほぼ同様
の形状をしており、コイル3の非通電時にコイル3をセ
ンタープレート2の内周から所定の磁気ギャップを有し
た中立点に位置するように支持している。
【0014】ケース7は、前記構成からなる加振器本体
を収容する大きさの略円筒状をしており、底面は車の床
面に取り付けられるべく平坦で、内周面には段部が形成
されている。マグネット1、1及びセンタープレート2
の外周部分はこのケース7の内周面に形成された段部に
固定されている。
【0015】ケース7の上面は、蓋8で覆われ加振器本
体を密封している。また、ケース7の底板周囲にフラン
ジ部が形成され、フランジ部に形成した取付孔に取付ネ
ジを差し込み、車の座席下等の床面等に固定する。この
ように構成された加振器のコイル3には、車載用音響機
器から出力された音楽信号の内、低音域成分が印加され
る。
【0016】このように加振器を構成することにより、
加振器の高さを低く構成することができ、シート下クリ
アランスが小さい車両でも、座席下部に設置することが
できる。
【0017】次に図2に基づいて、本発明の加振器の他
の実施形態について説明する。図2は、加振器の断面図
であり、図において11、11は軸方向に着磁した円盤
状の2つのマグネットであって、N極同士が対向するよ
うに間に円盤状のセンタープレート12を挟んで配置さ
れている。このように、2枚のマグネットと1枚のセン
タープレートからなる磁気回路の外側に内周に線材を巻
き付けたリング状の錘り14が配置されている。ここ
で、巻き付けられた線材は、コイル13として機能す
る。
【0018】錘り14の下面には、樹脂等で形成された
リング状のスペーサ15が貼り付けられている。上側の
マグネット11の上面と錘り14の上面の間及び、下側
のマグネット11の下面と錘り14の下面の間には、そ
れぞれ蝶ダンパ16、16が取り付けられている。蝶ダ
ンパ16、16は図3に示した蝶ダンパ105とほぼ同
様の形状をしており、錘り14の内周に巻かれたコイル
13を、センタプレート12の外周との間に形成され
る、所定幅の磁気ギャップを保持するように支持してい
る。
【0019】そして、コイル13へ通電するとコイル1
3と錘り14は一体となって、上下方向に移動する。ケ
ース17は、前記構成からなる加振器本体を収容する大
きさの略円筒状をしており、底面は車の床面に取り付け
られるべく平坦となっている。
【0020】ケース17の底板の内側中央部には下側の
マグネット11を支持するための突起が形成されてい
る。この突起を中心として、スペーサ15の底面をケー
ス17の底板に貼り付けて加振器本体は、ケース17内
に固定されている。
【0021】ケース17の上面は蓋18で覆われ、加振
器本体を密封している。また、ケース17の底板の周囲
にフランジ部が形成され、フランジ部に形成した取付孔
に取付ネジを差し込み、車の座席下等の床面等に固定す
る。このように構成された加振器のコイル13には、車
載用音響機器から出力された音楽信号の内、低音域成分
が印加される。
【0022】このように磁気回路の外側に錘りを配置し
た場合には、磁気回路を変えずに錘りのサイズを変更す
ることができるので設計に自由度が増し、特性の異なる
加振器を設計することが容易となる。
【0023】
【実施例】本発明の加振器を、車の座席下等の床面に取
り付ける場合について説明したが、これに限らず、本発
明の加振器を小さく製作し、携帯電話装置に内蔵するこ
とで、振動着信報知器として利用することもできる。
【0024】この場合、通常の偏芯錘りを回転させる振
動着信報知器と異なり、コイルに印加する信号の周波数
を種々変更することが容易であるため、様々な振動モー
ドに変更することが可能となる。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る加振器によれば、加振器の
高さを低く構成することができ、取付箇所の高さが小さ
くても、取り付けることができる。
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る加振器の実施例を示す断面図。
【図2】本発明に係る加振器の実施例を示す断面図。
【図3】従来の加振器に用いられる蝶ダンパの平面図。
【図4】従来の加振器を示す断面図。
【符号の説明】
1 マグネット 2 センタープレート 3 コイル 4 錘り 5 スペーサ 6 蝶ダンパ 7 ケース 8 蓋

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部軸方向に孔が開けられかつ軸方向
    に着磁したマグネットを同極側が対向するように配置
    し、その内側に生じる反発磁界内に外周に線材を巻き付
    けた錘りをダンパにより所定磁気ギャップを保持するよ
    うに配置したことを特徴とする加振器。
  2. 【請求項2】 軸方向に着磁したマグネットを同極側が
    対向するように配置し、その外側に生じる反発磁界内に
    内周に線材を巻き付けた錘りをダンパにより所定磁気ギ
    ャップを保持するように配置したことを特徴とする加振
    器。
JP10287497A 1997-04-21 1997-04-21 加振器 Pending JPH10294979A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10287497A JPH10294979A (ja) 1997-04-21 1997-04-21 加振器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10287497A JPH10294979A (ja) 1997-04-21 1997-04-21 加振器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10294979A true JPH10294979A (ja) 1998-11-04

Family

ID=14339053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10287497A Pending JPH10294979A (ja) 1997-04-21 1997-04-21 加振器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10294979A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006013666A1 (ja) * 2004-08-02 2006-02-09 Sharp Kabushiki Kaisha 振動抑制装置およびこれを備えたスターリング機関

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006013666A1 (ja) * 2004-08-02 2006-02-09 Sharp Kabushiki Kaisha 振動抑制装置およびこれを備えたスターリング機関
JP2006046419A (ja) * 2004-08-02 2006-02-16 Sharp Corp 振動抑制装置およびこれを備えたスターリング機関

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100677953B1 (ko) 스피커장치
JP3492983B2 (ja) 振動スピーカ
KR20060049563A (ko) 동전형 여진기 및 이를 이용한 스피커
EP1643799B1 (en) Speaker and manufacturing method of the same
JP2003111189A (ja) スピーカ
JP4768823B2 (ja) スピーカ
JP3271075B2 (ja) スピーカユニット
JPH10294979A (ja) 加振器
JP2004260662A (ja) コアキシャル型複合スピーカ
JP2000253489A (ja) スピーカ
JP2008118331A (ja) スピーカ
JP2000278791A (ja) スピーカ
JPH0974599A (ja) スピーカ装置
JP2007124366A (ja) エキサイタの磁気回路構造
EP3634012B1 (en) Acoustic panel assembly
JP3416764B2 (ja) 振動発生装置
KR102658276B1 (ko) 자성체 진동판을 이용한 평판형 트위터 스피커
JP2003324795A (ja) スピーカおよびその駆動方法
KR102374602B1 (ko) 솔레노이드 스피커
KR200162112Y1 (ko) 박형 스피커
JPH118898A (ja) スピーカ装置
JP2005012694A (ja) 平面スピーカ
JP2005318338A5 (ja)
KR20040078705A (ko) 경량 스피커
JP3057271B2 (ja) スピーカ