JPH10294895A - 画像生成装置 - Google Patents

画像生成装置

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JPH10294895A
JPH10294895A JP9104067A JP10406797A JPH10294895A JP H10294895 A JPH10294895 A JP H10294895A JP 9104067 A JP9104067 A JP 9104067A JP 10406797 A JP10406797 A JP 10406797A JP H10294895 A JPH10294895 A JP H10294895A
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JP
Japan
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image
scene
button
screen
images
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JP9104067A
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Inventor
Kazuyuki Honda
和幸 本田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】全体画像中において少なくとも2つの位置を指
定し、指定された少なくとも2つの位置間を移動する際
の移動画像を生成するのに好適な画像生成装置を提供す
る。 【解決手段】予め新聞等をテレビカメラなどにより高解
像度で撮影した画像をファイル化し、必要に応じてテレ
ビカメラ相当分の部分を取り出し、少なくとも2点を指
定して、その間の移動画面(第1のシーンから第2のシ
ーン)を提供するようにしたものである。なお、一部分
のみを取り出し、それを静止画のように放送すると、シ
ーン1の次にいきなりシーン2になると新聞紙面という
ことで多少違和感がある。そのため、シーン1からシー
ン2へ少しづつ画像が変化する(パンする)画像を生成
し違和感を無くす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像生成装置にかか
り、特に全体画像中において少なくとも2つの位置を指
定し、指定された少なくとも2つの位置間を移動する際
の移動画像を生成するのに好適な画像生成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来技術において、放送での番組とりわ
け新聞記事などを扱う番組では、新聞の記事をテレビカ
メラで撮影し、その映像を放送することが多く行われて
いた。例えば、図2に示すように、新聞の紙面を新聞名
のスーパーを付けて放送するなどである。また、場合に
よっては、同一内容を複数の新聞でどう扱っているかと
か、1つの紙面で複数の題材を放送するなどが行われて
いる。
【0003】通常これらの放送のためには、各新聞をパ
ネルなどに貼付け、前記テーマに沿ってテレビカメラで
撮影することが行われている。予めニュースの台本など
により撮影する新聞や、その記事の場所が判明している
場合、それに合わせてカメラに対して被写体を左右・上
下に移動したり、ズームインしたり、ズームアウトを予
定しておく。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
ピント合わせなどが面倒であったり、多数の新聞の貼付
けを用意する必要があり、その手間や管理が面倒である
といった問題点があった。また、特に重要なニュースが
発生したり、アナウンサーや出演者の発言によっては、
台本とは異なる流れで記事の撮影を行う必要が発生する
こともあり、すばやい検索性が必要であるが、実際は対
応しにくいといった問題点があった。あるいは、テレビ
カメラで撮影したものを静止画化しておき、放送ではそ
の静止画を使用することも行われている。ただし、この
方式では、静止画の切り替えのみで画面が推移するた
め、味気ない映像となること、さらに紙面内で複数の記
事を出したいときに紙面内の位置関係を表現しにくいと
いった問題点があった。
【0005】本発明は、これらの問題点に鑑みてなされ
たもので、予め新聞等をテレビカメラなどにより高解像
度で撮影した画像をファイル化し、必要に応じてテレビ
カメラ相当分の部分を取り出し、少なくとも2点を指定
して、その間の移動画面(第1のシーンから第2のシー
ン)を提供するようにしたものである。なお、一部分の
みを取り出し、それを静止画のように放送すると、例え
ば図2に示すような画像の場合、シーン1の次にいきな
りシーン2になると新聞紙面ということで多少違和感が
ある。そのため、シーン1からシーン2へ少しづつ画像
が変化する(パンする)画像を生成し違和感を無くすこ
とを特徴とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の画像生成装置
は、複数の画像の記録と再生を行い、かつ前記記録再生
される1つの画像中から複数の画像を取り出して画像生
成する画像生成装置に適用されるものであり、次の特徴
を有している。すなわち、1つの全体画像において、少
なくとも2つの位置を指定する指定手段と、上記指定手
段によって指定された少なくとも2つの位置間における
移動画像を生成する移動画像生成手段とを有することを
特徴としている。また、上記移動画像生成手段は、移動
画像のぼかし処理や丸め処理をなどを行うことを特徴と
している。また、上記少なくとも2つの位置を指定する
指定手段は、2次元又は3次元の座標指定により、位置
を指定することを特徴としている。また、全体の画像と
文字列等から成る静止画とを記憶しておき、画像生成の
際に、全体の画像と静止画とを画像合成することを特徴
としている。また、新聞名、その発行年月日日などの当
該画像に特有な具体的データを複数静止画として記憶
し、合成の際に適切なものを用いることを特徴としてい
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に示す一実施の
形態により、更に詳細に本発明について説明する。図1
は、本発明の画像形成装置の一実施の形態を示すブロッ
ク図である。図1において、1は本画像形成装置におけ
るマイクロプロセッサよりなるCPUである。また、2
a,2bは表示メモリであって、いわゆるビデオRAM
である。3a,3bは、記憶画像の幅と高さを記憶して
おく記憶手段であり、具体的にはメモリから構成されて
いる。4a,4bは画像そのものを記憶しておく記憶手
段である画像記憶メモリである。5は、制御用の各種テ
ーブルなどを記憶しておくメモリである。6a,6bは
記憶メモリであり、いわゆるビデオRAMである。7は
ビデオRAM6a,6bの内容を映像信号化するスキャ
ンコンバータであり、具体的にはNTSC(日本や北米
で使用されている映像信号形態)の画像信号を出力す
る。さらに、8はビデオRAM2a,2bの内容を映像
信号化するスキャンコンバータであり、9はCPU1が
各種情報を表示するための表示器(CRT)である。
【0008】ここで、スキャンコンバータ8は、CRT
用のRGB変換を行う。10は、外部の機器制御のため
の汎用のインタフェース回路(I/F)であり、具体的
にはRS−232Cインタフェース回路である。11
は、インタフエース回路10を介してCPU1への指示
を行うキーボードおよびマウスから成る入力部である。
12は外部の機器を制御するための汎用のインタフエー
ス回路(I/F)であり、具体的にはSCSIインタフ
ェース回路である。13は、SCSIインタフェース回
路12を介してCPU1に接続されるハードディスク装
置であり、複数の全体画像を記憶したり、全体画像の情
報を蓄積している。また、14は外部の機器を制御する
ためのSCSIインタフェース回路であり、ここでは図
示していないが、デジタルスチルカメラと接続されてい
る。15は時刻発生器であり、時刻をCPU1へ通知す
る。
【0009】ビデオRAM2a,2b及びビデオRAM
6a,6bは、幅が640ドット、高さが480ドット
の画像を記憶するものである。また、画像記憶メモリ4
a,4bは、幅が1920ドット、高さが1440ドッ
トの画像を記憶するものである。ここで、画像記憶メモ
リ4a,4bは、ビデオRAM2a,2bを利用して各
画面やシーンを表示する際に、画像の縮小化などを行う
ために用いられる。
【0010】図3は、本実施の形態において、表示器9
に表示される操作画面の一例を示すものであり、新聞画
像である現在の画面(NOW)100と次の画面(NE
XT)110が表示されている。現在の画面100や次
の画面110とは、従来技術において、各々のビデオカ
メラで撮影していた各画像に相当する。本実施の形態で
は、現在の画面100や次の画面110内でその1部を
画像として取り出すことが可能である。
【0011】すなわち、図2に示す現在の新聞の画面1
00のうち、実際にはその一部の画像101が送出に供
されている。画像101で示される新聞の一部部分がビ
デオRAM6a又は6bに蓄積されており、スキャンコ
ンバータ7経由でNTSC信号化され、放送に利用され
る。同じく、102で示される新聞の一部部分の画像
は、現在の画面100のうちで、次に送出しようとして
いる画像である。102も同様にビデオRAM6a又は
6bに蓄積されており、例えば、画像101がビデオR
AM6aに蓄積されていれば、画像102はビデオRA
M6bに蓄積されている。画像101,102が上述し
た各シーンに相当する訳である。
【0012】図3において、103,104はボタンと
呼ばれるものであり、ボタン103,104の位置にお
いてマウスのボタンをすばやく押して離す(以下、クリ
ックと表現する)と、CPUlによりそれに応じた動作
が実行される。ボタン103は現在の画面100におい
て、各種指示を行うためのツールを表示させるボタンで
あり、クリックされると後述するシーン指定のためのボ
タンなどの画面を表示する。ボタン104のTAKE
は、クリックされると従来のテレビカメラでのパンやズ
ームイン/ズームアウトの動作に相当する動作を開始さ
せ、シーン1からシーン2への切り替えなどを行う。
【0013】図4は、次の画面110の詳細を示す図で
ある。図示するように、次の画面110には、各種指示
を行うツールを表示させるボタン111と、次の画面を
現在の画面に置き換える指示ボタンであるNEXT T
AKEのボタン112が存在する。
【0014】図5は、ツールボタン103又は111が
クリックされたときに表示されるツール画面120の一
例を示す図であり、現在の画面100や次の画面110
において使用できる各種機能のボタンが表示されてい
る。次に、各ボタンの働きについて説明する。すなわ
ち、ボタン121は、画像全体を変更する際にクリック
する呼び出しボタンである。呼び出しボタン121は、
1枚の画像の呼び出しを行う。呼び出しボタン121の
クリックにより、CPUlはハードディスク13に記憶
されている画像を画像記憶メモリ4a又は4bに蓄積す
る。
【0015】呼び出しwith字幕ボタン122は、画
像と共に記憶している字幕の呼び出しを指示するもの
で、字幕とは例えば図2において符号20で示す新聞名
である。ただし、新聞名の他に、20aから20cで示
すような新聞の発行年月日、及び新聞名と発行年月日の
双方を組み合わせたもの等も作成しておく。合成の際
は、これらの中から適切なものを用いる。つまり、20
は当日の場合使用する字幕であり、20aは同月の場
合、20bは同年の場合に使用する字幕である。
【0016】グリッド表示ボタン123およびグリッド
設定ボタン124は、図8に示すようなグリッド80を
表示したり、その設定を行うためのボタンである。倍率
変更ボタン125は、画面表示の際に倍率を指定するボ
タンである。ここで、倍率変更とは表示器9における表
示自体の倍率を変更するものである。これは、倍率が1
倍の場合、ドット数によっては1画面の全てが表示され
なかったり、位置の設定を行う場合、拡大して見ながら
設定した方がいいなどの要望に応えるためである。
【0017】シーン設定ボタン126は、1枚の画像に
おける先頭のシーンを設定しておくためのボタンであ
り、TAKEボタン104がクリックされた場合は、そ
のシーンの画像が生成される。次シーン設定ボタン12
7は、現在生成しているシーンに対して、次のシーンを
設定するもので、NEXT TAKEボタン112がク
リックされた場合に画像が生成される。
【0018】ズームイン・ズームアウトボタン128
は、シーンの一部分のズームイン/ズームアウトを指定
するボタンであり、シーンの画像サイズを指定すること
となる。通常、1つのシーンは640ドット×480ド
ットの画像から生成されるが、例えば画像のうちで12
80ドット×960ドットの部分を2分の1化し、64
0ドット×480ドットの画像を生成したい場合は、ズ
ームアウトボタンを何度かクリックしその大きさになる
ように設定する。画像の2分の1化とは、大まか説明す
れば、画像記憶メモリ4a又は4bからビデオRAM6
a又は6bへの転送を、1ドットおきに行うことを意味
する。
【0019】なお、映像の品位により、ズームインは2
倍(面積比では4倍)まで、ズームアウトはメモリサイ
ズによりから1/3(面積比では9分の1)まで指定可
能とする。Time設定ボタン129は、シーン切り替
えの際の切り替え時間(NEXT TAKEの際の移り
変わりの時間)を設定するものである。Time設定ボ
タン129がクリックされた場合には、文字入力画面を
表示し、操作員により数値が入力される。数値は、秒以
下の値とし、フレームでの指定が可能である。なお、フ
レームとは、映像信号での1画面を表現する時間であ
り、前述のNTSC信号の場合、1秒は約30フレーム
から構成される。効果設定ボタン130は、シーン切り
替えの際のぼかしの映像効果の程度を設定するものであ
る。
【0020】なお、呼び出しボタン121及び呼び出し
with字幕ボタン122は、現在の画面100(NO
W画面)では使用できないとか、先頭のシーンが設定さ
れていなければ次シーン設定ボタン127は有効となら
ないなどの制限がある。図6は、呼び出しボタン121
がクリックされた場合に表示される画像一覧の画面の例
であり、図示するように、作成日時、名称、サイズ、コ
メントより構成される。
【0021】図6に示す一覧は、その番組で使用する画
像の一覧表示である。CPUlは、図6に示す一覧作成
時に、各画像とその画像のハードディスク13における
格納位置(具体的にはディレクトリ名及びファイル名)
をメモリ5上に記憶しておき、一覧上の画像がクリック
された場合、クリックされた画像をハードディスク13
よりSCSIインタフェース回路12経由で読み込み、
画像記憶メモリ4a又は4bに蓄積し、その幅と高さの
情報をメモリ3a又は3b上に記憶する。
【0022】図6に示すように、画像一覧の画面には追
加呼び出しボタン60があり、このをクリックすること
により呼び出したい画像を指示して、呼び出し実行ボタ
ン62をクリックして一覧に追加する。間違って追加し
た場合、一覧での画像の欄をクリックし、削除ボタン6
1をクリックすることになる。たいていの画像はその日
の新聞であることが多いが、場合によってはそれ以前の
日にちの新聞の画像を使用する場合がある。追加呼び出
しボタン60により、それ以前の日にちの画像も指定可
能である。
【0023】図7は、シーンがズームインしている状態
の一例を示したものである。元のシーンS1は幅640
ドット×高480ドットであり、ズームインしているシ
ーンS2は原画像上では幅320ドット×高240ドッ
トである。当然ながらシーンS2をビデオRAM6a又
は6bに蓄積する際には、画像を拡大(縦、横とも2
倍)して蓄積するわけである。なお、本拡大の機能は、
画像が荒くなることなどの理由から、拡大率の制限など
を設ける。
【0024】図8は表示器(CRT)9上でのシーンの
位置の指定方法を示す図であり、実際に送出したい画面
の左上隅を表示器9の表示画面上の相当位置をクリック
する。通常、表示器9の表示は縮小された表示となるこ
と、また新聞などでは段で構成させることがほとんどで
あるため、位置を指定しやすいように、グリッド線80
を表示している様子を示している。なお、段の大きさは
センチやミリで規定できるが、撮影した画像を表示する
表示器9の解像度により、その大きさが異なることとな
る。そのため、予め用意しておいたグリッド(具体的に
は新聞名や撮影距離などにより、複数種存在する)を用
いた呼び出しと、画面上で設定する方法とがある。
【0025】図9の(a)(b)(c)(d)は、シー
ンの移り変わりにおいて生成される画像例を示したもの
であり、CPUlはTAKEボタン104がクリックさ
れた場合、各シーンの位置(左上隅)をTime設定ボ
タン129による設定に基づいて順次算出し、その各画
像を画像記憶メモリ4a又は4bよりビデオRAM8a
又は8bへ転送する。
【0026】図10の(a)(b)は、シーンの移り変
わりの際のぼかしの映像効果を示したものである。
【0027】また、図11は、映像効果を含める様子を
示したもので、操作員がぼかしの程度のカーブを予め入
力しておき、CPUlはそのカーブに応じてビデオRA
M6a又は6bでの画像に対して映像効果を加える。
【0028】図12の(a)(b)は、シーンの移り変
わりの際の画像生成の様子を示したもので、原シーンと
次のシーンに相当する部分の右上隅の座標((x1,y
1)、(x2,y2))を移り変わりの時間に応じて生
成し、その画像をメモリ転送することになる。なお、画
像はデジタル化しているため、図12に示す座標(x
t,yt)のように、座標は離散的(具体的には整数
値)である。また、本実施の形態では信号形態として日
本や北米で使用されているNTSC信号形態を用いてい
るため、1秒を30フレームとし、フレーム数を求めフ
レーム毎の画像を生成すればよい。
【0029】図13は、CPU1が本実施の形態におけ
るシーンの移り変わりの際に、画像生成(画像移動およ
び効果の生成)する手順を示すフローチャートである。
図示するように、ステップ101において、現シーンの
位置と次シーンの位置を(x1,y1)と(x2,y
2)にそれぞれ代入する。次に、ステップ102におい
て、図5に示すTime設定ボタン129による設定値
をフレーム変換してTmaxとする。ステップ103に
おいて、時刻tを0に設定する。ステップ104におい
て、シーンの移り変わりの位置(xt,yt)を算出す
る(図10の(b)参照)。次に、ステップ105にお
いてビデオRAMに転送し、ステップ106においてぼ
かしが指示されているときはぼかし処理を行う。次に、
ステップ107において、tの値を+1して更新し、ス
テップ106においてtがTmaxになったか否かを判
定する。Tmaxになったと判定された場合には、処理
を終了し、Tmaxになっていないと判定された場合に
は、ステップ104に戻り、ステップ104から106
の処理を繰り返す。すなわち、フレーム毎にステップ1
04〜106の処理が実行される。
【0030】ここで、移り変わりの時間(Time設定
値)が0又は1に設定されている場合には、いきなり次
のシーンヘ移ることとなる。この場合には、移り変わり
の時間は、次のシーンまでを意味するものとして処理さ
れる。
【0031】上記した実施の形態においては、1つのシ
ーンに対して次のシーンを設定するという設定手法を用
いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、当然
ながら、複数のシーンを前もって設定しておくとか、1
つのシーンを出力しているときにそれに続く複数のシー
ンを設定するなどの手法に対応することは容易である。
【0032】また、上記実施の形態においては、指示さ
れた位置を左上隅として処理を行ったが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、当然ながら、指示された位
置をシーンの中央であるなどと設定して処理してもよ
い。また、X,Yの2次元ではなく、X,Y,Xの3次
元により設定することにより、3次元画像を処理するこ
とも可能になる。
【0033】また、上記実施の形態においては、出力前
の画像を640ドット・480ドットとしていたが、言
うまでもなく、その他のドット数でも構わない。また、
当然ながら、1画面を記憶するメモリの構成も他のドッ
ト数でも構わない。また、上記実施の形態においては、
元の画像の幅と高さは、それぞれ1920ドットと14
40ドットとしていたが、言うまでもなく、他のドット
数でも容易に対応できる。また、それに伴い、ズームイ
ン、ズームアウトの倍率の有効範囲を変更して対応する
ことは容易である。
【0034】また、上記実施の形態においては、1画面
の映像を基本的には1つの入力手段より入力するという
事を想定して記述しているが、1つの画面を複数の入力
手段で取込んだり、予めデジタル処理を行った画像でも
構わない。また、上記実施の形態における画像入力手段
として、SCSIインタフエース経由での画像とした
が、IEEE1394やその外のシリアルインタフエー
ス経由での画像、当然ながらFDやMO、CD−ROM
等から読み出した画像でも構わない。
【0035】また、上記実施の形態においては、信号形
態としてNTSCを想定しているが、それ以外の例えば
PALといった信号形態、その外の信号形態であっても
良い。
【0036】また、上記実施の形態においては、ズーム
インやズームアウトの指示を画面上のボタンクリックに
より行ったが、本発明はこれに限定されるものではな
く、三次元の検出が可能なタッチパネルや筆圧タブレッ
ットなどにより処理を行うようにすることは容易であ
る。これにより、3次元の画像処理が可能になる。
【0037】また、上記実施の形態においては、シーン
の切り替えの移動を直線的なものとして説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、曲線などへの応
用は容易である。同様に、ぼかしの効果の指示も、直線
での指示ではなく、曲線などによる指示へ対応すること
は容易である。また映像の効果として、ぼかしだけを例
にして説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、流れるような画像にしたり、丸めるような画像に
したり、さらには複数の画像処理の効果を組み合わせる
なども容易に行うことができる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、高解像度で撮影したデ
ジタル画像をファイル化し、画像の1部分を取り出た
り、複数の部分を取り出し、その部分へ移る画像を再生
することで、TVカメラによる複数シーンの撮影を自動
化でき、その結果、作業が効率的に行えるというメリッ
トがあるとともに、作業ミスを少なくできるというメリ
ットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の画像形成装置の一実施の形態
を示すブロック図。
【図2】図2は、新聞の紙面を新聞名のスーパーを付け
て放送する際の画面の一例を示す図。
【図3】図3は、図1に示す表示器に表示される操作画
面の一例を示す図。
【図4】図4は、図3に示す次の画面の詳細を示す図。
【図5】図5は、図3又は図4に示すツールボタンがク
リックされたときに表示されるツール画面の一例を示す
図。
【図6】図6は、図5に示す呼び出しボタンがクリック
された場合に表示される画像一覧画面の一例を示す図。
【図7】図7は、シーンがズームインしている状態の一
例を示す図。
【図8】図8は、図1に示す表示器(CRT)上でのシ
ーンの位置の指定方法の一例を示す図。
【図9】図9は、シーンの移り変わりで生成される画像
例を示す図。
【図10】図10は、シーンの移り変わりの際のぼかし
の映像効果を示す図。
【図11】図11は、ぼかしの程度を定めるカーブの一
例を示す図。
【図12】図12は、シーンの移り変わりの際の画像生
成の様子を説明するための図。
【図13】図13は、図1に示すCPUが本実施の形態
におけるシーンの移り変わりの際に、画像生成する手順
を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…CPU、2a,2b…ビデオRAM(表示メモ
リ)、3a,3b…メモリ、4a,4b…画像記憶メモ
リ、5…メモリ、6a,6b…ビデオRAM、7,8…
スキャンコンバータ、9…表示器(CRT)、10,1
4…汎用のインタフェース回路(I/F、RS−232
Cインタフェース回路)、11…入力部、12…汎用の
インタフエース回路(I/F、SCSIインタフェース
回路)、13…ハードディスク装置、15…時刻発生
器、100…現在の画面(NOW)、110…次の画面
(NEXT)。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/91 H04N 5/91 N

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像の記録と再生を行い、かつ前
    記記録再生される1つの画像中から複数の画像を取り出
    して画像生成する画像生成装置において、 1つの全体画像において、少なくとも2つの位置を指定
    する指定手段と、 上記指定手段によって指定された少なくとも2つの位置
    間における移動画像を生成する移動画像生成手段とを有
    することを特徴とする画像生成装置。
  2. 【請求項2】 上記移動画像生成手段は、移動画像のぼ
    かし処理や丸め処理をなどを行うことを特徴とする請求
    項1記載の画像生成装置。
  3. 【請求項3】 上記少なくとも2つの位置を指定する指
    定手段は、2次元又は3次元の座標指定により、位置を
    指定することを特徴とする請求項1記載の画像生成装
    置。
  4. 【請求項4】 全体の画像と文字列等から成る静止画と
    を記憶しておき、画像生成の際に、全体の画像と静止画
    とを画像合成することを特徴とする請求項1記載の画像
    生成装置。
  5. 【請求項5】 前記静止画での情報は、新聞名、その発
    行年月日日などの当該画像に特有な具体的データであ
    り、かつ情報の有無により複数記憶されていることを特
    徴とする請求項1記載の画像生成装置。
JP9104067A 1997-04-22 1997-04-22 画像生成装置 Pending JPH10294895A (ja)

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JP9104067A JPH10294895A (ja) 1997-04-22 1997-04-22 画像生成装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006350647A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 Canon Inc 画像表示方法及び画像表示装置

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